JP2003198182A - 電磁波遮蔽シート及びその製造方法 - Google Patents
電磁波遮蔽シート及びその製造方法Info
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Abstract
病院、学校、企業ビル、住宅等の壁面、ガラス面又は樹
脂パネル面、又は、電磁波を発生する機器の表示部等に
使用される電磁波遮蔽シート及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 基材1、樹脂層2、導電層4を有する電
磁波遮蔽シート101であって、その導電層4を樹脂層
に形成された凹部3内に設ける。その製造方法は、、基
材上に設けた電離放射線硬化性樹脂層に、所定のパター
ンを有する賦形部材を圧着して凹部を形成した後、電離
放射線を照射して凹部を賦形する工程、及び、凹部が賦
形された樹脂層上に導電性塗料を塗布した後、凹部以外
の導電性塗料を除去して凹部内に導電層を形成する工
程、又は、凹部が賦形された樹脂層上に無電解めっき用
触媒塗料を塗布した後、凹部以外の触媒塗料を除去して
凹部内に触媒塗料を残し、その凹部内に無電解めっきに
より導電層を形成する工程を有する。
Description
必要な公共施設、ホール、病院、学校、企業ビル、住宅
等の壁面、ガラス面又は樹脂パネル面、又は、電磁波を
発生する機器の表示部等に使用される電磁波遮蔽シート
及びその製造方法に関するものである。
ル、住宅等の壁面、ガラス面又は樹脂パネル面、又は、
電磁波を発生する機器の表示面等の被遮蔽面を電磁波シ
ールドする方法は、従来より種々提案されている。例え
ば、被遮蔽面上に電磁波遮蔽塗料を全面塗布する方法、
被遮蔽面上に金属箔を貼り合わせる方法、金属めっきさ
れた繊維メッシュを樹脂板に熱ラミネートしてなる電磁
波遮蔽シートを、被遮蔽面に貼り合わせる方法、導電性
繊維をメッシュ状に編んだものを被遮蔽面に貼り合わせ
る方法、等が一般的に行われている。
ネル面、CRTやPDPの表示面等の被遮蔽面を電磁波
シールドする場合においては、被遮蔽面を透視可能に覆
うことができる電磁波遮蔽シートが要求されている。
た繊維メッシュや導電性繊維をメッシュ状に編んだもの
を樹脂板に熱ラミネートする方法により製造された電磁
波遮蔽シートA、基材上に貼り合わせた金属層をフォト
リソグラフィー法でメッシュ状にエッチングする方法に
より製造された電磁波遮蔽シートB、平面基材上に無電
解めっき触媒塗料をパターン印刷した後に無電解めっき
で導電層を形成する方法により製造された電磁波遮蔽シ
ートC、平面基材上に導電性塗料をパターン印刷して導
電層を形成する方法により製造された電磁波遮蔽シート
D、等が使用されている。
を付与した繊維メッシュ等を利用して製造された電磁波
遮蔽シートAにおいては、熱ラミネートの際に、繊維メ
ッシュ等と樹脂板との間で歪みが生じて透視画像がゆが
んだり、熱ラミネートの際にめっき層にクラックが発生
して電磁波シールド性能が低下したりする等、その製造
方法特有の問題が生じていた。また、その製法上、導電
性を付与した繊維の太さは50μm程度が限界であり、
細径化が難しく、より透視性を向上させたり、電磁波遮
蔽シート全体の厚さを薄くすることが困難であるという
問題があった。
製造された電磁波遮蔽シートBにおいては、工程が多く
高コストになるという問題があった。
法で製造された電磁波遮蔽シートCは、例えば特開平1
1−170420号公報に記載されているが、形成され
た導電層の線幅に太りや滲み等があり、特に、透視性が
要求される用途に使用される電磁波遮蔽シートにおいて
は、外観が劣るという問題があった。さらに、電磁波遮
蔽シートCの大きさはめっきラインの大きさに依存する
ので、幅2m程度の大きな寸法からなる電磁波遮蔽シー
トを製造するには、めっきラインに供された電磁波遮蔽
シートCを2〜3枚を繋ぎ合わせる必要があり、そのた
め、繋ぎ目から電磁波がもれて遮蔽を十分に行うことが
できないおそれもあった。
する方法で製造された電磁波遮蔽シートDは、印刷時に
導電性塗料の滲みがみられ、外観が劣るという問題があ
った。
電磁波遮蔽シート及びその製造方法を提供することにあ
る。
に提供される本発明の電磁波遮蔽シートは、基材、樹脂
層、導電層を有するものであって、当該導電層が、樹脂
層に形成された凹部内に設けられていることに特徴があ
