JP2003200860A - 貨物車輌 - Google Patents

貨物車輌

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JP2003200860A
JP2003200860A JP2002001220A JP2002001220A JP2003200860A JP 2003200860 A JP2003200860 A JP 2003200860A JP 2002001220 A JP2002001220 A JP 2002001220A JP 2002001220 A JP2002001220 A JP 2002001220A JP 2003200860 A JP2003200860 A JP 2003200860A
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JP
Japan
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discharge
front part
cargo box
box
discharge port
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JP2002001220A
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English (en)
Inventor
Yuichi Okuda
勇一 奥田
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】荷箱内に残ったごみなどの収容物を当該荷箱内
から強制的に排出させることができ、排出作業を円滑に
効率良く行なうことができる貨物車輌を提供する。 【解決手段】車体上に収容物を収容する荷箱2が設けら
れるとともに、荷箱2の底面には複数の長尺状の床部材
21が幅方向に複数本配置され、各床部材21が所定の
パターンで前後方向に往復動することで、荷箱2内の収
容物を前部から後部に移動させ排出口から排出するよう
に構成された貨物車輌において、荷箱2内には、床部材
21の往復動に伴って前部から後部の排出口に向かって
移動自在な排出板3が設けられている。排出板3は、荷
箱2の前部に固縛部材6により固縛可能に設けられると
ともに、荷箱2の前部に設けられたウインチ装置4によ
り前記排出口から荷箱2の前部に移動配置可能に構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷箱の床面を構成
する複数の床部材の往復動により当該荷箱内に収容した
収容物を排出する貨物車輌に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車枠上に収容物を収容する荷箱が
設けられ、荷箱の底面には複数の長尺状の床部材が幅方
向に複数本配置されるとともに、各床部材が前後方向に
所定の長さ往復動自在に設けられてなる貨物車輌が提供
されており、各床部材を所定のパターンで前後方向に往
復動させることで、荷箱内の収容物を前部から後部に移
動させて排出口から排出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように各床部材を所定のパターンで前後方向に往復
動させることで、荷箱内の収容物を排出するようにした
ものでは、例えば比較的小さくて比重の軽いごみなどを
収容した場合に、各床部材上でごみが滑ると当該床部材
が往復動作してもごみが排出口側に移動せず、荷箱内に
残ってしまう現象が起こっていた。このようにごみが荷
箱に残ってしまうと、作業者が荷箱内に入って手作業で
ごみの排出を行なわなければならず、作業に手間と時間
がかかり負担が大きく作業効率が悪いという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の貨
物車輌は、車体上に収容物を収容する荷箱が設けられる
とともに、該荷箱の底面には複数の長尺状の床部材が幅
方向に複数本配置され、各床部材が所定のパターンで前
後方向に往復動することで、荷箱内の収容物を前部から
後部に移動させ排出口から排出するように構成された貨
物車輌において、前記荷箱内には、前記床部材の往復動
に伴って前部から後部の排出口に向かって移動自在な排
出板が設けられたものである。
【0005】請求項2に係る発明の貨物車輌は、前記排
出板は、荷箱の前部に固縛可能に設けられるとともに、
荷箱の前部に設けられたウインチ装置により前記排出口
から荷箱の前部に移動配置可能に構成されたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0007】図1は、本発明の貨物車輌を示している。
【0008】この貨物車輌1は、車体11上にごみなど
の適宜な収容物を収容可能な荷箱2が搭載されている。
荷箱2は、後面が排出口2aになされており、この排出
口2aが排出扉2bにより開閉自在に構成されている。
【0009】荷箱2の床面には、図2及び図3に示すよ
