JP2003198378A - 復号化装置および復号化方法ならびに記憶媒体、プログラム - Google Patents

復号化装置および復号化方法ならびに記憶媒体、プログラム

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JP2003198378A
JP2003198378A JP2001392635A JP2001392635A JP2003198378A JP 2003198378 A JP2003198378 A JP 2003198378A JP 2001392635 A JP2001392635 A JP 2001392635A JP 2001392635 A JP2001392635 A JP 2001392635A JP 2003198378 A JP2003198378 A JP 2003198378A
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ecs
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JP2001392635A
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Tetsuya Tateno
徹也 立野
Katsumi Otsuka
克己 大塚
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Canon Inc
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模が小さく高集積化に適した復号化装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力された符号化データを復号する復号
化装置であって、前記符号化データより抽出されたリス
タート・マーカおよびECSデータからなるデータ部分
について、該ECSデータ中の復号に不要な符号を削除
して転送する転送部102と、転送部102により転送
されたデータを任意のシフト量で出力するシフト部10
3と、シフト部103によりシフト出力されたデータを
復号処理する可変長復号化部104と、を備え、可変長
復号化部104は、設定された所定のシンボル数の復号
を行った場合に復号処理を中断し、シフト部103は、
可変長復号化部104が復号処理を中断した場合に、前
記リスタート・マーカと前記ECSデータに含まれるパ
ディング・ビットをシフトアウトすることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハフマン符号の復
号化技術に関する。特にJPEG圧縮されたビットスト
リームの復号化技術に関する。さらに特にJPEG圧縮
されたビット・ストリーム中のエントロピ符号化された
ECS部分とECS部分にはさまれたリスタート・マー
カ(RST)を含む画像符号化部分の復号化技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】JPEGビット・ストリームは、画像デ
ータ(復号すべきデータ)であるECSデータと、EC
Sデータ間に所定のインターバルで挿入されたリスター
ト・マーカとを備える(リスタート・マーカはECSデ
ータのバイト境界に存在することが規定されており、リ
スタート・マーカを挿入する直前のECSデータ内のM
CU(最小符号化単位)がバイト境界で終わっていない
場合には、さらにパディング・ビットと呼ばれる1〜7
ビットの複数の‘1’がECSデータ内に挿入され
る)。そして、復号するにあたっては、それらを識別
し、このうちパディング・ビットを除いたECSデータ
のみを取り出し、復号化処理を行う。
【0003】図3は従来の復号化装置の一例を示す図で
ある。301は格納部で、上述のJPEGビット・スト
リーム中のECSデータとECSデータ間に挿入された
リスタート・マーカ(RST)とを含む符号化データ3
11は格納部301に供給される。格納部301に格納
された符号化データ311はマーカ・コード検出部30
2からの要求に従って出力される(312)。
【0004】ここでマーカ・コード検出部302からの
要求信号は特に図示しない。マーカ・コード検出部30
2からは、リスタート・マーカが削除されたECSデー
タ313が出力されるとともに、マーカ・コード検出部
302によって検出されたリスタート・マーカの位置を
示す信号314が出力される。つまり、マーカ・コード
検出部302からハフマン符号用シフト部へはパディン
グ・ビットを含むECSデータが(313)、また、マ
ーカコード位置用シフト部304へは、リスタート・マ
ーカの位置を示す信号のみ(314)が供給される。
【0005】さらにハフマン符号用シフト部303とマ
ーカ・コード位置用シフト部304とは同期して動作す
る。すなわち、可変長復号化部305から出力されるシ
フト量信号318に従って、ハフマン符号用シフト部3
03からはECSデータ313中の各ハフマン符号が頭
出しされた状態の信号315が出力され、マーカ・コー
ド位置用シフト部304からはシフトされるリスタート
・マーカの位置を示す信号316が出力される。
【0006】可変長復号化部305はシフトされるリス
タート・マーカの位置を示す信号316によりリスター
ト・マーカの位置を得ることで、ハフマン符号用シフト
部303に入力されたデータ313の値の"1"が連続す
るパディング・ビットを識別し、リスタート・マーカの
前のパディング・ビットをシフトアウトするためのシフ
ト量信号318を出力することができる。
【0007】この結果、パディング・ビットはシフトア
ウトされ、ハフマン符号用シフト部303からは、パデ
ィング・ビットを除いたECSデータのみが出力される
こととなる。
【0008】なお、可変長復号化部305では、ハフマ
ン符号用シフト部303より出力された信号315が入
力されつづける限り、ハフマン符号を復号した復号化デ
ータ317が出力され続ける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の復号化装置においてはECSデータのハフマン符号を
シフトするためのハフマン符号用シフト部303と、ハ
