JP2003203552A - ヒュ−ズ及びその製造方法 - Google Patents

ヒュ−ズ及びその製造方法

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JP2003203552A
JP2003203552A JP2002001998A JP2002001998A JP2003203552A JP 2003203552 A JP2003203552 A JP 2003203552A JP 2002001998 A JP2002001998 A JP 2002001998A JP 2002001998 A JP2002001998 A JP 2002001998A JP 2003203552 A JP2003203552 A JP 2003203552A
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JP2002001998A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Isaki
正敏 伊▲崎▼
Shinichi Otsuka
新一 大塚
Takahiro Mukai
隆浩 向井
Kenzo Isozaki
賢▲蔵▼ 磯▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はケースからリードが脱落することを
防止でき、小型化を実現できるヒューズ及びその製造方
法を提供することを目的としている。 【解決手段】 ケース9,17の内部に固定された突起
部13,14と、ケース9,17から導出された一対の
リード部7,8間に設けられたヒューズエレメント15
とを備え、一対のリード部7,8をケース9,17の外
側方向であってしかも相反する方向に外力を加えたとき
に、一対のリード部7,8の少なくとも一方がケース
9,17から抜けるのを妨げるように突起部13,14
と係止する係止部を一対のリード部7,8に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常加熱や過電流
等による電子機器など破損等を防止するのに好適に用い
られるヒューズ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の温度ヒューズは、所定温度に達す
ると溶断する可溶合金の両端に端子部を設け、その端子
部を電源などの回路と接続することで、電源などを構成
する部品(電池など)が異常発熱を起こした際に、可溶
合金がその異常発熱による高温度で動作し、電源回路な
どを遮断し、内部の部品などにダメージを与えない様に
構成されている。
【0003】従来の温度ヒューズの代表的な構造として
は、一対のリード間にヒューズエレメントを接合し、そ
のヒューズエレメントをケース内に収納し、ケースの開
口を樹脂などで封止することで、ケース内部を気密にす
るとともに、ケースとリードの固定を行っていた。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、外部からの強い引っ張り力が加わってリー
ドがケースから脱落するのを防止するために、比較的ケ
ース開口に設ける樹脂を厚くしかも大量に設けなければ
ならないので、ケースから樹脂が大きく突出し、温度ヒ
ューズの小型化を実現するのが困難であった。
【0005】これら問題点を解決する構造として、例え
ば、特開2001−243867号公報に記載されてい
る温度ヒューズの様に、ケースに突起を設けて、その突
起にリードに設けられた貫通孔を挿入したり、あるいは
リードに段差部等を設け、この段差部とケースに設けら
れた段差部などを係合させる構成が開示されている。
【0006】しかしながら、上記先行例に記載された技
術内容では、リードの引っ張り強度などについては、向
上するものの、ケース内部のヒューズエレメントへの熱
的なダメージを抑制することはできない。すなわちリー
ドを長く形成しなければ、実装の際に、熱がヒューズエ
レメントに伝わりやすくヒューズエレメントに熱的なダ
メージが加わる。
【0007】従って、リードを長くして、回路基板との
接合する際に、ヒューズエレメントと比較的遠い位置で
半田付けなどを行わなくてはならず、温度ヒューズの小
型化を行うことはできなかった。
【0008】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、ケースからリードが脱落することを防止でき、小型
