JP2003203725A - パネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネクタ及びこのコネクタのパネルへの取付方法 - Google Patents

パネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネクタ及びこのコネクタのパネルへの取付方法

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JP2003203725A JP2001402057A JP2001402057A JP2003203725A JP 2003203725 A JP2003203725 A JP 2003203725A JP 2001402057 A JP2001402057 A JP 2001402057A JP 2001402057 A JP2001402057 A JP 2001402057A JP 2003203725 A JP2003203725 A JP 2003203725A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パネル表裏の何れの方向からも取付けでき、
またパネルから簡単に取外しできる係止部材を有するコ
ネクタを提供すること。 【構成】 内部に貫通孔を有し該貫通孔にコネクタ端子
が装着された絶縁性ハウジング20と、このハウジング
の挿抜方向と直交し少なくとも一壁面から外方向へ突起
され前後の壁面を有するフランジ22aと、このハウジ
ングの両側壁又は上下壁にそれぞれ固定され可撓性を有
する一対の係止部材30a、30bとを備える。うち各
係止部材30a、30bには、一対の係止段部が対向し
て設けられ、このフランジ22aの前後壁面と係止部材
の各係止段部34a、34bとの間にパネルが装着され
る隙間が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、係止部材を備えた
コネクタに関し、特に係止部材の改良に係り、電子或い
は電気機器等のパネルに取付ける際に、パネル表裏の何
れの壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネクタ及
びこのコネクタのパネルへの取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子或いは電気機器等のパネル取付用コ
ネクタとして、ハウジング本体の側壁に一対の弾性係止
腕を備えたコネクタが広く使用され既に公知である。そ
の一例のコネクタが、例えば実公平4−21270公報
に開示されている。図6は、この公報に開示されたコネ
クタを示し、同図(A)は斜視図、同図(B)、(C)は
該コネクタがパネルへ取付けられたときの部分拡大図で
ある。コネクタ100は、図6に示されているように、
箱状の絶縁ハウジングで形成され、その両側壁111、
111のほぼ中間位置に、該両側壁から外方へ延出した
一対の弾性係止腕112、112が設けられている。こ
の係止腕112、112は、外力を受けると、弾性によ
って該両側壁方向へ撓むことができるように可撓性を有
している。コネクタ100がパネル200の取付開孔2
10へ図矢印の方向から挿入されると、一対の弾性係止
腕112、112は、その弾性力に抗して該両側壁方向
へ撓み、開孔210内へ挿入される。このコネクタが開
孔210へ挿入されるに従い、両弾性係止腕112、1
12の先端に設けられた段部130が取付開孔210の
両側凹部220へ当接し、該凹部220から受ける押圧
力によって、内方向へ撓む。さらに該コネクタ100が
取付開孔210に押し込まれると、段部130は、基部
の段部130Nから先端部の段130Aへとシフトさ
れ、このシフトは鍔部がパネルの当接するまで続行され
る。そして、鍔部がパネル200に当接することによっ
て、挿入方向の位置決めがなされ、同時に段部130が
凹部220の弾圧力によって固定される。各弾性係止腕
の段部130には、複数の段部130A、130B・・
・130Nが形成され、パネル板厚に応じて複数段部の
何れかの段部で係止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる弾性係
止腕を有するコネクタでは、その係止部材の構造から、
パネルへ取付方向が一パネル壁面に限定され、通常、図
6の矢印方向からしか取付けることができず、反対の壁