フマン符号用シフト部303と同期して動作し、リスタ
ート・マーカの位置を示すためのマーカ・コード位置用
シフト部304との二つのシフト部を備えることによ
り、符号化データ311よりECSデータ(パディング
・ビットを除く)を取りだし、復号化処理を行ってい
た。このため、回路規模が大きくなるという欠点があっ
た。
【0010】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、回路規模が小さく高集積化に適した復号化装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、例えば本発明の復号化装置は以下の構成を備える。
すなわち、入力された符号化データを復号する復号化装
置であって、前記符号化データに含まれるリスタート・
マーカおよびECSデータからなるデータ部分を抽出
し、該ECSデータ中の復号に不要な符号を削除して転
送する転送手段と、前記転送手段により転送されたデー
タを任意のシフト量で出力するシフト手段と、前記シフ
ト手段により出力されたデータを復号処理する復号化手
段と、を備え、前記復号化手段は、設定された所定のシ
ンボル数の復号を行った場合に復号処理を中断し、前記
シフト手段は、前記復号化手段が復号処理を中断した場
合に、前記リスタート・マーカと前記ECSデータに含
まれるパディング・ビットをシフトアウトすることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。
【0013】
【第1の実施形態】図4は本発明の第1の実施形態にか
かる復号化装置により復号化されるJPEGビット・ス
トリームの構成を示す図である。上述のとおり、JPE
Gビット・ストリームは符号化された時の情報が書き込
まれているヘッダ部分401と、実際の画像データをハ
フマン符号化した複数のECSデータ402、及び符号
化を行った際のDC成分のリセットを行うリスタート・
マーカ(RST)403等で構成されている。さらにE
CSデータ402は複数のMCUとパディング・ビット
(不図示)とを有する。したがって、図1に示す復号化
装置において復号化処理を行うにあたっては、パディン
グ・ビットを除くECSデータのみを抽出し、可変長復
号化部104に入力する必要がある。
【0014】図1は本発明の第1の実施形態にかかる復
号化装置で、中央制御部により復号化装置の各部の処理
を制御するという構成になっている。さらに、従来のよ
うにリスタート・マーカを検出したうえで、2つのシフ
ト部により同期を取りつつECSデータ(パディング・
ビットを除く)を抽出するのではなく、符号化データ中
のヘッダ情報に基づいてECSデータ(パディング・ビ
ットを除く)を抽出するという特徴的な構成となってい
る。以下にその詳細について説明する。
【0015】図1に示す復号化装置は、入力された符号
化データ111を格納する格納部101と、格納部10
1に格納された符号化データ111のうち、ヘッダ部分
等を除いたデータ112(ECSデータおよびリスター
ト・マーカとを備えるデータ)に所定の処理を施し、シ
フト部103へデータ113を転送する転送部102
と、データ113の頭出しを行い、中央制御部105か
らの指示に基づいて可変長復号化部にデータ114(パ
ディング・ビットを除くECSデータ)を出力するシフ
ト部103と、シフト部103からの出力に対して可変
長復号化処理を行い、復号化データを順次出力し、所定
のシンボル数を出力すると一旦復号化処理を中断する可
変長復号化部104と、格納部101より符号化データ
中のヘッダ情報を読み出すとともに、転送部102の転
送開始/停止および可変長復号化部104の可変長復号
化処理の開始を制御する中央制御部105とを備える。
【0016】図1中の転送部102では、符号化データ
111から、前記ヘッダ部分401等が取り除かれEC
Sデータとリスタート・マーカとからなるデータ112
のうち、各ECSデータ中の0xFFに続く0x00を
取り除く処理が行われる。ECSデータ中の0xFFに
続く0x00とは、ECSデータを構成するハフマン符
号中に0xFFがあった場合に、マーカ・コードと区別
するために符号化する際に付加された符号であり、復号
にあたっては不要な符号である。
【0017】これにより、転送部102から転送される
データ113は、リスタート・マーカと、ECSデータ
とから成り、ECSデータは、リスタート・マーカと区
別するための0x00が取り除かれたデータとパディン
グ・ビットとを備えることとなる。
【0018】シフト部103では、転送されたデータ1
13が頭出しされた状態で、可変長復号化部104に1
ビット単位で出力する処理が行われる。また、シフト部
103では、可変長復号化部104へのデータ114の
出力処理と並行して、出力したデータ114のデータ数
を累積加算する処理を行う。出力したデータ114のデ
ータ数を累積加算するのは、シフト部103においてパ
ディング・ビットをシフトアウトする際に(後述)、そ
のシフト量を求めるためである。なお、累積加算された
データ数を2進数で表現した場合の下位3ビットは、出
力したデータ114のデータ数の8のモジュロに相当す
る。
【0019】可変長復号化部104では、あらかじめ決
められた一定のシンボル数の復号が終了した場合に、一
旦動作を停止するとともに、処理終了を示す状態信号1
21が出力される。一定のシンボル数とは、処理しよう
とするリスタート・マーカ間のECSデータ(パディン
グ・ビットは除く)をすべて復号した場合のシンボル数
をいう。なお、ECSデータ(パディング・ビットは除
く)をすべて復号した場合のシンボル数は、予め以下の
要領で算出し、可変長復号化部104に設定しておくこ
とができる。
【0020】すなわち、中央制御部105により、符号
化データ111のヘッダ部分から、これから処理しよう
とするリスタート・マーカ間のECSデータに含まれる
MCU(最小符号化単位)数を読み込んでおく(要求信
号116により要求し、データ117によりMCU数を
受け取る)。中央制御部105では、読み込んだMCU
数と、1ブロックあたりの画素数(既知)とに基づい
て、復号したときのシンボル数を算出することができる
(例えば、白黒画像であって、1ブロックが8画素×8
