JP2003204860A - 簡易ハンガー - Google Patents

簡易ハンガー

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JP2003204860A
JP2003204860A JP2002007208A JP2002007208A JP2003204860A JP 2003204860 A JP2003204860 A JP 2003204860A JP 2002007208 A JP2002007208 A JP 2002007208A JP 2002007208 A JP2002007208 A JP 2002007208A JP 2003204860 A JP2003204860 A JP 2003204860A
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Tomio Shirasawa
富男 白澤
Yasuo Nishigaki
康雄 西垣
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Aco Co Ltd
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WAVE KK
Aco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準化が容易であり、かつ、容易に破壊され
ることがないこと。 【解決手段】 自己の弾性力でその状態を保持する保持
部11と、保持部11の下部に形成されたストッパー部
12と、両者間に形成された一対の軸受部13とを1本
の線材で形成してなる本体10と、その軸受部13に両
端が軸支され、外力を加えた状態で本体10のストッパ
ー部12で回動が拘束される受部22を形成するフック
20と、通常状態で本体10の保持部11で回動が拘束
される方向に弾性力を付与するスプリング30とを具備
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易ハンガーに関
するもので、特に、式場、各種集会場の椅子、畳み椅子
等の椅子に軽量なハンドバック等を引掛けるように機能
する簡易ハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易ハンガーの事例として実用新
案登録第3058957号公報に掲載の技術を挙げるこ
とができる。
【0003】図8は従来の簡易ハンガーを示す通常状態
の斜視図、図9は従来の簡易ハンガーの使用状態の断面
図である。
【0004】図において、棒状体1の外径が太さ約19
mm正方の角柱体である。棒状体1を掴むような断面逆
L字状の幅50mm、肉厚3mmのフックベース2と、
その上面から前面にかけて設けた幅20mmの切欠部に
収まる略同形同厚のフック3を、それぞれポリアセター
ル樹脂で成形し、それらの前下部に設けた共通の通し孔
に2mm径のスチール製ピン4を通して軸支する。ま
た、その軸支した部分に設けるスプリング6は、0.2
6mm径のスチール線材を平均径5.5mmで4.25
回巻きのコイル状としてその両端をそれぞれ8mmずつ
直に延長し、その延長部をフック3及びフックベース2
に設けた小凹所にコイルの弾性復元力で収めるようにし
ている。
【0005】このように構成された従来の簡易ハンガー
は、手提げバックの置き場に困るようなときでも、簡単
に、これを掛けることができ、取付けた椅子等の美観の
妨げにもならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、各種式場
に手提げバックを携帯して出席したとき、手提げバック
を下に置くことなく、これを簡易ハンガーに掛止でき
る。
【0007】特に、フック3の最後端部に形成した突起
5は、フック3が約90度回動して手提げを掛ける状態
になったときに棒状体1に当接してそれ以上の回動を防
止するからその状態で安定し、手提げバックを掛けるこ
とができる。
【0008】しかし、手提げバック等の掛けるものの重
量が大きいと、突起5とスチール製ピン4からなる軸支
との距離が短いから、「てこの原理」により、フックベ
ース2と棒状体1との係合により係合部分が破壊され
て、手提げバックが落下するだけではなく、フックベー
ス2の係合部分が破壊と同時に飛散する可能性があっ
た。
【0009】また、全体を合成樹脂で形成しているため
に、棒状体1の塗膜によっては同一規格のパイプ材を使
用していても使用できない場合があり、標準化が困難で
あった。特に、装着状態が良くないと、手提げバックを
取外したとき、フック3がスプリング6の弾性力を受け