面から取付けようとすると他のコネクタとの接続位置が
変わり前記方向と反対にならざるを得なかった。。ま
た、同一壁面から同じ方向からも取付けようとすると、
係止部材の側壁面への取付方向が異なるコネクタを用意
しなければならなかった。このため、2種類のコネクタ
が必要となり、在庫数を多くし且つ不経済であると共
に、コネクタ及びそのコネクタのパネル取付等におい
て、設計の自由度が極めて制限されざるを得なかった。
弾性係止腕は、片持梁の形態をなした弾性片で形成され
ているので、隙間に物が引っ掛かったり或いは外部から
不意の応力が加わると変形ないし破損してしまう。ま
た、パネルへの装着或いは取外し時に、該弾性係止腕は
その弾性力に抗してハウジングの両側壁へ撓むことにな
るが、この撓みにより弾性係止腕の側壁付け根部に応力
が集中するので、所定の弾性力を保持し且つ折損を防止
するために、側壁付け根部を側壁へ強固に固定しなけれ
ばならない。しかし、該固定を強固にすればするほど、
該弾性係止腕の弾性力を犠牲にしなければならず、パネ
ルへの装着時に大きな力を必要とし、一方でパネルへの
係止力にも限界があり、安定性に欠けるという課題があ
った。また、前記弾性係止腕に代えてねじ止めによるコ
ネクタを使用し、パネルの表裏何れの壁面からも取付可
能とした取付方法も広く使用されている。しかし、この
コネクタは、ねじによる固着手段を用いていることか
ら、ボルト、ナットが必要となり部品点数が多くなり、
且つパネルへの着脱に工具を必要とし取付作業が面倒で
作業効率も悪いという課題があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解消することに着
目してなされたものであって、その目的は、パネル表裏
の何れの方向からも取付けでき、また該パネルから簡単
に取外しできる係止部材を有するコネクタを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、係止部材への応力の集
中を防止してばね安定性を向上させた係止部材を有する
コネクタを提供することにある。また、本発明の他の目
的は、該コネクタをパネル取付孔に取付ける際に、所定
の態様で装着できるようにしたコネクタの取付方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段・構成】本発明の上記の目
的は、以下の手段によって達成される。
【0006】請求項1〜6のコネクタは、内部にコネク
タ端子が装着された絶縁性ハウジングと、該ハウジング
の挿抜方向と直交し少なくとも一壁面から外方向へ突起
され前後の壁面を有するフランジと、該ハウジングの両
側壁又は上下壁にそれぞれ固定され可撓性を有する一対
の係止部材とを備え、うち該各係止部材には、一対の係
止段部が対向して設けられ、該フランジの前後壁面と該
係止部材の各係止段部との間にパネルが装着される隙間
が形成されていることを特徴とする。このコネクタは、
係止部材がパネル取付孔に挿入されると、フランジの前
後何れかの壁面と係止段部との間に形成された隙間でパ
ネルに装着される。この構成により、該コネクタはパネ
ルの表裏何れの壁面からも取付可能となる。
【0007】好適には、前記コネクタ端子は、前記ハウ
ジング端のいずれか一方又は双方から着脱自在の接続具
と接続可能なオス型又は/及びメス型端子を用いる。コ
ネクタ端子へは着脱自在なコネクタが該コネクタの一方
又は双方から接続される。これにより、該コネクタを中
継して種々の電子機器等と簡単な接続ができる。
【0008】好適には、前記各係止部材は、可撓性を有
するリング状の係止環からなり、該係止環は、前記ハウ
ジング壁の固定部と対向する外周壁面の中央部に設けら
れた凹状溝と、該凹状溝の両サイド外方向へ傾斜して設
けられた傾斜面と、該各傾斜面に設けられた係止段部と
で形成される。好適には、前記係止環は、その肉厚がほ
ぼ均一又は前記ハウジング壁の固定部から前記凹状溝に
向うに従い肉薄に形成され可撓性が付与される。好適に
は、前記係止段部は、パネル取付孔縁と係止される段差
部で形成され、該段差部が前記傾斜面に1個ないし複数
個階段状に設けられる。好適には、前記凹状溝の底部中
央部に、前記フランジ幅と同一幅を有するフランジが幅
方向に形成され、該フランジの両側壁面が前記フランジ
の両側壁面と同一平面上に位置させる。
【0009】該係止環は、パネル取付孔へ挿入される際
に、扁平状に撓み該取付孔を通過し、通過した後、ほぼ