る。
部内に導電層が設けられるので、従来の繊維メッシュの
ような熱ラミネートに基づく問題がなく、しかも、導電
層の線幅の太りや滲みの問題も生じない。
は、前記樹脂層が、電離放射線硬化性樹脂で形成されて
いることに特徴がある。
維持した状態で迅速に硬化させることができる電離放射
線硬化性樹脂により形成されているので、賦形された凹
部形状の精度を高精度にすることができ、透視性が要求
される電磁波遮蔽シートの外観を向上させることができ
る。
明の電磁波遮蔽シートの製造方法は、基材、樹脂層、導
電層を有する電磁波遮蔽シートの製造方法であって、基
材上の樹脂層に凹部を賦形する工程A、及び、凹部内に
導電層を形成する工程Bを有することに特徴がある。
形し、工程Bにより凹部内に導電層を形成するので、製
造が容易で生産性が高く、品質の不具合も起こりにく
い。
においては、工程Aは、基材上に電離放射線硬化性樹脂
層を設け、所定のパターンを有する賦形部材に当該電離
放射線硬化性樹脂層を圧着して凹部を形成した後、電離
放射線を照射して凹部を賦形する工程であることに特徴
がある。
造方法においては、工程Bは、凹部が賦形された樹脂層
上に導電性塗料を塗布した後、凹部以外の導電性塗料を
除去して凹部内に導電層を形成する工程であること、又
は、前記工程Bは、凹部が賦形された樹脂層上に無電解
めっき用触媒塗料を塗布した後、凹部以外の無電解めっ
き用触媒塗料を除去して凹部内に無電解めっき用触媒塗
料を残し、その凹部内に無電解めっきにより導電層を形
成する工程であることに特徴を有する。
について図面を参照しつつ説明し、さらに、その製造方
法について説明する。図1は、本発明の電磁波遮蔽シー
ト101の一例を示す断面図であり、基材1上に樹脂層
2が設けられ、その樹脂層2の表面には、電磁波遮蔽パ
ターンからなる凹部3が賦形されており、その凹部内に
は、導電層4が形成されている。図2は、さらに粘着剤
層5が形成された電磁波遮蔽シート101’の一例を示
す断面図である。
あり、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂等からなる材料で
形成される。基材1の材質としては、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリナフタレンテレフタレート、アクリル
樹脂、ポリカーボネート、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポ
リステレン、トリアセチルセルロース、ジアセチルセル
ロース、ポリウレンタン、ポリスルホン系樹脂、ポリエ
ーテル系樹脂、ポリメチルペンテン、ポリアクリルニト
リル系樹脂等が挙げられ、これらの材質からなる透明又
は半透明のフィルム、シート又は板が本発明における基
材1として適用される。
が使用される用途や要求される透視性に基づいて任意に
設定される。例えば、その用途に応じ、50μm〜10
mm程度の範囲のものが適用される。
接着性を向上させるために、必要に応じてコロナ処理、
オゾン吹き付け処理又はプラズマ処理等の易接着処理を
施することができる。また、基材1の表面に、アンカー
層を形成して後述する樹脂層2との接着性を向上させる
こともできる。アンカー層は樹脂材料で形成され、基材
1と樹脂層2の両方に接着性のよいものが用いられる。
そうした樹脂としては、例えば、2液硬化型ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、シランカップリング剤等の1種又は
2種以上混合したものを挙げることができる。アンカー
層は、そうした樹脂を含む塗料を、ロールコート、スプ
レーコート、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスク
リーン印刷等の塗工法又は印刷法で形成して設けられ
る。
設けられるものであって、透明性(透明又は半透明)が
あり、後述の手段により電磁波遮蔽パターンからなる凹
部3が形成されるものである。そうした樹脂層2は、電
離放射線硬化性樹脂により形成されることが好ましい。
基材1上に塗工された電離放射線硬化性樹脂は、電離放
射線(紫外線又は電子線等)の照射によって速やかに硬
化する。そのため、電離放射線硬化性樹脂が硬化する前
に、賦形部材によりその電離放射線硬化性樹脂の表面に
凹部3が賦形される。そして、その賦形状態を維持しつ
