JP2003200455A - 樹脂製部品の成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装置 - Google Patents
樹脂製部品の成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ナットの脱落を防止しながら、製造コストを
抑制すること。 【解決手段】 上金型1から垂下した支持部材3に、上
金型1の下面から離間して上方を向いたネジ孔が螺合し
てあり、支持部材3がネジ孔と略同径である。成形後、
樹脂製カバー10には、その端面から袋ナット16のネ
ジ孔に通じる貫通孔17を形成することができる。樹脂
製カバー10の貫通孔17にボルト40を挿通して、袋
ナット16のネジ孔に螺合することができる。袋ナット
16のネジ孔周囲の座面から樹脂製カバー10の端面ま
での間に、硬化した樹脂18を介在することができ、取
付時及び使用時には、この硬化した樹脂の部分18が軸
方向のストッパーとして作用し、袋ナット16を軸方向
に移動不能にでき、袋ナット16の脱落することを防止
することができる。
抑制すること。 【解決手段】 上金型1から垂下した支持部材3に、上
金型1の下面から離間して上方を向いたネジ孔が螺合し
てあり、支持部材3がネジ孔と略同径である。成形後、
樹脂製カバー10には、その端面から袋ナット16のネ
ジ孔に通じる貫通孔17を形成することができる。樹脂
製カバー10の貫通孔17にボルト40を挿通して、袋
ナット16のネジ孔に螺合することができる。袋ナット
16のネジ孔周囲の座面から樹脂製カバー10の端面ま
での間に、硬化した樹脂18を介在することができ、取
付時及び使用時には、この硬化した樹脂の部分18が軸
方向のストッパーとして作用し、袋ナット16を軸方向
に移動不能にでき、袋ナット16の脱落することを防止
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪用ハブの樹脂
製カバーに、車輪速度検出器を埋設したセンサーユニッ
トを取り付けるための樹脂製部品の成形方法、及び車輪
速度検出器付きハブ軸受装置に関する。
製カバーに、車輪速度検出器を埋設したセンサーユニッ
トを取り付けるための樹脂製部品の成形方法、及び車輪
速度検出器付きハブ軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アンチロックブレーキシステム
(ABS)やトラクションコントロールシステム(TC
S)においては、ハブ軸受に取付けた車輪回転速度用の
検出センサーにより検出した車輪回転速度の信号を、車
体内に設けた制御装置により処理し、車輪の回転速度を
制御して、操舵安定性を確保している。
(ABS)やトラクションコントロールシステム(TC
S)においては、ハブ軸受に取付けた車輪回転速度用の
検出センサーにより検出した車輪回転速度の信号を、車
体内に設けた制御装置により処理し、車輪の回転速度を
制御して、操舵安定性を確保している。
【0003】特開平11−183493号公報では、ハ
ブ軸受の内輪部材には、ゴム磁石製のエンコーダが焼付
固定してあり、ハブ軸受の外輪部材には、エンコーダに
対向して、車輪回転速度用の検出センサーが取付けてあ
る。
ブ軸受の内輪部材には、ゴム磁石製のエンコーダが焼付
固定してあり、ハブ軸受の外輪部材には、エンコーダに
対向して、車輪回転速度用の検出センサーが取付けてあ
る。
【0004】また、車輪回転速度用の検出センサーは、
センサーユニット内にモールド成形して埋設してある。
センサーユニット内にモールド成形して埋設してある。
【0005】ハブ軸受の外輪部材には、樹脂製カバーが
取り付けてあり、樹脂製カバーに形成した雌ネジには、
内外周面に雌・雄ネジを形成した金属製ライナーが螺合
して係止してある。
取り付けてあり、樹脂製カバーに形成した雌ネジには、
内外周面に雌・雄ネジを形成した金属製ライナーが螺合
して係止してある。
【0006】従って、樹脂製カバーには、そのライナー
の雌ネジにボルトを螺合して、センサーユニットが取り
付けてある。
の雌ネジにボルトを螺合して、センサーユニットが取り
付けてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなセンサーユニットの取付構造では、樹脂製カバー
への雌ネジ加工作業、及び、雌ネジへのライナーの螺合
係止作業が必要であり、加工・組立コスト等の製造コス
トの高騰を招来する。
ようなセンサーユニットの取付構造では、樹脂製カバー
への雌ネジ加工作業、及び、雌ネジへのライナーの螺合
係止作業が必要であり、加工・組立コスト等の製造コス
トの高騰を招来する。
【0008】このようなことから、図4(a)に示すよ
うに、樹脂製カバーaの成形時に、袋ナットbを一体的
にインサート成形して、製造コストを抑制することも考
えられる。
うに、樹脂製カバーaの成形時に、袋ナットbを一体的
にインサート成形して、製造コストを抑制することも考
えられる。
【0009】しかしながら、図4(a)の取付構造で
は、袋ナットbを樹脂製カバーa内に係止する機械的な
構造がなく、使用時(図3に示すボルトを螺合する時)
に袋ナットbが脱落する虞れがある。また、インサート
成形時に金形内に芯金dと袋ナットbを同時に設置する
ことができない。
は、袋ナットbを樹脂製カバーa内に係止する機械的な
構造がなく、使用時(図3に示すボルトを螺合する時)
に袋ナットbが脱落する虞れがある。また、インサート
成形時に金形内に芯金dと袋ナットbを同時に設置する
ことができない。
【0010】また、図4(b)に示すように、樹脂製カ
バーaの成形時に、外周面に凹溝cを有する袋ナットb
を一体的にインサート成形して、凹溝cに流入した樹脂
により袋ナットbの脱落を防止しながら、製造コストを
抑制することも考えられる。
バーaの成形時に、外周面に凹溝cを有する袋ナットb
を一体的にインサート成形して、凹溝cに流入した樹脂
