JP2003196445A - 接客スタッフの好感度調査システム - Google Patents

接客スタッフの好感度調査システム

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JP2003196445A
JP2003196445A JP2001394453A JP2001394453A JP2003196445A JP 2003196445 A JP2003196445 A JP 2003196445A JP 2001394453 A JP2001394453 A JP 2001394453A JP 2001394453 A JP2001394453 A JP 2001394453A JP 2003196445 A JP2003196445 A JP 2003196445A
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Masahide Shoji
正英 庄司
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P ARK CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接客スタッフに対する客の好感度を調査して
定量的に評価することができる接客スタッフの好感度調
査システムを提供する。 【解決手段】 コンピュータ21に接続された投票装置
3を用いて、接客スタッフに対する客の好感度を調査す
る好感度調査システム1である。前記投票装置は、各接
客スタッフを識別可能に掲示するとともに、該接客スタ
ッフ毎に対応させて票を投じさせるためのスイッチ5c
を備える。前記コンピュータは、前記スイッチからのス
イッチ信号を、投票情報として、得票した接客スタッフ
のIDに対応付けて投票日情報と共に記録するデータベ
ース31と、該データベース31の投票情報に基づき、
接客スタッフ毎に得票数を集計する得票数集計手段と、
該得票数集計手段による集計結果を表示する得票数表示
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接客スタッフに対
する客の好感度を調査する好感度調査システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】レストラン等の飲食業、百貨店等の小売
り業、およびパチンコ等のレジャーサービス業等といっ
た接客業務を伴う業界においては、その店内に多数の接
客スタッフがいて、これら接客スタッフが、店を訪れた
客の注文や要求等に個別に応対している。そして、その
店に対する客の印象は、店自身の印象のみならず、前記
応対の印象によっても変わるものであり、応対の印象が
良ければ当該客がその店の顧客になる可能性は高くな
る。このため、接客スタッフの印象は、その店が繁盛す
るか否かを左右する重要な一要因となっている。
【0003】一方、接客スタッフの印象を全体的に向上
させるには、接客スタッフ間に競争意識を芽生えさせる
のが有効である。但し、競争意識を芽生えさせるには、
接客スタッフ毎に、接客スタッフに対する客の好感度を
調査して、定量的な指標にて一目瞭然に比較対照する必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今まで
は接客スタッフ毎にその好感度を定量評価する術がな
く、この種の調査手法としては、せいぜい各店舗の片隅
に置かれたアンケート用紙に、応接態度の記入欄がある
程度であった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、接客スタッフに対する客の好感
度を調査して定量的に評価することができる接客スタッ
フの好感度調査システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明の請求項1に係る発明は、コンピュータ
に接続された投票装置を用いて、接客スタッフに対する
客の好感度を調査する好感度調査システムであって、前
記投票装置は、各接客スタッフを識別可能に掲示すると
ともに、該接客スタッフ毎に対応させて票を投じさせる
ためのスイッチを備え、前記コンピュータは、前記スイ
ッチからのスイッチ信号を、投票情報として、得票した
接客スタッフのID情報に対応付けて投票日情報と共に
