JP2003284019A - 画像送信方法および装置並びにプログラム - Google Patents

画像送信方法および装置並びにプログラム

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JP2003284019A
JP2003284019A JP2002089054A JP2002089054A JP2003284019A JP 2003284019 A JP2003284019 A JP 2003284019A JP 2002089054 A JP2002089054 A JP 2002089054A JP 2002089054 A JP2002089054 A JP 2002089054A JP 2003284019 A JP2003284019 A JP 2003284019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全周パノラマ撮影を行うことが可能なカメラ
付き携帯端末装置において取得された画像を他の受信端
末装置に表示するに際し、画像の幾何学的歪みを効率よ
く補正する。 【解決手段】 カメラ付き携帯電話1において取得した
画像データS0を画像サーバ2を介して携帯電話3に送
信し、表示部32に表示する。キー入力部33により領
域の指定を受け付け、指定された領域を表す領域情報R
0を領域情報生成部36において生成し、領域情報R0
を画像サーバ2に送信する。画像サーバ2では、領域情
報R0に基づいて画像データS0から領域画像データS
R0を生成し、さらにカメラ付き携帯電話1のカメラ1
1Aの撮影レンズの歪み特性を表す歪み特性情報H0に
基づいて、領域画像データSR0を幾何学的に補正して
補正領域画像データSR1を得、さらに明るさ補正を行
って得られた補正領域画像データSR2を携帯電話3に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ付き携帯端
末装置において取得された画像データを、この画像デー
タの送信を要求した受信端末装置に送信する画像送信方
法および装置並びに画像送信方法をコンピュータに実行
させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の普及には目覚ましいものがあ
るが、近年、撮影により画像データを取得する電子スチ
ルカメラ(以下カメラとする)を有するカメラ付き携帯
電話等のカメラ付き携帯端末装置が普及しつつある(例
えば特開平6−233020号公報、特開2000−2
53290号公報等)。また、PDA等の携帯端末装置
においてカメラを内蔵させたカメラ付き携帯端末装置も
提案されている(特開平8−140072号公報、同9
−65268号公報)。
【0003】このようなカメラ付きの携帯端末装置を用
いることにより、撮影により取得した自分の好みの画像
データを携帯端末装置の液晶モニタにおいて待ち受け画
面に設定できる。また、撮影により取得した画像データ
を電子メールに添付して友人に送信することができるた
め、約束をキャンセルせざるを得ないような状況になっ
たとき、あるいは待ち合わせ時刻に遅刻しそうなとき
に、申し訳なさそうな自分の表情を撮影して友人に送信
する等、現在の自分の状況を友人に知らせることができ
ることから、友人とのコミュニケーションを図るのに便
利である。
【0004】しかしながら、このようなカメラ付き携帯
端末装置から受信側の端末装置(以下受信端末装置とす
る)に送信される画像データは、カメラ付き携帯端末装
置のユーザが一方的にフレーミングしたものであるた
め、必ずしも受信端末装置のユーザが所望とするフレー
ミングになっていないことから、画像のやり取りは双方
向性に欠けたものとなっている。例えば、顔の画像デー
タが受信端末装置に送信された場合に、受信端末装置の
ユーザがその背景に写っている景色が見たい場合でも、
送信者が背景の景色を撮影しない限り、受信端末装置に
おいては背景の景色を表示することができない。
【0005】これに対して、例えばテレビ会議システム
においては、画像の受信者側から会議室の隅に設置され
たカメラのアングルを遠隔操作することができるため、
受信者側において受信者が所望とするアングルの画像を
表示することができる。したがって、カメラ付き携帯端
末装置に、カメラの鏡筒を回転させることによりカメラ
のアングルを変更する回転機構を設け、受信端末装置側
からこの回転機構を操作可能とすれば、受信端末装置側
においてカメラのアングルを変更することができるた
め、テレビ会議システムと同様に、受信者が所望とする
アングルの画像を受信端末装置に表示することができ
る。
【0006】しかしながら、カメラ付き携帯端末装置
は、そのユーザが手に取って操作するものであるため、
ユーザが回転するカメラの鏡胴とカメラ付き携帯端末装
置との間に指を挟まれて怪我をするおそれがある。ま
た、回転機構を駆動するためのモーターの消費電力が大
きく、カメラ付き携帯端末装置のバッテリーの消耗が激
しいという問題もある。さらに、カメラ付き携帯端末装
置においては、ユーザが端末装置を手に持って撮影を行
うことから、会議室の隅に設置されるテレビ会議システ
ムのカメラよりも撮影アングルを大きくする必要がある
ため、回転機構が複雑化するという問題もある。
【0007】一方、撮影地点を基準とした半球状の広範
囲を撮影することが可能な魚眼レンズを備えたカメラを
用意し、カメラ回転させながら撮影を行うとともに、得
られた画像データを処理することにより、撮影地点を基
準として360度の全範囲における全周パノラマ撮影を
行う方法が提案されている(Internet Picture Corpora
tion, 360-degree still and video images(2002
年3月1日検索), インターネット<URL:http://www.ip
ix.com>)。また、魚眼レンズを備えたカメラを2台用
意し、各カメラにより正反対方向の画像を撮影すること
により、撮影地点を基準とした360度の全周パノラマ
撮影を行うことも可能である。このような、魚眼レンズ
を備えたカメラを携帯端末装置に設けることにより、撮
影地点を基準とした全周パノラマ撮影を行うことができ
るため、カメラのアングルを変更する機構を設けなくて
も、撮影地点における所望とするアングルの画像を受信
端末装置において表示することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、魚眼レンズ
を用いたカメラにより得られる画像は極座標に対応した
画像であるため、レンズの周辺部に対応する画像ほど幾
何学的な歪みが大きい。このため、カメラにおいて得ら
れた画像データを表示するためには、画像データを直交
座標系に変換する必要がある。ここで、撮影により取得
された画像データを直交座標系に変換する場合、魚眼レ
ンズの光軸付近とレンズの周辺部とで画素密度が異な
る。すなわち、直交座標系に変換した場合、魚眼レンズ
の光軸付近は画素密度が大きいため変換後の画像におい
てそれほど画素数に変化はないが、魚眼レンズの周辺部
は画素密度が小さいため、変換後の画像においてもカメ
ラに設けられている撮像デバイスの解像度を維持するた