により袋ナットbの脱落を防止しながら、製造コストを
抑制することも考えられる。
【0011】しかしながら、図4(b)の取付構造で
は、樹脂製カバーaのインサート成形時に芯金dもイン
サート成形する必要がある。
は、樹脂製カバーaのインサート成形時に芯金dもイン
サート成形する必要がある。
【0012】このように、芯金dと袋ナットbの2個の
金属製部材を同時にインサート成形する場合、重力の関
係から、芯金dを金型内の下方に設置すると、袋ナット
bは、金型内で浮遊している状態となる。従って、一般
的なインサート成形方法では、このような2個の金属製
部材を同時にインサート成形することができない。
金属製部材を同時にインサート成形する場合、重力の関
係から、芯金dを金型内の下方に設置すると、袋ナット
bは、金型内で浮遊している状態となる。従って、一般
的なインサート成形方法では、このような2個の金属製
部材を同時にインサート成形することができない。
【0013】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであって、ナットの脱落を防止しながら、製
造コストを抑制した樹脂製部品の成形方法、及び車輪速
度検出器付きハブ軸受装置を提供することにある。
されたものであって、ナットの脱落を防止しながら、製
造コストを抑制した樹脂製部品の成形方法、及び車輪速
度検出器付きハブ軸受装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る樹脂製部品の成形方法は、
ナットに螺合するボルトの挿入方向の反対側の樹脂に穴
を形成することなく当該ナットを他の金属製部品と同時
に上下金型内でインサート成形する樹脂製部品の成形方
法において、当該ナットは、軸方向移動不能に上下金型
内に設置したことを特徴とする。
め、本発明の請求項1に係る樹脂製部品の成形方法は、
ナットに螺合するボルトの挿入方向の反対側の樹脂に穴
を形成することなく当該ナットを他の金属製部品と同時
に上下金型内でインサート成形する樹脂製部品の成形方
法において、当該ナットは、軸方向移動不能に上下金型
内に設置したことを特徴とする。
【0015】このように、請求項1によれば、ナットに
螺合するボルトの挿入方向の反対側の樹脂に穴を形成す
ることなく当該ナットを他の金属製部材と同時にインサ
ート成形する場合、重力の関係から、他の金属部品が上
下金型内の下方に設置してあっても、ナットは、軸方向
移動不能に上下金型内に設置してあることから、上下金
型内に確実に支持することができる。従って、ナットを
他の金属製部材と同時にインサート成形することができ
る。
螺合するボルトの挿入方向の反対側の樹脂に穴を形成す
ることなく当該ナットを他の金属製部材と同時にインサ
ート成形する場合、重力の関係から、他の金属部品が上
下金型内の下方に設置してあっても、ナットは、軸方向
移動不能に上下金型内に設置してあることから、上下金
型内に確実に支持することができる。従って、ナットを
他の金属製部材と同時にインサート成形することができ
る。
【0016】なお、上記のように、ナットを樹脂製部品
の外端側の金型にて軸方向に移動不能にできるため、設
計の自由度を拡げることができる(例えば、図4(b)
の構造の成形加工が可能になる)。
の外端側の金型にて軸方向に移動不能にできるため、設
計の自由度を拡げることができる(例えば、図4(b)
の構造の成形加工が可能になる)。
【0017】また、請求項2に係る樹脂製部品の成形方
法は、前記ナットは、上金型から垂下したネジ孔と略同
径の支持部材に、上金型の下面から離間して上方を向い
たネジ孔を係合して、上下金型内に設置したことを特徴
とする。
法は、前記ナットは、上金型から垂下したネジ孔と略同
径の支持部材に、上金型の下面から離間して上方を向い
たネジ孔を係合して、上下金型内に設置したことを特徴
とする。
【0018】このように、請求項2によれば、上金型か
ら垂下した支持部材に、上金型の下面から離間して上方
を向いたネジ孔が係合してあり、支持部材がネジ孔と略
同径である。そのため、成形後、樹脂製部品には、その
端面からナットのネジ孔に通じる貫通孔を形成すること
ができる。従って、樹脂製部品の貫通孔にボルトを挿通
して、ナットのネジ孔に螺合することができる。
ら垂下した支持部材に、上金型の下面から離間して上方
を向いたネジ孔が係合してあり、支持部材がネジ孔と略
同径である。そのため、成形後、樹脂製部品には、その
端面からナットのネジ孔に通じる貫通孔を形成すること
ができる。従って、樹脂製部品の貫通孔にボルトを挿通
して、ナットのネジ孔に螺合することができる。
【0019】また、支持部材の周囲には、溶融樹脂を流
入することができるため、成形後には、ナットのネジ孔
周囲の座面から樹脂製部品の端面までの間に、硬化した
樹脂を介在することができる。従って、取付時及び使用
時には、この硬化した樹脂の部分が軸方向のストッパー
として作用し、ナットを軸方向に移動不能にでき、ナッ
トの脱落することを防止することができる。
入することができるため、成形後には、ナットのネジ孔
周囲の座面から樹脂製部品の端面までの間に、硬化した
樹脂を介在することができる。従って、取付時及び使用
時には、この硬化した樹脂の部分が軸方向のストッパー
として作用し、ナットを軸方向に移動不能にでき、ナッ
トの脱落することを防止することができる。
【0020】さらに、従来のような、樹脂製カバーに雌
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
【0021】さらに、請求項3に係る樹脂製部品の成形
方法は、前記ナットは、その外周面に係止溝を有し、上
金型から下方に突出した支持部材に、上方を向いたネジ
孔を係合し、ネジ孔周囲の座面を上金型の下面に当接し
て、上下金型内に設置したことを特徴とする。
方法は、前記ナットは、その外周面に係止溝を有し、上
金型から下方に突出した支持部材に、上方を向いたネジ
