JP2003203424A - 記録媒体、データ記録再生システム及び記録媒体使用方法 - Google Patents

記録媒体、データ記録再生システム及び記録媒体使用方法

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JP2003203424A
JP2003203424A JP2002002668A JP2002002668A JP2003203424A JP 2003203424 A JP2003203424 A JP 2003203424A JP 2002002668 A JP2002002668 A JP 2002002668A JP 2002002668 A JP2002002668 A JP 2002002668A JP 2003203424 A JP2003203424 A JP 2003203424A
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JP2002002668A
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Inventor
Taizo Takiguchi
泰三 滝口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを記録可能な記録媒体の記録領域を有
効に活用する。 【解決手段】 データを記録可能な記録領域を備える記
録媒体において、記録領域へのデータの記録を制限する
情報であるデータ記録制限情報と、ユーザによって実行
され、実行された結果に基づいたユーザの応答に準じ
て、データ記録制限情報による記録領域へのデータ記録
の制限を解除するコンテンツとが記録されていることで
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを任意に記
録可能な記録領域を有する記録媒体に関するものであ
り、詳しくは、記録媒体の記録領域を利用する際に所定
のサービスを提供する記録媒体、データ記録再生システ
ム及び記録媒体使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクや磁気ディスクなどの書き換
え可能な記録媒体は、ユーザによって様々な情報を書き
込むことができる記録領域を有しており、記録媒体の製
造者は、書き込み自在な記録領域を備えた記録媒体をユ
ーザに販売などをして提供している。
【0003】ユーザは、上記のように販売された書き込
み可能な記録領域を備えた記録媒体を購入し、購入した
記録媒体の記録領域に自由に情報を書き込んだりして利
用をすることができる。
【0004】例えば、書き換え可能な記録媒体は、図3
0に示すようにManufacture Area(MA)、User Area
(UA)といったデータ記録領域を有している。
【0005】MAには、その媒体の記録方式(Forma
t)、形態など媒体自体をコントロールするための情報
が記録されている。
【0006】一方UAは、ユーザが記録媒体を購入など
して取得した後に、自由にデータを記録することができ
るデータの書き込み自在な記録領域であり、通常、消去
された状態であったり、又は、記録媒体製造者が当該記
録媒体を出荷する前にこの記録領域を検査する際に使用
したデータのようなユーザにとって全く情報として意味
をなさないデータが記録されている。
【0007】ユーザは、このような記録媒体を購入し、
所望のデータを上記UAに自在に記録させることができ
る。図31に、記録媒体のUAにデータが記録された様
子を示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように書き込
み可能な記録領域を備えた記録媒体は、記録媒体製造者
からユーザに出荷される際、上記記録領域にデータが記
録されていないか、無意味な情報が記録された状態であ
る。
【0009】したがって、このような記録媒体が、記録
媒体製造者からユーザの手に渡る際、ユーザには情報が
何も記録されていない記録媒体そのものだけが流通して
いることになる。
【0010】しかし、上記記録媒体は、所望のデータを
記録することができる記録領域を備えていることから、
記録媒体の物的流通をさせているだけでは無駄が生じて
いることになり記録領域が有効に活用されていないとい
った問題がある。
【0011】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、記録可能なデータ
記録領域を有する記録媒体において、記録領域の有効活
用をする記録媒体、データ記録再生システム及び記録媒
体使用方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る記録媒体は、データを記録可能な記
録領域を備える記録媒体において、上記記録領域へのデ
ータの記録を制限する情報であるデータ記録制限情報
と、ユーザによって実行され、実行された結果に基づい
たユーザの応答に準じて、上記データ記録制限情報によ
る上記記録領域へのデータ記録の制限を解除するコンテ
ンツとが記録されていることを特徴とする。
【0013】上述の目的を達成するために、本発明に係
るデータ記録再生システムは、データ記録再生装置と、
上記データ記録再生装置を制御する端末装置とを備える
データ記録再生システムにおいて、上記データ記録再生
装置は、データを記録可能な記録領域を有し、上記記録
領域へのデータの記録を制限する情報であるデータ記録
制限情報と、コンテンツとが記録されている記録媒体を
装着する装着手段と、上記装着手段に装着された上記記
録媒体に記録されている上記コンテンツを再生する再生
手段と、上記再生手段によって再生された上記コンテン
ツを上記端末装置に送信するコンテンツ送信手段と、上
記記録媒体に記録されているデータ記録制限情報を無効
化するデータ記録制限情報無効化手段と、上記データ記
録制限情報無効化手段によって上記データ記録制限情報
が無効化された場合に所望のデータを上記記録領域に記
録する記録手段とを有し、上記端末装置は、上記データ
記録再生装置の送信手段によって送信された上記コンテ
ンツを受信するコンテンツ受信手段と、上記コンテンツ
受信手段によって受信したコンテンツを所定のアプリケ
ーションソフトウエアを用いて実行するコンテンツ実行
手段と、上記コンテンツ実行手段による実行結果に応じ
たユーザの応答を入力する入力手段と、上記入力手段で
入力されたユーザの応答に準じて上記記録媒体に記録さ
れている上記データ記録制限情報を無効とするように上
記データ記録再生装置のデータ記録制限情報無効化手段
を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0014】上述の目的を達成するために、本発明に係
る記録媒体使用方法は、データ記録再生装置と、上記デ
ータ記録再生装置を制御する端末装置とを備えるデータ
記録再生システムの記録媒体使用方法において、上記デ
ータ記録再生装置は、データを記録可能な記録領域を有
し、上記記録領域へのデータの記録を制限する情報であ
るデータ記録制限情報と、コンテンツとが記録されてい
る記録媒体を装着し、上記装着された上記記録媒体に記
録されている上記コンテンツを再生し、上記再生された
上記コンテンツを上記端末装置に送信し、上記端末装置
は、上記データ記録再生装置によって送信された上記コ
ンテンツを受信し、上記受信したコンテンツを所定のア
プリケーションソフトウエアを用いて実行し、上記コン
テンツを実行した結果に応じて、ユーザが所定の応答を
入力し、上記入力されたユーザの応答に準じて上記記録
媒体に記録されている上記データ記録制限情報を無効と
するように上記データ記録再生装置を制御し、上記デー
タ記録再生装置は、上記端末装置の制御に応じて、上記
記録媒体に記録されているデータ記録制限情報を無効化
し、上記データ記録制限情報が無効化された場合に、所
望のデータを上記記録領域に記録することを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録媒体、デ
ータ記録再生システム及び記録媒体使用方法の実施の形
態を図面を参照にして詳細に説明する。
【0016】まず、本発明を適用した記録媒体について
説明をする。
【0017】本発明を適用した記録媒体としては、CD
−R(Compact Disk-Recordable)、CD−RW(Compa
ct Disk-ReWritable)、DVD−R(Digital Versatil
e Disk-Recordable)、DVD+RW(Digital Versati
le Disk+ReWritable)、DVD−RW(Digital Versat
ile Disk-ReWritable)、DVD−RAM(DigitalVers
atile Disk-Random Access Memory)といった光記録媒
体、MOディスク(Magneto-Optical disk)といった光
磁気記録媒体、FD(Flexible Disk)といった磁気記
録媒体、フラッシュメモリといった半導体記録媒体な
ど、任意のデータを記録可能な記録媒体である。
【0018】上述した記録媒体は、ドライブ装置に装着
され当該ドライブ装置を制御するホストPC(Personal
Computer)による制御に応じてデータ記録処理、及
び、記録したデータの再生処理が実行される。ユーザは
上記記録媒体を購入し、ドライブ装置、ホストPCを操
作して所望のデータの記録処理を実行させる。
【0019】なお、ドライブ装置、ホストPCにつては
後で詳細に説明をする。
【0020】続いて、本発明を適用した記録媒体の記録
領域のデータ構造について説明をする。記録媒体の記録
領域は、例えば、図1(a)に示すようにManufacture
AreaとUser Areaとからなる。
【0021】Manufacture Areaは、記録媒体の製造者が
その製造上の管理などに用い、ユーザが利用することが
できないデータが記憶されている領域である。また、Ma
nufacture AreaにはUser Areaに記録されている、例え
ば、コンテンツを管理するコンテンツテーブルが書きこ
まれている。コンテンツテーブルに関しては後で詳細に
説明をする。
【0022】User Areaは、ユーザが利用可能な、例え
ば、映像データ、音声データ、テキストデータなどから
なるコンテンツが記録されており、当該コンテンツは上
記Manufacture Areaが保持するコンテンツテーブルによ
って管理されている。
【0023】また、User Areaに記録されているコンテ
ンツには、プロテクトがかかっていて所定の条件を満た
さないと消去することができない。つまり、ユーザは、
記録媒体を購入しても、プロテクト解除のための所定の
処理を実行しない限り、所望のデータを当該記録媒体に
記録させるとことはできない。
【0024】User Areaに記録されているコンテンツと
しては、例えば、ユーザに宣伝をしたい広告情報などが
挙げられる。また、コンテンツは、これら広告情報など
を閲覧するためのアプリケーションソフトウエアを含ん
でいてもよい。
【0025】他にコンテンツとしては、ユーザが利用可
能なアプリケーションソフトウエア、例えば、ワープロ
ソフトウエアの機能限定版や、ゲームソフトウエアの体
験版ソフトウエアなどが挙げられ、これらをUser Area
に記録しておくことができる。
【0026】このように、User Areaに記録されるコン
テンツは、プロテクト解除させるための所定の目的を備
えている。例えば、User Areaに記録されるコンテンツ
が備える目的は、コンテンツが記録媒体を購入するユー
ザに対する宣伝効果を含んでいる場合、ユーザによるコ
ンテンツの閲覧又は利用である。このようにコンテンツ
が備える目的は、コンテンツを提供する企業によって与
えられ当該企業にとって有益となるものである。
【0027】コンテンツを提供する企業は、コンテンツ
をUser Areaに記録させることで自信の利益を得ること
が可能となるため、通常ユーザが記録媒体を購入する際
に記録媒体製造業者に支払っていた料金の一部を代わり
