JP2003198906A - 画像撮影装置及び画像撮影システム - Google Patents

画像撮影装置及び画像撮影システム

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JP2003198906A
JP2003198906A JP2001392919A JP2001392919A JP2003198906A JP 2003198906 A JP2003198906 A JP 2003198906A JP 2001392919 A JP2001392919 A JP 2001392919A JP 2001392919 A JP2001392919 A JP 2001392919A JP 2003198906 A JP2003198906 A JP 2003198906A
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Application number
JP2001392919A
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English (en)
Inventor
Koichi Kawamura
孝一 川村
Shigeki Yanaka
茂樹 谷中
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】画像データをカード等の不揮発性メモリに保存
することなく、外部記録デバイスに送信して記録するこ
とを前提とした画像撮影装置及び画像撮影システム。 【解決手段】画像の撮影を行うレリーズボタンと撮像手
段と画像データの外部記録装置への送信手段と、画像デ
ータを不揮発性の記録デバイスに保存せず外部記録装置
送信する制御を行う制御手段を備えた画像撮影装置であ
って、画像データを保存する不揮発性記録デバイスを備
え、画像データを不揮発性記録デバイスに保存せず外部
記録装置に記録する記録モードと、画像データを不揮発
性記録デバイスに保存する記録モードを選択できる記録
モード選択手段を設けた画像撮影装置及び該画像撮影装
置と、外部記録装置と、画像撮影装置と外部記録装置間
の通信手段とを備え、画像撮影装置により送信された画
像データを、前記通信手段を介し外部記録装置に受信さ
せる画像撮影システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像撮影装置及び画
像撮影システムに関し、詳しくは、大容量の記録デバイ
スを用いることなく画像記録できる画像撮影装置及び画
像撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像撮影装置としては、撮影画像
データをカードなどの脱着可能な記録デバイスまたは機
器に内蔵されたメモリに記録するデジタルスチルカメラ
が知られている。かかる従来のデジタルスチルカメラに
おいては、カードなどの記録デバイスに記録された画像
を、パソコン等の外部機器に保存を行なったり、また、
通信によってパソコン等の外部機器に保存を行なってい
た。
【0003】しかし、機器内部のメモリは大容量なもの
の場合は高価であり、デジタルスチルカメラ自体の価格
を上昇させてしまう問題がある。また機器内部のメモリ
を小さくすると記録枚数が制限され記録したい画像を保
存できない。
【0004】また、カードなどの脱着可能な記録デバイ
スの場合、撮影枚数が多い場合、複数枚の記録デバイス
を用意する必要がありそれだけコスト上昇を招くだけで
なく、枚数が多くなるとどのカードにどの画像データが
記録されているかわからなくなったり、カードの紛失の
心配もあることから、画像データの管理が煩雑となる問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こうした問題を解決す
るために、機器内部のメモリは必要最小限とする一方、
予め機器本体と離隔した外部に記録装置を設けておい
て、外部の記録装置に対し、無線による通信手段を介し
て撮影した画像データを送信し、外部記録装置にて保存
を行う技術が知られている(特開平5―167965号
公報等参照)。また、更に一歩進んで、昨今急速に普及
したインターネットを利用し、画像撮影装置と外部記録
装置との間で常時通信を行うようにして、撮影した画像
データを画像撮影装置内のカード等の不揮発性記録デバ
イスに保存することなく、撮影を行う度に外部記録装置
に向けて画像データを送信し、保存し、ファイルすると
いったことが考えられる。しかし、このように、外部記
録装置で保存させるようにした場合には、画像データを
記録するために常にインターネット等の通信網を介すこ
ととなるため、画像データを傍受されるおそれがあるた
め、機密性の高い画像の撮影が行えないか、もしくは機
密性を保持するために画像データに対して複雑な暗号化
処理を行わなければならなくなるといった新たな問題が
発生する。
【0006】そこで本発明は、画像データをカード等の
不揮発性メモリに保存することなく、外部記録デバイス
