JP2003197880A - ショットキーダイオードを用いたマグネチックram - Google Patents
ショットキーダイオードを用いたマグネチックramInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B61/00—Magnetic memory devices, e.g. magnetoresistive RAM [MRAM] devices
- H10B61/10—Magnetic memory devices, e.g. magnetoresistive RAM [MRAM] devices comprising components having two electrodes, e.g. diodes or MIM elements
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- G11—INFORMATION STORAGE
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- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/02—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
- G11C11/14—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using thin-film elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Semiconductor Memories (AREA)
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- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモリ素子の高集積化を可能にするショット
キーダイオードを用いたマグネチックRAMを提供す
る。 【解決手段】 ワードライン、抵抗変化素子パターン、
半導体層パターン及びビットラインの積層構造を含み、
抵抗変化素子パターンと半導体層パターン又は半導体層
パターンとビットラインはショットキーダイオードを形
成することを特徴とするショットキーダイオードを用い
たマグネチックRAMである。ショットキーダイオード
を形成することにより、素子の構造を単純化させて多数
積層することができ、素子の高集積化を可能にする。
キーダイオードを用いたマグネチックRAMを提供す
る。 【解決手段】 ワードライン、抵抗変化素子パターン、
半導体層パターン及びビットラインの積層構造を含み、
抵抗変化素子パターンと半導体層パターン又は半導体層
パターンとビットラインはショットキーダイオードを形
成することを特徴とするショットキーダイオードを用い
たマグネチックRAMである。ショットキーダイオード
を形成することにより、素子の構造を単純化させて多数
積層することができ、素子の高集積化を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマグネチックRAM
に関し、特に、SRAMより速い速度、DRAMのよう
な集積度、そして、フラッシュメモリ(flash memory)
のような非揮発性メモリの特性を有し、一つのダイオー
ドに多数の抵抗変化素子(resistance-transfer devic
e)が接続されるマグネチックRAM(magnetic RAM、
以下、MRAMとする)に関する。
に関し、特に、SRAMより速い速度、DRAMのよう
な集積度、そして、フラッシュメモリ(flash memory)
のような非揮発性メモリの特性を有し、一つのダイオー
ドに多数の抵抗変化素子(resistance-transfer devic
e)が接続されるマグネチックRAM(magnetic RAM、
以下、MRAMとする)に関する。
【0002】
【従来の技術】ほとんどの半導体メモリ製造企業などは
次世代記憶素子の一つとして強磁性体物質を用いるMR
AMの開発をしている。上記MRAMは強磁性薄膜を多
層に形成し、各薄膜の磁化方向による電流変化を感知す
ることにより情報を読み書きできる記憶素子であって、
磁性薄膜固有の特性によって高速、低電力及び高集積化
を可能にするだけでなく、フラッシュメモリのように非
揮発性メモリ動作が可能な素子である。
次世代記憶素子の一つとして強磁性体物質を用いるMR
AMの開発をしている。上記MRAMは強磁性薄膜を多
層に形成し、各薄膜の磁化方向による電流変化を感知す
ることにより情報を読み書きできる記憶素子であって、
磁性薄膜固有の特性によって高速、低電力及び高集積化
を可能にするだけでなく、フラッシュメモリのように非
揮発性メモリ動作が可能な素子である。
【0003】上記MRAMには、スピンが電子の伝達現
像に至大な影響を及ぼすために生じる巨大磁気抵抗(gi
ant magnetoresistive、GMR)現像や、スピン偏極磁
気透過現像を用いてメモリ素子を具現する方法がある。
像に至大な影響を及ぼすために生じる巨大磁気抵抗(gi
ant magnetoresistive、GMR)現像や、スピン偏極磁
気透過現像を用いてメモリ素子を具現する方法がある。
【0004】上記巨大磁気抵抗(GMR)現像を用いた
MRAMは、非磁性層を隔てた二つの磁性層でスピン方
向が同じ場合と異なる場合の抵抗が非常に異なる現像を
用いてGMR磁気メモリ素子を具現するものである。
MRAMは、非磁性層を隔てた二つの磁性層でスピン方
向が同じ場合と異なる場合の抵抗が非常に異なる現像を
用いてGMR磁気メモリ素子を具現するものである。
【0005】上記スピン偏極磁気透過現像を用いたMR
AMは、絶縁層を隔てた二つの磁性層でスピン方向が同
じ場合が異なる場合より電流透過がもっとよく起こると
いう現像を用いて磁気透過接合メモリ素子を具現するも
のである。
AMは、絶縁層を隔てた二つの磁性層でスピン方向が同
じ場合が異なる場合より電流透過がもっとよく起こると
いう現像を用いて磁気透過接合メモリ素子を具現するも
のである。
