JP2003196448A - 資金繰り管理装置およびプログラム - Google Patents

資金繰り管理装置およびプログラム

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JP2003196448A
JP2003196448A JP2001398811A JP2001398811A JP2003196448A JP 2003196448 A JP2003196448 A JP 2003196448A JP 2001398811 A JP2001398811 A JP 2001398811A JP 2001398811 A JP2001398811 A JP 2001398811A JP 2003196448 A JP2003196448 A JP 2003196448A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実取引の発生時に取引別の売上/支払い情報を
入力するだけで、実際の請求/支払いがなされる前に、
実取引に基づいた正確な資金繰り明細を確認できるよう
にようにする。 【解決手段】CPU1は、取引先別に「相手先コー
ド」、「相手先名」、「請求/支払い締日」、「回収/
支払い月」、「回収/支払い日」、「回収/支払い方
法」、「手形サイト」を記憶する取引先テーブルを参照
し、実取引の発生時に入力された取引別の売上/支払い
情報に応じてその取引先に対応する「請求/支払い締
日」、「回収/支払い月」、「回収/支払い日」、「回
収/支払い方法」等を取得して入金/支払い予定日を算
出する。そして、CPU1は、この予定日と入金/支払
い予定金額とを含む予定レコードを作成して、資金繰り
明細ファイルに記憶管理して表示出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、資金繰りを管理
する資金繰り管理装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、会社、商店等において、その経
営対策としての資金繰り管理は、経営上発生する金銭の
出入りを的確に掴んで資金調達等の善後策を講じる為
に、定期的に行うようにしている。この場合、従来で
は、入金予定/支払い予定と、入金実績/支払い実績と
を別々に管理し、また、入金予定/支払い予定は、過去
数年間の実績を考慮した予測値として管理するようにし
ている。このことは、資金繰り管理を記帳によって行う
場合の他、情報処理装置で資金繰り管理を行う場合であ
っても同様であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入金予
定/支払い予定を過去数年間の実績を考慮した予測値と
して管理することは、実際の資金繰り(残高)と合わな
くなることが多く、現時点の資金繰り状況を適切に把握
することは困難であった。この発明の課題は、実取引の
発生時に取引別の売上/支払い情報を入力するだけで、
実際の請求/支払いがなされる前に、実取引に基づいた
正確な資金繰り明細を確認できるようにようにすること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(第
1の発明)は、資金繰りを管理する資金繰り管理装置で
あって、取引先別に、少なくとも、請求/支払い締日に
関する情報および回収/支払い方法を取引先情報として
記憶する取引先情報記憶手段と、実取引の発生時に入力
された取引別の売上/支払い情報に応じて前記取引先情
報記憶手段からその取引先に対応する請求/支払い締日
に関する情報および回収/支払い方法を取得して入金/
支払い予定日を算出すると共に、この予定日と入金/支
払い予定金額とを含む予定情報を作成する作成手段と、
この作成手段によって作成された入金/支払いの予定情
報を資金繰り明細として記憶管理する資金繰り明細記憶
手段と、この資金繰り明細記憶手段内から各予定情報を
取得して資金繰り明細を出力する出力手段とを具備する
ものである。更に、コンピュータに対して、上述した請
求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるための
プログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
【0005】したがって、請求項1、8記載の発明は、
取引先別に、請求/支払い締日に関する情報および回収
/支払い方法を記憶する取引先情報記憶手段を参照し、
実取引の発生時に入力された取引別の売上/支払い情報
に応じてその取引先に対応する請求/支払い締日に関す
る情報および回収/支払い方法を取得して入金/支払い
予定日を算出すると共に、この予定日と入金/支払い予
定金額とを含む予定情報を作成して、資金繰り明細とし
て記憶管理して出力するようにしたから、実取引の発生
時に取引別の売上/支払い情報を入力するだけで、実際
の請求/支払いがなされる前に、実取引に基づいた正確
な資金繰り明細を確認することができ、従来のような予
測値ではないので、現時点における資金繰り状況を的確
に把握することが可能となる。
【0006】なお、請求項1記載の発明は次のようなも
のであってもよい。前記資金繰り明細記憶手段に記憶管
理されている入金/支払いの予定情報に対して、その入
金/支払い実績が発生した場合に、その発生日付と入金
/支払い金額とを含む実績情報を作成し、この実績情報
を含めて前記資金繰り明細記憶手段に記憶管理すると共
に、予定情報と実績情報とを含む資金繰り明細を出力す
る(請求項2記載の発明)。したがって、請求項2記載
の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有
する他に、入金/支払いの予定情報と共に、その予定に
対してその入金/支払い実績が発生した場合に、その実
績に関する実績情報を作成して記憶管理すると共に、予
定情報と実績情報とを含む資金繰り明細を出力するよう
にしたから、予定と実績とを一元管理することができ、
予定と実績とを含む資金繰り明細によってそれらの比較
対照が容易となり、現時点での資金繰り状況を的確に把
握することが可能となる。
【0007】前記出力手段は、出力対象期間が指定され
た場合に、その指定期間に該当する各予定情報を各実績
情報とを前記資金繰り明細記憶手段内から取得して、指
定期間対応の資金繰り明細として出力する(請求項3記
載の発明)。したがって、請求項3記載の発明によれ
ば、請求項1および2記載の発明と同様の効果を有する
他に、任意に指定された期間に該当する資金繰り明細を
出力するようにしたから、例えば、資金繰り明細記憶手
段内の予定情報を任意に指定した年月度別に出力させる
ことができ、今月分、来月度分等のような期間別の資金
繰り管理を容易に行うことが可能となる。
【0008】前記出力手段は、前記資金繰り明細記憶手
段に記憶管理されている各予定情報のうち実績が発生し