記録するデータベースと、該データベースの投票情報に
基づき、接客スタッフ毎に得票数を集計する得票数集計
手段と、該得票数集計手段による集計結果を表示する得
票数表示手段とを備えることを特徴とする。
【0007】上記発明によれば、客が投票装置のスイッ
チによって好感を持った接客スタッフに投票すると、こ
のスイッチからのスイッチ信号はコンピュータへと送信
される。コンピュータはこのスイッチ信号を一票の投票
情報として、得票した接客スタッフのID情報に対応付
けて投票日情報と共にデータベースに記録する。一方、
このコンピュータは、得票数集計手段によって、前記デ
ータベースの投票情報に基づき、接客スタッフ毎に得票
数を集計する。この集計結果たる接客スタッフ毎の得票
数は、得票数表示手段によって表示することができて、
もって各接客スタッフに対する客の好感度を定量的に評
価することができる。
【0008】請求項2に示す発明は、請求項1に記載の
接客スタッフの好感度調査システムにおいて、前記投票
装置は、投票者を撮像する撮像手段を備え、前記コンピ
ュータは、前記撮像手段から送信される画像情報を前記
投票情報に関連付けて前記データベースに記録すること
を特徴とする。
【0009】上記発明によれば、前記撮像手段は、撮像
した投票者の画像情報をコンピュータへと送信し、コン
ピュータは、この画像情報を前記投票情報に関連付けて
データベースに記録する。よって、投票情報に対応付け
られた接客スタッフID情報と画像情報とを対応させて
参照することができて、各接客スタッフは自分に投票し
てくれた客の容姿を認識することが可能となる。
【0010】請求項3に示す発明は、請求項1または2
のいずれかに記載の接客スタッフの好感度調査システム
において、前記データベースは、各登録会員に付与され
た登録会員IDを予め格納した登録会員情報ファイルを
備える一方、前記投票装置は登録会員ID入力手段を備
え、前記コンピュータは、前記登録会員情報ファイルを
参照して、前記入力手段から入力された登録会員ID情
報と一致する番号が存在する場合には、該登録会員ID
情報を付帯させて前記投票情報を前記データベースに記
録し、前記得票数集計手段は、前記接客スタッフ毎の得
票数を、登録会員とそれ以外の一般客とに分けて集計す
ることを特徴とする。
【0011】上記発明によれば、投票者が登録会員であ
る場合には、当該投票者は、投票装置の登録会員ID入
力手段によって自身の登録会員IDを入力する。コンピ
ュータは登録会員情報ファイルを参照して、その中に、
入力された登録会員ID情報と一致する番号を発見した
場合には、この登録会員ID情報を付帯させて前記投票
情報を前記データベースに記録する。つまり、登録会員
の投票情報は、登録会員ID情報に対応付けられてデー
タベースに記録される。そして、得票数集計手段は、前
記登録会員ID情報の付帯の有無から投票情報を選り分
けることにより、各接客スタッフの得票数を登録会員と
一般客とに分けて集計する。よって、登録会員が好感す
る接客スタッフと、一般客が好感する接客スタッフとを
区別して、それぞれに順位付けして割り出すことができ
る。
【0012】請求項4に示す発明は、請求項3に記載の
接客スタッフの好感度調査システムにおいて、前記得票
数集計手段は、前記各接客スタッフの得票数を登録会員
毎に集計することを特徴とする。
【0013】上記発明によれば、得票数集計手段によっ
て、各接客スタッフの得票数を各登録会員毎に集計する
ので、接客スタッフ毎に、その接客スタッフに対して高
い好感度をいだいている登録会員を割り出して好感度の
高い順に順位付けることができる。
【0014】請求項5に示す発明は、請求項3または4
のいずれかに記載の接客スタッフの好感度調査システム
において、前記登録会員の投票当日の重複投票を禁止す
べく、前記コンピュータは、前記投票当日と同日の投票
日情報が対応付けられた投票情報を前記データベースか
ら読み出して、これら投票情報が付帯するいずれかの登
録会員ID情報が、前記入力手段から入力された登録会
員ID情報と一致する場合には、前記データベースへの
投票情報の記録を規制することを特徴とする。
【0015】上記発明によれば、登録会員による投票当
日の重複投票を防いで一日一票に制限するので、単一の
登録会員IDを用いた組織票的な投票行為を防止するこ
とができる。