元の形状に戻り、係止段部が該取付孔の周縁と係止す
る。係止部材がリング状の係止環で形成されていること
から、従来のパネルロックが片持ちばね状であるものと
比べて、両持ちばね状になるため応力の集中が防止で
き、ばね強度が上がり且つばね安定性が向上する。
【0010】請求項7のコネクタは、請求項1〜6記載
の何れかの1つのコネクタの絶縁性ハウジングは、前記
フランジを境に前方及び後方ハウジングに分れ、該前方
及び後方ハウジングの外形形状がそれぞれ異なる形状を
有することを特徴とする。請求項8のコネクタは、請求
項1〜6記載の何れか1つのコネクタの絶縁性ハウジン
グは、前記フランジを境に前方及び後方ハウジングに分
れ、該前方及び後方ハウジングの外形形状がほぼ同一形
状を有することを特徴とする。
【0011】請求項9のコネクタのパネル取付方法は、
請求項7記載のコネクタと、該コネクタを装着する取付
孔を有するパネルとを備え、該パネル取付孔は、該コネ
クタの前方ハウジングの外形状とほぼ同一形状に形成さ
れ、該パネル取付孔に該コネクタを前方ハウジングの一
位置で挿通可能にし、該前方ハウジングの一位置を18
0度に至る角度に回転した位置又は該コネクタの後方ハ
ウジングから挿通されるとき、該前方又は該後方ハウジ
ングの先端が該パネル取付孔の開孔周縁に衝突し、挿通
が阻止されることを特徴とする。
【0012】請求項10のコネクタのパネル取付方法
は、請求項7記載の何れか1つのコネクタと、該コネク
タを装着する取付孔を有するパネルとを備え、該パネル
取付孔は、該コネクタの前方又は後方ハウジングの外形
状とほぼ同一形状に形成され、該パネル取付孔に該コネ
クタを前方ハウジングの一位置又は後方ハウジングの一
位置での挿通を可能にし、該前方又は後方ハウジングの
一位置を180度に至る角度に回転した位置から挿通さ
れるとき、該前方又は後方ハウジングの先端が該パネル
取付孔の開孔周縁に衝突し、挿通が阻止されることを特
徴とする。
【0013】請求項11のコネクタのパネル取付方法
は、請求項8記載のコネクタと、該コネクタを装着する
取付孔を有するパネルとを備え、該パネル取付孔は、該
コネクタの前方及び後方ハウジングの外形状とほぼ同一
形状に形成され、該取付孔に該コネクタを前方或いは後
方ハウジングの一位置から挿通可能にし、該前方又は後
方ハウジングに一位置を180度に至る回転した位置か
ら挿通されるとき、該前方又は後方ハウジングの先端が
該パネル取付孔の開孔周縁に衝突し、挿通が阻止される
ことを特徴とする。
【0014】請求項12のコネクタのパネル取付方法
は、請求項8記載のコネクタと、該コネクタを装着する
取付孔を有するパネルとを備え、該パネル取付孔は、該
コネクタの前方及び後方ハウジングの外形状とほぼ同一
形状に形成され、該取付孔に該コネクタを前方或いは後
方ハウジングの何れの方向からも挿通可能にして取付け
られることを特徴とする。
【0015】該コネクタは、所定の態様でパネルの表裏
から該パネル取付孔へ挿入される。この取付方法によ
り、パネルへの取付けが任意の態様で装着できるので、
コネクタ及び取付パネルの設計自由度が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。なお、本発明は、この実施形態に
限定されるものでなく、以下、その都度説明する方法に
より、変更が可能であって、その変更した部分の構造及
び機能は、この実施形態の説明から容易に理解でき、推
測できるはずであるのでその説明を省略する。
【0017】本発明の電気コネクタは、以下、プラグ型
コネクタで説明するが、本発明はこのプラグ型コネクタ
に限定されず、リセプタクル型コネクタにも適用できる
ものである。図1は、本発明の一実施形態のプラグ型コ
ネクタを示し、同図(A)はプラグの平面図、同図(B)
は(A)の矢印Yからみた正面図、同図(C)は(A)
の矢印Yからみた背面図、同図(D)はプラグの底面
図である。図2は、同プラグを示し、同図(A)は図1
の矢印Xからみた側面図、同図(B)は図1のA−Aか
ら切断した断面図である。プラグ10は、扁平なブロッ
ク状をなしたハウジング本体20と、該ハウジング本体
20の両側壁に固定された一対の係止環30a、30b
とからなり、これらは合成樹脂材料で一体成形される。
【0018】ハウジング本体20は、フランジ22aを
境に前後に延びる前方ハウジング23と後方ハウジング
24とに別れ、前方ハウジング23は、後方ハウジング