に送信して記録することを前提とした画像撮影装置及び
画像撮影システムであって、機密性の高い画像の撮影も
安心して行える画像撮影装置及び画像撮影システムを提
供することを課題とする。
【0007】本発明の他の課題は、常時通信を行って画
像データを外部記録デバイスに記録する際に、操作性の
良い画像撮影装置を提供することである。
【0008】本発明の他の課題は、本明細書の以下の記
載によって明らかになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、被写体画像の撮影を行うため
に操作者により操作されるレリーズボタンと、前記被写
体画像を電気的な画像データに変換する撮像手段と、前
記撮像手段で変換された画像データを一時的に保存する
ための揮発性記録デバイスと、画像データを外部記録装
置に向けて送信する送信手段と、前記レリーズボタンが
操作されて得られた画像データを、前記揮発性記録デバ
イスにのみに保存して前記外部記録装置に向けて送信す
る制御を行う制御手段を備えた画像撮影装置において、
該制御手段に対し、前記画像データを前記不揮発性記録
デバイスに保存することなく前記外部記録装置に向けて
送信する制御を行う記録モードと、前記画像データを前
記不揮発性記録デバイスに保存する制御を行う記録モー
ドを選択できる記録モード選択手段を設けたことを特徴
とする画像撮影装置である。
【0010】上記課題を解決するための請求項2記載の
発明は、前記記録モード選択手段により画像データを前
記画像データの前記不揮発性記録デバイスへの保存を行
う場合は、前記送信手段による前記画像データの送信を
行わないように制御することを特徴とする請求項1記載
の画像撮影装置である。
【0011】上記課題を解決するための請求項3記載の
発明は、前記送信手段は、前記画像データを前記外部記
録装置に向けて無線で送信することを特徴とする請求項
1又は2記載の画像撮影装置である。
【0012】上記課題を解決するための請求項4記載の
発明は、前記撮像手段で変換された画像データを圧縮処
理する画像圧縮処理手段を備え、前記送信手段は、前記
画像圧縮処理手段により圧縮処理された画像データを前
記外部記録装置に向けて送信することを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の画像撮影装置である。
【0013】上記課題を解決するための請求項5記載の
発明は、前記送信手段は、前記撮像手段で変換された画
像データに対する画像処理を行うことなく前記外部記録
装置に向けて送信することを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載の画像撮影装置である。
【0014】上記課題を解決するための請求項6記載の
発明は、前記外部記録装置が記録した画像データを閲覧
するための閲覧手段を有することを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の画像撮影装置である。
【0015】上記課題を解決するための請求項7記載の
発明は、被写体画像の撮影を行うために操作者により操
作されるレリーズボタンと、 前記被写体画像を電気的
な画像データに変換する撮像手段と、画像データを外部
記録装置に向けて送信する送信手段と、前記レリーズボ
タンが操作されて得られた画像データを、不揮発性の記
録デバイスに保存することなく前記外部記録装置に向け
て送信する制御を行う制御手段を備えた画像撮影装置で
あって、前記送信手段が、前記レリーズボタンの操作に
基づいて前記画像データの送信を行うことを特徴とする
請求項6記載の画像撮影装置である。
【0016】上記課題を解決するための請求項8記載の
発明は、前記レリーズボタンの1回の操作で、前記被写
体画像の撮影と前記送信手段による前記画像データの送
信を行うことを特徴とする請求項7記載の画像撮影装置
である。
【0017】上記課題を解決するための請求項9記載の
発明は、請求項1〜8の何れかに記載の画像撮影装置
と、外部記録装置と、前記画像撮影装置と前記外部記録
装置との間での情報の送受信を可能とする通信手段とを
備え、前記画像撮影装置の送信手段により送信された画
像データを、前記通信手段を介して前記外部記録装置に
受信させることを特徴とする画像撮影システムである。
【0018】上記課題を解決するための請求項10記載
の発明は、請求項5に記載の画像撮影装置と、外部記録
装置と、前記画像撮影装置と前記外部記録装置との間で
の情報の送受信を可能とする通信手段とを備え、前記画
像撮影装置の送信手段により送信された画像データを、
前記通信手段を介して前記外部記録装置に受信させると
共に、前記外部記録装置で、受信した画像データに対し
て予め定められた画像処理を行うことを特徴とする画像
撮影システムである。
【0019】上記課題を解決するための請求項11記載
の発明は、前記通信手段を介して前記画像撮影装置と通
信可能な外部認証手段を備え、該外部認証手段により認
