JP2003203983A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2003203983A
JP2003203983A JP2002001903A JP2002001903A JP2003203983A JP 2003203983 A JP2003203983 A JP 2003203983A JP 2002001903 A JP2002001903 A JP 2002001903A JP 2002001903 A JP2002001903 A JP 2002001903A JP 2003203983 A JP2003203983 A JP 2003203983A
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thyristor
semiconductor
gate
mos transistor
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JP2002001903A
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Tatehisa Shimizu
健央 清水
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機能ブロックと電源を遮断する電源スイッチと
して用いられるMOSトランジスタは大きなサイズをな
らざるを得ない。 【解決手段】サイリスタ101をスイッチ素子として用
いて、制御回路102によりサイリスタを制御すること
により、機能ブロックが動作しないときに、電源と機能
ブロックをつないでいる線を開放してリーク電流を遮断
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
各論理回路に供給する電源を遮断して、漏れ電流を排除
し、消費電力を低減させることに関する。特に電源を遮
断するための素子としてサイリスタを用いたことを特徴
とする。
【0002】
【従来の技術】現在、マイクロプロセッサやメモリデバ
イスなどの論理回路は一般に、CMOS(Complementar
y Metal-Oxide-Semiconductor)デバイスで構成されて
いる。特に、急速に普及した携帯電話やPDAに用いら
れる大規模集積回路は、その低消費電力性能が重要視さ
れるため、低消費電力動作可能なCMOSデバイスの採
用が必須である。
【0003】しかしながら、CMOSデバイスはスケー
リング則に従った微細化及び低電圧化が進んだ結果、動
作電力の低減は図られたが、従来動作電力に比べて微小
で問題にならなかった漏れ電流による電力消費が無視で
きなくなりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このリーク電流の問題
を回避する方法として、電源を論理回路からMOSトラ
ンジスタスイッチで遮断する構成例が、特開平5−21
0976号に開示されている。しかし、MOSトランジ
スタによる電圧降下の影響をできるだけ防ぎ、論理回路
の通常動作時の駆動力不足を生じさせないため、MOS
トランジスタのサイズが大きくなるおそれがある。
【0005】そのため、今後の微細化によりさらに顕著
になると考えられるリーク電流を減らし、そのための副
作用を小さく抑える必要がある。
【0006】本発明の前記目的並びにその他の目的およ
び新規の特徴は、本明細書の記載および添付図面によっ
て明らかにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、従来電力用
デバイスとして利用されてきた種々のサイリスタを、電
源と論理回路を遮断するための電源スイッチとして利用
することである。サイリスタは、その状態を保持する性
質があり、低電圧下においても十分な電流を供給できる
能力があるため、駆動能力に優れる。さらに、ゲート電
圧の大きさによって、自由に閾値を変更できるため、ス
タンバイ時のリーク電流を極限まで削減できる。また、
従来通り材料としてシリコンを利用でき、現存のCMO
Sプロセスをそのまま活用できる利点がある。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に電流遮断回路の構成例を示
す。電流遮断を行うための基本システム100は、制御
回路102と電源遮断のためのサイリスタ101とを含
む。制御回路102は、サイリスタ101のゲートに接
続されている。制御回路102はサイリスタ101を導
通状態とすることにより、機能ブロック104は電源電
位VDDとの電流経路を形成する。このとき、機能ブロ
ック104は入力信号INを受けて、所定の論理演算を
行い、出力信号OUTを出力する(通常動作状態)。一
方、制御回路102はサイリスタ101を非導通状態と
することにより、機能ブロック104と電源電位VDD
との電流経路を遮断する。このとき、機能ブロック10
4は待機状態にあり、機能ブロック104に含まれるM
