JP2003201159A - セメント補強用ポリプロピレン繊維 - Google Patents

セメント補強用ポリプロピレン繊維

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JP2003201159A
JP2003201159A JP2001400646A JP2001400646A JP2003201159A JP 2003201159 A JP2003201159 A JP 2003201159A JP 2001400646 A JP2001400646 A JP 2001400646A JP 2001400646 A JP2001400646 A JP 2001400646A JP 2003201159 A JP2003201159 A JP 2003201159A
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cement
polypropylene
polypropylene fiber
fiber
butyl
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Kazumasa Nakajima
和政 中島
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Hagiwara Industries Inc
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Hagiwara Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートクレーブ養生等の加熱処理による強度
特性の劣化を防止し、165℃以上の温度におけるオー
トクレーブ養生においても、優れた強度特性及び寸法安
定性を有するセメント補強用ポリプロピレン繊維を提供
する。 【解決手段】 ポリプロピレン樹脂100重量部にヒン
ダードフェノール系化合物を0.2〜1.0重量部を配
合してなる樹脂組成物を押出成形及び延伸してなるセメ
ント補強用ポリプロピレン繊維、に存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、セメント補強用ポ
リプロピレン繊維に関するものであり、詳しくは、オー
トクレーブ養生等の加熱養生に適した耐熱性に優れたセ
メント補強用ポリプロピレン繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より建材としての内外壁材、屋根材
等にセメント成形物が使用されており、このようなセメ
ント成形物の強化繊維としてポリプロピレン(PP)繊
維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリアクリル系繊
維、耐アルカリ性ガラス繊維等が使用されている。これ
ら従来の繊維強化セメント成形物を製造するに当つて
は、抄造成形、押出成形又は注型成形した後、自然養生
するか又は蒸気養生もしくはオートクレーブ養生をして
製品としている。
【0003】しかしながら、自然養生では20日〜30
日という長期間を要し、工業的生産には効率的でない。
これに代るものとして強制養生である蒸気養生又はオー
トクレーブ養生が最近益々多く適用されるようになつて
おり、特に、ポリプロピレンは耐アルカリ性に優れてお
り、セメント成型体を高温下で養生させた場合でも脆化
しにくいことから、近年汎用されつつある(特開平1−
122943号公報、特開平5−170497号等)。
【0004】さて、上記した養生期間の短縮もさること
ながら、特にセメント成形物強度特性の向上を目的とし
て行われるオートクレーブ養生においては、セメントマ
トリツクスの強アルカリ条件の下で、少なくとも150
℃、通常160℃以上の温度で約10時間以上の苛酷な
条件でセメント成形物を養生処理しており、更に最近で
はオートクレーブ養生温度を更に高めて、強度特性の向
上を計る傾向にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オート
クレーブ養生温度をより高温に上昇させることにより、
セメント強化繊維として用いられたポリビニルアルコー
ル系繊維、ポリアクリル系繊維及びガラス繊維はセメン
ト中のアルカリ成分により劣化が著しく進行し、その結
果、補強効果が低下する。一方、ポリプロピレン繊維は
セメントマトリツクスの強アルカリ性条件に対して比較
的に強いが、オートクレーブ養生における養生温度は1
60℃が限界であり、これを越えるとポリプロピレン繊
維でも脆化してしまい、強化繊維としての機能を失つて
しまう。
【0006】本発明の目的は、オートクレーブ養生等の
加熱処理による強度特性の劣化を防止し、165℃以上
の温度におけるオートクレーブ養生においても、優れた
強度特性及び寸法安定性を有するセメント補強用ポリプ
ロピレン繊維を提供することを目的とする。
【0007】〔課題を解決するための手段〕本発明者
は、上記したオートクレーブ養生によるセメント強化繊