画素の場合、MCU数が2であれば、復号化処理後のシ
ンボル数は8×8×2=128となる)。中央制御部1
05において算出されたシンボル数は、可変長復号化部
104に設定される。
【0021】中央制御部105では、可変長復号化部1
04より出力された処理終了を示す状態信号121を受
信し、転送部102およびシフト部103に対して処理
の中断を指示する信号(118、119)を送信する。
中断を指示する信号118を受信した転送部102で
は、次に転送開始の指示があるまで処理を中断する。
【0022】一方、シフト部103では、中断を指示す
る信号119を受信した場合、シフト部103に残って
いるパディング・ビットおよびリスタート・マーカをシ
フトアウトする。上述のように、可変長復号化部104
より処理終了を示す状態信号121が出力されるのは、
所定のシンボル数の復号が終了した時点であり、このと
き、シフト部103では、パディング・ビットが頭出し
された状態にある。さらに、シフト部103では、可変
長復号化部104へ出力したデータ114のデータ数を
累積加算することで、8のモジュロを得ていることか
ら、パディング・ビットのビット数が認識でき、リスタ
ート・マーカのビット数も既知(固定値)であることか
ら、パディング・ビットおよびリスタート・マーカをシ
フトアウトするためのシフト量がわかる。
【0023】そこで、シフト部103では当該シフト量
分だけ、シフトアウトすることで、パディング・ビット
およびリスタート・マーカをシフトアウトすることがで
きる。このように、本実施形態によれば、リスタート・
マーカを検出するのではなく、復号したシンボル数か
ら、リスタート・マーカが存在すべき位置を仮定して、
パディング・ビットとともにシフトアウトすることが可
能となる。
【0024】すなわち、従来例のように、リスタート・
マーカを検出し、同期をとりながら復号化処理を制御す
るわけではないため、シフト部を2つ設ける必要がなく
なり、回路を簡素化できる。
【0025】次に復号化装置を構成する各部の処理につ
いて個別に説明する。図7は中央制御部105の処理の
流れについて示した図である。ステップS701では、
格納部101に格納された符号化データのヘッダ部分よ
り、処理しようとするリスタート・マーカ間のMCU数
を読み込み、ステップS702において、シンボル数を
算出し、可変長復号化部104へ、算出したシンボル数
を送信する。
【0026】次にステップS703で、転送部102、
シフト部103、可変長復号化部104に対して動作開
始指令を送信し、各部の動作を開始させる。動作開始後
は、可変長復号化部104からの処理終了を示す状態信
号(以下、処理終了信号)の受信を待ち(ステップS7
04)、処理終了信号を受信したら、転送部102、シ
フト部103に対して動作停止指令を送信する。当該動
作停止指令に基づき、シフト部103ではパディング・
ビットおよびリスタート・マーカのシフトアウト処理が
行われるため、中央制御部105では、かかるシフトア
ウト処理の終了を待つ(ステップS706)。シフト部
103よりシフトアウト処理終了を示す信号を受信する
ことで、1つのリスタート・マーカ間のECSデータの
復号が完了したことになる。ステップS707では、す
べての符号化データ111の復号を完了したか否かを確
認し、完了していなければ、次のリスタート・マーカ間
のECSデータを復号すべく、ステップS701に戻
り、同様の処理を繰り返す。一方、ステップS706に
おいて、すべての符号化データを復号したと判断した場
合には、処理を終了する。
【0027】図8は可変長復号化部104の処理の流れ
について示した図である。ステップS801では、中央
制御部105より送信されたシンボル数を内部閾値とし
て設定する。次にステップS802において中央制御部
105からの動作開始指令を待つ。動作開始指令を受信
後、復号化処理を開始する(ステップS803)。復号
化処理開始後は、復号化されたシンボル数を累積加算
し、ステップS801において設定されたシンボル数に
達したか否かを監視する(ステップS804)。設定さ
れたシンボル数に達した場合には、復号化処理を終了し
(ステップS805)、処理終了信号を中央制御部10
5に送信する(ステップS806)。なお、次のリスタ
ート・マーカ間の処理を行う場合にも同様の処理を行
う。
【0028】図5は図1に示す復号化装置を用いて復号
化処理を行った場合のタイミングチャートの一例であ
る。図5に示した波形112、113、114、12
1、120、119は図1において示した各種信号11
2、113、114、121、120、119に対応す
る。
【0029】ここで、本例では説明を簡単にするために
符号化データ111の入力は2byteごとに行われる
ものとし、以降、格納部101から転送部102、転送
部102からシフト部103、シフト部103から可変
長復号化部104へは、すべて2byteごとに入出力
されるものとする。また、リスタート・マーカ直前のパ
ディング・ビットを含んでいないデータについて述べる
こととする。
【0030】格納部101に格納された符号化データ1
11は、転送部102からの図示していない信号による
読み出し要求に応じて、リスタート・マーカおよびEC
Sデータとからなるデータ112を出力する。さらにデ
ータ112をうけて転送部102ではデータ113を出
力する。
【0031】具体的には、データ112中の0x1CF
Dが転送部102に供給されると、転送部102は前記
0x1CFDをECSデータを構成するハフマン符号と
判断し、次のサイクルでシフト部103に0x1CFD
を出力する。次に格納部101から0xBFFFが転送
部102に供給されると、転送部102は前記0xBF
FFを出力するとともに下位1byteが0xFFで終
わっていることを記憶する。
【0032】次に格納部101から0x001Fが供給
されると、前の下位1byteが0xFFであり今回の
入力が0x00から始まる符号であることが転送部10
2によって判断できるため、0x001Fから上位1b
yteである0x00を取り除き0x1Fをシフト部1
03に出力する。ただしデータの幅が2byteである
ため実際の出力は0x1F00とし、有効ビット数が上
位1byteであることを示す信号(図1において不図
