JP2003202767A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2003202767A JP2002305398A JP2002305398A JP2003202767A JP 2003202767 A JP2003202767 A JP 2003202767A JP 2002305398 A JP2002305398 A JP 2002305398A JP 2002305398 A JP2002305398 A JP 2002305398A JP 2003202767 A JP2003202767 A JP 2003202767A
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plate
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直樹 須永
Tatsuya Murakami
龍也 村上
Masahito Sakai
雅人 酒井
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勉 山本
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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラを傷つけることなく、印字品質を
良好にする定着装置を提供する。 【解決手段】 トナー画像が転写された媒体を定着ロー
ラ6と、加圧ローラ7とにより熱および圧力を加えてト
ナー画像を定着する定着装置1において、定着ローラ6
に近接し、定着ローラ6のほぼ全長に亘って分離プレー
ト11を配設するとともに、加圧ローラ7に近接し、加
圧ローラ7のほぼ全長に亘って分離プレート14を設け
る。分離プレート11は定着ロー6に接触しておらず、
分離プレート11と定着ローラ6との間隙は、用紙の先
端部が定着ローラ6から離れる距離より短く設定する。
用紙の先端部は定着ローラ6の表面から少し離れてお
り、この隙間に分離プレート11の先端部が入りこむこ
とにより用紙が定着ローラから分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体に転写したト
ナー画像を、定着部材により熱及び圧力を加えて定着す
る定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置等で使用される従来の
定着装置は、内部にヒータが配設された定着ローラと、
定着ローラを押圧しながら回転する加圧ローラとからな
る。トナー画像が転写された用紙は、定着ローラと加圧
ローラとに挟持されて搬送される。このとき、用紙は、
トナー画像が転写された面が定着ローラに対向するよう
に搬送され、定着ローラから与えられる熱及び加圧ロー
ラからの圧力により、トナーが溶融して用紙に定着す
る。
【0003】溶融したトナーは粘着性を有するので、定
着ローラに貼りつきやすい状態になる。用紙を確実に定
着ローラから分離するために、従来、分離爪を定着ロー
ラに当接した状態で配設して、用紙を定着ローラから剥
がしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定着装置においては、分離爪が定着ローラに接触してい
るので、分離爪の接触部分において、定着ローラを傷つ
けたり、定着しきれないトナーが分離爪に堆積して印字
汚れの原因となる。また分離爪の接触部分において、定
着ローラの表面状態や表面の粗さが変化し、これが印字
の光沢ムラとなったりするという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、媒体に付着したトナー画像を定着部材によ
り熱および圧力を加えて定着する定着装置において、前
記定着部材に近接し、媒体搬送方向に対して交差方向に
配設された分離プレートを設けたことを特徴とする。上
記構成によれば、分離プレートは定着部材に接触してい
ないので、定着部材が傷つくこともなく、接触による印
字不良が発生することもない。前記分離プレートを、中
