JP2003203868A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2003203868A
JP2003203868A JP2002000497A JP2002000497A JP2003203868A JP 2003203868 A JP2003203868 A JP 2003203868A JP 2002000497 A JP2002000497 A JP 2002000497A JP 2002000497 A JP2002000497 A JP 2002000497A JP 2003203868 A JP2003203868 A JP 2003203868A
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tube
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process tube
cooled air
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Yasuhiro Inokuchi
泰啓 井ノ口
Makoto Sanbe
誠 三部
Atsushi Moriya
敦 森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却エアによる強制冷却時のパーティクルの
発生を防止する。 【解決手段】 プロセスチューブ11の内側には上端が
閉塞した円筒形状に形成され下端部に排気口15を有す
るインナチューブ12が収納されており、原料ガス等を
導入するガス導入管21の吹出口は処理室13の上端部
に配置され、プロセスチューブ11とインナチューブ1
2との間に形成された断熱空間18の上端部には窒素ガ
ス供給管20の吹出口が配置されている。プロセスチュ
ーブ11と断熱カバー31との間には強制冷却時に冷却
エア40が流れる冷却エア通路41が形成されている。 【効果】 処理室の強制冷却時に、冷却エアはインナチ
ューブには接触しないため、インナチューブに局所的な
温度差が発生するのを防止でき、インナチューブの内周
面の堆積膜が剥離するのを防止してパーティクルの発生
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICとい
う。)が作り込まれるシリコンウエハにエピタキシャル
シリコンやエピタキシャルシリコンゲルマニウムを成膜
するのに利用して有効なものに関する。 【0002】 【従来の技術】ICの製造方法においてシリコンウエハ
にエピタキシャルシリコンやエピタキシャルシリコンゲ
ルマニウムを成膜するのに、バッチ式縦形ホットウオー
ル形CVD・エピタキシャル装置(以下、縦形CVD・
エピ装置という。)が、使用されている。縦形CVD・
エピ装置は、シリコンウエハが搬入される処理室を形成
するプロセスチューブと、プロセスチューブ内を加熱す
るヒータとを備えており、複数枚のウエハがボートによ
って積層された状態で処理室に下端の炉口から搬入さ
れ、ヒータによって処理室内が加熱されることにより、
ウエハに成膜されるように構成されている。 【0003】このような縦形CVD・エピ装置において
は、シリコンウエハが処理室に搬入された状態のままで
処理室内の温度が降下される際には、降温時間を短縮さ
せるために、冷却エアがプロセスチューブの外側に流さ
れることによって処理室を強制的に冷却させることが実
施されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな縦形CVD・エピ装置においては、プロセスチュー
ブの冷却エアが吹き付けられた部分が急激に冷却される
ことによってプロセスチューブに局所的な温度差が発生
するため、プロセスチューブの内周面に付着している反
応生成物の膜(以下、堆積膜という。)が剥がれること
によりパーティクルが発生し、このパーティクルがシリ
コンウエハに付着することによって歩留りが低下すると
いう問題点がある。 【0005】本発明の目的は、強制冷却時のパーティク
ルの発生を防止することができる半導体製造装置を提供
することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体製造
装置は、処理室を形成したプロセスチューブの内側には
上端が閉塞した円筒形状に形成され下端部に排気口を有
するインナチューブが収納されており、前記インナチュ