うに幅方向に複数本の床部材21が配置されている。各
床部材21は、荷箱2の床面全長よりも所定の長さ短い
長尺状に形成されており、荷箱2の前後に亘って配置さ
れている。
【0010】各床部材21の下方にはガイドレール22
が当該各床部材21に対応して前後方向にそれぞれ設け
られており、このガイドレール22に沿って床部材21
が図しない伸縮シリンダやモータ等の駆動装置よって前
後方向に所定の長さL(図7及び図8参照)往復動自在
に設けられている。
【0011】そして、上述した各床部材21の往復動作
は以下のようにして行なわれる。
【0012】まず、図3に示すように床部材21の後端
が荷箱2の床面後端と一致するように配置されている状
態で、3本の床部材21を一組として各組の対応する床
部材21を一本ずつ前方に所定の長さ移動させて、3本
全部を順次前方に移動させた後に今度は3本全部を同時
に後方に移動させる。
【0013】具体的には、図3に示す状態から図4に示
すように3本一組の床部材群21′のうち図4において
左側の床部材21をそれぞれ前方に移動させ、続いて図
5に示すように真ん中の床部材21をそれぞれ前方に移
動させ、最後に図6に示すように右側の床部材21を移
動させて全部の床部材21を所定の長さ前方に移動させ
る。この後全部の床部材21を前方から後方に同時に移
動させて図3に示すように床部材21の後端が荷箱2の
床面後端と一致するように配置する。この動作を繰り返
すことで各床部材21上のごみが順次前方から後方に床
部材21の往復長さ分徐々に移動して排出口2aから排
出される。
【0014】ここで、収容したごみなどの収容物を上述
のように排出することのできる荷箱2内には、排出板3
(図2及び図7参照)が設けられている。
【0015】排出板3は、図7に示すように、側面から
見て直角三角形状に形成されており、その斜辺を形成す
る面が荷箱2内に収容されたごみなどを押し出すための
排出面31になされている。この排出面31は荷箱2内
の横幅と略同じ幅を有している。
【0016】排出板3の底面には、複数の床部材21で
構成された床面上に当該排出板3を摺動可能に載置する
摺動部材32が設けられている。
【0017】また、排出板3の内部は、荷箱2内の前部
に設けられたウインチ装置4を収容するための空間部が
形成されている。
【0018】ウインチ装置4は、ウインチロープ41が
巻回されたウインチドラム42と、ウインチドラム42
にクラッチ43(図2参照)、チェーン44を介して連
繋されたモータ45とを備えてなるもので、モータ45
の駆動によりウインチドラム42にウインチロープ41
を巻き取るようになされている。
【0019】ウインチロープ41の先端にはフック46
が連結されており、フック46が排出板3内の中央部に
止着されている。従って、後述するように排出板3が荷
箱2の排出口2a側に移動した際に、モータ45の駆動
によりウインチドラム42にウインチロープ41を巻き
取ることで、排出板3を床部材21群上を摺動させなが
ら荷箱2の前部に配置させることができる。
【0020】なお、前記排出板3の上部中央部にはモー
タ45との干渉を回避するための膨出部33が形成され
ている。
【0021】さらに、荷箱2の前部には、検出器5が設
けられるとともに、排出板3を荷箱2の前部で固縛する
固縛部材6が設けられている。
【0022】検出器5は、排出板3が荷箱2の前部に配
置されたことを検出するもので、例えばリミットスイッ
チからなり、このリミットスイッチの検出により排出板
3が荷箱2の前部に配置されたときにモータ45の駆動
を停止させるようにしている。
【0023】固縛部材6は、荷箱2の前部に設けられた
ロックピン61と、該ロックピン61が挿入可能なロッ
ク孔(図示省略)を有し、排出板3から前方に突設した
ロックブロック62を備えており、排出板3を荷箱2の
前部に配置した際に、ロックピン61とロックブロック
62のロック孔とが合致するようにそれぞれ配設されて
いる。従って、ロックピン61に連設されたロックハン
ドル63を操作してロックピン61をロックブロック6
2のロック孔に挿入係止することで、排出板3を荷箱2
の前部において固縛することができる。
【0024】次に、このように構成された貨物車輌の荷
箱に収容したごみなどの収容物を排出する場合の動作に
ついて説明する。
【0025】まず、ごみなどの排出にあたっては、排出
板3を固縛部材6により荷箱2の前部に固縛した状態
で、床部材21群を前述したように往復動させること
で、ごみなどの収容物が徐々に荷箱2の前部から排出口
2aに向かって搬送され、当該排出口2aから外部に排
出される。つまり、各一組の床部材群21′のうち一本
の床部材21をそれぞれ前方に移動させる際には、ごみ
などは荷箱2の前方に搬送されることなくその位置を保
ち、全ての床部材21が前方から後方に移動する際にこ
の移動距離と同様の距離だけ排出口2aに向かって搬送
される。
【0026】このようにしてごみなどを荷箱2から排出
する際において、荷箱2内でごみなどがブリッジ現象な
どを起こしていると、当該ごみなどが排出しきれずに荷