央部が前記媒体の搬送路側の反対側に膨らむ反りを有す
るようにし、前記分離プレートを押圧してその反りを規
制するガイド部材を設けてもよい。また、前記分離プー
トの熱膨張を吸収する熱膨張吸収手段を設けるようにす
れば、媒体の安定な分離および搬送を行うことができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
なお、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図
1は本発明に係わる実施の形態1の定着装置を示す斜視
図であり、図2は実施の形態1の定着装置を示す側断面
図である。
【0007】図1と図2において、実施の形態1の定着
装置1は、左右にサイドフレーム2、3を有し、上下に
上側板4および下側板5を有する。上側板4および下側
板5は左側板及び左側板2、3に固着されている。左側
板2及び右側板3には、定着ローラ6及び加圧ローラ7
がそれぞれ軸受を介して回転可能に取り付けられてい
る。定着ローラ6及び加圧ローラ7により本発明におけ
る定着部材を構成する。
【0008】定着ローラの回転軸には、右側板3の外側
でギア8が取り付けられている。図示しない駆動モータ
からの回転がこのギア8に伝達されて、定着ローラ6が
回転する。加圧ローラ7は軸受けを介して左側板2及び
右側板3に、上下方向に移動可能に取り付けられ、左側
板2及び右側板3の外側で回転に取り付けられたボス9
(左側は図示していない)がスプリング10により上方
へ付勢されることにより、定着ローラ6に圧接してい
る。
【0009】定着ローラ6と平行に、定着ローラ6の全
長に亙って分離プレート11が設けられている。分離プ
レート11は、左側板2及び右側板3にネジ12、13
により固定されている。分離プレート11の先端部11
aと定着ローラ6との間隙は所定の値に設定される。す
なわち、トナーが定着された用紙が、定着ローラ6の表
面に貼りついて回転しながら繰り出されても、用紙の先
端部が分離プレート11の先端部11aの下側面に突き
当たるような位置に設定される。
【0010】加圧ローラ7と平行に、加圧ローラ7の全
長に亙って分離プレート14が設けられている。分離プ
レート14は、左側板2及び右側板3にネジ15、16
により固定されている。分離プレート14の先端部14
aと加圧ローラ7との間隙は所定の値に設定されるが、
この間隙の値について厳密さを要しない。図2から分か
るように、分離プレート11及び分離プレート14は、
それぞれほぼ水平状態に配設され、両プレート11、1
4の間を用紙が搬送されやすいようになっている。
【0011】次に、実施の形態1における定着動作を説
明する。図2において、定着ローラ6は図示しない駆動
モータにより時計回り方向に回転する。定着ローラ6に
圧接する加圧ローラ7は、定着ローラ6の回転により反
時計方向に回転する。未定着トナー18が、転写された
用紙19は矢印A方向に搬送されてくる。用紙19が定
着ローラ6、7からの圧力によりトナー18が溶融し、
用紙19上に定着される。
【0012】図3は、実施の形態1に係わる用紙の分離
動作を示す。溶融したトナー18は粘着性を有し、定着
ローラ6の表面に貼り付く。したがって、定着ローラ6
と加圧ローラ7の圧接部を通過した用紙19は、定着ロ
ーラ6の表面に貼り付いた状態で搬送されていく。しか
しながら、用紙19の先端19a付近には、通常は、ト
ナー18が転写されておらず、また用紙19にコシがあ
ることから、先端部19aは定着ローラ6の表面に貼り
付いてはいない。即ち、用紙19の比較的コシの弱い部
分が定着ローラの表面に貼り付くが、先端部19aは、
図3に示すように、先端部19aは定着ローラ6の表面
から少し離れている。
【0013】したがって、この状態で用紙19が搬送さ
れてくると、先端部19aが分離プレート11の先端部
11aの下側面に突き当たり、用紙19は分離プレート
11の下側を搬送されるようになる。すなわち、用紙1
9は分離プレート11により定着ローラ6から分離され
ることになる。分離された用紙19は、分離プレート1
1と下側の分離プレート14の間を通って排出される。
【0014】分離プレート11と定着ローラ6との間隙