【0006】しかし、上記MRAMに対する研究は現在
初期段階にあり、主に多層磁性薄膜の形成に集中されて
いて、単位セル構造及び周辺感知回路などに対する研究
は未だ不備なのが実情である。
初期段階にあり、主に多層磁性薄膜の形成に集中されて
いて、単位セル構造及び周辺感知回路などに対する研究
は未だ不備なのが実情である。
【0007】図1及び図2は従来の技術実施例によるマ
グネチックRAMを示した断面図及び平面図であって、
米国特許番号第5、640、343号を引用して示した
ものである。ここで、上記図2はMRAMアレイの動作
原理を概略的に示した平面図である。
グネチックRAMを示した断面図及び平面図であって、
米国特許番号第5、640、343号を引用して示した
ものである。ここで、上記図2はMRAMアレイの動作
原理を概略的に示した平面図である。
【0008】図1を参照すると、MRAMは、半導体基
板11上に設けられるワードライン13と、上記ワード
ライン11の上部にn/p型不純物層15、17から構
成されるダイオード19と、上記ダイオード19上に形
成されている連結層21と、上記連結層21上に設けら
れるMTJ(Magnetic Tunnel Junction)セル25を有
する。
板11上に設けられるワードライン13と、上記ワード
ライン11の上部にn/p型不純物層15、17から構
成されるダイオード19と、上記ダイオード19上に形
成されている連結層21と、上記連結層21上に設けら
れるMTJ(Magnetic Tunnel Junction)セル25を有
する。
【0009】ここで、上記MRAMの形成方法は次の通
りである。まず、半導体基板11の上部にワードライン
13を形成し、その上部にダイオード19を形成する。
この時、上記ダイオード19はn/p型不純物層15、
17から形成されたものであって、ポリシリコン層の蒸
着後、イオン注入して形成したり、ドープドポリシリコ
ン層として蒸着して形成したものである。
りである。まず、半導体基板11の上部にワードライン
13を形成し、その上部にダイオード19を形成する。
この時、上記ダイオード19はn/p型不純物層15、
17から形成されたものであって、ポリシリコン層の蒸
着後、イオン注入して形成したり、ドープドポリシリコ
ン層として蒸着して形成したものである。
【0010】ここで、上記イオン注入工程を用いる場合
は後続に高温熱処理工程が必要となり、上記ドープドポ
リシリコン層を用いる場合はある限界以上の温度で熱を
加える工程が必要となるが、熱に弱いMTJセル25が
これらの工程で劣化して熱的安定性を損なわないよう
に、連結層を形成して後続工程を実施する。このため、
素子の構造や工程が複雑になり、高集積化を難しくす
る。
は後続に高温熱処理工程が必要となり、上記ドープドポ
リシリコン層を用いる場合はある限界以上の温度で熱を
加える工程が必要となるが、熱に弱いMTJセル25が
これらの工程で劣化して熱的安定性を損なわないよう
に、連結層を形成して後続工程を実施する。このため、
素子の構造や工程が複雑になり、高集積化を難しくす
る。
【0011】その後、上記ダイオード19の上部を平坦
化させる第1の層間絶縁膜23を形成し、上記ダイオー
ド19上部の第1の層間絶縁膜23を除去してダイオー
ド19を露出させるコンタクトホール(図示せず)を形
成する。そして、上記コンタクトホールを介して上記ダ
イオード19に接続される連結層21を形成する。この
時、上記連結層21は、上記コンタクトホールに埋め込
まれるタングステン層を全体表面の上部に形成し、これ
を平坦になるようにエッチングして形成したものであ
る。
化させる第1の層間絶縁膜23を形成し、上記ダイオー
ド19上部の第1の層間絶縁膜23を除去してダイオー
ド19を露出させるコンタクトホール(図示せず)を形
成する。そして、上記コンタクトホールを介して上記ダ
イオード19に接続される連結層21を形成する。この
時、上記連結層21は、上記コンタクトホールに埋め込
まれるタングステン層を全体表面の上部に形成し、これ
を平坦になるようにエッチングして形成したものであ
る。
【0012】その後、上記連結層21に接続されるMT
Jセル25を形成する。そして、全体表面の上部を平坦
化させる第2の層間絶縁膜27を形成し、後続工程を実
施してMRAMを形成する。
Jセル25を形成する。そして、全体表面の上部を平坦
化させる第2の層間絶縁膜27を形成し、後続工程を実
施してMRAMを形成する。
【0013】また、上記MRAMの動作は次の通りであ
る。上記MRAMのライト(write)動作は、IEとIW
の電流を各々ビットラインとワードラインに流して磁気
場を形成し、IEとIWが交差するセルのみ選択されてラ
イト動作が行われる。
る。上記MRAMのライト(write)動作は、IEとIW
の電流を各々ビットラインとワードラインに流して磁気
場を形成し、IEとIWが交差するセルのみ選択されてラ
イト動作が行われる。
【0014】上記MRAMのリード(read)動作は、選
択されたセルのビットラインに電圧を加えると、MTJ
セルとPN接合ダイオードとの抵抗を介してワードライ
ンに電流が流れることになり、これをセンシング(sens
ing)して行う。
択されたセルのビットラインに電圧を加えると、MTJ
セルとPN接合ダイオードとの抵抗を介してワードライ
ンに電流が流れることになり、これをセンシング(sens
ing)して行う。
【0015】図2を参照すると、上記MRAMは、ワー
ドライン1(33)、ワードライン2(35)及びワー
ドライン3(37)の両側端部分が接続されるワードラ
イン調節回路31、31を備え、上記ワードライン1、
2、3(33、35、37)に交差するビットライン1
(43)、ビットライン2(45)及びビットライン3
(47)の両側端部分が接続されるビットライン調節回
路41、41を備えたものである。特に、上記ワードラ
インとビットラインとが交差される部分にMTJセルで
あるbとPN接合ダイオードcとから構成された単位セ
ルを備える。ここで、上記ビットライン1、2、3(4
3、45、47)に流れる電流であるIEと、ワードラ
イン1、2、3(33、35、38)に流れる電流であ