めには、画素数を大きくする必要がある。しかしなが
ら、直交座標系に変換することにより画素数が大きくな
ると、変換後の画像データの容量は撮像により得られた
画像データの容量よりも大きくなってしまうことから、
変換後の画像データを送受信するための通信コストが膨
大なものとなる。
【0009】また、カメラ付き携帯端末装置から変換前
の画像データを受信端末装置に送信し、受信端末装置に
おいて画像データを直交座標系に変換することが考えら
れる。しかしながら、この方法では、受信端末装置にお
いて画像データを変換するための処理部が必要となるた
め、画像を表示可能な端末装置の機種が限定されてしま
う。
【0010】さらに、撮影地点を基準とした全周パノラ
マ撮影を行うためには、カメラ付き携帯端末装置を定点
に固定する必要があるが、カメラ付き携帯端末装置を固
定して使用することは現実的ではない。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、受信端末装置において所望とするアングルの画像を
簡易に表示することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画像
送信方法は、相反する方向の画像を撮影する、超広角撮
影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き携帯
端末装置において取得された全周パノラマ画像を表す画
像データを、該画像データの受信を所望する受信端末装
置に送信する画像送信方法であって、前記画像データま
たは該画像データの簡易画像データを前記受信端末装置
に送信し、前記受信端末装置において生成された、前記
画像データまたは前記簡易画像データにより表される撮
影画像上に指定された領域を表す領域情報を取得し、前
記領域情報に基づいて、前記画像データから前記指定さ
れた領域に対応する領域画像データを生成し、前記各撮
像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づいて、前記領
域画像データを幾何学的に補正して補正領域画像データ
を生成し、該補正領域画像データを前記受信端末装置に
送信することを特徴とするものである。
【0013】本発明において、カメラ付き携帯端末装置
にて取得される画像データは、全周パノラマ画像を表す
ものである。ここで、「全周パノラマ画像」とは、撮影
地点を基準として360度の範囲を見回すことができる
画像を意味する。なお、この画像データをモニタに表示
する場合には、画像データにより表される画像の一部の
領域のみを表示し、表示範囲を移動させることにより、
撮影地点を基準として360度の全周囲に亘るパノラマ
画像を表示することができる。
【0014】「簡易画像データ」とは、画像データによ
り表される画像の輪郭のみの画像を表す画像データ、解
像度を低くした画像データ等、画像データよりも容量が
小さいが画像データにより表される画像の内容を把握す
ることができる画像データを意味する。
【0015】画像上における領域の指定は本発明による
第1の画像送信方法においては受信端末装置において行
われるが、所望とする領域の範囲を指定することにより
行ってもよく、画像上のある一点を指定することにより
行ってもよい。前者の場合、領域情報は画像上における
指定された領域を特定するための座標値(例えば領域が
矩形なら四隅の座標値)が用いられる。後者の場合、受
信端末装置において、指定された一点を含む所定範囲の
領域が設定され、設定された領域を特定するための座標
値(例えば領域が矩形なら四隅の座標値)が領域情報と
して用いられる。また、指定された領域を囲むように別
の領域を設定し、設定された別の領域を特定するための
座標値を領域情報として用いてもよい。
【0016】「カメラの歪み特性を表す歪み特性情報」
とは、カメラに用いられている撮影レンズを透過した透
過像上における各点の座標とカメラに設けられたCCD
等の撮像デバイスを構成する各光電変換素子の位置を表
す座標との対応関係を表す情報である。具体的には、カ
メラに使用されている撮影レンズが魚眼レンズである場
合、歪み特性情報は魚眼レンズを透過した透過像上にお
ける極座標と、撮像デバイス上の光電変換素子の位置座
標との関係を表す情報となる。
【0017】ここで、歪み特性情報は、カメラ付き携帯
端末装置の機種によって異なるものである。したがっ
て、カメラ付き携帯端末装置の機種毎に複数の歪み特性
情報を用意しておき、画像データを取得したカメラ付き
携帯端末装置の機種に応じた歪み特性情報に基づいて、
領域画像データを補正することが好ましい。
【0018】なお、本発明による第1の画像送信方法に
おいては、前記指定された領域に応じた明るさ補正処理
を前記補正領域画像データに施して前記受信端末装置に
送信するようにしてもよい。
【0019】また、本発明による第1の画像送信方法に
おいては、さらに、前記領域情報により表される領域と
は異なる他の領域を表す他の領域情報を取得し、該他の
領域情報に基づいて、前記画像データから該他の領域に
対応する他の領域画像データを生成し、前記各撮像部の
歪み特性を表す歪み特性情報に基づいて、前記他の領域
画像データを幾何学的に補正して他の補正領域画像デー
タを生成し、該他の補正領域画像データを前記受信端末
装置に送信するようにしてもよい。
【0020】本発明による第2の画像送信方法は、相反
する方向の画像を撮影する、超広角撮影レンズを有する
2つの撮像部を備えたカメラ付き携帯端末装置において
取得された全周パノラマ画像を表す画像データを、該画
像データの受信を所望する受信端末装置に送信する画像
送信方法であって、前記受信端末装置において生成され
た、前記各撮像部における撮影方向および画角を表す撮
影方向情報を取得し、前記撮影方向情報に基づいて、前
記画像データから前記撮影方向および前記画角により特
定される領域に対応する領域画像データを生成し、前記
各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づいて、前
記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域画像デ
ータを生成し、該補正領域画像データを前記受信端末装
置に送信することを特徴とするものである。
【0021】なお、本発明による第2の画像送信方法に
おいては、前記撮影方向および前記画角に応じた明るさ
補正処理を前記補正領域画像データに施して前記受信端
末装置に送信するようにしてもよい。
【0022】本発明による第1の画像送信装置は、相反
する方向の画像を撮影する、超広角撮影レンズを有する
2つの撮像部を備えたカメラ付き携帯端末装置において
取得された全周パノラマ画像を表す画像データを、該画
像データの受信を所望する受信端末装置に送信する画像
送信装置であって、前記画像データまたは該画像データ
の簡易画像データを前記受信端末装置に送信し、前記受
信端末装置において生成された、前記画像データまたは
前記簡易画像データにより表される撮影画像上に指定さ
れた領域を表す領域情報を取得する送受信手段と、前記
領域情報に基づいて、前記画像データから前記指定され
た領域に対応する領域画像データを生成する領域画像生