【0016】請求項6に示す発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の接客スタッフの好感度調査システムに
おいて、前記投票装置は、画像または音声の少なくとも
いずれか一方を出力する店舗側メッセージ出力手段を備
える一方、前記コンピュータは、前記データベースに予
め格納された、画像データまたは音声データの少なくと
もいずれか一方からなるメッセージデータを読み出し
て、前記店舗側メッセージ出力手段へ送信することを特
徴とする。
【0017】上記発明によれば、データベース中に格納
された前記メッセージデータを変更することで、簡単に
客に対するメッセージを変更することができて、メンテ
ナンス性に優れる。
【0018】請求項7に示す発明は、請求項6に記載の
接客スタッフの好感度調査システムにおいて、前記メッ
セージデータには、各接客スタッフ固有の、投票に対す
る謝辞メッセージデータを含み、前記コンピュータは、
前記スイッチからのスイッチ信号に対応する接客スタッ
フの謝辞メッセージデータを前記店舗側メッセージ出力
手段へ送信することを特徴とする。
【0019】上記発明によれば、客が投票装置のスイッ
チによって接客スタッフに投票すると、このスイッチか
らのスイッチ信号を受信したコンピュータは、前記スイ
ッチ信号に対応する接客スタッフの固有の謝辞メッセー
ジデータを店舗側メッセージ出力手段へ送信する。する
と、この店舗側メッセージ出力手段からは、今投票され
た接客スタッフの固有の謝辞メッセージが出力される。
よって、得票した接客スタッフの謝辞を投票した客に対
して即座に伝えることができる。
【0020】請求項8に示す発明は、請求項1乃至7の
いずれかに記載の接客スタッフの好感度調査システムに
おいて、前記投票装置は、各接客スタッフの容姿画像を
一覧的に並列表示する接客スタッフ掲示手段を備え、該
接客スタッフ掲示手段は、前記各容姿画像に対応付けて
前記スイッチを備えていることを特徴とする。
【0021】上記発明によれば、前記投票装置の接客ス
タッフ掲示手段は、各接客スタッフの容姿画像に対応付
けて、個々にスイッチが設けられているので、客は容易
に自分が好感する接客スタッフに票を投じることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係る接客スタッ
フの好感度調査システムにおける一実施形態の基本構成
を示す。尚、図1ではデータや信号のやり取りを破線に
て示している。
【0023】この接客スタッフの好感度調査システム1
は、店を訪れた客に、応接態度等から好感をいだいた接
客スタッフに対して投票をしてもらう一方、その投票結
果を定期的に集計して、接客スタッフ毎に得票数を表示
するものである。
【0024】この好感度調査システム1は、客が各接客
スタッフに対して票を投じるための投票装置3と、この
投票装置3に接続された制御用コンピュータ21とから
主に構成される。尚、投票装置3は、客が投票し易いよ
うに店の入口等に配置されるとともに、前記コンピュー
タ21は投票装置3内に収容されており、当該好感度調
査システム1は、全体としてスタンドアローンの構成と
なっている。
【0025】===投票装置=== 投票装置3は、接客スタッフを一覧的に並列表示するた
めのパネルの如き接客スタッフ掲示手段5と、客に対し
て投票操作等を案内するためのモニタの如き店舗側メッ
セージ出力手段7と、登録会員の客が登録会員IDを入
力するためのカードリーダの如き登録会員ID入力手段
9と、登録会員以外の一般客が投票したい時に押すため
のスタートボタン11と、投票の度に投票者の顔写真を
撮像するためのCCDカメラの如き撮像手段13とから
主に構成される。
【0026】−−接客スタッフ掲示手段−− 接客スタッフ掲示手段5は、掲示用パネル5a上の縦横
に亘って、各接客スタッフの正面視の顔写真フィルム5
bが並列掲示されてなり、各顔写真フィルム5bはバッ
クライトによって点灯消灯可能になっている。尚、この
点消灯制御は、店が別途備える就業管理用コンピュータ
等から各接客スタッフの就業中情報を受信して、この情
報に基づいて就業中の接客スタッフのみを点灯させるよ
うにしても良い。また、後記する投票用押しボタン5c
を押して客が投票した際に、この押しボタン5cに対応
する顔写真フィルム5bのみが繰り返し点滅するように
フリッカー制御を適用しても良い。
【0027】前記パネル5a上における各写真5bの掲
