JP2003196854A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2003196854A
JP2003196854A JP2001393272A JP2001393272A JP2003196854A JP 2003196854 A JP2003196854 A JP 2003196854A JP 2001393272 A JP2001393272 A JP 2001393272A JP 2001393272 A JP2001393272 A JP 2001393272A JP 2003196854 A JP2003196854 A JP 2003196854A
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Yasuhiro Mikawa
康宏 三河
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書き込み速度を実質的に向上することができ、
かつ書き込み不能となる部分が生じない光ディスク記録
再生装置を提供する。 【解決手段】レーザー1、2から光ディスク3における
情報記録面の半径方向の隣り合うトラックにレーザービ
ームを照射し、レーザービームのそれぞれについてフォ
ーカスエラー信号を検出し、検出したフォーカスエラー
信号にレーザービーム数に基づく係数を乗算し、係数が
乗算されたフォーカスエラー信号を加算し、加算された
フォーカスエラー信号をフォーカスサーボ回路15に供
給し、レーザービームのそれぞれについてトラッキング
エラー信号を検出し、検出したトラッキングエラー信号
にレーザービーム数に基づく係数を乗算し、係数が乗算
されたトラッキングエラー信号の差を演算し、差演算結
果のトラッキングエラー信号をトラッキングサーボ回路
16に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク記録再生装置は1つの
レーザーダイオードから放射される単一の短波長レーザ
ービームを光ディスクに照射して光ディスク上に情報を
書き込み、書き込まれた情報を光ディスクからの反射光
に基づいて読み出している。かかる光ディスク記録再生
装置において該レーザービームをディスク面に焦点を合
わせて、情報の書き込みを行い、書き込まれた情報の読
み出しを行っている。
【0003】また、例えば一つのレーザーダイオードか
ら放射されるレーザービームを回析グレーティングに垂
直に入射して複数の回析光のビームに分離してマルチビ
ームとし、光ディスクに照射して情報の書き込みを行う
ようにしたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た1つのレーザーダイオードを用いた光ディスク記録再
生装置によるときは、書き込み速度を上げようとしたと
き光ディスクの回転数を増加せるより他に方法がないと
いう問題点があった。
【0005】また、上記したマルチビーム構成としたと
きは、レーザーパワーの少ないビームが生じて情報の書
き込みが不能となる部分が生じたりするという問題点が
あった。
【0006】本発明は、書き込み速度を実質的に向上す
ることができ、かつ書き込み不能となる部分が生じない
光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる光ディス
ク記録再生装置は、光ディスク記録再生装置において、
複数のレーザーから光ディスクにおける情報記録面の半
径方向の隣り合うトラックにレーザービームを照射し、
レーザービームのそれぞれについてフォーカスエラー信
号を検出し、検出したフォーカスエラー信号にレーザー
ビーム数に基づく係数を乗算し、係数が乗算されたフォ
ーカスエラー信号を加算し、加算されたフォーカスエラ
ー信号をフォーカスサーボ回路に供給し、レーザービー
ムのそれぞれについてトラッキングエラー信号を検出
し、検出したトラッキングエラー信号にレーザービーム
数に基づく係数を乗算し、係数が乗算されたトラッキン
グエラー信号の差を演算し、差演算結果のトラッキング
エラー信号をトラッキングサーボ回路に供給することを
特徴とする。
【0008】本発明にかかる光ディスク記録再生装置
は、光ディスク記録再生装置において、複数のレーザー
から光ディスクにおける情報記録面の半径方向の隣り合
うトラックにレーザービームを照射し、レーザービーム
のそれぞれについてフォーカスエラー信号を検出し、検
出したフォーカスエラー信号にレーザー出力に基づく係
数を乗算し、係数が乗算されたフォーカスエラー信号を
加算し、加算されたフォーカスエラー信号をフォーカス
サーボ回路に供給し、レーザービームのそれぞれについ
てトラッキングエラー信号を検出し、検出したトラッキ
ングエラー信号にレーザー出力に基づく係数を乗算し、
係数が乗算されたトラッキングエラー信号の差を演算
し、差演算結果のトラッキングエラー信号をトラッキン
グサーボ回路に供給することを特徴とする。
【0009】本発明にかかる光ディスク記録再生装置に
よれば、複数のレーザーを備えてそのレーザーから出力
されるレーザービームを用いて情報記録、情報読み出し