孔を係合し、ネジ孔周囲の座面を上金型の下面に当接し
て、上下金型内に設置したことを特徴とする。
【0022】このように、請求項3によれば、ナット
は、上金型から下方に突出した支持部材に、上方を向い
たネジ孔が係合してあり、ネジ孔周囲の座面が上金型の
下面に当接してある。従って、成形後には、ナットは、
ネジ孔を外部に露出しており、このネジ孔にボルトを直
接螺合することができる。
は、上金型から下方に突出した支持部材に、上方を向い
たネジ孔が係合してあり、ネジ孔周囲の座面が上金型の
下面に当接してある。従って、成形後には、ナットは、
ネジ孔を外部に露出しており、このネジ孔にボルトを直
接螺合することができる。
【0023】また、ナットは、その外周面に係止溝を有
しており、この係止溝に、溶融樹脂を流入することがで
きるため、成形後には、係止溝に、硬化した樹脂を介在
することができる。従って、取付時及び使用時には、こ
の硬化した樹脂の部分が軸方向のストッパーとして作用
し、ナットを軸方向に移動不能にでき、ナットの脱落す
ることを防止することができる。
しており、この係止溝に、溶融樹脂を流入することがで
きるため、成形後には、係止溝に、硬化した樹脂を介在
することができる。従って、取付時及び使用時には、こ
の硬化した樹脂の部分が軸方向のストッパーとして作用
し、ナットを軸方向に移動不能にでき、ナットの脱落す
ることを防止することができる。
【0024】さらに、従来のような、樹脂製カバーに雌
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
樹脂製部品である車輪速度検出器付ハブ軸受装置用の樹
脂製カバー成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装
置を図面を参照しつつ説明する。
樹脂製部品である車輪速度検出器付ハブ軸受装置用の樹
脂製カバー成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装
置を図面を参照しつつ説明する。
【0026】(成形方法の第1実施の形態)図1は、本
発明の第1実施の形態に係る樹脂部品(車輪速度検出器
付ハブ軸受装置用の樹脂製カバー)の成形装置の断面図
である。
発明の第1実施の形態に係る樹脂部品(車輪速度検出器
付ハブ軸受装置用の樹脂製カバー)の成形装置の断面図
である。
【0027】図1に示すように、樹脂部品(樹脂製カバ
ー)の成形装置は、上金型1と、下金型2とからなる。
ー)の成形装置は、上金型1と、下金型2とからなる。
【0028】樹脂部品の樹脂製カバー10は、基部11
と、その外周囲の円筒部12と、膨出部13と、膨出部
13に形成したセンサーユニット挿入孔14とからな
り、円筒部12の下端には、環状の芯金15が、膨出部
13内には、袋ナット(片側を封止したナット)16
が、それぞれ、インサート成形してある。
と、その外周囲の円筒部12と、膨出部13と、膨出部
13に形成したセンサーユニット挿入孔14とからな
り、円筒部12の下端には、環状の芯金15が、膨出部
13内には、袋ナット(片側を封止したナット)16
が、それぞれ、インサート成形してある。
【0029】なお、芯金は後述の図3に示す外輪部材3
2に内嵌すべく、内端側(図3の左側)円筒部外径面を
樹脂に埋め込まずに、剥き出し構造にインサート成形す
る必要がある。一方、ナットは後述の図3に示すボルト
40を外端側(図3の右側)から挿入可能にインサート
成形する必要がある。
2に内嵌すべく、内端側(図3の左側)円筒部外径面を
樹脂に埋め込まずに、剥き出し構造にインサート成形す
る必要がある。一方、ナットは後述の図3に示すボルト
40を外端側(図3の右側)から挿入可能にインサート
成形する必要がある。
【0030】上金型1には、その下面から、回転可能で
ある支持部材3が垂下して設けてある。支持部材3の下
端には、袋ナット16のネジ孔に螺合する雄ネジが形成
してある。
ある支持部材3が垂下して設けてある。支持部材3の下
端には、袋ナット16のネジ孔に螺合する雄ネジが形成
してある。
【0031】下金型2には、芯金15を載置するための
環状溝4が形成してある。また、下金型2には、センサ
ーユニット挿入孔14を成形するための棒状部5が形成
してあり、上金型1の孔6に挿入できるようになってい
る。
環状溝4が形成してある。また、下金型2には、センサ
ーユニット挿入孔14を成形するための棒状部5が形成
してあり、上金型1の孔6に挿入できるようになってい
る。
【0032】以上のように構成した成形装置において、
袋ナット16を芯金15と同時にインサート成形する場
合には、支持部材3の下端の雄ネジに、袋ナット16の
ネジ孔を螺合して取付け、袋ナット16の座面を上金型
1の下面から離間する。また、下金型2の環状溝4に、
芯金15を載置する。次いで、上下金型1,2内に、溶
融した樹脂を射出する。
袋ナット16を芯金15と同時にインサート成形する場
合には、支持部材3の下端の雄ネジに、袋ナット16の
ネジ孔を螺合して取付け、袋ナット16の座面を上金型
1の下面から離間する。また、下金型2の環状溝4に、
芯金15を載置する。次いで、上下金型1,2内に、溶
融した樹脂を射出する。
【0033】成形後には、支持部材3の雄ネジと袋ナッ
ト16のネジ孔との螺合を解除する方向に支持部材3を
回転しながら、上金型1と下金型2とを離型する。
ト16のネジ孔との螺合を解除する方向に支持部材3を
回転しながら、上金型1と下金型2とを離型する。
【0034】本実施の形態では、袋ナット16を芯金1
5と同時にインサート成形する場合、重力の関係から、
芯金15が下金型2内の下方に設置してあっても、袋ナ
ット16は、上金型1から垂下した支持部材3の下端雄
ネジにネジ孔を螺合して取付けてあるため、上下金型
1,2内に確実に支持することができる。従って、ナッ
トに螺合するボルトの挿入方向の反対側の樹脂に穴を形
成することなく袋ナット16を芯金15と同時にインサ
ート成形することができる。