維の問題点を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、ポリ
プロピレン樹脂に特定のヒンダードフェノール系化合物
を特定量添加した樹脂組成物を用いることにより、高温
度の養生条件の下でも強化繊維としての機能を充分に達
成できることを見出し、本発明を達成した。即ち、本発
明の要旨は、ポリプロピレン樹脂100重量部にヒンダ
ードフェノール系化合物を0.2〜1.0重量部を配合
してなる樹脂組成物を紡糸、延伸してなるセメント補給
用ポリプロピレン繊維に、存する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において繊維原料に用いら
れるポリプロピレン樹脂としては、プロピレン単独重合
体、エチレン−プロピレンブロック共重合体あるいはラ
ンダム共重合体などのポリプロピレン共重合体またはそ
れらの混合物を使用することができる。これらの中では
高強度を要求されるセメント補強用としてプロピレン単
独重合体が望ましく、特にアイソタクチックペンタッド
率0.95以上のものを選択することが望ましい。この
ポリプロピレンのメルトフローレート(以下、MFRと
略す)は、連続的な安定生産性の点で0.1〜30g/
10min.の範囲であり、好ましくは、1〜10g/
10min.の範囲である。
【0009】本発明においては、上記ポリプロピレン樹
脂に配合して用いるヒンダードフェノール系化合物の添
加剤としては、ヒンダードフェノール骨格を有し、フェ
ノール性水酸基の一方のオルト位がt−アルキル基、例
えばt−ブチル基やt−アミル基で置換されており、ま
たフェノール性水酸基のもう一方のオルト位、フェノー
ル性水酸基のパラ位および、フェノール性水酸基のメタ
位でかつ前記t−アルキル基のパラ位のうち、少なくと
も1箇所に、水素以外の結合、例えば、イオウ、酸素、
窒素など、炭素以外の原子が結合されていてもよい。
【0010】本発明で使用するのに適したヒンダードフ
ェノール系化合物としては、具体的には次のような化合
物、例えば、n−オクタデシル 3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペ
ンタエリスリチル テトラキス〔3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕、トリエチレングリコール ビス〔3−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オネート〕、3,9−ビス〔2−{3−(3−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニ
ルオキシ}−1,1−ジメチルエチル〕−2,4,8,
10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、トリ
ス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル) イソシアヌレート、2−t−ブチル−6−(3−
t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−
4−メチルフェニル アクリレート、2,4−ジ−t−
アミル−6−〔1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒ
ドロキシフェニル)エチル〕フェニル アクリレート、
2,4−ジ−t−ブチル−6−〔1−(3,5−ジ−t
−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)エチル〕フェニル
アクリレート、2,2′−エチリデンビス(4,6−
ジ−t−ブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス
(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′
−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、4,4′ーメチレンービス(2,6−ジー第3ブ
チルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフェノール、等が挙げられる。なか
でも、n−オクタデシル 3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペンタ
エリスリチル テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕等が
好適に用いられる。上記ヒンダードフェノール系化合物
の添加量は、ポリプロピレン樹脂100重量部にヒンダ
ードフェノール系化合物を0.2〜1.0重量部、好ま
しくは0.3〜0.8重量部の範囲である。
【0011】本発明においては、添加剤としてヒンダー
ドフェノール系化合物とイオウ系化合物との混合物を用
いることにより、オートクレーブ養生時における強度特