るIWの電流流れによって磁気場が形成され、IEとIW
の電流が交差するセルのみが選択されてライト(writ
e)動作が実施される。
ドライン1(33)、ワードライン2(35)及びワー
ドライン3(37)の両側端部分が接続されるワードラ
イン調節回路31、31を備え、上記ワードライン1、
2、3(33、35、37)に交差するビットライン1
(43)、ビットライン2(45)及びビットライン3
(47)の両側端部分が接続されるビットライン調節回
路41、41を備えたものである。特に、上記ワードラ
インとビットラインとが交差される部分にMTJセルで
あるbとPN接合ダイオードcとから構成された単位セ
ルを備える。ここで、上記ビットライン1、2、3(4
3、45、47)に流れる電流であるIEと、ワードラ
イン1、2、3(33、35、38)に流れる電流であ
るIWの電流流れによって磁気場が形成され、IEとIW
の電流が交差するセルのみが選択されてライト(writ
e)動作が実施される。
【0016】そして、リード(read)動作は、選択され
たセルのビットラインに加えられた電圧と基準電圧との
差によって生じる電流がMTJセルとダイオードとの抵
抗を介してワードラインに流れることになり、これをセ
ンシング(sensing)して実施するものである。
たセルのビットラインに加えられた電圧と基準電圧との
差によって生じる電流がMTJセルとダイオードとの抵
抗を介してワードラインに流れることになり、これをセ
ンシング(sensing)して実施するものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の技術によるマグネチックRAMは、一つのPN接合ダ
イオードと一つの抵抗変化素子であるMTJセルとを用
いてマグネチックRAMを形成することにより一つのセ
ルに2個のビットのみを貯蔵するしかないため素子の高
集積化を困難にする問題点があり、素子の製造工程時に
用いられる高温熱処理工程による素子の特性劣化を防止
するために連結層を形成しなければならず、そのため
に、素子の構造が複雑になり、それによる素子の特性劣
化が発生する可能性があり、高集積化を難くする問題点
がある。
の技術によるマグネチックRAMは、一つのPN接合ダ
イオードと一つの抵抗変化素子であるMTJセルとを用
いてマグネチックRAMを形成することにより一つのセ
ルに2個のビットのみを貯蔵するしかないため素子の高
集積化を困難にする問題点があり、素子の製造工程時に
用いられる高温熱処理工程による素子の特性劣化を防止
するために連結層を形成しなければならず、そのため
に、素子の構造が複雑になり、それによる素子の特性劣
化が発生する可能性があり、高集積化を難くする問題点
がある。
【0018】本発明は上記したような従来の技術の問題
点を解消するために、素子の高集積化を可能にするショ
ットキーダイオードを用いたマグネチックRAMを提供
することにその目的がある。
点を解消するために、素子の高集積化を可能にするショ
ットキーダイオードを用いたマグネチックRAMを提供
することにその目的がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、ショットキー
ダイオードを用いて多数のダイオードと多数の抵抗変化
素子としてメモリ素子を構成することにより前記課題を
解決している。すなわち、請求項1に記載の発明は、ワ
ードライン、抵抗変化素子(resistance-transfer devi
ce)パターン、半導体層パターン及びビットラインの積
層構造を含み、前記抵抗変化素子パターンと前記半導体
層パターン又は前記半導体層パターンと前記ビットライ
ンはショットキーダイオードを形成することを特徴とす
るショットキーダイオードを用いたマグネチックRAM
である。
ダイオードを用いて多数のダイオードと多数の抵抗変化
素子としてメモリ素子を構成することにより前記課題を
解決している。すなわち、請求項1に記載の発明は、ワ
ードライン、抵抗変化素子(resistance-transfer devi
ce)パターン、半導体層パターン及びビットラインの積
層構造を含み、前記抵抗変化素子パターンと前記半導体
層パターン又は前記半導体層パターンと前記ビットライ
ンはショットキーダイオードを形成することを特徴とす
るショットキーダイオードを用いたマグネチックRAM
である。
【0020】請求項2に記載の発明は、前記抵抗変化素
子パターンの最上層又は前記ビットラインをショットキ
ーバリヤー金属で形成することにより、前記ショットキ
ーダイオードを形成することを特徴とする請求項1に記
載のショットキーダイオードを用いたマグネチックRA
Mである。
子パターンの最上層又は前記ビットラインをショットキ
ーバリヤー金属で形成することにより、前記ショットキ
ーダイオードを形成することを特徴とする請求項1に記
載のショットキーダイオードを用いたマグネチックRA
Mである。
【0021】請求項3に記載の発明は、前記半導体層パ
ターンと前記ビットラインとの間に、又は前記抵抗変化
素子パターンと前記半導体層パターンとの間にショット
キーバリヤー金属層パターンを形成することにより前記
ショットキーダイオードを形成することを特徴とする請
求項1に記載のショットキーダイオードを用いたマグネ
チックRAMである。
ターンと前記ビットラインとの間に、又は前記抵抗変化
素子パターンと前記半導体層パターンとの間にショット
キーバリヤー金属層パターンを形成することにより前記
ショットキーダイオードを形成することを特徴とする請
求項1に記載のショットキーダイオードを用いたマグネ
チックRAMである。
【0022】請求項4に記載の発明は、前記半導体層パ
ターンは、前記抵抗変化素子パターンの熱的安定性を維
持できる温度以下で低温蒸着工程で形成されることを特
徴とする請求項1に記載のショットキーダイオードを用
いたマグネチックRAMである。
ターンは、前記抵抗変化素子パターンの熱的安定性を維
持できる温度以下で低温蒸着工程で形成されることを特
徴とする請求項1に記載のショットキーダイオードを用
いたマグネチックRAMである。
【0023】請求項5に記載の発明は、前記ワードライ
ン抵抗変化素子パターン、半導体層パターン及びビット
