JP2002065502A - タオル等の掛け具 - Google Patents

タオル等の掛け具

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JP2002065502A JP2000265539A JP2000265539A JP2002065502A JP 2002065502 A JP2002065502 A JP 2002065502A JP 2000265539 A JP2000265539 A JP 2000265539A JP 2000265539 A JP2000265539 A JP 2000265539A JP 2002065502 A JP2002065502 A JP 2002065502A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掛けバーの回動自在性を保持したまま、タオ
ル等を効率的に乾かせることができ、かつ製作コストも
可及的抑制するタオル等の掛け具を提供する。 【解決手段】 壁面に止着させる止着体2と、止着体2
に設けられたバー受け3と、バー受け3に水平軸4a回
りに回動自在に支持されるとともに水平軸4aから延設
された掛けバー本体4cにタオル等を二つ折り状に掛け
吊すものとなされた掛けバー4とを備える。 掛けバー
4が、高さよりも幅が大に設定されてなる断面非真円形
である楕円形状のアルミパイプから形成されるととも
に、水平軸4aに回動用連結体5が固着され、回動用連
結体5を介してバー受け3に水平軸4a回りに回動自在
に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、浴室、洗面所、トイ
レ、台所等の垂直壁面に取り付けられ、タオル、布巾、
雑巾等を二つ折り状に掛け吊すタオル等の掛け具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のタオル等の掛け具としては、図
7に示すように、壁面に止着させる一の止着体(52)
と、該止着体(52)に前方突出状に取り付けられたバ
ー受け(53)と、断面真円形の棒材を屈曲成形し、正
面視において水平軸(54a)のほぼ倍の長さの掛けバ
ー本体(54b)を有する掛けバー(54)とを備えた
タオル掛け具(51)が公知である。
【0003】このタオル掛け具(51)によれば、掛け
バー本体(54b)を水平軸(54a)を中心として上
下に回動できることから、これを上方へ回動した場合に
掛けバー本体(54b)と浴室等の垂直壁面との間の距
離を大きくとることができ、タオルの掛け吊りが行いや
すいという利点を存している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、前記掛け具
(51)は、前記回動を行うために、掛けバー(54)
として断面真円形のパイプが採用されている。一方で、
タオル掛け具(51)は濡れたタオルが効率よく乾くこ
とも要請され、二つ折りに吊り掛けたタオルの前半部と
後半部との距離が大きい方が好ましい。
【0005】従って、掛けバー(54)として断面真円
形のパイプを採用したまま、タオルの前半部と後半部と
の間の距離を大きく取るには、パイプの直径を可及的に
大きくすれば良いこととなるが、このようなものは掛け
バーが太くなり、材料コストが高くなることから採用し
難い。
【0006】そこで、タオルの前半部と後半部との間の
距離を比較的大きく取ることができ、かつ材料コストを
抑えるには掛けバーとして高さより幅が大の断面非真円
形のパイプを採用すれば良いこととなる。しかしなが
ら、そうした場合、掛けバーの水平軸も断面非真円形と
なってしまうから、掛けバーが水平軸を中心として回動
することが困難となる。もとより、そのような不具合を
解消するには、水平軸の断面形状は真円形とするが掛け
バー本体の断面形状を非真円形である掛けバーを採用す
ることも考えられるが、そのような掛けバーは製造コス
トが高くつく。即ち、断面形状が真円形であれ非真円形
であれ、水平軸と掛けバー本体とが同一断面形状であれ
ば掛けバーを押出成形できるが、そうでない場合は、押
出成形することができず製作がいささか面倒になるから
である。
【0007】また、掛けバー本体の断面形状が真円形で
ある場合には、濡れたタオル等を二つ折り状に掛け吊し
た際に滑り落ちやすい傾向にあるという問題点も有して
おり、従ってタオル等をバランス良く掛け吊さなければ
ならず面倒であった。
【0008】この発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたものであり、掛けバーの回動自在性を保持した
まま、タオル等を効率的に乾かせることができ、かつ製