を行うようにしたため、光ディスクの回転数を増加させ
なくても情報書き込み速度を実質的に向上させることが
できる。また、レーザーは独立しているため、書き込み
不能となるようなことはない。
【0010】また、本発明にかかる光ディスク記録再生
装置によれば、複数のレーザービームのそれぞれについ
て検出したフォーカスエラー信号およびトラッキングエ
ラー信号に対して、レーザービーム数に基づく係数、ま
たはレーザー出力に基づく係数を乗算したうえで、加
算、演算の演算処理がなされて、フォーカスサーボ回
路、トラッキングサーボ回路へエラー信号として供給さ
れるため、フォーカスサーボ回路およびトラッキングサ
ーボ回路が複雑になることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる光ディスク
記録再生装置を実施の一形態によって説明する。
【0012】図1は本発明の実施の一形態にかかる光デ
ィスク記録再生装置の主要部の構成を示すブロック図で
ある。
【0013】本発明の実施の一形態にかかる光デイスク
記録再生装置40は、光ディスク3の情報記録面に対向
し、かつ情報記録面の半径方向の隣り合うトラックに各
別にレーザービームが照射されるようにレーザーダイオ
ード1および2が設けられている。光ディスク3はマイ
クロコンピュータを含む制御装置30の制御の下に駆動
されるスピンドルモータ4によって回転駆動される。
【0014】ピックアップ20は、レーザーダイオード
1および2、レーザーダイオード1および2から出力さ
れるレーザービームを光ディスクの情報記録面に照射す
ると共に反射光を取り出す光学系、制御装置30による
制御の下に書き込み情報に基づくデータを受けてA/D
変換するA/D変換器5および6、A/D変換器5およ
び6によって変換されたアナログ出力によってレーザー
ダイオード1および2のレーザー出力を制御する発光制
御回路7および8、光ディスク3の情報記録面から反射
したレーザービームを受けて電気信号に変換するフォト
ダイオードからなる受光回路9および10、受光回路9
および10からの出力を電圧に変換して増幅するプリア
ンプ11および12を備えている。
【0015】プリアンプ11からの出力はリードチャン
ネル集積回路13に供給され、リードチャンネル集積回
路13にてフォーカスエラー信号が生成され、生成され
たフォーカスエラー信号はフォーカスサーボ回路15に
供給されて、レーザーダイオード1および2から放射さ
れるレーザービームが光ディスク3の情報記録面に焦点
を結ぶように、光ディスクの情報記録面の方向に移動さ
せるピックアップ20の位置制御が行われる。
【0016】プリアンプ12からの出力はリードチャン
ネル集積回路14に供給され、リードチャンネル集積回
路14にてトラッキングエラー信号が生成され、生成さ
れたトラッキングエラー信号はトラッキングサーボ回路
16に供給され、レーザーダイオード1および2から放
射されるレーザービームが光ディスク3のトラック、す
なわちグルーブを追従するように、光ディスクの半径方
向に移動させるピックアップ20の位置制御が行われ
る。
【0017】ここで、受光回路9は、レーザーダイオー
ド1から照射されたレーザービームの光ディスク3によ
る反射ビームを受ける図2に示す4分割フォトダイオー
ド91を備え、受光回路10は、レーザーダイオード2
から照射されたレーザービームの光ディスク3による反
射ビームを受ける図2に示す4分割フォトダイオード1
01を備え、4分割フォトダイオード91の各A、B、
CおよびDフォトダイオードからの出力はプリアンプ1
1にて電圧信号に変換され、4分割フォトダイオード1
01の各E、F、GおよびHフォトダイオードからの出
力はプリアンプ12にて電圧信号に変換される。
【0018】リードチャンネル集積回路13では、プリ
アンプ11および12からの出力電圧に、後記のように
レーザーダイオード1および2のレーザー出力とレーザ
ーダイオードの数に基づく係数乗算、加算、減算等の演
算処理が行われてフォーカスエラー信号が求められて出
力される。リードチャンネル集積回路14では、プリア
ンプ11および12からの出力電圧に、後記のようにレ
ーザーダイオード1および2のレーザー出力とレーザー
ダイオードの数に基づく係数乗算、加算、減算等の演算
処理が行われてトラッキングエラー信号が求められて出
力される。フォーカスエラー信号はフォーカスサーボ回
路15に送出され、トラッキングエラー信号はトラッキ
ングスサーボ回路16に送出される。
【0019】制御回路30からは、レーザーダイオード
1、2のレーザー出力およびレーザーダイオードの数に
基づく係数演算のための係数信号がリードチャンネル集
積回路13および14に送出されてレーザーダイオード
1および2のレーザー出力とレーザーダイオード数に基
づく係数演算を行わせると共に、フォーカスサーボ回路
15およびトラッキングサーボ回路16へそれぞれサー
ボループゲインを設定するサーボゲイン信号を送出す
る。
【0020】プリアンプ11および12からの信号を受
けたリードチャンネル集積回路13は、各A、B、Cお
よびDフォトダイオードからの出力を加算した信号が光
ディスク3から読み出した情報出力信号として出力さ