OSトランジスタ(本願明細書においては、絶縁ゲート
型電界効果型トランジスタをMOSトランジスタと称す
るものとする。)は動作しない。なお、待機状態におい
ては、入力信号INはHighまたはLowのレベルに固定
し、機能ブロック104が誤動作しないようにすること
が望ましい。サイリスタ101により電流経路を遮断す
ることにより、オフ状態にあるMOSトランジスタに流
れる漏れ電流は、サイリスタ101を設けない場合に比
べて大幅に低減される。漏れ電流には、MOSトランジ
スタのゲート電位とソース電位との差を0としてもその
ソース・ドレイン経路を流れるサブスレッショルド電流
やMOSトランジスタのゲート絶縁膜を介してゲート・
ドレイン間またはゲート・ソース間に流れるゲートリー
ク電流、その他接合リーク電流が含まれる。
【0009】なお、機能ブロック104は図面では簡略
化のためCMOSインバータの列にて代表させている
が、一般的には、複数のフリップフロップ回路を含み、
クロック信号CLKの入力を受けて動作する同期回路で
ある。CMOSインバータを構成するMOSトランジス
タのソース・ドレイン経路は第1ノードVDD’と第2
ノードVSS’との間に設けられている。図1に示され
る通り、第1ノードVDD’は電源電位VDDからサイ
リスタ101を介して電位が供給され、第2ノードVS
S’は電源電位VSSから電位が供給されている。
【0010】このように本発明では、サイリスタを電流
遮断のスイッチ動作に用いる。サイリスタは3端子素子
で、pnpn構造をとり、陽極(アノード)、陰極(カソ
ード)、ゲートからなる。アノード側がカソード側に対
して高電位であるときを正バイアス印加状態といい、そ
の逆を逆バイアス印加状態という。正バイアス印加状態
のときにゲートに信号が入ると、サイリスタはターンオ
ンして電流が流れる。電流が流れる方向を順方向とい
う。サイリスタは一度ターンオンすると、その状態を維
持する性質をもつ。一度ターンオンしたサイリスタをタ
ーンオフするためには、一般的なサイリスタでは逆バイ
アスを印加するか、保持電流以下まで供給電流を下げる
必要がある。
【0011】本実施の形態では、電流経路を制御するス
イッチ素子として自己消弧型サイリスタを用いる。自己
消弧型サイリスタとは、一般的なサイリスタが、自分で
電流をOFFできないのに対して、何らかの手法でOF
Fできる素子のことである。
【0012】ここで、サイリスタ101の動作を図2で
簡単に説明する。一般的なサイリスタは、自己消弧能力
をもたないが、GTO(Gate Turn Off)サイリスタや
静電誘導サイリスタなどは自己消弧能力をもち、自己消
弧型サイリスタと称する。GTOサイリスタは、基本構
造は一般的なサイリスタと同一であるが、ゲートへの負
電圧の印加によってターンオフできる。また、静電誘導
サイリスタは、3極真空管に類似しており、ゲートの開
放でオン状態となり、ゲートをカソードに対して負にす
るとオフ状態となる。本発明では、サイリスタに電源ス
イッチの役割、すなわちON/OFF動作を持たせるた
め、自己消弧能力を有する必要がある。
【0013】図2(a)、(b)を用いてGTOサイリ
スタの動作を説明する。GTOサイリスタ200のゲー
トGに正バイアス201が印加されると、出力YはON
状態203となり、その状態を継続する。そして、ゲー
トGに逆バイアス202が印加されることにより、出力
YはOFF状態203となる。従って、GTOサイリス
タ200のゲートに、正電圧および負電圧を印加する回
路をつなげることによって、GTOサイリスタが、ON
/OFF状態を保持できるスイッチして使用できるよう
になる。
【0014】次に、そのGTOサイリスタのゲートを制
御する制御回路の構成例を図3を用いて説明する。制御
回路300はGTOサイリスタ301のゲートに接続さ
れ、サイリスタ301のON/OFF状態を制御する。
この構成例では、制御回路300への入力は、クロック
CLKと制御信号CSの2種類である。この制御回路3
00により、サイリスタ301のゲートに正電圧電源
(VDD)308または負電圧電源(−VDD)310
のいずれかが印加される。サイリスタGTOはバイポー
ラ型であり、図2を用いて説明したように、ゲートへの
電流注入によってターンオンとなり、電流の吸い出しに
よってターンオフされる。
【0015】ここでサイリスタの電流電圧特性を図5で
説明する。この図は、横軸にアノード・カソード間の電
圧Vac、縦軸にアノード・カソード間電流Iac、パ
ラメータとして、ゲート電流Igを示している。ターン
オン前の電圧電流曲線が602〜605のグラフで、タ
ーンオン後は601の曲線へ移行する。パラメータとし
てとったゲート電流Ig1〜Ig4の大小関係は606
として示した通りであり、ゲート電流Igが大きい程、
より低いアノード・カソード間電圧Vacでターンオン
できる。
【0016】図3の説明に戻る。制御回路300にはト
ライアック302が設けられている。このトライアック