作コストも可及的抑制するタオル等の掛け具を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
において、壁面に止着させる止着体と、該止着体に設け
られたバー受けと、該バー受けに水平軸回りに回動自在
に支持されるとともに前記水平軸から延設された掛けバ
ー本体にタオル等を二つ折り状に掛け吊すものとなされ
た掛けバーとを備えてなるタオル等の掛け具において、
前記掛けバーが、高さよりも幅が大に設定されてなる断
面非真円形の棒材から形成されるとともに、前記水平軸
に回動用連結体が固着され、該回動用連結体を介して前
記バー受けに水平軸回りに回動自在に支持されるものと
なされてなることを特徴とするものである。
【0010】これによれば、掛けバーは、その高さより
も幅が大に設定されてなる、いわゆる横長の断面非真円
形の棒材から形成されているので、タオル等を二つ折り
状に掛け吊した際に、タオル等の前後両半部の間隔を十
分にとることができ、濡れたタオル等を効率的に乾かせ
ることができるとともに、タオル等の不本意な脱落を防
止することができる。しかも、掛けバーの断面について
高さ方向には広げる必要がないので、材料費等を低コス
トに抑えることができる。また、掛けバーは、回動用連
結体を介してバー受けに回動自在に取り付けられている
ので、断面が横長の非真円形形状である掛けバーであっ
ても、この種のタオル等の掛け具として本来的に要請さ
れる回動自在性を保持することができるとともに、製作
コストも可及的に抑制することができる。
【0011】また、請求項2に係るタオル等の掛け具
は、前記バー受けが、前記掛けバーが実質的に取り付け
られるバー受け本体と、該バー受け本体を支持し前記止
着体に取り付けられるバー受け本体支持体とからなるも
のである。これによれば、タオル等の掛け具設置前にお
いてバー受け本体支持体とバー受け本体とを分離するこ
とができるので、保存、運搬等における取扱が便利にな
る。しかも、前記バー受け本体支持体は、前端部に水平
方向に沿った嵌合用突条部とその下方に設けられたバー
受け本体受け面部とを備える一方、前記バー受け本体は
後端部に後方に膨出した連結用凸部が形成され、該連結
用凸部に水平方向に沿って前記嵌合用突条部に対応した
形状の溝部を備え、該溝部が前記嵌合用突条部に嵌合さ
れるとともに、前記連結用凸部の下面が前記バー受け本
体受け面部に支持されることにより前記バー受け本体が
前記バー受け本体支持体に対して前方突出状に支持され
てなるので、バー受け本体支持体が前記嵌合用突条部が
溝部に嵌合されることにより支持されるだけでなく、連
結用凸部の下面が受け面部に当接されることによっても
支持されるので、前記嵌合部分の負担を少なくでき、よ
り耐久性に優れたものとすることができる。
【0012】さらに、請求項3にかかるタオル等の掛け
具は、バー受けが、止着体に対して垂直軸線を中心とし
て首振り回動自在に取り付けられなるものである。これ
によれば、バー受けが止着体に対して首振り回動自在に
取り付けられてなるものであるので、タオル等の使用に
際し使用者が掛けバーを常に正面でとらえることがで
き、斜め方向からの使用によってタオルに生じるような
しわの発生を防止するものとなされている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の好ましい実施の
形態を、図1ないし図5に示す実施例に基づいて説明す
る。
【0014】図1ないし図5に示す実施例において、タ
オル等の掛け具(1)は、壁面に止着させる止着体
(2)と、該止着体(2)に垂直軸線を中心として首振
り回動自在に取り付けられたバー受け(3)と、回動用
連結体(5)を介して前記バー受け(3)に回動自在に
取り付けられた断面非真円形の掛けバー(4)とを備え
ている。
【0015】前記止着体(2)は、軟質ポリ塩化ビニル
合成樹脂から作製された正面視円形状の吸盤(2a)
と、その正面視中央に前方に突出したきのこ状突起部
(2b)とからなり、該きのこ状突起部(2b)と前記
吸盤(2a)とは一体成形されている。図1ないし図3
に示すように、この止着体(2)は、前記吸盤(2a)
を浴室等の垂直壁面(W)に吸着させることにより、壁
面(W)に止着されるものである。また、前記きのこ状
突起部(2b)は、その傘部の上部及びこれに対応する
下部に一対のバー受け取付孔(2c)(2c)が形成さ
れ、バー受け(3)が取り付けられるものとなされてい
る。
【0016】バー受け(3)は、硬質合成樹脂から製作
され、図2及び図4に示すように、掛けバー(4)が実
質的に取り付けられる横倒し円筒状バー受け本体(7)
と、その後端縁に接合されバー受け本体(7)を支持す