に支払うなどをしてユーザに記録媒体が安価で提供され
るようにする。
【0028】ところで、User Areaに記録させたコンテ
ンツをユーザが閲覧又は使用しない限り、コンテンツを
提供する企業にとって宣伝効果は発揮されない。したが
って、ユーザがUser Areaに記録されたコンテンツを閲
覧又は利用しない限り、コンテンツを消去することがで
きないようにプロテクトをかける。User Areaに記録さ
れたコンテンツを消去することができないと、ユーザは
本来の目的である記録媒体への所望のデータ記録をする
ことができないため、本発明を適用した記録媒体を使用
するために、必然的にユーザはコンテンツの閲覧又は使
用をすることになる。
【0029】これらのコンテンツがユーザによって閲覧
又は利用された後、ユーザは、コンテンツを閲覧又は利
用した旨を所定の方法で後述するデータ記録再生装置に
知らせる。データ記録再生装置は、この知らせを受け
て、コンテンツが記録されている記録領域を開放する。
【0030】また、例えば、複数の企業がそれぞれ提供
するコンテンツが図1(a)に示すようにコンテンツ
A,B,C,Dなどとして、複数記録されている場合、
ユーザが当該コンテンツを選択するためのアプリケーシ
ョンソフトウエアが記録媒体のUser Areaに記録されて
いる。
【0031】コンテンツを選択するためのアプリケーシ
ョンソフトウエアは、例えば、図1(a)に示すように
Index Applicationと呼ばれるソフトウエアである。
【0032】Index Applicationは、ユーザが記録媒体
をデータ記録再生装置に装着し、当該記録媒体を使用し
ようとした場合にまず最初に起動されるソフトウエアで
ある。ユーザは、このIndex Applicationのインストラ
クションに従って、記録媒体のUser Areaに記録されて
いる複数のコンテンツの中から所望のコンテンツ、又
は、使用したいデータ記録容量分を開放可能なコンテン
ツを選択することができる。
【0033】所望のコンテンツを選択し、コンテンツの
閲覧又は利用を行うと、記録媒体の記録領域は、図1
(b)に示すようにデータ記録可能領域が増加すること
になる。図1(b)ではコンテンツA,Bが閲覧又は利
用されたことになる。なお、Index Applicationの具体
例については、後で詳細に説明をする。
【0034】また、このように記録媒体に複数のコンテ
ンツが記録されている場合、ユーザがどのようなコンテ
ンツを選択しているかというユーザの嗜好を収集するこ
とも可能である。コンテンツを提供している企業など
は、収集したユーザの嗜好を自社の販売戦略などに反映
させることができる。
【0035】例えば、ホストPCがネットワーク接続機
能と搭載させ、ユーザがどのコンテンツを選択したかと
いう情報をネットワークを介して収集することができ
る。
【0036】User Areaに複数記録されたコンテンツの
中から所望のコンテンツを選択するための上記アプリケ
ーションソフトウエアは、記録媒体にコンテンツがまだ
記録されている段階では消去することはできないが、全
てのコンテンツの閲覧又は使用が終了した後には、消去
可能となり、消去したデータ記録領域にユーザは所望の
データを記録させることができる。
【0037】このように記録媒体に直接コンテンツなど
を書き込む手法は、CD−RW、DVD−RW、DVD
+RW、DVD−RAM、FD、フラッシュメモリとい
った書き換え可能な記録媒体において実現することがで
きる。
【0038】書き換え可能な記録媒体の場合、容量の多
いコンテンツを記録領域に記録させたとしてもコンテン
ツを閲覧した後、記録されたコンテンツを消去して所望
のデータを書き込めばよい。
【0039】一方、CD−R、DVD−Rといった一度
記録したデータを書き換え不可能な記録媒体の場合は、
例えば、コンテンツとして、URL(Uniform Resource
Locator)情報などを記録させることができる。
【0040】URL情報をコンテンツとして記録した記
録媒体は、後述するデータ記録再生装置でURL情報が
再生され、再生したURL情報に基づいてネットワーク
上のサーバ装置から上述したようなコンテンツを取得す
ることができる。
【0041】コンテンツを取得し、コンテンツを閲覧又
は使用したことに応じてデータ記録再生装置は、所定の
データ記録領域を開放しデータの記録を可能とする。
【0042】つまり、CD−R、DVD−Rといった書
き換え不可能な記録媒体の場合は、仮想的にUser Area
にコンテンツが記録されているとし、実際にはURL情
報のみが記録媒体に記録されていて、コンテンツはネッ
トワーク上のサーバ装置に格納されているものを用いて
いる。
【0043】URL情報のデータ量は、記録媒体の最大
記録容量に較べて、ほんの僅かであるため、CD−R、
DVD−Rといった書き換え不可能な記録媒体の記録容
量には影響はない。
【0044】また、上述したコンテンツ選択用のIndex
Applicationが格納されているサーバ装置のURL情報
を記録媒体に記録させることで、CD−R、DVD−R
といった書き換え不可能な記録媒体においても複数のコ
ンテンツを仮想的に記録させることができる。
【0045】なお、記録媒体に記録されているURL情
報に基づいて、ネットワークを介して情報を取得する方
法は、書き換え不可能な記録媒体だけでなく、もちろん
書き換え可能な記録媒体にも適用可能である。
【0046】また、上述したようにURL情報に基づい
てネットワークを介してサーバ装置などに接続する場合
において、User Areaに記録されるコンテンツは、必要
に応じてアクセスする側のアクセス情報であるcookieな
どのデータを含んでいてもよい。
【0047】次に、本発明を適用した記録媒体のUser A
reaに記録されたコンテンツを管理するManufacture Are
aに書き込まれているコンテンツテーブルについて図2
を用いて説明をする。コンテンツテーブルは、以下に示
すように記録媒体に記録されているコンテンツに関する
情報を保持している。
【0048】・Contents Total Number 記録媒体に含まれているコンテンツの総数を示す。例え
ば、Contents Total Numberのvalueが”3”であるとす
ると、この記録媒体には3つコンテンツが含まれている
ことを示す。
【0049】・Index Application Start /Index Appli
cation End 記録媒体に含まれている複数のコンテンツから任意のコ
ンテンツをユーザに選択させるときに使うアプリケーシ
ョンソフトウエア、Index Applicationが格納されてい
る場所を示している。
【0050】図2に示すコンテンツテーブルを保持する
記録媒体においては、アドレス番号が110001〜1
20000にIndex Applicationが格納されているの
で、ホストPCは、これを読み出しユーザに任意のコン
テンツをユーザに選択させる。例えば、図2に示すコン
テンツテーブルを保持する記録媒体においては3つのコ
ンテンツからコンテンツを選択することができる。
【0051】また、コンテンツをネットワークを介して
サーバ装置から取得する場合などは、Index Applicatio
nとしてWebブラウザと、サーバ装置のネットワーク
上の所在を示すURL情報とが当該Index Application
Start /Index Application Endで示されるアドレス領域
に書きこまれている。
【0052】・Contents Num コンテンツに与えられた番号を示す。例えば、図2に示
すコンテンツテーブルを保持する記録媒体には、3つの
コンテンツが含まれていることから、1から3までのコ
ンテンツが存在することになる。また、Contents Num
が”0”の場合は、自由に使える(読み書き)領域であ
ることを示す。例えば、図2において、アドレス番号が
30001〜110000までは、Contents Numが”
0”なので、このアドレス番号の領域においてはデータ
の読み書きは自由に行える。なお、書き換え不可能な記
録媒体の場合はデータの書き込みが行えることを示して
いる。
【0053】・Start Address/End Address コンテンツ情報の本体が入っている領域を示す。例え
ば、Contents Numが”1”のコンテンツでは、ユーザに
示すべきコンテンツ情報がアドレス番号0〜10000
の領域にあることを示す。
【0054】・Informed Flag コンテンツがすでにユーザに紹介されるなどして、コン
テンツの目的、例えば広告としての目的が達成されたか
どうかを示す情報である。Informed Flagの情報を用い
て指定された記録領域の読み書きをするかどうかといっ
た判断をする。
【0055】例えば、Informed Flag が0の場合、この
コンテンツの目的は達成されていないため、Free Start
AreaからFree End Areaの間は記録消去ができないこと
を示している。よってドライブ装置もこの領域への記録
消去コマンドがホストPCから送信されても、記録消去
は不可能であることをホストPCに通知して記録消去動
作を実行しない。
【0056】Informed Flagが1の場合、この記録領域の
コンテンツがユーザに提示されたことを示しており、Fr
ee Start AreaとFree End Areaで示されるアドレス番号
の記録領域が読み書き可能であることを示している。ド
ライブ装置は、記録媒体に記録さているコンテンツテー
ブルを読み込むことでInformed Flag情報を認識し、記
録領域の読み書きを判断する。
【0057】・Free Start Area/Free End Area コンテンツがユーザに示され、コンテンツがその目的を
達成した後に開放される領域、つまり空き領域となる始
まりと終わりのアドレス番号を示している。
【0058】・Advertise Flag Advertise Flagが”1”となっているコンテンツは、Fr
ee Start Area/Free End Areaをユーザが読み書きする
場合に、Advertise Contents Areaに格納されているバ
ナー広告などを表示することで目的を達成させるコンテ
ンツであることを示す。
【0059】・Advertise Contents Start Area/Advert
ise Contents End Area 記録媒体に記録されたコンテンツの目的が、Start Adre
ss〜End Addressの記録領域にユーザがデータを書き込
む際、バナー広告などを表示させることである場合、そ
のバナー広告の本体がアプリケーションを含め、このAd
vertise Contents Start Area/Advertise Contents End
Areaで指定されたアドレス番号に存在することを示
す。
【0060】・Encription Flag 記録領域を開放する場合に、Webなどから与えられる
暗号鍵を使うかどうかをあらわしている。1ならば暗号
鍵をもらってきて、ホストPCで照合して暗号鍵が照合
されれば記録領域を開放する。
【0061】・Encription Key コンテンツの内容が、たとえばアンケートなどでWebを
利用してその目的を達成するような場合、ホストPC
は、アンケートを提出したあとそのWebから、Free Star
t Area〜Free End Areaの記録消去を可能にするために
暗号鍵を送信してもらい、送信された暗号鍵と、当該コ
ンテンツテーブルのEncription Key部分に書き込まれて
いる暗号鍵とを照合して、照合されたとき上述したInfo
rmed flagを1にして、記録領域を開放するようにす
る。
【0062】本発明を適用した記録媒体が、CD−R、
CD−RW、DVD−R、DVD+RW、DVD−R
W、DVD−RAMのように光記録媒体であった場合、
本発明は図3に示すようなディスクドライブシステム1
00に適用される。
【0063】なお、以下の説明においては、ディスクド
ライブシステム100で使用する光記録媒体を光ディス
クと呼ぶ。