箱2内に残る場合がある。
【0027】この場合には、上述したごみなどの排出動
作を一応終了させた後、固縛部材6による排出板3の固
縛を解除して各床部材21を前述と同様に作動させる。
これにより、排出板3は、前述したごみなどの搬送と同
様に、各一組の床部材21群のうち一本の床部材21を
それぞれ前方に移動させる際には、当該床部材21が排
出板3を空滑りする形になり荷箱2の前方に搬送される
ことなくその位置を保ち、全ての床部材21が前方から
後方に移動する際にこの移動距離と同様の距離だけ排出
口2aに向かって搬送される。
【0028】この際、ウインチドラム42からは排出板
3の移動に伴ってクラッチ43の作用によりウインチロ
ープ41が徐々に引き出され、ウインチ装置4と排出板
3とはウインチロープ41を通じて連結された状態にな
っている(図8参照)。
【0029】このようにして排出板3が排出口2aに向
かって移動することで、荷箱2内に残ったごみなどをそ
の排出面31で排出口2a側に強制的に押出し、排出板
3が排出口2aに到達することで荷箱2内のごみなどを
荷箱2内から完全に外部に排出する。
【0030】この後、ウインチ装置4のモータ45を駆
動させてウインチドラム42にウインチロープ41を巻
き取ることで、排出口2aにある排出板3を床部材21
上で摺動させながら前方に移動させ、荷箱2の前部に達
した時に検出器5がこれを検出してモータ45の駆動を
停止させる。これにより排出板3が元の荷箱2の前部に
配置され、固縛部材6によってこの位置で固縛する。
【0031】このように各床部材21による排出動作に
よっても荷箱2内にごみなどの収容物が排出しきれずに
残っている場合には、排出板3を各床部材21の排出動
作を利用して移動させることで、荷箱2内に残ったごみ
などの収容物を当該荷箱2内から完全に排出させること
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の貨物車輌に
よれば、荷箱内に、床部材の往復動に伴って前部から後
部の排出口に向かって移動自在な排出板を設けたこと
で、荷箱内に残ったごみなどの収容物を当該荷箱内から
強制的に排出させることができ、これにより排出作業を
円滑に効率良く行なうことができる。
【0033】しかも、床部材の往復動を利用して排出板
を排出口に向かって移動させているので、構成が簡単で
既存の車輌にも簡単に装備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貨物車輌を示す側面図である。
【図2】床部材及び排出板を示す荷箱の後側から見た図
である。
【図3】各床部材の動作を示す図である。
【図4】各床部材の動作を示す図である。
【図5】各床部材の動作を示す図である。
【図6】各床部材の動作を示す図である。
【図7】排出板及びウインチ装置を示す側面図である。
【図8】排出板が後方に移動した状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 貨物車輌 11 車体 2 荷箱 2a 排出口 21 床部材 3 排出板 4 ウインチ装置 6 固縛部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に収容物を収容する荷箱が設けら
    れるとともに、該荷箱の底面には複数の長尺状の床部材
    が幅方向に複数本配置され、各床部材が所定のパターン
    で前後方向に往復動することで、荷箱内の収容物を前部
    から後部に移動させ排出口から排出するように構成され
    た貨物車輌において、 前記荷箱内には、前記床部材の往復動に伴って前部から
    後部の排出口に向かって移動自在な排出板が設けられた
    ことを特徴とする貨物車輌。
  2. 【請求項2】 前記排出板は、荷箱の前部に固縛可能に
    設けられるとともに、荷箱の前部に設けられたウインチ
    装置により前記排出口から荷箱の前部に移動配置可能に
    構成されたことを特徴とする請求項1記載の貨物車輌。
JP2002001220A 2002-01-08 2002-01-08 貨物車輌 Pending JP2003200860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020023239A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 新明和工業株式会社 荷台用梯子及びそれを備えた貨物車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020023239A (ja) * 2018-08-07 2020-02-13 新明和工業株式会社 荷台用梯子及びそれを備えた貨物車両
JP7178202B2 (ja) 2018-08-07 2022-11-25 新明和工業株式会社 荷台用梯子及びそれを備えた貨物車両

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