JP2003198523A - 同期検出装置および同期検出方法 - Google Patents

同期検出装置および同期検出方法

Info

Publication number
JP2003198523A
JP2003198523A JP2001398627A JP2001398627A JP2003198523A JP 2003198523 A JP2003198523 A JP 2003198523A JP 2001398627 A JP2001398627 A JP 2001398627A JP 2001398627 A JP2001398627 A JP 2001398627A JP 2003198523 A JP2003198523 A JP 2003198523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronization
calculation
correlation
code pattern
basic code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001398627A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Nagumo
章芳 南雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001398627A priority Critical patent/JP2003198523A/ja
Publication of JP2003198523A publication Critical patent/JP2003198523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期用チャネルを用いた同期検出性能を
より一層向上させること。 【解決手段】 フレームタイミング検出用コード発生器
101は、フレームタイミング検出用コード256チッ
プ中の先頭16チップを、16×nタップのマッチドフ
ィルタ102−1〜102−16の全てに設定する。受
信信号のI成分は、計16個のマッチドフィルタに順次
入力され、上記16チップと相関演算され、絶対値変換
回路103−1〜103−16にそれぞれ出力される。
この絶対値変換回路103−1〜103−16に入力さ
れた相関値は、絶対値に変換され、加算器104で加算
され、電力計算回路108に出力される。受信信号のQ
成分も同様に処理され、電力計算回路108は遅延プロ
ファイルを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access)基地局間非同期方式を用い
た移動体通信システムに適用される同期検出装置および
同期検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式の移動体通信システムで
は、送信装置および受信装置のいずれか一方または両者
が移動することが多いため、送信装置により送信信号が
送信された時点からこの送信信号が受信装置に受信され
るまでの時間(すなわち伝播遅延時間)は、常に変化す
る。そこで、受信装置は、受信タイミングの検出(すな
わち同期検出)を行う必要があり、基地局は、既知であ
る拡散コードで拡散変調した同期検出用の制御信号(以
下、「同期用チャネル」という)を常に送信している。
【0003】一般に、受信信号は、フレーム、スロッ
ト、シンボル、およびチップと呼ばれる各構成単位から
なる。図6(A)は、一般的なCDMA基地局間非同期方
式における同期用チャネルのフレーム構成の一例を示す
図である。ここでは、1フレームは15スロット、1ス
ロットは10シンボル、1シンボルは256チップより
構成されている。
【0004】そして、同期用チャネルには、例えば、フ
レームの先頭(フレームタイミング)を検出するための
フレームタイミング検出用チャネル、およびスロットの
先頭(スロットタイミング)を検出するためのスロット
タイミング検出用チャネルがあり、実際の送信信号に
は、各スロットの先頭に、フレームタイミング検出用コ
ード、およびスロットタイミング検出用コードが重畳さ
れて、送信装置より送信されている。このとき、フレー
ムタイミング検出用コードは、フレームの先頭を識別す
るために、各スロット毎に異なるコードが使用されてい
る。スロットタイミング検出用コードは、各スロットで
同一のコードが使用される。
【0005】例えば、3GPP(3rd Generation Partn
ership Project)に規定されている同期用チャネルであ
るPSCH(Primary Synchronization Channel)およ
びSSCH(Secondary Synchronization Channel)で
は、図6(B)に示すように、スロットタイミング検出に
用いるPSC(Primary Synchronization Code)、およ
びフレームタイミング検出に用いるSSC(Secondary
Synchronization Code)と呼ばれるコードがスロットの
先頭に重畳されている。
【0006】図7は、従来の同期検出装置の要部の構成
の一例を示すブロック図である。ここでは、受信信号の
スロットタイミングを検出するために、マッチドフィル
タ(MF)を用いて遅延プロファイルを生成する場合を
例にとって説明する。
【0007】スロットタイミング検出用コード発生器5
01は、この通信システムに固有の256チップ長のス
ロットタイミング検出用コードを発生し、マッチドフィ
ルタ502に出力する。マッチドフィルタ502は、受
信したスロットタイミング検出用チャネルのI成分と上
記スロットタイミング検出用コードの相関演算を行い、
結果を電力計算回路505に出力する。
【0008】ここで、マッチドフィルタ502は、25
6×n個のタップを有する。CDMA方式の移動体通信
システムでは、一つのデータ(1シンボル)を4回送っ
ているため(4倍オーバーサンプリング)、n=4とす
ると全てのデータをマッチドフィルタに保持することが