化を実現でき、しかも実装などの際にヒューズエレメン
トへのダメージを軽減できるヒューズ及びその製造方法
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケースと、ケ
ースの内部に固定された突起部と、ケースから導出され
た一対のリード部と、一対のリード部間に設けられたヒ
ューズエレメントとを備え、一対のリード部をケースの
外側方向であってしかも相反する方向に外力を加えたと
きに、一対のリード部の少なくとも一方がケースから抜
けるのを妨げるように突起部と係止する係止部を一対の
リード部に設け、ケースから突き出た一対のリード部の
端部の幅を、ケース内でヒューズエレメントと接続され
た一対のリード部の端部の幅よりも狭幅に構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、ケース
と、前記ケースに固定された突起部と、前記ケースから
導出された一対のリード部と、前記一対のリード部間に
設けられたヒューズエレメントとを備え、前記一対のリ
ード部において、前記ケースの外側方向であってしかも
相反する方向に外力を加えたときに、前記一対のリード
部の少なくとも一方が前記ケースから抜けるのを妨げる
ように前記突起部と係止する係止部を前記一対のリード
部に設けたヒューズであって、ケースから突き出た一対
のリード部の少なくとも一部の幅を、ケース内でヒュー
ズエレメントと接続されたリード部の端部の幅よりも狭
幅に構成したことを特徴とするヒューズとすることで、
ケース自体にリード部の抜け防止となる突起部を設ける
ことができるので、リード部の抜け防止容易にしかも強
力に行うことができ、しかもリード部の抜け防止のため
に多量の接着剤を用いて外方に大きく突出させることを
防止できるので、小型化を実現でき、しかも一対のリー
ド部の端部を溶接および半田付けなどで回路基板などに
実装する際に、一対のリード部の端部に熱が加えられる
ことになるけれども、ケースから突き出た一対のリード
部の少なくとも一部の幅が狭幅となっているので、一対
のリード部の端部で加えられた熱がヒューズエレメント
に伝えられる割合を小さくできるので、一対のリード部
のケースから突き出る量を短くでき、素子の小型化を行
うことができる。
【0011】請求項2記載の発明は、ケースを一対のケ
ースとし、一方のケースに突起部を固定したことを特徴
とする請求項1記載のヒューズとすることで、製造時に
作業性が良くなり、生産性が向上する。
【0012】請求項3記載の発明は、ケースを一対のケ
ースとし、ケースとケースの間を接着剤にて接着すると
ともに前記接着剤でケースの内と外を遮断したことを特
徴とする請求項2記載のヒューズとすることで、内部部
材の外気による劣化等を防止でき、ケース間接合と同時
に気密性を得ることができ、生産性が向上する。
【0013】請求項4記載の発明は、リード部に貫通孔
か切欠部を設け、貫通孔内科或いは切欠部内に突起部が
位置することを特徴とする請求項1記載のヒューズとす
ることで、容易にリード部に係止部を形成できる。
【0014】請求項5記載の発明は、一方のケースに凹
部を設けるとともに凹部中に突起部を設け、前記凹部中
に一対のリード部の少なくとも先端部を収納させること
を特徴とする請求項2記載のヒューズとすることで、ケ
ース内空間を広くすることができ、しかもリード部の固
定などが容易になる。
【0015】請求項6記載の発明は、ケースの側壁を突
起部と兼用したことを特徴とする請求項1記載のヒュー
ズとすることで、突起部を別途設けなくても良く、構造
が簡単になり生産性が向上する。
【0016】請求項7記載の発明は、ケースと突起部を
一体に形成したことを特徴とする請求項1記載のヒュー
ズとすることで、ケースの成形が容易で、生産性が向上
する。
【0017】請求項8記載の発明は、一対の突起部を設
けた第1のケースに一対のリード部を固定するとともに
前記一対のリード部に設けられた係止部が前記突起部と
係止するように配置し、前記一対のリード部間にヒュー
ズエレメントを接合し、前記第1のケース上に接着剤を
介して第2のケースを被せることを特徴とするヒューズ
の製造方法とすることでヒューズエレメントを接合した
リード部などをケースに挿入することは必要なく、作業
性が良くなり、生産性が向上する。
【0018】請求項9記載の発明は、一対のリード部に
切欠か或いは貫通孔を設け、前記切欠内もしくは貫通孔
内に突起部を配置するように前記一対のリード部と前記
第1のケースを配置したことを特徴とする請求項8記載