ラインの積層構造を、層間絶縁膜を介在した状態でn
(n=1、2、3、…)個以上積層させた構造を有する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか1
項に記載のショットキーダイオードを用いたマグネチッ
クRAMである。
ン抵抗変化素子パターン、半導体層パターン及びビット
ラインの積層構造を、層間絶縁膜を介在した状態でn
(n=1、2、3、…)個以上積層させた構造を有する
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか1
項に記載のショットキーダイオードを用いたマグネチッ
クRAMである。
【0024】請求項6に記載の発明は、ワードライン、
第1半導体層パターン、抵抗変化素子パターン、第2半
導体層パターン及びビットラインの積層構造を含み、前
記ワードラインと第1半導体層パターン又は第1半導体
層パターンと抵抗変化素子パターンがショットキーダイ
オードを形成することを特徴とするショットキーダイオ
ードを用いたマグネチックRAMである。
第1半導体層パターン、抵抗変化素子パターン、第2半
導体層パターン及びビットラインの積層構造を含み、前
記ワードラインと第1半導体層パターン又は第1半導体
層パターンと抵抗変化素子パターンがショットキーダイ
オードを形成することを特徴とするショットキーダイオ
ードを用いたマグネチックRAMである。
【0025】請求項7に記載の発明は、前記積層構造を
層間絶縁膜を介在した状態でn(n=1、2、3、…)
個以上積層させた構造を有することを特徴とする請求項
6に記載のショットキーダイオードを用いたマグネチッ
クRAMである。
層間絶縁膜を介在した状態でn(n=1、2、3、…)
個以上積層させた構造を有することを特徴とする請求項
6に記載のショットキーダイオードを用いたマグネチッ
クRAMである。
【0026】請求項8に記載の発明は、前記ワードライ
ン又は前記抵抗変化素子パターンの最下層をショットキ
ーバリヤー金属で形成し、前記抵抗変化素子パターンの
最上層又は前記ビットラインをショットキーバリヤー金
属で形成して前記ショットキーダイオードを形成するこ
とを特徴とする請求項6に記載のショットキーダイオー
ドを用いたマグネチックRAMである。
ン又は前記抵抗変化素子パターンの最下層をショットキ
ーバリヤー金属で形成し、前記抵抗変化素子パターンの
最上層又は前記ビットラインをショットキーバリヤー金
属で形成して前記ショットキーダイオードを形成するこ
とを特徴とする請求項6に記載のショットキーダイオー
ドを用いたマグネチックRAMである。
【0027】請求項9に記載の発明は、ワードライン、
抵抗変化素子パターン、ドープドポリシリコンパターン
及びビットラインの積層構造を含み、前記抵抗変化素子
パターンと前記ドープドポリシリコンパターン又は前記
ドープドポリシリコンパターンと前記ビットラインはシ
ョットキーダイオードを形成し、前記積層構造を層間絶
縁膜を介在した状態でn(n=1、2、3、…)個以上
積層させることを特徴とするショットキーダイオードを
用いたマグネチックRAMである。
抵抗変化素子パターン、ドープドポリシリコンパターン
及びビットラインの積層構造を含み、前記抵抗変化素子
パターンと前記ドープドポリシリコンパターン又は前記
ドープドポリシリコンパターンと前記ビットラインはシ
ョットキーダイオードを形成し、前記積層構造を層間絶
縁膜を介在した状態でn(n=1、2、3、…)個以上
積層させることを特徴とするショットキーダイオードを
用いたマグネチックRAMである。
【0028】請求項10に記載の発明は、前記抵抗変化
素子パターンの最上層又は前記ビットラインをショット
キーバリヤー金属で形成することにより、前記ショット
キーダイオードが形成されることを特徴とする請求項9
に記載のショットキーダイオードを用いたマグネチック
RAMである。
素子パターンの最上層又は前記ビットラインをショット
キーバリヤー金属で形成することにより、前記ショット
キーダイオードが形成されることを特徴とする請求項9
に記載のショットキーダイオードを用いたマグネチック
RAMである。
【0029】請求項11に記載の発明は、前記ドープド
ポリシリコンパターンと前記ビットラインとの間に、又
は前記ドープドポリシリコンパターンと前記抵抗変化素
子パターンとの間にショットキーバリヤー金属層パター
ンを形成することにより前記ショットキーダイオードが
形成されることを特徴とする請求項9に記載のショット
キーダイオードを用いたマグネチックRAMである。
ポリシリコンパターンと前記ビットラインとの間に、又
は前記ドープドポリシリコンパターンと前記抵抗変化素
子パターンとの間にショットキーバリヤー金属層パター
ンを形成することにより前記ショットキーダイオードが
形成されることを特徴とする請求項9に記載のショット
キーダイオードを用いたマグネチックRAMである。
【0030】請求項12に記載の発明は、前記ドープド
ポリシリコンパターンは、前記抵抗変化素子パターンの
熱的安定性を維持できる温度以下で低温蒸着工程で形成
されることを特徴とする請求項9に記載のショットキー
ダイオードを用いたマグネチックRAMである。
ポリシリコンパターンは、前記抵抗変化素子パターンの
熱的安定性を維持できる温度以下で低温蒸着工程で形成
されることを特徴とする請求項9に記載のショットキー
ダイオードを用いたマグネチックRAMである。
【0031】本発明の原理は次の通りである。従来の技
術において、一つのダイオードと一つの抵抗変化素子
(resistance-transfer device)とからなったマグネチ
ックRAMでは、リード/ライト(read/write)動作が
1秒間に105〜106程度の回数のみ可能で、使用に制
限を受けることになるため、素子の性能を向上させるた
めに本発明は、金属と半導体の接触面から発生するショ
ットキー障壁(schottky diode)の整流作用を用いたシ
ョットキーダイオードを適用してワードライン、MTJ
セル、ドープドポリシリコン層及びビットラインの積層
構造としてMRAMを形成することにより構造を単純化
させ、一層以上の多層にも形成でき、半導体素子の高集