できるが、通常、回路規模削減のために4回のうち2回
のみをマッチドフィルタに保持させている。この時、こ
のマッチドフィルタは、「256×2タップのマッチド
フィルタ」と呼ばれる。
【0009】同様に、スロットタイミング検出用チャネ
ルのQ成分についてマッチドフィルタ503で相関演算
処理がなされ、結果が電力計算回路505に出力され
る。
【0010】電力計算回路505では、二つのマッチド
フィルタ502、503の出力から電力を計算し、遅延
プロファイルを生成する。
【0011】以上のように、従来の同期検出装置では、
スロットタイミング検出用コードを用いて受信信号のス
ロットタイミングを検出することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同期検出装置では、上述の通り、スロットタイミング検
出用コードとフレームタイミング検出用コードは、受信
信号に重畳されて送信されており、それぞれの同期用チ
ャネルが送信電力を分け合う形となるため、例えば、送
信電力が同一であれば各々の送信電力は1/2というこ
とになる。そのため、スロットタイミング検出時におけ
るスロットタイミング同期用チャネルの送信電力が他の
チャネルに比べて低い場合は、スロットタイミングの検
出に失敗し、その後に行われるフレームタイミング検
出、およびユーザ通信に使用するスクランブリングコー
ド番号の検出ができない可能性がある。つまり、スロッ
トタイミングが検出できなければ基地局の検出は不可能
であり、基地局の再検出に時間を要することになり、ハ
ンドオーバに失敗する可能性が高くなる。さらに、再度
同期検出を行うことから消費電力も大きくなる。
【0013】なお、上記の不都合を解消するため、スロ
ットタイミング検出用チャネルを廃止し、スロットタイ
ミング検出用コードと同じタイミングで受信信号に重畳
されているフレームタイミング検出用コードの送信電力
をアップし、フレームタイミング検出用コードのみによ
り、スロットタイミングを検出することも考えられる
が、フレームタイミング検出用コードは各スロット毎に
異なるものが挿入されているため、単一の相関器では同
期検出をすることができない。
【0014】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、同期用チャネルを用いた同期検出性能をより一
層向上させることができる同期検出装置および同期検出
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の同期検出装置
は、同一の基本コードパターンを繰り返して構成された
同期検出用コードにおける前記基本コードパターンを発
生する発生手段と、前記発生手段によって発生された基
本コードパターンを用いて前記同期検出用コードを含む
受信信号の相関演算を行う相関演算手段と、を有する構
成を採る。
【0016】この構成によれば、同一の基本コードパタ
ーンを繰り返して構成された同期検出用コードを含む受
信信号を受信する場合に、基本コードパターンを用いて
受信信号の相関演算を行うので、必要となる同期用チャ
ネルの数を減らして、その送信電力を他の同期用チャネ
ルに振り分けることができ、同期用チャネルを用いた同
期検出性能をより一層向上させることができる。
【0017】本発明の同期検出装置は、同一の基本コー
ドパターンを正負を反転させながら繰り返して構成され
た同期検出用コードにおける前記基本コードパターンを
発生する発生手段と、前記発生手段によって発生された
基本コードパターンを用いて前記同期検出用コードを含
む受信信号の相関値を算出する第1算出手段と、前記第
1算出手段によって算出された相関値の絶対値を算出す
る第2算出手段と、を有する構成を採る。
【0018】この構成によれば、同一の基本コードパタ
ーンを正負を反転させながら繰り返して構成された同期
検出用コードを含む受信信号を受信する場合に、基本コ
ードパターンを用いて受信信号の相関演算を行い、相関
値の絶対値を算出するので、必要となる同期用チャネル
の数を減らして、その送信電力を他の同期用チャネルに
振り分けることができ、同期用チャネルを用いた同期検
出性能をより一層向上させることができる。
【0019】本発明の同期検出装置は、同一の基本コー
ドパターンを繰り返して構成された同期検出用コードに
おける前記基本コードパターンを発生する発生手段と、
受信信号を前記基本コードパターンの1周期分によって
複数の区間に分割して得られた各区間について、前記基
本コードパターンとの相関演算を行う相関演算手段と、
前記相関演算手段の相関結果を加算する加算手段と、を
有する構成を採る。
【0020】この構成によれば、同一の基本コードパタ
ーンを繰り返して構成された同期検出用コードを含む受
信信号を受信する場合に、基本コードパターンを用いて
複数の相関器により、受信信号の相関演算を行い、その
結果を加算するので、相関値の大きさを増加させること
ができ、同期用チャネルを用いた同期検出性能をより一
層向上させることができる。
【0021】本発明の同期検出装置は、上記の構成にお
いて、前記第1算出手段の算出結果の絶対値と予め設定
された閾値を比較する比較手段と、前記第2算出手段の
算出結果を加算する加算手段と、をさらに有し、前記第
2算出手段は、前記第1算出手段の算出結果の絶対値が
前記閾値以上の場合は、前記第1算出手段の算出結果の
絶対値を算出し、前記第1算出手段の算出結果の絶対値
が前記閾値以下の場合は、前記第1算出手段の算出結果
をそのまま出力する構成を採る。
【0022】この構成によれば、相関値の絶対値が、閾
値以上の場合は相関値を絶対値に変換し、閾値以下の場
合はそのままとして、加算するので、ノイズによる影響
を低減でき、同期用チャネルを用いた同期検出性能をよ
り一層向上させることができる。
【0023】本発明の同期検出装置は、上記の構成にお
いて、前記第1算出手段の算出結果の絶対値が予め設定
された第1閾値以上の場合を計数する計数手段と、前記
第2算出手段の算出結果を加算する加算手段と、をさら
に有し、前記第2算出手段は、前記計数手段の計数結果