証された場合にのみ、前記送信手段による送信及び/又
は閲覧を可能としたことを特徴とする請求項9又は10
に記載の画像撮影システムである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0021】図1は、本発明に係る画像撮影装置の内部
構成を示すブロック図である。図中、1は画像を結像さ
せる結像手段、2は結像した画像を電気信号に変換する
光電変換手段、3aは電気信号に変換された画像データ
を処理する画像処理手段、3bは電気信号に変換された
画像データを圧縮処理する画像圧縮手段、4は画像表示
部、5は制御部、6は送信手段、7は一時保存メモリ、
8は記録モード選択手段、9は内部記録デバイスであ
る。
【0022】尚、本発明において撮像手段とは、光学的
な被写体画像を電気的な画像データに変換する機能を備
えたものを指し、本実施形態については少なくとも結像
手段1と光電変換手段2を含み、信号処理部等の画像処
理手段3aを備えている場合には画像処理手段3aを含
む。
【0023】結像手段1は、撮像レンズ、撮像レンズを
駆動して合焦を行うフォーカス機構、絞り調整を行う絞
り機構を含む。
【0024】光電変換手段2はCCD(Charge Coupled
Device)又はC−MOSセンサー等からなる固体撮像
素子が用いられる。以下、単に撮像素子という場合があ
る。
【0025】結像手段1で取り込んだ画像は撮像素子の
撮像面上に結像され、撮像素子により、結像された光学
像を画素単位で光量に応じた信号電荷に光電変換する。
【0026】光電変換手段2は、タイミングジェネレー
タ等(図示せず)で制御されている。タイミングジェネ
レータは、被写体画像の撮影を行うために操作者により
操作されるレリーズボタンの操作に基づいて、読み出し
パルス、垂直転送パルス、水平転送パルス、シャッター
パルス等の撮像素子を駆動するための各種タイミング信
号を発生する。撮像素子においては、各画素毎に光電変
換によって得られた信号電荷が、タイミングジェネレー
タから読み出しパルスが与えられることによって垂直転
送部に読み出され、更に水平転送部に転送され、最終的
に電気信号として画像処理手段3aに出力される。
【0027】画像処理手段3aは、好ましく設けられる
手段であり、本実施形態では画像処理手段3aを設けた
例で説明しているが、画像処理手段3aはあってもなく
てもよい。
【0028】画像処理手段3aは、例えば、撮像素子か
ら出力された電気信号に対してCDS(相関二重サンプ
リング)処理を行うことによりノイズを低減し、またA
GC(自動利得調整)回路により利得の調整を行い、更
にA/D変換器によりデジタル信号に変換し、信号処理
部による処理を行うことにより画像処理を行う。
【0029】信号処理部では、入力されたデジタル信号
に対して、所定の信号処理を行う。
【0030】また、信号処理部は、輝度信号、色差信号
変換、AWB(オートホワイトバランス)、ガンマ補
正、エッジ強調等の処理部を有していることが好まし
く、入力されたデジタル信号に対し、これらの処理を行
う。これらの信号処理は、ソフトウエア又はハードウエ
アのどちらで実現するか限定されない。
【0031】生成された画像データは、画像表示部4に
表示される。また、生成された画像データは一時保存メ
モリ7に保存されることが好ましい。画像表示部4とし
ては、液晶表示モニター等が好ましく用いられる。一時
保存メモリ7は、本発明の揮発性記録デバイスに相当
し、電源を切るとその内容が消去される揮発メモリを用
いることができる。本発明における一時保存メモリ7の
メモリ容量は、少ないほど低価格になるので好ましい
が、あまり少なすぎると一時保存の機能を果たしえない
ので、画像1枚〜2枚を保存可能な程度が好ましい。ま
た、画像撮影装置が連写撮影等のような一度に複数枚の
画像データを発生させる機能を備えている場合、かかる
機能達成のために最小限必要な枚数を保存できる程度の
枚数を備えておくことが好ましい。一時保存メモリ7で
の保存はあくまでも一時的で、銀塩カメラのフィルムに
相当する内部記録デバイスとは異なるものである。かか
る一時保存メモリ7に一時的に保存された画像は画像転
送後は保持しておく必要がなくなるため、少なくとも画
像撮影装置の電源がオフされた時点で消去される。
【0032】制御部5は、結像手段1、光電変換手段
2、画像処理手段3a、画像圧縮手段3bの各種制御を
行なうが、更に、送信手段6から外部記録装置(図示せ
ず)に向けて送信する際に、自動で送信する場合の制御
を行なう。外部記録装置に向けて送信するとは、例え
ば、ケーブルネットワーク、固定電話網、携帯電話網等
の通信ネットワークやその他、赤外線、電磁波等の外部
の通信手段に送信することにより、結果として外部記録
装置に送信することをいう。
【0033】送信のタイミングとしては、種々のタイミ
ングが考えられるが、例えば一時保存メモリ7に1画像
分、あるいは1画像分の半分の画像データが保存された
ことを確認して送信したり、一時保存メモリ7に画像デ
ータの保存が始まった時から送信を開始したりすること