【0064】ディスクドライブシステム100は、上記
ドライブ装置に相当するディスクドライブ10と、上記
ホストPCに相当するPC(Personal Computer)40
と、入力装置50と、外部装置60と、サーバ装置70
とを備えている。
【0065】ディスクドライブシステム100では、P
C40によってディスクドライブ10の動作を制御する
ことができる。また、ディスクドライブシステム100
のPC40と、サーバ装置70とはネットワークを介し
て接続されている。
【0066】まず、図4を用いて、ディスクドライブ1
0の構成について説明をする。
【0067】ディスクドライブ10は、光ディスクを所
定の箇所に装着し、装着した光ディスクにデータを記
録、光ディスクからデータ再生する装置である。
【0068】ディスクドライブ10は、対物レンズ11
と、レーザダイオード12と、レーザダイオードドライ
バー13と、フォトディテクタ14と、増幅器15と、
データセパレータ16と、デコーダ17と、エンコーダ
18と、I/Fディスクコントローラ19と、CPU
(Central Processing Unit)/DSP(Digital Signa
l Processor)20とを備えている。
【0069】対物レンズ11は、レーザダイオード12
から出射されたレーザ光を光ディスクに集光させる。
【0070】レーザダイオード12は、所定の波長のレ
ーザ光を出射する半導体レーザである。レーザダイオー
ド12は、レーザダイオードドライバ13の制御に応じ
てレーザ光を出射させる。
【0071】レーザダイオードドライバー13は、レー
ザダイオード12のレーザパワーなどを制御する。
【0072】フォトディテクタ14は、光ディスクで反
射された反射レーザ光を信号として検出する。検出され
た信号は増幅器15へと出力される。
【0073】増幅器15は、検出された信号を増幅す
る。増幅された信号は、データセパレータ16へと出力
される。
【0074】データセパレータ16は、増幅器15から
出力された信号をデータパルス信号と、クロックパルス
信号に分離する。
【0075】デコーダ17は、データセパレータ16か
ら出力された信号を符号化する。符号化されたデータは
I/Fディスクコントローラ19を介してPC40へと
出力される。
【0076】エンコーダ18は、PC40からI/Fデ
ィスクコントローラ19を介して入力されたデータを所
定の信号に復号化する。復号化された信号はレーザダイ
オードドライバ13に入力される。
【0077】I/Fディスクコントローラ19は、当該
ディスクドライブ10をPC40とを接続するインター
フェースである。当該ディスクドライブ10は、IFデ
ィスクコントローラ19を介してPC40と接続され、
PC40から送信されるコマンド、データ、当該ディス
クドライブ10からPC40へ送信されるデータに対し
てインターフェース制御を行う。PC40から送信され
るコマンドはCPU/DSP20へ出力され、PC40
から送信されるデータはエンコーダ18へ出力される。
【0078】例えば、このI/Fディスクコントローラ
19のインターフェースは、SCSI(Small Computer
System Interface)、IEEE(Institute of Electr
icaland Electronics Engineers)1394、USB(U
niversal Serial Bus)などである。
【0079】CPU/DSP20は、当該ディスクドラ
イブ10の動作を統括的に制御する制御部である。例え
ば、CPU/DSP20は、レーザダイオードドライバ
13を制御してレーザダイオードの出力を調整したり、
対物レンズ11のポジション制御を行う。
【0080】上述のように構成されるディスクドライブ
10の光ディスクの再生動作は、以下に説明するような
る。
【0081】まず、PC40から再生命令を受け取った
CPU20は、レーザダイオードドライバ13を制御し
て、光ディスクの盤面に最適な再生パワーのレーザ光を
レーザダイオード12から出射させる。
【0082】次に、レーザダイオード12から出射され
たレーザ光は光ディスクの表面で反射され、反射された
反射レーザ光をフォトディテクタ14で検出する。
【0083】フォトディテクタ14で検出された反射レ
ーザ光は、増幅器15で信号増幅され、データセパレー
タ17を介し、デコーダ17で符号化されI/F19か
らPC40へと出力される。
【0084】また、上述のように構成されるディスクド
ライブ10の光ディスクに対するデータの記録動作は、
以下に説明するようになる。
【0085】まず、PC40から出力されたデータは、
I/F19を介してエンコーダ18に入力され復号され
る。復号された信号はレーザダイオードドライバ13へ
と入力され、レーザダイオードドライバ13はレーザダ
イオード12を制御して所定のレーザ光を出力させ光デ
ィスクの盤面にピットが形成される。
【0086】ここで、再び、図3を参照し、ディスクド
ライブシステム100の構成について説明を続ける。
【0087】PC40は、デバイスコントローラ41,
42,43,44と、チップコントローラ45と、メモ
リ46と、CPU47とを備えている。
【0088】デバイスコントローラ41は、PC40に
接続されたディスクドライブ10を制御、管理する。
【0089】デバイスコントローラ42は、PC40に
接続された入力装置50を制御、管理する。
【0090】デバイスコントローラ43は、PC40に
接続された外部装置60を制御、管理する。
【0091】ネットワークインターフェース44は、イ
ンターネットなどのネットワークと接続するためのイン
ターフェースである。PC40は、ネットワークインタ
ーフェース44を介してネットワーク網を介したデータ
通信を行うことができる。
【0092】PC40は、ネットワークインターフェー
ス44によりネットワークを介してサーバ装置70と接
続される。
【0093】チップコントローラ45は、メモリ46へ
のデータの書き込み、メモリ46からのデータの読み出
しを制御する。
【0094】メモリ46は、データの書き込み読み出し
自在なRAM(Random Access Memory)であり、光ディ
スクから読み出したコンテンツテーブルを一時的に記憶
する。メモリ46に記憶されたコンテンツテーブルは必
要に応じて随時読み出せる。
【0095】CPU47は、PC40の動作を統括的に
制御する。
【0096】PC40には、入力装置50として、主に
CUI(Character User Interface)環境においてコマ
ンドなどを入力するキーボード51と、GUI(Graphi
calUser Interface)環境における操作に用いるマウス
52とが接続されている。
【0097】また、PC40には、外部装置60とし
て、画像やテキストデータを表示するディスプレイ61
と、音声を出力するスピーカー62と、映像信号を入力
するカメラ63と、音声を入力するマイクロフォン64
と、映像信号の記録、再生を行うビデオレコーダ65と
が接続されている。
【0098】さらに、PC40は上述したようにネット
ワークを介してサーバ装置70と接続されている。サー
バ装置70は、ネットワークを介してPC40に所定の
データを提供することができる。サーバ装置70が提供
するデータとしては、広告情報、ゲームソフトウエア、
アプリケーションソフトウエアなどどんなものであって
もよい。
【0099】サーバ装置70は、例えば、PC40とW
ebページといったハイパーテキストなどをやり取りす
るWebサーバプログラム(以下、Webサーバと呼
ぶ)備え、図示しないデータベースにコンテンツであ
る、例えば、HTML(HyperText Markup Language)
ソースを蓄積している。サーバ装置70は、Webサー
バを用いて、PC40が備えるWebブラウザで指定さ
れたURL情報に基づいて上記HTMLソースをPC4
0にネットワークを介して送信する。
【0100】さらに、サーバ装置70は、ユーザの個人
情報を管理する図示しないデータベースを所有してお
り、ユーザがどのようなコンテンツを選択して閲覧して
いるかなどといったユーザの嗜好を収集し、嗜好情報と
して管理する。収集した上記嗜好情報は、記録媒体にコ
ンテンツを提供する企業などに提供され、今後の販売戦
略などに反映される。
【0101】続いて、図5に示すディスクドライブシス
テム200について説明をする。
【0102】ディスクドライブシステム200は、ディ
スクドライブシステム100を簡略化した構成のシステ
ムであり、ディスクドライブ10と、外部装置60と、
AVインターフェース80とを備えている。
【0103】ディスクドライブ10に接続されたAVイ
ンターフェース80に外部装置60が接続されている。
ディスクドライブ10並びに外部装置60については、
既に説明をしているので省略をする。
【0104】AVインターフェース80に接続された各
種機器、例えば、ディスクドライブ10や外部装置は、
リモートコントローラ81によって制御可能である。例
えば、ユーザはリモートコントローラ81を使用するこ
とで、AVインターフェース80を介してカメラ61か
ら入力された映像信号をディスクドライブ10に装着さ
れている光ディスクに記録することができる。
【0105】また、AVインターフェース80はネット
ワーク接続機能を備えており、ネットワークを介してサ
ーバ装置70と接続し、ネットワークを介したデータ通
信を行うことができる。
【0106】また、ディスクドライブシステム100及
びディスクドライブシステム200のディスクドライブ
10に代えて、図6に示すディスクドライブ30を使用
することもできる。
【0107】ディスクドライブ30は、本発明を適用し
た記録媒体として光ディスクを装着する上述したディス
クドライブ10に対して、FDといった磁気ディスクを
装着して再生又は記録を実行する装置である。
【0108】ディスクドライブ30は、磁気ヘッド31
と、増幅器32と、データセパレータ33と、デコーダ
34と、エンコーダ35と、増幅器36と、I/F デ
ィスクコントローラ37と、CPU/DSP38とを備
えている。
【0109】磁気ヘッド31は、装着した磁気ディスク
に信号を書き込んだり、磁気ディスクに書き込まれた信
号を読み出したりする。
【0110】増幅器32は、磁気ヘッド31で読み出し
た信号を増幅する。増幅器32で増幅された信号はデー
タセパレータ33へと出力される。
【0111】データセパレータ33は、増幅器32から
出力された信号をデータパルス信号と、クロックパルス
信号に分離する。
【0112】デコーダ34は、データセパレータ33か
ら出力された信号を符号化する。符号化されたデータは
I/Fディスクコントローラ37を介してPC40へと
出力される。
【0113】エンコーダ35は、PC40からI/Fデ
ィスクコントローラ37を介して入力されたデータを所
定の信号に復号化する。復号化された信号は増幅器36
に入力される。
【0114】増幅器36は、エンコーダ35から出力さ
れた信号を増幅して磁気ヘッド31へと出力する。
【0115】I/Fディスクコントローラ37は、当該
ディスクドライブ30をPC40とを接続するインター
フェースである。当該ディスクドライブ30は、IFデ
ィスクコントローラ37を介してPC40と接続され、
PC40から送信されるコマンド、データ、当該ディス
クドライブ10からPC40へ送信されるデータに対し
てインターフェース制御を行う。PC40から送信され
るコマンドはCPU/DSP38へ出力され、PC40
から送信されるデータはエンコーダ35へ出力される。
【0116】例えば、このI/Fディスクコントローラ
37のインターフェースは、SCSI(Small Computer
System Interface)、IEEE(Institute of Electr
icaland Electronics Engineers)1394、USB(U
niversal Serial Bus)などである。
【0117】CPU/DSP38は、当該ディスクドラ
イブ30の動作を統括的に制御する制御部である。例え
ば、CPU/DSP30は、磁気ヘッド31による信号
