JP2003200751A - 自動追従制御装置 - Google Patents

自動追従制御装置

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JP2003200751A
JP2003200751A JP2002000958A JP2002000958A JP2003200751A JP 2003200751 A JP2003200751 A JP 2003200751A JP 2002000958 A JP2002000958 A JP 2002000958A JP 2002000958 A JP2002000958 A JP 2002000958A JP 2003200751 A JP2003200751 A JP 2003200751A
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preceding vehicle
acceleration
slope
curve
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JP2002000958A
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Hiroyuki Tanimichi
太雪 谷道
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Hitachi Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行車が突入している道路形状を正確に検出
することにより、自車両が突入する道路形状を予測し安
全且つ快適に自車両を走行させる自動追従制御装置を提
供する。 【解決手段】 先行車の認識確率302を使用し、先行
車の状態から予め推定されるカーブ半径305や道路勾
配322から算出されるカーブ加速度や坂道加速度を加
味して、加速度指令値307を算出する。これにより、
カーブの前での事前の減速、上り坂前での事前の加速、
上り坂の終わり、下り坂の前での事前の減速を可能にす
る。また、先行車無し時にカーブ加速度、坂道加速度を
保持することにより、カーブ手前、上り坂の終わり等の
道路状態の変化により先行車を見失った際の不用意な加
速を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動追従制御装置
に関し、特に先行車の傾きと角度に応じて自車両の加速
度を制御し、自動追従走行を行う自動追従制御装置に関
する。
【0002 】
【従来の技術】従来より、高速道路等においての運転者
の運転操作低減等を目的とした自動追従制御装置がある
ことが知られている。この自動追従制御装置は、先行車
がない場合に運転者が予め設定した設定車速で定速走行
し、先行車が有る場合には先行車と自車両との車間距離
に応じて適宜加速度を制御し、追従制御を行うものであ
る。
【0003 】このような自動追従制御装置の一例とし
ては、例えば特開平2000−215326号公報に開
示された自動追従制御装置があり、図18に示すように
カメラ103による白線101の曲率や、レーダ104
によるデリニエータ102の間隔を検出して道路曲率を
算出し、この道路曲率に応じた車速に調整するための加
速度を算出する。
【0004 】また、特開平2−220581号公報に
開示された他の追従制御装置においては、図19に示す
ような道路状況において、先行車202が見えない状態
201に移動し先行車が検出できなくなった場合、道路
勾配204から上り坂であることと、先行車が検出でき
ていた時の相対車速205から減速しなければならない
ような状況であるかを判断し、上り坂で減速しなければ
ならない状況で先行車が非検出となった場合は、坂道の
終了点206を先行車が超えたために先行車非検出とな
ったと判断し、坂道の終了点206に自車両が至った時
に目標車速を自車両車速がオーバーしたり、先行車に近
づきすぎないように減トルク制御を行う。
【0005 】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
でのカーブの検出に当たっては、道路にデリニエータや
白線が存在しない場合にカーブを検出することができな
いため、デリニエータや白線が存在しない、もしくはデ
リニエータが無く白線は有るが、線が薄くなっていたり
汚れていたりしてみにくい道路では、先行車がカーブに
入ったことにより非検出となった場合に、先行車が自車
両前方の車線より離脱して前方に先行車が無いと判断す
る。そして、前方に先行車が無いと判断した場合には、