が出来る。また、画像処理手段3aにおいて画像を処理
することを省略して、撮影した画像データをデジタル信
号に変換して直ちに送信手段6により外部記録装置に送
信することが好ましい。画像処理せずに画像データを送
信すると、連写で撮影を行ったり、電池の消費を抑える
ことができる。
【0034】本発明の装置に係る送信手段6としては、
画像データを外部記録装置に向けて送信できるものであ
ればよい。送信手段6では、一時保存メモリ7に保存さ
れている画像データを送信することが好ましい。このよ
うに揮発性の一時保存メモリ7に保存された画像データ
を送信するので、画像データは少なくとも画像撮影装置
の電源がオフされれば消去され、画像撮影装置内に蓄積
されないため、一時保存用として比較的小容量の記録デ
バイスを用いることができる。送信手段6は、画像撮影
装置と一体として設けられることが好ましい。また、送
信手段6による送信形態としては、無線で送信できる形
態であることが好ましい。無線送信とは、赤外線による
送信、電磁波による送信を含む。無線送信であると場所
を問わず画像撮影装置で撮影した画像を送信できるの
で、場所を問わず撮影することができる。
【0035】本発明の画像撮影装置は、被写体の画像撮
影を行うために操作者により操作されるレリーズボタン
が操作されて得られた画像データを揮発性の記録デバイ
スのみに保存して前記外部記録装置に向けて送信する画
像撮影装置において、制御手段に対して得られた画像デ
ータを不揮発性記録デバイス(内部記録デバイス9)へ
の保存を可能とさせるための記録モード選択手段8を有
する点に特徴がある。
【0036】内部記録デバイス9は、本発明の不揮発性
記録デバイスに相当し、例えば、装置本体に内蔵された
画像保存メモリや装置本体に着脱可能なCFカード等を
用いることができる。装置本体に内蔵された画像保存メ
モリは一時保存メモリ7とは異なり、撮影データを記録
保存するもので、装置の電源を切ったり、電池又はAC
アダプタ等の電源を外しても内容が保存されるいわゆる
不揮発性メモリを用いることができる。
【0037】記録モード選択手段8は、前記制御手段5
に対し、得られた画像データを不揮発性記録デバイス
(内部記録デバイス9)に保存することなく外部記録装
置に向けて送信する制御を行う(記録モード)か、該画
像データを前記不揮発性記録デバイスに保存する制御を
行う(記録モード)かを選択する手段である。記録モー
ド選択手段8としては、既存の撮影モードの設定のため
の入力手段等を用いることができる。かかる記録モード
選択手段8において、撮影した画像データの不揮発性記
録デバイス(内部記録デバイス9)への保存を行う記録
モードが選択されると、制御手段5は、撮影して得られ
た画像データを送信手段6により送信することなく、不
揮発性記録デバイスである内部記録デバイス9に保存を
行うことが好ましい。操作者の勘違い等により画像デー
タを不揮発性デバイスに記録しつつ外部記録装置に向け
て送信してしまうといったミスを防止できる。
【0038】例えば、入力手段により「機密撮影モー
ド」と選択された場合は、撮影した画像データは送信手
段6による送信は行われずに、内部記録デバイス9に保
存されるよう制御され、「通常撮影モード」と選択され
た場合は、撮影した画像データは内部記録デバイス9に
保存されることなく前記外部記録装置に向けて送信手段
6で送信されるよう制御されることが好ましい。
【0039】画像圧縮手段3bは、好ましく設けられる
手段であり、本実施形態では画像圧縮手段3bを設けた
例で説明している。
【0040】画像圧縮手段3bは、電気信号に変換され
た画像データを圧縮処理する。
【0041】本発明において圧縮処理とは、データ量を
減少させる処理である。圧縮処理としては、JPEG
(Joint Photgraphic Expert
Group)、MPEG(Motion Pictu
re Expert Group)、Gif(Grap
hics Interchange Format)、
PNG(Portable Network Grap
hics)等が挙げられるが特に限定されない。かかる
画像圧縮手段3bを設けて圧縮処理を行うと送信手段6
による送信を行う際に通信負荷が減少するので好まし
い。また、かかる圧縮処理を行う際、いわゆる解凍処理
(圧縮データを圧縮前のデータに戻す処理)を行ったと
きに正確に圧縮前のデータを得られる可逆性圧縮処理、
完全には圧縮前のデータを得ることができない非可逆性
圧縮処理のいずれを採用してもよいが、画像処理を行わ
ないでデータを送信する場合は可逆性圧縮処理を採用す
ると画像再現性が良好となるので好ましい。
【0042】また、本発明の画像撮影装置は外部記録装
置に記録した画像を閲覧するための図示しない閲覧手段
を有していると撮影した画像を確認できるので好まし
い。
【0043】かかる閲覧手段は、ユーザインターフェー
ス等の入力手段により画像を閲覧する旨の入力があった
場合に、該入力に基づいて外部記録装置に対して画像の