5と同時にインサート成形する場合、重力の関係から、
芯金15が下金型2内の下方に設置してあっても、袋ナ
ット16は、上金型1から垂下した支持部材3の下端雄
ネジにネジ孔を螺合して取付けてあるため、上下金型
1,2内に確実に支持することができる。従って、ナッ
トに螺合するボルトの挿入方向の反対側の樹脂に穴を形
成することなく袋ナット16を芯金15と同時にインサ
ート成形することができる。
【0035】また、上金型1から垂下した支持部材3
に、上金型1の下面から離間して上方を向いたネジ孔が
螺合してあり、支持部材3がネジ孔と略同径である。そ
のため、成形後、樹脂製カバー10には、その端面から
袋ナット16のネジ孔に通じる貫通孔17を形成するこ
とができる。従って、樹脂製カバー10の貫通孔17に
ボルト40(図3)を挿通して、袋ナット16のネジ孔
に螺合することができる。
に、上金型1の下面から離間して上方を向いたネジ孔が
螺合してあり、支持部材3がネジ孔と略同径である。そ
のため、成形後、樹脂製カバー10には、その端面から
袋ナット16のネジ孔に通じる貫通孔17を形成するこ
とができる。従って、樹脂製カバー10の貫通孔17に
ボルト40(図3)を挿通して、袋ナット16のネジ孔
に螺合することができる。
【0036】また、支持部材3の周囲には、溶融樹脂を
流入することができるため、成形後には、袋ナット16
のネジ孔周囲の座面から樹脂製カバー10の端面までの
間に、硬化した樹脂18を介在することができる。従っ
て、取付時及び使用時には、この硬化した樹脂の部分1
8が軸方向のストッパーとして作用し、袋ナット16を
軸方向に移動不能にでき、袋ナット16の脱落を防止す
ることができる。
流入することができるため、成形後には、袋ナット16
のネジ孔周囲の座面から樹脂製カバー10の端面までの
間に、硬化した樹脂18を介在することができる。従っ
て、取付時及び使用時には、この硬化した樹脂の部分1
8が軸方向のストッパーとして作用し、袋ナット16を
軸方向に移動不能にでき、袋ナット16の脱落を防止す
ることができる。
【0037】さらに、従来のような、樹脂製カバーに雌
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
【0038】なお、本実施形態では片側が封止された袋
ナットを用いた例を示したが、ねじ穴が貫通した通常の
六角ナットを用いることも可能である。通常の六角ナッ
トを用いた場合にはインサート成形時に支持部材の雄ね
じとナットの雌ネジとの螺合部に溶触樹脂が流れ込む可
能性もあるが、使用時にボルトの螺合(後述の図3参
照)が阻害されない程度であれば充分に使用に耐える。
ナットを用いた例を示したが、ねじ穴が貫通した通常の
六角ナットを用いることも可能である。通常の六角ナッ
トを用いた場合にはインサート成形時に支持部材の雄ね
じとナットの雌ネジとの螺合部に溶触樹脂が流れ込む可
能性もあるが、使用時にボルトの螺合(後述の図3参
照)が阻害されない程度であれば充分に使用に耐える。
【0039】(成形方法の第2実施の形態)図2(a)
は、本発明の第2実施の形態に係る樹脂部品(車輪速度
検出器付ハブ軸受装置用の樹脂製カバー)の成形装置の
断面図であり、(b)は、支持部材と袋ナットの拡大断
面図である。
は、本発明の第2実施の形態に係る樹脂部品(車輪速度
検出器付ハブ軸受装置用の樹脂製カバー)の成形装置の
断面図であり、(b)は、支持部材と袋ナットの拡大断
面図である。
【0040】本実施の形態では、袋ナット16の外周面
に、環状の係止溝20が形成してある。
に、環状の係止溝20が形成してある。
【0041】また、支持部材3の下端には、複数個(4
個)のバネ舌片21が設けてある。これらのバネ舌片2
1に袋ナット16のネジ孔を係合すると、バネ舌片21
は、弾性的に拡径しながら袋ナット16を押圧して支持
するようになっている。
個)のバネ舌片21が設けてある。これらのバネ舌片2
1に袋ナット16のネジ孔を係合すると、バネ舌片21
は、弾性的に拡径しながら袋ナット16を押圧して支持
するようになっている。
【0042】なお、バネ舌片21を用いれば、簡単に固
定することができるが、これによらず、通常のチャック
により固定することもできる。また、袋ナットのネジ孔
に挟持しているが、袋ナットの外径に挟持してもよい。
定することができるが、これによらず、通常のチャック
により固定することもできる。また、袋ナットのネジ孔
に挟持しているが、袋ナットの外径に挟持してもよい。
【0043】以上のように構成した成形装置において、
袋ナット16を芯金15と同時にインサート成形する場
合には、支持部材3の下端のバネ舌片21に、袋ナット
16のネジ孔を係合して、袋ナット3の座面を上金型1
の下面に当接する。また、下金型2の環状溝4に、芯金
15を載置する。次いで、上下金型1,2内に、溶融し
た樹脂を射出する。
袋ナット16を芯金15と同時にインサート成形する場
合には、支持部材3の下端のバネ舌片21に、袋ナット
16のネジ孔を係合して、袋ナット3の座面を上金型1
の下面に当接する。また、下金型2の環状溝4に、芯金
15を載置する。次いで、上下金型1,2内に、溶融し
た樹脂を射出する。
【0044】成形後には、支持部材3のバネ舌片21と
袋ナット16のネジ孔との係合を解除回転しながら、上
金型1と下金型2とを離型する。
袋ナット16のネジ孔との係合を解除回転しながら、上
金型1と下金型2とを離型する。
【0045】本実施の形態では、袋ナット16を芯金1
5と同時にインサート成形する場合、重力の関係から、
芯金15が下金型2内の下方に設置してあっても、袋ナ
ット16は、支持部材3のバネ舌片21にネジ孔を係合
しているため、上下金型1,2内に確実に支持すること
ができる。従って、ナットに螺合するボルトの挿入方向
の反対側の樹脂に穴を形成することなく袋ナット16を
芯金15と同時にインサート成形することができる。
5と同時にインサート成形する場合、重力の関係から、