24より若干長くなっている。前方ハウジング23の上
壁面21aに形成されたフランジ22aは、扁平ハウジ
ングの上壁面21aから長手軸方向と直交し所定の幅で
垂直に外方へ延びる垂直壁で形成される。また、下壁面
21bには、前記フランジ22aと対向した位置に両側
壁21c、21dから外方へ突出され前記フランジ22
aと同一幅のフランジ22b、22cが形成される。さ
らに、前方ハウジング23は、内部にリセプタクル(図
示せず)を挿入でき、複数のコネクタ端子が装着される
細長の貫通孔25aと、上壁面21aの両端近傍に突出
した2条の凸条26a、26bと、下面壁の両端に段差
26c、26dとを有する。2条の凸条26a、26b
及び段差26c、26dは、リセプタクルとの結合時に
位置決めの機能を果たし、誤った方向での結合を阻止す
る。また、前方ハウジングの形状に適合しないパネル連
結孔への挿入を阻止する機能をも果たす。すなわち、壁
面の凸条位置は、それぞれ異なる位置に形成されること
により、パネル連結孔の周面に凸条が突当り、プラグが
上下間違った方向で装着が出来なくなる。また、細長の
貫通孔25aは、その開口周端が面取りされ、その内部
の幅方向に棚板27が形成され、該棚板27に複数のコ
ネクタ端子27a〜27iが装着される。
【0019】後方ハウジング24は、前記貫通孔25a
と連通した貫通孔25bと、上面壁21fの両端から上
方へ突出された2条の凸条26e、26fと、下壁面2
1eの両端から突出された2条の凸条28a、28b
と、上面壁21f、下面壁21e、左右の側面壁21
g、21hで形成された細長孔25cとを有し、さらに
この細長孔25c内には前記コネクタ端子27a〜27
iに連結されたコネクタピン27’a〜27’iが突出
している。コネクタ端子27a〜27iは、平らな帯状
接触片とこの接触片に連結されたピン状の端子からなっ
ている。図2(B)には、1つの接続端子がハウジング
に装着された状態が示されている。このコネクタ端子を
用いることにより貫通孔25a及び細長孔25cの両端
に着脱自在に他のコネクタ(図示省略)を結合できる。
また、コネクタ端子は、かかる形状に限定されず、オス
型又は/及びメス型等(図示省略)任意のコネクタ端子
を使用することができる。また、これらコネクタ端子を
貫通孔ないしは細長孔内に着脱自在に装着できるように
し、電気的接続の必要がない場合は、該コネクタ端子を
取外し、取外した開孔に取外し自在の栓体(図示省略)
で塞ぐこともできる。
【0020】ハウジング本体20のフランジ22aの左
右の両側端には、一対の係止環30a、30bが固定さ
れる。これら係止環30a、30bは、同一の形状を有
する。以下、説明を簡単にするために、一方の係止環3
0aについて説明し、他の係止環30bは、係止環30
aと同一番号を用い、その番号にbを付するものとしそ
の説明を省略する。係止環30aは、上面からみて外形
がほぼ菱形状をなし、内部にほぼ菱形状の空間が形成さ
れ、所定の幅と肉厚を有する環状体からなる。この係止
環30aは、菱形状の長手方向の角部を結ぶ線を中心に
して、上下にそれぞれ湾曲された2つの環状片31a、
32aに分れ、一方の環状片31aはその肉厚が比較的
厚く、他の環状片32aは肉薄に形成される。2分され
た環状片31a、32aのうち、肉厚の環状片31a
は、その中央部の外壁がハウジング本体20のフランジ
22aの一方の端部へ固定され、肉薄環状片32aは、
その中央部に凹状溝33aが形成される。なお、係止環
30a、30bの長さ、すなわち菱形状の長手方向の長
さは、前方及び後方ハウジング23、24の先端部とほ
ぼ同一面となる長さが好ましい。勿論、この長さは、ハ
ウジング本体20のサイズ、或いは取付パネルの厚さに
応じて任意の長さに変更される。
【0021】この凹状溝33aは、両サイドに所定角度
に傾斜した傾斜面34a、35aが設けられ、各傾斜面
にパネル取付孔の開孔縁と係止する段差部が1個ないし
複数個階段状に形成される。更に、凹状溝33aの中央
部には、フランジ22aの幅と同一幅のフランジ36a
が設けられ、該フランジ36a及び前記各フランジ22
a、22b、22cの各側壁面は同一平面に位置するよ
うに形成される。各フランジ22a、22b、22c、
36aの各側壁面が同一平面に位置することにより、プ
ラグをパネルに取付けた際に各側壁面にパネルが当接
し、パネルの位置決めがなされる。なお、フランジ36