ーブの内側に基板が配置された状態で前記インナチュー
ブの内側空間の上端部から処理ガスを流下させるように
構成されており、前記プロセスチューブと前記インナチ
ューブとの間にはパージガスを流すように構成されてい
ることを特徴とする。 【0007】前記した手段によれば、処理室の強制冷却
に際して、冷却エアがプロセスチューブに吹き付けられ
てもインナチューブには吹き付けられないため、インナ
チューブの温度分布に局所的な差が発生するのを防止す
ることができる。その結果、インナチューブの内周面の
堆積膜が剥離するのを防止することができるため、パー
ティクルの発生を防止することができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。 【0009】本実施の形態において、図1に示されてい
るように、本発明に係る半導体製造装置はICの製造方
法においてシリコンウエハ(以下、ウエハという。)に
エピタキシャルシリコンを成膜する縦形CVD・エピ装
置(バッチ式縦形ホットウオール形CVD・エピ装置)
10として構成されている。 【0010】図1に示された縦形CVD・エピ装置10
は、中心線が垂直になるように縦に配されて固定的に支
持された縦形のプロセスチューブ11を備えており、プ
ロセスチューブ11の内部にはインナチューブ12が同
心円に収納されている。プロセスチューブ11は石英ガ
ラスまたは炭化シリコン(SiC)が使用されて上端が
閉塞した円筒形状に形成され、インナチューブ12は石
英ガラスまたは炭化シリコン(SiC)が使用されて上
端が閉塞しプロセスチューブ11よりも小径の円筒形状
に形成されており、プロセスチューブ11とインナチュ
ーブ12とは同心円に配置されている。インナチューブ
12の筒中空部はボートによって積層された複数枚のウ
エハが搬入される処理室13を実質的に形成している。
インナチューブ12の下端開口はウエハを出し入れする
ための炉口14を構成しており、インナチューブ12の
炉口14の上側には排気口15が開設されている。 【0011】プロセスチューブ11の下側には短尺の円
筒形状に形成されたマニホールド16が同軸に配設され
ており、マニホールド16は縦形CVD・エピ装置の筐
体2に支持されている。プロセスチューブ11はマニホ
ールド16の上に気密シール状態をもって載置されるこ
とにより、筐体2に支持された状態になっている。マニ
ホールド16の内周の中間高さ位置には円形リング形状
の隔壁17が径方向内向きに突設されており、隔壁17
の上にはインナチューブ12が気密シール状態をもって
載置されている。すなわち、プロセスチューブ11とイ
ンナチューブ12との間の空間(以下、断熱空間とい
う。)18はマニホールド16の下側空間と隔絶されて
おり、インナチューブ12の処理室13とは排気口15
のみによって連通されている。断熱空間18はインナチ
ューブ12とプロセスチューブ11との隙間によって、
横断面形状が一定幅の円形リング形状に構成されてお
り、インナチューブ12の外側を被覆した状態になって
いる。 【0012】マニホールド16の側壁の隔壁17よりも
上側の位置には、他端が排気装置(図示せず)に接続さ
れた排気管19の一端が接続されており、排気管19は
インナチューブ12とプロセスチューブ11との間に形
成された断熱空間18の最下端部に連通した状態になっ
ている。また、マニホールド16の側壁の隔壁17より
も上側の他の位置には、他端が不活性ガスとしての窒素
ガスを供給する窒素ガス供給装置(図示せず)に接続さ
れた窒素ガス供給管20が挿通されており、窒素ガス供
給管20の開口端は断熱空間18の上端部側に配置され
ている。窒素ガス供給管20によって断熱空間18の上
端部に導入された窒素ガスは処理室13を流下して排気
管19によって排気されるようになっている。 【0013】マニホールド16の側壁の隔壁17よりも
下側の位置には、他端が原料ガス供給装置、キャリアガ
ス供給装置およびパージガス供給装置(いずれも図示せ
ず)に接続されたガス導入管21が挿通されており、ガ
ス導入管21の吹出口端は処理室13の上端部側に配置
されている。ガス導入管21によって処理室13の上端
部に導入されたガスは処理室13を流下して排気口15
を通って排気管19によって排気されるようになってい
る。 【0014】筐体2のマニホールド16に対向した位置
にはボート搬入搬出口3が開設されており、ボート搬入