性をさらに向上することができるので、好ましい。イオ
ウ系化合物としては、チオエーテル構造を有し、常温で
固体のもの、とりわけ融点が30〜100℃程度の範囲
にある化合物に適用することによって、強度特性の改良
効果を発揮する。これらのイオウ系化合物としては、ジ
ラウリル 3,3′−チオジプロピオネート、ジミリス
チル 3,3′−チオジプロピオネート、ジステアリル
3,3′−チオジプロピオネート、ラウリル ステア
リル3,3′−チオジプロピオネート等の3,3′−チ
オジプロピオン酸のジアルキルエステルおよび、ペンタ
エリスリチル テトラキス(3−ラウリルチオプロピオ
ネート)等の3−アルキルチオプロピオン酸の多価アル
コールエステルが挙げられる。ヒンダードフェノール系
化合物とイオウ系化合物との混合割合は1:0.2〜5
の範囲である。
【0012】ヒンダードフェノール系化合物とイオウ系
化合物とを混合するにあたっては、例えばヘンシェルミ
キサーやV型ブレンダーのような混練機を用いたり、ド
ライブレンドなどの手段により混合する方法が採用でき
る。
【0013】本発明に用いられるポリプロピレン繊維と
しては、上記ポリプロピレ樹脂組成物のフラットヤーン
またはモノフィラメントより得られたものである。ポリ
プロピレンフラットヤーンを形成する方法は、上記ポリ
プロピレン樹脂組成物を押出機にて溶融混練し、Tダイ
法またはインフレーション法にてフィルムを成形し、成
形されたフィルムをスリットした後延伸し、次いで熱処
理してフラットヤーンを形成する。延伸処理はポリプロ
ピレンの融点以下、軟化点以上の温度にて行われるが、
加熱方式としては、熱ロール式、熱板式、赤外線式、熱
風式等いずれの方式も採用でき、これらの内では熱ロー
ル式が延伸効率、高速生産性、安定性の上で好ましい。
スリットされたポリプロピレンフィルムは加熱され、前
後ロールの周速度差により延伸を行う。延伸倍率は好ま
しくは3〜10倍、より好ましくは5〜8倍である。
【0014】また、上記ポリプロピレン樹脂を用いてモ
ノフィラメントを形成する方法としては特に限定される
ものではなく、円形や楕円形、異型、その他連糸形状の
ダイスからフィラメントを押し出す公知の製造技術を採
用することができる。このモノフィラメントは、その構
成として基本的な単層フィラメントの他に、ポリプロピ
レン高融点成分を芯層とし、ポリプロピレン低融点成分
を鞘層とする複合モノフィラメントを使用することもで
きる。この複合モノフィラメントの製造方法は、各層の
ポリプロピレン樹脂を押出機で溶融混練し、2層の吐出
孔が略同心円上に設けられたダイスの中心吐出孔から高
融点成分からなる芯層を供給し、その外面に低融点成分
からなる鞘層を押出して被覆して複合モノフィラメント
を得るものである。この場合に実質的な強力が芯層の物
性に依存するため、高融点成分としてプロピレン単独重
合体、アイソタクチックポリプロピレンなどを使用する
ことが好ましく、一方低融点成分としては、プロピレン
−エチレンブロック共重合体及びランダム共重合体、シ
ンジオタクチックポリプロピレンなどが好ましい。
【0015】次に、モノフィラメントは熱延伸及び熱弛
緩処理を施し、この熱処理によってフィラメントの剛性
を高めて、伸びの小さいセメント補強用として好適なポ
リプロピレンモノフィラメントが得られる。この熱延伸
はポリプロピレンの融点以下、軟化点以上の温度下に行
われ、通常は延伸温度が90〜150℃、延伸倍率は通
常5〜12倍、好ましくは7〜9倍である。熱延伸法と
しては、熱ロール式、熱板式、赤外線照射式、熱風オー
ブン式、熱水式などの方式が採用できる。
【0016】上記で形成されるポリプロピレンのフラッ
トヤーン及びモノフィラメントの単糸繊度は10〜50
0デシテクス(以下、dtと略す)の範囲、好ましくは2
0〜100dtの範囲である。単糸繊度が10dt未満では
繊維が細すぎてコンクリート混和中の分散が不均一でフ
ァイバーボールになり易く、施工性や補強性の点で問題
となり、一方、単糸繊度が500dtを超えると繊維のコ
ンクリート混和物との接触面積が減少し曲げ応力に対し
て引き抜け易くなり補強効果が劣り好ましくない。
【0017】上記ポリプロピレンのフラットヤーンまた
はモノフィラメントは、セメント配合前に、種々の処
理、例えば、フラットヤーンまたはモノフィラメントの
表面を界面活性剤、分散剤、カップリング剤等で処理し
てもよいし、またはコロナ放電処理、紫外線照射、電子
線照射等により表面活性化等の処理を行ってもよい。こ
うした得られたポリプロピレンのフラットヤーンまたは
モノフィラメントは、所定長さにカットされ、セメント
補強用のポリプロピレン繊維として使用される。ポリプ
ロピレン繊維の見かけ長さは5〜50mm、好ましくは
5〜30mmである。見かけ長さが5mm未満では、セ
メントからの抜けが生じ、50mmを越えると分散性が
不良となり好ましくない。
【0018】このようにして得られる本発明のセメント
補強用ポリプロピレン繊維は、補強材としてポルトラン
ドセメント、白色ポルトランドセメント、アルミナセメ