aには、図1(A)に見られるように所定の間隔を空け
2条の凸条突起で形成されているが、所定の幅を有する
1つの凸条突起でもよい。
【0022】前述したように係止環30bも係止環30
aと同一の構造を有する。また。各係止環30a、30
bは、細部の構造において変更できる。係止環30a、
30bは、それぞれ機械的強度を維持しながら可撓性を
有する構造を有しているが、その可撓性等は、帯状の肉
厚を側壁の固定部から凹状溝33a、33bに向うに従
い徐々に肉薄にしてもよく、或いは肉厚を変えることな
く、均一の肉厚にして可撓性及び機械的強度を持たせる
こともできる。さらに、係止環30a、30bの外形
は、菱形状でなく、楕円形状、扁平ブロック状等の任意
の形状で形成することもできる。さらにまた、係止環3
0a、30bの固定は、ハウジング20のフランジ22
aの左右端に代えて両側壁21c、21d、上下壁面2
1a、21bに固定してもよく、或いは周壁面21a〜
21dに各々固定してもよい。これらの変更に伴い、ハ
ウジング本体の形状も変更されることは説明するまでも
ない。
【0023】図3は、パネル取付孔の形状とプラグとの
関係を示し、同図(A)はプラグを一方向から挿入可能
とした取付孔を有するパネルの平面図、同図(B)はプ
ラグを他の方向から挿入可能とした取付孔を有するパネ
ルの平面図である。なお、同図(A)、(B)は、パネル
上にプラグが図示されているが、これはプラグ挿入方向
と取付孔との関連説明を容易にするために図示されたも
のであって、実際のパネルにプラグが図示されているも
のではない。図4(A)、(B)は、図3の(A)、(B)
に対応するパネル取付状態を示す斜視図である。パネル
には、プラグを装着する取付孔が設けられる。前記プラ
グ10は、前後ハウジング23、24の形状が異なるの
で、別々のパネルを2枚用意し、それぞれのパネルに異
なる形状の取付孔が形成される。
【0024】図3(A)は、プラグ10が前方ハウジン
グ23からパネル50aに挿入される取付孔51aの形
状が示されている。取付孔51aは、前方ハウジング2
3の外形に合わせ、図(A)のy’1、x’の長さを
有する細長孔に形成される。yは前方ハウジングの縦
幅、yは係止部材30a、30bの縦幅、yは、y
からyを引いた長さにそれぞれ相当し、取付孔51
aのy’〜y’は、前方ハウジングが該長孔に挿入
できるように、該ハウジングの縦幅(y1、)より
若干長めに形成される。同様にxは係止部材30a、
30bの外側間の距離、xは前方ハウジング23の横
幅、xは2条の凸条26a、26b間の距離にそれぞ
れ相当し、取付孔51aのx’〜x’は前方ハウジ
ングの相当する長さより若干長めに形成される。
【0025】図3(B)は、プラグ10が後方ハウジン
グ24からパネル50bに挿入される取付孔51bの形
状が示されている。取付孔51bは、後方ハウジング2
4の外形に合わせ、図(B)のy’11、x’11の長
さを有する細長孔に形成される。y11は後方ハウジン
グの縦幅、y31は係止部材30a、30bの縦幅、y
21は、y11からy21を引いた長さにそれぞれ相当
し、取付孔51bのy’11〜y’31は、後方ハウジ
ングが該長孔に挿入できるように、該ハウジングの縦幅
より、若干長めに形成される。同様にx11は係止部材
30a、30bの外側間の距離、x21は後方ハウジン
グ24の横幅にそれぞれ相当し、x11〜x21は後方
ハウジングの相当する長さより若干長めに形成される。
【0026】プラグ10は、以下の方法により各パネル
50a、50bに取付けられる。 (i)前方ハウジング23からパネル取付孔51aに取
付け、取外す場合、プラグ10は、前方ハウジング23
の一対のフランジ26a、26bが設けられている面を
上にして取付孔51aに挿入される。すると各係止環3
0a、30bの先端が取付孔51aの長孔の開孔縁へ当
接され挿入可能になる。このとき、上壁面のフランジ2
6a、26bは、開孔縁の上溝内に挿通され、前方ハウ
ジング23の挿通が阻止されることはない。さらに、プ
ラグ10が押し込まれると、係止環30a、30bは、
開孔周縁に当接され肉薄係止片32a、32bが互いに
ハウジングに接近する方向へ撓み、環内の菱形状空間が
狭められ、取付孔内を通過される。傾斜面34a、34
bの頂部が開孔を通過すると、各係止環30a、30b
は、その弾性復元力により、元に戻る。この戻りによ
り、パネル50aの一壁面は、フランジ22aの一壁面
に当接され、他壁面の取付孔51aの端縁は、傾斜面3