てパイプ材と衝突し、簡易ハンガーの装着が離れる可能
性があった。
【0010】そこで、本発明は、標準化が容易であり、
かつ、容易に破壊されることのない簡易ハンガーの提供
を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる簡易ハ
ンガーは、椅子の背凭れの上部に装着され、自己の弾性
力で取付状態を維持する保持部と、前記保持部の下部に
形成されたストッパー部と、前記保持部とストッパー部
との間に形成された一対の軸受部とを略1本の線材で形
成してなる本体と、前記本体の一対の軸受部に両端が外
側または内側から挿入されて軸支され、通常状態で前記
本体の保持部で回動が拘束される位置となり、外力を加
えた状態で前記本体のストッパー部で回動が拘束される
受部を形成するフックと、前記本体と前記フックとは通
常状態で前記本体の保持部で回動が拘束される方向に弾
性力を付与するスプリングとを具備するものである。
【0012】したがって、本体の保持部を椅子の背凭れ
の上部に装着し、そのフックは本体の一対の軸受部に軸
支され、スプリングによって通常状態で本体の保持部で
回動が拘束される位置となっており、フックの受部に手
提げバック等を掛けると、本体のストッパー部でフック
の回動が拘束され、その状態で安定し、手提げバックを
掛けることができる。また、自己の弾性力でその状態を
保持する保持部は、椅子の背凭れの上部の形状に合わせ
て把持し、容易に外れないから、安定した取付状態が維
持でき、かつ、保持部は自己の弾性力でその状態を保持
できるものであり、多少の寸法精度が変化しても、自己
の弾性力でその状態を保持するから、安定した取付状態
となる。
【0013】ここで、椅子の背凭れの上部に装着され、
自己の弾性力でその状態を保持する保持部は、自己の弾
性力で椅子の背凭れの上部を把持し、容易に外れないよ
うにするために、側面から見て略逆U字状または略逆凹
字状の形状とし、背凭れの上部を挟んで押圧力を付与す
る並行部分を形成するものであればよい。好ましくは、
自己の弾性力で椅子の背凭れの上部を把持し、容易に外
れないように保持部の寸法を形成するのがよい。そし
て、側面から見て略逆U字状または略逆凹字状の形状と
は、開放端部が必ずしも平行に開口している場合のみで
なく、装着が容易な拡口、締付けが容易な縮口の形態を
も含むものである。
【0014】また、一部に金属片を溶接したり、ゴム片
またはエラストマーで外被を形成し、椅子の背凭れの上
部に対する単位面積あたりの押圧力を小さくしたり、接
触抵抗を大きくするように構成してもよい。
【0015】前記保持部の下部に連続して形成されたス
トッパー部は、前記保持部の下部から直線状に連続して
ストッパー部を形成してもよいし、または、前記保持部
の下部から椅子の背凭れから離れる方向に折曲させてス
トッパー部を形成してもよいし、また、その一部に金属
片を溶接して形成してもよい。勿論、合成樹脂片、合成
ゴム片を取付けても良い。
【0016】そして、前記保持部とストッパー部との間
に形成された一対の軸受部は、一対の軸受部となる嵌合
孔を形成した金属片として形成することができる。
【0017】いずれにせよ、前記保持部とストッパー部
と軸受部とを略1本の線材で形成してなる本体は、前記
保持部とストッパー部と軸受部とを1本の線材で形成し
てなる本体、または、前記保持部、ストッパー部、軸受
部のいずれか1つの部分またはその一部分を金属片とし
たもの或いは合成樹脂片とした形態とすることができ
る。
【0018】また、前記本体の一対の軸受部に両端が外
側から挿入されて軸支されるフックは、正面から見て略
二等辺三角形または略逆T字状であり、かつ、側面から
見て略U字状または略凹字状を呈している。そして、前
記本体の保持部で回動が拘束され、また、前記本体のス
トッパー部で回動が拘束され、その間が回動自在となっ
ている。
【0019】そして、通常状態で前記本体の保持部で回
動が拘束される方向に弾性力を付与するスプリングは、
コイルスプリング、スプリング板とすることができる。
いずれにせよ、前記本体の保持部とストッパー部で回動
が拘束される範囲を、回動自在となるように弾性結合で
きればよい。
【0020】請求項2にかかる簡易ハンガーの前記フッ
クは、前記軸受部に軸支される両端部分を略コ字状また
は略U字状に折曲し、中央部を略逆U字状に折曲してな
るものである。この略コ字状または略U字状に折曲した
部分は、前記本体の保持部に2度当接することができる
から、前記フックが安定した停止状態となる。
【0021】請求項3にかかる簡易ハンガーの前記本体
の少なくとも保持部は、形状記憶合金としたものである
から、所定の温度に上げて取付ければ、容易に離脱でき