ていない予定情報を出力する他、予定に対して実績が発
生しているものは予定情報に代わってその実績情報を出
力する(請求項4記載の発明)。したがって、請求項4
記載の発明によれば、請求項1および2記載の発明と同
様の効果を有する他に、各予定情報のうち実績が発生し
ていない予定情報を出力する他、予定に対して実績が発
生しているものは予定情報に代わってその実績情報を出
力するようにしたから、実績情報を全て出力することが
できる他、実績が発生していない予定情報を出力するこ
とができ、より現実的な資金繰り管理が可能となる。
【0009】前記資金繰り明細記憶手段内から取得した
各予定情報に基づいて入金/支払いを判別し、この入金
/支払いの予定情報を資金繰り明細フォーム内の対応す
る収入一覧/支出一覧に配置出力すると共に、この入金
/支払い金額に基づいて残高を算出し、この残高を含め
た資金繰り明細を出力する(請求項5記載の発明)。し
たがって、請求項5記載の発明によれば、請求項1記載
の発明と同様の効果を有する他に、資金繰り明細は収入
一覧、支出一覧に区分されているので、入金/支払いの
誤認混同を防止することができると共に、残高が含まれ
ているので、資金繰り金額を容易に確認することが可能
となる。
【0010】前記資金繰り明細記憶手段に記憶管理され
ている入金/支払いの予定情報に対して、その入金/支
払い実績が発生した場合に、その実績の発生日がその予
定情報に含まれている予定日以降であり、かつ、その実
績の金額が予定情報に含まれている金額未満の場合に、
前記作成手段は、その繰り越した残金に対する次回の入
金/支払い予定日を算出すると共に、この繰り越し予定
日を含む次回の予定情報を作成し、前記資金繰り明細記
憶手段は、この作成手段によって作成された次回の繰り
越し予定情報を記憶管理する(請求項6記載の発明)。
したがって、請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を有する他に、入金/支払いの予
定情報に対して、その入金/支払い実績が発生した場合
に、それが繰り越されてもその繰り越した残金に対する
次回の入金/支払い予定日を含む次回の予定情報を作成
して記憶管理するようにしたから、次回の繰越予定であ
っても、早めに確認することができる。例えば、資金繰
り明細記憶手段内の予定情報を任意に指定した年月度別
に出力させる場合に、今月分には含まれていない1ヶ月
先、2ヶ月先‥‥に繰り越された次回の繰越予定を、そ
の年月度を指定するだけで早めに確認することができ
る。
【0011】経費別に、少なくともその発生単位および
支払い金額を問い合わせる為の情報を記憶する問合せ情
報記憶手段を設け、この問合せ情報記憶手段の内容を元
に生成された問合せ画面において、その画面内に入力さ
れた問合せ結果にしたがって経費別に支払い時期および
支払い金額を含む経費の支払い予定情報を作成すると共
に、この経費の支払い予定情報を資金繰り明細として前
記資金繰り明細記憶手段内に記憶管理する(請求項7記
載の発明)。したがって、請求項7記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、経
費別にその発生単位および支払い金額の問合せ結果にし
たがって経費別に支払い時期および支払い金額を含む経
費の支払い予定情報を作成して資金繰り明細として記憶
管理するようにしたから、経費の支払い予定情報を問合
せ形式で容易に作成することができると共に、経費の予
定情報を含めて資金繰り明細として記憶管理することが
でき、また、経費の発生が会社、商店等毎に異なって
も、一般的に発生する共通の経費に関する情報を汎用的
に問い合わせることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1は、この実施形態
における資金繰り管理機能付き情報処理装置の全体構成
を示したブロック図である。この情報処理装置は、会社
組織において金銭の出入りに応じて資金繰りを管理する
アプリケーション機能を備えたオフィスコンピュータ等
であり、この資金繰り管理機能は、実取引の発生時に入
力された取引別の売上/支払い情報に基づいて実取引に
応じた正確な資金繰り明細を表示出力するようにしたも
のである。なお、この実施形態の特徴部分を詳述する前
に、この実施形態のハードウェア上の構成について以
下、説明しておく。
【0013】CPU1は、記憶装置2内のオペレーティ
ングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがっ
てこの情報処理装置の全体動作を制御する中央演算処理
装置である。記憶装置2は、オペレーティングシステム
や各種アプリケーションソフトの他、データベース、文
字フォント等が格納され、磁気的、光学的、半導体メモ
リ等やその駆動系によって構成されている。この記録装
置2はハードディスク等の固定的なメモリの他、CD−
ROM、DVD等の着脱自在な記憶媒体を装着可能な構
成であってもよい。この記憶装置2内のプログラムやデ
ータは、必要に応じてRAM(例えば、スタティックR
AM)3にロードされたり、RAM3内のデータが記憶
装置2にセーブされる。更に、CPU1は通信装置4を
介して他の電子機器のプログラム/データを直接アクセ
スして使用したり、他の電子機器から通信装置4を介し
てダウンロード受信することもできる。
【0014】一方、CPU1には、その入出力周辺デバ
イスである通信装置4、入力装置5、表示装置6、印字
装置7がバスラインを介して接続されており、入出力プ
ログラムにしたがってCPU1はそれらの動作を制御す
る。通信装置4は、構内通信網や広域通信網に接続さ
れ、他の情報処理装置との間でのデータの送受信を制御
するもので、例えば、通信モデムや赤外線モジュールあ
るいはアンテナ等を含む有線/無線の通信インターフェ
イスである。入力装置5はキーボードやタッチパネルあ
るいはマウスやタッチ入力ペン等のポインティングデバ
イスを構成する操作部であり、文字列データや各種コマ
ンドを入力する。表示装置6は、フルカラー表示を行う
液晶やCRTあるいはプラズマ表示装置などであり、印
字装置7は熱転写やインクジェットなどのノンインパク
トプリンタあるいはドットインパクトプリンタである。
【0015】図2は、記憶装置2内に設けられている各
種テーブルやファイルを示した図である。この記憶装置
2内には、オペレーティングシステムや各種アプリケー
ションソフトの他、この実施形態の特徴である取引先テ
ーブル11、資金繰り明細ファイル12、経費支払予定
作成テーブル13、問合せ文字列ファイル14が設けら
れていると共に、索引テーブルとしての自動車税テーブ
ル15、軽自動車税テーブル16が設けられている。
【0016】図3は、取引先テーブル11の内容を示し
た図である。この取引先テーブル11は、取引先別に、
請求/支払い締日に関する情報および回収/支払い方法
等を含む取引先別レコードを記憶管理するもので、必要
