JP2003205017A - 錠剤分割装置及びその受け皿 - Google Patents

錠剤分割装置及びその受け皿

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JP2003205017A
JP2003205017A JP2002006822A JP2002006822A JP2003205017A JP 2003205017 A JP2003205017 A JP 2003205017A JP 2002006822 A JP2002006822 A JP 2002006822A JP 2002006822 A JP2002006822 A JP 2002006822A JP 2003205017 A JP2003205017 A JP 2003205017A
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tray
tablet
dividing device
saucer
notch
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JP2002006822A
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English (en)
Inventor
Yoshioki Fujimoto
宜意 冨士本
Kimito Ono
公人 小野
Tetsuo Sakurai
哲男 桜井
Motohiko Osano
元彦 小佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 このような錠剤分割装置では、半分にカット
された錠剤は、受け皿に落ちる。そして、カット作業の
終了後、この受け皿の中のカットされた錠剤を、携帯用
の薬ビン等に移す。この場合、受け皿の一角をビンの口
に当て、徐々に受け皿を傾けることにより、錠剤をビン
の中に入れる。しかしながら、作業を慎重にしないと、
錠剤がこぼれてしまう。このため、受け皿に、先端が先
細りの注ぎ部を形成することも考えられるが、それで
は、受け皿が大きくなってしまう。本願発明は、簡単な
構造で、且つ、錠剤が簡単にビン等に注げる受け皿を提
供することを目的とする。 【解決手段】この受け皿4の奥方のコーナー部の上端に
設けられた切欠11と、この切欠11の下に設けられ前
記受け皿の外方向に突出した突部12とを備えることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠剤等を2つに分
断する錠剤分割装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より病院や調剤薬局においては、処
方箋に基づき患者に錠剤を提供する際、一錠では過剰と
なる処方の場合や飲みにくい場合などには、錠剤を分割
して提供するようにしている。
【0003】この場合、一錠の錠剤を分割する方法とし
て最も簡単な方法は、手作業にて錠剤を切断することで
ある。このため、分割用の割り溝が予め形成されている
錠剤もある。また、実公平6−41546号公報及び米
国特許5,038,475公報に示される様な錠剤カッ
ターも、提案されている。
【0004】しかし、手作業では、能率が悪いため、例
えば実開平3−114241号公報や特開平2−292
57号公報の如き自動分割機が提案されている。
【0005】しかしながら、この分割機は、左右から錠
剤を挟持し、回転カッター(又は、上下に動作される薄
刃カッター)の位置までベルトで搬送する機構であり、
非円形の錠剤については、うまくカットされない恐れが
あった。
【0006】そこで、このような問題点を解消するため
に、特開2001−61945号公報において、錠剤の
先端位置に当接することにより、この錠剤を所定の姿勢
で支持するストッパーを備え、この支持されている錠剤
を直交する方向に移動する横カッター刃で切断する錠剤
分割装置が提案されている。
【0007】しかし、このような錠剤分割装置では、錠
剤の形状が変わる度に、ストッパーと横カッターの距離
間隔を調整する必要があった。
【0008】また、特開2001−137314号公報
において、錠剤の両側から挟持することにより、錠剤の
中心位置を、カッターの位置に合わせる錠剤分割装置が
提案されている。このように、錠剤分割装置では、左右
から挟み込んで中心位置(カット位置)を合わしている
ので、錠剤の大きさ及び形状が少々変わっても、カット
位置は錠剤の中心のままであり、変わることがない。当
然、錠剤の大きさがあまりにも変わった場合には、部品
の交換も含めて調整する必要がある。尚、実際には、こ
のような錠剤は、この錠剤用に調整された他の錠剤分割
装置でカットするようにして、再調整が必要な錠剤はカ
ットしないのが一番である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような錠剤分割装
置では、半分にカットされた錠剤は、受け皿に落ちる。
そして、カット作業の終了後、この受け皿の中のカット
された錠剤を、携帯用の薬ビン等に移す。
【0010】この場合、受け皿の一角をビンの口に当
て、徐々に受け皿を傾けることにより、錠剤をビンの中
に入れる。しかしながら、作業を慎重にしないと、錠剤
がこぼれてしまう。このため、受け皿に、先端が先細り
の注ぎ部を形成することも考えられるが、それでは、受
け皿が大きくなってしまう。
【0011】本願発明は、簡単な構造で、且つ、錠剤が
簡単にビン等に注げる受け皿を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、分割した錠剤
を収納する升形の受け皿を備える錠剤分割装置又は受け
皿自体において、この受け皿4の奥方のコーナー部の上
端に設けられた切欠11と、この切欠11の下に設けら
れ前記受け皿の外方向に突出した突部12とを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】更に、本発明は、前記切欠11は、奥方の
左右の両コーナー部に設けられたことを特徴とする。
【0014】更に、本発明は、前記突部12は、直角の
コーナー部であり、この突部12の下のコーナー部13
に丸みをつけることにより、突起としたことを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を説明する。
【0016】図1は、錠剤分割装置の斜視図である。図
2は、受け皿を引出した図である。図3は、受け皿の斜
視図である。図4は、受け皿の奥方からの図である。図
5は、受け皿の上面図である。図6は、この受け皿の側