なくなり、安定した取付状態となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の簡易ハンガーの各
実施の形態について説明する。
【0023】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハンガーの通
常状態の斜視図、図2は本発明の実施の形態1にかかる
簡易ハンガーの通常状態の側面図で、図3は本発明の実
施の形態1にかかる簡易ハンガーの引掛け状態の斜視
図、図4は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハンガー
の引掛け状態の側面図である。また、図5は本発明の実
施の形態1にかかる簡易ハンガーの使用状態の斜視図で
ある。
【0024】図において、公知の椅子50は、座53及
び背凭れ51部分を含む金属骨組54からなり、椅子5
0の背凭れ51にはその外縁を金属骨組54を構成する
角パイプ52が形成している。
【0025】椅子50の背凭れ51の角パイプ52の上
部に引掛けられて取付けられ、自己の弾性力でその取付
け状態を保持する保持部11と、保持部11の下部に連
続して形成されたストッパー部12と、保持部11とス
トッパー部12との間に形成された一対の軸受部13と
を1本の線材で形成し、それで本体10を構成してい
る。即ち、1本の線材を折曲して、中央にU字状に彎曲
させた保持部11、一対の軸受部13、一対のストッパ
ー部12を連続形成している。
【0026】自己の弾性力でその取付け状態を保持する
保持部11は、椅子50の背凭れ51を形成するパイプ
の周囲を把持する形状となるように、パイプの断面外周
が保持部11の側面外周に同一またはそれよりも若干小
さく形成される。この実施の形態では逆凹字状に形成さ
れている。ストッパー部12は、椅子50の背凭れ51
の後方面側に位置するもので、背凭れ51側から0〜3
0度に背凭れ51側から浮き上がるように折曲される。
保持部11と背凭れ51との間には、保持部11の下部
を1ターン以上巻回し、ストッパー部12の上部に繋が
っている。保持部11の下部を1ターン以上巻回するこ
とにより、ストッパー部12が背凭れ51側から0〜3
0度連続して浮き上がるようになっている。
【0027】また、本体10の一対の軸受部13に両端
が外側から軸端部21が挿入されて軸支され、通常状態
で本体10の保持部11で回動が拘束され、椅子50の
背凭れ51の上部に引っかかる位置となり、外力を加え
た状態で本体10のストッパー部12で回動が拘束さ
れ、側面略U字状の受部22を形成するフック20は、
軸受部13に軸支される両端部分の軸端部21を含み、
略コ字状に折曲し、側面略U字状の受部22の中央部を
正面略逆U字状に彎曲させている。
【0028】したがって、本体10の一対の軸受部13
に軸端部21が軸支され、通常状態で、本体10の保持
部11でフック20のb点が当接してフック20の回動
が拘束され、椅子50の背凭れ51の上部の取付け位置
となり、外力を加えた状態では本体10のストッパー部
12でフック20のa点が当接してフック20の回動が
拘束される。
【0029】スプリング30は、通常状態で本体10の
保持部11で回動が拘束される方向に弾性力を付与する
スプリング30を有している。スプリング30は、フッ
ク20の軸端部21にコイル部分が挿入され、本体10
のストッパー部12とフック20の受部22との間に配
設され、フック20を椅子50の背凭れ51方向に弾性
力を付与している。
【0030】このように、椅子50の背凭れ51の上部
に装着され、自己の弾性力でその状態を保持する略逆凹
字状の保持部11と、保持部11の下部に形成されたス
トッパー部12と、保持部11とストッパー部12との
間に形成された一対の軸受部13とを1本の線材で形成
してなる本体10と、本体10の一対の軸受部13に両
端が外側から挿入されて軸支され、通常状態で本体10
の保持部11で回動が拘束される位置となり、外力を加
えた状態で本体10のストッパー部12で回動が拘束さ
れる受部22を形成するフック20と、本体10とフッ
ク20とは、通常状態で本体10の保持部11で回動が
拘束される方向に弾性力を付与するスプリング30とを
具備するものである。
【0031】このように、略逆凹字状の保持部11を外
力を付与して角パイプ52の外周に装着させ、椅子50
の背凭れ51の上部に装着する。このとき、フック20
は本体10の一対の軸受部13に両端が外側から挿入さ
れて軸支されており、スプリング30によって通常状態
で本体10の保持部11で回動が拘束される位置となっ
ている。
【0032】ここで、外力を加えた状態でフック20の