示)をシフト部103に対して通知する。
【0033】次に格納部101から0xFF00が供給
されると、上位1byteの0xFFだけがECSデー
タであることから、転送部102は0xFFだけを出力
する。ここでも上述と同様にデータの幅が2byteで
あるため、シフト部103へは0xFF00が出力され
るとともに、有効ビット数を示す値(図1において不図
示)をシフト部103に通知する。
【0034】上述した手順でデータが処理されていく過
程でシフト部103と可変長復号化部104は符号化デ
ータの復号と次の符号化データの頭出しをするためのシ
フト動作を繰り返して復号化処理が行なわれていく。
【0035】次に格納部101から0xFFD0が転送
部102に供給されると、転送部102は0xFFD0
を出力する(0xFFD0はリスタート・マーカを示す
符号である)。上述のように可変長復号化部104はリ
スタート・マーカの間隔で動作を停止するように設定さ
れており、可変長復号化部104は0xFA0Aを復号
し復号化データを出力した時点で、所定のシンボル数に
達したと判断し、動作を一旦停止し、処理終了信号12
1を出力し(501)、中央制御部105に復号動作の
終了を通知し、動作停止状態となる。中央制御部105
では、当該動作終了信号121を受けて、シフト部10
3に対して動作停止指令119を出力する(502)。
【0036】このときシフト部103にはリスタート・
マーカが存在することになる(本例は、パディング・ビ
ットのビット数が0の場合を示しており、シフト部10
3にはリスタート・マーカのみが存在している)。そこ
で、シフト部103では、リスタート・マーカをシフト
アウトし、シフトアウト終了後、シフトアウト終了信号
120を中央制御部105に出力する(503)。中央
制御部105では、これを受けて各部に処理開始指令を
送信する(不図示)。この結果、各部の処理が開始され
る。
【0037】以上、説明したとおり、符号化データ11
1のヘッダ部分に記載されたMCU数に基づいて、可変
長復号化部104が所定のシンボル数を復号した後に復
号動作を一旦停止し、シフト部103において頭だしさ
れたパディング・ビットとリスタート・マーカをシフト
アウトすることで、ECSデータ(パディング・ビット
を除く)を抽出することが可能となった。この結果、従
来例のようにマーカ・コード位置用のシフト部を不要と
し小規模で集積化に適した復号化装置が提供可能とな
る。
【0038】
【第2の実施形態】上記第1の実施形態においては、可
変長復号化部において、所定のシンボル数を復号した
後、シフト部において、頭出しされているパディング・
ビットおよびそれに続くリスタート・マーカをシフトア
ウトすることとしたが、本実施形態では、リスタート・
マーカを検出する検出部を設け、転送部においてリスタ
ート・マーカをあらかじめ削除したうえで、シフト部に
入力し、シフト部では、上記第1の実施形態と同様の要
領で、パディング・ビットのみをシフトアウトする場合
について述べる。
【0039】更に本実施形態によれば、リスタート・マ
ーカを検出する検出部を設けたことにより、該検出部に
よるリスタート・マーカの検出結果と、可変長復号化部
からの処理終了信号とを対比することで、符号化データ
中のエラーの有無を判断することができ、符号化データ
のエラーに対する耐性の向上を実現できる。以下にその
詳細を述べる。
【0040】図2は本発明の第2の実施形態にかかる可
変長符号化装置で、入力された符号化データ211を格
納する格納部201と、格納部201に格納された符号
化データ211のうち、ヘッダ部分等を除いたデータ2
12(ECSデータおよびリスタート・マーカとからな
るデータ)に所定の処理を施し、シフト部203へデー
タ213を転送する転送部202と、格納部201から
の出力を受け、特定のビット・パターンを検出し検出通
知信号222、225を出力する検出部206と、デー
タ213の頭出しを行い、中央制御部205からの指示
に基づいて可変長復号化部にデータ214を出力するシ
フト部203と、シフト部203からの出力に対して可
変長復号化処理を行い、復号化データを順次出力し、所
定のシンボル数を出力すると一旦復号化処理を中断する
可変長復号化部204と、転送部202の転送開始/停
止および可変長復号化部204との可変長復号化処理の
開始を制御を指示するとともに、検出部206からの検
出通知信号225と可変長復号化部204からの処理終
了信号221とを対比することで、シンボル復号化デー
タ選択手段207に所定の信号223およびデータ22
4を送信する中央制御部205と、中央制御部205か
らの所定の信号223およびデータ224に基づいて可
変長復号化部204からの復号化データを処理するシン
ボル符号化データ選択手段とを備える。
【0041】図2中の検出部206では、符号化データ
211から、前記ヘッダ部分等が取り除かれたECSデ
ータとリスタート・マーカとからなるデータ212を受
け取り、データ212に含まれるリスタート・マーカを
検出する。検出部206において、リスタート・マーカ
を検出した場合、転送部202に通知される。
【0042】転送部202では、検出部206と並行し
てデータ212を受信し、データ212のうち、各EC
Sデータ中の0xFFに続く0x00を取り除く処理が
行われる。ECSデータ中の0xFFに続く0x00と
は、ECSデータを構成するハフマン符号中に0xFF
が生じた場合に、マーカ・コードと区別するために用い
られる符号である。なお、このとき0xFFに続くデー
タが、0xD0のように、リスタート・マーカであった
場合には、検出部206から、当該符号がリスタート・
マーカであることが通知されるため、その場合には、0
xFFと0xD0の双方を削除する。
【0043】これにより、転送部202から転送される
データ213は、ECSデータのみから成り、ECSデ
ータは、リスタート・マーカと区別するための0x00
が取り除かれたデータとパディング・ビットとを備える
こととなる。
【0044】シフト部203では、転送されたデータ2
13が頭出しされた状態で、可変長復号化部204に1
ビット単位で出力する処理が行われる。また、シフト部
203では、可変長復号化部204へのデータ214の