れ、プリアンプ11および12からの信号を受けたリー
ドチャンネル集積回路14は、各E、F、GおよびHフ
ォトダイオードからの出力を加算した信号が光ディスク
3から読み出した情報出力信号として出力される。
【0021】リードチャンネル集積回路13において
は、AおよびCフォトダイオードの出力を加算器92で
加算した第1加算出力から、BおよびDフォトダイオー
ドの出力を加算器93で加算した第2加算出力を減算器
94にて減算してレーザーダイオード1のレーザービー
ムによる場合のフォーカスエラー信号である第1減算出
力を得、EおよびGフォトダイオードの出力を加算器1
02で加算した第3加算出力から、FおよびHフォトダ
イオードの出力を加算器103で加算した第4加算出力
を減算器104にて減算してレーザーダイオード2のレ
ーザービームによる場合のフォーカスエラー信号である
第2減算出力を得る。
【0022】ここで、レーザーダイオード1、2のレー
ザー出力が等しいときにおいて、光ディスク記録再生装
置40のフォーカスエラー信号の最大レベル値が、1つ
のレーザーダイオードのレーザービームによる場合のフ
ォーカスエラー信号の最大レベル値となるように、第1
減算出力の出力に係数1/2を乗算して第1減算出力の
レベルを1/2に減衰させ、第2減算出力の出力に係数
1/2を乗算して第2の減算出力のレベルを1/2に減
衰させて、加算器95にて加算し、第5加算出力を得
て、第5加算出力が光ディスク記録再生装置40のフォ
ーカスエラー信号としてフォーカスサーボ回路15へ送
出され、ピックアップ20の位置が制御されて、レーザ
ーダイオード1および2から放射されるレーザービーム
を光ディスク3の情報記録面に焦点を結ばせる。
【0023】上記のように、レーザーダイオードが2個
であっても加算器95から出力されるフォーカスエラー
信号の最大レベルが、レーザーダイオードが1個の場合
と同一の最大レベル値である第5加算出力が得られて、
出力レベルが飽和するようなことはない。レーザーダイ
オードが3個以上であっても同様であって、このときは
係数を、(1/レーザーダイオードの個数)とすればよ
い。
【0024】さらにまた、レーザーダイオードのレーザ
ー出力が互いに異なる値に制御されているときは、第1
減算出力と第2減算出力との比がレーザーダイオードの
レーザー出力比に基づく値となり、かつ光ディスク記録
再生装置14のフォーカスエラー信号の最大レベル値
が、レーザーダイオード1、2のレーザー出力が等しい
ときにおける1つのレーザーダイオードのレーザービー
ムによる場合のフォーカスエラー信号の最大レベル値と
なるように、それぞれ第1減算出力と第2減算出力とに
係数乗算処理したうえで、減算処理させて、光ディスク
記録再生装置40のフォーカスエラー信号とされる。こ
れは、レーザーダイオード1、2のレーザー出力比に基
づきフォーカスエラー信号が影響されるのを防止するた
めである。
【0025】プリアンプ11および12からの信号を受
けたリードチャンネル集積回路14は、図3に示すよう
に、AおよびDフォトダイオードからの出力を加算器9
6で加算した第6加算出力から、BおよびCフォトダイ
オードからの出力を加算器97で加算した第7加算出力
を減算器98にて減算してレーザーダイオード1からの
レーザービームによる場合のトラッキングエラー信号で
ある第3減算出力を得、EおよびHフォトダイオードか
らの出力を加算器105で加算した第8加算出力から、
FおよびGフォトダイオードからの出力を加算器106
で加算した第9加算出力を減算器107にて減算してレ
ーザーダイオード2からのレーザービームによる場合の
トラッキングエラー信号である第4減算出力を得る。
【0026】ここで、ここで、レーザーダイオード1、
2のレーザー出力が等しいときにおいて、光ディスク記
録再生装置40のトラッキングエラー信号の最大レベル
値が、1つのレーザーダイオードのレーザービームによ
る場合のトラッキングエラー信号の最大レベル値となる
ように、第3減算出力の出力に係数2を乗算して第3減
算出力のレベルを2倍に増大させ、第4減算出力の出力
に係数2を乗算して第4の減算出力のレベルを2倍に増
大させて、2倍に増大させた第3減算出力から2倍に増
大させた第4減算出力を減算器99にて減算して第5減
算出力を得て、第5減算出力が光ディスク記録再生装置
40のトラッキングエラー信号としてトラッキングサー
ボ回路16へ送出され、ピックアップ20の位置が制御
されて、レーザーダイオード1および2から放射される
レーザービームを光ディスク3のグルーブに沿って移動
させるように制御される。
【0027】さらにまた、レーザーダイオード1、2の
レーザー出力が互いに異なる出力に制御されているとき
は、レーザーダイオード1のレーザー出力と、レーザー
ダイオード2のレーザー出力との比に基づく値となり、
かつ光ディスク記録再生装置14のトラッキングエラー
信号の最大レベル値が、レーザーダイオード1、2のレ
ーザー出力が等しいときにおける1つのレーザーダイオ
ードのレーザービームによる場合のトラッキングエラー
信号の最大レベル値となるように、それぞれ第3減算出
力と第4減算出力とに係数乗算処理したうえで、減算処