が予め設定された第2閾値以上の場合は、前記第1算出
手段の算出結果の絶対値を算出し、前記計数手段の計数
結果が前記第2閾値以下の場合は、前記第1算出手段の
算出結果をそのまま出力する構成を採る。
【0024】この構成によれば、相関値の絶対値が、第
1閾値以上となる場合を計数し、計数結果が第2閾値以
上であるならば、相関値を絶対値に変換し、第2閾値以
下であるなら、そのままとして、加算するので、ノイズ
による影響を低減でき、同期用チャネルを用いた同期検
出性能をより一層向上させることができる。
【0025】本発明の同期検出装置は、上記いずれかに
記載の同期検出装置において、前記同期検出用コード
は、フレームタイミングの検出用コードである構成を採
る。
【0026】この構成によれば、フレームタイミング検
出用コードを用いてスロットタイミングの検出を行うの
で、スロットタイミング検出用チャネルを不要とし、そ
の送信電力をフレームタイミング検出用チャネルに振り
分けることができ、同期用チャネルを用いた同期検出性
能をより一層向上させることができる。
【0027】本発明の同期検出装置は、上記の構成にお
いて、スロットタイミングの検出用コードを用いてスロ
ットタイミングを検出する第1の同期検出装置と、請求
項6記載の第2の同期検出装置と、前記第1の同期検出
装置および前記第2の同期検出装置の検出結果を重み付
け加算する重み付け加算手段と、を有する構成を採る。
【0028】この構成によれば、スロットタイミングの
検出用コードを用いてスロットタイミングの検出を行っ
た結果と、フレームタイミングの検出用コードを用いて
スロットタイミングの検出を行った結果を重み付け加算
するので、スロットタイミングの検出に両チャネルの送
信電力を利用することができ、同期用チャネルを用いた
同期検出性能をより一層向上させることができる。
【0029】本発明の受信装置は、上記いずれかに記載
の同期検出装置を有する構成を採る。
【0030】この構成によれば、上記と同様の作用効果
を有する受信装置を提供することができる。
【0031】本発明の通信端末装置は、上記いずれかに
記載の同期検出装置を有する構成を採る。
【0032】この構成によれば、上記と同様の作用効果
を有する通信端末装置を提供することができる。
【0033】本発明の基地局装置は、上記いずれかに記
載の同期検出装置を有する構成を採る。
【0034】この構成によれば、上記と同様の作用効果
を有する基地局装置を提供することができる。
【0035】本発明の同期検出方法は、同一の基本コー
ドパターンを繰り返して構成された同期検出用コードに
おける前記基本コードパターンを発生する発生ステップ
と、前記発生ステップで発生した基本コードパターンを
用いて前記同期検出用コードを含む受信信号の相関演算
を行う相関演算ステップと、を有するようにした。
【0036】この方法によれば、同一の基本コードパタ
ーンを繰り返して構成された同期検出用コードを含む受
信信号を受信する場合に、基本コードパターンを用いて
受信信号の相関演算を行うので、同期用チャネルの数を
減らして、その送信電力を他の同期用チャネルに振り分
けることができ、同期用チャネルを用いた同期検出性能
をより一層向上させることができる。
【0037】本発明の同期検出方法は、同一の基本コー
ドパターンを正負を反転させながら繰り返して構成され
た同期検出用コードにおける前記基本コードパターンを
発生する発生ステップと、前記発生ステップで発生した
基本コードパターンを用いて前記同期検出用コードを含
む受信信号の相関値を算出する第1算出ステップと、前
記第1算出ステップで算出した相関値の絶対値を算出す
る第2算出ステップと、を有するようにした。
【0038】この方法によれば、同一の基本コードパタ
ーンを正負を反転させながら繰り返して構成された同期
検出用コードを含む受信信号を受信する場合に、基本コ
ードパターンを用いて受信信号の相関演算を行い、相関
値の絶対値を算出するので、必要となる同期用チャネル
の数を減らして、その送信電力を他の同期用チャネルに
振り分けることができ、同期用チャネルを用いた同期検
出性能をより一層向上させることができる。
【0039】本発明の同期検出方法は、同一の基本コー
ドパターンを繰り返して構成された同期検出用コードに
おける前記基本コードパターンを発生する発生ステップ
と、受信信号を前記基本コードパターンの1周期分によ
って複数の区間に分割して得た各区間について、前記基
本コードパターンとの相関演算を行う相関演算ステップ
と、前記相関演算ステップの相関結果を加算する加算ス
テップと、を有するようにした。
【0040】この方法によれば、同一の基本コードパタ
ーンを繰り返して構成された同期検出用コードを含む受
信信号を受信する場合に、基本コードパターンを用いて
複数の相関ステップにより、受信信号の相関演算を行
い、その結果を加算するので、相関値の大きさを増加さ
せることができ、同期用チャネルを用いた同期検出性能
をより一層向上させることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、同一の基本コー
ドパターンを繰り返して構成された同期検出用コードを
含む受信信号を受信する場合に、基本コードパターンを
用いて受信信号の相関演算を行い、同期用チャネルの同
期検出を行うことにある。
【0042】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0043】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る同期検出装置に含まれる遅延プロファイル
生成装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0044】図1に示す同期検出装置は、フレームタイ
ミング検出用コード発生器101、相関演算部105、
106を有する相関演算装置107、および電力計算回
路108を有する。そして、相関演算部105は、マッ
チドフィルタ102−1〜102−16、絶対値変換回
路103−1〜103−16、加算器104を有する。
