JP2003202613A - 光量調整用フィルター及び光量調整装置、製造方法 - Google Patents

光量調整用フィルター及び光量調整装置、製造方法

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JP2003202613A
JP2003202613A JP2002000985A JP2002000985A JP2003202613A JP 2003202613 A JP2003202613 A JP 2003202613A JP 2002000985 A JP2002000985 A JP 2002000985A JP 2002000985 A JP2002000985 A JP 2002000985A JP 2003202613 A JP2003202613 A JP 2003202613A
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Katsura Nakajima
桂 中嶋
Yoshiteru Ikuyama
佳照 生山
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和博 深澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光量調整装置に使用される透明プラスチック
シート材料に蒸着膜を形成して作られた光量調整用フィ
ルターは、フィルター形状に切断加工されるときに蒸着
膜にクラックが生じたり蒸着膜が剥離したりしてしま
い、フィルターの光学性能が低下したり剥離した蒸着膜
の小片がレンズ光学系内でゴミとなるなどの不具合が生
じていた。 【解決手段】 本発明は、透明プラスチックシート材料
に前記蒸着膜の形成する工程前に少なくとも一部の外形
部の切断加工工程をおこなうことによって、蒸着膜のク
ラックや剥離する部位を少なくするとともに、光学性能
を向上させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラやビデオカメラ等に使用される光量調整用フィルタ
ー及び光量調整装置、さらにはこのフィルターの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラやビデオカ
メラ等に使用される光量調整装置では、光量を調整する
ために光量調整羽根が受光開口に臨んで進退して絞り開
口を形成するとともに、光量調整羽根が小絞りの際にお
けるハンチングや光学上の回折現象による解像力の低下
等の難点を防止するために、光量調整用フィルター、例
えばNDフィルター(Neutral Density
Filter)が絞り開口に臨むように配設されてい
ることは周知である。
【0003】この光量調整用フィルターはプラスチック
材料に有機色素または顔料を混入して光学的フィルター
特性を持たせ、シート形状に成形加工し、その後プレス
加工にて必要なフィルター形状にするものと、透明プラ
スチックシート材料の表面に蒸着膜を形成させ、この蒸
着膜に光学的フィルター特性を持たせるようにし、その
後プレス加工にて必要なフィルター形状にするものがあ
る。
【0004】この後者のフィルターは、その使用上フィ
ルター表面が蒸着膜層の組み合わせにより光の表面反射
防止効果を得られるためレンズ光学系内でのゴースト低
減効果があることや、蒸着膜の構成により複数の光量調
整領域を設けたものを作れること等、幾つかの光学特性
の利点があり近年多く使用されつつある。
【0005】この蒸着膜を形成させたフィルターは、従
来、透明プラスチックシート材料を所定の大きさに切断
し、その後に蒸着装置の蒸着槽内に並べて配置し蒸着膜
を形成させ、そして蒸着膜形成後に蒸着槽から取り出し
プレス装置等でフィルター形状に外形の切断加工をおこ
なって製作している。
【0006】前記所定の大きさのプラスチックシート材
料で蒸着をおこなう理由は、蒸着槽内で前記材料の全体
の表面に均一な膜厚の蒸着膜の形成が可能なように配置
する為に、一定の大きさ以下にしなければならないこと
や、また逆に小さすぎた場合には、蒸着槽内に数多くの
プラスチックシート材料を並べなければならず、手間が
かかりコストアップになってしまったり、柔軟で薄い材