理させて、光ディスク記録再生装置40のトラッキング
エラー信号とされる。これは、レーザーダイオード1、
2のレーザー出力比に基づきフォーカスエラー信号が影
響されるのを防止するためである。
【0028】また、フォーカスサーボゲインおよびトラ
ッキングサーボゲインについても、レーザーダイオード
の数とレーザーダイオードのレーザー出力に基づいて設
定される。
【0029】レーザーダイオードの数が3以上の場合に
おいても同様の処理によってフォーカスエラー信号およ
びトラッキングエラー信号が求められる。上記は、レー
ザーダイオードからの出力レーザーの波長が異なってい
ても差し支えない。
【0030】以上の係数乗算処理作用をフローチャート
で示せば、図4(a)および図4(b)に示す如くであ
る。
【0031】図4(a)はレーザーダイオードの使用個
数に基づく加算器95における加算の割合および減算器
99における減算の割合を設定する場合を示し、図4
(b)はレーザーダイオードのレーザー出力に基づく加
算器95における加算の割合および減算器99における
減算の割合を設定する場合を示し、レーザーダイオード
の使用個数が2個の場合を例示している。
【0032】レーザーダイオードの使用個数が設定され
(ステップS1)、使用レーザーダイオードの数に基づ
いて、加算器95において加算される第1減算出力(減
算器92の出力)と第2減算出力(減算器104の出
力)とに乗算される係数(例えば、1/2)が求められ
(ステップS2)、ステップS2において求められた係
数(例えば、1/2)が第1減算出力と第2減算出力に
設定される(ステップS3)。ステップS3にて設定さ
れた係数が第1減算出力と第2減算出力に乗算され、加
算器95にて加算されてフォーカスエラー信号とされ
る。レーザーダイオードの使用個数が3以上の場合も容
易に類推することができよう。
【0033】ステップS3に続いて、減算器99におい
て減算される第3減算出力と第4減算出力とに乗算され
る係数(例えば、2)が、設定されたレーザーダイオー
ドの使用個数に基づいて求められ(ステップS4)、ス
テップS4において求められた係数(例えば、2)が第
3減算出力と第4減算出力に設定される(ステップS
5)。ステップS5にて設定された係数が第3減算出力
と第4減算出力とに乗算され、係数が乗算された第3減
算出力から係数が乗算された第4減算出力が減算器99
にて減算されてトラッキングエラー信号とされる。
【0034】設定されたレーザーダイオードの使用個数
が3以上の場合におけるトラッキングエラー信号は、レ
ーザービームを2グループに区分し、一方のグループを
構成する各レーザービームに対して設けた4分割ダイオ
ードから求めたそれぞれのトラッキングエラー信号(図
3における符号を使用すれば、第3の減算出力)を加算
した加算信号を一方の部分トラッキングエラー信号と
し、他方のグループを構成する各レーザービームに対し
て設けた4分割ダイオードから求めたそれぞれのトラッ
キングエラー信号(図3における符号を使用すれば、第
4の減算出力)を加算した加算信号を他方の部分トラッ
キングエラー信号とし、前記一方の部分トラッキングエ
ラー信号と前記他方の部分トラッキング誤差信号との差
をトラッキングサーボ回路へ送出するトラッキング誤差
信号とする。
【0035】この場合、前記一方の部分トラッキングエ
ラー信号と前記他方の部分トラッキングエラー信号と
に、設定されたレーザーダイオードの使用個数に基づく
係数が乗算されたうえ、差が取られる。
【0036】これは、隣り合うレーザービームの間にお
いては、隣り合うレーザービームの一方がほぼランドに
対向しているとき、隣り合うレーザービームの他方がほ
ぼピットに対向しており、2つに区分した一方の部分の
トラッキングエラー信号と2つに区分した他方の部分の
トラッキングエラー信号との差はトラッキングエラー信
号に相当するためである。
【0037】図4(b)はレーザーダイオードのレーザ
ー出力が互いに異なる場合の加算器95における加算の
割合および減算器99における減算の割合を設定する場
合を示し、使用レーザーダイオードが2つの場合を例示
している。
【0038】各レーザーダイオードのレーザー出力が設
定され(ステップS11)、各レーザーダイオードのレ
ーザー出力に基づいて、加算器95において加算される
第1減算出力(減算器92の出力)と第2減算出力(減
算器104の出力)とに乗算される係数が求められ(ス
テップS12)、ステップS12において求められた係
数が第1減算出力と第2減算出力に設定される(ステッ
プS13)。ステップS13にて設定された係数が第1
減算出力と第2減算出力に乗算され、加算器95にて加
算されてフォーカスエラー信号とされる。レーザーダイ
オードの使用個数が3以上の場合も容易に類推すること
ができよう。
【0039】ステップS13に続いて、減算器99にお
いて減算される第3減算出力と第4減算出力とに乗算さ
れる係数が、各レーザーダイオードのレーザー出力に基
づいて求められ(ステップS14)、ステップS14に
おいて求められた係数が第3減算出力と第4減算出力に
設定される(ステップS15)。ステップS15にて設