のヒューズの製造方法とすることで、リード部に容易に
係止部を設けることができる。
【0019】請求項10記載の一対の搬送部の間に前記
搬送部を連結する連結部を所定間隔で設けるとともに、
前記連結部間に前記一対の搬送部からそれぞれ導出され
一体に形成された一対の切欠付或いは貫通孔付リード部
を備えた端子フレームに、凹部を有ししかも前記凹部内
に一対の突起部を設けた第1のケースを前記一対の突起
部に前記リード部の切欠或いは貫通孔が挿入された状態
で取り付け、前記一対のリード部間にヒューズエレメン
トを接合し、接着剤を用いて、前記ヒューズエレメント
と前記リード部の一部を覆うように第2のケースを取り
付け、前記連結部間の搬送部もしくはリード部を切り離
すことを特徴とするヒューズの製造方法とすることで、
ヒューズエレメントのケース内への挿入工程が不要であ
り、リード部の抜けが生じることがほとんどないヒュー
ズを生産性良く製造でき、大量生産を行うことができ
る。
【0020】請求項11記載の発明は、基板と、前記基
板上に実装された複数の電子部品と、前記基板上に実装
されしかも前記複数の電子部品の内異常発熱を起こしや
すい電子部品に当接或いは所定の隙間を持って配置され
た温度ヒューズとを備え、前記温度ヒューズの構造とし
て、請求項1〜7いずれか1記載のヒューズを用いたこ
とを特徴とするヒューズ実装構造とすることで、異常発
熱を起こした電子部品からの熱を吸収して所定の温度異
常となった場合には、温度ヒューズは回路を遮断するこ
とができ、異常発熱による他の部品や部材などの破損を
防止できる。更に、請求項1〜7いずれか1記載のヒュ
ーズを温度ヒューズとして用いたことで、薄くても内部
空間を広くできるので、体積効率が良く溶断特性が良い
とともに、大電流を温度ヒューズに流せるので、大電流
対応の電子機器などにも容易に搭載できる。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いてその製造工程を示すと共に、構成について説明
する。
【0022】先ず、図1に示すように、帯状の端子フレ
ーム1を用意する。端子フレーム1には、両端に搬送部
2,3が設けられており、搬送部2,3にはそれぞれ貫
通孔4,5を所定の一定間隔で設けられており、この貫
通孔4,5に搬送装置の突起などが入り込んで、端子フ
レーム1を移動させる。搬送部2,3の間には、搬送部
2,3を連結する連結部6が所定間隔で複数設けられて
いる。
【0023】連結部6間であって、搬送部2,3には、
それぞれリード部7,8が対向して設けられている。す
なわち、連結部6,6間には一対のリード部7,8が形
成されている。また、リード部7,8には貫通孔7a,
8aがそれぞれ設けられている。
【0024】端子フレーム1は帯状の導電体にプレス加
工などで孔や切欠を設けることで構成され、帯状の導電
体としては、好適には金属板等が好適に用いられる。更
には、金属板上にメッキ被膜などを形成したものなども
用いられる。
【0025】次に、図2に示すような絶縁性を有するケ
ース9を用意する。ケース9はセラミック,樹脂などの
絶縁材料やあるいは、金属材料などの上に絶縁性被膜を
形成したものなどが好適に用いられる。
【0026】ケース9には両端にまで達した凹部10が
設けられており、凹部10の両サイドには、接着部とな
る凸部11,12が帯状に形成されている。
【0027】更に、凹部10の開口部分には、突起部1
3,14が設けられており、好ましくは突起部13,1
4の天面と凸部11,12の天面が同一平面となるよう
に構成されている。凹部10の幅W1は図1に示すリー
ド部7,8の幅W2とほぼ等しいか、ややW2の方が狭
く構成されている。また、突起部13,14の幅W3は
貫通孔7a,8aの幅W4とほぼ等しいか、ややW3の
方が狭く構成されている。
【0028】また、凹部10の深さは作業性などを考慮
すると、端子フレーム1の厚さとほぼ等しいかあるいは
深い方が好ましい。この時、突起部13,14はケース
の側壁の一部を構成しても良く、この場合には突起部1
3,14を別途設けなくとも良いので、ケース9の構造
を簡単にすることができる。
【0029】次に、図3に示すように突起部13,14
の周りであって、しかも少なくとも凹部10の両端部に
それぞれエポキシ樹脂などを主成分とする接着剤15a
を塗布する。
【0030】次に図4に示すように、ケース9と端子フ
レーム1を相互に取り付ける。この時、リード部7,8
の先端部は凹部10内にそれぞれ配置され、しかも貫通