に応じてその内容を任意に変更可能となっている。そし
て、各取引先別レコードは、「相手先コード」、「相手
先名」、「請求/支払い締日」、「回収/支払い月」、
「回収/支払い日」、「回収/支払い方法」、「手形サ
イト」の各項目を有している。
【0017】この取引先別レコードを構成する「相手先
コード」、「相手先名」は、取引先識別情報であり、
「請求/支払い締日」、「回収/支払い月」、「回収/
支払い日」は、請求/支払い締日に関する情報で、例え
ば、“B商会”にあっては、「請求/支払い締日」が
“月末日”、「回収/支払い月」が“請求/支払いの翌
月”、「回収/支払い日」が“月末日”の場合を例示し
ている。「回収/支払い方法」は、例えば、現金収入/
支払い、手形取立/決済、振込等のように、その回収/
支払い方法を示す情報である。「手形サイト」は、手形
期間を示す情報である。
【0018】図4は、資金繰り明細ファイル12の内容
を示した図である。この資金繰り明細ファイル12は、
入金/支払いの予定レコードおよび入金/支払いの実績
レコードを一元管理するもので、入金/支払いの予定レ
コードは、実取引の発生時に入力された取引別の売上/
支払いに応じて自動作成された情報であり、実績レコー
ドは、入金/支払いの予定レコードに対して、その入金
/支払い実績(実取引)が発生した場合に、その入金/
支払い実績に応じて自動作成された情報である。この資
金繰り明細ファイル12内の各レコードは、「予定/実
績区分」、「予定/実績日付」、「収支区分」、「収支
摘要区分」、「相手先コード」、「金額」、「実績金
額」、「繰越金額」、「繰越反映予定日」、「消込対象
予定日」の各項目を有している。
【0019】なお、この資金繰り明細ファイル12に
は、予定レコードや実績レコードが作成される毎にその
レコードが追加登録される。その際、予定レコード群と
実績レコード群とを区分して追加登録するようにしてい
るが、勿論、予定レコード群と実績レコード群とを区分
登録せずに混在して登録してもよく、その登録形態は任
意である。また、この場合における資金繰り明細ファイ
ル12内の各レコードは、例えば、図4の右側に示した
ように「売上入力」、「仕入入力」、「年間経費予定入
力」、「掛売金の回収」、「手形の期日取立」、「買掛
金の支払い」、「手形決済」等に対応している。
【0020】「予定/実績区分」は、そのレコードが予
定レコードか実績レコードかを示す情報であり、「予定
/実績日付」のうち、予定日付は、取引先テーブル11
を参照することによって算出された入金/支払いの予定
日であり、実績日付は、入金/支払い実績が発生した時
の日付である。なお、予定日付の算出方法については後
述する。「収支摘要区分」は、掛入金、手形入金、掛支
払、手形支払、給与、現金売上、租税公課等を示す情報
である。「相手先コード」は、取引先を示す情報であ
る。なお、その他の「金額」、「実績金額」、「繰越金
額」、「繰越反映予定日」、「消込対象予定日」につい
ては、図5〜図7を参照して詳述するが、「金額」は、
予定/実績の入金/支払金額であり、「実績金額」は、
予定レコードに対して実績が発生した場合の実績金額で
あり、「繰越金額」は、予定レコードに対して繰越が発
生した場合、つまり、入金/支払いの予定レコードに対
して、その入金/支払い実績が発生した場合に、その実
績発生の「日付」がその予定レコードに含まれている
「予定日付」以降であり、かつ、その実績の「金額」が
予定レコードに含まれている「金額」未満の場合に、繰
り越した残金を示す情報である。
【0021】「繰越反映予定日」は、繰越が発生した場
合に、この実施形態においては、その繰越の残金および
繰越による次回の入金/支払の予定日を含む新たな予定
レコードが作成するようにしているが、この場合、元の
予定レコードに対して繰越が発生したことを反映させる
為にそのレコード内にセットされる次回の入金/支払い
の予定日を示す情報である。「消込対象予定日」は、予
定レコードに対して実績が発生した場合に、その実績レ
コードにセットされる情報であり、この実施形態におい
ては、予定に対して実績が発生しているものは予定レコ
ードに代わってその実績レコードを資金繰り明細として
表示出力するようにしているが、その予定レコードが出
力対象外となる予定日を示している。
【0022】図5〜図7は、具体的に基づいて資金繰り
明細ファイル12を詳述する為の図である。図5は、予
め取引先テーブル11内に設定されている取引先別情報
として、「締日:20日」、「回収月:請求月の翌
月」、「回収日:20日」、「回収方法:現金」の場合
で、かつ、「7月5日に100万円」、「7月10日に
50万円」の売上が発生した場合を例示したもので、こ
の場合、入金予定日として、その取引先対応の回収月・
日に基づいて「8月20日」が算出され、その金額は
「1,500,000円」となる。これによって作成さ
れた予定レコードが資金繰り明細ファイル12内に登録
されるが、この予定レコードは、「予定/実績区分=1
(予定)」、「予定/実績日付=20010820」、
「収支区分=1(収入)」、「収支摘要区分=02(掛
入金)」、「金額=1,500,000」となる。
【0023】図6は、上述のようにして資金繰り明細フ
ァイル12内に登録された予定レコードに対して、その
入金予定日の前である「8月15日」に入金実績が発生
した場合であり、この入金実績に基づいて作成された実
績レコードが資金繰り明細ファイル12内に追加登録さ
れる。この場合、実績レコードは、「予定/実績区分=
2(実績)」、「予定/実績日付=2001081
5」、「収支区分=1(収入)」、「収支摘要区分=0
2(掛入金)」、「金額=800,000」、「消込対
象予定日=20010820」となる。また、それに対
応する元の予定レコードにおいて、その「実績金額」は
「800,000」となり、予定に対して「金額=80
0,000」の入金実績があったことが記録される。こ
の場合、予定レコードの「金額−実績金額=残金(70
0,000)」となるが、入金予定日前の入金実績で
は、残金があっても繰越を行わないようにしている。
【0024】図7は、入金予定日に残金の一部が入金さ
れた場合であり、入金予定日の「8月20日」に「残金
(700,000)」に対して、その一部「500,0
00」が入金された場合には、残りの「200,00
0」は、次回に繰り越すようにしている。この際、今回
の入金実績に基づいて新たな実績レコードを作成して資
金繰り明細ファイル12内に追加登録すると共に、その
取引先対応の取引先テーブル11内に設定されている
「請求/支払い締日」、「回収/支払い月」、「回収/
支払い日」、「回収/支払い方法」、「手形サイト」の
各項目を参照して、次回の入金予定日を算出し、この次
回入金予定日「9月20日」と残金「200,000」
とを含む次回分の新たな予定レコードを作成し、資金繰
り明細ファイル12内に追加登録するようにしている。