あらかじめ運転手が設定しておいた設定車速を目標に自
車両車速を制御する。
【0006 】ここで、先行車車速が運転手が予め設定
しておいた設定車速より高い場合は追従制御を行えな
い。追従制御を行っているということは、運転手が予め
設定しておいた設定車速が先行車車速より高い、すなわ
ち追従するための追従速度より前記設定車速が高いこと
をしめしている。
【0007 】つまり、従来ではデリニエータや白線が
無い、もしくはデリニエータが無く白線が見にくい道路
で追従制御中の場合に、カーブにより先行車が非検出と
なった場合は、カーブの手前にもかかわらず加速してし
まうという問題がある。
【0008 】また、上記坂道の終了点を検出するに当
たっては、上り坂途中で先行車が減速しながら自車前方
車線より離脱した場合、「上り坂である」と「減速しな
ければならないような相対車速」という条件が成立し、
先行車が上り坂頂上を越えて非検出となったと判断され
ることになる。すなわち、従来では追従制御中の上り坂
で先行車が減速しながら車線変更等により非検出となっ
たような場合、上り坂途中にもかかわらず減トルク制御
行ってしまい、減速して坂を登らなくなるという問題が
ある。
【0009 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、先行車が突入している道路形状を正確に検出
することにより、自車両が突入する道路形状を予測し安
全且つ快適に自車両を走行させる自動追従制御装置を提
供することを課題とする。
【0010 】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明の概要を簡単に説明すれば以下のとおりである。す
なわち、先行車の走行状態に応じて自車両の車速を制御
し前記先行車に自動追従させる自動追従制御装置におい
て、前記自車両の位置に対する前記先行車の角度と、前
記自車両の向きと前記先行車の向きとにより生じる前記
先行車の傾きと、を検出する手段を備えたことを特徴と
したものである。また、検出した前記角度と前記傾きと
から前記自車両が突入しようとしているカーブの半径や
坂道の勾配を推定するようにしたことを特徴としたもの
である。さらに、推定した前記カーブの前記半径や前記
坂道の前記勾配に応じて前記自車両の加速度を決定する
ようにしたことを特徴としたものである。さらにまた、
前記傾きを車間距離センサの認識確率を元に算出するよ
うにしたことを特徴としたものである。以上、本発明
は、先行車の角度と傾きに基づいて先行者の突入してい
る道路の形状を予測し自車両の加速度を決定する手段を
有したものである。これにより、安全且つ快適に自車両
を走行させることができる。尚、作用に関しては、次の
実施の形態の項で説明する。
【0011 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の自動追従制御装置
の一実施の形態を示す全体ブロック図である。
【0012 】図1において、先行車の走行状態を検出
する検出手段としての車間距離センサ301を自車両の
所定位置、例えばバンパー近傍に設ける。その車間距離
センサ301は、先行車の認識確率302、先行車と自
車両との車間距離303、相対車速317、先行車方向
(先行車角度)319を逐次検出する。また、車速セン
サ318及び舵角センサ323を自車両の所定位置に設
ける。その車速センサ318及び舵角センサ323は、
車速及び舵角324を検出する。
【0013 】自車両の所定位置に設けられたエンジン
コントロールユニット310は、入力されるトルク30
9に従い、自車両が加速度指令値307に追従するよう
にエンジン制御を行う。また、ブレーキコントロールユ
ニット311は、入力されるトルク309に従い、自車
両が加速度指令値307に追従するようにブレーキ制御
を行う。
【0014 】自車両の所定位置に設けられた自走追従
制御装置304は、外界状態推定部316と車速決定部
(目標車速決定部)306とトルク決定部(加減速トル
ク演算部)308とからなる。外界状態推定部316で
は、車間距離センサ301から入力される認識確率30
2、車間距離303、相対車速317、先行車方向(先
行車角度)319と自車速演算部315から入力される
自車速314から、カーブ半径305、道路勾配32
2、自車道路勾配325、制御用車間距離312、制御
用相対車速313、先行車状態(先行車有無)320を
算出する。
【0015 】また、車速決定部(目標車速決定部)3
06では、カーブ半径305、道路勾配322、自車道
路勾配325、制御用車間距離312、制御用相対車速
313、舵角324と自車速314から自車両の加速度