定された係数が第3減算出力と第4減算出力とに乗算さ
れ、係数が乗算された第3減算出力から係数が乗算され
た第4減算出力が減算器99にて減算されてトラッキン
グエラー信号とされる。
【0040】レーザーダイオードの数が3以上の場合
も、レーザービームを2グループに分割して、トラッキ
ングエラー信号を求める。これは3以上のレーザーダイ
オードを使用した場合と同様であって、容易に類推され
よう。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
記録再生装置によれば、レーザーダイオードを複数使用
して書き込みを行うようにしたため、書き込み速度を実
質的に向上することができ、かつ書き込み不能となる部
分が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる光ディスク記録
再生装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる光ディスク記録
再生装置にけるフォーカスエラー信号生成説明のための
模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる光ディスク記録
再生装置にけるトラッキングエラー信号生成説明のため
の模式図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる光ディスク記録
再生装置にけるフォーカスエラー信号およびトラッキン
グエラー信号の生成説明のためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1および2 レーザーダイオード 3 光ディスク 7および8 発光制御回路 9および10 受光回路 11および12 プリアンプ 13および14 リードチャンネル集積回路 15および16 フォーカスサーボ回路およびトラッキ
ングサーボ回路 30 制御回路 40 光ディスク記録再生装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク記録再生装置において、複数の
    レーザーから光ディスクにおける情報記録面の半径方向
    の隣り合うトラックにレーザービームを照射し、レーザ
    ービームのそれぞれについてフォーカスエラー信号を検
    出し、検出したフォーカスエラー信号にレーザービーム
    数に基づく係数を乗算し、係数が乗算されたフォーカス
    エラー信号を加算し、加算されたフォーカスエラー信号
    をフォーカスサーボ回路に供給し、レーザービームのそ
    れぞれについてトラッキングエラー信号を検出し、検出
    したトラッキングエラー信号にレーザービーム数に基づ
    く係数を乗算し、係数が乗算されたトラッキングエラー
    信号の差を演算し、差演算結果のトラッキングエラー信
    号をトラッキングサーボ回路に供給することを特徴とす
    る光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】光ディスク記録再生装置において、複数の
    レーザーから光ディスクにおける情報記録面の半径方向
    の隣り合うトラックにレーザービームを照射し、レーザ
    ービームのそれぞれについてフォーカスエラー信号を検
    出し、検出したフォーカスエラー信号にレーザー出力に
    基づく係数を乗算し、係数が乗算されたフォーカスエラ
    ー信号を加算し、加算されたフォーカスエラー信号をフ
    ォーカスサーボ回路に供給し、レーザービームのそれぞ
    れについてトラッキングエラー信号を検出し、検出した
    トラッキングエラー信号にレーザー出力に基づく係数を
    乗算し、係数が乗算されたトラッキングエラー信号の差
    を演算し、差演算結果のトラッキングエラー信号をトラ
    ッキングサーボ回路に供給することを特徴とする光ディ
    スク記録再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006072915A1 (en) * 2005-01-10 2006-07-13 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Gain adjusting method and apparatus for adjusting the signal gain of an optical disc pick-up

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WO2006072915A1 (en) * 2005-01-10 2006-07-13 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Gain adjusting method and apparatus for adjusting the signal gain of an optical disc pick-up

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