【0025】この場合、元の予定レコード内の「実績金
額」は、「800,000」から「1,300,00
0」に更新されると共に、その「繰越金額」として「2
00,000」がセットされる。更に、繰越管理を行う
為に、元の予定レコード内の「繰越反映予定日」には、
次回入金予定日「9月20日」がセットされる。なお、
この実施形態においては、次回入金予定日以降に入金が
あり、かつ、残金が発生した場合には、上述と同様の自
動繰越が行われる。つまり、上述の例では「9月20
日」に「200,000」未満の入金があった場合にも
繰越が行われ、以下、同様となるが、次回入金予定日前
の入金に対しては、上述した図6の場合と同様に、残金
が発生しても自動繰越は行われない。
【0026】図8は、経費支払予定作成テーブル13の
内容を示した図である。この経費支払予定作成テーブル
13は、経費の支払い予定レコードを作成する際に使用
されるテーブルであり、経費別にその発生単位および支
払い金額を問い合わせる為の情報等を記憶する。この経
費支払予定作成テーブル13は、「経費種類」、「経
費」、「発生単位」、「固定月」、「金額入力方法」、
「選択一覧テーブル」の各項目を有し、「経費種類」
は、“賃金給与”、“租税公課”、“リース料”、“地
代家賃”を示し、「経費」は、経費の詳細分類を示し、
例えば、“給与”、“賞与”、“自動車税”、“軽自動
車税”、“リース代”等を示している。また、「発生単
位」は、経費の発生が“1:毎月”、“2:指定月”、
“3:固定月”を示している。
【0027】また、「固定月」、具体的な固定月を示
し、“自動車税”に対応する固定月として、“5月”が
設定され、“軽自動車税” に対応する固定月として、
“4月”が設定されている。「金額入力方法」は、
“1:直接入力”、“2:一覧テーブルからの選択入
力”を示し、「金額入力方法」が “2:一覧テーブル
からの選択入力”であれば、「選択一覧テーブル」の項
目に定義されている自動車税テーブル15あるいは軽自
動車税テーブル16を検索してその中から該当金額を選
択入力すべきことを示している。この経費支払予定作成
テーブル13の内容を元に生成された問合せ画面におい
て、その画面内に入力された問合せ結果にしたがって経
費別に支払い時期および支払い金額を含む経費の支払い
予定レコードが作成されると共に、この経費の支払い予
定レコードは資金繰り明細ファイル12内に追加登録さ
れる。
【0028】図9は、経費支払予定作成テーブル13の
内容を元に生成された問合せ画面の一部を示した図であ
る。この問合せ画面内には、作成対象の経費予定を示す
「経費種類」、「問合せ内容」に対応して「経費予定を
作成する月度:1月〜12月」を一覧表示するものであ
る。この場合、「問合せ内容」は、経費支払予定作成テ
ーブル13から取得した情報と問合せ文字列ファイル1
4から取得した情報とを組み合わせることによって生成
された問合せ文である。例えば、経費支払予定作成テー
ブル13から「給与」を取得し、問合せ文字列ファイル
14から「の支払いはありますか。支払いはいくらです
か」を取得して、それらを組み合わせることによって、
「給与の支払いはありますか。支払いはいくらですか」
の問合せ文が作成される。
【0029】次に、この実施形態における情報処理装置
の動作アルゴリズムを図10〜図16に示すフローチャ
ートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャ
ートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で格納されており、このプログラムコ
ードにしたがった動作を逐次実行する。また、伝送媒体
を介して伝送されてきた上述のプログラムコードにした
がった動作を逐次実行することもできる。すなわち、記
録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラ
ム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行す
ることもできる。
【0030】図10は、情報処理装置の主要部分の全体
動作を示したフローチャートである。先ず、CPU1
は、処理メニュー画面の中から任意に選択指定された選
択指示内容を判別する(ステップA1)。ここで、売上
/仕入の入力が選択された場合には(ステップA2)、
図11の入金/支払予定作成処理を実行し(ステップA
3)、経費支払の入力が選択された場合には(ステップ
A4)、図12の経費支払予定作成処理を実行する(ス
テップA5)。また、入金/支払実績の入力が選択され
た場合には(ステップA6)、図13および図14の入
金/支払実績更新処理を実行し(ステップA7)、資金
繰り明細表示が選択された場合には(ステップA8)、
資金繰り明細表示処理を実行する(ステップA9)。
【0031】図11は、入金/支払予定作成処理を詳述
したフローチャートである。先ず、CPU1は、現金売
上/掛売上あるいは現金仕入/掛仕入かの処理選択を行
うと共に(ステップB1)、入力された取引先、売上金
額/仕入金額等を取得し(ステップB2)、処理選択が
現金売上/現金仕入の場合には(ステップB3)、売上
/仕入によって現金収入/支払いが既に発生しているの
で、予定レコードは作成せず、現金売上入金/支払い金
額に応じた実績レコードを作成して資金繰り明細ファイ
ル12に追加登録する(ステップB4)。この場合、図
4においてその最下位のレコードが現金売上入金に応じ
た実績レコードを示し、「収支摘要区分」には、“0
1:現金売上”がセットされ、「消込対象予定日」に
は、現在日付がセットされる。
【0032】一方、処理選択が掛売上/掛仕入の場合に
は(ステップB3)、取引先テーブル11をアクセスし
て、予定レコードを作成する為に必要な各種の項目デー
タを取得する(ステップB5)。つまり、今回の取引先
に対応付けられている「請求/支払い締日」、「回収/
支払い月」、「回収/支払い日」、「回収/支払い方
法」、「手形サイト」の各項目を取得する。そして、こ
の「回収/支払い方法」は現金あるいは振込かを判別し
(ステップB6)、現金あるいは振込であれば、現在日
付を取得すると共に、この現在日付および「請求/支払
い締日」、「回収/支払い月」、「回収/支払い日」を
元に入金/支払い予定日を算出する(ステップB7)。
この場合、例えば、図3に示すように「B商店やD商
店」においては、「請求/支払月の翌月の月末日」が予
定日として算出される。そして、この予定日や金額等を
含む予定レコードを作成して資金繰り明細ファイル12
に追加登録する(ステップB8)。
【0033】また、「回収/支払い方法」が手形の時に
は(ステップB9;Yes)、ステップB10に進み、
現在日付の他に、「請求/支払い締日」、「回収/支払
い月」、「回収/支払い日」、「回収/支払い方法」、
「手形サイト」を元に入金/支払い予定日を算出する
(ステップB10)。この場合、例えば、図3に示す