搬出口3にはボートエレベータ(図示せず)によって昇
降されるシールキャップ22が垂直方向下側から当接さ
れるようになっている。シールキャップ22はボート搬
入搬出口3の内径よりも大きい外径を有する円盤形状に
構築されており、プロセスチューブ11の下方に筐体2
によって形成されたボート搬入搬出室4をボートエレベ
ータによって昇降されるようになっている。 【0015】シールキャップ22の中心線上にはロータ
リーアクチュエータ23によって回転される回転軸24
が直交するように挿通されて支承されており、回転軸2
4の上端にはボート25が垂直に立脚されて支持されて
いる。ボート25は上下で一対の端板26、27と、両
端板26と27との間に架設されて垂直に配設された三
本の保持部材28とを備えており、三本の保持部材28
には多数の保持溝29が長手方向に等間隔に配されて互
いに対向して開口するように刻設されている。ボート2
5は三本の保持部材28の保持溝29間にウエハ1を挿
入されることにより、複数枚のウエハ1を水平にかつ互
いに中心を揃えた状態に整列させて保持するようになっ
ている。 【0016】プロセスチューブ11の外側は断熱カバー
31によって全体的に被覆されており、断熱カバー31
の内側にはプロセスチューブ11の内部を加熱するヒー
タ32がプロセスチューブ11の周囲を包囲するように
同心円に設備されている。断熱カバー31およびヒータ
32は筐体2の上に構築された架台5によって垂直に支
持されている。ヒータ32は複数のヒータ部に分割され
ており、これらヒータ部は温度コントローラ(図示せ
ず)によって互いに連携および独立してシーケンス制御
されるように構成されている。 【0017】断熱カバー31とプロセスチューブ11と
の間には冷却エア40を流通させるための冷却エア通路
41が、プロセスチューブ11を全体的に包囲するよう
に形成されている。断熱カバー31の下端部には冷却エ
ア40を冷却エア通路41に供給する給気管42が接続
されており、給気管42に供給された冷却エア40は冷
却エア通路41の全周に拡散するようになっている。断
熱カバー31の天井壁の中央部には冷却エア40を冷却
エア通路41から排出する排気口43が開設されてお
り、排気口43には排気路44が接続されている。排気
路44には第一ダンパ45、水冷ラジエータ46、第二
ダンパ47およびブロア48が介設されている。 【0018】次に、前記構成に係る縦形CVD・エピ装
置の作用を、ウエハにエピタキシャルシリコンを成膜す
る場合について説明する。 【0019】図1に示されているように、複数枚のウエ
ハ1を整列保持したボート25はシールキャップ22の
上にウエハ1群が並んだ方向が垂直になる状態で載置さ
れ、ボートエレベータによって差し上げられてインナチ
ューブ12の炉口14から処理室13に搬入(ボートロ
ーディング)されて行き、シールキャップ22に支持さ
れたままの状態で処理室13に存置される。 【0020】続いて、プロセスチューブ11の内部が所
定の圧力(0.1〜100Pa)に排気管19によって
排気され、プロセスチューブ11の内部が所定の温度
(700〜1000℃)にヒータ32によって昇温され
る。 【0021】次いで、前処理ガスとしての水素(H2
ガスが処理室13の上端部にガス導入管21によって所
定の流量(0.1〜10L/分)をもって導入される。
ガス導入管21によって処理室13の上端部に導入され
た水素ガスは、処理室13を流下して排気口15から処
理室13の外部に流出し、排気管19によってプロセス
チューブ11の外部へ排出されて行く。そして、水素ガ
スは処理室13を流下する間にボート25に保持された
ウエハ1に接触することにより、ウエハ1に対して還元
処理等の前処理を施す。 【0022】次に、図1に示されているように、プロセ
スチューブ11の内部が所定の成膜処理温度(500〜
750℃)に、冷却エア40が冷却エア通路41に給気
管42から供給されて排気口43および排気路44から
排出されることによって強制的に降温される。すなわ
ち、冷却エア通路41に供給された冷却エア40がプロ
セスチューブ11の外面に接触することによってプロセ
スチューブ11の熱を奪うため、プロセスチューブ11
が急速に冷却される。この際、冷却エア通路41に供給
された冷却エア40はプロセスチューブ11の外面に直
接的に接触するが、処理室13を形成したインナチュー
ブ12の外面には接触しない。 【0023】成膜温度に降温する時間が経過すると、図