つ電離放射線を照射することによって、所望寸法及び形
状の凹部3を有する樹脂層2が形成される。
ラジカル重合性のビニル基を有する単官能もしくは多官
能アクリレート樹脂のモノマー、オリゴマー又はプレポ
リマーが挙げられる。例えば、分子中に(メタ)アクリ
ロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基等の重合性不
飽和結合、または、エポキシ基等のカチオン重合性官能
基を有するプレポリマー、モノマー又はポリマーを、1
種のみ又は2種以上適宜混合した組成物を挙げることが
できる。また、ポリエンとポリチオールとの組み合わせ
によるポリエン/チオール系のプレポリマーからなる組
成物も用いることができる。組成物は、未硬化時に液状
のものが用いられる。
レポリマーの例としては、不飽和ジカルボン酸と多価ア
ルコールの縮合物等の不飽和ポリエステル類、ポリエス
テル(メタ)アタリレート、ウレタン(メタ)アタリレ
ート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メ
タ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等
の(メタ)アクリレート類がある(なお、本明細書で
は、(メタ)アクリレートとは、アタリレート又はメタ
クリレートの意味で用いる。以下同様)。また、前記分
子中に重合性不飽和結合を有するモノマーの例として
は、スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系モノ
マー、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸メトキシエ
チル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル等の単官能
(メタ)アクリル酸エステル類、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アタリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト等の多官能(メタ)アクリル酸エステル類、(メタ)
アクリル酸−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチル、
(メタ)アクリル酸−2−(N,N−ジメチルアミノ)
エチル、(メタ)アクリル酸−2−(N,N−ジベンジ
ルアミノ)エチル等の不飽和酸の置換アミノアルコール
エステル類、(メタ)アクリルアミド等の不飽和カルボ
ン酸アミド等がある。
するプレポリマーとしては、ビスフェノール型エポキシ
樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂肪族型エポキシ樹
脂等、脂肪環型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂、脂肪族
系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル、ウレタン
系ビニルエーテル、エステル系ビニルエーテル等のビニ
ルエーテル系樹脂、環状エーテル系樹脂、スピロ系化合
物等のプレポリマー等がある。
ーとしては、分子中に2個以上のメルカプト基を有する
ポリチオール化合物、例えば、トリメチロールプロパン
トリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリチ
オプロピレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリ
コール等がある。一方、ポリエンとしては、ジオールと
ジイソシアネートによるポリウレタンの両端にアリルア
ルコールを付加したもの等がある。
必要に応じ1種又は2種以上混合して用いられるが、樹
脂組成物に通常の塗工適性を付与するために、前記プレ
ポリマー又はオリゴマーを5質量%以上、前記モノマー
及び/又はポリチオールを95質量%以下とすることが
好ましい。
等の物性を調節するために、前記電離放射線硬化性樹脂
に対して、以下のような電離放射線非硬化性樹脂を1〜
70質量%程度混合して用いることができる。電離放射
線非硬化性樹脂としては、ウレタン系樹脂、セルロース