【0045】次いで、上記構成を有する同期検出装置の
動作について説明する。
【0046】フレームタイミング検出用コード発生器1
01は、フレームタイミング検出用コード256チップ
中の先頭16チップを、16×nタップのマッチドフィ
ルタであるマッチドフィルタ102−1〜102−16
の全てに設定する。受信信号のI成分は、はじめにマッ
チドフィルタ102−1に入力される。マッチドフィル
タ102−1で相関値を検出された受信信号のI成分は
マッチドフィルタ102−1の最終段から出力され、続
いてマッチドフィルタ102−2に入力される。このよ
うに受信信号は、最終的にはマッチドフィルタ102−
16までの計16個のマッチドフィルタに順次入力され
る。マッチドフィルタ102−1〜102−16では、
入力されている受信信号のI成分と設定されている16
チップのコードとの相関値を算出し、絶対値変換回路1
03−1〜103−16にそれぞれ出力する。絶対値変
換回路103−1〜103−16に入力された相関値
は、絶対値に変換され加算器104に出力される。絶対
値変換回路103−1〜103−16の全ての出力は、
加算器104で加算され、電力計算回路108に出力さ
れる。受信信号のQ成分に対しても相関演算部106で
I成分と同様の処理が行われ、得られた相関値が電力計
算回路108に入力される。電力計算回路108では、
入力された相関値によって電力を計算し、遅延プロファ
イルとして出力する。
【0047】次に、相関演算部105、106から出力
される相関値の性質について説明する。
【0048】フレームタイミング検出用コードの長さ
は、256チップ(1シンボル)であるが、これは、1
6チップの基本コードパターンを、それ自身または正負
反転させたものを16回、所定の様式で繰り返すことに
よって作成されている。
【0049】例えば、フレームタイミング検出用コード
の1つである、3GPPで規定されているSSCは、基
本コードパターン b = <1,1,1,1,1,1,-1,-1,-1,1,-1,1,
-1,1,1,-1> を、例えば、SSC = <b,b,b,-b,b,b,-b,-
b,b,-b,b,-b,-b,-b,-b,-b>のように繰り返すことにより
作成される。この繰り返し方法を変えることにより16
種類のSSCが作成されている。
【0050】本実施の形態では、基本コードパターンと
して、フレームタイミング検出用コード256チップ中
の先頭16チップのみをフレームタイミング検出用コー
ド発生器によって発生させ、マッチドフィルタ102−
1〜102−16の全てに設定している。
【0051】このとき、相関演算部105、106から
出力される相関値は次のようになる。ただし、マッチド
フィルタに入力されるデータは2値データとし、出力は
正規化されているものとする。
【0052】受信されるフレームタイミング検出用コー
ド256チップのうち、マッチドフィルタ102−2に
掛かっているのが、例えば、1〜16番目のチップの場
合、同時にマッチドフィルタ102−1に掛かっている
のは、17〜32番目のチップということになる。この
とき、マッチドフィルタ102−1およびマッチドフィ
ルタ102−2の両方から出力される相関値は1もしく
は−1である。他のマッチドフィルタには、フレームタ
イミング検出用コードが掛かっていないので、出力され
る相関値は0である。絶対値変換回路103−1〜10
3−16は、これらの相関値の絶対値を算出し、加算器
104は、得られた絶対値の総和をとるので、最終的に
相関演算部105より出力される相関値は2ということ
になる。
【0053】一方、少し時間が経過して、マッチドフィ
ルタ102−2に掛かっているフレームタイミング検出
用コードが、2〜17番目のチップとなった場合、同時
にマッチドフィルタ102−1に掛かっているのは18
〜33番目のチップということになる。このとき、基本
コードパターンとの相関はほとんどないと考えられるの
で、マッチドフィルタ102−1およびマッチドフィル
タ102−2から出力される相関値は共にほぼ0であ
る。よって、相関演算部105より出力される相関値は
0となる。
【0054】もし、フレームタイミング検出用コード2
56チップが、マッチドフィルタ102−1〜102−
16にちょうど収まっているときは、マッチドフィルタ
102−1〜102−16からは相関値1または−1が
合わせて16個出力される。よって、最終的に相関演算
部105より出力される相関値は16である。
【0055】図2(A)に示すように、マッチドフィルタ
102−1〜102−16に、フレームタイミング検出
用コードのどのチップが掛かっているかで、相関演算部
105から出力される相関値の大きさが異なってくる。
例えば、フレームタイミング検出用コードがちょうどマ
ッチドフィルタ102−1〜102−16に収まってい
るときに相関値は最大となる(図中の16番目のピー
ク)。
【0056】また、16種類あるSSCのどれが受信信
号に挿入されていたとしても、絶対値に変換した後の結
果は同一であるということがいえる。つまり、フレーム
タイミング検出用コードは種類の異なるものが各スロッ
トの頭に挿入されているが、相関値は絶対値に変換され
ているため、基本コードパターンを使用すれば、単一の
相関器で、フレームタイミング検出用コードの種類に関
わらず同一の相関値を得ることができる。
【0057】これは、フレームタイミング検出用コード
を用いて、従来通り、フレームタイミングを検出するこ
とができるのに加え、本実施の形態に係る同期検出装置
によれば、フレームタイミング検出用コードを用いて、
スロットタイミングも検出することができる、というこ
とを意味している。
【0058】さらに、スロットタイミングの検出に、フ
レームタイミング検出用チャネルを使用するので、スロ
ットタイミング検出用チャネルは不要となり、スロット
タイミング検出用チャネルの送信に使用していた電力を
フレームタイミング検出用チャネルに振り分けることが
可能となり、同期検出性能を向上させることができる。
【0059】このように、本実施の形態によれば、スロ
ットタイミング検出用チャネルの代わりにフレームタイ