孔7a,8aには突起部13,14が挿入されている。
また、接着剤15をケース9に塗布しているので、端子
フレーム1からケース9は脱落しない。
【0031】リード部7,8において貫通孔7a,8a
内の先端側の端面7b,8bは突起部13,14の互い
に対向する端面13a,14aとは当接させるか、或い
は僅かな隙間を有してリード部7,8とケース9を配置
させる。
【0032】抜け防止部材となる突起部13,14によ
ってリード部7,8がケース9の外側に抜けようとして
も、リード部7,8の端面7b,8bが突起部7,8に
当接するので、リード部7,8はケース9から抜けるこ
とはない。
【0033】次に、図5に示すように、リード部7,8
の間にヒューズエレメント15を溶接などを用いて接合
する。ヒューズエレメント15は線状体,板状体等の形
状を使用可能である。また、ヒューズエレメント15は
複数本リード部7,8間に設けても良い。なお、ヒュー
ズエレメント15とリード部7,8の接合性を向上させ
るために、リード部7,8上にフラックス等を塗布し
て、そのフラックスを塗布した部分にヒューズエレメン
ト15を溶接などで接合しても良い。なお、ヒューズエ
レメント15の構成材料は、電流ヒューズか或いは温度
ヒューズで異ならせる必要がある。
【0034】次に、図6に示すようにヒューズエレメン
ト15上にフラックス16を設ける。フラックス16は
ヒューズエレメント15の少なくとも一面上にほぼ全面
に設けることが好ましい。このフラックス16はヒュー
ズエレメント15が溶断した際に確実なヒューズエレメ
ント15の切断を行い、しかもヒューズエレメント15
の再付着などを防止するものである。
【0035】次に、図7に示すようにケース17を用意
する。ケース17は開口18を有した箱形形状となって
おり、図8に示すように開口18部分に設けられた接着
面20a上に接着剤19を塗布する。この時好ましくは
接着面20aは面一とする。この様に構成することで、
接着面20aと凸部11,12の上面及び突起部13,
14の上面とが直接或いは後述する接着剤19を介して
対向する。なお、本実施の形態では、ケース17は一方
開口の有底箱状とすることで、内部空間を大きく取った
が、仕様や使用環境等によっては、単なる略板状体とし
ても良い。
【0036】次に図9に示すようにケース9とケース1
7を接着剤19にて互いに固定する。この時接着剤19
にて、ほぼケース9,17間の隙間は埋められ、ケース
9,17間に設けられた空間が外界と遮断される。
【0037】次に図10に示すように搬送部2,3を切
断することによって、リード部7,8と搬送部2,3の
一部を端子部とすることができる。
【0038】この時、リード部7,8の端部である搬送
部2,3の幅は幅広となるように構成されており、この
搬送部2,3とケース9,17の間のリード部7,8の
幅は搬送部2,3の幅よりも幅が狭くなるように構成さ
れており、またケースから突き出た一対のリード部7,
8の幅が、ケース9,17内でヒューズエレメント15
と接続されたリード部7,8端部の幅(図1のW2)よ
りも狭幅に構成されているこの様な構成によって、搬送
部2,3を回路基板等に実装する際に、溶接および半田
付け等によって熱が発生し、搬送部2,3からリード部
7,8を通って、熱がヒューズエレメント15に伝わろ
うとしても、搬送部2,3とケース9,17の間の部分
は狭幅となっているので、熱がヒューズエレメントに伝
わりにくく、また伝わった熱はケース9,17内リード
部7,8端部及びケースを暖めるために使用されるので
高温になりにくく、ヒューズエレメント15に熱的ダメ
ージが加わることを防止できる。従って、ケース9,1
7から突出するリード部7,8の長さ(MとSの合計長
さ)を短くしても上記構成により、ヒューズエレメント
15に熱が加わることを抑制できるので、素子全体のサ
イズを小型化することができる。
【0039】更にこの様な構成であれば、ケース9,1
7から露出したリード部7,8に狭幅となる部分を設け
ることで、ケース9,17部から接続部2,3への熱の
伝導を抑制できる。
【0040】本願明細書で挙げた先行技術の様に、ケー
ス内部のみにリードの狭幅となる部分を設けた場合、熱
は端子を通してケース内部に進入しやすく、ヒューズエ
レメントへの熱的なダメージは避けられない。
【0041】なお、本実施の形態では、実際のケース内
リード部端部7,8の幅W1(図2参照)を1とした場
合に、ケース9,17から露出したリード部7,8の狭
幅となった部分の幅(P1+P2)は0.05〜0.6