は、用紙19の先端部19aが定着ローラ6から離れる
距離より小さく設定する必要があるが、先端部19aが
定着ローラ6から離れる距離は、用紙19の種類、特
に、用紙のコシの強さで異なるので、取り扱う用紙19
のうち最もコシの弱い用紙の先端付近が定着ローラから
離れる距離より小さく設定するようにする。具体的に
は、最もコシの弱い用紙が、連量50Kg(連量とは1
000枚当たりの印刷用紙の重量である)であるとした
場合、分離プレート11と定着ローラ6との間隙は約1
mmに設定する。
【0015】図4は、分離プレート11と定着ローラ6
との間隙の設定について詳細に示す。図5は、用紙の先
端と余白領域の関係を示す。電子写真記録装置の定着装
置では、用紙19の先端Qから、用紙19の印刷領域1
9bの前端部Pまでの距離Lを所定の値に設定してい
る。これは、余白領域(トップマージン)と呼ばれ、こ
れよりも用紙の先端Qに近い位置には、印刷を禁じてい
る。
【0016】すなわち、余白領域には、トナーを転写し
ないようにしているので、用紙の先端部19a付近が定
着ローラに貼り付かない。しかし、Pより後方の印刷領
域19bでは、トナーが付着するので、用紙の印刷領域
19bは、定着ローラ6に巻き付く。ここで、余白領域
は、定着ローラ6の円周面に対して略接線の方向に延出
している。ここで角度OPQが直角である直角三角形を
考えてみると、三平方の定理から、以下の関係がある。
【数1】
【数2】
【0017】したがって、
【数3】
【0018】分離プレート11の先端11aは、用紙の
先端Qより定着ローラ6の表面に近づいているように設
置される必要がある。故にdは以下の範囲でなければな
らない。
【0019】以上のように、実施の形態1によれば、定
着ローラ6に接触しないで配設した分離プレート11に
より用紙19を定着ローラから分離するようにしたの
で、定着ローラを傷つけることもなく、分離部材が定着
ローラ6に接触していることが原因で、印字不良が発生
するのを防止することができる。
【0020】なお、加圧ローラ7側の分離プレート14
は、分離プレート11とともに、定着後の用紙を搬送す
るための搬送路を形成する。用紙19の加圧ローラ7側
にトナー像が形成されていることが原因となり、加圧ロ
ーラ7に用紙19が貼り付いた場合には、この分離プレ
ート14により用紙19を加圧ローラ7から分離する機
能を有する。そのため分離プレート14と加圧ローラ7
との間隙は、分離プレート11と定着ローラ6との間隙
と同様の長さに設定される。
【0021】実施の形態2 図6は実施の形態2の定着装置を示す正面図、図7は実
施の形態2の定着装置を示す側面図、図8は実施の形態
2の分離プレートを示す正面図である。図6と図7にお
いて、実施の形態2の定着装置20は、実施の形態1と
同様に、左側板2、右側板3、上側板4および下側板5
を有し、左側板2及び右側板3に定着ローラ6及び加圧
ローラ7が回転可能に取りつけられている。
【0022】また定着ローラ6と平行に、定着ローラ6
の全長に亙って分離プレート21が配設されている。分
離プレート21は、左側板2及び右側板3に、ネジ2
2、23により固定されている。分離プレート21の取
付部21aは、ネジ22により左側板2とワッシャ33
の間に固定され、反対側の取付部21bは、ネジ23に
より右側板3にとワッシャ34の間に固定される。分離
プレート21は、図のように、取りつけられる前の状態
は両端の取付部21a、21bが内側に曲がった形状を
しており、分離プレート21の取付部21a、21b
は、本体部分に対して80°から89°内側に曲げられ
ている。この分離プレート21を左側板2及び右側板3
に固定すると、図9に示すように、取付部21a、21
bが外側へ広げられるので、分離プレート21の中央部
が上方に反るようになる。図9において、実線は取り付
け後の状態を示し、点線は取り付け前の状態を示す。
【0023】左側板2及び右側板3には、また、分離プ
レート24がネジ25、26により固定されている。分
離プレートガイド24は、分離プレート21の上面に接
触して取りつけられ、分離プレート21を上方から押圧