ミング検出用チャネルを用いることにより、スロットタ
イミングを検出するので、スロットタイミング検出用チ
ャネルを廃止し、フレームタイミング検出用チャネルの
送信電力をアップすることができ、同期検出性能をより
一層向上させることができる。
【0060】また、これらの効果により、スロットタイ
ミング検出能力、周辺セル検出確率を向上させ、セルサ
ーチ時間の短縮、ハンドオーバ失敗の減少、消費電力の
低減化を図ることができる。
【0061】なお、ここでは、フレームタイミング検出
用コード発生器101で発生するコードを、フレームタ
イミング検出用コードの先頭16チップとしたが、これ
は上記の基本コードパターンであればよく、例えば末尾
の16チップであってもよいし、基本コードパターンが
16チップでないときは、16チップでなくてもよい。
【0062】また、ここでは、マッチドフィルタは16
個あるが、1個であってもよい。このとき、マッチドフ
ィルタが16個ある場合は、得られる遅延プロファイル
は図2(A)のようなものであるのに対し、マッチドフィ
ルタが1個である場合は図2(B)のようなものになる。
ただし、ノイズの影響は無視している。図2(A)からわ
かるように、マッチドフィルタを16個設けることで、
電力を16回累積したのと同様のピーク(16番目のピ
ーク)を得ることができるので、同期検出を高速化する
ことが可能である。なお、マッチドフィルタが1個の場
合にも、別個にバッファを設けて16個のピークを加算
すれば、同様のピークを得ることができる。
【0063】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る同期検出装置に含まれる遅延プロファイル
生成装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、
この同期検出装置は、図1に示す同期検出装置と同様の
基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0064】本実施の形態の特徴は、実施の形態1にお
ける相関演算部105に、さらに閾値設定器201を有
することである。絶対値変換回路202−1〜202−
16は、実施の形態1における絶対値変換回路103−
1〜103−16とほぼ同様の構成を有しており、閾値
設定器201からの入力ラインがある点のみが異なって
いる。相関演算部203および相関演算部204は、以
上の構成をとり、全体として相関演算装置205を構成
している。
【0065】次いで、上記構成を有する同期検出装置の
動作について説明する。
【0066】マッチドフィルタ102−1〜102−1
6から出力された相関値は、絶対値変換回路202−1
〜202−16で絶対値に変換されるが、この絶対値が
閾値設定器201で設定された閾値を越える場合のみ加
算器104に出力され、絶対値が閾値を下回る場合は、
絶対値に変換する前の値が出力される。
【0067】これにより、閾値を使用しない場合は、ノ
イズにより生じる相関値も全て絶対値に変換され出力さ
れてしまうが、閾値を設けることにより、大きさ(絶対
値)が閾値以下のノイズは、もとの値のまま出力される
ため、正値のノイズと負値のノイズが平均化されて、ノ
イズを低減することができる。
【0068】このように、本実施の形態によれば、相関
値の大きさにより場合に分けて絶対値に変換するため、
ノイズの影響を低減でき、同期用チャネルを用いた同期
検出性能をより一層向上させることができる。
【0069】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係る同期検出装置に含まれる遅延プロファイル
生成装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、
この同期検出装置は、図1に示す同期検出装置と同様の
基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0070】本実施の形態の特徴は、実施の形態2にお
ける相関演算部203に、さらに閾値比較器301−1
〜301−16、絶対値変換回路制御器302を加えた
ことである。絶対値変換回路303−1〜303−16
は、実施の形態1における絶対値変換回路103−1〜
103−16とほぼ同様の構成を有しており、閾値比較
器301−1〜301−16への出力ライン、および絶
対値変換回路制御器302からの入力ラインがある点の
みが異なっている。相関演算部304および相関演算部
305は、以上の構成をとり、全体として相関演算装置
306を構成している。
【0071】次いで、上記構成を有する同期検出装置の
動作について説明する。
【0072】閾値比較器301−1〜301−16は、
閾値設定器201で設定された閾値と絶対値変換回路3
03−1〜303−16から出力される絶対値を比較
し、比較結果を絶対値変換回路制御器302に出力す
る。絶対値変換回路制御器302は、閾値比較器301
−1〜301−16から出力された比較結果より、絶対
値が閾値を越えている閾値比較器の個数を計数し、その
個数が予め設定されている値を超えた場合には、絶対値
変換回路303−1〜303−16が絶対値を加算器1
04に出力するように、制御信号を出力する。絶対値が
閾値を越えている閾値比較器の個数が予め設定されてい
る値を超えていない場合には、絶対値変換回路303−
1〜303−16が、絶対値に変換する前の相関値を加
算器104に出力するように、制御信号を出力する。
【0073】この構成により、16個あるマッチドフィ
ルタの出力の絶対値のうち、例えば、半分以上が閾値を
下回っている場合には、検出された相関値は希望信号に
よるものではなくノイズによるものとみなすので、絶対
値に変換される前の正負が両方存在する相関値が加算さ
れ、平均化されて0に近づくためノイズが低減できる。
【0074】このように、本実施の形態によれば、相関
値がある一定の大きさを越える箇所の個数により場合に
分けて絶対値に変換するため、ノイズの影響を低減で
き、同期用チャネルを用いた同期検出性能をより一層向