となるように構成し、0.05以下では、電気抵抗が大
きくなって特性的な不具合が生じ、0.6以上では、熱
が端子7,8を通してケース9,17内部に伝わり易く
なる。
【0042】また、構成によっては図11に示すように
リード部7,8を同一方向に屈曲させて実装性を向上さ
せる構成としても良く、図12に示すようなヒューズを
得ることができる。
【0043】以上の様な構成では、リード部7,8を外
側に強く引っ張っても、リード部7,8は突起部13,
14によって移動を規制されるので、リード部7,8が
ケース9,17から脱落することは極めて少なくなる。
【0044】しかも突起部13,14はケース9,17
内部に設けられているので、従来の様に接着剤を外方に
大きく突出させることが不要となり、しかも用いる接着
剤の量も少なくできる。
【0045】また、ヒューズ全体のサイズ(幅や高さな
ど)を小さくできるので、小型化が実現できる。
【0046】本実施の形態では、図11および図12に
示すケース長さL1を5mm、ケース幅L2を4mm、
ケース厚さL3を1.4mm、温度ヒューズ全長L4を
14mmで試作し、可溶合金15は融点125℃の合金
を使用し、フラックス16としてはロジン系固形フラッ
クスを使用し、定格電圧50Vdc定格電流8Aの温度
ヒューズとして従来に無い小型薄型化を実現できた。勿
論溶断試験を行った結果126±2℃で溶断した。
【0047】本実施の形態では、リード部7,8をそれ
ぞれケース9,17から2つ引き出し部を設けたが、3
つ以上としても良く、一つの引き出し部としても良い。
例えばリード部7,8の引き出し部を1つとして場合に
は、リード部7,8のケース9,17と対向する部分に
のみ貫通孔を設け、その貫通孔に突起部13,14を挿
入する構成となる。また、リード部7,8とともに搬送
部2,3の一部を端子部の一部としたが、この搬送部
2,3は特に端子部としなくても良い。更に、搬送部
2,3を端子部として設けない場合には、例えば本実施
の形態であれば、ケース9,17の片側から2つの引き
出し部が形成されることになるが、一方の引出部を取り
除いても良い。
【0048】本実施の形態では、突起部13,14はリ
ード部7,8に設けられた貫通孔7a,8aに挿入する
構成としたが、リード部7,8の先端部をL字型,J字
型,U字型として突起部13,14に係合させる構成で
も良い。
【0049】また、本実施の形態では、フラックス16
をヒューズエレメント15上の少なくとも一部に付着さ
せたが、仕様や使用環境等によっては、設けなくても良
い。
【0050】また、本実施の形態では、ケース9とケー
ス17を異なる形状としたが、ケース9と同じ形状の他
のケースを用いても良い。
【0051】更に、本実施の形態では突起部13,14
を断面角型状としたが、断面円形状や断面楕円形状とし
ても良い。また、本実施の形態では。突起部13,14
をそれぞれ一つずつ設けたが、複数設けても良い。
【0052】本実施の形態では、リード部7とリード部
8のケース9,17から突出する長さを等しくしたが、
仕様などによって、一方のリード部7,8の突出が長さ
を他方より長くしても良いし、逆に短くしても良い。こ
の様にリード部7,8の突出長さを変えることで、例え
ば各々の電子機器や電子部品においてヒューズを取り付
ける際に、好ましい取付性を持たせることができる。
【0053】次に他の実施の形態について、説明する。
【0054】図13において、図1と異なるところは、
図1においては、リード部7,8が貫通孔7a,7bを
それぞれ有する環状であるのに対して、T字型である点
で異なっている。
【0055】このリード部7,8の変更に伴い、図14
に示すようにケース9の形状も、凸部11,12に連続
して突起部13,14を設け、しかも突起部13,14
間にはリード部7,8が挿入される隙間13a,14a
が設けられる。すなわち、凸部11,12及び突起部1
3,14にて、ケース9の側壁を形成する構成となり、
しかも側壁の一部に隙間13a,14aを有している。
あとは、図1〜図12に示す製造方法と同じに組み立て
られる。
【0056】図15のように、組み立てられたヒューズ
は、T字型のリード部7,8の中途部分が隙間13a,
14aにそれぞれ挿入されると共に、先端部分は、凹部
10内に収納され、しかもリード部7,8の端面と、凸
部11,12に連続して設けられた突起部13,14が
当接することになり、リード部7,8はケース9,17
から容易に抜けるのを防止できる。この構成であれば、