2に示されているように、モノシラン(SiH4 )およ
び0.1%希釈の三塩化ボロン(BCl3 )がエピタキ
シャルシリコン成膜用の原料ガス50として、処理室1
3の上端部にガス導入管21から導入される。なお、S
iH4 ガスの流量は0.5〜3L/分、BCl3 ガスの
流量は0.02L/分以下である。ガス導入管21によ
って処理室13に導入された原料ガス50は、処理室1
3を流下して排気口15から処理室13の外部に流出
し、排気管19によってプロセスチューブ11の外部へ
排出されて行く。そして、原料ガス50は処理室13を
流下する間にボート25に保持されたウエハ1に接触す
ることによって熱CVD反応を起こし、ウエハ1にエピ
タキシャルシリコンを堆積(デポジション)してエピタ
キシャルシリコン膜を形成する。 【0024】所定の成膜時間が経過すると、原料ガス5
0の導入が停止された後に、パージガスとしての窒素ガ
スが処理室13にガス導入管21から導入されるととも
に、処理室13が排気管9によって排気される。この
際、プロセスチューブ11とインナチューブ12との間
の断熱空間18にも窒素ガスが窒素ガス供給管20によ
って導入され、置換効率が高められる。処理室13が窒
素ガスによってパージされると、シールキャップ22に
支持されたボート25はボートエレベータによって下降
されることにより、インナチューブ12の炉口14から
搬出(ボートアンローディング)される。 【0025】以降、前記作用が繰り返されることによ
り、縦形CVD・エピ装置10によってウエハ1に対す
るエピタキシャルシリコン成膜がバッチ処理されて行
く。 【0026】以上の成膜工程において、原料ガス50は
処理室13を流下して行く間にウエハ1だけでなく処理
室13の内周面に接触するため、処理室13の内周面に
もエピタキシャルシリコンが堆積することになる。この
処理室13の内周面に堆積したエピタキシャルシリコン
膜(以下、堆積膜という。)はバッチ処理が繰り返され
る毎に累積して行くため、その累積した堆積膜の厚さは
バッチ処理の回数が増えるに従って増加して行く。但
し、この累積した堆積膜は厚さが所定の値に達するまで
は剥離することがなく、通常はパーティクルは発生しな
い。 【0027】ところで、インナチューブが存在せずプロ
セスチューブが処理室を形成している場合には、堆積膜
はプロセスチューブの内周面に累積することになる。こ
の場合において、前処理ステップから成膜ステップに移
行する際に、プロセスチューブ内の温度を700〜10
00℃から500〜750℃に急速に降下させるため
に、冷却エアがプロセスチューブに吹き付けられると、
プロセスチューブの壁体に局部的な温度差が発生するの
で、プロセスチューブの内周面に累積した堆積膜は所定
の厚さに達する前に剥離を起こし、パーティクルを発生
してしまう。このようにして発生したパーティクルは予
測外のものであるため、ウエハに付着することにより、
縦形CVD・エピ装置の歩留り低下の原因になってしま
う。 【0028】しかし、前述した本実施の形態において
は、前処理ステップから成膜ステップに移行する際に、
処理室13の温度を700〜1000℃から500〜7
50℃に急速に降下させるために、給気管42から冷却
エア通路41に供給された冷却エア40はプロセスチュ
ーブ11の外面に直接的に接触するが、処理室13を形
成したインナチューブ12の外面には接触しないので、
処理室13の内周面に累積した堆積膜が剥離を起こすこ
とはない。すなわち、冷却エア40はプロセスチューブ
11の外面に接触することによってプロセスチューブ1
1の熱を奪うため、プロセスチューブ11は温度分布に
差を発生する。しかし、冷却エア40はインナチューブ
12には接触しないため、インナチューブ12の温度分
布には殆ど差が発生しない。したがって、インナチュー
ブ12の内周面に付着した堆積膜には温度分布差による
機械的な応力が作用しないため、堆積膜がインナチュー
ブ12の内周面から剥離することはない。 【0029】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。 【0030】1) 処理室の強制冷却に際して、冷却エア
が処理室を形成したインナチューブに直接的に接触する
のを防止することにより、インナチューブの温度分布に
局所的な差が発生するのを防止することができるため、
インナチューブが形成する処理室の内周面に累積した堆