受部22に手提げバック等を掛けると、本体10のスト
ッパー部12でフック20の回動が拘束され、その状態
で安定し、手提げバックを掛けることができる。
【0033】実施の形態2 図6は本発明の実施の形態2にかかる簡易ハンガーの通
常状態の側面図で、図7は本発明の実施の形態2にかか
る簡易ハンガーの使用状態の斜視図である。なお、ここ
では実施の形態1の構成部分と同一または相当部分には
同一符号または記号を付与し、重複する説明を省略し、
相違点のみ説明する。
【0034】図において、椅子50の背凭れ51の丸パ
イプ62の上部に取付けられ、自己の弾性力でその取付
状態を保持する保持部41と、保持部41の下部に連続
して形成されたストッパー部12と、保持部41とスト
ッパー部12との間に形成された一対の軸受部13とを
1本の線材で形成し、それで本体40を構成している。
自己の弾性力でその取付状態を保持する保持部41は、
椅子50の背凭れ51を形成する丸パイプ62の周囲を
把持する形状となるように、丸パイプ62の断面外周が
保持部41の側面外周に同一またはそれ以下に形成され
る。この実施の形態では逆U字状に形成されている。
【0035】このように、本発明の簡易ハンガーは、椅
子50の背凭れ51の上部に装着され、自己の弾性力で
取付状態を維持する略逆U字状の保持部11と、保持部
11の下部に形成されたストッパー部12と、保持部1
2とストッパー部12との間に形成された一対の軸受部
13とを1本の線材で形成してなる本体10と、本体1
0の一対の軸受部13に両端が外側から挿入されて軸支
され、通常状態で本体10の保持部12で回動が拘束さ
れる位置となり、外力を加えた状態で本体10のストッ
パー部12で回動が拘束される受部22を形成するフッ
ク20と、本体10とフック20とは、通常状態で本体
10の保持部12で回動が拘束される方向に弾性力を付
与するスプリング30とを具備するものである。
【0036】このように、略逆U字状の保持部11を外
力を付与して丸パイプ62の外周に装着させ、椅子50
の背凭れ51の上部に装着する。このとき、フック20
は本体10の一対の軸受部13に両端が外側から挿入さ
れて軸支されており、スプリング30によって通常状態
で本体10の保持部11で回動が拘束される位置となっ
ている。
【0037】ここで、外力を加えた状態でフック20の
受部22に手提げバック等を掛けると、本体10のスト
ッパー部12でフック20の回動が拘束され、その状態
で安定し、手提げバックを掛けることができる。
【0038】本実施の形態の椅子50の背凭れ51の上
部に装着され、自己の弾性力でその状態を保持する保持
部11は、丸パイプ62または角パイプ52に合わせ
て、略逆U字状または略逆凹字状の形状として自己の弾
性力で椅子50の背凭れ51の上部を把持し、容易に外
れないから、安定した取付状態が維持できる。特に、保
持部11は自己の弾性力でその状態を保持できるもので
あり、多少の丸パイプ62または角パイプ52の寸法精
度が変化しても、自己の弾性力でその状態を保持するか
ら、安定した取付状態となる。
【0039】また、本実施の形態では、保持部11の下
部に形成されたストッパー部12を有しており、かつ、
一対の軸受部13から所定の長い距離離れることができ
るから、機械的負担が軽くなり、全体として機械的強度
を増加させることができる。
【0040】そして、本体10の一対の軸受部13に両
端が外側から挿入されて軸支されるフック20は、正面
から見て略二等辺三角形または略逆T字状に形成でき、
本体10の保持部11で回動が拘束され、また、本体1
0のストッパー部12で回動が拘束され、その間が回動
自在となっているから、極限を含めて動作範囲内でフッ
ク20が丸パイプ62または角パイプ52に直接外力を
与えることがない。しかし、本発明を実施する場合に
は、保持部11が丸パイプ62または角パイプ52に対
して安定した保持状態となるから、保持部11側のスト
ッパー機能を廃止してもよい。
【0041】なお、本体10の少なくとも保持部11
を、形状記憶合金で形成したものでは、椅子50の背凭
れ51の上部の丸パイプ62または角パイプ52に装着
するとき、保持部11を御湯等で70度以上の温度に加
熱しておき、そして、常温で自己の弾性力で丸パイプ6
2または角パイプ52に合わせて、その状態を保持する
ようにしたものでは、より安定した装着状態が維持でき
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の簡易ハ
ンガーは、椅子の背凭れの上部に装着され、自己の弾性
力で取付状態を維持する保持部と、前記保持部の下部に
形成されたストッパー部と、前記保持部とストッパー部