4a、34bの段差部と係止されることになる。この取
付状態は、図4(A)に示されている。また、前方ハウ
ジング23の一対のフランジ26a、26bが設けられ
ている面を逆、すなわち180度回転させて、取付孔5
1aへ挿入しようとすると、フランジ26a、26bの
間隔幅及び段差部26c、26dの幅、或いは開孔と係
止環30a、30bの取付位置が、取付孔51aと一致
せず、プラグ10を取付孔51aへ挿入することができ
ない。さらに、この取付孔51aに、後方ハウジング2
4から挿入可能にする場合は、後方ハウジングの外形形
状を該取付孔51aの形状に合わせるか、或いは外形形
状を幾分小さくして該取付孔を挿通できるようにする。
プラグ10をパネル50aから取外す場合は、各係止環
30a、30bの環状片32a、32bを親指と人差し
指とで挟み押圧し、この環状片の部分を撓ませ、プラグ
10をパネル50aの挿入方向と反対方向から引っ張
り、プラグ10をパネル50aから取外す。
【0027】(ii)後方ハウジング24からパネル取付
け孔51bに取付け、取外す場合、プラグ10は、後方
ハウジング24の一対のフランジ28a、28bが設け
られている面を下にして取付孔51bに挿入される。す
ると各係止環30a、30bの先端が取付孔51bの長
孔の開孔縁へ当接され挿入可能になる。さらに、プラグ
10が押し込まれると、係止環30a、30bは、その
肉薄係止片32a、32bが互いにハウジングに接近す
る方向へ撓み、環内の菱形状空間が狭められ、取付孔内
を通過する。傾斜面34a、34bの頂部が取付孔51
bを通過すると、各係止環30a、30bは、その弾性
復元力により元に戻る。この戻りにより、パネル50b
の一壁面は、フランジ22aの一壁面に当接し、他壁面
の取付孔51bの端縁は、傾斜面34a、34bの段差
部と係止されることになる。この取付状態は、図4
(B)に示されている。また、後方ハウジング24の一
対のフランジ28a、28bが設けられている面を逆に
して、取付孔51bへ挿入しようとすると、フランジ2
8a、28bが取付孔51bの周縁へ衝突し、プラグ1
0を取付孔51bへ挿入することができない。プラグ1
0をパネル50bから取外す場合は、各係止環30a、
30bの環状片32a、32bを親指と人差し指とで挟
み押圧し、この環状体の部分を撓ませ、プラグ10をパ
ネル50bの挿入方向と反対方向から引っ張り、プラグ
10をパネル50bから取外す。
【0028】プラグ10は、前方ハウジング23と後方
ハウジング24に分れ、両ハウジングの外形形状が異な
り、しかも壁面の凸条及び段差部も異なる位置に形成さ
れている。しかし、これらの形状又は/及び凸条、段差
部の位置は、パネル取付孔の形状との関係で任意に変
更、例えば前方及び後方ハウジングの形状を同一ないし
変形することにより、任意形状の取付孔に実装できる。
図6は、パネルに取付けられたコネクタに他のコネクタ
接続を説明する平面図である。コネクタ10は、前記方
法により何れかのパネル50a又は50bに装着され
る。一方、他のコネクタ60、70は、それぞれのリー
ド線61a〜61i、71a〜71iが他の電子機器等
に接続されている。これらのコネクタ60、70に接続
されている電子機器等をコネクタ10を介して接続する
場合は、該コネクタ10の前方ハウジング23にコネク
タ60を挿入し、後方ハウジング24にコネクタ70を
接続して行う。
【0029】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
よって、パネル表裏の何れの方向からも取付けでき、ま
た該パネルから簡単に取外しできる係止部材を有するコ
ネクタが得られる。さらに係止部材がリング状の係止環
で形成されていることから、従来のパネルロックが片持
ちばね状であるものと比べて、両持ちばね状になるため
応力の集中が防止でき、ばね強度が上がり且つばね安定
性が向上する。しかも該コネクタをパネル取付孔に取付
ける際に、所定の取付方向で装着できるようにしたコネ
クタの取付方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のプラグ型コネクタを示
し、同図(A)はプラグの平面図、同図(B)は(A)の
矢印Yからみた正面図、同図(C)は(A)の矢印Y
からみた背面図、同図(D)はプラグの底面図である。
【図2】 同プラグを示し、同図(A)は図1の矢印X