るバー受け本体支持体(6)とから構成されている。こ
のように、バー受け(3)をこれら2つの部材によって
構成することにより、保管、運搬等の際に嵩張らず、そ
の取扱が容易となる。
【0017】バー受け本体支持体(6)は、図4に示す
ように、後部において二股状に分岐した上下一対の脚部
(6c)(6c)が形成される一方、前端部においてバ
ー受け本体受け部(6d)が形成され、全体として流線
形状に仕上げられ美感の優れたものとなされている。バ
ー受け本体受け部(6d)には、幅方向に沿って受け溝
部(6e)が形成されるとともに、その最陥部に沿って
前方に突出し、かつ先端縁が高さ方向に膨出した、断面
視ほぼ鍵穴形状の嵌合用突条部(6a)が形成され、該
嵌合用突条部(6a)と、その下方に位置する前記受け
溝部(6e)の一内側面であるバー受け本体受け面部
(6f)とにより実質的にバー受け本体(7)を支持す
るものとなされている。また、バー受け本体支持体
(6)は、各脚部(6c)(6c)の後部内面に同一の
垂直軸線を中心軸とし、径を同じくする一対の取付軸
(6b)(6b)が対向状に突設され、該一対の取付軸
(6b)(6b)が前記一対のバー受け取付孔(2c)
(2c)に挿入されて、バー受け(3)が止着体(2)
に取り付けられるものとなされている。このように、本
実施例においては、同一の垂直軸線を中心軸とする1対
の取付軸(6b)(6b)によりバー受け(3)が止着
体(2)に取り付けられるので、図3に鎖線で示すよう
に、バー受け(3)が止着体(2)に対し中心軸、即ち
垂直軸線を中心として首振り回動自在に設けられること
となり、使用に際し掛けバー(4)を常に正面でとらえ
ることができ、斜め方向からの使用によってタオルの折
り曲げ部付近に生じるしわの発生を防止するものとなさ
れている。
【0018】一方、バー受け本体(7)は、硬質合成樹
脂成形物であり、その一側面から他側面へと貫通された
挿入孔(7c)を有するとともに、後端部に沿って後方
に膨出された連結用凸部(7a)が形成され、該連結用
凸部(7a)の幅方向に沿って前記バー受け本体支持体
(6)の嵌合用突条部(6a)に対応した形状の溝部
(7b)が形成され、該溝部(7b)が前記嵌合用突条
部(6a)に嵌合されるとともに、前記連結用凸部(7
a)の下面が前記バー受け本体受け面部(6f)に支持
されることにより、前記バー受け本体(7)がバー受け
本体支持体(6)に支持されるものとなされている。こ
のように、バー受け本体(7)が嵌合用突出部(6a)
とバー受け本体受け面(6f)によって支持されるの
で、嵌合用突出部(6a)に作用する荷重負担を軽減し
て、耐久性を向上させることができる。また、バー受け
本体(7)は、図5に示すように、前記挿入孔(7c)
内、即ち内周面幅方向ほぼ中央において内方に膨出する
膨出部(7d)が周方向全体にわたって形成され、後述
する回動用連結体(5)が前記挿入孔(7c)に嵌入さ
れた場合に軸方向への抜出を防止するものとなされてい
る。
【0019】バー受け本体支持体(6)とバー受け本体
(7)との接合は、バー受け本体支持体(6)の嵌合用
突条部(6a)の側面とバー受け本体(7)の溝部(7
b)の側面とを対向させた状態で、バー受け本体(7)
をバー受け本体支持体(6)側にスライドさせることに
より、前記嵌合用突条部(6a)と溝部(7b)とを嵌
合されることにより行われる。
【0020】掛けバー(4)は、断面が高さよりも幅が
大に設定されてなる、いわゆる横長の非真円形状に設定
されている一本のアルミパイプによる屈曲成形品であ
り、水平軸(4a)と、該水平軸(4a)の一側端縁か
ら垂直下方に延びる接続部(4b)と、該接続部(4
b)の下端縁からに水平に延びかつ水平軸(4a)のほ
ぼ倍の長さの掛けバー本体(4c)とから構成され、正
面視においてほぼ横に倒れたし字状形状に成形されてお
り、掛けバー本体(4c)にタオル、布巾、雑巾等を二
つ折り状に掛け吊すことができるものとなされている。
さらに詳述すると、掛けバー(4)は、長径を幅方向と
するほぼ楕円形状に押出成形されたアルミパイプにより
形成されるとともに、後端縁部に断面視鍵穴状の接触溝
部(4d)が設けられているものである。この接触溝部
(4d)は、後述の回動用連結体(5)の取付穴(5
a)に対応するもので、回動用連結体(5)との接触面
積を増やすことにより、回動用連結体(5)を強固に固
着するために設けられたものである。また、掛けバー
(4)は、前記水平軸(4a)の遊端部に回動用連結体
(5)が固着され、該回動用連結体(5)を介して、バ
ー受け(3)に回動自在に取り付けられている。一方、
掛けバー本体(4c)の遊端部には、合成樹脂からな
り、上方に屈曲したエンドキャップ(10)を嵌着さ
せ、タオル等の脱落を防止するとともに、端面の露呈を