図1〜図12に示すよう構造よりは、リード部7,8を
引き出す部分が狭くても良いので、より外界との遮断を
確実に行うことができる。また、またケースから突き出
た一対のリード部7,8の幅が、ケース内でヒューズエ
レメントと接続されたリード部端部の幅よりも狭幅に構
成されて、さらにケースから突き出た一対のリード部
7,8の先端部幅をさらに狭幅に構成されている。
【0057】この様な構成によって、ケースから突き出
た一対のリード部7,8の先端部を回路基板等に実装す
る際に、溶接および半田付け等によって発生する熱を小
さくすることができ、さらに発生した小さい熱が、搬送
部2,3からリード部7,8を通ってヒューズエレメン
ト15に伝わろうとしても、搬送部2,3とケース9,
17の間の部分は狭幅となっているので、熱がヒューズ
エレメントに伝わりにくく、また伝わった熱はケース内
リード端部及びケースを暖めるために使用されるので高
温になりにくく、ヒューズエレメント15に熱的ダメー
ジが加わることを防止できる。従って、ケース9,17
から突出するリード部7,8の長さ(MとSの合計長
さ)を短くしても上記構成により、ヒューズエレメント
15に熱が加わることを抑制できるので、素子全体のサ
イズを小型化することができる。
【0058】本実施の形態では、図15におけるケース
長さL1を5mm、ケース幅L2を4mm、ケース厚さ
L3を1.4mm、温度ヒューズ全長L4を14mmで
試作し、ヒューズエレメント15は融点93℃の合金を
使用し、フラックス16としてはロジン系固形フラック
スを使用し、定格電圧50Vdc定格電流6Aの温度ヒ
ューズとして従来に無い小型薄型化を実現できた。勿論
溶断試験を行った結果94±2℃で溶断した。
【0059】また、本実施の形態及び他の実施の形態で
は、薄型を目的として、ケース9,17を一方開口の有
底箱状とし、それらケース9,17を組み合わせると、
高さの低い直方体形状となるように構成したが、ケース
9,17を組み合わせた際に、図16に示すように、略
円柱状体,略角柱状体,略多角柱状体等の柱状体となる
ケース9,17を構成しても良い。この様なこの様にケ
ース9,17を組み合わせた時に、柱状体となる構成と
することで、内部空間を大きくでき、溶断特性などを向
上させることができる。また、凹形状の取り付け部への
実装性を向上できる。
【0060】以下、ヒューズとして温度ヒューズを用
い、実際の実装形態について説明する。
【0061】図17において、20は基板で、基板20
には図示していないが、銅などの良導体で構成された配
線が設けられている。なお、基板20は、ガラスエポキ
シ樹脂やセラミックなどで構成されている。また、基板
20としては、多層基板を用いても良く、この場合には
配線の少なくとも一部は、単層基板間に設けられてい
る。
【0062】基板20の上には、電子部品21〜26が
設けられており、電子部品21〜26としてはコンデン
サ,コイル,抵抗の少なくとも一つが用いられる。2
7,28は基板20上に実装されたトランジスタ(FE
T等)等の電子部品で、不具合などによって、発熱しや
すい特性を有している。29は他の部材や基板との電気
的接合部である。30は上述の構成を有する温度ヒュー
ズであり、温度ヒューズ30は電子部品28の近傍に設
けられている。本実施の形態では、熱伝達性の良い部
材、例えばシリコ−ン樹脂等を介して電子部品28の側
部と温度ヒューズ30の側部同士を当接させている。な
お、仕様などによっては、シリコ−ン樹脂などを用いず
に、直接電子部品28と温度ヒューズ30を当接させて
も良く、或いは狭い隙間を持って電子部品28と温度ヒ
ューズ30を配置しても良い。
【0063】この様な構成によって、電子部品28に不
具合が生じて、異常発熱を起こした場合、その熱が温度
ヒューズ30に伝わり、所定の温度になると、温度ヒュ
ーズ30内のヒューズエレメントが溶断することで、少
なくとも基板20の回路を遮断することができるので、
電子部品28に電流が流れるのを停止させることがで
き、基板20,基板20上の他の電子部品,基板20を
収納した電子機器内部の部材及び他の電子部品の少なく
とも一つが、電子部品28から発生する異常な熱によっ
て、破損することを防止できる。
【0064】特に、本実施の形態の温度ヒューズ30を
用いることで、薄くても十分な内部空間を設けることが
できるので、体積効率が良くなりヒューズエレメント1
5の溶断特性を向上させるばかりか、ヒューズエレメン
ト15を大きくできるので、比較的大電流を流すことが
でき、大電流の回路にも使用することができる。