「E商店」に対する掛売上の場合、「請求/支払月の翌
月の月末日」に2ヶ月期日の約束手形を受取り、手形を
受取ってから2ヶ月後が入金予定日となる。そして、こ
の予定日や金額等を含む予定レコードを作成して資金繰
り明細ファイル12に追加登録する(ステップB8)。
以下、終了指示があるまで(ステップB11)、上述の
動作を繰り返す(ステップB1〜B11)。
【0034】図12は、経費支払予定作成処理を詳述し
たフローチャートである。先ず、CPU1は、経費支払
予定作成テーブル13および問合せ文字列ファイル14
を検索して(ステップC1)、問合せ画面を作成する
が、その際、経費支払予定作成テーブル13の先頭から
1レコードを指定し、この指定レコード内の「経費」を
読み出すと共に、問合せ文字列ファイル14から「の支
払いはありますか」を読み出して問合せ文を作成し、問
合せ画面内に表示する(ステップ2)。この問合せ画面
内に入力された問合せ結果を取得し(ステップC3)、
支払い有りの場合には(ステップC4)、指定レコード
から「発生単位」を読み出し、“指定月”かを判別し
(ステップC5)、指定月であれば、問合せ文字列ファ
イル14から「何月に支払いますか」の問合せ文を読み
出して表示した後(ステップC6)、入力された問合せ
結果を取得記憶する(ステップC7)。
【0035】次に、指定レコードから「金額入力方法」
を読み出してその入力方法を判別し(ステップC8)、
“1:直接”であれば、問合せ文字列ファイル14から
「支払いはいくらですか」の問合せ文を読み出して表示
した後(ステップC9)、入力された問合せ結果を取得
記憶する(ステップC10)。また、「金額入力方法」
が“一覧からの選択”の場合であれば(ステップC
8)、そのレコード内から「選択一覧テーブル」を取得
し、その指定テーブルである自動車税テーブル15ある
いは軽自動車税テーブル16を読み出して表示した後
(ステップC11)、入力された選択結果を取得記憶す
る(ステップC12)。
【0036】更に、指定レコードの「発生単位」に基づ
いて“毎月”、“指定月”、“固定月”に応じて資金繰
り明細ファイル12の内容を更新する処理を行う(ステ
ップC13〜C16)。つまり、「発生単位」が“毎
月”であれば(ステップC13)、入力された回答金額
を各月度の経費支払い金額とする支払い予定レコードを
作成して資金繰り明細ファイル12内に追加登録する
(ステップC14)。また、「発生単位」が“指定月”
であれば(ステップ13)、入力された回答金額を指定
月の経費支払い金額とする支払い予定レコードを作成し
て資金繰り明細ファイル12内に追加登録し(ステップ
C15)、“固定月”であれば(ステップC13)、入
力された回答金額を固定月の経費支払い金額とする支払
い予定レコードを作成して資金繰り明細ファイル12内
に追加登録する(ステップC16)。そして、経費支払
予定作成テーブル13内の全レコードを指定し終わった
かを調べ(ステップC17)、終了していなければ、次
のレコードを指定し(ステップC18)、以下、上述の
動作を繰り返す(ステップC1〜C18)。
【0037】図13および図14は、入金/支払実績更
新処理を詳述したフローチャートである。先ず、CPU
1は、入金/支払いの実績情報が入力された場合には
(ステップD1)、資金繰り明細ファイル12をアクセ
スし、対応する予定レコードを選択指定する(ステップ
D2)。そして、今回入力された実績情報に基づいて実
績レコードを新規作成して、資金繰り明細ファイル12
に追加登録すると共に(ステップD3)、この実績レコ
ード内の「消込対象予定日」に、対応する予定レコード
の「予定日付」をセットする(ステップD4)。次に、
実績レコード内の「金額」を、対応する予定レコード内
の「実績金額」にセットする(ステップD5)。そし
て、予定レコード内から「予定日付」を取得すると共に
(ステップD6)、「金額」、「実績金額」を取得する
(ステップD7)。
【0038】そして、図14のステップD8に移り、予
定レコード内から取得した「金額」、「実績金額」に基
づいて「金額−実績金額」の計算を実行し、その値が
“0”よりも大きいかか、つまり、残金があるか、一部
に入金/支払いかを調べる。いま、残金が無ければ、ス
テップD14に移るが、残金が有れば、今回の実績発生
の日付(現在日付)と、予定レコードから取得した「予
定日付」とを比較して、「実績発生日付≧予定日」か、
つまり、入金/支払予定日前の入金/支払実績かをチェ
ックする(ステップD9)。
【0039】ここで、予定日前に実績が発生した場合に
は(ステップD9)、残金があっても繰越処理を行わず
にステップD14に移るが、実績発生がその予定日以降
の場合には(ステップD9)、その実績が経費支払いで
はないことを条件として、その取引先の「相手先コー
ド」に基づいて取引先テーブル11を検索し、対応する
「請求/支払い締日」、「回収/支払い月」、「回収/
支払い日」を取得し、残金に対する次回の予定日付を算
出する(ステップD10)。つまり、予定レコード内の
「予定日付」を基準として、取引先テーブル11を参照
し、次回の入金/支払予定日付を算出する。
【0040】これによって算出された次回の「予定日
付」と「残金」とを含む次回の予定レコードを新規作成
して資金繰り明細ファイル12内に追加登録する(ステ
ップD11)。そして、元の予定レコード内の「繰越反
映予定日」に、算出した次回の入金/支払予定日付をセ
ットすると共に、元の予定レコード内の「繰越金額」
に、その「金額−実績金額=残金」をセットする(ステ
ップD13)。以下、終了指示があるまで(ステップD
14)、上述の動作を繰り返す(ステップD1〜D1
4)。
【0041】図15および図16は、上述のようにして
作成された資金繰り明細ファイル12に基づいて資金繰
り予定・実績明細を表示する処理を示したフローチャー
トである。先ず、CPU1は、表示対象として任意に指
定された“年月度”が入力された場合には(ステップE
1)、指定された“年月度”に該当する全ての予定レコ
ードおよび実績レコードを資金繰り明細ファイル12か
ら取得する(ステップE2)。そして、この該当レコー
ドのうちその1つを選択指定し(ステップE3)、その
「予定/実績区分」は、“1=予定”かを判別し(ステ
ップE4)、それが“2=実績”であれば、当該実績レ
コードを表示対象として抽出する(ステップE5)。
【0042】一方、「予定/実績区分」が“1=予定”
であれば(ステップE4)、その予定レコードから「繰
越金額」を読み出し、“繰越金額=0”かを調べる(ス
テップE6)。いま、“繰越金額=0”であれば、その
予定レコード内の「金額」、「実績金額」を読み出し、
“金額>実績金額”かを調べるが(ステップE7)、
“繰越金額=0”で、かつ、“金額>実績金額”であれ
ば、それを条件として(ステップE6、E7)、この予
定レコードを表示対象として抽出する(ステップE