防止し、美感を維持するものとしている。
【0021】前記回動用連結体(5)は、硬質合成樹脂
からなり、バー受け(3)の挿入孔(7c)よりも若干
径小の横倒し状態の円柱体であり、図4に示すように、
その一側面ほぼ中央に掛けバー(4)の断面形状とほぼ
同じ大きさの対応形状の取付穴(5a)が設けられる一
方、他側面が外方に向かって膨出され、掛けバー(4)
の端面の露呈を防止するエンドキャップとしての機能を
も果たすものである。また、回動用連結体(5)は、図
5に示すように、その外周面の幅方向ほぼ中央に前記バ
ー受け(3)の膨出部(7d)に対応した抜出防止用溝
(5b)が周方向の全体にわたって設けられている。
【0022】回動用連結体(5)を掛けバー(4)に取
り付けるには、水平軸(4a)の遊端部を取付孔(5
a)の形状に対応させた状態で強制嵌入すればよい。ま
た、この回動用連結体(5)付き掛けバー(4)をバー
受け(3)に取り付けるためには、図5に示す状態、即
ち回動用連結体(5)の抜出防止用溝(5b)がバー受
け本体(7)の膨出部(7d)に嵌合する状態にまで、
回動用連結体(5)をバー受け本体(7)の挿入孔(7
c)に強制嵌入すればよい。
【0023】上述した本実施例のタオル等の掛け具
(1)においては、掛けバー(4)が断面横長の非真円
形である楕円形状のアルミパイプから形成されるので、
その短径と同等の直径を持つ断面真円形の棒材からなる
掛けバーに比べ、前後両半部間のタオル間隔を広くとる
ことができ、より効率的に濡れたタオル等を乾かすこと
ができる一方、その長径と同等の直径を持つ断面真円形
の棒材からなる掛けバーに比べ、材料費等のコスト面で
優れたものとなる。しかも、掛けバー(4)は、その断
面が楕円形状であるにもかかわらず、外周が真円形状に
形成された回動用連結体(5)を介してバー受け(3)
に取り付けられることにより、図2(イ)(ロ)に示す
ように、その回動自在性を保持することができる。ま
た、水平軸(4a)に回動用連結体(5)を取り付ける
だけでよいので、製作コストも可及的に抑制することが
できる。
【0024】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、各種変更が
可能である。例えば、以下のような変更が可能である。
【0025】上記実施例では、止着体(2)として軟質
ポリ塩化ビニル樹脂からなる吸盤(2a)を備えたもの
を用いたが、吸盤(2a)に代えて硬質合成樹脂からな
る止着板を備えたものを用い、前記止着板をネジ等の機
械的固定手段や接着により壁面に止着するものであって
も良い。ただ、簡易に壁面に取り付けることができる点
で、吸盤(2a)を用いるのが望ましい。
【0026】また、掛けバー(4)は、正面視において
横倒れし字状形状のものを用いたが、その他の公知の形
状、例えば、図6に示すような円形リング状のもの(1
4)や長方形リング状のものであっても良い。ただし、
円形リング状の掛けバー(14)を採用する場合におい
ては、該水平軸回りに回動自在に支持することができる
ように、水平軸として回動用連結体(5)に挿入される
部分を直線的に形成する必要がある。
【0027】更に、掛けバー(4)の断面形状は楕円形
状のものとしたが、これに限定されるものでなく、その
他の横長の非真円形の形状、例えば長円形状や長方形状
等公知の形状を採用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係るタ
オル等の掛け具によれば、掛けバーが断面横長の非真円
形の棒材から形成されているので、タオル等を二つ折り
状に掛け吊した際にタオル等の前後両半部の間隔を十分
にとることができるとともに、タオル等の不本意な脱落
を防止することができる。また、タオル等の前後両半部
の間隔を十分にとることにより、該間隔を流れる空気量
が増し、タオル等を迅速かつ効率的に乾かせることがで
き、常に快適なタオル等を供することができる。しか
も、同一間隔を確保することができる断面真円形の棒材
から形成された掛けバーに比べ、材料費等を低コストに
抑えることができ、経済的なタオル等の掛け具を提供す
ることができる。また、掛けバーは、回動用連結体を介
してバー受けに回動自在に取り付けられてなるので、断
面が横長の非真円形形状である場合であっても、この種
のタオル等の掛け具として本来的に要請される回動自在
性を保持することができるとともに、製作コストも可及
的に抑制することができる。
【0029】また、請求項2の発明に係るタオル等の掛
け具は、前記バー受けが、前記掛けバーが実質的に取り
付けられる横倒し円筒状のバー受け本体と、該バー受け
本体を支持し止着体に取り付けられるバー受け本体支持