料であるプラスチックシート材料を並べて固定するに
は、その材料の外周淵部分の一定面積を押え冶具等で押
えて固定しなければならない為、その外周淵面部に蒸着
膜が形成されず、フィルターとして利用できる面積の比
率が少なくなってコストアップになってしまったりする
ことのためからである。
【0007】また一般的に光学的フィルター特性を蒸着
膜にて得ようとする為には、誘電体膜や金属膜を選定し
ている。例えばNDフィルターにおいては、多くの場合
光吸収層として金属膜を選定し、反射防止のために誘電
体膜を選定している。金属膜のみでは反射率が大きくな
ってしまい上述にても説明したようにレンズ光学系内で
のゴーストの原因となってしまうからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ここで次のよ
うな問題が生じている。
【0009】この反射防止のための誘電体膜は硬くて脆
い材料である為、蒸着膜を形成させた透明プラスチック
シート材料をプレス装置等でフィルター形状に外形の切
断加工をおこなう際に、その切断面からクラックを生じ
てしまう。また金属膜でも誘電体膜よりは延性があるも
ののクラックを生じる可能性は高い。
【0010】そしてこのクラックは光の乱反射の原因と
なり、レンズ光学系内でフレアを生じ、光学解像度の低
下の原因となってしまう。
【0011】また切断加工時の断面は図4に示すよう
に、透明プラスチックシート材料1がプレス金型の上型
2で押し込まれ切断される際に厚さ方向の変形を生じ、
その表面に形成されていた蒸着膜3が透明プラスチック
シート材料1から剥離してしまう。
【0012】蒸着膜がクラックを生じた上に剥離を生じ
ると、蒸着膜自体が小片状態で脱落してしまうのでレン
ズ光学系内でのゴミとなってしまい光学的な不具合を生
じるのみでなく、そのゴミが可動レンズのガイド軸等の
可動部分に悪影響を与える場合がある。
【0013】このため従来は外形プレス加工を終了した
時点でのクラックや剥がれの検査工程が不可欠であり、
この検査工程追加や歩留まりの悪さによって高価なもの
となってしまった。またこの検査工程だけでは後のレン
ズ光学系内での蒸着膜の小片脱落の防止には不十分であ
った。
【0014】また上記の製造方法では切断加工された端
面部は透明プラスチックシート材料面の状態となる為
に、その端面部での光の反射によるレンズ光学系内での
フレアやゴーストが発生する場合があった。
【0015】従って本発明は、透明プラスチックシート
に蒸着膜を形成させた光量調整用フィルターにおいて、
蒸着膜のクラックや剥がれ等が無く、蒸着膜のクラック
や切断端面によるフレアやゴーストの無い高性能な光量
調整用フィルターを提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は光量調整装置の
絞り開口部に臨んで光量を調整するプラスチックシート
表面に所定の透過率を有する蒸着膜を形成した光量調整
用フィルターにおいて、前記蒸着膜は前記プラスチック
シートの外形部の少なくとも一部の端面にも形成されて
いる光量調整用フィルターである。そして、前記端面
は、前記絞り開口部に臨む部分である光量調整用フィル
ターである。
【0017】またこの光量調整用フィルターの製造方法
は、前記蒸着膜の形成工程前に、少なくとも一部の外形
部を切断する加工工程をおこなうことによる製造方法で
あり。または、前記プラスチックシートの材料を連結部
を残してフィルター形状に外形を切断する加工工程をお
こない、その後に前記蒸着膜の形成工程をおこない、そ
の後に前記連結部の切断工程をおこなうことによる製造
方法である。
【0018】上記のような製造方法とすることで、蒸着
膜のクラックや剥離を生じる部位を少なくできる。ま
た、前記のような連結部を設けることにより所定の大き
さのプラスチックシート材料の状態で蒸着工程をおこな
うことかできる。
【0019】そして上記の製造方法では前記蒸着膜が蒸
着膜形成工程前に切断加工された端面部にも形成される
為、前記蒸着膜の光の反射防止効果から光量調整用フィ
ルターの端面反射によるレンズ光学系内でのフレアやゴ
ーストを低減できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づき