出力処理と並行して、出力したデータ214のデータ数
を累積加算する処理を行う。出力したデータ114のデ
ータ数を累積加算する処理を行う。出力したデータ11
4のデータ数を累積加算するのは、シフト部103にお
いてパディング・ビットをシフトアウトする際に(後
述)、そのシフト量を求めるためである。なお、累積加
算されたデータ数を2進数で表現した場合の下位3ビッ
トは、出力したデータ114のデータ数の8のモジュロ
に相当する。
【0045】可変長復号化部204では、あらかじめ決
められた一定のシンボル数の復号が終了した場合に、一
旦動作を停止するとともに、処理終了を示す状態信号2
21が出力される。一定のシンボル数とは、処理しよう
とするリスタート・マーカ間のECSデータ(パディン
グ・ビットは除く)をすべて復号した場合のシンボル数
をいう。なお、ECSデータ(パディング・ビットは除
く)をすべて復号した場合のシンボル数は、上記第1の
実施形態と同様の要領で算出し、可変長復号化部104
に設定しておくことができる。
【0046】可変長復号化部204より出力された状態
信号221は中央制御部205が受信し、中央制御部2
05では、転送部202およびシフト部203に対して
処理の中断を指示する信号(218、219)を送信す
る。中断を指示する信号218を受信した転送部202
では、次に転送開始の指示があるまで処理を中断する。
【0047】一方、シフト部202では、中断を指示す
る信号219を受信した場合、シフト部203に残って
いるパディング・ビットをシフトアウトする。上述のよ
うに、可変長復号化部204より処理終了を示す状態信
号221が出力されるのは、所定のシンボル数の復号が
終了した時点であり、このとき、シフト部203では、
パディング・ビットが頭出しされた状態にある。さら
に、シフト部203では、可変長復号化部204へ出力
したデータ214のデータ数を累積加算することで、8
のモジュロを得ていることから、パディング・ビットの
ビット数が認識でき、パディング・ビットをシフトアウ
トするためのシフト量がわかっている。そこで、当該シ
フト量分だけ、シフトアウトすることで、パディング・
ビットをシフトアウトすることができる。このように、
本実施形態によれば、リスタート・マーカの検出は、リ
スタート・マーカの削除のために用いられるのみで、復
号化装置全体の制御は、符号化データのヘッダ部分に記
載された情報に基づいて行われる。
【0048】すなわち、第1の実施形態同様、従来例の
ようにリスタート・マーカを検出し、同期をとりながら
復号化処理を制御するわけではないため、シフト部を2
つ設ける必要がなくなり、回路を簡素化できる。
【0049】更に、中央制御部205では、処理終了を
示す状態信号221を受信する一方、検出部206がリ
スタート・マーカを検出したことを示す通知225を受
信しているため、両者を対比することで、復号化した符
号化データにエラーが含まれているか否かを判断するこ
とができる。
【0050】図7は中央制御部105における判断処理
の流れについて示した図である。ステップS901にお
いて、リスタート・マーカ検出信号225を受信したか
否かを監視し、受信していなければ、ステップS902
に進み、処理終了を示す状態信号221を受信したか否
かを監視する。リスタート・マーカ検出信号225、処
理終了を示す状態信号221ともに受信していなけれ
ば、スタートに戻り、いずれかの信号を受信するまで、
監視を続ける。
【0051】ステップS902において、処理終了を示
す状態信号221を受信した場合、ステップS903に
進み、シンボル復号化データ選択手段207に対して符
号エラー信号を送信する。リスタート・マーカ検出信号
225を受信せずに、処理終了を示す状態信号221を
受信するのは、入力された符号化データにおいて、本来
挿入されるべき位置にリスタート・マーカが挿入されて
いないか、または、MCUデータに何らかのエラーが生
じた場合などが考えられる。いずれにしても、入力され
た符号化データにエラーが発生したと判断できることか
ら、係る情報を符号エラー信号として、シンボル復号化
データ選択手段に送信する。
【0052】一方、ステップS901において、リスタ
ート・マーカ検出信号225を受信した場合、ステップ
S904に進み、処理終了を示す状態信号221を受信
したか否かを判断する。処理終了を示す状態信号221
を受信していなければ、ステップS905に進み、ステ
ップS903同様、符号エラー信号を送信する。リスタ
ート・マーカ検出信号225を受信したが、処理終了を
示す状態信号221を受信しない場合としては、リスタ
ート・マーカが誤った位置に挿入された場合や、MCU
データの欠落等が考えられる。いずれにしても、入力さ
れた符号化データにエラーが発生したと判断できること
から、かかる情報を符号エラー信号として、シンボル復
号化データ選択手段に送信する。
【0053】一方、ステップS904のおいて、処理終
了を示す状態信号221を受信した場合には、ステップ
S906に進み、復号正常信号を送信する。すなわち、
この場合、検出部206により検出したリスタート・マ
ーカの位置と、可変長復号化部204が復号化したシン
ボル数から判断されるリスタート・マーカ位置とが一致
していることから、入力された符号化データは正常であ
ったと判断できる。
【0054】ステップS903、ステップS905、ス
テップS906のいずれかにおいて符号エラー信号また
は復号正常終了信号を送信後は、ステップS907に進
み、すべての符号化データを復号したか否かを判断し、
復号していなければ、ステップS901に戻り、同様の
処理を繰り返し、すべての符号化データを復号したと判
断した場合には、処理を終了する。
【0055】なお、シンボル復号化データ選択部207
へは、入力された符号化データが正常か否かを示す符号
エラー信号(または復号正常終了信号)223を送信す
るだけではなく、所定の補間データ224を生成し送信
することも可能である。
【0056】シンボル符号化データ選択部207では、
可変長復号化部204より送信された復号化データにつ
いて、符号エラー信号(または復号正常終了信号)22
3に基づいて、復号化データを選択し、場合によって
は、補間データ224により補間した復号化データを出
