JP2001031191A - アンプルカッター - Google Patents

アンプルカッター

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JP2001031191A
JP2001031191A JP11199585A JP19958599A JP2001031191A JP 2001031191 A JP2001031191 A JP 2001031191A JP 11199585 A JP11199585 A JP 11199585A JP 19958599 A JP19958599 A JP 19958599A JP 2001031191 A JP2001031191 A JP 2001031191A
Authority
JP
Japan
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ampoule
cut
ampule
box
wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11199585A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hagiwara
隆幸 萩原
Akihiro Nagai
昭博 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンプルを安全、簡単且つ確実にカットするこ
とができ、カット後切断片に全く触れることなく、安全
に廃棄しうるアンプルカッターの提供。 【解決手段】箱体天板の前部を内角120〜160°で
下方へ傾斜させ、傾斜壁と前面壁との間にアンプルカッ
ト用開口部を設け、傾斜壁下縁が前面壁上縁より内側に
位置するようにし、箱体の天板又は側壁の少なくとも1
カ所にカットしたアンプル枝部の取り出し口を設け、さ
らにカット時、アンプルに加えた力により箱体が転倒す
ることがないよう底板を前方にせり出させて突出部を形
成させたアンプルカッターが前記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、初心者でも安全、
簡単且つ確実にアンプルをカットすることができるアン
プルカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンプルをカットする場合その操
作を容易にするため、予め絞り部にカットキズをつけた
り、カラーカット用の特殊なエナメルを焼き付けて絞り
部に強度の弱い部分を作っておき、強度の弱い部分を引
っ張り側に指で加圧し、対抗する圧縮側へ折り取るので
あるが、同じようにアンプル絞り部に指で力を加えてカ
ットしてもカット時破断面に突起部を形成するものが発
生する。このため安全面で問題があった。これまでにも
アンプルを安全にカットするためのアンプルカッターに
ついて種々の提案がなされている。たとえば実公平60
−138539号には、箱体の一側壁に長方形のアンプ
ル枝部カット用「抜き孔」を設け、その孔にアンプル枝
部を差し込んでアンプル絞り部を孔の上辺突出部にあて
がって下方に力を加えることにより、曲モーメントを働
かせてアンプル枝部をカットするアンプルカッターが示
されている。しかしながら、この技術においてはアンプ
ルカット用の「抜き孔」が、垂直壁の一部を抜き取って
設けられているので、カットされたアンプル枝部が箱体
の内側に落下せず「抜き孔」にぶら下がったり、箱体の
外側に落ちるという現象が起きる。また箱体を固定する
ため底部に吸盤がつけられていても、対応する面の状態
によりその機能が十分に発揮されない場合は、カット時
一方の手で箱体を押さえないと箱体が転倒する恐れがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、通常用
いられる1〜20ml容のいずれのアンプルにも適用で
き、片手でも安全、簡単にカットでき、かつ折り取った
アンプル枝部を確実に箱体内に落下収容させ、後に直接
手に触れる事なく取り出し口から廃棄しうるアンプルカ
ッターを作製するため鋭意研究を重ねた。
【0004】
【課題を解決するための手段】その結果、箱体天板の前
部を下方へ傾斜させ傾斜壁と前面壁との間にアンプルカ
ット用開口部を設け、傾斜壁下縁が前面壁上縁より内側
に位置するようにし、箱体の天板又は側壁の少なくとも
1カ所にカットしたアンプル枝部の取り出し口を設け、
さらにカット時、アンプルに加えた力により箱体が転倒
することがないよう底板を前方にせり出させて突出部を
形成させたアンプルカッターが前記課題を全て解決する
ことを知り、さらに研究を重ねて本発明を完成した。す
なわち、本発明は、 (1)箱体(1)の天板(10)の前部を内角120〜
160°で下方へ傾斜させた傾斜壁(3)を設け、傾斜
壁(3)と前面壁(2)との間にアンプルカット用開口
部(4)を設け、傾斜壁(3)の下縁(5)が前面壁
(2)の上縁(6)より内側に位置するようにし、箱体
(1)の天板(10)または側壁の少なくとも1カ所に
カットされたアンプル切断片の取り出し口(11)を設
け、箱体の底板(12)を前方水平方向にせり出させた
底板突出部(9)を設けたことを特徴とするアンプルカ
ッター。 (2)アンプルをカットするとき、アンプルの中心線
(A−A′)と水平線とのなす角度(b)が30〜70
°となるよう開口部(4)が設計された前記(1)記載
のアンプルカッター、および (3)傾斜壁の下縁(5)に段差をつけた開口部(4)
を有する前記(1)記載のアンプルカッター、である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明をその一実施例である〔図
1〕および〔図2〕により以下により詳しく説明する。
〔図1〕および〔図2〕における箱体(1)の天板(1