閲覧要求を行なう。その後、かかる閲覧要求に基づいて
外部記録装置から送信された画像データを受信手段(図
示せず)で受信して、受信した画像データを前記画像表
示部4に表示させる。画像の閲覧要求を行う際、最初に
画像のサムネールのみの閲覧を要求し、更に必要な場合
のみにサムネールでない画像データの閲覧を要求をこと
ができるようにすると、通信負荷を軽減することによっ
て早く画像の閲覧をすることができ、必要な場合にのみ
元のサイズの画像データを閲覧することもできる。その
ため、閲覧のための速度を向上しつつ、画像の細部まで
閲覧可能となる。
【0044】本発明において、送信手段6による撮影し
た画像データの送信は、レリーズボタンの操作により行
われることが好ましい。このとき、レリーズボタンの1
回目の操作で撮影を行い、2回目のレリーズボタン操作
で画像データ送信を行うようにしてもよいが、外部記録
装置との間の通信が接続されている状態であり、外部記
録装置に対して画像データを送信可能になっている場合
には、レリーズボタンの1回の操作で、被写体画像の撮
影と送信手段6による画像データの送信を行うことが更
に好ましい。
【0045】通常の撮影装置はレリーズボタンに対して
押すなどの入力操作をすることで撮影して画像データを
生成し記録することのみを行うが、本発明の撮影装置は
撮影をすることにより画像データを生成し、該画像デー
タを送信手段6より送信することも行う。このようにす
ると、レリーズボタンを押すだけで撮影した画像データ
が自動的に外部記録装置に送信されるので、外部記録装
置と通信可能な状態でて画像データを外部記録デバイス
に記録する際、操作性の良い画像撮影装置を提供するこ
とができる。また、画像撮影装置本体上に送信用のボタ
ン等を新たに設ける必要もなくなり、小型化や部品点数
の削減にも寄与することができる。
【0046】次に、本発明の画像撮影システムについて
図2を用いて説明する。
【0047】図2は本発明の画像撮影システムを説明す
るための図であり、同図において、10は画像撮影装
置、20は通信手段、30は外部記録装置である。
【0048】画像撮影装置10は、図1に示すようなも
のを用いることができる。かかる撮影装置10は、画像
保存用の不揮発性記録デバイスと、画像データを送信す
る送信手段とを有し、更に画像データを不揮発性の記録
デバイスに保存することなく外部記録装置に前記送信手
段で送信する記録モードと、前記画像データを前記不揮
発性記録デバイスに保存する記録モードを選択できる記
録モード選択手段を有している。画像撮影装置10で撮
影されることにより生成された画像データは、前記選択
手段で送信手段で送信する選択がされた場合は、通信手
段20に無線で送信される。
【0049】通信手段20は、画像撮影装置10で撮影
された画像を画像撮影装置10から無線で受信できるも
のであればよく、通信手段20自体の構成は有線、無線
を問わない。例えば、ケーブルネットワーク、固定電話
網、携帯電話網等の通信ネットワークやその他、赤外
線、電磁波等を含む。このように本発明にかかる画像撮
影装置10は、たとえ通信手段20自体の構成が有線で
あっても、画像撮影装置10と通信手段20とが、無線
接続であればよい。即ち、通信手段20と画像撮影装置
10とが無線の通信により情報通信が可能であればよ
い。
【0050】本発明の画像撮影システムは画像撮影装置
10と通信手段20とが無線で通信できるので、画像撮
影装置10と外部記録装置30とが離れていても画像を
送受信できる。
【0051】外部記録装置30は、通信手段20を通じ
て画像撮影装置10から送信された画像を記録保存する
ことができるものを用いることができ、例えばパソコン
31やサーバー32を用いることができる。外部記録装
置30は、通信手段20と常時接続可能なものであるこ
とが好ましい。常時接続であると、画像撮影装置による
撮影が常時可能となるので好ましい。
【0052】また、図示しないが、撮影した画像を記録
保存しない場合は、外部記録装置30として例に挙げた
パソコン31やサーバー32に替えて、画像データをテ
レビに映像として出力する態様や、プリント装置にプリ
ント画像として出力する態様も考えられる。
【0053】上記の画像撮影システムは、まず、画像撮
影装置10で被写体を撮影し、画像処理をした後、通信
手段20に画像を無線で送信する。
【0054】通信手段20に送信された画像データは外
部記録装置30で受信される。
【0055】画像データを受信した外部記録装置30
は、送信された画像を記録保存、画像処理又は映像表
示、プリント出力等を行う。
【0056】このように、本発明の画像撮影システムに
よると、撮影した画像を画像撮影装置10側でなく、外
部記録装置30側に保存するので、画像撮影装置の価格
を上昇させることなく、記録したい画像を確実に保存で
き、カード等の記録デバイスを管理する煩雑さがなく、
データ管理が容易になる。
【0057】本発明の画像撮影システムにおいて、画像
撮影装置10で撮影した画像データをデジタル信号に変
換して画像処理をせずに直ちに送信手段6により送信し