ント等の水硬性セメントまたは石膏、石灰等の気硬性セ
メント等のセメント類などに配合して用いられる。この
セメントに対するポリプロピレン繊維の配合量は、通常
セメント固形分に対して通常、0.3〜10重量%、好
ましくは0.5〜5重量%の範囲である。また、ポリプ
ロピレン繊維をセメントに混合する方法としては、セメ
ント粉体にポリプロピレン繊維を分散する方法、セメン
トスラリー中にフラットヤーンを分散するプレミックス
法、セメントとフラットヤーンおよび水を同時に吹き付
けるスプレーアップ法などの公知の方法を用いることが
できる。これらのセメント混合物は、抄造成形、押出成
形または注型成形した後、蒸気養生またはオートクレー
ブ養生によつてセメント成形物を製造することができ
る。成形後のオートクレーブ養生は従来より高温領域
で、例えば、165℃以上、好ましくは、170〜18
0℃の温度範囲で8〜12時間行うこともできる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明する。 実施例1 ポリプロピレン(アイソタクチックペンタッド分率=
0.96、MFR=5.0g/10min.)99.5重
量部に添加剤としてペンタエリスリチル テトラキス
〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート0.5重量部添加した組成物をを
押出機に供給し、樹脂温度230℃で押出して冷却した
後、熱板接触式延伸法による加熱装置で加熱し、延伸温
度130℃、アニーリング温度135℃、延伸倍率12
倍で縦一軸延伸を行い、単糸繊度22dtのモノフィラメ
ントを成形した。このモノフィラメントの引張強度は
5. g/dtであった。このモノフラメントを平均繊維長
さ12mm長になるようにカットし、ポリプロピレン繊
維を得た。次に、ポルトランドセメント99重量部にポ
リプロピレン繊維1重量部及び水を加えて全体が均一に
なるように密閉型コンクリートミキサーにより混練し
た。次に混練したモルタルを316mm×316mm×
10mmの型に流し込んで振動成形した後約4時間放置
硬化した。硬化した成形物を脱型し、170℃で8時間
のオートクレーブ養生を施した後室内に1週間放置して
自然乾燥した。得られたセメント成形物の曲げ強度及び
衝撃強度はそれぞれ18.1MPa、3.4kg/cm
であった。なお、曲げ強度及び衝撃強度の測定方法は下
記方法に準拠して測定した。 (1)曲げ強度:JISA1408準拠 (2)シャルピー衝撃強度:JISB7722準拠
【0020】実施例2 実施例1において、オートクレーブ養生を180℃で8
時間施したこと以外は同様にして行った。その結果、得
られたセメント成形物の曲げ強度は18.3MPaであ
った。
【0021】比較例1 実施例1において、ペンタエリスリチル テトラキス
〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネートの添加量を0.1重量部に変えた
こと以外は同様にして行った。その結果、得られたセメ
ント成形物の曲げ強度及び衝撃強度はそれぞれ17.4
MPa、2.8kg/cmであった。
【0022】比較例2 実施例1において、ペンタエリスリチル テトラキス
〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネートの添加量を0.1重量部に変え、
且つ、オートクレーブ養生を180℃で8時間施したこ
と以外は同様にして行った。その結果、得られたセメン
ト成形物の曲げ強度16.9MPaであった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリプロ
ピレン繊維は、ポリプロピレン樹脂にヒンダードフェノ
ール系化合物を特定量配合することにより、165℃以
上の高温領域におけるオートクレーブ養生でも劣化が少
なく、強度特性及び寸法安定性に優れたセメント補強用
ポリプロピレン繊維が得られる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン樹脂100重量部にヒン
    ダードフェノール系化合物を0.2〜1.0重量部を配
    合してなる樹脂組成物を押出成形及び延伸してなるセメ
    ント補強用ポリプロピレン繊維
  2. 【請求項2】 ヒンダードフェノール系化合物がペンタ
    エリスリチル テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブ
    チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕であ
    る請求項1に記載のセメント補強用ポリプロピレン繊
    維。
  3. 【請求項3】 ヒンダードフェノール系化合物とイオウ
    系化合物との混合物を用いる請求項1に記載のセメント
    補強用ポリプロピレン繊維。
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