0)の前部に形成した傾斜壁(3)の傾斜角度(a)は
内角120〜160°、好ましくは130〜150°で
下方向に傾斜させる。傾斜壁(3)と前面壁(2)との
間に、アンプル枝部を挿入してカットするための開口部
(4)を設ける。傾斜壁下縁(5)の位置は前面壁
(2)の上縁(6)より内側に位置させる。この傾斜壁
の下縁(5)と前面壁の上縁(6)との位置関係によ
り、アンプル枝部はカットされたとき、確実に箱体の内
部のアンプル切断片収容部(7)に落下する。またこの
開口部(4)は、本アンプルカッターを操作する者にと
って見易く、且つアンプル枝部を挿入し易い位置にある
ので、一連のアンプル枝部のカット操作は極めて容易に
実施できる。この開口部(4)は、アンプル枝部を挿入
した後、カットキズ(8)を上側にし、前面壁の上縁
(6)とアンプル絞り部を接触させて胴部を押し下げる
と、アンプル枝部は容易に折り取られてアンプル切断片
収容部(7)に収容される。
【0006】アンプル枝部を開口部(4)に挿入してカ
ットする際、アンプル内の薬液がアンプル枝部に流れ込
まないよう角度を保って挿入することが望ましい。この
ためアンプル挿入時薬液をアンプル枝部に流入させず、
且つカット時薬液がアンプル外に飛び散らないようにす
るためには、アンプルカッターにアンプルを挿入した時
アンプルの中央線(A−A′)と水平線とのなす角度
(b)が30°以上、好ましくは45°以上となるよう
開口部(4)の高さを調整しておけばよい。開口部の高
さの調整は、〔図1〕に示すごとく傾斜壁下縁(5)に
段差をつけておき、アンプルの大きさに応じて適切な箇
所でカットすればよい。アンプルをアンプルカッターに
挿入し、アンプル胴部を持って下方に力を加えるとき、
箱体(1)が前方に転倒する恐れがある。そこでこれを
防ぐため、底板(12)を前方にせり出させた底板突出
部(9)を設けた。この底板突出部(9)を設けること
により、操作する者は片手で容易にアンプルをカットす
ることが可能である。また、必要により使用済アンプル
胴部をカッター内に一時収容しておくことも可能であ
る。
【0007】収容されたアンプル切断片は、箱体(1)
の天板または側壁の少なくとも1カ所に設けられたアン
プル切断片取り出し口(11)から取り出すことができ
る。本発明のアンプルカッターの材質は、プラスチッ
ク、金属等を用いることができるが、加工性、透明性、
費用面等の観点からプラスチックが好ましい。
【0008】
【発明の効果】本発明のアンプルカッターは、アンプル
をその薬液がアンプル枝部に流入しないよう開口部
(4)から挿入して、アンプル絞り部を前面壁の上縁
(6)に当て、アンプル胴部をもって押し下げるだけ
で、初心者でも安全、簡単且つ確実にアンプルをカット
することができる。しかも切断されたアンプルには全く
手を触れることなく廃棄することができるうえ、アンプ
ル切断の際、片手で操作しても箱が転倒することはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明アンプルカッターの斜視図
【図2】本発明アンプルカッターの断面図
【符号の説明】
(1)箱体 (2)前面壁 (3)傾斜壁 (4)開口部 (5)傾斜壁下縁 (6)前面壁上縁 (7)アンプル切断片収容部 (8)アンプルカットキズ (9)底板突出部 (10)天板 (11)アンプル切断片取出口 (12)底板 (a)傾斜壁の傾斜角度 (b)アンプル中心線(A−A′)と水平線のなす角度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体(1)の天板(10)の前部を内角1
    20〜160°で下方へ傾斜させた傾斜壁(3)を設
    け、傾斜壁(3)と前面壁(2)との間にアンプルカッ
    ト用開口部(4)を設け、傾斜壁(3)の下縁(5)が
    前面壁(2)の上縁(6)より内側に位置するように
    し、箱体(1)の天板(10)または側壁の少なくとも
    1カ所にカットされたアンプル切断片の取り出し口(1
    1)を設け、箱体の底板(12)を前方水平方向にせり
    出させた底板突出部(9)を設けたことを特徴とするア
    ンプルカッター。
  2. 【請求項2】アンプルをカットするとき、アンプルの中
    心線(A−A′)と水平線とのなす角度(b)が30〜
    70°となるよう開口部(4)が設計された請求項1記
    載のアンプルカッター。
  3. 【請求項3】傾斜壁の下縁(5)に段差をつけた開口部
    (4)を有する請求項1記載のアンプルカッター。
JP11199585A 1999-07-13 1999-07-13 アンプルカッター Withdrawn JP2001031191A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075817A1 (en) * 2004-03-25 2006-07-20 Hoon-Choul Joung Ampeul cutting device for suction glass particles
US8171578B2 (en) 2007-07-31 2012-05-08 Toto Ltd. Water discharge system
CN106542477A (zh) * 2015-09-17 2017-03-29 牛刚 一种安瓿瓶开启装置

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US8171578B2 (en) 2007-07-31 2012-05-08 Toto Ltd. Water discharge system
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Effective date: 20061003