成手段と、前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報
に基づいて、前記領域画像データを幾何学的に補正して
補正領域画像データを生成する補正手段とを備え、前記
送受信手段により前記補正領域画像データを前記受信端
末装置に送信することを特徴とするものである。
【0023】なお、本発明による第1の画像送信装置に
おいては、前記指定された領域に応じた明るさ補正処理
を前記補正領域画像データに施す明るさ補正手段をさら
に備えるようにしてもよい。
【0024】また、本発明による第1の画像送信装置に
おいては、前記送受信手段を、前記領域情報により表さ
れる領域とは異なる他の領域を表す他の領域情報をさら
に取得する手段とし、前記領域画像生成手段を、該他の
領域情報に基づいて、前記画像データから該他の領域に
対応する他の領域画像データを生成する手段とし、前記
補正手段を、前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情
報に基づいて、前記他の領域画像データを幾何学的に補
正して他の補正領域画像データを生成する手段とし、前
記送受信手段により前記他の補正領域画像データを前記
受信端末装置に送信するようにしてもよい。
【0025】本発明による第2の画像送信装置は、相反
する方向の画像を撮影する、超広角撮影レンズを有する
2つの撮像部を備えたカメラ付き携帯端末装置において
取得された全周パノラマ画像を表す画像データを、該画
像データの受信を所望する受信端末装置に送信する画像
送信装置であって、前記受信端末装置において生成され
た、前記各撮像部における撮影方向および画角を表す撮
影方向情報を取得する送受信手段と、前記撮影方向情報
に基づいて、前記画像データから前記撮影方向および前
記画角により特定される領域に対応する領域画像データ
を生成する領域画像生成手段と、前記各撮像部の歪み特
性を表す歪み特性情報に基づいて、前記領域画像データ
を幾何学的に補正して補正領域画像データを生成する補
正手段とを備え、前記送受信手段により前記補正領域画
像データを前記受信端末装置に送信することを特徴とす
るものである。
【0026】なお、本発明による第2の画像送信装置に
おいては、前記撮影方向および前記画角に応じた明るさ
補正処理を前記補正領域画像データに施す明るさ補正手
段をさらに備えるようにしてもよい。
【0027】なお、本発明による第1および第2の画像
送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
として提供してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明による第1の画像送信方法および
装置によれば、まず、カメラ付き携帯端末装置において
撮像により画像データが取得され、この画像データまた
はこの画像データの簡易画像データが受信端末装置に送
信される。受信端末装置においては、画像データまたは
簡易画像データにより表される画像が表示され、表示さ
れた画像上に領域が指定され、さらに指定された領域を
表す領域情報が生成される。そして、このようにして生
成された領域情報が本発明による第1の画像送信方法お
よび装置において取得される。次いで、領域情報に基づ
いて画像データから領域画像データが生成され、さら
に、カメラの歪み特性を表す歪み特性情報に基づいて、
領域画像データが幾何学的に補正されて補正領域画像デ
ータが生成される。そして、補正領域画像データが受信
端末装置に送信され、受信端末装置において補正領域画
像データが表示される。
【0029】このように、本発明による第1の画像送信
方法および装置においては、受信端末装置において指定
された領域情報を取得して領域画像データさらには補正
領域画像データを生成するようにしたため、受信端末装
置において受信端末装置のユーザが所望とするアングル
の画像を表示することができる。また、カメラ付き携帯
端末装置に設けられたカメラの歪み特性情報に基づい
て、領域画像データを幾何学的に補正し、補正により生
成された補正領域画像データを受信端末装置に送信する
ようにしたため、受信端末装置においては、幾何学的歪
みが補正された画像を表示することができる。
【0030】また、受信端末装置においては、画像デー
タの一部の領域のみを補正した補正領域画像データを受
信すればよいため、画像データの全体を補正した画像デ
ータを受信する場合と比較して通信コストを低減するこ
とができる。とくに携帯端末装置の料金体系は、送受信
したデータ容量に応じて料金が加算されるパケット制で
あるため、データ容量の低減による通信コスト低減の効
果は非常に大きい。
【0031】なお、カメラ付き携帯端末装置において得
られる画像データは全周パノラマ画像であるため、指定
された領域のシーンによっては、逆光となったり、順光
となったりする。このため、指定された領域に応じた明
るさ補正処理を施すことにより、受信端末装置において
は、指定された領域のシーンが逆光であっても順光であ
っても、適切な明るさの画像を再生することができる。
【0032】さらに、一旦補正領域画像データを生成し
た後に、受信端末装置において表示したい領域が変更さ
れた場合には、変更された他の領域を表す他の領域情報
のみを取得し、この他の領域情報に基づいて他の補正領
域画像データを生成して受信端末装置に送信することに
より、受信端末装置に再度の画像データの送信を行う必
要がなくなるため、さらに通信コストを低減することが
できる。
【0033】また、本発明による第2の画像補正方法お
よび装置によれば、まず、カメラ付き携帯端末装置にお
いて撮像により画像データが取得される。受信端末装置
においては、カメラ付き携帯端末装置の各撮像部におけ
る撮影方向および画角を表す撮影方向情報が生成され
る。そして、このようにして生成された撮影方向情報が
本発明による第2の画像送信方法および装置において取
得される。次いで、撮影方向情報に基づいて画像データ
から領域画像データが生成され、さらに、カメラの歪み
特性を表す歪み特性情報に基づいて、領域画像データが
幾何学的に補正されて補正領域画像データが生成され
る。そして、補正領域画像データが受信端末装置に送信
され、受信端末装置において補正領域画像データが表示
される。
【0034】このように、本発明による第2の画像補正
方法および装置においては、受信端末装置において指定
された撮影方向情報を取得して領域画像データさらには
補正領域画像データを生成するようにしたため、受信端
末装置において受信端末装置のユーザが所望とするアン
グルの画像を表示することができる。また、カメラ付き
携帯端末装置に設けられたカメラの歪み特性情報に基づ
いて、領域画像データを幾何学的に補正し、補正により
生成された補正領域画像データを受信端末装置に送信す
るようにしたため、受信端末装置においては、幾何学的
歪みが補正された画像を表示することができる。
【0035】また、受信端末装置においては、領域指定
のために画像データを受信する必要がなく、さらには、
画像データの一部の領域のみを補正した補正領域画像デ
ータを受信すればよいため、画像データを受信するとと
もに画像データの全体を補正した画像データを受信する
場合と比較して通信コストを低減することができる。と