示位置には、写真掲示位置番号が重複なく割り振られて
いる。そして、これら番号に対して、後記各投票用押し
ボタン5cが対応付けられていて、どの掲示位置の写真
5bの接客スタッフに対して投票がなされたかわかるよ
うになっている。尚、図示例では、左上から右下に亘っ
て1〜19までの番号が順番に割り当てられている。
【0028】各写真5bの直下には投票用押しボタン5
cが設けられており、この投票用押しボタン5cを押す
と、押しボタン信号として前記写真掲示位置番号が制御
用コンピュータ21へと送信される。尚、この押しボタ
ン信号は、前記コンピュータ21内の後記接客スタッフ
情報ファイル43を用いて照合されて、前記押しボタン
信号に対応する接客スタッフID情報が割り出されるよ
うになっている。そして、この押しボタン信号は、前記
接客スタッフID情報に対応付けられた一票の投票情報
として、後記投票情報データベース31および得票数集
計データベース33のそれぞれに記録されて、もってい
ずれの接客スタッフに一票が投じられたかが記録として
残るようになっている。尚、前記押しボタン5cに代え
て、またはこれに追加してキーボードを投票装置3に付
属させれば、客にキーボードから前記押しボタン信号を
入力させることもできる。
【0029】−−店舗側メッセージ出力手段−− 店舗側メッセージ出力手段7は、主に投票操作手順を客
に案内するために使用され、CRTまたは液晶ディスプ
レイ等のモニタ7aと、スピーカー等の拡声器7bとか
ら構成される。そして、前記コンピュータ21から適宜
送信されるメッセージデータに従って、音声付きメッセ
ージをモニタ表示して客の投票操作を誘導する。
【0030】−−登録会員ID入力手段−− 登録会員ID入力手段9は、会員登録した客か否かの認
証に供するものであり、カードリーダ9により実現され
る。すなわち、登録会員に対して予め発行された登録会
員カードを参照して、登録会員ID情報を読みとるもの
である。そして、読み取った登録会員ID情報は、前記
コンピュータ21へと送信されて、このコンピュータ2
1内の後記登録会員情報ファイル41を用いて照合され
て、客が登録会員であるか否かの登録会員の認証に供さ
れる。
【0031】この登録会員カードとしては、磁気テープ
に情報を記録した磁気カードや、内蔵するICチップに
記録したICカード等を用いることができる。また、前
記カードリーダ9に代えて、またはこれに追加してキー
ボードを投票装置3に付属させれば、客にキーボードか
ら前記登録会員IDまたは登録会員の暗唱番号を入力さ
せることもできる。
【0032】−−スタートボタン−− スタートボタン11は、前記登録会員カードを所有しな
い一般客が、投票したい時に押すボタンである。このス
タートボタン11を押せば、前述した登録会員の認証は
行われずに、直ぐに投票することができる。
【0033】−−撮像手段−− 撮像手段13は、デジタルカメラ等のCCDカメラ(Ch
arge Coupled Device Camera)13であり、映像を
電気的な画像情報として記録するものである。前記制御
用コンピュータ21からの撮像指令を受信すると、この
CCDカメラ13は投票者の顔を撮像する。そして、撮
像した顔画像情報は前記コンピュータ21へと送信さ
れ、前記投票情報と関連付けるための顔画像コード情報
を重複なく付与されて後記画像情報データベース35に
記録される。
【0034】===制御用コンピュータ=== 制御用コンピュータ21は、中央処理装置(CPU)、
ハードディスク装置等のデータ記録装置23、モニタや
プリンタ等の出力装置、およびキーボードやマウス等の
入力装置を備えた通常構成のものである。そして、デー
タ記録装置23に格納された各種プログラムをCPUが
適宜読み出して、そのプログラムに従って処理を実行す
ることにより、前記メッセージを前記店舗側メッセージ
出力手段7に表示して客に投票を促すとともに、投票装
置3から受信した押しボタン信号を、投票情報として前
記データ記録装置23内の各種データベースに記録し、
集計処理して集計結果を出力装置に出力するようになっ
ている。
【0035】前記データ記録装置23には、前記各種デ
ータベースとして、登録会員情報ファイル41、接客ス
タッフ情報ファイル43、投票情報データベース31、
得票数集計データベース33、画像情報データベース3
5、およびメッセージデータベース45が格納されてい