た場合、外部記録装置30で受信した画像処理されてい
ない画像データに対して予め定められた所定の画像処理
を行うことが好ましい。このようにすると画像撮影装置
10で画像処理せずに送信しても外部記録装置30には
画像処理された画像データが記録保存されるので、画像
撮影装置10で連写や電池を節約した撮影を行う際に
も、外部記録装置30には画像処理された画像データを
記録保存することができる。
【0058】所定の画像処理とは、所定の輝度処理や色
処理を行い、輝度信号(Y)と色差信号(Cr、Cb)
への変換、AWB(オートホワイトバランス)、ガンマ
補正、エッジ強調等の処理を行うことをいう。
【0059】また、外部記録装置30で画像処理されて
いない画像データを受信した場合、所定の画像処理を行
なうか、画像処理を行わないで保存するかを選択できる
ことが更に好ましい。後で特別な画像処理を行う場合、
画像処理を行わないで保存したほうがより原画に忠実な
処理が行えるからである。
【0060】本発明の画像撮影システムは、画像撮影装
置10を使用する際に利用者として認められた者による
使用か否かを判断する図示しない認証手段を設けること
が好ましい。画像撮影装置10は、かかる認証手段によ
り利用者として認証された場合にのみ送信手段で画像デ
ータを送信又は閲覧を行うことができる。認証手段によ
る認証方法は既知の方法を用いることができる。本発明
の画像撮影システムは画像を撮影して画像処理を行い送
信するということが一連の流れになって処理されるの
で、紛失した画像撮影装置10を他人が不正に使用した
場合に、不必要な画像データが外部記録装置30側に送
信されてしまうためにメモリを無駄に消費をするばかり
でなく、次々と送信された場合は外部記録装置30側の
故障の原因にもなりかねないが、かかる発明によると、
他人に不正使用されることによって不要な画像データの
送信がなされることがなく、又、既に外部記録装置30
へ記録した画像データを見られることもない。
【0061】このような認証手段は内部にあってもよい
が、外部に設けられることが好ましい。画像撮影装置1
0の内部に認証手段を設けた場合は、装置自体の改造等
をすることにより、認証を受けてない場合にもかかわら
ずあたかも認証を受けたかのようにすること(いわゆる
「なりすまし」)が比較的できる傾向にあるが、外部の
認証手段の場合は、このような「なりすまし」が困難で
あるので認証の信頼度を向上できるからである。
【0062】このように外部の認証機関を設けて認証が
できた場合にのみ画像撮影装置10において画像データ
を送信又は閲覧することができるようにすると、画像撮
影装置10を紛失しても、他人に不正使用されることに
よって不要な画像データの送信又は記録画像を見られる
ことがない。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、画像デー
タをメモリカード等の不揮発性メモリに保存することな
く、画像撮影装置とは別体の外部記録装置に向けて送信
し、保存することを前提とした画像撮影装置にあって、
画像データを不揮発性記録デバイスに保存することなく
外部記録装置に向けて送信する記録モードと、画像デー
タを不揮発性記録デバイスに保存する記録モードを選択
できるようにしたので、通常撮影するような機密性の高
くない画像データを撮影する場合には外部記録装置に向
けて送信して保存することができる一方、機密性の高い
画像データを撮影する場合には不揮発性記録デバイスに
保存することが可能となった。その結果、機密性の高い
画像データを送信の過程で傍受されるおそれがなくな
り、万一傍受された場合に備えて画像データに対して複
雑で高度な暗号化処理等を行う必要もなく、複雑な暗号
化処理を行うために高性能なCPU等の制御手段を使用
しなければならない必然性もなくなった。それ故、暗号
化処理に時間がかかって単位時間当たりの連続撮影可能
数が小さくなるといった問題や、暗号化処理のために電
池の消耗が激しくなるといった問題をも解決することが
でき、画像データを外部記録装置へ送信するまでの一時
保存用に揮発性記録デバイスを備えたので、画像データ
は少なくとも画像撮影装置の電源がオフされれば消去さ
れ、画像撮影装置内に蓄積されないため、一時保存用と
して比較的小容量の記録デバイスを用いることができ、
撮影済画像データに対する安全性が高く、安価で操作性
に優れ、ユーザビリティーが極めて向上した画像撮影装
置を提供することができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、画像データ
を不揮発性記録デバイスに保存する記録モードが選択さ
れた場合には、画像撮影装置が自動的に外部記録装置に
向けて送信しないように制御するので、操作者の勘違い
等により画像データを不揮発性記録デバイスに保存しつ
つ、外部記録装置に向けて送信してしまうといったミス
を防止できる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、撮影場所を