くに携帯端末装置の料金体系は、送受信したデータ容量
に応じて料金が加算されるパケット制であるため、デー
タ容量の低減による通信コスト低減の効果は非常に大き
い。
【0036】なお、カメラ付き携帯端末装置において得
られる画像データは全周パノラマ画像であるため、指定
された領域のシーンによっては、逆光となったり、順光
となったりする。このため、指定された領域に応じた明
るさ補正処理を施すことにより、受信端末装置において
は、指定された領域のシーンが逆光であっても順光であ
っても、適切な明るさの画像を再生することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態
による画像送信装置を適用した画像送信システムの構成
を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本発
明の第1の実施形態による画像送信システムは、カメラ
付き携帯電話1と、本実施形態による画像送信装置を備
えた画像サーバ2と、画像を表示可能な携帯電話3との
間において、公衆回線4を介してデータのやり取りを行
い、カメラ付き携帯電話1において取得された画像デー
タS0を携帯電話3において表示するようにしたもので
ある。
【0038】カメラ付き携帯電話1は、撮像により被写
体を表す画像データS0を取得する2台のカメラ11
A,11Bと、画像や種々の情報を表示する液晶モニタ
等からなる表示部12と、十字キーを含む複数の入力キ
ーからなるキー入力部13と、公衆回線4を介して通
話、メールの送受信およびデータの送受信を行う通信部
14と、カメラ11A,11Bにおいて取得された画像
データS0をメモリカード等に記憶する記憶部15とを
備える。なお、画像データS0の送信時には、カメラ付
き携帯電話1の機種を表す機種情報も同時に送信され
る。
【0039】2台のカメラ11A,11Bは、撮影レン
ズ、シャッタ、撮像デバイス等からなる。図2はカメラ
11A,11Bの構成を示す概略図である。図2に示す
ように、カメラ11A,11Bは、それぞれ魚眼レンズ
41A,41Bと、撮像デバイス42A,42Bと、魚
眼レンズ41A,41Bを透過した透過像を撮像デバイ
ス42A,42Bに向けて反射するミラー43A,43
Bとを備えてなる。
【0040】ここで、図2に示すように、カメラ11
A,11Bは、魚眼レンズ41A,41Bがカメラ付き
携帯電話1の側方に張り出すように構成されている。こ
のため、各カメラ11A,11Bにおいては、180度
を超える画角により撮影が可能となっている。なお、魚
眼レンズ41A,41Bの損傷を防止するために、魚眼
11A,11Bの周囲にフードを設けたり、未使用時に
はカメラ付き携帯電話1内に沈み込む沈胴機構を設ける
ことが好ましい。
【0041】また、撮像デバイス42A,42Bとして
は、例えばカラーCMOSセンサやカラーCCDセンサ
を用いることができるが、本実施形態においてはカラー
CMOSセンサを用いるものとする。なお、撮像デバイ
ス42A,42Bの画素数としては、例えば240×1
60画素〜2000×3000画素程度のものが用いら
れるが、本実施形態においては、1280×960画素
のものを用いるものとする。
【0042】ここで、本実施形態においては、2台のカ
メラ11A,11Bにより2つの画像データが得られる
が、各画像データは撮影地点を基準とした180度の範
囲の画像を表すものであることから、2つの画像データ
により撮影地点を基準として360度の範囲を見渡せる
全周パノラマ画像が得られるものである。このため、以
降の説明においては、2台のカメラ11A,11Bにお
いて得られた2つの画像データを1つの画像データS0
として表すものとする。
【0043】表示部12の表示サイズとしては、例えば
本実施形態においては、240×160画素程度のもの
が用いられる。また、本実施形態においては、画像デー
タS0を縮小して得られた画像の全体が表示部12に表
示されるようにしてもよいが、後述するように画像上に
領域を指定する場合には、画像データS0が縮小される
ことなくそのまま表示部12に表示される。この場合
は、キー入力部13の十字キーを用いて表示された画像
をスクロールすることにより、画像上の全領域を把握す
ることができる。
【0044】画像サーバ2は、公衆回線4を介してのデ
ータの送受信を行う通信部21と、カメラ付き携帯電話
1から送信された画像データS0を記憶する記憶部22
と、カメラ付き携帯電話1の機種毎に、カメラ11Aの
歪み特性を表す複数の歪み特性情報H0を記憶する特性
記憶部23と、後述するように携帯電話3から送信され
た領域情報R0に基づいて、携帯電話3において指定さ
れた領域に対応する領域画像データSR0を画像データ
S0から生成する領域画像生成部24と、画像データS
0を送信したカメラ付き携帯電話1の機種に応じた歪み
特性情報H0に基づいて、後述するように領域画像デー
タSR0を補正して補正領域画像データSR1を生成す
る画像補正部25と、補正領域画像データSR1により
表される画像の明るさを補正して最終的な補正領域画像
データSR2を生成する明るさ補正部26とを備える。
【0045】なお、画像サーバ2に、プリンタおよびプ
リントについての注文を受け付ける注文処理部を設け、
画像データS0や後述する補正領域画像データSR2の
プリント注文を受け付けるようにしてもよい。
【0046】特性記憶部23に記憶されている歪み特性
情報H0は、カメラ付き携帯電話1の機種に応じて、カ
メラ11A,11Bの魚眼レンズを透過した像である透
過像上の座標である極座標(θ、φ)と、撮像デバイス
上における光電変換素子の位置を表すピクセル座標
(x,y)との関係を表すものとなっている。
【0047】なお、領域画像生成部24および画像補正
部25において行われる処理については後述する。
【0048】明るさ補正部26は、後述するように画像
補正部25において得られる補正領域画像データSR1
により表される画像の明るさを補正して、最終的な補正
領域画像データSR2を生成する。具体的には、補正領
域画像データSR1により表される画像の明るさ分布を
求め、明るすぎる領域あるいは暗すぎる領域が適切な明
るさを有するものとなるように明るさ補正量を求め、求
められた明るさ補正量に基づいて補正領域画像データS
R1を補正して補正領域画像データSR2を生成する。
【0049】ここで、本実施形態において、カメラ付き
携帯電話1にて得られる画像データS0は全周パノラマ
画像であるため、指定された領域のシーンによっては、
逆光となったり、順光となったりする。このため、明る
さ補正部26において、携帯電話3において指定された
領域に応じた明るさ補正処理を補正領域画像データSR
1に対して施すようにして、指定された領域が逆光であ
っても順光であっても適切な明るさの画像を表す補正領
域画像データSR2を得るようにしたものである。
【0050】携帯電話3は、画像や種々の情報を表示す
る液晶モニタ等からなる表示部32と、十字キーを含む
複数の入力キーからなるキー入力部33と、公衆回線4
を介して通話、メールの送受信およびデータの送受信を
行う通信部34と、送信された画像データS0等をメモ
リカード等に記憶する記憶部15と、表示部32に表示