することにより、取りつけ時に発生している分離プレー
ト21の中央部の反りを押し下げ、少なくとも分離プレ
ート21の先端部21aが、水平状態になるようにして
いる。水平状態になった状態で、分離プレート21の先
端部21aと定着ローラ6との間隙は約1mmに設定さ
れている。
【0024】また加圧ローラ7と平行に配設された分離
プレート27が左側板2及び右側板3にそれぞれネジ2
8、29により固定されている。分離プレート27の取
付部27aは、ネジ28により左側板2とワッシャ35
の間に固定され、反対側の取り付け部27bは、ネジ2
9に右側板3とワッシャ36の間に固定される。分離プ
レート27は、分離プレート21と同様に、取り付けら
れる前の状態は両端の取付部27a、27bが内側に曲
がった形状をしており、分離プレート21の取付部21
a、21bは、取りつけ前の状態では本体部分に対して
80°から89°内側に曲げられている。左側板2及び
右側板3に固定されると取付部27a、27bが外側へ
広げられるので、分離プレート27の中央部が下方に反
るようになる。
【0025】そして左側板2及び右側板3には分離プレ
ートガイド30がネジ31、32により固定されてい
る。分離プレートガイド30は分離プレート27に下面
に接触して取り付けられ、分離プレート27を下方から
押圧することにより、取り付け時に発生している分離プ
レート27の中央部の反りを押し上げ、少なくとも分離
プレート27の先端部27aが、水平状態になるように
している。
【0026】次に、実施の形態1の定着動作を説明す
る。図7において、定着ローラ6は図示しない駆動モー
タにより時計方向に回転する。定着ローラ6に圧接する
加圧ローラ7は定着ローラ6の回転により反時計方向に
回転する。未定着トナー18が転写された用紙19は矢
印A方向に搬送されてくる。用紙19が定着ローラ6と
加圧ローラ7との間に入りこむと、定着ローラ6からの
熱および両ローラ6、7からの圧力によりトナー18が
溶融し、用紙19上に定着される。
【0027】溶融されたトナー18は粘着性を有し、定
着ローラ6の表面に貼りつく。したがって、定着ローラ
6と加圧ローラ7の圧接部を通過した用紙19は、定着
ローラ6の表面に貼りついた状態で搬送されてゆく。上
述したように、用紙19の先端部19aは定着ローラ6
の表面から離れているので、この隙間に分離プレート2
1の先端21aが入りこむことにより用紙19を定着ロ
ーラ6から分離する。
【0028】分離プレート21、27は、定着ローラ6
の近くに配設されているので、定着ローラ6の内部に設
けられている図示しないヒートローラからの熱により熱
膨張することがある。本実施の形態においては、分離ブ
レート21は上方に撓む反りを持たせ、それを分離プレ
ートガイド24で強制的に水平状態に維持しているの
で、熱膨張した場合は中央部が必ず上方へ撓むようにな
るので、上側の分離プレートは熱膨張すると中央部が用
紙19の搬送路側に撓み、搬送路を狭くする虞がない。
【0029】また下側の分離プレート27は下方に撓む
反りを持たせ、それを分離プレートガイド30で強制的
に水平状態に維持しているので、熱膨張した場合は常に
下方へ撓むようになっている。したがって、用紙19の
搬送路が分離プレートの変形で狭くなるようなことはな
く、搬送路の高さを常に十分確保することができる。な
お、分離プレート21、27が熱膨張したとしても、そ
の変形量は分離プレートガイド24、30により規制さ
れているので、大きく変形することはなく、用紙19の
定着ローラ6からの分離に影響を与えることはない。
【0030】以上のように、実施の形態2によれば、上
記実施の形態1と同様の効果を奏することに加えて、分
離プレート21、27が熱膨張した場合でも用紙19の
搬送路の高さを常に十分確保することができる効果があ
る。
【0031】実施の形態3 図10は実施の形態3の定着装置を示す正面図、図11
は実施の形態3の要部を示す斜視図である。実施の形態
3の定着装置は上記実施の形態2とは別の構成を用いて
分離プレートの膨張を吸収しようとするものである。
【0032】図10において、実施の形態3の定着装置
40は、実施の形態1と同様に、左側板2及び右側板3