からみた側面図、同図(B)は図1のA−Aから切断し
た断面図である。
【図3】 パネル取付孔の形状とプラグとの関係を示
し、同図(A)はプラグを一方向から挿入可能とした取
付孔を有するパネルの平面図、同図(B)はプラグを他
の方向から挿入可能とした取付孔を有するパネルの平面
図である。
【図4】 同プラグがパネルに取付けられた状態を示
し、同図(A)はパネルの一方の壁面から取付けられた
状態を示す斜視図、同図(B)はパネルの他面から取付
けられた状態を示す斜視図である。
【図5】 同プラグがパネルに取付けられ、他のコネク
タ接続を説明する平面図である。
【図6】 従来技術のコネクタを示し、同図(A)は斜
視図、同図(B)、(C)は該コネクタがパネルへ取付け
られたときの部分拡大図である。
【符号の説明】
10 プラグ型コネクタ 20 ハウジング本体 22a、22b、22c、36a フランジ 23 前方ハウジング 24 後方ハウジング 27a〜27i コネクタ端子 30a、30b 係止部材(係止環) 31a、31b、32a、32b 環状片 33a、33b 凹状溝 34a、34b 傾斜面 50a、50b パネル 51a、51b 取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 克之 神奈川県横浜市港北区樽町4−4−36 日 本圧着端子製造株式会社東京技術センター 内 (72)発明者 濱田 雄介 神奈川県横浜市港北区樽町4−4−36 日 本圧着端子製造株式会社東京技術センター 内 Fターム(参考) 5E087 MM09 MM15 QQ06 RR06 RR25 RR29 RR36

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にコネクタ端子が装着された絶縁性
    ハウジングと、該ハウジングの挿抜方向と直交し少なく
    とも一壁面から外方向へ突起され前後の壁面を有するフ
    ランジと、該ハウジングの左右端又は上下にそれぞれ固
    定され可撓性を有する一対の係止部材とを備え、該各係
    止部材には、一対の係止段部が対向して設けられ、該フ
    ランジの前後壁面と該係止部材の各係止段部との間にパ
    ネルが装着される隙間が形成されていることを特徴とす
    るパネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を備
    えたコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ端子は、前記ハウジング端
    のいずれか一方又は双方から着脱自在の接続具と接続可
    能なオス型及び/又はメス型端子であることを特徴とす
    る請求項1記載のパネル表裏何れの壁面からも取付可能
    な係止部材を備えたコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記各係止部材は、可撓性を有するリン
    グ状の係止環からなり、該係止環は、前記ハウジング壁
    の固定部と対向する外周壁面の中央部に設けられた凹状
    溝と、該凹状溝の両サイド外方向へ傾斜して設けられた
    傾斜面と、該各傾斜面に設けられた係止段部とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のパネル表裏何れ
    の壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記係止環は、その肉厚がほぼ均一又は
    前記ハウジング壁の固定部から前記凹状溝に向うに従い
    肉薄に形成され可撓性が付与されることを特徴とする請
    求項3記載のパネル表裏何れの壁面からも取付可能な係
    止部材を備えたコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記係止段部は、パネル取付孔縁と係止
    される段差部で形成され、該段差部が前記傾斜面に1個
    ないし複数個階段状に設けられることを特徴とする請求
    項3記載のパネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止
    部材を備えたコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記凹状溝の底部中央部に、前記フラン