された画像上において指定された領域を表す領域情報R
0を生成する領域情報生成部36とを備える。
【0051】表示部32の表示サイズとしては、カメラ
付き携帯電話1の表示部12と同様に、240×160
画素程度のものが用いられる。また、本実施形態におい
ては、画像データS0を縮小して得られた画像の全体が
表示部32に表示されるようにしてもよいが、後述する
ように画像上に領域を指定する場合には、画像データS
0が縮小されることなくそのまま表示部32に表示され
る。この場合は、携帯電話3のユーザはキー入力部33
の十字キーを用いて表示された画像をスクロールするこ
とにより、画像上の全領域を把握することができる。
【0052】領域情報生成部36は、表示部32に表示
された画像上において、携帯電話3のユーザがキー入力
部33を用いて指定した領域を表す領域情報R0を生成
する。本実施形態においては、図3に示すように表示部
32に表示された画像上にカーソルKを表示し、これを
画像上において移動させて表示したい領域の中心点を指
定することにより、その中心点を含む矩形の領域が指定
される。そして、この矩形の領域の四隅の座標値が領域
情報R0として生成される。なお、領域の指定時には、
領域の中心点のみならず、所望とする領域の四隅を指定
するようにしてもよい。
【0053】ここで、本実施形態のように魚眼レンズを
用いたカメラ付き携帯電話1において、撮像時における
魚眼レンズの透過像は、図4(a)に示すように極座標
に対応して撮像デバイス平面に投影される。カメラ11
A,11Bにおいて、十分な画素数を有する撮像デバイ
ス(例えば本実施形態のように1280×960画素)
を使用すれば、風景を撮像しても魚眼レンズの透過像は
魚眼レンズ41A,41Bの周辺部を含めて全て画像と
して得ることができる。しかしながら、魚眼レンズ41
A,41Bの透過像は極座標に投影された像を表すもの
であるため、得られた画像をそのまま表示すると、画像
の周囲の幾何学的歪みが非常に強いものとなる。さら
に、携帯電話3の表示部32は、本実施形態の場合24
0×160ピクセルとそれほど大きくないことから、表
示部32に画像全体を表示するために画像を縮小する
と、とくに風景の画像については鮮鋭度が非常に低くな
り、画像中に何が写っているのかが分からなくなってし
まう。
【0054】このため、本実施形態においては、携帯電
話3の表示部32に画像データS0を縮小することなく
そのまま表示して画像の鮮鋭度を確保し、撮像により得
られた画像を見やすくしている。
【0055】しかしながら、画像を縮小することなくそ
のまま表示しても、やはりその画像は極座標投影された
ものであるため、画像の周辺部ほど幾何学的歪みが大き
い。したがって、表示部32に表示された領域が画像の
周辺部であるほど鑑賞には耐え難いものとなる。
【0056】本実施形態においては、画像サーバ2の領
域画像生成部24において、携帯電話3の領域情報生成
部36により生成された領域情報R0に基づいて、指定
された領域に対応する領域画像データSR0を画像デー
タS0から生成し、画像補正部25において、領域画像
データSR0により表される領域画像について、歪み特
性情報H0に基づいて極座標からXY直交座標への変換
を行って補正領域画像データSR1を生成するようにし
たものである。
【0057】ここで、携帯電話3において表示部32に
表示される、画像データS0により表される画像は、図
4(a)に示すように魚眼レンズの透過像を表すもので
あるため、元々は直交座標上にあった像が極座標に投影
されたものとなっている。携帯電話3の表示部32にお
いて画像上に点P0が指定されたとすると、携帯電話3
の領域情報生成部36において、例えば点P0を含む矩
形の領域A1の四隅P1〜P4の座標値が領域情報R0
として生成される。
【0058】画像サーバ2の領域画像生成部24は、領
域情報R0に含まれる四隅P1〜P4の座標値から、四
隅P1〜P4に囲まれる領域A1を領域画像データSR
0として生成する。そして、画像補正部25において、
歪み特性情報H0に基づいて四隅P1〜P4により囲ま
れる領域内の各画素をXY直交座標に変換して、図4
(b)に示すように、四隅P1〜P4が四隅P1′〜P
4′に変換された直交座標変換済みの画像を得る。そし
て、携帯電話3の表示部32のサイズを考慮して、得ら
れた画像から表示部32に表示可能な範囲を切り出し、
切り出された範囲の画像を表す画像データが補正領域画
像データSR1として生成される。
【0059】なお、ここでは1つのカメラにおいて得ら
れる画像について説明したが、とくに各カメラ11A,
11Bにおいて得られる2つの画像データの境界を跨ぐ
ように領域が指定された場合には、2つの画像データの
それぞれから領域画像データSR0が生成されることと
なる。
【0060】次いで、第1の実施形態の動作について説
明する。図5は、第1の実施形態において行われる処理
を示すフローチャートである。まず、カメラ付き携帯電
話1のカメラ11A,11Bにより被写体の撮像が行わ
れて、画像データS0が取得される(ステップS1)。
続いて、通信部14により画像データS0が画像サーバ
2に送信される(ステップS2)。この際、カメラ付き
携帯電話1の機種情報も同時に送信される。
【0061】画像サーバ2においては画像データS0が
受信され(ステップS3)、記憶部22に記憶された後
(ステップS4)、携帯電話3に送信される(ステップ
S5)。なお、画像データS0に代えて、画像データS
0により表される画像の輪郭のみの画像を表す画像デー
タ、解像度を低くした画像データ等、画像データS0よ
りも容量が小さいが画像データS0により表される画像
の内容を把握することができる簡易画像データを携帯電
話3に送信してもよい。
【0062】携帯電話3においては、画像データS0が
受信され(ステップS6)、記憶部35に記憶され(ス
テップS7)、さらに表示部32に表示される(ステッ
プS8)。そして、携帯電話3のユーザにより領域の指
定がなされたか否かが判定され(ステップS9)、ステ
ップS9が肯定されると、領域情報生成部16において
指定された領域を表す領域情報R0が生成される(ステ
ップS10)。さらに、ユーザにより領域情報R0の画
像サーバ2への送信指示がなされたか否かが判定され
(ステップS11)、ステップS11が肯定されると、
通信部34により領域情報R0が画像サーバ2に送信さ
れる(ステップS12)。
【0063】画像サーバ2においては、通信部21によ
り領域情報R0が受信され(ステップS13)、続い
て、カメラ付き携帯電話1から送信された機種情報に基
づいて、特性記憶部23からその機種に応じた歪み特性
情報H0が読み出され(ステップS14)、さらに、領
域画像生成部24により記憶部22から画像データS0
が読み出され、領域情報R0に基づいて画像データS0
から領域画像データSR0が生成される(ステップS1
5)。そして、画像補正部25により歪み特性情報H0
に基づいて領域画像データSR0が補正されて補正領域
画像データSR1が生成される(ステップS16)。さ
らに、明るさ補正部26により補正領域画像データSR
1が補正されて、最終的な補正領域画像データSR2が
得られる(ステップS17)。補正領域画像データSR