読み出し、信号書き込みの制御や、磁気ヘッド31のポ
ジション制御などを行う。
【0118】続いて、図7、図8、図9に示すフローチ
ャートを用いディスクドライブシステム100でコンテ
ンツが記録された光ディスクを使用する際の動作につい
て説明をする。
【0119】なお、以下の説明においては、ディスクド
ライブ10を使用したディスクドライブシステム100
を用いているが、ディスクドライブシステム200を適
用可能なことはもちろん、磁気ディスクを装着してデー
タの記録、再生を行うディスクドライブ30を使用する
ことも可能である。
【0120】まず、図7に示すフローチャートのステッ
プS1において、まず、光ディスクをディスクドライブ
10の所定の箇所に装着する。
【0121】ステップS2において、ディスクドライブ
10のCPU/DSP20は、光ディスクが当該ディス
クドライブ10に装着されたことに応じて、レーザダイ
オード12をONにし、レーザ光のフォーカスを光ディ
スク上に合わせるよう制御するとともに、レーザダイオ
ード12の位置を光ディスク上のコンテンツテーブルが
記録されているManufacture Areaに移動させるように制
御する。
【0122】ステップS3において、ディスクドライブ
10のCPU/DSP20は、コンテンツテーブルの内
容を読み込んで、読み込んだコンテンツテーブル情報を
図示しないリードバッファに格納する。ディスクドライ
ブ10はレディ状態となる。
【0123】ステップS4において、PC40のOS
(Oprating System)は、ディスクドライブ10の図示
しないリードバッファに格納されているコンテンツテー
ブルの内容をディスクドライブ10から受け取りメモリ
46に格納し、記録消去可能な領域を認識する。
【0124】ステップS5において、ディスクドライブ
10は、PC40からの要求待ち状態となる。
【0125】ステップS6において、ユーザは、PC4
0に接続された入力装置50からディスクドライブ10
に対して所定の操作を入力し、ディスクドライブ10に
装着された光ディスクにアクセスをする。
【0126】ユーザによるPC40から光ディスクへの
アクセスは、アクセスの仕方によって、3つの異なる工
程に進む。
【0127】ユーザがディスプレイ61に表示されてい
る光ディスクのアイコンなどをクリックした場合、工程
は、図8に示すフローチャートのステップS7へと進め
る。
【0128】ユーザが光ディスクにファイルシステムを
介してファイルを書き込もうとした場合、工程はステッ
プS12へと進める。
【0129】ユーザがファイルシステムを介さずに光デ
ィスクにデータを直接書き込もうとする場合、工程はス
テップS13へと進める。
【0130】図8に示すフローチャートのステップS7
において、PC40のCPU47は、コンテンツアプリ
ケーションソフトウエアを動作させる。
【0131】ステップS8において、PC40のCPU
47はコンテンツアプリケーションソフトウエアを用い
て、コンテンツに応じた処理を行う。
【0132】ステップS9において、PC40のCPU
47は、コンテンツの目的が達成されたかどうかを判断
する。コンテンツの目的が達成された場合は工程をステ
ップS10へと進め、達成されない場合は工程を図7に
示すフローチャートのステップS5へと戻す。
【0133】ステップS10において、PC40のCP
U47は、目的が達成されたコンテンツのナンバー(Co
ntents Num)をディスクドライブ10へ通知する。
【0134】ステップS11において、ディスクドライ
ブ10のCPU/DSP20は、コンテンツの目的が達
成されたので、ユーザが使用するデータ記録領域を増や
す。
【0135】ステップS12において、ユーザが、光デ
ィスクにファイルシステムを介してファイルを書き込む
場合、PC40のCPU47は、コンテンツテーブルを
参照して、記録可能なアドレスに対してファイルのデー
タを送り、書き込みをするよう指示する。
【0136】例えば、OSによって、アイコンをドラッ
グ&ドロップしてファイルをコピーする。
【0137】ステップS13において、ユーザがファイ
ルシステムを介さずに所定のコマンドなどを入力するこ
とで光ディスクにデータを直接書き込もうとする場合、
ユーザは、PC40に接続された入力装置50から所定
のデータ記録領域のアドレス番号を指定する。
【0138】ステップS14において、PC40のCP
U47は、指定されたアドレス番号の記録領域がデータ
の書き込みが可能な領域かどうかを判断する。データの
書き込みが可能な場合は工程をステップS15へと進
め、書き込みが不可能な場合は工程をステップS16へ
と進める。
【0139】ステップS15において、PC40のCP
U47は、指定された光ディスクのアドレス番号がデー
タ書き込み可能領域であることからユーザによって指定
されたデータを書き込むようディスクドライブ10を制
御する。
【0140】これに応じてディスクドライブ10は、装
着されている光ディスクにデータを書き込む。
【0141】ステップS16において、PC40のCP
U47は、コンテンツテーブルを参照し、ユーザによっ
て指定されたアドレス番号のデータ記録領域には、Adve
rtise flagが立っているか(Advertise flagが”1”で
あるかどうか)どうかを判断する。
【0142】Advertise flagが”1”であった場合は工
程を図9に示すフローチャートのステップS18へと進
め、Advertise flagが”0”であった場合は工程をステ
ップS17へと進める。
【0143】ステップS17において、Advertise Bit
が立っていないことから、PC40のCPU47は、光
ディスクの指定されたデータ記録領域にデータを記録さ
せる制御をせずに、当該PC40に接続されているディ
スプレイ61にエラーメッセージを出力表示させ、工程
をステップS5へと戻す。
【0144】図9に示すフローチャートのステップS1
8において、PC40のCPU47は、RAM46に記
憶したテーブルコンテンツを参照し、ディスクドライブ
10を制御してコンテンツアプリケーションを読み出し
て、読み出したコンテンツアプリケーションを動作させ
る。
【0145】ステップS19において、PC40のCP
U47は、光ディスクに記録されているコンテンツに応
じた処理を実行する。
【0146】ステップS20において、PC40のCP
U47は、コンテンツの目的が達成されたかどうかを判
断する。達成された場合は工程をステップS21へと進
め、達成されない場合は工程を図7に示すフローチャー
トのステップS5へと戻す。
【0147】ステップS21において、PC40のCP
U47は、目的の達成されたコンテンツのコンテンツナ
ンバーをディスクドライブ10へ通知する。
【0148】ステップS22において、ディスクドライ
ブ10は、PC40から通知されたコンテンツのナンバ
ー(Contents Num)に相当する記録領域をユーザが利用
可能な記録領域とする。
【0149】ステップS23において、PC40のCP
U47は、ユーザによって指定されたデータを生成され
たデータ記録領域へと記録させる。データの光ディスク
への記録が終了すると工程はステップS5へと戻る。
【0150】このようにして、ディスクドライブシステ
ム100では、ディスクドライブ10へ装着した光ディ
スクに記憶されているコンテンツをアプリケーションソ
フトウエアを用いて再生などをし、コンテンツの目的が
達成されたことに応じて、ユーザにデータ記憶領域を提
供する。
【0151】続いて、図8に示したフローチャートにお
けるステップS7〜ステップS11の工程を具体例を用
いて詳細に説明する。ステップS7〜ステップS11の
工程は、光ディスクのUser Areaに記録されたコンテン
ツに与えられた目的を達成し光ディスクのデータ記録可
能領域を増やす工程、例えば、広告情報であるコンテン
ツをユーザに開示させることで広告としての目的を達成
しデータ記録可能領域を増やす工程である。
【0152】まず、図10に示すフローチャートを用い
て、光ディスクに記録されたコンテンツを再生させ、ユ
ーザに広告として提示するとともに、当該コンテンツが
記録された領域をデータ記録可能領域として提供する際
の動作について説明をする。
【0153】図10に示すフローチャートを説明するに
あたり、ディスクドライブ10に装着する光ディスクに
は、図11に示すコンテンツテーブルに基づいたコンテ
ンツが記録されているとする。
【0154】したがって、図7に示したフローチャート
のステップS3、ステップS4の工程では、図11に示
すコンテンツテーブルがPC40に読み込まれ、ステッ
プS6においてステップS7へと進む操作がユーザによ
ってなされたとする。
【0155】ステップS101において、PC40のC
PU47は、ディスクドライブ10に装着した光ディス
クのIndex Applicationの内容を読み込むようにディス
クドライブ10に命令を出力する。例えば、図11に示
すようにIndex Applicationは、光ディスクのアドレス
番号110001〜120000に記憶されている。
【0156】ステップS102において、ディスクドラ
イブ10は、光ディスクのIndex Applicationを読み出
して、読み出したIndex ApplicationをPC40に転送
する。
【0157】ステップS103において、PC40は、
ディスクドライブ10で読み出され転送されたIndex Ap
plicationを起動させる。Index Applicationとしては、
例えばIndex.html、Index.javaなどがある。
【0158】ステップS104において、Index Applic
ationによるコンテンツ選択画面がディスプレイ61に
出力表示される。コンテンツ選択画面は、例えば、図1
2に示すような画面であり、ここでは新車の広告を選択
することができるようになっている。光ディスクには、
図11に示すコンテンツテーブルからも分かるようにコ
ンテンツが3つ記録されており、3つのコンテンツを選
択することができる。
【0159】ステップS105において、ユーザは、デ
ィスプレイ61に出力されたコンテンツ選択画面を参照
し、キーボード51、マウス52など操作して所望のコ
ンテンツを選択する旨を入力する。
【0160】例えば、ユーザは、図12に示したコンテ
ンツ選択画面の”Hnda−AX1000”を選択した
とする。
【0161】ステップS106において、PC40のC
PU47は、ユーザによってコンテンツが選択されたこ
とに応じて、メモリ46に読み込んだコンテンツテーブ
ルを参照し、選択されたコンテンツが記録されているア
ドレス番号を取得し、ディスクドライブ10に当該アド
レスのコンテンツを読み出すよう指示を出す。
【0162】例えば、”Hnda−AX1000”は、
アドレス番号20001〜30000に記憶されている
ことが分かるので、PC40のCPU47は、当該アド
レス番号20001〜30000のコンテンツを読み込
むようディスクドライブ10に指示を出す。
【0163】ステップS107において、ディスクドラ
イブ10は、PC40から指示されたアドレス番号のコ
ンテンツを光ディスクから読み出しPC40へと出力す
る。
【0164】例えば、ディスクドライブ10は、アドレ
ス番号20001〜30000に記録されているコンテ
ンツを読み出してPC40へと出力する。
【0165】ステップS108において、PC40のC
PU47は、アプリケーションソフトウエアで光ディス
クから出力されたコンテンツを再生する。
【0166】例えば、アプリケーションソフトウエア
は、Hnda.html、Hnda.javaなどである。 ステップS1
09において、ステップS108で再生されたコンテン
ツがディスプレイ61に出力表示される。
【0167】例えば、ディスプレイ61で出力されるコ
ンテンツは、図13に示すようになる。図13に示すよ
うにディスプレイ61に出力表示されるコンテンツは指
定された新車の情報を示した広告である。
【0168】ステップS110において、ユーザはディ
スプレイ61に表示されたコンテンツを見て、表示され