302は、サイリスタ301のゲートと直結しており、
制御回路の出力を担う。トライアック302はサイリス
タ301の制御をクロックと同期をとって制御するため
に設けられたものである。
【0017】制御信号CSとして“1”(High)が入力
された時、トランジスタ304と311とはOFF、ト
ランジスタ303と305とがONとなる。トランジス
タ303が導通状態となることにより、正電圧電源VD
Dとトライアック302とが短絡される。従ってトライ
アック302においては、トライアック302の左側の
電位がトライアック302の右側の電位に対してHighと
なり、クロックの立ち上がりとともにトライアック30
2が動作して、左から右側へ電流が流れ、サイリスタ3
01のゲートへ正電圧が印加される。これにより、サイ
リスタ301はターンオン状態とすることができる。
【0018】制御信号CSとして“0”(Low)が入力
された時、トランジスタ303と305とがOFFとな
り、トランジスタ304と311とがONとなる。トラ
ンジスタ304が導通状態となることにより、正電圧電
源VDDがトランジスタ307のゲートに印加され、ト
ランジスタ307もON状態となる。これにより、トラ
ンジスタ311と307とが導通状態なので、負電圧電
源−VDDとトライアック302とが短絡される。すな
わち、トライアック302の左側の電位がトライアック
302の右側に対してLowとなって、クロックの立ち上
がりとともにトライアック302が動作して、右から左
へ電流が流れるようになり、サイリスタ301のゲート
からも電流を引き戻し、ターンオフ状態へと遷移させる
ことができる。
【0019】図4に、負電圧を印加するための電源回路
400を示す。入力Inputにパルス電圧を印加すると、
コンデンサ401の上側が正に、下側が負に帯電して、
点404の電位は接地電位に対して負となり、ダイオー
ド402が動作して、出力Outputと点404が等電位と
なる。すなわち出力が負となる。このとき、コンデンサ
403の上側も点404と同電位となる。次に入力パル
スが0となったとき、点404が負ではなくなるので、
ダイオード402が停止して、コンデンサ403の上側
と出力が同電位となり、すなわち出力は負となる。この
ように回路400によって、負電圧を作ることができ
る。このような電源回路を同じチップに集積することに
より、サイリスタのオン/オフ制御に必要な負電圧を外
部から供給することが不要になる。
【0020】以上によって、サイリスタのON/OFF
制御を可能とし、また、機能ブロックへの電源遮断を実
施することができる。ただし、サイリスタの種類は、G
TOでも静電誘導方式でも、ON/OFF制御が可能で
あれば何でも良い。また、制御回路や負電圧生成回路も
上記した構成例に限定されるものではない。例えば、制
御回路をクロック信号CLKに同期して制御する必要が
なければ、トライアックは不要である。
【0021】また、図1の例ではVDDとVDD’との
間にサイリスタを設けたが、VSSとVSS’との間に
サイリスタを設けてもよい。
【0022】このようなサイリスタは、CMOSプロセ
スにより形成でき、サイリスタを構成するための特別な
プロセスは必要ない。まず比較対照のために、CMOS
プロセスによるインバータの作成方法を説明し、その後
比較を行いながら、サイリスタの作成方法を示す。
【0023】CMOSインバータの例を図6に示す。p
型基板801上に素子分離層802をエピタキシャル成
長させ素地を作る。その上に酸化膜(SiO2)をまず形成
して、pウェル層用の開口部を作って、ボロンを打ち込
みpウェル層803を形成する。
【0024】その後、酸化膜・窒化膜(Si3N4)を形成
し、フィールド領域用のマスクパターンを形成して、先
にチャネルストッパの805と810をイオン打ち込み
で形成してから、フィールド酸化膜816を形成する。
【0025】次に再び表面に酸化膜を作ってから、ポリ
シリコンを成長させた後、フォトリソグラフィによって
ポリシリコンパターン807を形成、イオン打ち込みに
より、nチャネルソース・ドレイン806・817、p
チャネルソース・ドレイン808・809を形成する。
【0026】最後に層間絶縁膜を形成したのち、コンタ
クト開口部を形成して、スパッタによりアルミニウム
(Al)を蒸着して電極812・818・814を形成し
て完了する。
【0027】図示の通り、ポリシリコン層807をゲー
ト、コンタクト部806,817をソース/ドレイン領
域とするnMOSトランジスタが形成され、ポリシリコ
ン層807をゲート、コンタクト部808,809をソ
ース/ドレイン領域とするpMOSトランジスタが形成
されている。コンタクト部817とコンタクト部808
は配線818によって結合される。
【0028】横型のサイリスタは、このCMOSプロセ
スにより作成可能である。相違点は、サイリスタがバイ
ポーラ型であるため、ゲート用のポリシリコン層が必要
ないことであり、マスク枚数が減ることはあっても、増