と、上側板4および下側板5とを有し、左側板2及び右
側板3に定着ローラ6および加圧ローラ7がそれぞれ回
転可能に取りつけられている。
【0033】また定着ローラ6と平行に、定着ローラ6
の全長に亘って分離プレート41が配設されている。分
離プレート41は左側板2及び右側板3ににそれぞれネ
ジ22、23により固定されている。分離ブレート41
の取付部41aは、ネジ22により左側板2とワッシャ
33の間に固定され、反対側の取付部41bは、右側板
3と圧縮スプリング42を介在してワッシャ34との間
にネジ23により取りつけられている。そして図11に
示すように、分離プレート41の長手方向の全長は、左
側板2と右側板3との間隔よりも短くして、分離プレー
ト41と右側板3との間に間隙43ができるようになっ
ている。なお図示してはいないが、分離プレート41の
取付部41bに形成されている、ネジ23が通過するネ
ジ孔は、ネジ23の軸の径よりも十分大きくされてお
り、取付部41bの若干の移動を許容するようになって
いる。
【0034】また加圧ローラ7と平行に配設された分離
プレート44がサイドフレーム2、3にそれぞれネジ2
8、29により固定されている。分離プレート44の取
付部44aは、ネジ28により左側板2とワッシャ35
の間に固定され、反対側の取付部44bは、右側板3
に、スプリング45を介在してワッシャ36との間にネ
ジ29により取りつけられている。分離プレート44の
取付部44bは、分離プレート41の取付部41bと同
様に、右側板3との間には隙間43が設けてある。
【0035】次に実施の形態3の定着動作を説明する。
定着装置40による定着動作および分離プレート44に
よる用紙19の定着ローラ6から分離する動作は実施の
形態1と同様である。分離プレート41が、定着ローラ
6の内部に設けられている図示しないヒートローラから
の熱により膨張すると、分離プレート41の取付部41
bは右側板3に接近する方向へ移動する。この取付部4
1bと右側板3との間には隙間43が設けられているの
で、取付部41bは無理なく右側板3に接近する方向へ
移動する。即ち、分離プレート41が水平状態を保った
まま熱膨張を吸収することができる。分離プレート41
の本体部が膨張した場合、取付部41bが上下方向に移
動することがある。しかしながら、本実施の形態では、
取り付け部41bのネジ孔を大きく形成してあるので、
取付部41bが上下方向に移動可能であり、分離プレー
ト41が特に変形することはない。
【0036】また分離プレート44が熱膨張した場合も
同様で、分離プレート44の取付部44bは、右側板3
に接近する方向へ移動する。この取付部44bと右側板
3との間には隙間43が設けられているので、取付部4
4bは無理なく右側板3に接近する方向へ移動する。す
なわち、分離プレート44が水平状態を保ったまま熱膨
張を吸収することができる。
【0037】以上のように実施の形態3では、上下の分
離プレート41、44が熱膨張した場合でも、水平状態
を保ったまま移動するので、用紙の搬送路の高さを常に
充分確保することができる。
【0038】次に実施の形態3の変形例を説明する。図
12と図13は実施の形態3の変形例1を示す説明図で
ある。図12において、この変形例では、分離プレート
41が弾性体で形成され、その取付部41aが右側板3
の外側にネジ23により固定されている。分離プレート
41は、右側板3に形成された孔47を通って外側へ延
びる。
【0039】分離プレート41が熱膨張すると、分離プ
レート41の本体部分41cが図13に示す矢印B方向
に延びる。この方向には移動を規制するものがないの
で、本体部分は同方向に延び、これに伴って取付部41
bは図13に示すように変形する。これにより熱膨張が
吸収される。
【0040】以上のように、この変形例1では、実施の
形態3と同様の効果を奏するが、それに加えて、部品点
数の削減および製造工数を削減できる。
【0041】図14は実施の形態3の変形例2を示す斜
視図である。図14において、変形例2では、上側の分
離プレート51は、側断面が略L字形の本体部分51c
と両端部に取り付け部51a、51bを有する。取付部