問わず外部記録装置に向けて送信することができ、ユー
ザビリティーが向上する。
【0066】請求項4記載の発明によれば、画像データ
を送信する際、圧縮処理してから送信を行うので、送信
に係る時間が短縮できるため、次々と連続して撮影を行
う場合などに送信が完了するまでの待ち時間をも短縮す
ることができ、ユーザビリティーが向上する。
【0067】請求項5記載の発明によれば、画像撮影装
置側では、画像データに対して画像処理を行わず、外部
記録装置側で画像処理を行うことが可能となるので、画
像撮影装置で画像処理を行う時間を短縮すること、連続
撮影可能数を多くすること及び画像処理のための電池の
消耗を抑えることが可能となる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、外部記録装
置に送信した画像データを画像撮影装置側で閲覧できる
ようにしたため、画像撮影装置内部には画像データは保
存されていないにも拘わらず、画像データをメモリカー
ド等の不揮発性メモリに保存した場合と同様に確認する
ことができる。
【0069】請求項7記載の発明によれば、画像データ
をメモリカード等の不揮発性メモリに保存することな
く、画像撮影装置とは別体の外部記録装置に向けて送信
し、保存することを前提として画像撮影装置にあって、
撮影を行うためのレリーズボタンの操作に基づいて画像
データの送信を行うようにしたため、送信用のボタン等
を新たに設ける必要がなくなるので、部品数を増やす必
要ないのでコストを抑えることができ、また送信用ボタ
ン等を装置本体上に配置するスペースを確保する必要が
なくなるので小型化にも寄与することができる。
【0070】請求項8記載の発明によれば、レリーズボ
タンの1回の操作で、撮影と撮影済画像データの送信を
行うことができるので、外部記録装置との間で通信が確
立している状態で、画像データを外部記録装置に保存す
るための操作は1回だけで済むため、極めて操作性の良
い画像撮影装置を提供できる。
【0071】請求項9記載の発明によれば、画像データ
をメモリカード等の不揮発性メモリに保存することな
く、画像撮影装置とは別体の外部記録装置に向けて送信
し、保存することを前提とした画像撮影システムにあっ
て、画像データを不揮発性記録デバイスに保存すること
なく外部記録装置に向けて送信する記録モードと、画像
データを不揮発性記録デバイスに保存する記録モードを
選択できるようにしたので、通常撮影するような機密性
の高くない画像データを撮影する場合には外部記録装置
に向けて送信して保存することができる一方、機密性の
高い画像データを撮影する場合には不揮発性記録デバイ
スに保存することが可能となった。その結果、機密性の
高い画像データを送信の過程で傍受されるおそれがなく
なり、万一傍受された場合に備えて画像データに対して
複雑で高度な暗号化処理等を行う必要もなく、複雑な暗
号化処理を行うために画像撮影装置側で高性能なCPU
等の制御手段を使用しなければならない必然性もなくな
った。それ故、暗号化処理に時間がかかって単位時間当
たりの連続撮影可能数が小さくなるといった問題や、暗
号化処理のために画像撮影装置の電池の消耗が激しくな
るといった問題をも解決することができ、画像データを
外部記録装置へ送信するまでの一時保存用に揮発性記録
デバイスを備えたので、画像データは少なくとも画像撮
影装置の電源がオフされれば消去され、画像撮影装置内
に蓄積されないため、一時保存用として比較的小容量の
記録デバイスを用いることができ、撮影済画像データに
対する安全性が高く、安価で操作性に優れ、ユーザビリ
ティーが極めて向上した画像撮影システムを提供するこ
とができる。
【0072】請求項10記載の発明によれば、画像撮影
装置側では、画像データに対して画像処理を行わず、外
部記録装置側で画像処理を行うので、像撮影装置で画像
処理を行う時間を短縮すること、連続撮影可能数を多く
すること及び画像処理のための画像撮影装置の電池の消
耗を抑えることが可能となる。
【0073】請求項11記載の発明によれば、操作者
が、万一、画像撮影装置を紛失した場合であっても、他
人に不正使用されるおそれがなく、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像撮影装置の一実施形態を示す構成ブロック
【図2】画像撮影システムの一実施形態を示す構成図
【符号の説明】
1:結像手段 2:光電変換手段 3a:画像処理手段 3b:画像圧縮手段 4:画像表示部 5:制御部 6:送信手段 7:一時保存メモリ 8:選択手段 9:内部記録デバイス 10:画像撮影装置 20:通信手段 30:外部記録装置 31:パソコン 32:サーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA13 AC01 AC69 AC80 CA00 5C053 FA08 FA23 FA27 GA11 GB21 HA29 KA03 KA24 LA01 LA14 5C054 CC05 DA06 EA07 EG00 GA01 GA04 GB02 HA17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体画像の撮影を行うために操作者によ