系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ブチラ
ール樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等の熱可塑
性樹脂を用いることができる。また、剥離性を向上させ
る為に、シリコーン樹脂、ワックス等の滑剤を添加する
ことができる。
離放射線硬化性樹脂組成物に光重合開始剤を添加する。
分子中にラジカル重合性不飽和結合を有する化合物に対
しては、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラ
ーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキシムエステ
ル、テトラメチルメウラムモノサルファイド、チオキサ
ントン類等がある。
合物に対しては、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホ
ニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタロセン化合物、
ベンゾインスルホン酸エステル、ジアリルヨードシル塩
等がある。又、必要に応じて更に、光増感剤としてn−
ブチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルホ
スフィン等を混合して用いることもできる。
又は荷電粒子線のうち分子を重合、架橋し得るエネルギ
ーを有するものを意味し、紫外線、可視光線、X線、電
子線、α線等があるが、通常紫外線又は電子線が用いら
れる。紫外線源としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、
低圧水銀灯、カーボンアーク灯、ブラックライトラン
プ、メタルハライドランプ等の光源が使用される。電子
線源としては、コッククロフトワルトン型、バンデグラ
フト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、又は、直線
型、ダイナミトロン型もしくは高周波型等の各種電子線
加速器を用い、100〜1000keV、好ましくは、
100〜300keVのエネルギーをもつ電子を照射す
るものが使用される。
は、グラビアリバース、ロールコート、カーテンフロー
コート、Tダイコート、キスコート等の方法が適用され
る。これらのうち、溶剤希釈した塗料を用いた場合に
は、グラビアリバース、リバースロールコート、カーテ
ンフローコート、ロールコートが好ましく、無溶剤タイ
プの塗料を用いた場合には、Tダイコートが好ましい。
特に成形版胴に塗工する場合は、インキパン中の液状組
成物に、回転する成形版胴を浸漬させる(いわゆるドブ
浸け)も可能である。こうした塗布方法により、厚さ5
〜50μmの樹脂層2が形成される。
定パターンで形成された凹凸版に直接電離放射線硬化性
樹脂を塗工し、その上に透明な基材1を積層した後、電
離放射線(紫外線又は電子線等)を照射して電離放射線
硬化性樹脂を硬化させる。こうすることにより、基材上
に設けられるものであって、透明性があり、その表面に
電磁波遮蔽パターンからなる凹部3を有する樹脂層2を
形成できる。また、基材上に形成した電離放射線硬化性
樹脂からなる塗工表面を、所定パターンの凹凸を有する
シリンダーに圧着した後、電離放射線を照射して電離放
射線硬化性樹脂を硬化させ、その後剥離することによ
り、その表面に電磁波遮蔽パターンからなる凹部3を有
する樹脂層2を形成できる。
2の片面、より具体的には、基材側でない側の樹脂層表
面に所定の電磁波遮蔽パターンで形成されている。
を表している。その凹部3内に後述する導電層4が形成
されている。所定の電磁波遮蔽パターンで形成された導
電層4により、被遮蔽面が電磁波シールドされる。凹部
のパターン形状、凹部の線幅及び凹部の深さは、電磁波
シールド性能、透視性、用途等によって種々変化させ
る。
射線硬化性樹脂を使用し、後述の賦形手段を適用するこ
とにより、凹部の線幅を5〜100μmの微細な幅で形
成することができ、また、凹部の深さも5〜50μmの
深さで形成することができ、しかも、電離放射線により
賦形形態を保持させた状態で速やかに硬化させることが
できるので、透視性に優れ、寸法精度に優れた所望形状
の凹部を樹脂層表面に形成することができる。なお、凹
部の線幅や深さは、均一であっても均一でなくてもよ