たコンテンツを見た、ということをPC40のCPU4
7に知らせるための入力をキーボート51やマウス52
などの入力装置50を用いて行う。
【0169】例えば、ディスプレイ61には、図13に
示すような情報が表示されており、表示されたコンテン
ツをユーザが閲覧したことを入力するための”OK”ボ
タンが添付されている。ユーザがこの”OK”ボタンを
キーボード51やマウス52を用いて押下することで、
ディスプレイ61に表示されたコンテンツを閲覧したか
どうかをPC40のCPU47に知らせる。
【0170】ユーザが”OK”ボタンを押下した場合は
工程をS111へと進め、”OK”ボタンを押下しなか
った場合は工程をステップS114へと進める。
【0171】ステップS111において、PC40のC
PU47は、ユーザから入力されるコンテンツを閲覧し
たという指示を受け、その旨をディスクドライブ10へ
と出力する。
【0172】ステップS112において、ディスクドラ
イブ10は、PC40から出力されるユーザがコンテン
ツを閲覧したことを知らせる情報を受け、コンテンツの
目的が達成されたとして当該コンテンツのInfomed flag
を”0”から”1”に書き換える。
【0173】コンテンツテーブルは、図14に示すよう
にContents Numが”3”のコンテンツのInfomed flag
が”0”から”1”に変化している。
【0174】ステップS113において、当該コンテン
ツが記録されていたUser Areaはデータ記録可能領域と
して開放される。
【0175】例えば、図14に示したコンテンツテーブ
ルによるとアドレス番号20001〜30000の記録
領域がユーザによって使用可能となる。
【0176】ステップS114において、User Areaに
記録されていたコンテンツをユーザがまだ見ていないと
判断されるため、当該User Areaは、データ記録可能記
録領域にはならない。
【0177】このようにして、光ディスクの記録領域
は、記憶されたコンテンツが再生されることでユーザが
使用可能な記録領域となる。また、光ディスクに記録さ
れたコンテンツは、ユーザに広告として提供されること
になる。
【0178】次に、図15に示すフローチャートを用い
て、光ディスクに記録された情報に基づいてネットワー
クを介してサーバ装置70にアクセスし、所定のコンテ
ンツを取得してユーザに広告として提示するとともに、
光ディスクの所定のUser Areaをデータ記録可能領域と
して提供する際の動作について説明をする。
【0179】図15に示すフローチャートを説明するに
あたり、ディスクドライブ10に装着する光ディスクに
は、図16に示すコンテンツテーブルに基づいたコンテ
ンツが記録されているとする。
【0180】したがって、図7に示したフローチャート
のステップS3、ステップS4の工程では、図16に示
すコンテンツテーブルがPC40に読み込まれ、ステッ
プS6においてステップS7へと進む操作がユーザによ
ってなされたとする。
【0181】ステップS201において、PC40のC
PU47は、ディスクドライブ10に装着した光ディス
クのIndex Applicationの内容を読みこむようにディス
クドライブ10に命令を出力する。例えば、図16に示
すようにIndex Applicationは、光ディスクのアドレス
番号110001〜120000に記憶されている。
【0182】上記アドレス番号110001〜1200
00に記憶されているIndex Applicationは、サーバ装
置70の所在を示すURL情報と、サーバ装置70のW
ebサーバから送信されるHTMLソースを解析し表示
するためのアプリケーションであるWebブラウザであ
る。なお、PC40がWebブラウザをあらかじめ保持
している場合、Index ApplicationはURL情報のみで
あってもよい。
【0183】ステップS202において、PC10のC
PU47による制御に応じてディスクドライブ10は、
光ディスクのIndex Applicationを読み出して、読み出
したIndex ApplicationをPC40に転送する。
【0184】ステップS203において、PC40のC
PU47は、ディスクドライブ10で読み出され転送さ
れたIndex Applicationを起動させる。
【0185】つまり、PC40のCPU47は、Index
ApplicationであるWebブラウザを起動させ、光ディ
スクに記録されていたURL情報を用いて、サーバ装置
70及びWebページを指定する。
【0186】例えば、光ディスクに記録されていたUR
L情報は”www.shinsha.com/indexhtml.”であったとす
ると、”www.shinsha.com”というURLのサーバ装置
70が指定され、サーバ装置70のWebサーバは”in
dex html.”というWebページのHTMLソースを図
示しないデータベースから検出しPC40に送信する。
【0187】ステップS204において、PC40に接
続されているディスプレイ61には、ステップS203
で指定されたWebページがWebブラウザを介して表
示される。
【0188】例えば、ディスプレイ61には図17に示
すようなWebページが出力表示される。このWebペ
ージでは、まず、図17に示すようにコンテンツを選択
するための情報を提示する。例えば、”Tyota−C
X1000”、”Nison−XD1000”、”Hn
da−AX1000”というような新車情報を示したコ
ンテンツを選択するための選択画面が表示される。
【0189】ステップS205において、ユーザはディ
スプレイ61に出力されたWebページを参照し、キー
ボード51、マウス52などを操作して所望のコンテン
ツを選択する旨を入力する。
【0190】例えば、ユーザは、図17に示した”Hn
da−AX1000”を選択したとする。ユーザによっ
て”Hnda−AX1000”が選択されると”Hnd
a−AX1000”という新車の情報を提供するWeb
ページのURL”www.shinsha.com/hnda.html”が選択
されたことになる。
【0191】ステップS206において、サーバ装置7
0のWebサーバは、ステップS205で選択されたコ
ンテンツのURLが指定するWebページのHTMLソ
ースをネットワークを介してPC40に送信する。
【0192】例えば、サーバ装置70のWebサーバ
は、”hnda.html”というHTMLソースをPC40に
送信する。
【0193】ステップS207において、PC40のC
PU47は、Webブラウザを制御してネットワークを
介してサーバ装置70のWebサーバから送信されるH
TMLソースを解析し、Webページをディスプレイ6
1に表示させる。
【0194】例えば、ディスプレイ61には図18に示
すような情報がWebブラウザを介して出力表示され
る。この情報は、ユーザによって選択された新車の情報
を示した広告である。
【0195】ステップS208において、ユーザは、デ
ィスプレイ61にWebブラウザを介して表示されるW
ebページ、つまりコンテンツを閲覧したかどうかを判
断し、その旨をキーボード51やマウス52などの入力
装置50を用いて入力する。
【0196】例えば、ディスプレイ61にはWebブラ
ウザを介して、図18に示すような広告情報が記載され
たWebページが表示されている。この図18に示した
Webページには、広告情報であるWebページをユー
ザが見たということを入力するための”OK”ボタンが
添附されている。ユーザがこの”OK”ボタンをキーボ
ード51やマウス52を用いて押下することで、Web
ブラウザに表示されたWebページを見たかどうかをネ
ットワークを介して、例えば”www.shinsha.com”とい
うURLのサーバ装置70に知らせることができる。
【0197】ユーザによって”OK”ボタンが押下され
コンテンツを閲覧したという旨を送信した場合、工程は
ステップS209へと進み、”OK”ボタンを押下せず
コンテンツを閲覧していないとした場合、工程はステッ
プS214へと進む。
【0198】ステップS209において、PC40のC
PU47は、ユーザから入力される広告情報を見たとい
う指示を受け、例えば”www.shinsha.com”というUR
Lで指定されるサーバ装置70にコンテンツを閲覧した
ことを示す情報をネットワークを介して送信する。
【0199】ステップS210において、サーバ装置7
0のWebサーバは、コンテンツを閲覧したという情報
を受信したことに応じて、返答メッセージを記載したW
ebページのHTMLソースをネットワークを介してP
C40に送信する。
【0200】PC40のWebブラウザは、ネットワー
クを介して受信したHTMLソースを解析し、ディスプ
レイ61に表示させる。Webブラウザには、例えば、
図19に示すよう返答メッセージが出力表示される。
【0201】ステップS211において、PC40のC
PU47は、ユーザがコンテンツを閲覧したという情報
を、ディスクドライブ10に送信する。
【0202】ステップS212において、ディスクドラ
イブ10は、PC40から入力されるユーザがWebサ
ーバから送信された情報を閲覧したことを知らせる情報
を受け、コンテンツの目的が達成されたとして当該コン
テンツのInformed flagを”0”から”1”にする。
【0203】コンテンツテーブルは、図16及び図20
に示すようにContents Numが”3”のコンテンツのInfo
rmed flagが”0”から”1”に変化している。
【0204】ステップS213において、利用制限のか
かっていたコンテンツのUser Areaは、データ記録可能
領域として開放される。
【0205】例えば、図20に示したコンテンツテーブ
ルによるとアドレス番号20001〜30000の記録
領域がユーザによって使用可能となる。
【0206】ステップS214において、User Areaに
記録されていたコンテンツのURL情報によってインタ
ーネットを介して提供される広告をユーザが見ていない
と判断されるため、当該User Areaは、データ記録可能
領域にはならない。
【0207】このようにして、光ディスクの記録領域
は、ネットワークを介してサーバ装置70から提供され
る広告情報などのコンテンツを閲覧することで、コンテ
ンツ提供者が確保している光ディスクのUser Areaの記
録領域をデータ記録可能領域として開放させることがで
きる。
【0208】続いて、図21に示すフローチャートを用
いて、光ディスクに記録された情報に基づいてネットワ
ークを介してサーバ装置70にアクセスし、所定のコン
テンツを取得してユーザにアンケートとして提示し、さ
らに提示したアンケートを回収することに応じて光ディ
スクの所定のUser Areaをデータ記録可能領域として提
供する際の動作について説明をする。
【0209】図21に示すフローチャートを説明するに
あたり、ディスクドライブ10に装着する光ディスクに
は、図22に示すコンテンツテーブルに基づいたコンテ
ンツが記録されているとする。
【0210】したがって、図7に示したフローチャート
のステップS3、ステップS4の工程では、図22に示
すコンテンツテーブルがPC40に読み込まれ、ステッ
プS6においてステップS7へと進む操作がユーザによ
ってなされたとする。
【0211】ステップS301において、PC40のC
PU47は、ディスクドライブ10に装着した光ディス
クのIndex Applicationの内容を読みこむようにディス
クドライブ10に命令を出力する。例えば、図22に示
すようにIndex Applicationは、光ディスクのアドレス
番号110001〜120000に記憶されている。
【0212】上記アドレス番号110001〜1200
00に記憶されているIndex Applicationは、サーバ装
置70の所在を示すURL情報と、サーバ装置70のW
ebサーバから送信されるHTMLソースを解析し表示
するためのアプリケーションであるWebブラウザであ
る。なお、PC40がWebブラウザをあらかじめ保持
している場合、Index ApplicationはURL情報のみで
あってもよい。