る。また、前記各種プログラムとしては、投票操作の処
理を司る投票処理プログラム51および得票数集計処理
を司る集計処理プログラム53が格納されている。
【0036】−−登録会員情報ファイル−− 登録会員情報ファイル41には、図2に示すように会員
登録した客の各種個人情報が予め記録されており、例え
ば、その各レコード41aには、登録会員ID、登録会
員氏名、連絡先(電話番号、電子メールアドレス、FA
X番号)、住所、性別、および趣味・特技等の項目が記
録されている。この登録会員情報ファイル41は、主
に、前述した登録会員ID情報による登録会員の認証、
および押しボタン信号に登録会員ID情報を付帯するの
に用いられる。
【0037】−− 接客スタッフ情報ファイル −− 接客スタッフ情報ファイル43には、図3に示すように
接客スタッフの各種個人情報が予め記録されており、例
えば、その各レコード43aには、接客スタッフID、
接客スタッフ氏名、連絡先(電話番号、電子メールアド
レス、FAX番号)、住所、性別、および趣味・特技等
の項目が記録されている。
【0038】また、このファイル43には、前記写真掲
示位置番号も接客スタッフID毎に記録されている。こ
れは、前述した投票装置3からの押しボタン信号に対応
する接客スタッフIDを割り出すのに用いられ、もっ
て、その投票により得票した接客スタッフを特定できる
ようになっている。例えば、投票装置3から送信された
押しボタン信号が1番であれば、このファイル43を参
照して、1番に対応する接客スタッフIDはS1111
1であることがわかり、もってこの投票により得票した
接客スタッフはSAさんであると特定される。◎そし
て、この割り出された接客スタッフID情報は、後述す
る投票情報データベース31に記録されて投票情報の基
幹データとなる。
【0039】尚、前記写真5bの掲示位置に変更があっ
た場合には、このファイル43中の前記写真掲示位置番
号も、変更後の掲示位置に応じて書き換えられるのは言
うまでもない。
【0040】−−投票情報データベース−− 投票情報データベース31は、図4に示すように、前記
押しボタン信号により生成される投票情報を、一票の投
票情報に付き1レコードを作成してこれに記録していく
ものである。このレコード31aは、投票日、登録会員
ID、接客スタッフID、および顔画像コードの項目か
らなる。
【0041】前記投票日の項目には、前記登録会員の認
証時の日付が投票日情報として記録される一方、登録会
員IDの項目には、前記登録会員の認証時に読み取った
登録会員ID情報が記録される。また、接客スタッフI
Dの項目には、前記接客スタッフ情報ファイル43によ
り割り出された接客スタッフID情報が記録される。顔
画像コードの項目には、前記投票者の顔画像情報に付帯
する顔画像コード情報が記録される。
【0042】例えば、R222222の登録会員IDを
持つ登録会員が、11月4日に接客スタッフのSAさん
に対して投票する一方、その投票時に撮像された前記登
録会員の顔画像情報には顔画像コード情報F11040
01が付与されたとする。その場合には、この一票の投
票情報を記録すべく前記データベース31にレコード3
1aが一つ追加され、このレコード31aの投票日の項
目には、投票日情報としての1104が、登録会員ID
の項目には、登録会員ID情報としてのR222222
が、接客スタッフIDの項目には、前記押しボタン信号
に対応するSAさんの接客スタッフID情報としてのS
11111が、顔画像コードの項目には、顔画像コード
情報としてのF1104001が記録される。尚、一般
客の投票情報の場合には、投票情報の登録会員IDの項
目は空欄となるのは言うまでもない。
【0043】−−得票数集計データベース−− 得票数集計データベース33は、図5に示すように、各
投票情報に該当する接客スタッフの得票数を加算更新し
て記録するものであり、図示例にあっては、得票数を日
計および月単位の累計で集計している。
【0044】このデータベース33は、登録会員による
投票と、登録会員以外の一般客による投票とを区別して
集計・格納すべく、登録会員の投票情報に基づく得票数
を格納する登録会員用テーブル32と、登録会員以外の
一般客の投票情報に基づく得票数を格納する一般客用テ
ーブル34とを備えている。そして、更にこれら二つの
各テーブル32,34は、接客スタッフ毎に得票数を集