芯金15が下金型2内の下方に設置してあっても、袋ナ
ット16は、支持部材3のバネ舌片21にネジ孔を係合
しているため、上下金型1,2内に確実に支持すること
ができる。従って、ナットに螺合するボルトの挿入方向
の反対側の樹脂に穴を形成することなく袋ナット16を
芯金15と同時にインサート成形することができる。
【0046】また、袋ナット16は、上金型1から下方
に突出した支持部材3のバネ舌片21に、上方を向いた
ネジ孔が係合してあり、ネジ孔周囲の座面が上金型の下
面に当接してある。従って、成形後には、袋ナット16
は、ネジ孔を外部に露出しており、このネジ孔にボルト
40(図3)を直接螺合することができる。
に突出した支持部材3のバネ舌片21に、上方を向いた
ネジ孔が係合してあり、ネジ孔周囲の座面が上金型の下
面に当接してある。従って、成形後には、袋ナット16
は、ネジ孔を外部に露出しており、このネジ孔にボルト
40(図3)を直接螺合することができる。
【0047】また、袋ナット16は、その外周面に係止
溝20を有しており、この係止溝20に、溶融樹脂を流
入することができるため、成形後には、係止溝20に、
硬化した樹脂を介在することができる。従って、取付時
及び使用時には、この硬化した樹脂の部分が軸方向のス
トッパーとして作用し、袋ナット16を軸方向に移動不
能にでき、袋ナット16の脱落を防止することができ
る。
溝20を有しており、この係止溝20に、溶融樹脂を流
入することができるため、成形後には、係止溝20に、
硬化した樹脂を介在することができる。従って、取付時
及び使用時には、この硬化した樹脂の部分が軸方向のス
トッパーとして作用し、袋ナット16を軸方向に移動不
能にでき、袋ナット16の脱落を防止することができ
る。
【0048】さらに、従来のような、樹脂製カバーに雌
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
【0049】なお、上記のように、袋ナット16を樹脂
製カバー10の上金型1により軸方向に移動不能にでき
るため、設計の自由度を拡げることができる(例えば、
図4(b)の構造の成形加工が可能になる)。
製カバー10の上金型1により軸方向に移動不能にでき
るため、設計の自由度を拡げることができる(例えば、
図4(b)の構造の成形加工が可能になる)。
【0050】本実施の形態にて示したナットの支持方法
を用いる場合には支持部材3とナットの雌ねじとの嵌合
部の一部に大きなすきまが存在するので、通常の六角ナ
ットを用いることは好ましくない。雌ねじの内側に溶触
樹脂が流れ込まないようにするため片側を封止した袋ナ
ット等を用いることが好ましい。
を用いる場合には支持部材3とナットの雌ねじとの嵌合
部の一部に大きなすきまが存在するので、通常の六角ナ
ットを用いることは好ましくない。雌ねじの内側に溶触
樹脂が流れ込まないようにするため片側を封止した袋ナ
ット等を用いることが好ましい。
【0051】(ハブ軸受の実施の形態)図3は、本発明
の実施の形態に係る車輪速度検出器付きハブ軸受装置の
断面図である。
の実施の形態に係る車輪速度検出器付きハブ軸受装置の
断面図である。
【0052】図3に示すように、ハブ30の内端側の外
周面に、ハブ軸受の内輪部材31が設けてあり、ハブ3
0と内輪部材31との外径側には、外輪部材32が設け
てある。ハブ30と内輪部材31の外周面と、外輪部材
32の内周面との間には、複数列の軸受を構成する転動
体33が介装してある。
周面に、ハブ軸受の内輪部材31が設けてあり、ハブ3
0と内輪部材31との外径側には、外輪部材32が設け
てある。ハブ30と内輪部材31の外周面と、外輪部材
32の内周面との間には、複数列の軸受を構成する転動
体33が介装してある。
【0053】ハブ軸受の内輪部材31には、エンコーダ
34が設けてあり、ハブ軸受の外輪部材32には、エン
コーダ34に対向して、車輪回転速度用の検出センサー
35が設けてある。
34が設けてあり、ハブ軸受の外輪部材32には、エン
コーダ34に対向して、車輪回転速度用の検出センサー
35が設けてある。
【0054】検出センサー35は、センサーユニット3
6内にモールド成形して埋設してあり、また、センサー
ユニット36内には、金属製の間座37も一体的にモー
ルド成形してある。これは、ボルト の頭部に当接する
部分の強度を増すためである。
6内にモールド成形して埋設してあり、また、センサー
ユニット36内には、金属製の間座37も一体的にモー
ルド成形してある。これは、ボルト の頭部に当接する
部分の強度を増すためである。
【0055】樹脂製カバー10は、基部11と、その外
周囲の円筒部12と、膨出部13と、膨出部13に形成
したセンサーユニット挿入孔14とからなり、円筒部1
2の下端には、環状の芯金15が、膨出部13内には、
袋ナット(片側を封止したナット)16が、それぞれ、
インサート成形してある。
周囲の円筒部12と、膨出部13と、膨出部13に形成
したセンサーユニット挿入孔14とからなり、円筒部1
2の下端には、環状の芯金15が、膨出部13内には、
袋ナット(片側を封止したナット)16が、それぞれ、
インサート成形してある。
【0056】本実施の形態では、上記のように、樹脂製
カバー10には、その端面から袋ナット16のネジ孔に
通じる貫通孔17が形成してある。従って、センサーユ
ニット36から挿入したボルト40は、樹脂製カバー1
0の貫通孔17を介して挿通して、袋ナット16のネジ
孔に螺合することができる。
カバー10には、その端面から袋ナット16のネジ孔に
通じる貫通孔17が形成してある。従って、センサーユ
ニット36から挿入したボルト40は、樹脂製カバー1
0の貫通孔17を介して挿通して、袋ナット16のネジ
孔に螺合することができる。
【0057】また、袋ナット16のネジ孔周囲の座面か
ら樹脂製カバー10の端面までの間に、硬化した樹脂1
8が介在してある。従って、取付時及び使用時には、こ
の硬化した樹脂の部分18が軸方向のストッパーとして