【0213】ステップS302において、PC40のC
PU47の制御に応じて、ディスクドライブ10は、光
ディスクのIndex Applicationを読み出して、読み出し
たIndex ApplicationをPC40に転送する。
【0214】ステップS303において、PC40のC
PU47は、ディスクドライブ10で読み出され転送さ
れたIndex Applicationを起動させる。
【0215】つまり、PC40のCPU47は、Index
ApplicationであるWebブラウザを起動させ、光ディ
スクに記録されていたURL情報を用いて、サーバ装置
70及びWebページを指定する。
【0216】例えば、光ディスクに記録さいれていたU
RL情報は”www.infor.com/indexhtml.”であったとす
ると、”www.infor.com”とういうURLのサーバ装置
70が指定され、サーバ装置70のWebサーバは”in
dex html.”とういうWebページのHTMLソースを
図示しないデータベースから検出しPC40に送信す
る。
【0217】ステップS304において、PC40に接
続されているディスプレイ61には、ステップS303
で指定されたWebページがWebブラウザを介して表
示される。
【0218】例えば、ディスプレイ61には図23に示
すような情報がWebブラウザを介して出力表示され
る。このWebサーバでは、まず、図23に示すように
コンテンツを選択するための情報が表示される。”1
新車情報”、”2 A社アンケート”、”3 B社アン
ケート”、”4 就職情報”、”5 物件情報”といっ
たコンテンツを選択するための選択画面が表示される。
【0219】ステップS305において、ユーザはディ
スプレイ61に出力されたWebページを参照し、キー
ボード51、マウス52などを操作して所望のコンテン
ツを選択する旨を入力する。
【0220】例えば、ユーザは、図23に示したWeb
ページから”2 A社アンケート”が選択されると、”
2 A社アンケート”というA社がユーザに対して実施
するHTMLで記述されたアンケートフォームを指定す
るURL”www.info.com./Ainfor.html”が選択された
ことになる。
【0221】ステップS306において、サーバ装置7
0のWebサーバはユーザによって選択されたコンテン
ツのHTMLソースをネットワークを介してPC40に
送信する。例えば、Webサーバは、”Ainfor.html”
というHTMLソースをネットワークを介してPC40
に送信する。
【0222】ステップS307において、PC40のC
PU47は、Webブラウザを制御してネットワークを
介してサーバ装置70のWebサーバから送信されるH
TMLソースを解析しコンテンツをディスプレイ61に
出力表示させる。
【0223】例えば、ディスプレイ61には図24に示
すようなWebページがWebブラウザを介して出力表
示される。このWebページは、A社が実施するアンケ
ートの入力フォームである。
【0224】ステップS308において、ユーザは、デ
ィスプレイ61にWebブラウザを介して表示されたW
ebページ、つまりアンケートの入力フォームを参照し
て所定の事項をキーボート51やマウス52などの入力
装置50を用いて入力する。
【0225】例えば、ディスプレイ61にはWebブラ
ウザを介して、図24に示すようなアンケートフォーム
が表示されている。この図24に示したアンケートフォ
ームには、当該アンケートフォームにしたがって、ユー
ザ情報を入力し、”送信”ボタンを押下することで、ネ
ットワークを介して”www.infor.com”というURLの
サーバ装置70にアンケートの入力事項を送信すること
ができる。
【0226】ユーザが”送信”ボタンを押下した場合、
工程はステップS309へと進み、”送信”ボタンを押
下しなかった場合、工程はステップS317へと進む。
【0227】ステップS309において、PC40のC
PU47は、ユーザから入力されたアンケート情報を、
例えば”www.info.com”とうURLのサーバ装置70に
送信する。
【0228】ステップS310において、アンケート入
力事項を受け取ったサーバ装置70のWebサーバは、
アンケートの収集というコンテンツの目的が達成された
ことに応じて、開放暗号鍵情報をネットワークを介して
PC40へと送信する。
【0229】例えば、Contents Numが”2”のコンテン
ツの目的が達成されたとすると、Webサーバは、開放
暗号鍵情報”YYYYYY”をネットワークを介してP
C40へ送信をする。
【0230】ステップS311において、PC40のC
PU47は、Webサーバからネットワークを介して送
信された開放暗号鍵情報を受信すると、ディスクドライ
ブ10を制御して、光ディスクのコンテンツテーブルに
アクセスし開放暗号鍵情報を読み出す。図22に示した
コンテンツテーブルによると、光ディスクに記憶されて
いるContents Num”2”のコンテンツの開放暗号鍵情
報”YYYYYY”が読み出される。
【0231】ステップS312において、PC40のC
PU47は、サーバ装置70のWebサーバから送信さ
れた開放暗号鍵情報と、ディスクドライブ10で光ディ
スクから読み出した開放暗号鍵情報とを照合する。開放
暗号鍵情報が照合された場合は工程をステップS313
へと進め、照合されなかった場合は工程をステップS3
17へと進める。
【0232】ステップS313において、PC40のC
PU47は、開放暗号鍵情報が照合されたことに応じ
て、ユーザがアンケートに回答した旨を伝える情報をデ
ィスクドライブ10に出力する。
【0233】ステップS314において、ディスクドラ
イブ10は、PC40のCPU47から入力されるユー
ザがアンケートに回答したことを伝える情報を受け、コ
ンテンツの目的が達成されたとして当該コンテンツのIn
formed flagを”0”から”1”にする。
【0234】コンテンツテーブルは図26に示すように
Contents Numが”2”のコンテンツのInformed flag
が”0”から”1”に変化している。
【0235】ステップS315において、サーバ装置7
0のWebサーバは、ユーザがアンケートに回答したこ
とに応じて、光ディスクの所定の記録領域が利用可能な
ったことをユーザに知らせるためのメッセージが記述さ
れたHTMLソースをネットワークを介してPC40に
送信する。
【0236】PC40のWebブラウザは、送信され受
信したHTMLソースを解析し、ディスプレイ61に出
力表示させる。Webブラウザには、例えば、図26に
示すようにユーザが獲得した光ディスク上の記録容量を
示したり、他のコンテンツの利用を促したりするような
画面が表示される。
【0237】ステップS316において、指定されたUs
er Areaは、データ記録可能領域として開放される。
【0238】例えば、図26に示したコンテンツテーブ
ルによるとContents Num”2”のコンテンツが保持して
いたアドレス番号10001〜20000の記録領域が
ユーザによって使用可能となる。
【0239】ステップS317において、アンケートに
ユーザが回答していないと判断されるため、当該User A
reaは、データ記録可能領域にはならない。
【0240】このようにして、ネットワークを介してサ
ーバ装置70から提示されるアンケートに回答すること
で、当該アンケートを実施するアンケート実施者が確保
している光ディスクのUser Areaの記録領域をデータ記
録可能領域として開放させることができる。
【0241】続いて、図9に示したフローチャートにお
けるステップS18〜ステップS23の工程を具体例を
用いて詳細に説明する。ステップS18〜ステップS2
3の工程は、光ディスクに直接所望のデータを書き込む
ことで自動的にコンテンツがユーザに提供されコンテン
ツが目的を達成し、データ記録可能領域が増加する工程
である。
【0242】ここでは、図27に示すフローチャートを
用いて、ステップS18〜ステップS25の具体的な動
作について説明をする。
【0243】図27に示すフローチャートを説明するに
あたり、ディスクドライブ10に装着する光ディスクに
は、図28に示すコンテンツテーブルに基づいたコンテ
ンツが記録されているとする。図28に示したコンテン
ツテーブルを参照すると、光ディスクに記録されている
全てのコンテンツのAdvertise flagは”1”となってい
る。
【0244】したがって、図7に示したフローチャート
のステップS3、ステップS4の工程では、図28に示
すコンテンツテーブルがPC40に読み込まれ、ステッ
プS6において、コンテンツが記録されている記録領域
へのデータ書き込み命令がなされ、ステップS16にお
いてAdvertise flagが立っていると判断されたとする。
【0245】ステップS401において、PC40のC
PU47は、Advertise flagが立っていることに応じ
て、リードバッファに記憶されているコンテンツテーブ
ルのIndex Application Start/Endを参照し、光ディス
クに記録されているコンテンツを実行するためのアプリ
ケーションソフトウエアが記録されいてるアドレス番号
を取得し、当該アドレス番号に記録されているアプリケ
ーションソフトウエアを読み込むようにディスクドライ
ブ10に指示をする。
【0246】ステップS402において、ディスクドラ
イブ10は、PC40のCPU47の制御に応じて、上
記アプリケーションソフトウエアが書き込まれているア
ドレス番号へアクセスし、上記アプリケーションソフト
ウエアを読み出して、PC40へと転送する。
【0247】ステップS403において、PC40のC
PU47は、ディスクドライブ10から転送されたアプ
リケーションソフトウエアを受信し、当該アプリケーシ
ョンソフトウエアを実行する。
【0248】なお、ステップS401〜ステップS40
3の工程は、コンテンツを実行するためのアプリケーシ
ョンソフトウエアを起動させる工程である。アプリケー
ションソフトウエアが起動した後、PC40のOS内部
に常駐させることにすると、ステップS401〜ステッ
プS403の工程は、一度だけ実行すればよく、PC4
0の電源OFFするまで起動したアプリケーションソフ
トウエアはコンテンツ実行可能状態となっている。
【0249】ステップS404において、PC40のC
PU47は、アプリケーションソフトウエアを実行して
ディスクドライブ10を制御し、ユーザによってデータ
を記録することを要求された光ディスクのデータ記録領
域に記録されているコンテンツを読み出す。
【0250】ステップS405において、PC40のC
PU47は、アプリケーションソフトウエアを用いて、
読みだされたコンテンツをディスプレイ61に出力表示
させる。
【0251】例えば、ディスプレイ61に出力表示され
るコンテンツは、図29に示した広告29aのようなバ
ナー広告である。広告29aは、所定の大きさでディス
プレイ61に出力表示される。
【0252】ステップS406において、コンテンツが
ディスプレイ61に出力表示され、当該コンテンツの目
的が達成されたことに応じてPC40のCPU47は、
ディスクドライブ10を制御して、読みだされたコンテ
ンツが記録されている記録領域の”Informed flag”の
値を”0”から”1”に書き換え、データ記録可能領域
として開放する。
【0253】ステップS407において、PC40のC
PU47は、開放された光ディスクのデータ記録可能領
域にユーザによって要求されたデータが記録されるよう
ディスクドライブ10を制御する。
【0254】このようにして、Advertise flagが立って
いるコンテンツが記録されている光ディスクの記録領域
に、ダイレクトに所望のデータを書き込むと、アプリケ
ーションソフトウエアが自動的に起動してコンテンツが
読み込まれ、ディスプレイ61に、例えば、広告情報な
どとして出力表示される。コンテンツが出力表示されコ
ンテンツの目的が達成さることで、上記記録領域がデー
タ記録可能領域として開放され、要求されたデータが記
録される。
【0255】なお、ディスプレイ61に出力表示された