積化を可能にし、それによる素子の製造工程を単純化さ
せることができるようにするものである。
術において、一つのダイオードと一つの抵抗変化素子
(resistance-transfer device)とからなったマグネチ
ックRAMでは、リード/ライト(read/write)動作が
1秒間に105〜106程度の回数のみ可能で、使用に制
限を受けることになるため、素子の性能を向上させるた
めに本発明は、金属と半導体の接触面から発生するショ
ットキー障壁(schottky diode)の整流作用を用いたシ
ョットキーダイオードを適用してワードライン、MTJ
セル、ドープドポリシリコン層及びビットラインの積層
構造としてMRAMを形成することにより構造を単純化
させ、一層以上の多層にも形成でき、半導体素子の高集
積化を可能にし、それによる素子の製造工程を単純化さ
せることができるようにするものである。
【0032】この時、上記ドープドポリシリコン層はM
TJセルの熱的安定性を維持できる限界温度以下で低温
蒸着工程で形成する。そして、MTJセル自体の最上部
の金属層またはビットラインをなす金属層自体をショッ
トキーバリヤーの金属電極として用いることができ、上
記ドープドポリシリコン層のすぐ上またはすぐ下に金属
電極を挿入することもできる。
TJセルの熱的安定性を維持できる限界温度以下で低温
蒸着工程で形成する。そして、MTJセル自体の最上部
の金属層またはビットラインをなす金属層自体をショッ
トキーバリヤーの金属電極として用いることができ、上
記ドープドポリシリコン層のすぐ上またはすぐ下に金属
電極を挿入することもできる。
【0033】もし、MTJセル側にショットキーバリヤ
ー(Shottky barrier)が形成されると、その反対側で
あるビットライン側にはオーミックコンタクト(ohmic c
ontact)が形成され、その反対の場合はビットライン側
にショットキーバリヤーが形成され、MTJセル側には
オーミックコンタクトが形成される。従って、ショット
キーバリヤーの形成方法と構造によってMTJセルから
ビットライン側に順方向バイアス性質を有するショット
キーダイオードが形成される可能性があり、その反対方
向の順方向バイアス性質を有するショットキーダイオー
ドが形成される可能性もある。
ー(Shottky barrier)が形成されると、その反対側で
あるビットライン側にはオーミックコンタクト(ohmic c
ontact)が形成され、その反対の場合はビットライン側
にショットキーバリヤーが形成され、MTJセル側には
オーミックコンタクトが形成される。従って、ショット
キーバリヤーの形成方法と構造によってMTJセルから
ビットライン側に順方向バイアス性質を有するショット
キーダイオードが形成される可能性があり、その反対方
向の順方向バイアス性質を有するショットキーダイオー
ドが形成される可能性もある。
【0034】そして、上記ショットキーダイオードを使
用する場合は、PN接合ダイオードを使用する場合より
ダイオード接合面に貯蔵される電荷量が少なく、リーデ
ィング(reading)速度を向上させる効果がある。また、
上記MTJセルの特性を劣化させるイオン注入後の高温
熱処理工程が省略されるので、上記ショットキーダイオ
ードとMTJセルとから形成される連結組を多数積層す
ることができ、原理的に無限大の高集積化が可能なメモ
リ素子を提供することができる。
用する場合は、PN接合ダイオードを使用する場合より
ダイオード接合面に貯蔵される電荷量が少なく、リーデ
ィング(reading)速度を向上させる効果がある。また、
上記MTJセルの特性を劣化させるイオン注入後の高温
熱処理工程が省略されるので、上記ショットキーダイオ
ードとMTJセルとから形成される連結組を多数積層す
ることができ、原理的に無限大の高集積化が可能なメモ
リ素子を提供することができる。
【0035】ここで、上記抵抗変化素子はMTJセル、
AMR(Anisotropic Magnetoresistance)、GMR、
スピンバルブ(spin valve)、強磁性体/金属・半導体ハ
イブリッド構造、III−V族磁性半導体複合構造、金属
(準金属)/半導体複合構造、CMR(Colossal Magnet
o-Resistance)などのような磁化または磁性によって抵
抗値が変わる磁気抵抗素子と、電気信号による物質相変
換によって抵抗値が変わる相変換素子から形成したもの
である。
AMR(Anisotropic Magnetoresistance)、GMR、
スピンバルブ(spin valve)、強磁性体/金属・半導体ハ
イブリッド構造、III−V族磁性半導体複合構造、金属
(準金属)/半導体複合構造、CMR(Colossal Magnet
o-Resistance)などのような磁化または磁性によって抵
抗値が変わる磁気抵抗素子と、電気信号による物質相変
換によって抵抗値が変わる相変換素子から形成したもの
である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳しく説明する。図3〜図6は本発明の第1実
施例〜第4実施例に従ってショットキーダイオードと抵
抗変化素子とを備えるマグネチックRAMを示した断面
図であって、抵抗変化素子としてMTJセルを使用した
場合を示したものである。
本発明を詳しく説明する。図3〜図6は本発明の第1実
施例〜第4実施例に従ってショットキーダイオードと抵
抗変化素子とを備えるマグネチックRAMを示した断面
図であって、抵抗変化素子としてMTJセルを使用した
場合を示したものである。
【0037】図3は本発明の第1実施例によるマグネチ
ックRAMを示した断面図である。図3を参照すると、
マグネチックRAMは、半導体基板51上にワードライ
ン53が備えられ、上記ワードライン53の上部にMT
Jセル55、ドープドポリシリコン(doped polysilico
n)層57及びビットライン59が順次積層される構造
で形成されている。この時、上記ドープドポリシリコン
層57の上部のビットライン59をなす金属又は上記ド
ープドポリシリコン57の下部のMTJセル55の最上
層の金属層(図示せず)がショットキー障壁を形成する