【0065】なお、本実施の形態における発熱しやすい
電子部品28としては、FETトランジスタで説明した
が、トランス等の他の電子部品でもよい。
【0066】また、この様な基板20は電源用アダプ
タ,パック電池(保護回路等)等に好適に用いられる。
【0067】また、図18に示すように、電子部品21
〜26,25a,26aや異常発熱を起こす可能性のあ
る電子部品27,28を搭載し(図17に示す構成と同
じ)、電子部品28のリード部にシリコ−ン樹脂などを
介して当接或いは所定の隙間を持って配置させる構成で
も良い。一般に電子部品28に異常が生じた場合には、
良導体である電子部品28のリード部の表面温度がいち
早く上昇するので、この電子部品28のリード部に温度
ヒューズ30を当接させる構成或いは近接させる構成と
することが好ましい。
【0068】
【発明の効果】本発明は、ケースと、ケースの内部に固
定された突起部と、ケースから導出された一対のリード
部と、一対のリード部間に設けられたヒューズエレメン
トとを備え、一対のリード部をケースの外側方向であっ
てしかも相反する方向に外力を加えたときに、一対のリ
ード部の少なくとも一方がケースから抜けるのを妨げる
ように突起部と係止する係止部を一対のリード部に設
け、ケースから突き出た一対のリード部の端部の幅と、
リード部において端部とケースの間の少なくとも一部
は、端部の幅よりも狭幅に構成したことで、ケース自体
にリード部の抜け防止となる突起部を設けることができ
るので、リード部の抜け防止容易にしかも強力に行うこ
とができ、しかもリード部の抜け防止のために多量の接
着剤を用いて外方に大きく突出させることを防止できる
ので、小型化を実現でき、しかも一対のリード部の端部
を幅広くして、しかのその端部とケースの間の部分の少
なくとも一部を狭幅としたことで、一対のリード部の端
部を半田などで回路基板などに実装する際に、一対のリ
ード部の端部に熱が加えられることになるけれども、一
対のリード部の端部とケースの間における部分が狭幅と
なっているので、一対のリード部の端部で加えられた熱
がヒューズエレメントに伝えられる割合を小さくできる
ので、一対のリード部のケースから突き出る量を短くで
き、素子の小型化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す平面図
【図2】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図3】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図4】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図5】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図6】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図7】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図8】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図9】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製造
工程を示す斜視図
【図10】本発明の一実施の形態におけるヒューズの製
造工程を示す斜視図
【図11】本発明の一実施の形態におけるヒューズを示
す斜視図
【図12】本発明の一実施の形態におけるヒューズを示
す分解斜視図
【図13】本発明の他の実施の形態におけるヒューズの
製造工程を示す平面図
【図14】本発明の他の実施の形態におけるヒューズの
製造工程を示す斜視図
【図15】本発明の他の実施の形態におけるヒューズの
製造工程を示す斜視図
【図16】本発明の他の実施の形態におけるヒューズの
製造工程を示す斜視図
【図17】本発明の一実施の形態におけるヒューズの実
装構造を示す斜視図
【図18】本発明の一実施の形態におけるヒューズの実
装構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 端子フレーム 2,3 搬送部 6 連結部 7,8 リード部 7a,8a 貫通孔 9,17 ケース 10 凹部 13,14 突起部 15 ヒューズエレメント 19 接着剤 20 基板 21,22,23,24,25,25a,26,26