力する。
【0057】このように、中央制御部205において、
リスタート・マーカ検出信号225と処理終了を示す状
態信号221とを対比することで、入力された符号化デ
ータのエラーの有無を判断し、出力することが可能とな
り、符号化データのエラーに対する耐性を向上させるこ
とができる。
【0058】図6は図2に示す復号化装置を用いて復号
化処理を行った場合のタイミングチャートである。図6
に示した波形212、213、214、222(RST
検出)、221(処理終了を示す状態信号)、219
(処理停止指令)は図2において示した各種信号21
2、213、214、222、221、219に対応す
る。
【0059】ここで、説明を簡単にするために符号化デ
ータ211の入力は2byteごとに行われるものと
し、以降、格納部201から転送部202、転送部20
2からシフト部203、シフト部203から可変長復号
化部204へは、すべて2byteごとに入出力される
ものとする。また、リスタート・マーカ直前のパディン
グ・ビットを含んでいないデータについて述べることと
する。
【0060】格納部201は符号化データ211を内部
に格納し転送部202からの図示していない信号による
読み出し要求に応じて、リスタート・マーカおよびEC
Sデータとからなるデータ212を出力する。さらにデ
ータ212をうけて転送部202ではデータ213を出
力する。
【0061】具体的には、データ212中の0x1CF
Dが転送部202と検出部206に供給されると、検出
部206はハフマン符号と判断し、リスタート・マーカ
検出通知は行わず、転送部202は前記0x1CFDを
ECSデータを構成するハフマン符号として処理を行
い、次のサイクルで0x1CFDを出力する。
【0062】次に格納部201から0xBFFFが転送
部202と検出部201に供給されると、検出部206
は前記0xBFFFの下位1byteの0xFFがリス
タート・マーカの上位1byteの0xFFなのかEC
Sデータ中のハフマン符号の一部なのか、次のデータが
供給されるまで判定できない。そのため転送部202
は、上位1byteの0xBFだけを出力する。ただ
し、データの幅が2byteであるため実際の出力は0
xBF00とし、図2に図示していない信号により有効
ビット数が上位1byteであることを示す信号をシフ
ト部203に対して通知する。
【0063】次に格納部201から0x001Fが供給
されると、0x00から始まる符号であることが検出部
206によって判断できるため、転送部202は前回出
力しなかった下位1byteの0xFFがECS符号の
一部であることがわかり、0x001Fから上位1by
teである0x00を取り除き前回出力しなかった0x
FFをつなげて0xFF1Fを出力する。
【0064】次に格納部201から0xFF00が供給
されると、検出部206によりリスタート・マーカでな
いことがわかるため、転送部202上位1byteの0
xFFだけがECSデータ中のハフマン符号であること
から、0xFFだけを出力する。ここでも上述と同様に
データの幅が2byteであるため、転送部202から
は0xFF00が出力されるとともに図示していない信
号により有効ビット数を示す値をシフト部203に通知
する。
【0065】上述した手順でデータが処理されていく過
程でシフト部203と可変長復号化部204は符号化デ
ータの復号と次の符号化データの頭出しをするためのシ
フト動作を繰り返して復号化処理が行なわれていく。そ
の間、可変長復号化部204は復号したシンボル数を累
積加算し、設定されたシンボル数の復号が終了するまで
処理を続ける。
【0066】次に格納部201から0xFAFFが転送
部202と検出部206に供給されると、検出部206
は前記0xFAFFの下位1byteがECSデータを
構成するハフマン符号の一部なのかマーカ・コードの上
位1byteの0xFFなのか、次のデータが供給され
るまで判定できない。そのため前記上位1byteの0
xFAだけを出力する。但し、上述したのと同様にデー
タの幅が2byteであるため実際の出力は0xFA0
0となる。ここでも上述と同様に、0xFA00が出力
されるとともに図示していない信号により有効ビット数
を示す値をシフト部203に通知する。
【0067】次に格納部201から0xD01Cが供給
されると前記0xD01Cが0xD0で始まり転送部2
02によって前回出力しなかった0xFFとあわせて0
xFFD0のリスタート・マーカであることが検出部2
06で判定され、転送部202および中央制御部205
に対してリスタート・マーカ検出通知が出力される(図
6の601)。その結果、転送部202はシフト部20
3に新たなデータを出力せず動作を一時停止する。
【0068】さらに、格納部201から供給された0x
D01Cの下位1byteの0x1Cは転送部202で
保持される(したがって、処理が再開された場合、転送
部202からは0x1Cが出力される)。
【0069】上述のように可変長復号化部204はリス
タート・マーカの間隔で動作を停止するように設定され
ており、可変長復号化部204は前記0xFA00を復
号し復号化データを出力した時点で、動作を一旦停止
し、処理終了信号221を出力し(602)、中央制御
部205では、当該処理終了信号221を受けて、シフ
ト部203に対して動作停止指令219を出力する(6
03)。
【0070】このときシフト部203にはリスタート・
マーカの前のパディング・ビットのみが存在することに
なる。そこで、シフト部203では、パディング・ビッ
トをシフトアウトし、シフトアウト終了後、シフトアウ
ト終了信号220を中央制御部205に出力する(60
4)。なお、本例は、パディング・ビットのビット数が
0の場合を示しているため、シフトアウト処理をするこ
となくシフトアウト終了信号を送信する(220)。中
央制御部205では、これを受けて各部に処理開始指令
を送信する(605)。この通知により転送部202の
内部に保持していた前記0x1Cが出力され、復号動作
が再開される。
【0071】以上、説明したとおり、リスタート・マー
カを検出するための検出部を設け、転送部においてリス
タート・マーカをあらかじめ削除したうえで、シフト部
では、上記第1の実施形態と同様の要領で、パディング