く、その用途や仕様により任意に変化させることができ
る。
求される用途、例えば電磁波を発生する各種電気機器の
LCD、PDP、CRT等の表示装置の表示面、又は、
施設や家屋の透明ガラス面や透明パネル面に好適に適用
されるので、その透視性を確保できるに足る開口率が必
要である。なお、開口率とは、導電層が設けられる凹部
3以外の開口部が、全面積に占める面積割合のことであ
り、本発明の電磁波遮蔽シートにおいて、透視性と電磁
波シールド性能を両立させるためには、60〜90%の
範囲が好ましい。開口率が60%未満では、透明性が損
なわれ、開口率が90%を超えると、シールド性能が不
十分になることがある。
ないが、図3の(A)〜(E)に示す正方格子(A)、
六角格子(B)、三角格子(C)、ストライプ格子
(D)、煉瓦積み模様(E)の平面パターンを例示する
ことができる。これらの各図において、黒い部分は、凹
部3に導電層4が形成されている部分であり、白い部分
は、凹部3が形成されていない部分である。凹部の平面
パターンについても、領域全体を同じパターンで形成し
ても、領域毎に異なるパターンで形成してもよく、その
用途や仕様により任意に変化させることができる。な
お、図3の(A)〜(E)に示す平面パターンのうち、
ストライプ格子(D)は、他のパターンよりも電磁波遮
蔽効果が弱いので実用上はあまり使用されてはいない。
ず設けられているが、導電層以外の層であって独自の作
用効果を奏するものが設けられていても構わない。
内に形成されるものであって、その導電層4の作用によ
り、被遮蔽面を電磁波シールドすることができる。導電
層4は、導電性塗料の塗布又は無電解めっきで形成する
ことができる。
等の導電性粒子を分散させた塗料である。バインダー樹
脂としては、2液硬化型ウレタン樹脂等のウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、塩化
ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
ステル樹脂等の一種または二種以上からなる樹脂、また
は、紫外線や電子線で硬化させる電離放射線硬化性樹脂
等が使用される。また、導電性粒子としては、金、銀、
銅、白金、アルミニウム、鉄、ニッケル等の金属粒子
や、カーボンブラック、黒鉛等の非金属粒子が使用され
る。導電性粒子の形状は特に限定されないが、球、楕
円、鱗片形、針状の導電性粒子を好ましく使用でき、特
に鱗片形および針状の導電性粒子は導電性をより向上さ
せることができる。また、導電性粒子には、インジウ
ム、スズ、亜鉛、アンチモン等の金属または酸化インジ
ウム、酸化スズ、酸化亜鉛等の金属酸化物をドープする
こともできる。そうした導電性粒子の平均粒径は、1〜
10μmであることが好ましい。なお、導電性塗料に
は、必要に応じてその他の添加剤、例えば、硬化剤、レ
ベリング剤等を添加することができる。また、溶剤乾燥
型の塗料とする場合には、イソプロピルアルコール等の
溶剤を使用できる。導電性塗料は、形成された導電層4
の体積抵抗率が10-3〜10-6Ωcm、好ましくは10
-4〜10-5Ωcmとなるように、バインダー樹脂と導電
性粒子との含有比が調整される。例えば、導電性粒子を
バインダー樹脂中に50〜300重量%含有する導電性
塗料が適用される。
は、バインダー樹脂と無電解めっき用触媒を含む無電解
めっき用触媒塗料を塗布して無電解めっき用触媒層を形
成し、その上に無電解めっきしたものである。なお、こ
こでいう無電解めっき用触媒とは、無電解めっきを選択
的に析出・成長させることができる核のことであり、本
発明においては、貴金属コロイド粒子のことである。バ
インダー樹脂としては、2液硬化型ウレタン樹脂等のウ
レタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹
脂、ポリエステル樹脂等の一種または二種以上からなる
樹脂が使用される。貴金属コロイド粒子としては、パラ
ジウム、金、銀、白金等の微粒子が用いられる。特に、
パラジウムの微粒子が好ましく用いられる。貴金属コロ
イド粒子の大きさは、およそ0.01〜0.1μmであ
ることが好ましい。こうした貴金属コロイド粒子は、バ
インダー樹脂中に10〜300重量%含有させることが
好ましい。こうした無電解めっき用触媒塗料には、バイ
ンダー樹脂および貴金属コロイドの種類および性質に応