金属電極として使用される。
ックRAMを示した断面図である。図3を参照すると、
マグネチックRAMは、半導体基板51上にワードライ
ン53が備えられ、上記ワードライン53の上部にMT
Jセル55、ドープドポリシリコン(doped polysilico
n)層57及びビットライン59が順次積層される構造
で形成されている。この時、上記ドープドポリシリコン
層57の上部のビットライン59をなす金属又は上記ド
ープドポリシリコン57の下部のMTJセル55の最上
層の金属層(図示せず)がショットキー障壁を形成する
金属電極として使用される。
【0038】一般的に、上記MTJセル55は、固定強
磁性層(pinned ferromagnetic)(図示せず)、トンネ
ル酸化膜(図示せず)及び自由強磁性層(free ferroma
gnetic)(図示せず)の積層構造から形成され、上記ト
ンネル酸化膜はアルミナAl 2O3から形成され、上記固
定強磁性層と自由強磁性層とは白金Pt、ニッケルN
i、マンガンMn、コバルトCo又は鉄Feなどを主成
分とする合金で形成される。そして、上記MTJセル5
5、ドープドポリシリコン層57及びビットライン59
の積層構造を被う平坦化された層間絶縁膜61が形成さ
れた構造を有する。
磁性層(pinned ferromagnetic)(図示せず)、トンネ
ル酸化膜(図示せず)及び自由強磁性層(free ferroma
gnetic)(図示せず)の積層構造から形成され、上記ト
ンネル酸化膜はアルミナAl 2O3から形成され、上記固
定強磁性層と自由強磁性層とは白金Pt、ニッケルN
i、マンガンMn、コバルトCo又は鉄Feなどを主成
分とする合金で形成される。そして、上記MTJセル5
5、ドープドポリシリコン層57及びビットライン59
の積層構造を被う平坦化された層間絶縁膜61が形成さ
れた構造を有する。
【0039】ここで、上記ドープドポリシリコン層57
は上記MTJセル55の熱的安定性を維持できる限界温
度以下で低温蒸着工程を使用して形成したものである。
は上記MTJセル55の熱的安定性を維持できる限界温
度以下で低温蒸着工程を使用して形成したものである。
【0040】図4は本発明の第2実施例によるマグネチ
ックRAMを示した断面図であって、上記第1実施例に
よる上記図3の構造を複数積層して形成したものであ
る。図4を参照すると、マグネチックRAMは、半導体
基板71上に接続される第1のワードライン73を備
え、上記第1のワードライン73の上部に第1のMTJ
セル75、第1のドープドポリシリコン層77及び第1
のビットライン79が積層される。この時、上記第1の
ドープドポリシリコン層77の上部の第1のビットライ
ン79をなす金属又は上記第1のドープドポリシリコン
層77の下部の第1のMTJセル75の最上層の金属層
(図示せず)がショットキー障壁を形成するための金属
電極として使用される。
ックRAMを示した断面図であって、上記第1実施例に
よる上記図3の構造を複数積層して形成したものであ
る。図4を参照すると、マグネチックRAMは、半導体
基板71上に接続される第1のワードライン73を備
え、上記第1のワードライン73の上部に第1のMTJ
セル75、第1のドープドポリシリコン層77及び第1
のビットライン79が積層される。この時、上記第1の
ドープドポリシリコン層77の上部の第1のビットライ
ン79をなす金属又は上記第1のドープドポリシリコン
層77の下部の第1のMTJセル75の最上層の金属層
(図示せず)がショットキー障壁を形成するための金属
電極として使用される。
【0041】そして、上記第1のMTJセル75、第1
のドープドポリシリコン層77及び第1のビットライン
79の積層構造を被う平坦化された第1の層間絶縁膜8
1が形成される。
のドープドポリシリコン層77及び第1のビットライン
79の積層構造を被う平坦化された第1の層間絶縁膜8
1が形成される。
【0042】また、上記第1の層間絶縁膜81の上部に
第2のワードライン83が設けられる。この時、上記第
2のワードライン83は第1ワードライン73とは別途
の電源線に接続されたものである。上記第1のMTJセ
ル75、第1のドープドポリシリコン層77及び第1の
ビットライン79の積層構造の上側の上記第2のワード
ライン83の上部に接続される第2のMTJセル85、
第2のドープドポリシリコン層87及び第2のビットラ
イン89の積層構造が設けられる。そして、その上部を
平坦化させる第2の層間絶縁膜91が設けられる。
第2のワードライン83が設けられる。この時、上記第
2のワードライン83は第1ワードライン73とは別途
の電源線に接続されたものである。上記第1のMTJセ
ル75、第1のドープドポリシリコン層77及び第1の
ビットライン79の積層構造の上側の上記第2のワード
ライン83の上部に接続される第2のMTJセル85、
第2のドープドポリシリコン層87及び第2のビットラ
イン89の積層構造が設けられる。そして、その上部を
平坦化させる第2の層間絶縁膜91が設けられる。
【0043】また、上記第2の層間絶縁膜91の上部
に、上記第2のワードライン83、第2のMTJセル8
5、第2のドープドポリシリコン層87及び第2のビッ
トライン89同様の積層構造を多数積層して最上層に上
記第nのワードライン93、第nのMTJセル95、第
nのドープドポリシリコン層97及び第nのビットライ
ン99の積層構造が設けられ、これを平坦化させる第n
の層間絶縁膜101が形成される。ここで、上記ドープ
ドポリシリコン層77、87、97は上記MTJセル5
5の熱的安定性を維持できる限界温度以下で低温蒸着工
程を使用して形成したものである。
に、上記第2のワードライン83、第2のMTJセル8
5、第2のドープドポリシリコン層87及び第2のビッ
トライン89同様の積層構造を多数積層して最上層に上
記第nのワードライン93、第nのMTJセル95、第
nのドープドポリシリコン層97及び第nのビットライ
ン99の積層構造が設けられ、これを平坦化させる第n
の層間絶縁膜101が形成される。ここで、上記ドープ
ドポリシリコン層77、87、97は上記MTJセル5
5の熱的安定性を維持できる限界温度以下で低温蒸着工