面図である。図7はこの受け皿の要部の断面図である。
【0017】図1は、錠剤分割装置の図であり、前述の
特開2001−137314号公報の錠剤分割装置と略
同様の装置である。
【0018】この図1において、1は錠剤が収納される
タブレットケースである。このタブレットケース1は、
着脱自在(交換可能)に取り付けられている。2は錠剤
分割装置本体である。
【0019】3は操作パネルである。4は半分にカット
された錠剤をうける受け皿である。5は電源スイッチで
ある。6,7,8は、カバーである。このカバー6,7
はネジ等により強固に固定されている。8は、開閉自在
のカバーであり、このカバーを開いて、内部の掃除を行
う。
【0020】図2は、受け皿4を引き出した図である。
【0021】図3は、受け皿4の斜視図である。10
は、この受け皿4の前面に設けられた取っ手である。こ
の受け皿4ははぼ升型であり、前面に取っ手10が設け
られている。11は、この受け皿4の奥方のコーナー部
の上端に設けられた切欠である。12はこの切欠11の
下に設けられた突部である。この突部12は、受け皿4
の通常の直角のコーナー部であるが、この突部12の下
方コーナー部13が丸められているため突部となってい
る。
【0022】14は受け皿4の底面14に設けられた肉
厚部である。
【0023】図4は、受け皿4を奥側から見た図であ
る。15は、本体に設けられた受け皿案内用の突起(図
示せず)が入るレール溝である。肉厚部14はこのレー
ル溝15の形成を可能とするために厚肉となっている。
【0024】図5は受け皿4の上面図である。図6は受
け皿4の側面図である。この図5、図6からわかるよう
に、左右のレール溝15を形成するするために、左右に
肉厚部14を設けている。
【0025】図7は、図5のH-H'線の断面図である。前
述したように、この受け皿4の奥方のコーナー部の上端
に切欠11が設けられる。この切欠11の下に突部12
が設けられている。この突部12の下方は丸められたコ
ーナー部13である。
【0026】この受け皿4の操作を説明する。受け皿4
を錠剤分割装置2にセットすると、この錠剤分割装置の
安全装置が解除されて、錠剤分割装置の動作開始指示操
作が可能となる。
【0027】錠剤分割装置により、所定個数の錠剤を分
割する。分割終了後、受け皿4の取っ手10に指を掛け
て受け皿4を引き出す。
【0028】そして、この受け皿4の突部12を薬ビン
(図示せず)の口に掛ける。右手で取っ手10を持って
いる場合は、左手に薬ビンを持ち、左側の突部12を薬
ビンの口に掛けることになる。そして、受け皿4から分
割された錠剤を流し込むように、受け皿4を傾ける。切
欠11の部分を通して分割された錠剤が薬ビンに流れ込
む。
【0029】この時、切欠11部分から分割された錠剤
が流れこむため、奥壁16及び側壁17により流れ込む
量が規制される。このため、多くの錠剤が流れ込み薬ビ
ンの口から外にこぼれることを抑制できる。また、突部
12を薬ビンの口に掛けている。このため、流し込む時
に、受け皿と薬ビンの位置がずれて、薬ビンの口から外
にこぼれることを抑制できる。
【0030】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、簡単な構造
で、且つ、錠剤が簡単にビン等に注ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の錠剤分割装置の斜視図であ
る。
【図2】この錠剤分割装置のもう一つの斜視図である。
【図3】この錠剤分割装置の受け皿の斜視図である。
【図4】この受け皿の奥方からの図である。
【図5】この受け皿の上面図である。
【図6】この受け皿の側面図である。
【図7】この受け皿の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 タブレットケース 2 錠剤分割装置の本体 4 受け皿 11 切欠、 12 突部 13 丸みをおびたコーナー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 哲男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小佐野 元彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割した錠剤を収納する升形の受け皿
    (4)を備える錠剤分割装置において、この受け皿
    (4)の奥方のコーナー部の上端に設けられた切欠(1
    1)と、この切欠(11)の下に設けられ外方向に突出
    した突部(12)とを備えることを特徴とする錠剤分割
    装置。
  2. 【請求項2】 前記切欠(11)は、奥方の左右コーナー
    部に設けられたことを特徴とする請求項1の錠剤分割装
    置。
  3. 【請求項3】 前記突部(12)は、直角のコーナー部
    であり、この突部(12)の下のコーナー部(13)に
    丸みをつけることにより、突起としたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2の錠剤分割装置。
  4. 【請求項4】 錠剤分割装置の内部に配置され分割した
    錠剤を収納する升形の受け皿(4)において、この受け
    皿(4)の奥方のコーナー部の上端に設けられた切欠
    (11)と、この切欠(11)の下に設けられ外方向に
    突出した突部(12)とを備えることを特徴とする受け
    皿。
  5. 【請求項5】 前記切欠(11)は、奥方の左右コーナー
    部に設けられたことを特徴とする請求項4の受け皿。
  6. 【請求項6】 前記突部(12)は、直角のコーナー部
    であり、この突部(12)の下のコーナー部(13)に
    丸みをつけることにより、突起としたことを特徴とする
    請求項4又は請求項5の受け皿。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020174791A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社タカゾノ 錠剤分割装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020174791A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社タカゾノ 錠剤分割装置
JP7345159B2 (ja) 2019-04-16 2023-09-15 株式会社タカゾノ 錠剤分割装置

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