じて、有機溶剤系、水系、エマルジョン系の各種の溶剤
が任意に選択して用いられる。さらに、無電解めっき用
触媒塗料には、必要に応じて、体質顔料、界面活性剤、
着色剤等の添加剤を含有させることができる。
としては、銅、鉄、ニッケル、クロム、銀、金、白金、
コバルト等、又はそれら金属と還元剤成分であるリン、
ボロン等との合金を挙げることができる。また、2種類
以上の無電解めっきを行って、2以上の無電解めっき層
を積層させた導電層4としてもよく、例えば、導電性に
優れた無電解銅めっきをした後に黒色の無電解ニッケル
めっきを施した導電層4とすることも可能である。無電
解めっきで形成した導電層4は、高い導電性を付与する
ことができる点で優れており、例えば10-4〜10-6Ω
cmの体積抵抗率からなる導電層を形成することができ
る。なお、鉄、銅、ニッケル等の錆び易いものからなる
導電層4に関しては、最表面に錆びにくいめっき層を形
成したり、導電層上に酸化膜を形成して防錆処理するこ
ともできる。
てを埋めて樹脂層表面に凹みが生じないように設けても
よいが、通常は、図1に示すように、樹脂層表面から基
材方向にやや凹んだ形態となっている。その凹みの程度
は、導電性塗料中の固形分と溶剤との比を調整したり、
無電解めっきの析出時間等の条件を変更することによっ
て任意に調整することができる。
蔽シート101は、基材1上の樹脂層2に凹部3を賦形
する工程A、及び、その凹部内に導電層を形成する工程
Bを有する方法によって製造される。
線硬化性樹脂層を形成し、所定のパターンを有する賦形
部材にその電離放射線硬化性樹脂層を圧着して凹部を形
成し、その後、電離放射線を照射してその電離放射線硬
化性樹脂層を硬化させて凹部3を賦形する工程である。
その後、凹部3が賦形されたシートは、賦形部材である
シリンダー7から剥離され、下記の工程Bに供される。
図4は、シリンダー7のシリンダー面9に電離放射線硬
化性樹脂層を圧着した態様を示す説明図である。また、
図5は、シリンダー面9に形成された連続凸状パターン
8の一例を示す断面図である。
ン8からなる電磁波シールドパターンを賦形できる金属
製のシリンダー7が好ましく使用される。シリンダー7
は、大面積のものを使用できるので、大面積の電磁波遮
蔽シートを製造することができる。シリンダー上には、
図3に示した形状を樹脂層表面に賦形できるように、所
定の連続凸状パターン8が形成されていることが好まし
い。なお、シリンダー上の賦形パターンは、化学エッチ
ング、レーザー露光エッチング、切削、ミル押し、研
磨、Crめっき等により形成される。樹脂層に凹部3を
賦形する際には、シリンダー7を30〜80℃程度に加
熱して圧着することが好ましい。
た樹脂層上に導電性塗料を塗布した後、図6に示すよう
に、ドクター21により凹部以外の導電性塗料22を除
去し、さらに必要に応じてその導電性塗料22を乾燥し
て、凹部内に導電層4を形成する工程である。
賦形された樹脂層上に無電解めっき用触媒塗料を塗布し
た後、ドクターにより凹部以外の触媒塗料を除去して凹
部内に触媒塗料を残し、その凹部内に無電解めっきによ
り導電層を形成する工程である。
塗料22を掻き取ることをワイピングといい、凹部内に
導電性塗料22を残すことができるように樹脂層上をド
クター21で掻き取る。ドクター21は、鋼鉄のセラミ
ック製又はその加工品、ポリテトラフルオロエチレン
製、シリコンゴム製等、適宜選択して使用することがで
きる。
4を形成して製造された電磁波遮蔽シートには、更に、
図2に示すように、粘着剤層5又は接着剤層を積層する
ことができる。粘着剤層又は接着剤層を積層した電磁波
遮蔽シート101’は、粘着剤層又は接着剤層を介して
被遮蔽面に容易に粘着又は接着することができる。
脂は、溶剤系でも水系でもどちらでもよく特に限定され
ない。具体的には、粘着剤層5を形成する樹脂として
は、具体的には、粘着剤層5を形成する樹脂としては、
アクリル酸エステル、ポリイソブチレン、SBR、ブチ
ルゴム、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニル
ブチラール等が挙げられ、接着剤層を形成する樹脂とし
ては、アクリル樹脂、ポリエステル、ウレタン樹脂、塩
化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ナイロン