作用し、袋ナット16を軸方向に移動不能にでき、袋ナ
ット16の脱落を防止することができる。
ら樹脂製カバー10の端面までの間に、硬化した樹脂1
8が介在してある。従って、取付時及び使用時には、こ
の硬化した樹脂の部分18が軸方向のストッパーとして
作用し、袋ナット16を軸方向に移動不能にでき、袋ナ
ット16の脱落を防止することができる。
【0058】なお、検出センサー35は、ホール素子又
は磁気抵抗素子と波形整流回路とが一体になったもので
ある。また、樹脂製カバー10は、25%のガラス繊維
を混入した66ナイロンから形成してある。また、芯金
15は、SPCC等の軟鋼の板よりプレス加工により成
形してあり、断面がL字状になっている。さらに、袋ナ
ット16は、六角状の頭部を有しており、締め込み時に
は、袋ナット16に発生するトルクに対して、六角状の
頭部が袋ナット16の回転を阻止するようになってい
る。さらに、本実施の形態に係る樹脂製カバー10は、
内端側(図3の紙面の左側)からナットを支持するため
の穴がなく、泥水が軸受内部に浸入することはない。ナ
ットと樹脂の境界にはそれぞれ線膨張係数の違いにより
温度変化によって微小すきまが生じるので、ナットを内
端側の金型に支持し、樹脂に穴を形成する構造は、軸受
内部に泥水が浸入してしまう欠点がある。さらに、エン
コーダ34は、SPCC等の軟鋼をプレス可能にて製作
した芯金の円筒部が内輪の軌道肩に嵌合固定されてい
る。円輪部の内側面(図3の紙面の右側)にはフェライ
トを混入したゴム磁石エンコーダを焼き付き固定してい
る。磁石エンコーダは円周方向にN極S極が交互に等ピ
ッチで着磁されている。また、本実施の形態では、磁石
エンコーダを用いた例を示したが、磁性体の金属板に等
ピッチで切欠き又は凹凸を形成したものを用いることも
可能である。さらに、樹脂製カバー10と芯金15との
間にOリング38が介装してあり、Oリング38は、カ
バー芯金の外径に取付き、樹脂の外端に形成した溝底と
外輪内端との間で圧縮変形されて、軸受、エンコーダと
センサが配置されている内部空間を密封している。さら
に、樹脂製カバー10とセンサーユニット36の間に、
Oリング39が介装してある。
は磁気抵抗素子と波形整流回路とが一体になったもので
ある。また、樹脂製カバー10は、25%のガラス繊維
を混入した66ナイロンから形成してある。また、芯金
15は、SPCC等の軟鋼の板よりプレス加工により成
形してあり、断面がL字状になっている。さらに、袋ナ
ット16は、六角状の頭部を有しており、締め込み時に
は、袋ナット16に発生するトルクに対して、六角状の
頭部が袋ナット16の回転を阻止するようになってい
る。さらに、本実施の形態に係る樹脂製カバー10は、
内端側(図3の紙面の左側)からナットを支持するため
の穴がなく、泥水が軸受内部に浸入することはない。ナ
ットと樹脂の境界にはそれぞれ線膨張係数の違いにより
温度変化によって微小すきまが生じるので、ナットを内
端側の金型に支持し、樹脂に穴を形成する構造は、軸受
内部に泥水が浸入してしまう欠点がある。さらに、エン
コーダ34は、SPCC等の軟鋼をプレス可能にて製作
した芯金の円筒部が内輪の軌道肩に嵌合固定されてい
る。円輪部の内側面(図3の紙面の右側)にはフェライ
トを混入したゴム磁石エンコーダを焼き付き固定してい
る。磁石エンコーダは円周方向にN極S極が交互に等ピ
ッチで着磁されている。また、本実施の形態では、磁石
エンコーダを用いた例を示したが、磁性体の金属板に等
ピッチで切欠き又は凹凸を形成したものを用いることも
可能である。さらに、樹脂製カバー10と芯金15との
間にOリング38が介装してあり、Oリング38は、カ
バー芯金の外径に取付き、樹脂の外端に形成した溝底と
外輪内端との間で圧縮変形されて、軸受、エンコーダと
センサが配置されている内部空間を密封している。さら
に、樹脂製カバー10とセンサーユニット36の間に、
Oリング39が介装してある。
【0059】このOリングは芯金と外輪の嵌合面からの
泥水侵入経路だけでなく、芯金と樹脂との境界に生じる
微小すきまからの泥水浸入経路の両経路を封止する位置
に取付いている。
泥水侵入経路だけでなく、芯金と樹脂との境界に生じる
微小すきまからの泥水浸入経路の両経路を封止する位置
に取付いている。
【0060】なお、上記実施形態ではナットを上の金型
に支持したが、ナットを下の金型に支持する場合につい
て説明する。この場合ナットを下の金型に前記実施形態
とは上下逆に支持すると共に、下の金型には芯金を支持
するため円周方向に等ピッチで複数本の柱を形成してお
く。こうすれば重力を利用してナットおよび芯金を支持
することが可能になるので、ナットに螺合するボルトの
挿入方向の反対側の樹脂に穴を形成することなく、ナッ
トと芯金とを同時にインサート成形することが可能にな
る。しかし、この場合、完成した樹脂カバーは、下の金
型の芯金支持用柱部分が複数個の穴になるので、これら
の穴が泥水浸入経路となるおそれがあるが、本例の場
合、一個のOリングで芯金と外輪との嵌合面からの泥水
経路と芯金と外輪との嵌合面からの泥水浸入経路を同時
に封止する位置にOリングを取付けることはできない点
が上述した実施形態のものとは異なる。
に支持したが、ナットを下の金型に支持する場合につい
て説明する。この場合ナットを下の金型に前記実施形態
とは上下逆に支持すると共に、下の金型には芯金を支持
するため円周方向に等ピッチで複数本の柱を形成してお
く。こうすれば重力を利用してナットおよび芯金を支持
することが可能になるので、ナットに螺合するボルトの
挿入方向の反対側の樹脂に穴を形成することなく、ナッ
トと芯金とを同時にインサート成形することが可能にな
る。しかし、この場合、完成した樹脂カバーは、下の金
型の芯金支持用柱部分が複数個の穴になるので、これら
の穴が泥水浸入経路となるおそれがあるが、本例の場
合、一個のOリングで芯金と外輪との嵌合面からの泥水
経路と芯金と外輪との嵌合面からの泥水浸入経路を同時
に封止する位置にOリングを取付けることはできない点