51aは、ネジ52により左側板2の内側に固定されて
いる。反対側の取付部51bは、右側板3の外側ネジ5
3により固定されている。分離プレート51は、右側板
3に形成された切り欠き54から右側板3の外側へ出て
いる。分離プレート51は弾性体で形成されており、変
形例1と同様に、熱膨張により本体部分51cが長手方
向に延びるとともに、取付部51bが変形する。
【0042】分離プレート51の本体部分51cには、
垂直部分51dから水平部分51eにかけて形成された
切欠55が複数設けられている。この切欠55は、用紙
やトナーに付着した水分による水蒸気や水滴を逃がすた
めのもので、こうした切欠55を形成することにより、
分離プレート51付近に蓄積される水蒸気による用紙の
変形や分離プレート51への用紙の接触と水蒸気または
水滴の付着による画像劣化を防止することができる。
【0043】水平部分51eに設けた切欠55の形状
は、図15に示すように、用紙の搬送方向(矢印A方
向)の上流側から下流側にかけてその幅が次第に広くな
るように形成する。このような形状にすることにより、
用紙が分離プレート51に接触した場合に、用紙の角部
が切欠55に引っ掛からないようになる。また切欠55
を分離プレート51の垂直部分51dにまで形成したこ
とにより、用紙の角の引っ掛かりを更に防止することが
できる。
【0044】また下側の分離プレート56は、弾性体で
形成され、平面形状の本体部分56cと両端部に取付部
56a、56bを有する。取付部56aはネジ57によ
り左側板2の内側に固定されている。反対側の平面形状
の取付部56bは、右側板3の内側に設けられた取付プ
レート61にネジ58により固定されている。取付部5
6bには、分離プレート56の長手方向に沿って長孔5
9が形成され、この長孔59にネジ58が挿入されて固
定しており、分離プレート56は熱膨張により長手方向
に移動可能となっている。
【0045】分離プレート56の本体部分56cには、
切欠60が複数設けられている。切欠60は、切欠55
と同様に、用紙やトナーに付着した水分による水蒸気や
水滴を逃がすためのものであり、分離プレート56付近
に蓄積される水蒸気による用紙の変形や分離プレート5
6への用紙の接触や、水蒸気または水滴の付着による画
像劣化を防止することができる。切欠60は、図14で
示すように、搬送される用紙の両端が走行する位置は避
け、それ以外の位置に形成することにより、用紙が分離
プレート56に接触した際に、用紙の角部が切欠60に
引っ掛かるのを未然に防止することができる。
【0046】以上のように変形例2では変形例1と同様
の効果を奏するが、それに加えて、分離プレート付近に
蓄積される水蒸気による用紙の変形や分離プレートへの
用紙の接触や、水蒸気または水滴の付着による画像劣化
を防止することができる。
【0047】実施の形態4 図16は実施の形態4の定着装置を示す斜視図、図17
は実施の形態4の定着装置を示す側断面図、図18は実
施の形態4の要部を示す斜視図である。実施の形態4
は、分離プレートと定着ローラとの間隔を一定に保つた
めの手段を設けたものである。
【0048】図16と図17において、左側板2と右側
板3の間には、分離プレート71が配設されている。分
離プレート71は断面がL字形をしており、両端部が左
側板2の受容孔72と右側板3の受容孔73に移動可能
に支持されている。受容孔72の内側にはスプリング7
4が配設される、分離プレート71の一端部を定着ロー
ラ6方向へ付勢している。また受容孔73の内側にはス
プリング75が配設され、分離プレート71の他端部を
定着ローラ6方向へ付勢している。
【0049】分離プレート71の一端部側には、図18
のように、接触ローラ76が回転自在に設けられ、他端
部側には接触ローラ77が回転自在に設けられている。
スプリング74、75が分離プレート71を定着ローラ
6方向へ付勢することにより、それらの接触ローラ7
6、77が定着ローラ6に圧接し、これにより、分離プ
レート71の先端部71aと定着ローラ6との間隔が一
定に保たれる。接触ローラ76、77は用紙の搬送領域
の両側に設けられ、通常に搬送される用紙が接触ローラ
76、77に接触することはない。