バナー広告である広告29aは、ユーザが、例えば、デ
ィスプレイ61上の当該広告29aにマウス52などで
カーソルを合わせダブルクリックをすることで、ディス
プレイ61から消すことができる。
【0256】また、広告29aは、一定時間が経過した
ら自動的にディスプレイ61から消えるようになってい
てもよい。
【0257】このようにして、通常、ユーザが任意のデ
ータを書き込めるように空き領域を保持してユーザに提
供される光ディスクや、磁気ディスクなどの記録媒体に
広告情報などといった情報を記録して配布すること
で、例えば、宣伝費用といった情報を伝達するための新
たなコストを増加させることなく、ユーザに対して所望
の情報を提供することができる。
【0258】さらに、記録媒体に記録された情報をディ
スクドライブシステム100などで再生し、ユーザが閲
覧すると、上記空き領域が始めてデータを記録できるよ
うにすることで、記録媒体を購入したユーザに対して情
報閲覧の高いモチベーションが与えられ、情報伝達を効
果的に行うことができる。
【0259】また、記録媒体にデータ量が僅かなURL
情報を記録させることで、ネットワークを介してサーバ
装置70などから上記情報が取得することができるた
め、CD−R、DVD−Rといったデータの書き換えが
できないライトワンスな記録媒体にも適用させることが
できる。
【0260】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の記録媒体は、当該記録媒体が備えるデータの記録可
能な記録領域へのデータ記録を制限するデータ記録制限
情報と、ユーザによって実行され、実行された結果に基
づいたユーザの応答に準じて、データ記録制限情報によ
る記録領域へのデータ記録の制限を解除するコンテンツ
とが記録されていることで、ユーザに対して、データの
記録可能な記録領域の提供というモチベーションを与
え、効果的にコンテンツを提供することを可能とする。
【0261】また、記録媒体に記録させたコンテンツ又
は記録されたコンテンツを用いてネットワークを介して
取得される所定の情報のユーザの閲覧、又は、利用を記
録領域開放の条件とすることで、記録媒体製造者は、記
録媒体に記録させるコンテンツ又はネットワークを介し
て取得される情報を提供する情報提供者から料金を徴収
することができる。
【0262】したがって、記録媒体製造者は、記録媒体
そのもののコスト、記録媒体の流通コストに徴収した料
金を還元することで、ユーザには通常の記録媒体より安
価にまたは無料で任意のデータを記録可能な記録媒体を
ユーザに提供することを可能とする。
【0263】以上の説明からも明らかなように、本発明
のデータ記録再生システムは、データ記録再生装置で、
データを記録可能な記録領域を有し、記録領域へのデー
タの記録を制限する情報であるデータ記録制限情報と、
コンテンツとが記録されている記録媒体に記録されてい
るコンテンツを再生手段で再生し、端末装置で、再生さ
れたコンテンツを実行し、実行結果に応じて入力手段に
よって入力されるユーザの応答に準じて記録媒体に記録
されているデータ記録制限情報を無効とするようデータ
記録再生装置のデータ記録制限情報無効化手段を制御し
て記録媒体の記録領域をデータ記録戒能となるように開
放させ、任意のデータを開放された記録領域に記録させ
ることができる。
【0264】したがって、本発明のデータ記録再生シス
テムは、ユーザに対して、データの記録可能な記録領域
の提供というモチベーションを与え、効果的にコンテン
ツを提供することを可能とする。
【0265】また、記録媒体に記録させたコンテンツ又
は記録されたコンテンツを用いてネットワークを介して
取得される所定の情報のユーザの閲覧、又は、利用を記
録領域開放の条件とすることで、記録媒体製造者は、記
録媒体に記録させるコンテンツ又はネットワークを介し
て取得される情報を提供する情報提供者から料金を徴収
することができる。
【0266】したがって、記録媒体製造者は、記録媒体
そのもののコスト、記録媒体の流通コストに徴収した料
金を還元することで、ユーザには通常の記録媒体より安
価にまたは無料で任意のデータを記録可能な記録媒体を
ユーザに提供することを可能とする。
【0267】以上の説明からも明らかなように、本発明
の記録媒体使用方法は、まず、データ記録再生装置でデ
ータを記録可能な記録領域を有し、記録領域へのデータ
の記録を制限する情報であるデータ記録制限情報と、コ
ンテンツとが記録されている記録媒体に記録されている
コンテンツを再生し、再生されたコンテンツを端末装置
に送信し、続いて、端末装置で、データ記録再生装置に
よって送信されたコンテンツを所定のアプリケーション
ソフトウエアを用いて実行し、コンテンツを実行した結
果に応じて、ユーザによって入力されたユーザの応答に
準じて記録媒体に記録されているデータ記録制限情報を
無効とするようにデータ記録再生装置を制御し、データ
記録再生装置は、端末装置の制御に応じて、記録媒体に
記録されているデータ記録制限情報を無効化すること
で、記録媒体の記録領域をデータ記録可能なるように開
放させ、任意のデータを開放された記録領域記録させる
ことができる。
【0268】したがって、本発明の記録媒体使用方法
は、ユーザに対して、データの記録可能な記録領域の提
供というモチベーションを与え、効果的にコンテンツを
提供すること可能とする。
【0269】また、記録媒体に記録させたコンテンツ又
は記録されたコンテンツを用いてネットワークを介して
取得される所定の情報のユーザの閲覧、又は、利用を記
録領域開放の条件とすることで、記録媒体製造者は、記
録媒体に記録させるコンテンツ又はネットワークを介し
て取得される情報を提供する情報提供者から料金を徴収
することができる。
【0270】したがって、記録媒体製造者は、記録媒体
そのもののコスト、記録媒体の流通コストに徴収した料
金を還元することで、ユーザには通常の記録媒体より安
価にまたは無料で任意のデータを記録可能な記録媒体を
ユーザに提供することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す記録媒体におい
て(a)は記録領域にコンテンツが記録されている様子
を示す図であり、(b)はコンテンツを実行したことに
よってデータ記録可能領域が増加した様子を示す図であ
る。
【図2】同記録媒体のManufacture Areaに記録されてい
るコンテンツテーブルについて説明するための図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態として示すディスクドライ
ブシステムの第1の構成について説明するための図であ
る。
【図4】同ディスクドライブシステムにおいて、当該デ
ィスクドライブシステムが備える光ディスクドライブに
ついて説明するための図である。
【図5】同ディスクドライブシステムにおいて、当該デ
ィスクドライブシステムの第2の構成について説明する
ための図である。
【図6】同ディスクドライブシステムにおいて、当該デ
ィスクドライブシステムが備える磁気ディスクドライブ
について説明するための図である。
【図7】同ディスクドライブシステムにおいて、光ディ
スクに記録されているコンテンツを実行し、データ記録
可能領域を増加させる動作について説明するための第1
のフローチャートである。
【図8】同ディスクドライブシステムにおいて、光ディ
スクに記録されているコンテンツを実行し、データ記録
可能領域を増加させる動作について説明するための第2
のフローチャートである。
【図9】同ディスクドライブシステムにおいて、光ディ
スクに記録されているコンテンツを実行し、データ記録
可能領域を増加させる動作について説明するための第3
のフローチャートである。
【図10】同ディスクドライブシステムにおいて、図8
のフローチャートで示したデータ記録可能領域を増加さ
せる第1の具体的な動作について説明するためフローチ
ャートである。
【図11】同ディスクドライブシステムにおいて、図1
0のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記憶されているコンテンツテーブルを示した図であ
る。
【図12】同ディスクドライブシステムにおいて、図1
0のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記憶されているIndex Appricationが起動すること
で出力表示される画面について説明するための図であ
る。
【図13】同ディスクドライブシステムにおいて、図1
0のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記録されている広告情報が出力表示された様子を示
した図である。
【図14】同ディスクドライブシステムにおいて、記録
媒体に記録された広告情報を再生させ、ユーザが上記広
告情報を閲覧したことに応じて図11に示したコンテン
ツテーブルが変化した様子を示した図である。
【図15】同ディスクドライブシステムにおいて、図8
のフローチャートで示したデータ記録可能領域を増加さ
せる第2の具体的な動作について説明するためのフロー
チャートである。
【図16】同ディスクドライブシステムにおいて、図1
5のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記憶されているコンテンツテーブルを示した図であ
る。
【図17】同ディスクドライブシステムにおいて、図1
5のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記憶されているIndex Appricationが起動すること
で出力表示される画面について説明するための図であ
る。
【図18】同ディスクドライブシステムにおいて、ネッ
トワークを介してサーバ装置から提供される広告情報が
出力表示された様子を示した図である。
【図19】同ディスクドライブシステムにおいて、サー
バ装置からネットワークを介して送信される返答メッセ
ージを示した図である。
【図20】同ディスクドライブシステムにおいて、ネッ
トワークを介して提供された広告情報をユーザが閲覧し
たことに応じて、図16に示したコンテンツテーブルが
変化した様子を示した図である。
【図21】同ディスクドライブシステムにおいて、図8
のフローチャートで示したデータ記録可能領域を増加さ
せる第3の具体的な動作について説明するためのフロー
チャートである。
【図22】同ディスクドライブシステムにおいて、図2
1のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記憶されているコンテンツテーブルを示した図であ
る。
【図23】同ディスクドライブシステムにおいて、図2
1のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記憶されているIndex Appricationが起動すること
で出力表示される画面について説明するための図であ
る。
【図24】同ディスクドライブシステムにおいて、ネッ
トワークを介してサーバ装置から提供されるアンケート
の入力フォームが出力表示された様子を示した図であ
る。
【図25】同ディスクドライブシステムにおいて、サー
バ装置からネットワークを介して送信される返答メッセ
ージを示した図である。
【図26】同ディスクドライブシステムにおいて、ネッ
トワークを介して提供されたアンケートにユーザが応答
したことに応じて図16に示したコンテンツテーブルが
変化した様子を示した図である。
【図27】同ディスクドライブシステムにおいて、図9
のフローチャートで示したデータ記録可能領域を増加さ
せ所望のデータを記録させる具体的な動作について説明
するためのフローチャートである。
【図28】同ディスクドライブシステムにおいて、図2
7のフローチャートに示した動作時に使用する記録媒体
に記憶されているコンテンツテーブルを示した図であ
る。
【図29】同ディスクドライブシステムにおいて、図2
7のフローチャートに示した動作時に使用する光ディス
クに記録されている広告情報が出力表示された様子を示
した図である。