計すべく、接客スタッフID毎に設けられた接客スタッ
フ情報テーブルから構成される。
【0045】この接客スタッフ情報テーブルにおける各
レコード32a,34aは、投票日、前記投票日におけ
る得票数日計、および月初から前記投票日までの得票数
累計の項目からなる。そして、レコード32a,34a
は、前記投票情報が生成される度に、当該投票情報付帯
の接客スタッフID情報および投票日情報をキーとして
前記接客スタッフ情報テーブルを参照し、該当するレコ
ード32a,34aの得票数日計および得票数累計を、
それぞれ一つずつ加算して更新する。例えば、発生した
一票の投票情報が、前述したように投票日情報が110
4、登録会員ID情報がR222222で、接客スタッ
フID情報がS11111である場合には、先ず、登録
会員用テーブル32における接客スタッフIDがS11
111の接客スタッフ情報テーブルを参照する。そし
て、その中の投票日が1104のレコードにおける10
票の得票数日計を一つ繰り上げて11票にする一方、5
0票の得票数累計を一つ繰り上げて51票にして更新す
る。
【0046】尚、該当するレコード32a,34aが無
い場合には、新しいレコード32a,34aを追加作成
し、その新レコード32a,34aの投票日の項目には
投票情報の投票日情報を記録する一方、得票数日計およ
び得票数累計の項目には1を記録する。
【0047】−−画像情報データベース−− 画像情報データベース35は、前記CCDカメラ13に
よる投票者の顔画像情報を、これに重複なく付与された
前記顔画像コード情報と共に記録するものである。これ
によれば、顔画像コード情報に関連付けられた投票情報
を介して、接客スタッフID情報と投票者の顔画像情報
とを対応させて参照することができるので、もって接客
スタッフに投票した投票者の容姿を視認することが可能
となる。
【0048】−− メッセージデータベース −− メッセージデータベース45は、図6に示すように、前
記店舗側メッセージ出力手段7にて出力するメッセージ
データ45bをメッセージ番号45aと対応付けて予め
格納するものであり、前記メッセージデータは、メッセ
ージの音声データとその文字表記の画像データとからな
る。そして、このメッセージデータ45bは、後記する
投票処理プログラム51によって前記メッセージ番号4
5aをキーとして読み出され、適宜なタイミングで店舗
側メッセージ出力手段7へと送信される。
【0049】尚、No.5のメッセージデータ45bに
は、後記終了画面表示処理の際に出力される、投票に対
する謝辞メッセージデータが記録されているが、この謝
辞メッセージデータについては、接客スタッフ毎に固有
のメッセージデータが用意されている。すなわち、各謝
辞メッセージデータは、接客スタッフ固有の音声データ
と、その文字表記メッセージに加えて接客スタッフがお
辞儀をする映像の画像データとから構成される一方、接
客スタッフID45cに対応付けられている。そして、
後記終了画面表示処理においては、前記投票情報付帯の
接客スタッフID情報に基づいて、これに該当する接客
スタッフID45cの謝辞メッセージデータ45bが読
み出されて前記出力手段7にて出力される。よって、投
票者に対して、得票した接客スタッフの謝辞を即座に伝
えることができる。
【0050】−−投票処理プログラム−− 投票処理プログラム51は、投票装置3を制御して客に
投票を促してその投票情報を上記データベースに記録す
る処理を行うものであり、CPUに読み込まれて、図7
に示すフローチャートの処理を順次行っていく。すなわ
ち、この投票処理プログラム51は、初期画面表示処理
(S1)、登録会員判定処理(S2)、重複投票判定処
理(S3)、投票情報取り込み処理(S4)、および終
了画面表示処理(S5)から構成される。以下、これら
の処理を図7〜図12を参照して説明する。
【0051】先ず、投票装置3の前に客がたたずむと、
これを投票装置3付属の赤外線センサーが検知して投票
処理プログラム51が起動する。そして、図8に示す初
期画面表示処理S1を開始して、「いらっしゃいませ。
登録会員の方は登録会員カードを挿入して下さい。一般
のお客様はスタートボタンを押して下さい。」とのN
o.1メッセージデータをメッセージデータベース45
から読み出す。そして前記店舗側メッセージ出力手段7
へ送信し、この出力手段7の画面7aに音声付でNo.