説明する。
【0021】図1及び図2は本発明による実施例のカメ
ラの光量調整装置に適用したものの分解斜視図を示して
いる。
【0022】図1のように光量調整装置Eは羽根駆動部
10と、この羽根駆動部10によって開閉駆動される絞
り部50とから構成されている。
【0023】絞り部50は図2のように羽根駆動部10
を取り付ける地板51と、第1の光量調整羽根E1と、
第2の光量調整羽根羽根E2と、地板51の片面を覆
い、この地板51との間に光量調整羽根E1,E2を摺
動自在に挟持する押さえ板70と、光量調整羽根E1,
E2と係合し、羽根駆動部10の駆動力を伝える作動レ
バー90と、作動レバー90を常に一方向に偏倚付勢す
る付勢バネ95とを備えている。
【0024】地板51には図1のように、受光開口52
と、羽根駆動部10の取り付け部53と、この取り付け
部53に形成された幾つかの係合突起55a,55b,
56a,56bと、嵌着用のリブ57a,57bと、駆
動軸貫通用の小孔54と、リード線プリント板38を保
持するための係止突起58a,58bとが設けられてい
る。なお、受光開口52には後述するNDフィルター8
9の移動を妨げないように逃げ部52Nが形成されてい
る。
【0025】更に地板51には光量調整羽根E1,E2
が互いに摺接しないで移動できるように、これら羽根E
1,E2と摺動係合する係合ピン59a,59bや、羽
根E1,E2を浮かせるための突起61a〜61hなど
が設けられている。
【0026】作動レバー90には羽根駆動部10の駆動
軸を嵌着させる孔91と、光量調整羽根E1,E2と係
合するピン部92a,92bとが設けられている。
【0027】光量調整羽根E1は黒色に着色されたPE
TまたはPENの薄片などで形成され、図2のように光
量を規制するための絞り開口形成部80と、ピン部92
bと嵌合する小孔82と、係合ピン59bと係合する長
穴83とが設けられている。
【0028】一方、光量調整羽根E2も黒色に着色され
たPETまたはPENの薄片などで形成され、光量を規
制するための絞り開口形成部85と、ピン部92aと嵌
合する小孔87と、係合ピン59aと係合する長穴88
とが設けられている。なお、羽根開口形成部85は羽根
E1の羽根開口形成部80と共に、絞り開口を形成す
る。
【0029】そして図7に示すように、羽根E1の絞り
開口形成部80の最深部には、プラスチック製の光量調
整用フィルター部材例えばNDフィルター(Neutr
alDensity Filter)89が接着剤11
0によって貼着されている。
【0030】NDフィルターは透明プラスチックシート
材料の表面に蒸着膜を形成させ、この蒸着膜に光学フィ
ルター特性を持たせるようにしている。製造方法を以下
に説明する。
【0031】図5に示すように透明プラスチックシート
材料1は所定の大きさに切断されている。本実施例では
正方形に近い形で切断されており、その正方形内に並ぶ
ようにプレス加工等でNDフィルター形状の一部が切断
加工されている。このときNDフィルター89が透明プ
ラスチックシート材料1から脱落しないように連結部1
00が設けられている。
【0032】この連結部100は羽根E1の開口形成部
80から絞り開口側に出ない位置に設けられており、ま
たこの連結部の板厚方向には所定量の切り込み101を
設けている。
【0033】このことにより後の工程でNDフィルター
を切り離す際にプレス機等を使用せずに少々の力で容易
に切り離すことができる。また開口側に出ない位置のた
め切り離す部分が先にプレス加工等で切断加工された位
置とずれたりしても問題とならない。
【0034】透明プラスチックシート材料1は対角近辺
に位置決め穴102を設けて、この位置決め穴102が
基板103に設けられたガイドピン104に挿入されて
基板103上に乗せられる。そして透明プラスチックシ
ート材料1の外周部を押えるためにマスク板105を位
置決め穴106をガイドピン104に合わせて挿入す
る。このマスク板105には透明プラスチックシート材
料1と重ね合わせた際にNDフィルター89の形状部と
なる部分が露出するようにマスク開口107が設けられ
ている。
【0035】次に基板103と透明プラスチックシート
材料1とマスク板105は重ねられた状態で蒸着膜を形