が上述した実施形態のものとは異なる。
【0061】さらに、本実施の形態は、ハブの軸方向中
央の外周に直接軸受の内軌道を形成したハブ構造とした
が、外周に軸受の内軌道を形成した内輪を外嵌したハブ
構造にすることも可能である。また、円すいころを用い
た軸受に適用することも可能である。
央の外周に直接軸受の内軌道を形成したハブ構造とした
が、外周に軸受の内軌道を形成した内輪を外嵌したハブ
構造にすることも可能である。また、円すいころを用い
た軸受に適用することも可能である。
【0062】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されず、種々変形可能である。
定されず、種々変形可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、片側を封止したナット(例えば袋ナット)を他の金
属製部材と同時にインサート成形する場合、重力の関係
から、他の金属部品が上下金型内の下方に設置してあっ
ても、片側を封止したナットは、軸方向移動不能に上下
金型内に設置してあることから、上下金型内に確実に支
持することができる。従って、片側を封止したナットを
他の金属製部材と同時にインサート成形することができ
る。
ば、片側を封止したナット(例えば袋ナット)を他の金
属製部材と同時にインサート成形する場合、重力の関係
から、他の金属部品が上下金型内の下方に設置してあっ
ても、片側を封止したナットは、軸方向移動不能に上下
金型内に設置してあることから、上下金型内に確実に支
持することができる。従って、片側を封止したナットを
他の金属製部材と同時にインサート成形することができ
る。
【0064】なお、上記のように、片側を封止したナッ
トを樹脂製部品の外端側の金型にて軸方向に移動不能に
できるため、設計の自由度を拡げることができる(例え
ば、図4(b)の構造の成形加工が可能になる)。
トを樹脂製部品の外端側の金型にて軸方向に移動不能に
できるため、設計の自由度を拡げることができる(例え
ば、図4(b)の構造の成形加工が可能になる)。
【0065】また、請求項2によれば、上金型から垂下
した支持部材に、上金型の下面から離間して上方を向い
たネジ孔が係合してあり、支持部材がネジ孔と略同径で
ある。そのため、成形後、樹脂製部品には、その端面か
ら片側を封止したナットのネジ孔に通じる貫通孔を形成
することができる。従って、樹脂製部品の貫通孔にボル
トを挿通して、片側を封止したナットのネジ孔に螺合す
ることができる。
した支持部材に、上金型の下面から離間して上方を向い
たネジ孔が係合してあり、支持部材がネジ孔と略同径で
ある。そのため、成形後、樹脂製部品には、その端面か
ら片側を封止したナットのネジ孔に通じる貫通孔を形成
することができる。従って、樹脂製部品の貫通孔にボル
トを挿通して、片側を封止したナットのネジ孔に螺合す
ることができる。
【0066】また、支持部材の周囲には、溶融樹脂を流
入することができるため、成形後には、片側を封止した
ナットのネジ孔周囲の座面から樹脂製部品の端面までの
間に、硬化した樹脂を介在することができる。従って、
取付時及び使用時には、この硬化した樹脂の部分が軸方
向のストッパーとして作用し、片側を封止したナットを
軸方向に移動不能にでき、片側を封止したナットの脱落
することを防止することができる。
入することができるため、成形後には、片側を封止した
ナットのネジ孔周囲の座面から樹脂製部品の端面までの
間に、硬化した樹脂を介在することができる。従って、
取付時及び使用時には、この硬化した樹脂の部分が軸方
向のストッパーとして作用し、片側を封止したナットを
軸方向に移動不能にでき、片側を封止したナットの脱落
することを防止することができる。
【0067】さらに、従来のような、樹脂製カバーに雌
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
【0068】さらに、請求項3によれば、片側を封止し
たナットは、上金型から下方に突出した支支持部材に、
上方を向いたネジ孔が係合してあり、ネジ孔周囲の座面
が上金型の下面に当接してある。従って、成形後には、
片側を封止したナットは、ネジ孔を外部に露出してお
り、このネジ孔にボルトを直接螺合することができる。
たナットは、上金型から下方に突出した支支持部材に、
上方を向いたネジ孔が係合してあり、ネジ孔周囲の座面
が上金型の下面に当接してある。従って、成形後には、
片側を封止したナットは、ネジ孔を外部に露出してお
り、このネジ孔にボルトを直接螺合することができる。
【0069】また、片側を封止したナットは、その外周
面に係止溝を有しており、この係止溝に、溶融樹脂を流
入することができるため、成形後には、係止溝に、硬化
した樹脂を介在することができる。従って、取付時及び
使用時には、この硬化した樹脂の部分が軸方向のストッ
パーとして作用し、片側を封止したナットを軸方向に移
動不能にでき、片側を封止したナットの脱落することを
防止することができる。
面に係止溝を有しており、この係止溝に、溶融樹脂を流
入することができるため、成形後には、係止溝に、硬化
した樹脂を介在することができる。従って、取付時及び
使用時には、この硬化した樹脂の部分が軸方向のストッ
パーとして作用し、片側を封止したナットを軸方向に移
動不能にでき、片側を封止したナットの脱落することを
防止することができる。
【0070】さらに、従来のような、樹脂製カバーに雌
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
ネジを加工する作業、及び雌ネジにライナーを螺合して
係止する作業を不要にできるため、加工・組立コスト等
の製造コストを低減することができる。
【図1】本発明の第1実施の形態に係る樹脂部品(樹脂
製カバー)の成形装置の断面図である。
製カバー)の成形装置の断面図である。
【図2】(a)は、本発明の第2実施の形態に係る樹脂