との間に形成された一対の軸受部とを略1本の線材で形
成してなる本体と、前記本体の一対の軸受部に両端が挿
入されて軸支され、外力を加えた状態で前記本体のスト
ッパー部で回動が拘束される受部を形成するフックと、
前記本体と前記フックとは、通常状態で前記本体のスト
ッパー部の反対方向側に弾性力を付与するスプリングと
を具備するものである。
【0043】したがって、本体の保持部を椅子の背凭れ
の上部に装着し、そのフックは本体の一対の軸受部に軸
支され、スプリングによって通常状態で本体の保持部で
回動が拘束される位置となっており、フックの受部に手
提げバック等を掛けると、本体のストッパー部でフック
の回動が拘束され、その状態で安定し、手提げバックを
掛けることができる。また、自己の弾性力でその状態を
保持する保持部は、椅子の背凭れの上部の形状に合わせ
て把持し、容易に外れないから、安定した取付状態が維
持でき、かつ、保持部は自己の弾性力でその状態を保持
できるものであり、多少の寸法精度が変化しても、自己
の弾性力でその状態を保持するから、安定した取付状態
となる。よって、標準化が容易であり、かつ、容易に破
壊されることがなくなる。
【0044】請求項2の簡易ハンガーの前記フックは、
前記軸受部に軸支される両端部分を略コ字状に折曲し、
中央部を略逆U字状または略U字状に折曲してなるもの
であるから、請求項1に記載の効果に加えて、この略U
字状に折曲した部分は、前記本体のストッパー部に当接
することができるから、前記フックが安定した停止状態
となる。
【0045】請求項3にかかる簡易ハンガーの前記本体
の少なくとも保持部は、形状記憶合金としたものである
から、所定の温度に上げて取付ければ、容易に離脱でき
なくなり、安定した取付状態となる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハ
ンガーの通常状態の斜視図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハ
ンガーの通常状態の側面図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハ
ンガーの引掛け状態の斜視図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハ
ンガーの引掛け状態の側面図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態1にかかる簡易ハ
ンガーの使用状態の斜視図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態2にかかる簡易ハ
ンガーの通常状態の側面図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態2にかかる簡易ハ
ンガーの使用状態の斜視図である。
【図8】 図8は従来の簡易ハンガーを示す通常状態の
斜視図である。
【図9】 図9は従来の簡易ハンガーの使用状態の断面
図である。
【符号の説明】
10 本体 11 保持部 12 ストッパー部 13 軸受部 20 フック 22 受部 30 スプリング
フロントページの続き (72)発明者 西垣 康雄 京都府京都市山科区椥辻平田町164 ウエ イブ株式会社内 Fターム(参考) 3K100 AA03 AD07 AE14 AF12 AH22 AJ03 AJ05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子の背凭れの上部に装着され、自己の
    弾性力で取付状態を維持する保持部と、前記保持部の下
    部に形成されたストッパー部と、前記保持部とストッパ
    ー部との間に形成された一対の軸受部とを略1本の線材
    で形成してなる本体と、 前記本体の一対の軸受部に両端が挿入されて軸支され、
    外力を加えた状態で前記本体のストッパー部で回動が拘
    束される受部を形成するフックと、 前記本体と前記フックとは、通常状態で前記本体のスト
    ッパー部の反対方向側に弾性力を付与するスプリングと
    を具備することを特徴とする簡易ハンガー。
  2. 【請求項2】 前記フックは、前記軸受部に軸支される
    両端部分を略コ字状に折曲し、中央部を略逆U字状また
    は略U字状に折曲してなることを特徴とする請求項1に
    記載の簡易ハンガー。
  3. 【請求項3】 前記本体の少なくとも保持部は、形状記
    憶合金としたことを特徴とする請求項1に記載の簡易ハ
    ンガー。
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