等が挙げられる。これらの樹脂は、従来公知の手段、例
えば、グラビアリバース、ロールコート、キスコート、
ダイコート等の塗工法、または、グラビア印刷、フレキ
ソ印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法により、電磁
波遮蔽シートの導電層形成側の全面に塗布される。そし
て、その後の乾燥により粘着剤層5または接着剤層が形
成される。なお、粘着剤層5または接着剤層の厚さは、
1〜10μm程度が好ましい。
形分と溶剤比を調整したり、無電解めっきの析出時間等
の条件及びその溶剤を揮発させる条件等を変更すること
により、樹脂層表面からやや凹んだ形態となるように導
電層4を凹部内に設けることができる。図2に示すよう
に、やや凹んだ形態の溝6を有する樹脂層表面に粘着剤
層5又は接着剤層を形成した後の表面も、やや凹んだ形
態の溝6を有している。そうした溝6は、エア抜き用の
溝6として作用し、粘着剤層5又は接着剤層側の面を被
遮蔽面に張り合わせることにより、エアの混入を防ぐこ
とができる。なお、溝6の深さは5〜20μm程度が好
ましい。溝6の深さが20μmを超えると外観上凹みが
目立つため好ましくなく、溝6の深さが5μm未満では
エア抜きとして十分ではなくエア残りを発生しやすい。
更に具体的に説明する。
の透明なポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(東
洋紡製)を使用し、その片面にアクリレートモノマー及
びアクリレートオリゴマーからなるUV硬化性樹脂を溶
剤乾燥後の厚さが40μmとなるようリバースロールコ
ートにより塗工した。その塗工面を、微細な凹凸パター
ンが形成されたシリンダー面に圧着し、その状態で30
0mJ/cm2 のUV光を照射した。UV光の照射によ
り硬化した樹脂層2を基材1と共に剥離して凹部3が形
成された賦形フィルムを得た。なお、シリンダー表面に
形成した微細なパターンは、シリンダー表面に設けられ
た銅めっき層上のレジスト層をレーザー露光後、酸エッ
チングすることにより形成した。このとき、凸部幅が3
0μm、凸部間隔が300μm、凸高さが30μmとな
るように形成した。
した後、凹部3にのみ導電性塗料が残るようにドクター
で樹脂層表面上の導電性塗料を掻き取り、その後乾燥等
して表面抵抗率が0.4Ω/□(□=cm2 。以下同
じ。)である電磁波遮蔽シートを得た。
クリル系粘着剤を塗布・乾燥し、厚さ10μmの粘着剤
層を形成した。粘着剤層を形成した後の凹部の溝深さは
10μmであった。
観は、凹部のみに導電性塗料を設けることができ、透視
性も良好であった。また、得られた電磁波遮蔽シートの
全光線透過率、電磁波遮蔽度、エア抜き性を評価し、そ
の結果を表1に示した。なお、全光線透過率は、直読ヘ
イズメーター(東洋精機)により測定し、電磁遮蔽度
は、シールドボックス法により測定した。
の透明なポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(東
洋紡製)を使用し、その片面にアクリレートモノマー及
びアクリレートオリゴマーからなるUV硬化性樹脂を溶
剤乾燥後の厚さが20μmとなるようリバースロールコ
ートにより塗工した。その塗工面を、微細な凹凸パター
ンが形成されたシリンダー面に圧着し、その状態で30
0mJ/cm2 のUV光を照射した。UV光の照射によ
り硬化した樹脂層2を基材1と共に剥離して凹部3が形
成された賦形フィルムを得た。なお、シリンダー表面に
形成した微細なパターンは、シリンダー表面に設けられ
た銅めっき層上のレジスト層をレーザー露光後、エッチ
ングすることにより形成した。このとき、凸部幅が30
μm、凸部間隔が300μm、凸高さが20μmとなる
ように形成した。
した後、凹部3にのみ導電性塗料が残るようにドクター
で樹脂層表面上の導電性塗料を掻き取り、その後乾燥等
して表面抵抗率が0.8Ω/□である電磁波遮蔽シート
を得た。
クリル系粘着剤を塗布・乾燥し、厚さ10μmの粘着剤
層を形成した。粘着剤層を形成した後の凹部の溝深さは
4μmであった。
観は、凹部のみに導電性塗料を設けることができ、透視
性も良好であったが、一部にエア残りが発生した。
の透明なポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム(東
洋紡製)を使用し、その片面にアクリレートモノマー及