を決定する。さらに、トルク決定部(加減速トルク演算
部)308では、加速度指令値307と自車速314か
ら自車両を加速度指令値307に追従させるためのトル
ク309を算出する。
【0016 】次に、外界状態推定部316がどのよう
にカーブ半径305、道路勾配322、自車道路勾配3
25、制御用車間距離312、制御用相対車速313を
決定するかを説明する。
【0017 】図2は、先行車の向きと図1のレーダの
認識確率302の関係を示す図である。図2中の前40
3、後405、右404、左406はそれぞれ先行車の
向きを示し、例えば先行車の前部をレーダで認識した場
合の認識確率は、認識確率線401と線407が交わる
点のうち、前403側である。図2中からわかる通り、
認識確率線401はレーダが認識している先行車の向き
によって変化するので、認識確率401から先行車の向
き、すなわち自車両に対する先行車の傾きを検出するこ
とができる。例えば、図5の状態では先行車410の自
車両411に対する傾きが45°であるが、この場合の
認識確率は図2の右後方45°の補助線408と認識確
率線401が交わる点409となる。尚、402は後方
認識確率線を示す。
【0018 】図3は、図1のレーダが認識している先
行車と自車両の角度をどのように認識するかを示す図で
ある。レーダのアンテナや受光板503に対しての先行
車信号501の入力角度θ 502によって先行車の角
度を認識することができる。
【0019 】図4は、カーブに差し掛かったときの先
行車と自車両の状態を示す図である。カーブ605内で
は、先行車604が図4中に示されるように自車両60
1から見て傾いた状態且つ斜め前に存在する状態にな
る。尚、603は先行車信号を示す。
【0020 】図6は、図4の詳細を示す図である。図
6中のθ 901は前記認識確率から算出した先行車の
傾き(自車両904の向きと先行車902の向きとによ
り生じる先行車902の傾き)を示す。また、θ2 9
05は前記先行車の角度(自車両904の位置に対する
先行車902の角度)を示す。図6中において、θ29
05と、自車両904と先行車902の距離d 906
から、カーブの中心907と自車両904を結ぶ直線9
08とカーブの中心907と先行車902を結ぶ直線9
09の角度θ 903を算出することができる。そし
て、図6に示すように先行車902がカーブに進入して
傾いている場合は、θ 903がほぼθ901と一致す
る。そこで、θ 903とθ 901がほぼ一致する場
合は先行車902がカーブ内を走行していると考え、前
記カーブ半径305をθ2、θより算出して出力する。
【0021 】次に図1の道路勾配322の算出方法に
ついて説明する。図19に示すように先行車202が坂
道から離脱する場合や図7に示すように先行車1001
が坂道に差し掛かる場合、前記先行車の傾きの算出方法
と同様の方法で、先行車の認識率と、先行車の縦方向の
角度より先行車のピッチ方向の傾き角度を算出し、道路
勾配322を算出することができる。尚、1002は自
車両を示す。
【0022 】図8及び図9は、自車両の走行している
路面の道路勾配の算出方法を示す図である。図8の加速
度指令値演算(加速度指令値演算部)1101は加速度
指令値1107をトルク演算(トルク演算部)1102
に出力し、トルク演算1102から出力されるトルク1
109によりエンジン1103は車両1104を駆動す
る。そして、エンジン1103により駆動された車両1
104の車速1110により実加速度演算(実加速度演
算部)1105で実加速度1108を算出する。その実
加速度1108と加速度指令値1107の差は平坦路で
「0」になるように設計されていることを前提とし、下
記方法により自車両の走っている路面の勾配を算出す
る。
【0023 】実加速度1108と加速度指令値110
7の差は平坦路で「0」なので、その値は外乱とみなす
ことができる。すると、坂道では図9の1201とほぼ
一致することになる。1201は重力加速度1202を
勾配θ 1206で分解した値なので、重力加速度12
02と実加速度1108と加速度指令値1107の差よ
り自車両の勾配θ 1205を算出することができる。
尚、前記先行車のピッチ方向の傾き角度+自車両の勾配
が先行車の走っている路面の勾配となる。
【0024 】図1の制御用車間距離312は車間距離
303をそのまま出力するが、必要であればローパスフ
ィルタ処理や移動平均処理等のノイズカット処理を施す
こともできる。制御用相対車速313も同様に相対車速
317をそのまま出力するが、必要であればローパスフ
ィルタ処理や移動平均処理等のノイズカット処理を施す