体とからなるものであるので、タオル等の掛け具の設置
前にバー受け本体とバー受け本体支持体とを分離するこ
とにより保管、運搬等の取扱に便利になる。しかも、バ
ー受け本体支持体が、前端部に水平方向に沿った嵌合用
突条部とその下方に設けられたバー受け本体受け面部と
を備える一方、バー受け本体は後端部に後方に膨出した
連結用凸部が形成され、該連結用凸部に水平方向に沿っ
て前記嵌合用突条部に対応した形状の溝部を備え、該溝
部が前記嵌合用突条部に嵌合されるとともに、前記連結
用凸部の下面が前記バー受け本体受け面部に支持される
ことによりバー受け本体がバー受け本体支持体に対して
前方突出状に支持されてなり、バー受け本体が嵌合用突
条部とバー本体受け面とによって支持され、荷重が分散
されるので、耐久性に優れたものとなるという利点があ
る。
【0030】さらに、請求項3の発明に係るタオル等の
掛け具は、バー受けが、止着体に対して垂直軸線を中心
として首振り回動自在に取り付けられているので、タオ
ル等の使用に際し掛けバーを常に正面でとらえることが
でき、斜め方向からの使用によってタオルの折り曲げ部
付近に生じるしわの発生を防止することができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るタオル等の掛け具の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図(イ)は、図1のII−II線の断面図であ
る。図(ロ)は、図(イ)における掛けバーを時計方向
に回動させた状態を示す断面図である。
【図3】この発明に係るタオル等の掛け具の一実施例を
示す平面図である。
【図4】同掛け具のバー受け、回動用連結体及び掛けバ
ーを拡大して示す断面図である。
【図5】図1のV−V線の断面図である。
【図6】この発明の掛けバーの変形例であるタオル等の
掛け具を示す斜視図である。
【図7】従来のタオル等の掛け具を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・タオル等の掛け具 2・・・止着体 3・・・バー受け 4・・・掛けバー 4a・・・水平軸 4c・・・掛けバー本体 5・・・回動用連結体 6・・・バー受け本体支持体 6a・・・嵌合用突条部 6f・・・バー受け本体受け面部 7・・・バー受け本体 7a・・・連結用凸部 7b・・・溝部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に止着させる止着体(2)と、該止
    着体(2)に設けられたバー受け(3)と、該バー受け
    (3)に水平軸(4a)回りに回動自在に支持されると
    ともに前記水平軸(4a)から延設された掛けバー本体
    (4c)にタオル等を二つ折り状に掛け吊すものとなさ
    れた掛けバー(4)とを備えてなるタオル等の掛け具
    (1)において、 前記掛けバー(4)が、高さよりも幅が大に設定されて
    なる断面非真円形の棒材から形成されるとともに、前記
    水平軸(4a)に回動用連結体(5)が固着され、該回
    動用連結体(5)を介して前記バー受け(3)に水平軸
    (4a)回りに回動自在に支持されるものとなされてな
    ることを特徴とするタオル等の掛け具。
  2. 【請求項2】 前記バー受け(3)は、前記掛けバー
    (4)が実質的に取り付けられるバー受け本体(7)
    と、該バー受け本体(7)を支持し前記止着体(2)に
    取り付けられるバー受け本体支持体(6)とからなり、
    該バー受け本体支持体(6)は、前端部に水平方向に沿
    った嵌合用突条部(6a)とその下方に設けられたバー
    受け本体受け面部(6f)とを備える一方、前記バー受
    け本体(7)は後端部に長手方向に沿って後方に膨出し
    た連結用凸部(7a)が形成され、該連結用凸部(7
    a)に水平方向に沿って前記嵌合用突条部(6a)に対
    応した形状の溝部(7b)を備え、該溝部(7b)が前
    記嵌合用突条部(6a)に嵌合されるとともに、前記連
    結用凸部(7a)の下面が前記バー受け本体受け面部
    (6f)に支持されることにより前記バー受け本体
    (7)が前記バー受け本体支持体(6)に対して前方突
    出状に支持されてなる請求項1に記載のタオル等の掛け
    具。
  3. 【請求項3】 前記バー受け(3)が、前記止着体
    (2)に対して垂直軸線を中心として首振り回動自在に
    取り付けられてなる請求項1又は請求項2のいずれかに
    記載のタオル等の掛け具。
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