8)。つまり、繰越が発生していないで、残(金額>実
績金額)がある予定レコードを表示対象とする。そし
て、実績レコードと予定レコードとを識別する為に、予
定レコードに網掛けを付加する(ステップE9)。以
下、指定年月度に該当する全レコードに対しを上述の動
作を繰り返すことにより(ステップE1〜E10)、実
績レコードは全て表示対象となり、予定レコードは、繰
越が発生していないで、残(金額>実績金額)がある予
定レコードのみが表示対象となる。
【0043】これによって表示対象を抽出した後は、図
16のステップE11に移り、資金繰り明細フォームを
読み出す他、月初残高を読み出す(ステップE12)。
そして、表示対象である各レコードレコードのうち、そ
の1つを選択指定し(ステップE13)、この指定レコ
ードの「予定/実績区分」を参照し、実績レコードかを
判別する(ステップE14)。ここで、実績レコードで
あれば、そのレコードから「摘要」、「相手先」、「金
額」を抽出して表示データを作成すると共に(ステップ
E15)、「収支区分」を判別し(ステップE16)、
この判別結果に基づいて残高を算出する(ステップE1
7)。この場合、最初のレコードに対しては、月初残高
に対してその「金額」を「収支区分」に応じて加減する
が、2レコード目以降に対しては、前回算出した残高に
対してその「金額」を「収支区分」に応じて加減するこ
とによって算出する。更に、「収支区分」の判別結果に
基づいて各表示対象項目としての「摘要」、「相手
先」、「金額」、「残高」を資金繰り明細フォーム内の
対応する収入一覧/支出一覧に配置する(ステップE1
8)。
【0044】一方、指定レコードが予定レコードであれ
ば(ステップE14)、そのレコードから「摘要」、
「相手先」、を抽出して表示データを作成すると共に
(ステップE20)、「金額」、「実績金額」を抽出し
て、「金額−実績金額」を算出し、この算出結果である
残りの金額を表示対象項目として作成する(ステップE
21)。そして、その「収支区分」を判別し(ステップ
E16)、この判別結果に基づいて残高を算出すると共
に(ステップE17)、「摘要」、「相手先」、「残り
金額」、「残高」を資金繰り明細フォーム内の対応する
収入一覧/支出一覧に配置する(ステップE18)。こ
れによって1レコード分の表示処理が終了すると、未選
択レコードがまだ有るかを判別し(ステップE19)、
表示対象レコードを全て選択し終わるまで、上述の動作
を繰り返す(ステップE14〜E21)。これによって
資金繰り明細一覧が作成されると、それを表示出力する
(ステップE22)。
【0045】図17は、資金繰り明細一覧の表示例を示
した図である。この資金繰り明細一覧は、図18に示し
た資金繰り明細ファイル12の内容に基づいて作成され
たものである。また、この資金繰り明細一覧(月別)
は、年月度「2001年6月」が指定された場合であ
り、このヘッダ部には、指定年月度の他に、月初残高
「1,500,000」、今日の日付「2001年06
月21日」が表示されている。そして、明細部は、「日
付」、「収入一覧」、「支出一覧」、「残高」に区分さ
れており、更に、収入一覧、支出一覧は、「摘要」、
「相手先」、「金額」の項目に区分されている。ここ
で、明細部内に付した斜線部分(網掛け部分)は、予定
レコードを示し、その他は、全て実績レコードを示して
いる。
【0046】ここで、図18に示す資金繰り明細ファイ
ル12において、「相手先コード:0011=G商
会」、「相手先コード:0012=H商会」、「相手先
コード:0013=J商店」、「相手先コード:001
4=K商店」となっている。また、図17に示す資金繰
り明細一覧(月別)において、その明細部の各「残高」
は、収入の場合には、前回分の「残高」にその「金額」
が加算された値となり、支出の場合には、前回分の「残
高」にその「金額」が減算された値となる。
【0047】この資金繰り明細ファイル12において、
予定の1レコード目、つまり、「予定日付=20010
605」、「相手先コード:0011=G商会」のレコ
ードは、その「金額=500,000」であるのに対し
て、「実績金額=450,000」となり、「繰越金額
=50,000」が発生している為、この予定レコード
は表示対象外となっている。更に、この繰越によって作
成された次回の予定レコードは、その「予定日付=20
0010705」となり、「翌月=20010705」
に繰り越されている為に、指定年月度「6月分」の表示
対象外となっている。つまり、当該予定レコードは、7
月以降に表示される。
【0048】また、「予定日付=20010630」、
「相手先コード:0014=K商会」のレコードは、そ
の「金額=210,000」であるのに対して、「実績
金額=190,000」となっているが、上述した図6
の場合と同様に、「実績発生日付≧予定日」となり、そ
のレコードの「繰越金額=0」のままであり、かつ、
「金額>実績金額」であるから、当該予定レコードは、
表示対象となり、図17に示すように、資金繰り明細一
覧内に網掛け表示される。この場合、この予定レコード
の「金額」の項目には、「金額−実績金額=20,00
0」が表示される。
【0049】また、毎月の経費である「人件費」の予定
レコードも表示対象となり、明細部の支出一覧には、
「摘要=人件費」、「金額=800,000」が表示さ
れる。このような資金繰り明細一覧において、6月の資
金繰りとしては、その最終行の「残高」を確認すればよ
く、6月初めの残高が「1,500,000円」であっ
たものが、6月の終わりには、「410,000円」の
残高となり、この「410,000円」分を資金繰りす
る必要があることが分かる。なお、年月度としては、今
月に限らず、来月の7月以降を指定した場合であって
も、上述と同様の動作によって指定月の資金繰り明細一
覧を得ることができる。
【0050】以上のように、この実施形態においてCP
U1は、取引先別に「相手先コード」、「相手先名」、
「請求/支払い締日」、「回収/支払い月」、「回収/
支払い日」、「回収/支払い方法」、「手形サイト」を
記憶する取引先テーブル11を参照し、実取引の発生時
に入力された取引別の売上/支払い情報に応じてその取
引先に対応する「請求/支払い締日」、「回収/支払い
月」、「回収/支払い日」、「回収/支払い方法」等を
取得して入金/支払い予定日を算出すると共に、この予
定日と入金/支払い予定金額とを含む予定レコードを作
成して、資金繰り明細ファイル12に記憶管理して表示
出力するようにしたから、実取引の発生時に取引別の売
上/支払い情報を入力するだけで、実際の請求/支払い
がなされる前に、実取引に基づいた正確な資金繰り明細
を確認することができ、従来のような予測値ではないの
で、現時点における資金繰り状況を的確に把握すること
が可能となる。
【0051】この場合、入金/支払いの予定レコードと
共に、その予定に対してその入金/支払い実績が発生し
た場合に、その実績に関する実績レコードを作成して資