こともできる。先行車状態(先行車有無)320は認識
確率302が0%の時に先行車無しを、認識確率302
が0%より大きい時に先行車有りを出力する。
【0025 】次に図1のカーブ半径305、道路勾配
322、自車道路勾配325、制御用車間距離312、
制御用相対車速313、先行車状態(先行車有無)32
0により、車速決定部(目標車速決定部)306がどの
ように加速度指令値307を算出するかを説明する。
【0026 】図10は、図1の車速決定部(目標車速
決定部)306の全体構成を示すブロック図である。車
速決定部306には外界状態推定部316からカーブ半
径1301、道路勾配1304、自車道路勾配132
2、車間距離1307、相対速度1308、先行車状態
(先行車有無)1320、舵角1321が入力され、図
1の自車速演算部315から自車速1310が入力され
る。
【0027 】カーブ半径1301はカーブ半径130
2としてカーブ加速度算出部(カーブ減速度算出部)1
303に入力され、道路勾配1304と自車道路勾配1
322は坂道加減速度算出部1305に入力される。カ
ーブ加速度算出部(カーブ減速度算出部)1303は、
カーブをドライバの不安感無く走行させるためのカーブ
加速度1313を、カーブ半径1302と自車速131
0から算出してカーブ加速度保持部1318に出力す
る。坂道加減速度算出部1305は路面勾配が変化した
際にドライバの違和感無く自車速を保つための坂道加速
度1314を道路勾配1304から算出し坂道加速度保
持部1319に出力する。
【0028 】カーブ加速度保持部1318は、先行車
状態(先行車有無)1320が先行車無しとなっている
且つ舵角1321が「0」以外の間は、カーブ加速度1
313を保持し、前記保持した値を加減速度算出部13
12に出力する。先行車状態1320が先行車有りのと
きは入力されたカーブ加速度1313をそのまま加減速
度算出部1312に出力する。
【0029 】坂道加速度保持部1319は、先行車状
態1320が先行車無しとなっている且つ自車道路勾配
1322が「0」ではない間は、坂道加速度1314を
保持し、前記保持した値を加減速度算出部1312に出
力する。先行車状態1320が先行車有りのときは入力
された坂道加速度1314をそのまま加減速度算出部1
312に出力する。
【0030 】目標車間決定部1306は、相対速度1
308と自車速1310から目標車間1315を目標車
速算出部1311に出力する。そして、加減速度算出部
1312は、目標車速算出部1311からの目標車速1
316とカーブ加速度1313、坂道加速度1314か
ら加減速度を算出し出力する。
【0031 】図11は、図10のカーブ加速度算出部
(カーブ減速度算出部)1303におけるカーブ加速度
1313の算出方法を示すブロック図である。カーブ加
速度算出部1303では、まず、入力されるカーブ半径
1401と自車速1404から横方向加速度演算(横方
向加速度演算部)1402で横方向加速度1406を算
出する。ここで、横方向加速度は横方向加速度1406
をa1、カーブ半径1401をr、自車速1404をv
とするとa1=v2/rで求められる。次に横方向加速
度1406によりカーブ加速度1407をもとめる。そ
のカーブ加速度1407は1403において図12に示
す横方向加速度−減速度線1405から求められる。
【0032 】図13は、図10の道路勾配1304か
らの坂道加速度1314の算出方法を示すブロック図で
ある。ここでは、道路勾配1501から坂道加速度算出
部1502で坂道加速度1503を算出する。その坂道
加速度は、坂道加速度1503をa2、道路勾配150
1をθ、重力加速度をgとするとa2=−g・sinθ
となる。
【0033 】図10の目標車間決定部1306では、
まず相対速度1308と自車速1310から先行車車速
を求める。先行車車速は、先行車車速をvs、相対速度
をvr、自車速をvとするとvs=vr+vとなる。目
標車間1315は、図14に示す先行車車速−目標車間
線1602より求められる。尚、図14中において16
01は目標車間、1603は先行車車速を示す。
【0034 】図15は、図10の目標車速1316の
算出方法を示すブロック図である。まず、自車速170
6に相対速度1701を加えた先行車車速1707を算
出する。次に、目標車間1702から実車間1703を
差し引き、車間偏差1708を算出する。そして、先行
車車速1707に、車間偏差1708に車間ゲイン17
04を乗じたものを加えて目標車速1705を算出す
る。
【0035 】図16は、図10の加減速度算出部13
12での加速度指令値1317の算出方法を示すブロッ