積膜が剥離するのを防止することができる。 【0031】2) 処理室に累積した堆積膜が剥離するの
を防止することにより、予測外のパーティクルの発生を
未然に防止することができるため、予測外のパーティク
ルがウエハに付着することによる縦形CVD・エピ装置
の歩留り低下を防止することができ、また、縦形CVD
・エピ装置の性能および信頼性を向上させることができ
る。 【0032】3) 冷却エアの供給による強制冷却に際し
ての処理室の堆積膜の剥離によるパーティクルの発生を
未然に防止することにより、相対的に、冷却エアの強制
冷却の能力を増強することができるため、処理室の降温
時間を短縮することができ、縦形CVD・エピ装置の性
能およびスループットを高めることができる。 【0033】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。 【0034】例えば、前記実施の形態においては、エピ
タキシャルシリコンを成膜する場合について説明した
が、縦形CVD・エピ装置はこれに限らず、エピタキシ
ャルシリコンゲルマニウムを成膜する場合等にも適用す
ることができる。例えば、エピタキシャルシリコンゲル
マニウムを成膜する場合のプロセス条件は、次の通りで
ある。 【0035】原料ガス(括弧内は流量を示す。)は、S
iH4 (0.5〜3L/分)、10%希釈のGeH4
(3L/分以下)、0.1%希釈のBCl3 (0.02
L/分以下)である。前処理ガスは、H2 (0.1〜1
0L/分)である。圧力は0.1〜100Paである。
前処理温度は、700〜1000℃であり、成膜温度
は、450〜700℃である。 【0036】処理は成膜に限らず、酸化処理や拡散処理
および拡散だけでなくイオン打ち込み後のキャリア活性
化や平坦化のためのリフローおよびアニール処理等の熱
処理全般に使用することができる。 【0037】縦形CVD・エピ装置に限らず、バッチ式
横形CVD・エピ装置や縦形および横形ホットウオール
形減圧CVD装置、その他の熱処理装置等の半導体製造
装置全般に適用することができる。 【0038】 【発明の効果】本発明によれば、冷却エアによる強制冷
却時のパーティクルの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態である縦形CVD・エピ
装置の強制冷却時を示す正面断面図である。 【図2】その成膜ステップを示す正面断面図である。 【符号の説明】 1…ウエハ(基板)、2…筐体、3…ボート搬入搬出
口、4…ボート搬入搬出室、5…架台、10…縦形CV
D・エピ装置(半導体製造装置)、11…プロセスチュ
ーブ、12…インナチューブ、13…処理室、14…炉
口、15…排気口、16…マニホールド、17…隔壁、
18…断熱空間、19…排気管、20…窒素ガス供給
管、21…ガス導入管、22…シールキャップ、23…
ロータリーアクチュエータ、24…回転軸、25…ボー
ト、26、27…端板、28…保持部材、29…保持
溝、31…断熱カバー、32…ヒータ、40…冷却エ
ア、41…冷却エア通路、42…給気管、43…排気
口、44…排気路、45…第一ダンパ、46…水冷ラジ
エータ、47…第二ダンパ、48…ブロア、50…原料
ガス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 敦 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 4K030 BA09 BA29 BB02 CA04 EA03 EA11 KA04 5F045 AA06 AB02 AC01 AC19 AD09 AD10 AD11 AE19 AF03 BB08 BB15 EC02 EE14 EE20 EJ04 EJ10 EK06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 処理室を形成したプロセスチューブの内
    側には上端が閉塞した円筒形状に形成され下端部に排気
    口を有するインナチューブが収納されており、前記イン
    ナチューブの内側に基板が配置された状態で前記インナ
    チューブの内側空間の上端部から処理ガスを流下させる
    ように構成されており、前記プロセスチューブと前記イ
    ンナチューブとの間にはパージガスを流すように構成さ
    れていることを特徴とする半導体製造装置。
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