金繰り明細ファイル12に記憶管理すると共に、予定レ
コードと実績レコードとを含む資金繰り明細を表示出力
するようにしたから、予定と実績とを一元管理すること
ができ、予定と実績とを含む資金繰り明細によってそれ
らの比較対照が容易となり、現時点での資金繰り状況を
的確に把握することが可能となる。
【0052】また、表示対象期間を示す年月度が指定さ
れた場合に、その指定年月度に該当する各レコードを資
金繰り明細ファイル12から取得して、指定期間対応の
資金繰り明細として表示出力するようにしたから、資金
繰り明細ファイル12内の各レコードを任意に指定した
年月度別に出力させることができ、今月分、来月度分等
のような期間別の資金繰り管理を容易に行うことが可能
となる。資金繰り明細ファイル12内の各予定レコード
のうち実績が発生していない予定レコードを出力する
他、予定に対して実績が発生しているものは予定レコー
ドに代わってその実績レコードを表示出力するようにし
たから、実績レコードを全て出力することができる他、
実績が発生していない予定レコードを出力することがで
き、より現実的な資金繰り管理が可能となる。
【0053】資金繰り明細フォームは、収入一覧/支出
一覧に区分されており、予定レコードや実績レコードに
基づいて入金/支払いを判別し、この判別結果に基づい
て各レコードを資金繰り明細フォーム内の対応する収入
一覧/支出一覧に配置出力すると共に、この入金/支払
い金額に基づいて残高を算出し、この残高を含めた資金
繰り明細を表示出力するようにしたから、入金/支払い
の誤認混同を防止することができると共に、残高によっ
て資金繰り金額を容易に確認することが可能となる。
【0054】予定レコードに対して、その入金/支払い
実績が発生した場合に、その実績の発生日がその予定レ
コードに含まれている予定日以降であり、かつ、その実
績の金額が予定レコードに含まれている金額未満の場合
に、その繰り越した残金に対する次回の入金/支払い予
定日を算出すると共に、この繰り越し予定日を含む次回
の予定レコードを作成して資金繰り明細ファイル12内
に記憶するようにしたから、次回の繰越予定であって
も、早めに確認することができる。例えば、資金繰り明
細ファイル12内のレコードを任意に指定した年月度別
に出力させる場合に、今月分には含まれていない1ヶ月
先、2ヶ月先‥‥に繰り越された次回の繰越予定を、そ
の年月度を指定するだけで早めに確認することができ
る。
【0055】経費支払予定作成テーブル13、問合せ文
字列ファイル14を有し、この経費支払予定作成テーブ
ル13、問合せ文字列ファイル14の内容を元に生成さ
れた問合せ画面において、その画面内に入力された問合
せ結果にしたがって経費別に支払い時期および支払い金
額を含む経費の支払い予定レコードを作成するようにし
たから、経費の支払い予定情報を問合せ形式で容易に作
成することができると共に、経費の発生が会社、商店等
毎に異なっても、一般的に発生する共通の経費に関する
情報を汎用的に問い合わせることが可能となり、また、
この経費の支払い予定レコードを資金繰り明細ファイル
12内に記憶管理することができる。
【0056】なお、上述した実施形態においては、表示
対象期間として年月度を指定するようにしたが、その期
間は下半期等のように任意であり、また、資金繰り明細
は、その一覧を表示出力する他に、グラフ表示したり、
印刷出力するようにしてもよい。また、上述した実施形
態はスタンド・アローン・タイプに限らず、各構成要素
が2以上の筐体に物理的に分離され、通信回線やケーブ
ル等の有線伝送路あるいは電波、マイクロウエーブ、赤
外線等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型
のコンピュータシステムを構成するものであってもよ
い。
【0057】一方、コンピュータに対して、上述した各
手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記
録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデ
スク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコ
ードを有する記録媒体であって、取引先別に、少なくと
も、請求/支払い締日に関する情報および回収/支払い
方法を取引先情報として記憶する取引先情報記憶手段を
参照し、実取引の発生時に入力された取引別の売上/支
払い情報に応じてその取引先に対応する請求/支払い締
日に関する情報および回収/支払い方法を取得して入金
/支払い予定日を算出すると共に、この予定日と入金/
支払い予定金額とを含む予定情報を作成する機能と、作
成された入金/支払いの予定情報を資金繰り明細として
記憶管理する機能と、前記各予定情報を取得して資金繰
り明細を出力する機能とを実現させるためのプログラム
を記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提
供するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】この発明(請求項1記載の発明)によれ
ば、取引先別に、請求/支払い締日に関する情報および
回収/支払い方法を記憶する取引先情報記憶手段を参照
して、実取引の発生時に入力された取引別の売上/支払
い情報に応じてその取引先に対応する請求/支払い締日
に関する情報および回収/支払い方法を取得して入金/
支払い予定日を算出すると共に、この予定日と入金/支
払い予定金額とを含む予定情報を作成して、資金繰り明
細として記憶管理して出力するようにしたから、実取引
の発生時に取引別の売上/支払い情報を入力するだけ
で、実際の請求/支払いがなされる前に、実取引に基づ
いた正確な資金繰り明細を確認することができ、従来の
ような予測値ではないので、現時点における資金繰り状
況を的確に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】資金繰り管理機能付き情報処理装置の全体構成
を示したブロック図。
【図2】記憶装置2内に設けられている各種テーブルや
ファイルを示した図。
【図3】取引先テーブル11の内容を示した図。
【図4】資金繰り明細ファイル12の内容を示した図。
【図5】具体的に基づいて資金繰り明細ファイル12を
詳述する為の図。
【図6】具体的に基づいて資金繰り明細ファイル12を
詳述する為の図。。
【図7】具体的に基づいて資金繰り明細ファイル12を
詳述する為の図。
【図8】経費支払予定作成テーブル13の内容を示した
図。
【図9】経費支払予定作成テーブル13の内容を元に生
成された問合せ画面の一部を示した図。
【図10】情報処理装置の主要部分の全体動作を示した
フローチャート。
【図11】図10の入金/支払予定作成処理を詳述した
フローチャート。
【図12】図10の経費支払予定作成処理を詳述したフ