a,27,28 電子部品 30 温度ヒューズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 隆浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 磯▲崎▼ 賢▲蔵▼ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G502 AA01 AA02 BA08 BB04 BB05 BB10 BC02 BC12 BD06 CC14 CC28 CC34 FF08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースと、前記ケースに固定された突起部
    と、前記ケースから導出された一対のリード部と、前記
    一対のリード部間に設けられたヒューズエレメントとを
    備え、前記一対のリード部において、前記ケースの外側
    方向であってしかも相反する方向に外力を加えたとき
    に、前記一対のリード部の少なくとも一方が前記ケース
    から抜けるのを妨げるように前記突起部と係止する係止
    部を前記一対のリード部に設けたヒューズであって、ケ
    ースから突き出た一対のリード部の少なくとも一部の幅
    と、ケース内でヒューズエレメントと接続された一対の
    リード部の端部の幅よりも狭幅に構成したことを特徴と
    するヒューズ。
  2. 【請求項2】ケースを一対のケースとし、少なくとも一
    方のケースに突起部を固定したことを特徴とする請求項
    1記載のヒューズ。
  3. 【請求項3】ケースを一対のケースとし、ケースとケー
    スの間を接着剤にて接着するとともに前記接着剤でケー
    スの内と外を遮断したことを特徴とする請求項2記載の
    ヒューズ。
  4. 【請求項4】リード部に貫通孔か切欠部を設け、貫通孔
    内か或いは切欠部内に突起部が位置することを特徴とす
    る請求項1記載のヒューズ。
  5. 【請求項5】一方のケースに凹部を設けるとともに凹部
    中に突起部を設け、前記凹部中に一対のリード部の少な
    くとも先端部を収納させることを特徴とする請求項2記
    載のヒューズ。
  6. 【請求項6】ケースの側壁を突起部と兼用したことを特
    徴とする請求項1記載のヒューズ。
  7. 【請求項7】ケースと突起部を一体に形成したことを特
    徴とする請求項1記載のヒューズ。
  8. 【請求項8】一対の突起部を設けた第1のケースに一対
    のリード部を固定するとともに前記一対のリード部に設
    けられた係止部が前記突起部と係止するように配置し、
    前記一対のリード部間にヒューズエレメントを接合し、
    前記第1のケース上に接着剤を介して第2のケースを被
    せることを特徴とするヒューズの製造方法。
  9. 【請求項9】一対のリード部に切欠か或いは貫通孔を設
    け、前記切欠内もしくは貫通孔内に突起部を配置するよ
    うに前記一対のリード部と前記第1のケースを配置した
    ことを特徴とする請求項8記載のヒューズの製造方法。
  10. 【請求項10】一対の搬送部の間に前記搬送部を連結す
    る連結部を所定間隔で設けるとともに、前記連結部間に
    前記一対の搬送部からそれぞれ導出され一体に形成され
    た一対の切欠付或いは貫通孔付リード部を備えた端子フ
    レームに、凹部を有ししかも前記凹部内に一対の突起部
    を設けた第1のケースを前記一対の突起部に前記リード
    部の切欠或いは貫通孔が挿入された状態で取り付け、前
    記一対のリード部間にヒューズエレメントを接合し、接
    着剤を用いて、前記ヒューズエレメントと前記リード部
    の一部を覆うように第2のケースを取り付け、前記連結
    部間の搬送部もしくはリード部を切り離すことを特徴と
    するヒューズの製造方法。
  11. 【請求項11】基板と、前記基板上に実装された複数の
    電子部品と、前記基板上に実装されしかも前記複数の電
    子部品の内異常発熱を起こしやすい電子部品に当接或い
    は所定の隙間を持って配置された温度ヒューズとを備
    え、前記温度ヒューズの構造として、請求項1〜7いず
    れか1記載のヒューズを用いたことを特徴とするヒュー
    ズ実装構造。
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