1メッセージを表示する(S11)。
【0052】この時、登録会員ではない一般客は、前記
No.1メッセージに従ってスタートボタン11を押す
(S13)。すると、投票処理プログラム51は、仮の
投票情報として投票日情報のみを投票情報データベース
31に記録した後(S14)、前記登録会員判定処理S
2および重複投票判定処理S3を飛ばして、後述する投
票情報取り込み処理S4を行う。ここで、仮の投票情報
としているのは、接客スタッフID情報が未だ記録され
ていないからである。
【0053】一方、登録会員である客は前記No.1メ
ッセージに従って、持参の登録会員カードを前記カード
リーダ9投入口に挿入する。すると、カードリーダ9
は、登録会員の認証をすべく、登録会員カードに記録さ
れた登録会員ID情報を読み取って前記コンピュータ2
1へと送信する(S12)。そして、この読み取った登
録会員ID情報に基づいて、投票処理プログラム51
は、登録会員か否かを判定する登録会員判定処理S2を
行う。
【0054】図9に示す登録会員判定処理S2は、前記
登録会員情報ファイル41を参照して、この中に前記読
み取った登録会員ID情報と同じ番号が存在するか否か
を調べるものである。該当番号が登録会員情報ファイル
41中に存在しない場合には(S21)、会員登録され
ていないことを客に通知するべく、「会員登録をして下
さい。」とのNo.2メッセージを前記出力手段7の画
面7aに表示して(S22)、前記投入口からカードを
排出後(S23)、前記初期画面表示処理S1へ戻る。
【0055】一方、該当番号が存在する場合には、この
登録会員による投票が当日始めてであるかを確認する重
複投票判定処理S3を行う。これを行う理由は、同一の
登録会員による組織票を防ぐべく、登録会員に対しては
投票する権利を一日一回に制限しているためである。
【0056】この重複投票判定処理S3では、図10に
示すように、先ず前記投票情報データベース31を参照
して、この中に、投票日情報が当日である投票情報であ
って、しかも前記読み取った登録会員ID情報と同じ登
録会員ID情報の投票情報が存在するか否かを調べる
(S31)。そして、存在する場合には、「登録会員の
方は一日一回のみの投票となります。」とのNo.3メ
ッセージを前記出力手段7の画面7aに表示した後(S
33)、前記初期画面表示処理S1へと戻る。
【0057】一方、存在しない場合には、前記読み取っ
た登録会員ID情報と投票日情報とを互いに対応付けて
仮の投票情報として、投票情報データベース31に記録
する(S32)。ここで、仮の投票情報としているの
は、接客スタッフID情報が未だ記録されていないから
である。そして、その後、投票処理プログラム51は、
投票装置3の投票用押しボタン5cから、投票情報の基
幹をなす前記接客スタッフID情報を取り込むべく投票
情報取り込み処理S4を行う。
【0058】図11に示すように、この投票情報取り込
み処理S4が開始すると、「本日のサービスでお客様が
好感を持たれたスタッフがおりましたら、顔写真の下の
投票用押しボタンを押して下さい。」とのNo.4メッ
セージが前記出力手段7の画面7aに表示される(S4
1)。すると、客は投票装置3の前記パネル5a上に掲
示された顔写真5bを見て、好感をいだいた接客スタッ
フの投票用押しボタン5cを押す。この押しボタン信号
をコンピュータ21が受信すると(S42)、投票装置
3付属のCCDカメラ13によって投票者たる前記客の
顔を撮影する(S43)。この顔画像情報はコンピュー
タ21へ送信された後(S44)、重複なく顔画像コー
ド情報が付与されて画像情報データベース35に記録さ
れる(S44a)。
【0059】一方、投票処理プログラム51は、前記押
しボタン信号に対応する接客スタッフID情報を、接客
スタッフ情報ファイル43を参照して割り出す(S4
5)。そして、投票情報データベース31の前記仮の投
票情報に、前記割り出した接客スタッフID情報および
前記顔画像コード情報を付記して、正規の投票情報とし
て記録する(S46)。
【0060】尚、前記初期画面表示処理S1におけるス
テップS14の仮の投票情報の記録、および前記重複投
票判定処理S3におけるステップS32の仮の投票情報
の記録を、このステップS46と一緒に行うことにより
ステップS14およびS32を省略しても良い。次い
で、投票処理プログラム51は、得票数集計データベー
ス33の得票数日計および得票数累計を前記投票情報に