    り操作されるレリーズボタンと、前記被写体画像を電気
    的な画像データに変換する撮像手段と、前記撮像手段で
    変換された画像データを一時的に保存するための揮発性
    記録デバイスと、画像データを外部記録装置に向けて送
    信する送信手段と、前記レリーズボタンが操作されて得
    られた画像データを、前記揮発性記録デバイスにのみに
    保存して前記外部記録装置に向けて送信する制御を行う
    制御手段を備えた画像撮影装置において、 該制御手段に対し、前記画像データを前記不揮発性記録
    デバイスに保存することなく前記外部記録装置に向けて
    送信する制御を行う記録モードと、前記画像データを前
    記不揮発性記録デバイスに保存する制御を行う記録モー
    ドを選択できる記録モード選択手段を設けたことを特徴
    とする画像撮影装置。
  2. 【請求項2】前記記録モード選択手段により画像データ
    を前記画像データの前記不揮発性記録デバイスへの保存
    を行う場合は、前記送信手段による前記画像データの送
    信を行わないように制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像撮影装置。
  3. 【請求項3】前記送信手段は、前記画像データを前記外
    部記録装置に向けて無線で送信することを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像撮影装置。
  4. 【請求項4】前記撮像手段で変換された画像データを圧
    縮処理する画像圧縮処理手段を備え、前記送信手段は、
    前記画像圧縮処理手段により圧縮処理された画像データ
    を前記外部記録装置に向けて送信することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像撮影装置。
  5. 【請求項5】前記送信手段は、前記撮像手段で変換され
    た画像データに対する画像処理を行うことなく前記外部
    記録装置に向けて送信することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の画像撮影装置。
  6. 【請求項6】前記外部記録装置が記録した画像データを
    閲覧するための閲覧手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の画像撮影装置。
  7. 【請求項7】被写体画像の撮影を行うために操作者によ
    り操作されるレリーズボタンと、 前記被写体画像を電
    気的な画像データに変換する撮像手段と、画像データを
    外部記録装置に向けて送信する送信手段と、前記レリー
    ズボタンが操作されて得られた画像データを、不揮発性
    の記録デバイスに保存することなく前記外部記録装置に
    向けて送信する制御を行う制御手段を備えた画像撮影装
    置であって、 前記送信手段が、前記レリーズボタンの操作に基づいて
    前記画像データの送信を行うことを特徴とする請求項6
    記載の画像撮影装置。
  8. 【請求項8】前記レリーズボタンの1回の操作で、前記
    被写体画像の撮影と前記送信手段による前記画像データ
    の送信を行うことを特徴とする請求項7記載の画像撮影
    装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の何れかに記載の画像撮影装
    置と、 外部記録装置と、 前記画像撮影装置と前記外部記録装置との間での情報の
    送受信を可能とする通信手段とを備え、前記画像撮影装
    置の送信手段により送信された画像データを、前記通信
    手段を介して前記外部記録装置に受信させることを特徴
    とする画像撮影システム。
  10. 【請求項10】請求項5に記載の画像撮影装置と、 外部記録装置と、 前記画像撮影装置と前記外部記録装置との間での情報の
    送受信を可能とする通信手段とを備え、前記画像撮影装
    置の送信手段により送信された画像データを、前記通信
    手段を介して前記外部記録装置に受信させると共に、 前記外部記録装置で、受信した画像データに対して予め
    定められた画像処理を行うことを特徴とする画像撮影シ
    ステム。
  11. 【請求項11】前記通信手段を介して前記画像撮影装置
    と通信可能な外部認証手段を備え、該外部認証手段によ
    り認証された場合にのみ、前記送信手段による送信及び
    /又は閲覧を可能としたことを特徴とする請求項9又は
    10に記載の画像撮影システム。
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