【0050】また加圧ローラ7側にも分離プレート81
が配設されている。分離プレート81は断面が略L字形
をしており、両端部が左側板2の受容孔82と右側板3
の受容孔83に受容されるとともに、移動可能に支持さ
れている。受容孔82の内側にはスプリング84が配設
され、分離プレート81の一端部を加圧ローラ7の方向
へ付勢している。また受容孔83の内側にはスプリング
85が配設され、分離ブレート81の他端部を加圧ロー
ラ7方向へ付勢している。
【0051】分離プレート81の一端部側には、接触ロ
ーラ86が回転自在に設けられ、他端部側には接触ロー
ラ87が回転自在に設けられている。スプリング84、
85が分離プレート81を加圧ローラ7方向へ付勢する
ことにより、これらの接触ローラ86、87が加圧ロー
ラ7に圧接し、これにより分離プレート81の先端部と
加圧ローラ7との間隔が一定に保たれる。
【0052】上記構成を有する実施の形態4において
は、分離プレート71はスプリング74、75により常
に定着ローラ6の表面に圧接している。これにより分離
プレート71の先端部71aと定着ローラ6との間隙は
一定に保たれ、用紙の分離において、常に安定した機能
を発揮することができる。
【0053】図19は、実施の形態4の変形例を示す要
部斜視図である。図20は、実施の形態4の変形例を示
す要部平面図である。分離プレート91は、端部91
a、91bと、複数の突出部91c及び複数の切欠部9
1dとを有する。分離プレート91の端部91a、91
bは、左側板2と右側板3に設けた細いスリット内に摺動
可能に受容されて、定着ローラの円周面に対して前後に
移動可能に支持されている。スプリング74、75が(図1
9には、スプリング74のみを示す)分離プレート91
の両端に設けられ、分離プレート91の端部91a、9
1bを定着ローラ6の円周面に対して付勢している。複
数の突出部91cは、端部91a、91bよりも距離h
だけ短いので、端部91a、91bのみが定着ローラの
円周面に当接する。したがって、分離プレート91は、
複数の突出部91cと、定着ローラ6の表面とが一定の
間隙を保持するように位置決めされる。端部91a、9
1bは、搬送される用紙19の通過する領域Wの外側にあ
るので、定着ローラとの摩擦により、多少定着ローラを
磨耗させても、印刷品質や、用紙の搬送には、影響がな
い。また、複数の切欠部91dは、実施の形態3におけ
る切欠部55と同様、水蒸気や水滴を逃がす働きをす
る。分離プレート91の材質に要求される特性は、定着ロ
ーラ6の熱を受けても変形しないこと、定着ローラとの
接触、摩擦に対して十分な耐磨耗性があること、熱膨張
が少ないこと及び定着ローラと同程度又はそれ以下の硬
度を有することである。したがって、耐熱性と耐磨耗性
に優れた合成樹脂が用いられる、これらの具体的な材料
としては、ポリイミド(polyimide)やPEEK材(ポリエ
ーテルエーテルケトン、polyetheretherketone)があ
る。この変形例では、実施の形態4と同様の効果を奏す
るのに加え、分離プレート91を一体に形成したことに
より部品点数を減らすことができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、定着部材に直接接触しないで配設した分離プレート
により用紙を定着部材から分離するようにしたので、定
着部材を傷つけることもなく、分離部材が定着部材に接
触することによる印字不良の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の定着装置を示す斜視図であ
る。
【図2】 実施の形態1の定着装置を示す側断面図であ
る。
【図3】 実施の形態1における用紙の分離動作を示す
説明図である。
【図4】 分離プレートと定着ローラとの間隙の設定条
件を説明する図である。
【図5】 用紙の先端と余白領域の関係を示す。
【図6】 実施の形態2の定着装置を示す正面図であ
る。
【図7】 実施の形態2の定着装置を示す側断面図であ
る。
【図8】 実施の形態2の分離プレートを示す正面図で
ある。
【図9】 分離プレートの取り付け状態を示す説明図で
ある。