2は通信部21により携帯電話3に送信される(ステッ
プS18)。
【0064】携帯電話3においては補正領域画像データ
SR2が受信され(ステップS19)、これが表示部3
2に表示され(ステップS20)、処理を終了する。
【0065】このように、第1の実施形態においては、
画像サーバ2において、携帯電話3により生成された領
域情報R0を取得して領域画像データSR0さらには補
正領域画像データSR1,SR2を生成し、補正領域画
像データSR2を携帯電話3に送信するようにしたた
め、携帯電話3においては携帯電話3のユーザが所望と
するアングルの画像を表示することができる。また、カ
メラ付き携帯電話1に設けられたカメラ11A,11B
の歪み特性情報H0に基づいて、領域画像データSR0
を幾何学的に補正し、補正により生成された補正領域画
像データSR2を携帯電話3に送信するようにしたた
め、携帯電話3においては、幾何学的歪みが補正された
画像を表示することができる。
【0066】また、携帯電話3においては、画像データ
の一部の領域のみを補正した補正領域画像データSR2
を受信すればよいため、画像データS0の全体を補正し
た画像データを受信する場合と比較して通信コストを低
減することができる。とくに携帯電話3の料金体系は、
送受信したデータ容量に応じて料金が加算されるパケッ
ト制であるため、データ容量の低減による通信コスト低
減の効果は非常に大きい。
【0067】また、明るさ補正部26において、補正領
域画像データSR1により表されるシーンの明るさに応
じた明るさ補正処理を行っているため、携帯電話3にお
いて指定された領域のシーンが逆光であっても順光であ
っても、携帯電話3においては適切な明るさの画像を再
生することができる。
【0068】次いで、本発明の第2の実施形態について
説明する。図6は本発明の第2の実施形態による画像補
正装置を適用した画像送信システムの構成を示す概略ブ
ロック図である。なお、第2の実施形態において第1の
実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0069】第2の実施形態においては、画像サーバ2
から携帯電話3には画像データS0を送信することな
く、カメラ付き携帯電話1のカメラ11A,11Bの撮
影方向および画角を表すアングル情報B0を携帯電話3
から画像サーバ2に送信し、画像サーバ2においてアン
グル情報B0に基づいて領域画像データSR0を画像デ
ータS0から生成するようにしたものである。
【0070】このため、第2の実施形態においては、携
帯電話3が領域情報生成部36に代えて、アングル情報
B0を生成するアングル情報生成部37を備え、画像サ
ーバ2の領域画像生成部24が、アングル情報B0に基
づいて画像データS0から領域画像データSR0を生成
するようにした点が第1の実施形態と異なる。
【0071】なお、第2の実施形態においては、カメラ
付き携帯電話1のユーザが、画像データS0を取得して
画像サーバ2に送信した旨を電子メールにより携帯電話
3のユーザに送信することにより、携帯電話3のユーザ
が画像データS0が画像サーバ2に送信された旨を知
り、アングル情報B0を生成して画像サーバ2に送信す
るものである。なお、カメラ付き携帯電話1のユーザが
携帯電話3のユーザに電話をかけることにより、画像デ
ータS0を画像サーバ2に送信した旨を伝えるようにし
てもよい。
【0072】ここで、カメラ付き携帯電話1のユーザが
撮影した画像のアングルが分かっている場合、およびカ
メラ付き携帯電話1のユーザがいつも決まったアングル
の画像を撮影する場合がある。このような場合、携帯電
話3のユーザは、カメラ付き携帯電話1のユーザが撮影
した画像のどの部分を表示したいかが予め分かる。第2
の実施形態はこのような場合を想定し、アングル情報生
成部37において画像データS0により表される画像に
おける表示したい撮影方向および画角を表すアングル情
報B0を生成するようにしたものである。なお、予めア
ングル情報B0を生成して記憶部35に記憶しておき、
記憶部35に記憶されたアングル情報B0を読み出し
て、画像サーバ2に送信してもよい。
【0073】なお、撮影方向および画角の指定は、例え
ば図7に示すように表示部32にGUIを表示し、キー
入力部33を操作することにより、図7において斜線で
示す扇状の領域の方向および中心角を指定することによ
り行われる。なお、撮影方向の表示部分における「Fron
t」側はカメラ11Aに、「Back」側はカメラ11Bに
対応する撮影範囲を表す。
【0074】次いで、第2の実施形態の動作について説
明する。図8は、第2の実施形態において行われる処理
を示すフローチャートである。まず、カメラ付き携帯電
話1のカメラ11A,11Bにより被写体の撮像が行わ
れて、画像データS0が取得される(ステップS3
1)。続いて、通信部14により画像データS0が画像
サーバ2に送信される(ステップS32)。この際、カ
メラ付き携帯電話1の機種情報も同時に送信される。さ
らに、画像データS0を画像サーバ2に送信した旨の電
子メールが携帯電話3に送信される(ステップS3
3)。
【0075】画像サーバ2においては画像データS0が
受信され(ステップS34)、記憶部22に記憶される
(ステップS35)。
【0076】携帯電話3においては、カメラ付き携帯電
話1から送信された電子メールが受信され(ステップS
36)、携帯電話3のユーザにより所望とする撮影方向
および画角が指定されて、アングル情報生成部37によ
りユーザが指定した撮影方向および画角を表すアングル
情報B0が生成される(ステップS37)。そして、ユ
ーザによりアングル情報B0の画像サーバ2への送信指
示がなされたか否かが判定され(ステップS38)、ス
テップS38が肯定されると、通信部34によりアング
ル情報B0が画像サーバ2に送信される(ステップS3
9)。
【0077】画像サーバ2においては、通信部21によ
りアングル情報B0が受信され(ステップS40)、続
いてカメラ付き携帯電話1から送信された機種情報に基
づいて、特性記憶部23からその機種に応じた歪み特性
情報H0が読み出され(ステップS41)、さらに、領
域画像生成部24により記憶部22から画像データS0
が読み出され、アングル情報B0に基づいて画像データ
S0から領域画像データSR0が生成される(ステップ
S42)。そして、画像補正部25により歪み特性情報
H0に基づいて領域画像データSR0が補正されて補正
領域画像データSR1が生成される(ステップS4
3)。さらに、明るさ補正部26により補正領域画像デ
ータSR1が補正されて、最終的な補正領域画像データ
SR2が得られる(ステップS44)。補正領域画像デ
ータSR2は通信部21により携帯電話3に送信される
(ステップS45)。
【0078】携帯電話3においては補正領域画像データ
SR2が受信され(ステップS46)、これが表示部3
2に表示され(ステップS47)、処理を終了する。
【0079】このように、第2の実施形態においては、
画像サーバ2において、携帯電話3により生成されたア
ングル情報B0を取得して領域画像データSR0さらに
は補正領域画像データSR1,SR2を生成し、補正領
域画像データSR2を携帯電話3に送信するようにした