部品(樹脂製カバー)の成形装置の断面図であり、
(b)は、支持部材と袋ナットの拡大断面図である。
部品(樹脂製カバー)の成形装置の断面図であり、
(b)は、支持部材と袋ナットの拡大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る車輪速度検出器付き
ハブ軸受装置の断面図である。
ハブ軸受装置の断面図である。
【図4】(a)は、樹脂製カバーに袋ナットを埋設した
一例の断面図であり、(b)は、樹脂製カバーに袋ナッ
トを埋設した他例の断面図である。
一例の断面図であり、(b)は、樹脂製カバーに袋ナッ
トを埋設した他例の断面図である。
1 上金型
2 下金型
3 支持部材
4 環状溝
5 棒状部
6 孔
10 樹脂製カバー(樹脂製部品)
11 基部
12 円筒部
13 膨出部
14 センサーユニット挿入孔
15 芯金
16 袋ナット(片側を封止したナット)
17 貫通孔
18 樹脂の部分
20 係止溝
21 バネ舌片
30 ハブ
31 内輪部材
32 外輪部材
33 転動体
34 エンコーダ
35 車輪回転速度用の検出センサー(車輪速度検出
器) 36 センサーユニット 37 間座 38,39 Oリング 40 ボルト
器) 36 センサーユニット 37 間座 38,39 Oリング 40 ボルト
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// B29K 105:22 B29K 105:22
Fターム(参考) 3D046 BB11 BB28 BB29 HH36
4F202 AD03 AH14 CA11 CB01 CB12
CL42 CQ05
4F206 AD03 AH14 JA07 JB12 JF05
JQ06 JQ81 JQ90
Claims (7)
- 【請求項1】ナットに螺合するボルトの挿入方向の反対
側の樹脂に穴を形成することなく当該ナットを他の金属
製部品と同時に上下金型内でインサート成形する樹脂製
部品の成形方法において、 当該ナットは、軸方向移動不能に上下金型内に設置した
ことを特徴とする樹脂製部品の成形方法。 - 【請求項2】前記ナットは、上金型から垂下したネジ孔
と略同径の支持部材に、上金型の下面から離間して上方
を向いたネジ孔を係合して、上下金型内に設置したこと
を特徴とする請求項1に記載の樹脂製部品の成形方法。 - 【請求項3】前記ナットは、その外周面に係止溝を有
し、上金型から下方に突出した支持部材に、上方を向い
たネジ孔を係合し、ネジ孔周囲の座面を上金型の下面に
当接して、上下金型内に設置して成形したことを特徴と
する請求項1に記載の樹脂製部品の成形方法。 - 【請求項4】ナットに螺合するボルトの挿入方向の反対
側の樹脂に穴を形成することなく当該ナットを埋設した
車輪用ハブの樹脂製カバーに、車輪速度検出器を埋設し
たセンサーユニットを取り付けた車輪速度検出器付きハ
ブ軸受装置において、 前記ナットを他の金属製部品と同時に上下金型内でイン
サート成形する際、前記ナットは、軸方向移動不能に上
下金型内に設置して成形したことを特徴とする車輪速度
検出器付きハブ軸受装置。 - 【請求項5】前記ナットは、上金型から垂下したネジ孔
と略同径の支持部材に、上金型の下面から離間して上方
を向いたネジ孔を係合して、上下金型内に設置して成形
したことを特徴とする請求項4に記載の車輪速度検出器
付きハブ軸受装置。 - 【請求項6】前記ナットは、その外周面に係止溝を有
し、上金型から下方に突出した支持部材に、上方を向い
たネジ孔を係合し、ネジ孔周囲の座面を上金型の下面に
当接して、上下金型内に設置して成形したことを特徴と
する請求項4に記載の車輪速度検出器付きハブ軸受装
置。 - 【請求項7】ナットと芯金を埋設した車輪用ハブの樹脂
製カバーに、車輪速度検出器を埋設したセンサユニット
を取付けた車輪速度検出器付きハブ軸受装置において、
ナットの内端側に穴がなく、かつ芯金の外端側に穴のな
い樹脂製カバーを用いたことを特徴とする車輪速度検出
器付きハブ軸受装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002003530A JP2003200455A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 樹脂製部品の成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002003530A JP2003200455A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 樹脂製部品の成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装置 |
Publications (1)
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---|---|
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ID=27643094
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002003530A Pending JP2003200455A (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 樹脂製部品の成形方法及び車輪速度検出器付きハブ軸受装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003200455A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2002-01-10 JP JP2002003530A patent/JP2003200455A/ja active Pending
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