える要因にはならない。
【0029】サイリスタのデバイス断面図を図7に示
す。まずp基板501上に、素子分離層502をエピタ
キシャル成長させ素地を作る。その上に酸化膜(SiO2)
をまず形成して、pウェル層用の開口部を作って、選択
拡散法や、イオン打ち込みにより、pウェル層503と
506を形成する。その後、酸化膜・窒化膜(Si3Ni4)
を形成し、フィールド領域用のマスクパターンを形成し
て、フィールド酸化膜512を作成する。
【0030】次に再びCMOSインバータ同様に表面を
酸化して、コンタクト開口部を形成して、イオン打ち込
み、もしくは選択拡散によって、アノード部504、カ
ソード部513を形成する。ただし、CMOSインバー
タと違う点は、ゲート用のポリシリコン層が必要ないた
め、それをマスクとすることができないことから、高濃
度拡散領域であるアノードコンタクト部p+504、カ
ソードコンタクト部n+513を形成する際のレジスト
パターンにより作成する。
【0031】最後に層間絶縁膜を形成したのち、コンタ
クト開口部を作成した後、アルミニウムを蒸着して電極
508・509・510を形成して完了となる。
【0032】ここまでの説明で電極材料としてアルミニ
ウムを例に挙げたが、金や銀、銅のような金属材料であ
っても、もちろん問題はない。
【0033】図1の回路に図6、図7のデバイス構成を
適用すると、以下のようになる。
【0034】図7中の電極Aに電源電位VDDが、電極
Gに制御回路が、電極Cに第1ノードVDD’が接続さ
れる。また、図6中の電極Dには第1ノードVDD’
が、電極Sには第2ノードVSS’が接続される。また
電極Gには入力信号が入力される。
【0035】なお、図3の300で示した双方向性サイ
リスタであるトライアックも同様な手段で作成可能であ
る。簡略化した素子構造断面図を図8に示す。トライア
ックはnpnpn構造を取るため、高濃度不純物拡散層
であるコンタクト部705、704、707、708、
709の数が増えているが、工程はサイリスタの場合と
一切同じである。
【0036】上記の通り、この方法により作成されるサ
イリスタおよびトライアックは、論理回路を作成するた
めのCMOSプロセスに対してマスクを増加させること
もなく、かつ、同一プロセスで作成可能であることか
ら、CMOSトランジスタとトライアックとを同一チッ
プに集積することができる。
【0037】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】本願発明により、比較的小さな面積オー
バーヘッドによりシステムの消費電力低減を実現すると
ともに、通常動作時の副作用を小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に関わるサイリスタをスイッチと
した電源遮断回路である。
【図2】サイリスタの記号と、その動作特性を示す図で
ある。
【図3】サイリスタゲートの制御回路である。
【図4】負電圧発生回路の一例である。
【図5】サイリスタのアノード・カソード間電流電圧特
性を示す図である。
【図6】CMOSインバータの断面構造図である。
【図7】サイリスタの断面構造図である。
【図8】トライアックの断面構造図である。
【符号の説明】
100…サイリスタを用いた電源制御回路、101…自己消弧
型サイリスタ、102…サイリスタゲート制御回路、104…
機能ブロック、200…サイリスタ、300…サイリスタゲー
ト制御回路、301…GTOサイリスタ、302…トライアッ
ク、303…nMOSトランジスタ、304…pMOSトランジスタ、
305…nMOSトランジスタ、306…nMOSトランジスタ、307
…nMOSトランジスタ、308…正電源、310…負電源、400
…負電圧生成回路、401…コンデンサ、402…ダイオー
ド、403…コンデンサ、405…ダイオード、501…p型シリ
コン基板、502…素子分離用n型シリコン、503…p型ウェ
ル領域、504…p型高濃度不純物拡散アノード領域、505
…絶縁膜、506…p型ウェル領域、507…n型ウェル領域、
508…アノード電極、509…ゲート電極、510…カソード
電極、512…フィールド分離用絶縁酸化膜、513…n型高
濃度不純物拡散ゲート領域、701…p型シリコン基板、70
2…素子分離用n型シリコン、703…p型ウェル領域、704
…p型高濃度不純物拡散アノード領域、705…n型高濃度
不純物拡散アノード領域、706…p型ウェル領域、707…n
型高濃度不純物拡散ゲート領域、708…p型高濃度不純物
拡散カソード領域、709…n型高濃度不純物拡散カソード
領域、710…n型ウェル領域、711…絶縁用酸化膜、712…
アノード用電極、713…ゲート用電極、714…カソード用
電極、801…p型シリコン基板、802…素子分離用n型シリ
コン、803…p型ウェル領域、804…n型ウェル領域、805
…p型高濃度不純物拡散領域、806…n型高濃度不純物拡
散領域、807…ポリシリコンゲート領域、808…p型高濃