・ビットをシフトアウトすることで、上記第1の実施形
態同様、マーカ・コード位置用のシフト部を不要とし、
小規模で集積化に適した復号化装置が提供可能となる。
更に、リスタート・マーカを検出する検出部を設けたこ
とにより、該検出部によるリスタート・マーカの検出結
果と、可変長復号化部からの処理終了信号とを対比する
ことで、符号化データ中のエラーの有無を判断すること
ができ、符号化データのエラーに対する耐性の向上を実
現できた。
【0072】
【他の実施形態】上述の実施形態では、図1に示すよう
な一体型の復号化装置について説明してきたが、本発明
は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、
一つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0073】また、本発明の復号化方法はエンコードソ
フトやデコードソフトとして頒布することも可能であ
る。そのため、本発明の目的は、前述した実施形態の機
能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録し
た記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態
の機能を実現することになり、そのプログラムコードを
記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。ま
た、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行
することにより、前述した実施形態の機能が実現される
だけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コ
ンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム
(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0074】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば回
路規模が小さく高集積化に適した復号化装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる復号化装置を
示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態にかかる復号化装置を
示す図である。
【図3】従来の復号化装置の一例を示す図である。
【図4】JPEGのビット・ストリームの構成を示す図
である。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる復号化装置を
用いて復号化処理を行った場合のタイミングチャートで
ある。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる復号化装置を
用いて復号化処理を行った場合のタイミングチャートで
ある。
【図7】本発明の第1の実施形態にかかる復号化装置に
おける中央制御部の処理の流れについて示した図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施形態にかかる復号化装置に
おける可変長復号化部の処理の流れについて示した図で
ある。
【図9】本発明の第2の実施形態にかかる復号化装置に
おける中央制御部の判断処理の流れについて示した図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK06 KK50 MA00 MC38 ME02 RC24 UA05 5C078 AA04 BA57 CA01 CA25 DA01 5J064 AA04 BA09 BB09 BC02 BC03 BC08 BC29 BD04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された符号化データを復号する復号
    化装置であって、 前記符号化データに含まれるヘッダ情報に基づいて設定
    された所定のシンボル数の復号を行う復号化手段と、 前記復号化手段により、復号された符号化データのビッ
    ト数に基づいて、当該復号された符号化データに続く所
    定量の符号化データを排除する排除手段と、を備え、 前記復号化手段と前記排除手段とを交互に動作させるこ
    とで前記入力された符号化データを復号することを特徴
    とする復号化装置。
  2. 【請求項2】 入力された符号化データを復号する復号
    化装置であって、 前記符号化データより抽出されたリスタート・マーカお
    よびECSデータからなるデータ部分について、該EC
    Sデータ中の復号に不要な符号を削除して転送する転送
    手段と、 前記転送手段により転送されたデータを任意のシフト量
    で出力するシフト手段と、 前記シフト手段により出力されたデータを復号処理する
    復号化手段と、を備え、 前記復号化手段は、設定された所定のシンボル数の復号
    を行った場合に復号処理を中断し、 前記シフト手段は、前記復号化手段が復号処理を中断し
    た場合に、前記リスタート・マーカと前記ECSデータ
    に含まれるパディング・ビットをシフトアウトすること
    を特徴とする復号化装置。
  3. 【請求項3】 入力された符号化データを復号する復号
    化装置であって、 前記符号化データより抽出されたリスタート・マーカお
    よびECSデータからなるデータ部分について、リスタ
    ート・マーカ位置を検出する検出手段と、 前記符号化データより抽出されたリスタート・マーカお
    よびECSデータからなるデータ部分について、前記検
    出手段により検出されたリスタート・マーカ位置に基づ
    いて、リスタート・マーカを削除するとともに、該EC
    Sデータ中の復号に不要な符号を削除して転送する転送
    手段と、 前記転送手段により転送されたデータを任意のシフト量
    で出力するシフト手段と、 前記シフト手段により出力されたデータを復号処理する