びアクリレートオリゴマーからなるUV硬化性樹脂を溶
剤乾燥後の厚さが40μmとなるようリバースロールコ
ートにより塗工した。その塗工面を、微細な凹凸パター
ンが形成されたシリンダー面に圧着し、その状態で50
0mJ/cm2 のUV光を照射した。UV光の照射によ
り硬化した樹脂層2を基材1と共に剥離して凹部3が形
成された賦形フィルムを得た。なお、シリンダー表面に
形成した微細なパターンは、シリンダー表面に設けられ
た銅めっき層上のレジスト層をレーザー露光後、エッチ
ングすることにより形成した。このとき、凸部幅が30
μm、凸部間隔が300μm、凸高さが40μmとなる
ように形成した。
した後、凹部3にのみ導電性塗料が残るようにドクター
で樹脂層表面上の導電性塗料を掻き取り、その後乾燥等
して表面抵抗率が0.2Ω/□である電磁波遮蔽シート
を得た。
クリル系粘着剤を塗布・乾燥し、厚さ5μmの粘着剤層
を形成した。粘着剤層を形成した後の凹部の溝深さは2
3μmであった。
観は、凹部のみに導電性塗料を設けることができ、透視
性も良好であったが、凹部の凹みが基材面からも確認で
きるほど大きかった。
蔽シートおよびその製造方法によれば、予め樹脂層に形
成された凹部内に導電層が形成されるので、従来の繊維
メッシュのような熱ラミネートに基づく問題がなく、し
かも、導電層の線幅の太りや滲みの問題も生じない。ま
た、樹脂層が賦形形状を維持した状態で迅速に硬化させ
ることができる電離放射線硬化性樹脂により形成されて
いるので、賦形された凹部形状の精度を高精度にするこ
とができ、透視性が要求される電磁波遮蔽シートの外観
を向上させることができる。さらに、本発明の電磁波遮
蔽シートの製造方法によれば、導電層の細径化が可能で
あり、透視性をより向上させることができると共に、大
面積の電磁波遮蔽シートも容易に製造することができ
る。
視性が要求される用途に対して好適に用いられるもので
あり、例えば、電磁波シールドが必要な公共施設、ホー
ル、病院、学校、企業ビル、住宅等のガラス面又は樹脂
パネル面、又は、電磁波を発生する機器の表示部等に好
ましく使用される。
である。
面図である。
平面パターンの各例を示す概略図である。
した態様を示す説明図である。
一例を示す断面図である。
る態様を示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 基材、樹脂層、導電層を有する電磁波遮
蔽シートであって、当該導電層が、樹脂層に形成された
凹部内に設けられていることを特徴とする電磁波遮蔽シ
ート。 - 【請求項2】 前記樹脂層が、電離放射線硬化性樹脂で
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁
波遮蔽シート。 - 【請求項3】 基材、樹脂層、導電層を有する電磁波遮
蔽シートの製造方法であって、基材上の樹脂層に凹部を
賦形する工程A、及び、凹部内に導電層を形成する工程
Bを有することを特徴とする電磁波遮蔽シートの製造方
法。 - 【請求項4】 前記工程Aは、基材上に電離放射線硬化
性樹脂層を設け、所定のパターンを有する賦形部材に当
該電離放射線硬化性樹脂層を圧着して凹部を形成した
後、電離放射線を照射して凹部を賦形する工程であるこ
とを特徴とする請求項3に記載の電磁波遮蔽シートの製
造方法。 - 【請求項5】 前記工程Bは、凹部が賦形された樹脂層
上に導電性塗料を塗布した後、凹部以外の導電性塗料を
除去して凹部内に導電層を形成する工程であることを特
徴とする請求項3又は請求項4に記載の電磁波遮蔽シー
トの製造方法。 - 【請求項6】 前記工程Bは、凹部が賦形された樹脂層
上に無電解めっき用触媒塗料を塗布した後、凹部以外の
無電解めっき用触媒塗料を除去して凹部内に無電解めっ
き用触媒塗料を残し、その凹部内に無電解めっきにより
導電層を形成する工程であることを特徴とする請求項3
又は請求項4に記載の電磁波遮蔽シートの製造方法。
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- 2001-12-25 JP JP2001392683A patent/JP4569917B2/ja not_active Expired - Fee Related
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