度不純物拡散領域、809…p型高濃度不純物拡散領域、81
0…n型高濃度不純物拡散領域、812…ソース用電極、814
…ドレイン用電極、816…フィールド分離絶縁酸化膜、8
17…n型高濃度不純物拡散領域、818…エミッタ・コレク
タ用電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/092 H01L 27/08 321L 29/74 G11C 11/34 335A 29/744 29/747 Fターム(参考) 5B015 HH04 JJ05 KB74 5F005 AA03 AB03 AF01 AF02 AH01 AH04 CA01 CA02 EA02 GA01 5F038 AV06 AV13 AV20 CA02 DF08 DF14 EZ20 5F048 AA00 AA01 AB04 AC03 AC10 BA07 BB05 BE03 BF02 BH01 BH07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ノードと第2ノードとの間にソース・
    ドレイン経路を有するMOSトランジスタで構成される
    論理回路を含む機能ブロックと、第1動作電位点と、上
    記第2ノードと電気的に接続される第2動作電位点と、
    上記第1動作電位点と上記第1ノードとの間に電流経路
    を有するサイリスタと、上記サイリスタを制御する制御
    回路とを有する半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記論理回路は、上記MOSトランジスタとして第1導
    電型の第1MOSトランジスタ及び上記第1MOSトラ
    ンジスタと直列接続される第2導電型の第2MOSトラ
    ンジスタを含むCMOS論理回路であって、 上記制御回路に入力される制御信号が第1状態のときに
    は、上記制御回路は上記サイリスタをオン状態として、
    上記CMOS論理回路は入力信号を受けて動作し、上記
    制御回路に入力される制御信号が第2状態のときには、
    上記制御回路は上記サイリスタをオフ状態として、上記
    CMOS論理回路は待機状態とされる半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 上記第1MOSトランジスタ及び上記第2MOSトラン
    ジスタはそのゲート電位とソース電位との差を0として
    もリーク電流の流れるMOSトランジスタである半導体
    集積回路装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 上記サイリスタはそのゲートに印加される電位の正/負
    により、そのオン状態とオフ状態とが制御される半導体
    集積回路装置。
  5. 【請求項5】第1導電型の第1半導体領域と、上記第1
    半導体領域に形成される第2導電型の第2半導体領域
    と、 上記第1半導体領域に形成される第2導電型の第3半導
    体領域と、 上記第1半導体領域に形成され、上記第3半導体領域に
    隣接して設けられる第1導電型の第4半導体領域と、 上記第1半導体領域に形成され、上記第4半導体領域に
    隣接して設けられる第2導電型の第5半導体領域と、 上記第1半導体領域に形成され、上記第5半導体領域に
    形成される第1導電型の第6半導体領域と、 上記第1乃至第6半導体領域に接して覆うように設けら
    れる絶縁層と、上記絶縁層を介して上記第1半導体領域
    上に形成される第1半導体層とを有し、 上記第1半導体層をゲートとし、上記第2半導体領域を
    ソースまたはドレインとする第1MOSトランジスタを
    形成し、上記第3半導体領域をアノードとし、上記第6
    半導体領域をカソードとし、上記第5半導体領域をゲー
    トとしてサイリスタを形成した半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 上記第1半導体領域上に設けられる第2導電型の第7半
    導体領域と、 上記第7半導体領域に形成される第1導電型の第8半導
    体領域とを有し、 上記第7及び第8半導体領域は、上記絶縁層に接して覆
    されるように配置され、上記絶縁層を介して上記第7半
    導体領域上に設けられた第2半導体層をゲートとし、上
    記第8半導体領域をソースまたはドレインとする第2M
    OSトランジスタを形成した半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、 上記第1MOSトランジスタ及び上記第2MOSトラン
    ジスタは直列接続されてCMOS論理回路を形成し、上
    記サイリスタは、上記CMOS論理回路への電源供給を
    制御するために用いられる半導体集積回路装置。
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