    復号化手段と、を備え、 前記復号化手段は、設定された所定のシンボル数の復号
    を行った場合に復号処理を中断し、 前記シフト手段は、前記復号化手段が復号処理を中断し
    た場合に、前記ECSデータに含まれるパディング・ビ
    ットをシフトアウトすることを特徴とする復号化装置。
  4. 【請求項4】 前記復号に不要な符号は、 前記ECSデータ中の0xFFに続く0x00であるこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載の復号化装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のシンボル数は、前記入力され
    た符号化データに含まれるヘッダ情報に基づいて設定さ
    れることを特徴とする請求項2または3に記載の復号化
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダ情報は前記ECSデータ中に
    含まれる最小符号化単位の数であることを特徴とする請
    求項1または5に記載の復号化装置。
  7. 【請求項7】 前記シフト手段は、前記出力されたデー
    タの数を累積加算する手段を更に備え、 前記累積加算されたデータの数に基づいて、前記パディ
    ング・ビットをシフトアウトするためのシフト量を決定
    することを特徴とする請求項2または3に記載の復号化
    装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段により検出されたリスター
    ト・マーカ位置と、前記復号化手段が復号処理を中断し
    たことを示す情報とに基づいて、前記符号化データが正
    常であるか否かを判断する判断手段を更に備えることを
    特徴とする請求項3に記載の復号化装置。
  9. 【請求項9】 入力された符号化データを復号する復号
    化方法であって、 前記符号化データに含まれるヘッダ情報に基づいて設定
    された所定のシンボル数の復号を行う復号化工程と、 前記復号化工程により、復号された符号化データのビッ
    ト数に基づいて、当該復号された符号化データに続く所
    定量の符号化データを排除する排除工程と、を備え、 前記復号化工程と前記排除工程とを交互に動作させるこ
    とで前記入力された符号化データを復号することを特徴
    とする復号化方法。
  10. 【請求項10】 入力された符号化データを復号する復
    号化方法であって、 前記符号化データより抽出されたリスタート・マーカお
    よびECSデータからなるデータ部分について、該EC
    Sデータ中の復号に不要な符号を削除して転送する転送
    工程と、 前記転送工程により転送されたデータを任意のシフト量
    で出力するシフト工程と、 前記シフト工程により出力されたデータを復号処理する
    復号化工程と、を備え、 前記復号化工程は、設定された所定のシンボル数の復号
    を行った場合に復号処理を中断し、 前記シフト工程は、前記復号化工程が復号処理を中断し
    た場合に、前記リスタート・マーカと前記ECSデータ
    に含まれるパディング・ビットをシフトアウトすること
    を特徴とする復号化方法。
  11. 【請求項11】 入力された符号化データを復号する復
    号化方法であって、 前記符号化データより抽出されたリスタート・マーカお
    よびECSデータからなるデータ部分について、リスタ
    ート・マーカ位置を検出する検出工程と、 前記符号化データより抽出されたリスタート・マーカお
    よびECSデータからなるデータ部分について、前記検
    出工程により検出されたリスタート・マーカ位置に基づ
    いて、リスタート・マーカを削除するとともに、該EC
    Sデータ中の復号に不要な符号を削除して転送する転送
    工程と、 前記転送工程により転送されたデータを任意のシフト量
    で出力するシフト工程と、 前記シフト工程により出力されたデータを復号処理する
    復号化工程と、を備え、 前記復号化工程は、設定された所定のシンボル数の復号
    を行った場合に復号処理を中断し、 前記シフト工程は、前記復号化工程が復号処理を中断し
    た場合に、前記ECSデータに含まれるパディング・ビ
    ットをシフトアウトすることを特徴とする復号化方法。
  12. 【請求項12】 前記復号に不要な符号は、 前記ECSデータ中の0xFFに続く0x00であるこ
    とを特徴とする請求項10または11に記載の復号化方
    法。
  13. 【請求項13】 前記所定のシンボル数は、前記入力さ
    れた符号化データに含まれるヘッダ情報に基づいて設定
    されることを特徴とする請求項10または11に記載の
    復号化方法。
  14. 【請求項14】 前記ヘッダ情報は前記ECSデータ中
    に含まれる最小符号化単位の数であることを特徴とする
    請求項9または請求項13に記載の復号化方法。
  15. 【請求項15】 前記シフト工程は、前記出力されたデ
    ータの数を累積加算する工程を更に備え、 前記累積加算されたデータの数に基づいて、前記パディ
    ング・ビットをシフトアウトするためのシフト量を決定
    することを特徴とする請求項10または11に記載の復
    号化方法。
  16. 【請求項16】 前記検出工程により検出されたリスタ
    ート・マーカ位置と、前記復号化工程が復号処理を中断
    したことを示す情報とに基づいて、前記符号化データが
    正常であるか否かを判断する判断工程を更に備えること
    を特徴とする請求項11に記載の復号化方法。
  17. 【請求項17】 請求項9乃至16のいずれか1つに記
    載の方法をコンピュータによって実現させるための制御
    プログラムを格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 請求項9乃至16のいずれか1つに記
    載の方法をコンピュータによって実現させるための制御
    プログラム。
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