上させることができる。
【0075】(実施の形態4)図5は、本実施の形態4
に係る同期検出装置に含まれる遅延プロファイル生成装
置の構成の一例を示すブロック図である。
【0076】本実施の形態の特徴は、従来装置における
相関演算装置504と実施の形態1に係る相関演算装置
107を組み合わせ、さらに積分器401、402、4
03、404、電力計算回路409、410、乗算器4
11、412、加算器413を有することである。
【0077】次いで、上記構成を有する同期検出装置の
動作について説明する。
【0078】受信信号のI成分およびQ成分は、それぞ
れ相関演算装置504および相関演算装置107に入力
される。
【0079】相関演算装置504から出力されたI成分
の相関値は、積分器401を用いて積分処理することに
よりノイズの影響が低減され、電力計算回路409に出
力される。同様に、相関演算装置504から出力された
Q成分の相関値も、積分器402を用いて積分処理さ
れ、電力計算回路409に出力される。電力計算回路4
09は、入力されたI成分およびQ成分の相関値に基づ
いて、電力を計算する。
【0080】相関演算装置107から出力されたI成分
およびQ成分の相関値も、上記と同様に処理され、電力
計算回路410から出力される。
【0081】電力計算回路409、410から出力され
た電力は、乗算器411、412で重み付けされ、加算
器413で加算され、遅延プロファイルとして出力され
る。
【0082】この構成により、スロットタイミングを検
出する際に、スロットタイミング検出用チャネルおよび
フレームタイミング検出用チャネルの送信電力を利用で
きることになる。また、一方のチャネルの送信電力が他
方のチャネルの送信電力よりも高い場合には、重み付け
の係数を変えることにより、良好な遅延プロファイルを
得ることもできる。さらに、同期用コードには、期待し
ない箇所で自分自身との相関ピークが現れてしまう自己
相関を有している箇所があるが、フレームタイミング検
出用コードとスロットタイミング検出用コードは、互い
に直交しているコードであるため、自己相関ピークの位
置が異なることになり、そのため、両方の相関ピークを
重み付け加算すれば自己相関の箇所を平均化できる、と
いう効果もある。
【0083】このように、本実施の形態によれば、スロ
ットタイミングを検出する際に、スロットタイミング検
出用チャネルおよびフレームタイミング検出用チャネル
を併用するので、両チャネルの送信電力を利用でき、ま
た、自己相関ピークを減少させることが可能となるの
で、同期検出性能をより一層向上させることができる。
【0084】なお、ここでは、従来装置における相関演
算装置504と実施の形態1に係る相関演算装置107
を組み合わせた場合を例にとって説明したが、相関演算
装置107は、実施の形態2に係る相関演算装置205
または実施の形態3に係る相関演算装置306であって
もよい。
【0085】また、本実施の形態では、積分器401、
402、403、404を有しているが、なくてもよ
い。
【0086】また、上記各実施の形態では、マッチドフ
ィルタにより相関演算を行っているが、他の種類の相関
器であってもよい。
【0087】また、本発明に係る同期検出装置は、フレ
ームタイミング検出用チャネルやスロットタイミング検
出用チャネル以外でも、上記の性質を持った同期用チャ
ネルに対して適用できる。
【0088】また、本発明に係る同期検出装置は、通信
端末装置および基地局装置に搭載することも可能であ
り、これにより上記と同様の作用を有する通信端末装置
および基地局装置を提供することができ、また通信端末
装置および基地局装置の同期検出性能を向上することが
できる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期用チャネルを用いた同期検出性能をより一層向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る同期検出装置に含
まれる遅延プロファイル生成装置の構成の一例を示すブ
ロック図
【図2】図1に示す遅延プロファイル生成装置によって
生成される遅延プロファイルの一例を示す図
【図3】本発明の実施の形態2に係る同期検出装置に含
まれる遅延プロファイル生成装置の構成の一例を示すブ
ロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る同期検出装置に含
まれる遅延プロファイル生成装置の構成の一例を示すブ
ロック図
【図5】本発明の実施の形態4に係る同期検出装置に含
まれる遅延プロファイル生成装置の構成の一例を示すブ
ロック図
【図6】(A)は、一般的な同期用チャネルのフレーム構
成の一例を示す図 (B)は、3GPPにおけるPSCおよびSSCを説明す
るための図
【図7】従来の同期検出装置の要部の構成の一例を示す
ブロック図
【符号の説明】
101 フレームタイミング検出用コード発生器 102−1〜102−16 マッチドフィルタ 103−1〜103−16、202−1〜202−1
6、303−1〜303−16 絶対値変換回路 104、413 加算器 105、106、203、204、304、305 相
関演算部 107、205、306 相関演算装置 201 閾値設定器 301−1〜301−16 閾値比較器 302 絶対値変換回路制御器 411、412 乗算器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の基本コードパターンを繰り返して
    構成された同期検出用コードにおける前記基本コードパ
    ターンを発生する発生手段と、 前記発生手段によって発生された基本コードパターンを
    用いて前記同期検出用コードを含む受信信号の相関演算
    を行う相関演算手段と、 を有することを特徴とする同期検出装置。
  2. 【請求項2】 同一の基本コードパターンを正負を反転
    させながら繰り返して構成された同期検出用コードにお
    ける前記基本コードパターンを発生する発生手段と、 前記発生手段によって発生された基本コードパターンを