ク図である。加減速度算出部1312に入力される目標
車速1802を微分1803した目標車速加速度181
3にカーブ加速度1811と坂道加速度1801を加え
目標加速度1806を算出する。そして、目標加速度1
806に遅れ時間1812を加えたものから、実車速1
804を微分1805して求められた実加速度1807
を差し引き、フィードバックゲイン(FBゲイン)18
09を乗じたものを目標加速度1806に加えて加速度
指令値1810を算出する。
【0036 】以上のように、先行車の認識確率を使用
し、先行車の状態から予め推定されるカーブ半径や道路
勾配から算出されるカーブ加速度や坂道加速度を加味し
て、加速度指令値を算出することにより、カーブの前で
の事前の減速、上り坂前での事前の加速、上り坂の終わ
り、下り坂の前での事前の減速を可能にすることができ
る。また、先行車無し時にカーブ加速度、坂道加速度を
保持することにより、カーブ手前、上り坂の終わり等の
道路状態の変化により先行車を見失った際の不用意な加
速を防ぐことができる。
【0037 】次に図17により、図1の加速度指令値
307によってトルク決定部(加減速トルク演算部)3
08がどのようにトルク309を算出するかを説明す
る。加速度指令値1901に車両諸元1902を乗じる
ことによりトルク1903を算出する。ここで、車両諸
元は、車両諸元をs、車両重量をm、タイヤ半径をrt
とするとs=m×rtで求められる。
【0038 】そして、ここで出力されるトルク309
にしたがって、エンジンコントロールユニット310が
エンジンを、ブレーキコントロールユニット311がブ
レーキを制御することにより車間制御を行うことができ
る。
【0039 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0040 】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、自車両のカーブ進入や坂道への進入及び、
進入するカーブの半径や坂道の勾配を事前に検出できる
ことができる。また、カーブへ進入する時や上り坂から
平地に進入する時の事前減速や上り坂に進入する時の事
前加速行い、より快適な自動走行を可能にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動追従制御装置の一実施の形態
を示す全体ブロック図である。
【図2】先行車の傾きと先行車の角度の算出方法を説明
するための第一の補足図(先行車の向きと図1のレーダ
の認識確率の関係を示す図)である。
【図3】先行車の傾きと先行車の角度の算出方法を説明
するための第二の補足図(先行車と自車両の角度をどの
ように認識するかを示す図)である。
【図4】先行車の傾きと先行車の角度の算出方法を説明
するための第三の補足図(カーブに差し掛かったときの
先行車と自車両の状態を示す図)である。
【図5】先行車の傾きと先行車の角度の算出方法を説明
するための第四の補足図(先行車の自車両に対する傾き
を示す図)である。
【図6】カーブ半径の算出方法を説明するための補足図
である。
【図7】道路勾配の配算出方法を説明するための第一の
補足図である。
【図8】道路勾配の算出方法を説明するための第二の補
足図である。
【図9】道路勾配の算出方法を説明するための第三の補
足図である。
【図10】図1の車速決定部の全体構成を示すブロック
図である。
【図11】図10のカーブ加速度算出部の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】カーブ加速度算出マップである。
【図13】坂道勾配からの坂道加速度の算出方法を説明
するためのブロック図である。
【図14】目標車間算出マップである。
【図15】目標車速の算出方法を説明するためのブロッ
ク図である。
【図16】加速度指令値の算出方法を説明するためのブ
ロック図である。
【図17】トルク算出方法を説明するためのブロック図
である。
【図18】第一の公知例を説明するための補足図であ
る。
【図19】第二の公知例を説明するための補足図であ
る。
【符号の説明】
301 車間距離センサ 302 認識確率 303 車間距離 304 自走追従制御装置 305 カーブ半径 306 車速決定部 307 加速度指令値 308 トルク決定部 309 トルク 310 エンジンコントロールユニット 311 ブレーキコントロールユニット 312 制御用車間距離 313 制御用相対車速 314 自車速 315 自車速演算部 316 外界状態推定部 317 相対車速 318 車速センサ 319 先行車方向 320 先行車状態 322 道路勾配 323 舵角センサ 324 舵角 325 自車道路勾配