ため、携帯電話3においては携帯電話3のユーザが所望
とするアングルの画像を表示することができる。また、
カメラ付き携帯電話1に設けられたカメラ11A,11
Bの歪み特性情報H0に基づいて、領域画像データSR
0を幾何学的に補正し、補正により生成された補正領域
画像データSR2を携帯電話3に送信するようにしたた
め、携帯電話3においては、幾何学的歪みが補正された
画像を表示することができる。
【0080】また、第1の実施形態と異なり、携帯電話
3に画像データS0を送信する必要がないため、第1の
実施形態と比較して、画像サーバ2が携帯電話3に画像
データS0を送信する際、および携帯電話3が画像デー
タS0を受信する際に必要な通信コストを低減すること
ができる。
【0081】なお、上記第1および第2の実施形態にお
いては、カメラ付き携帯電話1の機種情報に基づいて、
特性記憶部23から歪み特性情報H0を読み出している
が、カメラ付き携帯電話1においては機種に応じて電話
番号が割り振られている。このため、特性記憶部23に
電話番号と機種との対応関係を記憶しておき、機種情報
に代えてカメラ付き携帯電話1の電話番号を画像データ
S0とともに画像サーバ2に送信し、上記対応関係を参
照して電話番号に応じた機種の歪み特性情報H0を特性
記憶部23から読み出すようにしてもよい。
【0082】また、上記第1および第2の実施形態にお
いては、歪み特性情報H0に基づいて領域画像データS
R0を補正しているが、カメラにおいて取得された画像
データのみからカメラのレンズの歪み特性を算出する方
法が提案されている(Blindremoval of lens distortio
n, Hany Farid and Alin C.Popescu, Optical Society
of America, A/Vol.18, No.9/September 2001, pp2072-
2077)。したがって、特性記憶部23に記憶された歪み
特性情報H0に代えて、領域画像データSR0から歪み
特性情報を算出し、算出された歪み特性情報に基づいて
領域画像データSR0を補正して補正領域画像データS
R1を生成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像送信装置を
適用した画像送信システムの構成を示す概略ブロック図
【図2】カメラ付き携帯電話におけるカメラの構成を示
す概略図
【図3】表示部に表示されたカーソルを示す図
【図4】(a)は撮像デバイスに極座標投影された投影
像を示す図、(b)は領域画像データXY直交座標に変
換することにより得られた補正領域画像データにより表
される画像を示す図
【図5】第1の実施形態において行われる処理を示すフ
ローチャート
【図6】本発明の第2の実施形態による画像送信装置を
適用した画像送信システムの構成を示す概略ブロック図
【図7】アングル情報の生成を説明するための図
【図8】第2の実施形態において行われる処理を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1 カメラ付き携帯電話 2 画像サーバ 3 携帯電話 4 公衆回線 11A,11B カメラ 12,32 表示部 13,33 キー入力部 14,21,34 通信部 15,22,35 記憶部 23 特性記憶部 24 領域画像生成部 25 画像補正部 26 明るさ補正部 36 領域情報生成部 37 アングル情報生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 7/14 7/14 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5C022 AA12 AB51 AC03 AC32 AC42 AC54 AC69 5C064 AA01 AA02 AB04 AC03 AC04 AC06 AC12 AC16 AD08 AD14 5K027 AA11 BB01 HH29 5K067 AA21 BB04 DD52 EE02 FF23 FF31 5K101 LL12 MM07 NN06 NN18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相反する方向の画像を撮影する、超広角
    撮影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き携
    帯端末装置において取得された全周パノラマ画像を表す
    画像データを、該画像データの受信を所望する受信端末
    装置に送信する画像送信方法であって、 前記画像データまたは該画像データの簡易画像データを
    前記受信端末装置に送信し、 前記受信端末装置において生成された、前記画像データ
    または前記簡易画像データにより表される撮影画像上に
    指定された領域を表す領域情報を取得し、 前記領域情報に基づいて、前記画像データから前記指定
    された領域に対応する領域画像データを生成し、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域
    画像データを生成し、 該補正領域画像データを前記受信端末装置に送信するこ
    とを特徴とする画像送信方法。
  2. 【請求項2】 前記指定された領域に応じた明るさ補正
    処理を前記補正領域画像データに施して前記受信端末装
    置に送信することを特徴とする請求項1記載の画像送信
    方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記領域情報により表される領
    域とは異なる他の領域を表す他の領域情報を取得し、 該他の領域情報に基づいて、前記画像データから該他の
    領域に対応する他の領域画像データを生成し、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記他の領域画像データを幾何学的に補正して他の
    補正領域画像データを生成し、 該他の補正領域画像データを前記受信端末装置に送信す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像送信方
    法。
  4. 【請求項4】 相反する方向の画像を撮影する、超広角
    撮影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き携
    帯端末装置において取得された全周パノラマ画像を表す
    画像データを、該画像データの受信を所望する受信端末
    装置に送信する画像送信方法であって、 前記受信端末装置において生成された、前記各撮像部に
    おける撮影方向および画角を表す撮影方向情報を取得
    し、 前記撮影方向情報に基づいて、前記画像データから前記
    撮影方向および前記画角により特定される領域に対応す
    る領域画像データを生成し、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域
    画像データを生成し、 該補正領域画像データを前記受信端末装置に送信するこ
    とを特徴とする画像送信方法。
  5. 【請求項5】 前記撮影方向および前記画角に応じた明