【図30】従来の技術として示す記録媒体において、当
該記録媒体の記録領域の構造について説明するための図
である。
【図31】同記録媒体において、データ記録可能な記録
領域に所望のデータが記録された様子を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスクドライブ、40 PC(Personal Compute
r)、41,42,43 デバイスコントローラ、44
ネットワークインターフェース、45 チップコント
ローラ、46 メモリ、47 CPU(Central Proces
sing Unit)、50 入力装置、51 キーボード、5
2 マウス、60 外部装置、61 ディスプレイ、6
2 スピーカー、63 カメラ、64 マイクロフォ
ン、65ビデオレコーダ、70 サーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA02 BA06 BB09 CA06 CA09 CA11 5B065 BA01 BA03 BA04 CC03 PA08 5D044 AB02 BC04 BC05 BC06 CC06 DE47 DE75 EF10 GK12 5D110 AA09 AA13 AA16 AA17 AA19 AA27 AA29 BB01 DB03 DD13

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録可能な記録領域を備える記
    録媒体において、 上記記録領域へのデータの記録を制限する情報であるデ
    ータ記録制限情報と、 ユーザによって実行され、実行された結果に基づいたユ
    ーザの応答に準じて、上記データ記録制限情報による上
    記記録領域へのデータ記録の制限を解除するコンテンツ
    とが記録されていることを特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記コンテンツは、広告情報を含んでい
    ること を特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記コンテンツは、当該コンテンツに含
    まれる上記広告情報を再生するアプリケーションソフト
    ウエアを含むことを特徴とする請求項2記載の記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 上記コンテンツは、ネットワーク上に所
    在する所定の情報のアドレスを示すURL(Uniform Re
    source Locator)情報を含んでいることを特徴とする請
    求項1記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記URL情報が示すアドレスに所在す
    る情報は広告情報であることを特徴とする請求項4記載
    の記録媒体。
  6. 【請求項6】 上記URL情報が示すアドレスに所在す
    る情報はユーザに対して実施されるアンケートであるこ
    とを特徴とする請求項4記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 上記コンテンツは、上記URL情報が示
    すアドレスに所在する情報を閲覧可能なWebブラウザ
    ソフトウエアを含んでいることを特徴とする請求項4記
    載の記録媒体。
  8. 【請求項8】 当該記録媒体は、上記記録領域に記録し
    たデータを書き換え可能であることを特徴とする請求項
    1記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 当該記録媒体は、上記記録領域に1度だ
    けデータを記録することが可能であることを特徴とする
    請求項1記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 データ記録再生装置と、上記データ記
    録再生装置を制御する端末装置とを備えるデータ記録再
    生システムにおいて、 上記データ記録再生装置は、データを記録可能な記録領
    域を有し、上記記録領域へのデータの記録を制限する情
    報であるデータ記録制限情報と、コンテンツとが記録さ
    れている記録媒体を装着する装着手段と、 上記装着手段に装着された上記記録媒体に記録されてい
    る上記コンテンツを再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された上記コンテンツを上記
    端末装置に送信するコンテンツ送信手段と、 上記記録媒体に記録されているデータ記録制限情報を無
    効化するデータ記録制限情報無効化手段と、 上記データ記録制限情報無効化手段によって上記データ
    記録制限情報が無効化された場合に所望のデータを上記
    記録領域に記録する記録手段とを有し、 上記端末装置は、上記データ記録再生装置の送信手段に
    よって送信された上記コンテンツを受信するコンテンツ
    受信手段と、 上記コンテンツ受信手段によって受信したコンテンツを
    所定のアプリケーションソフトウエアを用いて実行する
    コンテンツ実行手段と、 上記コンテンツ実行手段による実行結果に応じたユーザ
    の応答を入力する入力手段と、 上記入力手段で入力されたユーザの応答に準じて上記記
    録媒体に記録されている上記データ記録制限情報を無効
    とするように上記データ記録再生装置のデータ記録制限
    情報無効化手段を制御する制御手段とを有することを特
    徴とするデータ記録再生システム。
  11. 【請求項11】 上記記録媒体に記録されている上記コ
    ンテンツは、広告情報を含んでいることを特徴とする請
    求項10記載のデータ記録再生システム。
  12. 【請求項12】 上記記録媒体に記録されている上記コ
    ンテンツは、当該コンテンツに含まれる上記広告情報を
    再生するアプリケーションソフトウエアを含み、 上記端末装置のコンテンツ実行手段は、上記コンテンツ
    に含まれるアプリケーションソフトウエアを用いて上記
    コンテンツを実行することを特徴とする請求項11記載
    のデータ記録再生システム。
  13. 【請求項13】 上記記録媒体に記録されているコンテ
    ンツは、ネットワーク上に所在する所定の情報のアドレ
    スを示すURL(Uniform Resource Locator)情報を含
    み、 上記端末装置は、ネットワークに接続をするネットワー
    ク接続手段を備え、 上記端末装置の上記コンテンツ実行手段は、所定のアプ
    リケーションソフトウエアを用いて、上記コンテンツに
    含まれるURL情報が示すアドレスに所在する上記所定
    の情報を取得することを特徴とする請求項10記載のデ
    ータ記録再生システム。
  14. 【請求項14】 上記URL情報が示すアドレスに所在
    する情報は広告情報であることを特徴とする請求項13
    記載のデータ記録再生システム。
  15. 【請求項15】 上記URL情報が示すアドレスに所在
    する情報はユーザに対して実施されるアンケートである
    ことを特徴とする請求項13記載のデータ記録再生シス
    テム。
  16. 【請求項16】 上記コンテンツは、上記URL情報が
    示すアドレスに所在する情報を閲覧可能なWebブラウ
    ザソフトウエアを含んでおり、 上記コンテンツ実行手段は上記Webブラウザソフトウ
    エアを上記アプリケーションソフトウエアとして使用す
    ることを特徴とする請求項13記載のデータ記録再生シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 上記データ記録再生装置の装着手段に
    装着する上記記録媒体は、上記記録領域に記録したデー
    タを書き換え可能であることを特徴とする請求項10記
    載のデータ記録再生システム。
  18. 【請求項18】 上記データ記録再生装置の装着手段に
    装着する記録媒体は、上記記録領域に1度だけデータを
    記録することが可能であることを特徴とする請求項10
    記載のデータ記録再生システム。
  19. 【請求項19】 データ記録再生装置と、上記データ記
    録再生装置を制御する端末装置とを備えるデータ記録再
    生システムの記録媒体使用方法において、 上記データ記録再生装置は、データを記録可能な記録領
    域を有し、上記記録領域へのデータの記録を制限する情
    報であるデータ記録制限情報と、コンテンツとが記録さ
    れている記録媒体を装着し、 上記装着された上記記録媒体に記録されている上記コン
    テンツを再生し、 上記再生された上記コンテンツを上記端末装置に送信
    し、 上記端末装置は、上記データ記録再生装置によって送信
    された上記コンテンツを受信し、 上記受信したコンテンツを所定のアプリケーションソフ
    トウエアを用いて実行し、 上記コンテンツを実行した結果に応じて、ユーザが所定
    の応答を入力し、 上記入力されたユーザの応答に準じて上記記録媒体に記
    録されている上記データ記録制限情報を無効とするよう
    に上記データ記録再生装置を制御し、 上記データ記録再生装置は、上記端末装置の制御に応じ
    て、上記記録媒体に記録されているデータ記録制限情報
    を無効化し、 上記データ記録制限情報が無効化された場合に、所望の
    データを上記記録領域に記録することを特徴とする記録
    媒体使用方法。
  20. 【請求項20】 上記記録媒体に記録されている上記コ
    ンテンツは、広告情報を含んでいることを特徴とする請
    求項19記載の記録媒体使用方法。
  21. 【請求項21】 上記記録媒体に記録されている上記コ
    ンテンツは、当該コンテンツに含まれる上記広告情報を
    再生するアプリケーションソフトウエアを含み、 上記端末装置は、上記コンテンツに含まれるアプリケー
    ションソフトウエアを用いて上記コンテンツを実行する
    ことを特徴とする請求項20記載の記録媒体使用方法。
  22. 【請求項22】 上記記録媒体に記録されているコンテ
    ンツは、ネットワーク上に所在する所定の情報のアドレ
    スを示すURL(Uniform Resource Locator)情報を含
    み、 上記端末装置は、ネットワークに接続し、所定のアプリ
    ケーションソフトウエアを用いて、上記コンテンツに含
    まれるURL情報が示すアドレスに所在する上記所定の
    情報を取得することを特徴とする請求項19記載の記録
    媒体使用方法。
  23. 【請求項23】 上記URL情報が示すアドレスに所在
    する情報は広告情報であることを特徴とする請求項22
    記載の記録媒体使用方法。
  24. 【請求項24】 上記URL情報が示すアドレスに所在
    する情報はユーザに対して実施されるアンケートである
    ことを特徴とする請求項22記載の記録媒体使用方法。
  25. 【請求項25】 上記コンテンツは、上記URL情報が
    示すアドレスに所在する情報を閲覧可能なWebブラウ
    ザソフトウエアを含んでおり、 上記端末装置は、上記Webブラウザソフトウエアを上
    記アプリケーションソフトウエアとして使用することを
    特徴とする請求項22記載の記録媒体使用方法。
  26. 【請求項26】 上記データ記録再生装置に装着する上
    記記録媒体は、上記記録領域に記録したデータを書き換
    え可能であることを特徴とする請求項19記載の記録媒
    体使用方法。
  27. 【請求項27】 上記データ記録再生装置に装着する記
    録媒体は、上記記録領域に1度だけデータを記録するこ
    とが可能であることを特徴とする請求項19記載の記録
    媒体使用方法。
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