    用いて前記同期検出用コードを含む受信信号の相関値を
    算出する第1算出手段と、 前記第1算出手段によって算出された相関値の絶対値を
    算出する第2算出手段と、 を有することを特徴とする同期検出装置。
  3. 【請求項3】 同一の基本コードパターンを繰り返して
    構成された同期検出用コードにおける前記基本コードパ
    ターンを発生する発生手段と、 受信信号を前記基本コードパターンの1周期分によって
    複数の区間に分割して得られた各区間について、前記基
    本コードパターンとの相関演算を行う相関演算手段と、 前記相関演算手段の相関結果を加算する加算手段と、 を有することを特徴とする同期検出装置。
  4. 【請求項4】 前記第1算出手段の算出結果の絶対値と
    予め設定された閾値を比較する比較手段と、 前記第2算出手段の算出結果を加算する加算手段と、を
    さらに有し、 前記第2算出手段は、 前記第1算出手段の算出結果の絶対値が前記閾値以上の
    場合は、前記第1算出手段の算出結果の絶対値を算出
    し、 前記第1算出手段の算出結果の絶対値が前記閾値以下の
    場合は、前記第1算出手段の算出結果をそのまま出力す
    る、 ことを特徴とする請求項2記載の同期検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1算出手段の算出結果の絶対値が
    予め設定された第1閾値以上の場合を計数する計数手段
    と、 前記第2算出手段の算出結果を加算する加算手段と、を
    さらに有し、 前記第2算出手段は、 前記計数手段の計数結果が予め設定された第2閾値以上
    の場合は、前記第1算出手段の算出結果の絶対値を算出
    し、 前記計数手段の計数結果が前記第2閾値以下の場合は、
    前記第1算出手段の算出結果をそのまま出力する、 ことを特徴とする請求項2記載の同期検出装置。
  6. 【請求項6】 前記同期検出用コードは、フレームタイ
    ミングの検出用コードであることを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれかに記載の同期検出装置。
  7. 【請求項7】 スロットタイミングの検出用コードを用
    いてスロットタイミングを検出する第1の同期検出装置
    と、 請求項6記載の第2の同期検出装置と、 前記第1の同期検出装置および前記第2の同期検出装置
    の検出結果を重み付け加算する重み付け加算手段と、 を有することを特徴とする同期検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の同期検出装置を有することを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の同期検出装置を有することを特徴とする通信端末装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項7のいずれかに記
    載の同期検出装置を有することを特徴とする基地局装
    置。
  11. 【請求項11】 同一の基本コードパターンを繰り返し
    て構成された同期検出用コードにおける前記基本コード
    パターンを発生する発生ステップと、 前記発生ステップで発生した基本コードパターンを用い
    て前記同期検出用コードを含む受信信号の相関演算を行
    う相関演算ステップと、 を有することを特徴とする同期検出方法。
  12. 【請求項12】 同一の基本コードパターンを正負を反
    転させながら繰り返して構成された同期検出用コードに
    おける前記基本コードパターンを発生する発生ステップ
    と、 前記発生ステップで発生した基本コードパターンを用い
    て前記同期検出用コードを含む受信信号の相関値を算出
    する第1算出ステップと、 前記第1算出ステップで算出した相関値の絶対値を算出
    する第2算出ステップと、 を有することを特徴とする同期検出方法。
  13. 【請求項13】 同一の基本コードパターンを繰り返し
    て構成された同期検出用コードにおける前記基本コード
    パターンを発生する発生ステップと、 受信信号を前記基本コードパターンの1周期分によって
    複数の区間に分割して得た各区間について、前記基本コ
    ードパターンとの相関演算を行う相関演算ステップと、 前記相関演算ステップの相関結果を加算する加算ステッ
    プと、 を有することを特徴とする同期検出方法。
JP2001398627A 2001-12-27 2001-12-27 同期検出装置および同期検出方法 Pending JP2003198523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001398627A JP2003198523A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 同期検出装置および同期検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001398627A JP2003198523A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 同期検出装置および同期検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003198523A true JP2003198523A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27603972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001398627A Pending JP2003198523A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 同期検出装置および同期検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003198523A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088780A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Toshiba Corp 相関器及びスペクトル拡散通信システム