    るさ補正処理を前記補正領域画像データに施して前記受
    信端末装置に送信することを特徴とする請求項4記載の
    画像送信方法。
  6. 【請求項6】 相反する方向の画像を撮影する、超広角
    撮影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き携
    帯端末装置において取得された全周パノラマ画像を表す
    画像データを、該画像データの受信を所望する受信端末
    装置に送信する画像送信装置であって、 前記画像データまたは該画像データの簡易画像データを
    前記受信端末装置に送信し、前記受信端末装置において
    生成された、前記画像データまたは前記簡易画像データ
    により表される撮影画像上に指定された領域を表す領域
    情報を取得する送受信手段と、 前記領域情報に基づいて、前記画像データから前記指定
    された領域に対応する領域画像データを生成する領域画
    像生成手段と、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域
    画像データを生成する補正手段とを備え、 前記送受信手段により前記補正領域画像データを前記受
    信端末装置に送信することを特徴とする画像送信装置。
  7. 【請求項7】 前記指定された領域に応じた明るさ補正
    処理を前記補正領域画像データに施す明るさ補正手段を
    さらに備えたことを特徴とする請求項6記載の画像送信
    装置。
  8. 【請求項8】 前記送受信手段は、前記領域情報により
    表される領域とは異なる他の領域を表す他の領域情報を
    さらに取得する手段であり、 前記領域画像生成手段は、該他の領域情報に基づいて、
    前記画像データから該他の領域に対応する他の領域画像
    データを生成する手段であり、 前記補正手段は、前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特
    性情報に基づいて、前記他の領域画像データを幾何学的
    に補正して他の補正領域画像データを生成する手段であ
    り、 前記送受信手段により前記他の補正領域画像データを前
    記受信端末装置に送信することを特徴とする請求項6ま
    たは7記載の画像送信装置。
  9. 【請求項9】 相反する方向の画像を撮影する、超広角
    撮影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き携
    帯端末装置において取得された全周パノラマ画像を表す
    画像データを、該画像データの受信を所望する受信端末
    装置に送信する画像送信装置であって、 前記受信端末装置において生成された、前記各撮像部に
    おける撮影方向および画角を表す撮影方向情報を取得す
    る送受信手段と、 前記撮影方向情報に基づいて、前記画像データから前記
    撮影方向および前記画角により特定される領域に対応す
    る領域画像データを生成する領域画像生成手段と、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域
    画像データを生成する補正手段とを備え、 前記送受信手段により前記補正領域画像データを前記受
    信端末装置に送信することを特徴とする画像送信装置。
  10. 【請求項10】 前記撮影方向および前記画角に応じた
    明るさ補正処理を前記補正領域画像データに施す明るさ
    補正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9記載
    の画像送信装置。
  11. 【請求項11】 相反する方向の画像を撮影する、超広
    角撮影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き
    携帯端末装置において取得された全周パノラマ画像を表
    す画像データを、該画像データの受信を所望する受信端
    末装置に送信する画像送信方法をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムであって、 前記画像データまたは該画像データの簡易画像データを
    前記受信端末装置に送信する手順と、 前記受信端末装置において生成された、前記画像データ
    または前記簡易画像データにより表される撮影画像上に
    指定された領域を表す領域情報を取得する手順と、 前記領域情報に基づいて、前記画像データから前記指定
    された領域に対応する領域画像データを生成する手順
    と、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域
    画像データを生成する手順と、 該補正領域画像データを前記受信端末装置に送信する手
    順とを有するプログラム。
  12. 【請求項12】 前記指定された領域に応じた明るさ補
    正処理を前記補正領域画像データに施す手順をさらに有
    する請求項11記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 さらに、前記領域情報により表される
    領域とは異なる他の領域を表す他の領域情報を取得する
    手順と、 該他の領域情報に基づいて、前記画像データから該他の
    領域に対応する他の領域画像データを生成する手順と、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記他の領域画像データを幾何学的に補正して他の
    補正領域画像データを生成する手順と、 該他の補正領域画像データを前記受信端末装置に送信す
    る手順とを有する請求項11または12記載のプログラ
    ム。
  14. 【請求項14】 相反する方向の画像を撮影する、超広
    角撮影レンズを有する2つの撮像部を備えたカメラ付き
    携帯端末装置において取得された全周パノラマ画像を表
    す画像データを、該画像データの受信を所望する受信端
    末装置に送信する画像送信方法をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムであって、 前記受信端末装置において生成された、前記各撮像部に
    おける撮影方向および画角を表す撮影方向情報を取得す
    る手順と、 前記撮影方向情報に基づいて、前記画像データから前記
    撮影方向および前記画角により特定される領域に対応す
    る領域画像データを生成する手順と、 前記各撮像部の歪み特性を表す歪み特性情報に基づい
    て、前記領域画像データを幾何学的に補正して補正領域
    画像データを生成する手順と、 該補正領域画像データを前記受信端末装置に送信する手
    順とを有するプログラム。
  15. 【請求項15】 前記撮影方向および前記画角に応じた
    明るさ補正処理を前記補正領域画像データに施す手順を
    さらに有する請求項14記載のプログラム。
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