ローチャート。
【図13】図10の入金/支払実績更新処理を詳述した
フローチャート。
【図14】図13に続く入金/支払実績更新処理を示し
たフローチャート。
【図15】資金繰り明細ファイル12に基づいて資金繰
り予定・実績明細を表示する処理を示したフローチャー
ト。
【図16】図15に続く、資金繰り予定・実績明細処理
を示したフローチャート
【図17】資金繰り明細一覧の表示例を示した図。
【図18】図17の資金繰り明細一覧の作成元となる資
金繰り明細ファイル12の内容を例示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 4 通信装置 5 入力装置 6 表示装置 7 印字装置 11 取引先テーブル 12 資金繰り明細ファイル 13 経費支払予定作成テーブル 14 問合せ文字列ファイル 15 自動車税テーブル 16 軽自動車税テーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】資金繰りを管理する資金繰り管理装置であ
    って、 取引先別に、少なくとも、請求/支払い締日に関する情
    報および回収/支払い方法を取引先情報として記憶する
    取引先情報記憶手段と、 実取引の発生時に入力された取引別の売上/支払い情報
    に応じて前記取引先情報記憶手段からその取引先に対応
    する請求/支払い締日に関する情報および回収/支払い
    方法を取得して入金/支払い予定日を算出すると共に、
    この予定日と入金/支払い予定金額とを含む予定情報を
    作成する作成手段と、 この作成手段によって作成された入金/支払いの予定情
    報を資金繰り明細として記憶管理する資金繰り明細記憶
    手段と、 この資金繰り明細記憶手段内から各予定情報を取得して
    資金繰り明細を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする資金繰り管理装置。
  2. 【請求項2】前記資金繰り明細記憶手段に記憶管理され
    ている入金/支払いの予定情報に対して、その入金/支
    払い実績が発生した場合に、その発生日付と入金/支払
    い金額とを含む実績情報を作成し、この実績情報を含め
    て前記資金繰り明細記憶手段に記憶管理すると共に、予
    定情報と実績情報とを含む資金繰り明細を出力する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の資金繰り管
    理装置。
  3. 【請求項3】前記出力手段は、出力対象期間が指定され
    た場合に、その指定期間に該当する各予定情報を各実績
    情報とを前記資金繰り明細記憶手段内から取得して、指
    定期間対応の資金繰り明細として出力する、 ようにしたことを特徴とする請求項2記載の資金繰り管
    理装置。
  4. 【請求項4】前記出力手段は、前記資金繰り明細記憶手
    段に記憶管理されている各予定情報のうち実績が発生し
    ていない予定情報を出力する他、予定に対して実績が発
    生しているものは予定情報に代わってその実績情報を出
    力する、 ようにしたことを特徴とする請求項2記載の資金繰り管
    理装置。
  5. 【請求項5】前記資金繰り明細記憶手段内から取得した
    各予定情報に基づいて入金/支払いを判別し、この入金
    /支払いの予定情報を資金繰り明細フォーム内の対応す
    る収入一覧/支出一覧に配置出力すると共に、この入金
    /支払い金額に基づいて残高を算出し、この残高を含め
    た資金繰り明細を出力する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の資金繰り管
    理装置。
  6. 【請求項6】前記資金繰り明細記憶手段に記憶管理され
    ている入金/支払いの予定情報に対して、その入金/支
    払い実績が発生した場合に、その実績の発生日がその予
    定情報に含まれている予定日以降であり、かつ、その実
    績の金額が予定情報に含まれている金額未満の場合に、
    前記作成手段は、その繰り越した残金に対する次回の入
    金/支払い予定日を算出すると共に、この繰り越し予定
    日を含む次回の予定情報を作成し、 前記資金繰り明細記憶手段は、この作成手段によって作
    成された次回の繰り越し予定情報を記憶管理する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の資金繰り管
    理装置。
  7. 【請求項7】経費別に、少なくともその発生単位および
    支払い金額を問い合わせる為の情報を記憶する問合せ情
    報記憶手段を設け、 この問合せ情報記憶手段の内容を元に生成された問合せ
    画面において、その画面内に入力された問合せ結果にし
    たがって経費別に支払い時期および支払い金額を含む経
    費の支払い予定情報を作成すると共に、この経費の支払
    い予定情報を資金繰り明細として前記資金繰り明細記憶
    手段内に記憶管理する、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の資金繰り管
    理装置。
  8. 【請求項8】コンピュータに対して、 取引先別に、少なくとも、請求/支払い締日に関する情
    報および回収/支払い方法を取引先情報として記憶する
    取引先情報記憶手段を参照し、実取引の発生時に入力さ
    れた取引別の売上/支払い情報に応じてその取引先に対
    応する請求/支払い締日に関する情報および回収/支払
    い方法を取得して入金/支払い予定日を算出すると共
    に、この予定日と入金/支払い予定金額とを含む予定情
    報を作成する機能と、 作成された入金/支払いの予定情報を資金繰り明細とし
    て記憶管理する機能と、 前記各予定情報を取得して資金繰り明細を出力する機能
    と、 を実現させるためのプログラム。
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Cited By (2)

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JP2016126599A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 株式会社Cloud Payment 定期請求システム、定期請求方法、および定期請求プログラム
JP2020057083A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社オービック 会計処理装置、会計処理方法、及び会計処理プログラム

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