    ジ幅と同一幅を有するフランジが幅方向に形成され、該
    フランジの両側壁面が前記フランジの両側壁面と同一平
    面上に位置することを特徴とする請求項3記載のパネル
    表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネ
    クタ。
  7. 【請求項7】 前記コネクタの絶縁性ハウジングは、前
    記フランジを境に前方及び後方ハウジングに分れ、該前
    方及び後方ハウジングの外形形状がそれぞれ異なる形状
    を有することを特徴とする請求項1〜6記載の何れか1
    つのパネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を
    備えたコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記コネクタの絶縁性ハウジングは、前
    記フランジを境に前方及び後方ハウジングに分れ、該前
    方及び後方ハウジングの外形形状がほぼ同一形状を有す
    ることを特徴とする請求項1〜6記載の何れか1つのパ
    ネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を備えた
    コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7記載の何れか1つのコネク
    タと、該コネクタを装着する取付孔を有するパネルとを
    備え、該パネル取付孔は、該コネクタの前方ハウジング
    の外形状とほぼ同一形状に形成され、該パネル取付孔に
    該コネクタを前方ハウジングの一位置で挿通可能にし、
    該前方ハウジングの一位置を180度に至る角度に回転
    した位置又は該コネクタの後方ハウジングから挿通され
    るとき、該前方又は該後方ハウジングの先端が該パネル
    取付孔の開孔周縁に衝突し、挿通が阻止されることを特
    徴とするパネル表裏の何れの壁面からも取付可能な係止
    部材を備えたコネクタのパネルへの取付方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7記載の何れか1つのコネ
    クタと、該コネクタを装着する取付孔を有するパネルと
    を備え、該パネル取付孔は、該コネクタの前方又は後方
    ハウジングの外形状とほぼ同一形状に形成され、該パネ
    ル取付孔に該コネクタを前方ハウジングの一位置又は後
    方ハウジングの一位置での挿通を可能にし、該前方又は
    後方ハウジングの一位置を180度に至る角度に回転し
    た位置から挿通されるとき、該前方又は後方ハウジング
    の先端が該パネル取付孔の開孔周縁に衝突し、挿通が阻
    止されることを特徴とするパネル表裏の何れの壁面から
    も取付可能な係止部材を備えたコネクタのパネルへの取
    付方法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のコネクタと、該コネク
    タを装着する取付孔を有するパネルとを備え、該パネル
    取付孔は、該コネクタの前方及び後方ハウジングの外形
    状とほぼ同一形状に形成され、該取付孔に該コネクタを
    前方或いは後方ハウジングの一位置から挿通可能にし、
    該前方又は後方ハウジングに一位置を180度に至る回
    転した位置から挿通されるとき、該前方又は後方ハウジ
    ングの先端が該パネル取付孔の開孔周縁に衝突し、挿通
    が阻止されることを特徴とするパネル表裏の何れの壁面
    からも取付可能な係止部材を備えたコネクタのパネルへ
    の取付方法。
  12. 【請求項12】 請求項8記載のコネクタと、該コネク
    タを装着する取付孔を有するパネルとを備え、該パネル
    取付孔は、該コネクタの前方及び後方ハウジングの外形
    状とほぼ同一形状に形成され、該取付孔に該コネクタを
    前方或いは後方ハウジングの何れの方向からも挿通可能
    にして取付けられることを特徴とするパネル表裏の何れ
    の壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネクタのパ
    ネルへの取付方法。
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