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D 5J070 G01S 13/72 G01S 13/72 13/93 13/93 Z G08G 1/16 G08G 1/16 E // B62D 101:00 B62D 101:00 113:00 113:00 133:00 133:00 Fターム(参考) 3D032 CC20 DA03 DA23 DA25 DA77 DA83 DA88 DD02 EB04 FF01 FF07 GG01 3D044 AA01 AA21 AA25 AA45 AB01 AC26 AC31 AC56 AC57 AC59 AD02 AD21 AE04 AE21 3D046 BB17 GG02 HH08 HH20 HH22 HH26 KK06 3G093 AA01 BA07 BA15 BA23 CB10 DB05 DB16 DB18 EA02 EB04 FA04 5H180 AA01 CC14 CC27 LL09 LL15 5J070 AC11 AC15 AE01 AF03 AK22 AK36 AK39 BB04 BB20 BF16 BF19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行車の走行状態に応じて自車両の車速
    を制御し前記先行車に自動追従させる自動追従制御装置
    において、 前記自車両の位置に対する前記先行車の角度と、前記自
    車両の向きと前記先行車の向きとにより生じる前記先行
    車の傾きと、を検出する手段を備えたことを特徴とする
    自動追従制御装置。
  2. 【請求項2】 先行車の走行状態に応じて自車両の車速
    を制御し前記先行車に自動追従させる自動追従制御装置
    において、 前記自車両の位置に対する前記先行車の角度と、前記自
    車両の向きと前記先行車の向きとにより生じる前記先行
    車の傾きと、を検出する手段を備え、検出した前記角度
    と前記傾きとから前記自車両が突入しようとしているカ
    ーブの半径を推定するようにしたことを特徴とする自動
    追従制御装置。
  3. 【請求項3】 先行車の走行状態に応じて自車両の車速
    を制御し前記先行車に自動追従させる自動追従制御装置
    において、 前記自車両の位置に対する前記先行車の角度と、前記自
    車両の向きと前記先行車の向きとにより生じる前記先行
    車の傾きと、を検出する手段を備え、検出した前記角度
    と前記傾きとから前記自車両が突入しようとしている坂
    道の勾配を推定するようにしたことを特徴とする自動追
    従制御装置。
  4. 【請求項4】 先行車の走行状態に応じて自車両の車速
    を制御し前記先行車に自動追従させる自動追従制御装置
    において、 前記自車両の位置に対する前記先行車の角度と、前記自
    車両の向きと前記先行車の向きとにより生じる前記先行
    車の傾きと、を検出する手段を備え、検出した前記角度
    と前記傾きとから前記自車両が突入しようとしているカ
    ーブの半径を推定するとともに、推定した前記カーブの
    前記半径に応じて前記自車両の加速度を決定するように
    したことを特徴とする自動追従制御装置。
  5. 【請求項5】 先行車の走行状態に応じて自車両の車速
    を制御し前記先行車に自動追従させる自動追従制御装置
    において、 前記自車両の位置に対する前記先行車の角度と、前記自
    車両の向きと前記先行車の向きとにより生じる前記先行
    車の傾きと、を検出する手段を備え、検出した前記角度
    と前記傾きとから前記自車両が突入しようとしている坂
    道の勾配を推定するとともに、推定した前記坂道の前記
    勾配に応じて前記自車両の加速度を決定するようにした
    ことを特徴とする自動追従制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5いずれか記載の
    自動追従制御装置において、 横方向の前記傾きを車間距離センサの認識確率を元に算
    出するようにしたことを特徴とする自動追従制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5いずれか記載の
    自動追従制御装置において、 縦方向の前記傾きを車間距離センサの認識確率を元に算
    出するようにしたことを特徴とする自動追従制御装置。
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