程を使用して形成したものである。
【0044】図5は本発明の第3実施例によるマグネチ
ックRAMを示した断面図である。図5を参照すると、
マグネチックRAMは半導体基板111上にワードライ
ン113が備えられ、上記ワードライン113の上部に
第1のMTJセル115、半導体層117及びビットラ
イン119が積層される。この時、上記半導体層117
の上部のビットライン119をなす金属又は上記半導体
層117の下部のMTJセル115の最上層の金属層
(図示せず)がショットキー障壁を形成するための金属
電極として使用される。
ックRAMを示した断面図である。図5を参照すると、
マグネチックRAMは半導体基板111上にワードライ
ン113が備えられ、上記ワードライン113の上部に
第1のMTJセル115、半導体層117及びビットラ
イン119が積層される。この時、上記半導体層117
の上部のビットライン119をなす金属又は上記半導体
層117の下部のMTJセル115の最上層の金属層
(図示せず)がショットキー障壁を形成するための金属
電極として使用される。
【0045】ここで、上記半導体層117は上記MTJ
セル115の熱的安定性を維持できる限界温度以下で低
温蒸着工程を使用して形成したものである。
セル115の熱的安定性を維持できる限界温度以下で低
温蒸着工程を使用して形成したものである。
【0046】そして、上記MTJセル115、半導体層
117及びビットライン119の積層構造を被う平坦化
された層間絶縁膜121が形成される。
117及びビットライン119の積層構造を被う平坦化
された層間絶縁膜121が形成される。
【0047】図6は本発明の第4実施例によるマグネチ
ックRAMを示した断面図である。図6を参照すると、
マグネチックRAMは、半導体基板131上にワードラ
イン133を備え、上記ワードライン133の上部に第
1の半導体層135、MTJセル337、第2の半導体
層139及びビットライン141が積層される。
ックRAMを示した断面図である。図6を参照すると、
マグネチックRAMは、半導体基板131上にワードラ
イン133を備え、上記ワードライン133の上部に第
1の半導体層135、MTJセル337、第2の半導体
層139及びビットライン141が積層される。
【0048】この時、上記第1の半導体層135の上部
のMTJセル137の最下層をなす金属又は上記第1の
半導体層135の下部のワードラインをなす金属がショ
ットキー障壁を形成するための金属電極として使用され
る。そして、上記第2の半導体層139の上部のビット
ライン141をなす金属又は上記第2の半導体層139
の下部の上記MTJセル137の最上層の金属層(図示
せず)がショットキー障壁を形成するための金属電極と
して使用される。
のMTJセル137の最下層をなす金属又は上記第1の
半導体層135の下部のワードラインをなす金属がショ
ットキー障壁を形成するための金属電極として使用され
る。そして、上記第2の半導体層139の上部のビット
ライン141をなす金属又は上記第2の半導体層139
の下部の上記MTJセル137の最上層の金属層(図示
せず)がショットキー障壁を形成するための金属電極と
して使用される。
【0049】そして、上記第1の半導体層135、MT
Jセル137、第2半導体層139及びビットライン1
41の積層構造を被う平坦化された層間絶縁膜143が
形成される。
Jセル137、第2半導体層139及びビットライン1
41の積層構造を被う平坦化された層間絶縁膜143が
形成される。
【0050】ここで、上記第1、2の半導体層135、
139は上記MTJセル137の熱的安定性を維持でき
る限界温度以下で形成し、低温蒸着工程を使用して形成
したものである。
139は上記MTJセル137の熱的安定性を維持でき
る限界温度以下で形成し、低温蒸着工程を使用して形成
したものである。
【0051】本発明の他実施例は、上記第3実施例また
は第4実施例によるマグネチックRAMを第2実施例の
ように積層して形成されたものである。
は第4実施例によるマグネチックRAMを第2実施例の
ように積層して形成されたものである。
【0052】このように、メモリ素子の高集積化を可能
にするために、連結層なしに半導体基板上にワードライ
ンを形成し、その上部にMTJセル、半導体層及びビッ
トラインの積層構造を形成し、前記MTJセルとビット
ラインとの間にショットキーダイオードを形成され得る
ようにすることにより、素子の構造を単純化させて反復
的に積層することができ、素子の高集積化を可能にす
る。
にするために、連結層なしに半導体基板上にワードライ
ンを形成し、その上部にMTJセル、半導体層及びビッ
トラインの積層構造を形成し、前記MTJセルとビット
ラインとの間にショットキーダイオードを形成され得る
ようにすることにより、素子の構造を単純化させて反復
的に積層することができ、素子の高集積化を可能にす
る。
【0053】
【発明の効果】以上から説明したように、本発明による
ショットキーダイオードを用いたマグネチックRAM
は、半導体基板に接続されたワードラインとその上部に
形成されるMTJセルとビットラインとの積層構造から
なるMRAMであって、上記MTJセルとビットライン
との間にショットキーダイオードが設けるようにドープ
ドポリシリコン層や半導体層を介在することにより素子
の構造を単純化させ、多数積層を可能にして素子の高集
積化を可能にする効果を提供する。
ショットキーダイオードを用いたマグネチックRAM
は、半導体基板に接続されたワードラインとその上部に
形成されるMTJセルとビットラインとの積層構造から
なるMRAMであって、上記MTJセルとビットライン
との間にショットキーダイオードが設けるようにドープ
ドポリシリコン層や半導体層を介在することにより素子
の構造を単純化させ、多数積層を可能にして素子の高集
積化を可能にする効果を提供する。
【図1】従来の技術実施例によるマグネチックRAMを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】従来の技術実施例によるMRAMアレイの動作
原理を示す平面図である。
原理を示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるマグネチックRAM
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるマグネチックRAM
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例によるマグネチックRAM
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】本発明の第4実施例によるマグネチックRAM
を示す断面図である。
を示す断面図である。
11、51、71、111、131:半導体基板
13、53、113、133:ワードライン
15:n型不純物層
17:p型不純物層
19:PN接合ダイオード
21:連結層
23、81:第1の層間絶縁膜
25、55、115、337:MTJセル
27、91:第2の層間絶縁膜
31、31:ワードライン調節回路
33:ワードライン1
35:ワードライン2
37:ワードライン3
41、41:ビットライン調節回路
43:ビットライン1
45:ビットライン2
47:ビットライン3
57:ドープドポリシリコン層
59、119、141:ビットライン
61、121、143:層間絶縁膜
73:第1のワードライン
75:第1のMTJセル
77:第1のドープドポリシリコン層
79:第1のビットライン
83:第2のワードライン
85:第2のMTJセル
87:第2のドープドポリシリコン層
93:第nのワードライン
95:第nのMTJセル
97:第nのドープドポリシリコン層
99:第nのビットライン
101:第nの層間絶縁膜
135:第1の半導体層
139:第2の半導体層
Claims (12)
- 【請求項1】ワードライン、抵抗変化素子パターン、半
導体層パターン及びビットラインの積層構造を含み、前
記抵抗変化素子パターンと前記半導体層パターン又は前
記半導体層パターンと前記ビットラインはショットキー
ダイオードを形成することを特徴とするショットキーダ
イオードを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項2】前記抵抗変化素子パターンの最上層又は前
記ビットラインをショットキーバリヤー金属で形成する
ことにより、前記ショットキーダイオードを形成するこ
とを特徴とする請求項1に記載のショットキーダイオー
ドを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項3】前記半導体層パターンと前記ビットライン
との間に、又は前記抵抗変化素子パターンと前記半導体
層パターンとの間にショットキーバリヤー金属層パター
ンを形成することにより前記ショットキーダイオードを
形成することを特徴とする請求項1に記載のショットキ
ーダイオードを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項4】前記半導体層パターンは、前記抵抗変化素
子パターンの熱的安定性を維持できる温度以下で低温蒸
着工程で形成されることを特徴とする請求項1に記載の
ショットキーダイオードを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項5】前記ワードライン、抵抗変化素子パター
ン、半導体層パターン及びビットラインの積層構造を、
層間絶縁膜を介在した状態でn(n=1、2、3、…)
個以上積層させた構造を有することを特徴とする請求項
1〜請求項3のうちいずれか1項に記載のショットキー
ダイオードを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項6】ワードライン、第1半導体層パターン、抵
抗変化素子パターン、第2半導体層パターン及びビット
ラインの積層構造を含み、前記ワードラインと第1半導
体層パターン又は第1半導体層パターンと抵抗変化素子
パターンがショットキーダイオードを形成することを特
徴とするショットキーダイオードを用いたマグネチック
RAM。 - 【請求項7】前記積層構造を層間絶縁膜を介在した状態
でn(n=1、2、3、…)個以上積層させた構造を有
することを特徴とする請求項6に記載のショットキーダ
イオードを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項8】前記ワードライン又は前記抵抗変化素子パ
ターンの最下層をショットキーバリヤー金属で形成し、
前記抵抗変化素子パターンの最上層又は前記ビットライ
ンをショットキーバリヤー金属で形成して前記ショット
キーダイオードを形成することを特徴とする請求項6に
記載のショットキーダイオードを用いたマグネチックR
AM。 - 【請求項9】ワードライン、抵抗変化素子パターン、ド
ープドポリシリコンパターン及びビットラインの積層構
造を含み、前記抵抗変化素子パターンと前記ドープドポ
リシリコンパターン又は前記ドープドポリシリコンパタ
ーンと前記ビットラインはショットキーダイオードを形
成し、前記積層構造を層間絶縁膜を介在した状態でn
(n=1、2、3、…)個以上積層させることを特徴と
するショットキーダイオードを用いたマグネチックRA
M。 - 【請求項10】前記抵抗変化素子パターンの最上層又は
前記ビットラインをショットキーバリヤー金属で形成す
ることにより、前記ショットキーダイオードが形成され
ることを特徴とする請求項9に記載のショットキーダイ
オードを用いたマグネチックRAM。 - 【請求項11】前記ドープドポリシリコンパターンと前
記ビットラインとの間に、又は前記ドープドポリシリコ
ンパターンと前記抵抗変化素子パターンとの間にショッ
トキーバリヤー金属層パターンを形成することにより前
記ショットキーダイオードが形成されることを特徴とす
る請求項9に記載のショットキーダイオードを用いたマ
グネチックRAM。 - 【請求項12】前記ドープドポリシリコンパターンは、
前記抵抗変化素子パターンの熱的安定性を維持できる温
度以下で低温蒸着工程で形成されることを特徴とする請
求項9に記載のショットキーダイオードを用いたマグネ
チックRAM。
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