【図10】 実施の形態3の定着装置を示す正面図であ
る。
【図11】 実施の形態3の要部を示す斜視図である。
【図12】 実施の形態3の変形例1を示す説明図であ
る。
【図13】 実施の形態3の変形例1を示す説明図であ
る。
【図14】 実施の形態3の変形例2を示す説明図であ
る。
【図15】 実施の形態3の変形例2を示す斜視図であ
る。
【図16】 実施の形態4の定着装置を示す斜視図であ
る。
【図17】 実施の形態4の定着装置を示す側断面図で
ある。
【図18】 実施の形態4の要部を示す斜視図である。
【図19】 実施の形態4の変形例を示す要部斜視図で
ある。
【図20】 実施の形態4の変形例を示す要部平面図で
ある。
【符号の説明】
1 定着装置、 6 定着ローラ、 7 加圧ローラ、
11、21、41、51、71、91 分離プレー
ト、 14、27、44、56、81、 分離プレー
ト、 19 用紙、 24 分離プレートガイド、 3
0 分離プレートガイド、 55 切欠、 60 切
欠、 76、77 接触ローラ、 86、87接触ロー
ラ。
フロントページの続き (72)発明者 酒井 雅人 東京都港区芝浦四丁目11番22号 株式会社 沖データ内 (72)発明者 山本 勉 東京都港区芝浦四丁目11番22号 株式会社 沖データ内 Fターム(参考) 2H033 AA16 BA10 BA12 BA19 BA20 BA21 BB01 BB28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に付着したトナー画像を熱および圧
    力を加えて定着する定着装置において、 加圧部材に圧接する定着部材と、 前記定着部材に近接し、媒体搬送方向に対して交差方向
    に配設された分離プレートとを有することを特徴とする
    定着装置。
  2. 【請求項2】 前記プレートは、中央部が前記媒体の搬
    送路側の反対側に膨らむ反りを有し、前記分離プレート
    を押圧して分離プレートの反りを規制するカイド部材を
    設けた請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記分離プレートの熱膨張を吸収する熱
    膨張吸収手段を設けた請求項1に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 Rを定着ローラの半径とし、Lを媒体先
    端の余白長さとすると、前記分離プレートと先端と、定
    着ローラ表面との距離dが、式0<d<−R+√(R
    +L)を満足することを特徴とする請求項1に記載の
    定着装置。
  5. 【請求項5】 前記分離プレートの長手方向の端部に配
    設され、前記定着部材に接触することにより、前記定着
    部材と分離プレートとの間隙を所定値に保つスペーサを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記熱膨張吸収手段は、前記分離プレー
    トを長手方向に伸張可能に配設した状態で前記分離プレ
    ートを長手方向に付勢する第1の付勢手段からなる請求
    項3に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 前記熱膨張吸収手段は、前記分離プレー
    トを弾性体で形成するとともに、長手方向に伸張可能に
    配設したことである請求項3に記載の定着装置。
  8. 【請求項8】 前記熱膨張吸収手段は、前記分離プレー
    トを長手方向に移動可能に係止する係止手段からなる請
    求項3に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 前記分離プレートに通気孔を形成した請
    求項1に記載の定着装置。
  10. 【請求項10】 前記分離プレートに回転自在に配設さ
    れ、前記定着部材に接触することにより前記定着部材と
    分離プレートとの間隙を一定に保つローラ部材を設けた
    請求項1に記載の定着装置。
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