JPH11317694A (ja) * 1998-05-07 1999-11-16 Toshiba Corp スペクトル拡散信号の符号同期捕捉回路
JP2000196498A (ja) * 1998-08-28 2000-07-14 Toshiba Corp ディジタル通信システムとその送信装置および受信装置、ならびにフレーム同期検出回路
JP2001136103A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Nec Corp 固定パターン検出装置
JP2003152600A (ja) * 2001-11-15 2003-05-23 Nec Corp 固定パターン検出装置、固定パターン検出方法、無線基地局および無線移動局

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088780A (ja) * 1994-06-23 1996-01-12 Toshiba Corp 相関器及びスペクトル拡散通信システム
JPH11317694A (ja) * 1998-05-07 1999-11-16 Toshiba Corp スペクトル拡散信号の符号同期捕捉回路
JP2000196498A (ja) * 1998-08-28 2000-07-14 Toshiba Corp ディジタル通信システムとその送信装置および受信装置、ならびにフレーム同期検出回路
JP2001136103A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Nec Corp 固定パターン検出装置
JP2003152600A (ja) * 2001-11-15 2003-05-23 Nec Corp 固定パターン検出装置、固定パターン検出方法、無線基地局および無線移動局

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2290757C2 (ru) Способ и устройство для поиска для эстафетной передачи обслуживания в случае широкополосного множественного доступа с кодовым разделением каналов (шмдкр)
KR100369791B1 (ko) 비동기 방식의 부호분할다중접속 통신시스템의 동기장치및 방법
JP5114585B2 (ja) スペクトラム拡散通信において効率的に同期を獲得するための方法および装置
JP4230111B2 (ja) 選択された相関特性を有する直交アダマール基準シーケンスに基づく通信方法と装置
US7280582B2 (en) Apparatus and method for sub-chip offset correlation in spread-spectrum communication systems
KR100513710B1 (ko) Cdma 통신시스템의 코드동기 취득방법 및 그 장치
JP3438681B2 (ja) Ds−cdma基地局間非同期セルラにおける初期同期方法
US7023831B2 (en) CDMA mobile communications apparatus and base station detecting method used therefor
JP4664286B2 (ja) Cdma受信機、受信信号の相関をとるための装置及び方法
JP2007531330A (ja) 周波数オフセットのあるパイロット信号をマルチステージ相関器を用いて検出する方法および装置
US7065130B1 (en) Searching for signals in a communications system
US7366141B2 (en) Cell search method and apparatus in a WCDMA system
JP3588089B2 (ja) Cdma受信装置、移動局装置及び基地局装置
US6424641B1 (en) Searcher architecture for CDMA systems
JP2003198523A (ja) 同期検出装置および同期検出方法
JP2941651B2 (ja) 移動通信方式
KR100676918B1 (ko) Ds-cdma uwb 모뎀에서의 2단계 탐색과정을이용한 동기획득 장치 및 방법
JPH0832547A (ja) 同期捕捉方法
WO2003063388A1 (fr) Dispositif et procede permettant d&#39;agir sur la puissance d&#39;emission lors d&#39;une recherche de cellule
Bahl Designing hardware efficient acquisition units for initial cell search in WCDMA
JP2004193976A (ja) 通信装置
Hwang et al. A novel architecture design for multicode CDMA rake receiver
JP2002141831A (ja) 受信装置
JPH11340874A (ja) スペクトル拡散通信装置およびその方法
Mishra Code and Time Synchronization of the Cell Search Design Influence on W-CDMA Systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070206