成する為の蒸着装置の蒸着槽内に設置される。
【0036】透明プラスチックシート材料は所定の大き
さにしてある。その所定の大きさで蒸着をおこなう理由
は、蒸着槽内で前記材料の全体の表面に均一な膜厚の蒸
着膜の形成が可能なように配置する為に、一定の大きさ
以下にしなければならないことや、また逆に小さすぎた
場合には、蒸着槽内に数多くのプラスチックシート材料
を並べなければならず、手間がかかりコストアップにな
ってしまったり、柔軟で薄い材料であるプラスチックシ
ート材料を並べて固定するには、その材料の外周淵部分
の一定面積を押え冶具等で押えて固定しなければならな
い為、その外周淵面部に蒸着膜が形成されず、フィルタ
ーとして利用できる面積の比率が少なくなってコストア
ップになってしまったりすることのためからである。
【0037】蒸着槽内ではマスク開口107部に露出し
た透明プラスチックシート材料1の表面に蒸着膜が形成
される。このときNDフィルター89の外形となる一部
はすでに切断加工されているため、その端面部にも蒸着
物質は回り込んで付着するため蒸着膜が形成されること
になる。
【0038】図6に示すように、蒸着膜形成工程終了後
に蒸着槽から蒸着膜が形成された透明プラスチックシー
ト材料1を取り出し、NDフィルター89となる部分を
ピンセット等でつまんで連結部100の切り込み101
に沿って切り離す。以上のようにしてNDフィルター8
9は作られている。
【0039】次に、押さえ板70には受光開口71と、
作動レバー90のピン部92a,92bが回動できるよ
うに形成された長穴72a,72bと、地板51と結合
する結合部74a,74bと、係合ピン59a,59b
が臨む穴75a,75bと、光量調整羽根E1,E2を
浮かせるための突起62a〜62dとが設けられてい
る。
【0040】なお、受光開口71には光量調整羽根E2
にNDフィルター89に貼った場合にNDフィルター8
9の移動を妨げないために逃げ部71Nが形成されてい
る。
【0041】次に羽根駆動部10の構成を説明する。羽
根駆動部10は、図1のように中心部に回動自在に枢支
された永久磁石体11と、この永久磁石体11を囲む結
合側ボビン14及びピン側ボビン25と、図3のように
両ボビン14,25に巻回された駆動コイル130A及
び制動コイル130Bと、両ボビン14,25の外周に
嵌着して永久磁石体11の磁気を導く中空円筒形の磁気
回路部材(ヨーク)35と、この磁気回路部材35の端
部を押える端板36と、永久磁石体11の回転角度位置
を検出する磁気センサ37を有し、この磁気センサ37
及び各コイル130A,130Bに接続される導線プリ
ント板38とから構成されている。永久磁石体11は円
筒形のマグネット12と、このマグネット12の円筒中
心を貫通して固定された駆動軸13とから構成され、ボ
ビン14とボビン25との内部に回動自在に枢支されて
いる。
【0042】ボビン25の上部にはコイル130A,1
30Bの線端を巻回する端子ピン29a,29b,29
c,29dが設けられている。そして磁気回路部材35
を嵌め込み、端板36を被せ、しかる後、導線プリント
板38に形成された4個の小孔に端子ピン29a,29
b,29c,29dを通しながら載せる。そして最後に
端子ピン29a,29b,29c,29dと導線プリン
ト板38とをハンダ等で結合することにより、羽根駆動
部10の組み立ては完了する。
【0043】以上のように構成された光量調整装置にお
いて、NDフィルター89の絞り開口に臨む部分の端面
にも蒸着膜が形成されることになり、この蒸着膜には光
の反射防止効果があることから、NDフィルターの端面
反射によるレンズ光学系内でのフレアやゴーストを低減
することができる。
【0044】また、NDフィルターの表面反射も蒸着膜
によって反射防止効果が得られているが、1〜3%程度
の反射は残ってしまうため、図7に示すようにNDフィ
ルター89を光量調整羽根E1の切り欠き部108に通
して、NDフィルター89を傾かせて貼着することによ
りその反射光を有害とならない方向へ向けることにより
ゴースト防止となる。
【0045】図7に示す方法ではNDフィルター89を
光量調整羽根E1側に傾かせているので、光量調整羽根
E1とNDフィルター89を含めた厚み寸法を小さくす
ることができる。また、NDフィルターの凸部109を
光量調整羽根の切り欠き部108に当接させて貼着する
ことで、位置決め冶具等不要で容易に精度良く位置決め
できる。この時貼着に用いる接着剤110を硬化時に収
縮するものを選定すると、前記当接部での当接する方向
の力が加わりながら固定されるので、さらに位置精度良
く貼着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかわるカメラの絞り装置の
全体構造を示す分解斜視図。
【図2】図1の絞り部の分解斜視図。
【図3】図1の羽根駆動部の構造を示す分解斜視図。
【図4】蒸着膜が形成された透明プラスチックシート材
料を切断加工している部分断面図。
【図5】蒸着膜を形成するときに透明プラスチックシー
ト材料を固定する方法の説明図。
【図6】蒸着膜が形成された透明プラスチックシート材
料からNDフィルターを切り取る説明図。
【図7】NDフィルターを光量調整羽根に貼着した実施
例。
【符号の説明】
1 透明プラスチックシート材料 2 上型 3 蒸着膜 4 下型 10 羽根駆動部 52 受光開口 80 開口形成部 89 NDフィルター 100 連結部 101 切り込み 102 位置決め穴 103 基板 104 ガイドピン 105 マスク板 106 位置決め穴 107 マスク開口 108 切り欠き部 109 凸部 110 接着剤 E1 光量調整羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H042 AA08 AA11 AA22 2H080 AA10 AA31 DD01 2H083 AA05 AA11 AA21 AA22 AA25 AA26 AA29 AA32 AA41 AA50 AA53 4K029 AA11 AA24 BC07 BD00 FA01 GA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光量調整装置の絞り開口部に臨んで光量
    を調整するプラスチックシート表面に所定の透過率を有
    する蒸着膜を形成した光量調整用フィルターにおいて、
    前記蒸着膜は前記プラスチックシートの外形部の少なく
    とも一部の端面にも形成されていることを特徴とする光
    量調整用フィルター。
  2. 【請求項2】 前記端面は、前記絞り開口部に臨む部分
    であることを特徴とする請求項1に記載の光量調整用フ
    ィルター。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光量調整用フィルター
    を備えたことを特徴とする光量調整装置。
  4. 【請求項4】 光量調整装置の絞り開口部に臨んで光量
    を調整するプラスチックシート表面に所定の透過率を有
    した蒸着膜を形成する光量調整用フィルターの製造方法
    において、前記光量調整用フィルターは前記蒸着膜の形
    成工程前に、少なくとも一部の外形部の切断加工工程が
    おこなわれていることを特徴とする光量調整用フィルタ
    ーの製造方法。
  5. 【請求項5】 光量調整装置の絞り開口部に臨んで光量
    を調整するプラスチックシート表面に所定の透過率を有
    した蒸着膜を形成する光量調整用フィルターの製造方法
    において、前記プラスチックシートの材料を連結部を残
    してフィルター形状に外形を切断する加工工程をおこな
    い、その後に前記蒸着膜の形成工程をおこない、その後
    に前記連結部の切断工程をおこなうことを特徴とする光
    量調整用フィルターの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記連結部には、板厚方向に所定量の切
    り込みを設けたことを特徴とする請求項5に記載の光量
    調整用フィルターの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記連結部は、前記光量調整装置の絞り
    開口部に臨む部分以外に設けたことを特徴とする請求項
    5に記載の光量調整用フィルターの製造方法。
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