基づいて更新する(S47)。つまり、前記投票情報付
帯の接客スタッフID情報および投票日情報をキーとし
て、前記データベース33中の登録会員用テーブル32
または一般客用テーブル34が備える接客スタッフ情報
テーブルを参照し、該当するレコード32a,34aの
得票数日計および得票数累計に一つずつ加算して更新す
る。
【0061】最後に、投票処理プログラム51は、図1
2に示す終了画面表示処理S5を行う。すなわち、「投
票ありがとうございました。」とのNo.5メッセージ
(謝辞メッセージ)を前記出力手段7の画面7aに表示
するとともに(S52)、カードリーダ9に登録会員カ
ードが挿入されていれば、これを排出する(S53)。
【0062】ここで、このNo.5メッセージの謝辞メ
ッセージに関しては、接客スタッフ毎に固有の謝辞メッ
セージデータが予め用意されている。そして、前記投票
情報付帯の接客スタッフID情報をキーとして、これに
該当する接客スタッフIDの謝辞メッセージデータを読
み出して、前記出力手段7の画面7aに表示する。
【0063】以上説明してきた処理を投票情報プログラ
ム51は順次行って、投票装置3を介して客からの投票
情報を記録していく。
【0064】−−集計処理プログラム−− 集計処理プログラム53は、前記投票情報データベース
31および得票数集計データベース33に基づいて、所
定期間に亘ってなされた投票を、所定期日に接客スタッ
フ毎に得票数集計して、その集計結果を得票数表示手段
としてのプリンタやモニタへ送信して表示するものであ
る。例えば、本実施形態にあっては、毎月の最終営業日
の営業終了時に集計処理プログラム53は自動起動し
て、月間の得票数集計するとともに、その集計結果をプ
リンタにて印刷する。
【0065】この集計処理プログラム53は、米マイク
ロソフト社の「Microsoft Excel」(商標)といった汎
用表計算ソフトにより実現することができて、様々な集
計パターンで得票数集計することができる。その幾つか
の集計パターンを、その集計表を図13〜図16に例示
しつつ説明する。
【0066】(a)登録会員総得票数集計表 図13に示す登録会員総得票数集計表61は、登録会員
だけの投票情報に基づいて接客スタッフ毎の月間の得票
数を集計したものである。この集計表61には、順位、
接客スタッフID、接客スタッフ氏名、および一ヶ月分
の得票数累計といった表示項目が、得票数累計の多い接
客スタッフ順に上から下へと一覧表示されており、もっ
て各接客スタッフに対する登録会員の好感度を、一見し
て比較対照できるようになっている。
【0067】前記集計処理プログラム53はこの集計表
61を次のようにして作成する。 先ず、月末の最終の投票日をキーとして前記得票数集
計データベース33の登録会員用テーブル32を参照
し、その中の接客スタッフ情報テーブルに記録された得
票数累計を、全接客スタッフ情報テーブルについて読み
出す。そして得票数累計の多い接客スタッフ順に前記
表示項目を並べて記す。
【0068】尚、この集計表61紙面の上段には、この
得票数累計のベースとなった月が示されており、この集
計結果を、各店の月間MVPの表彰等に用いることもで
きる。尚、本実施形態にあっては月間集計をするように
なっているが、四半期毎、期毎等に集計しても良い。更
には年間集計して、年末に最多得票者を年間MVPとし
て表彰しても良い。
【0069】(b)一般客総得票数集計表 図14に示す集計表63は、登録会員以外の一般客の投
票情報に基づいて、接客スタッフ毎の月間の得票数を集
計したものである。この集計表63は、得票数集計デー
タベース33の一般客用テーブル34を参照して形成さ
れること以外は、前記登録会員総得票数集計表61と同
じであるので、その説明は省略する。
【0070】(c)接客スタッフ別顧客一覧リスト 図15に示す一覧リスト65は、登録会員の投票情報に
基づいて、接客スタッフ別に接客スタッフの顧客を一覧
表示したものであり、すなわち、特定の接客スタッフに
対して投票した登録会員を、投票数の多い順にリストア
ップして形成される。一覧リスト65の表示項目は、順
位、登録会員ID、登録会員氏名、投票数、および登録
会員の顔写真である。この投票数の集計は、接客スタッ
フIDをキーとして前記投票情報データベース31を参
照し、該当する投票情報がある度に、登録会員ID毎に
投票数をカウントアップしてなされる。尚、この投票数
集計は、ある期間になされた投票に対して行うこともで
きる。すなわち、投票日情報が前記期間内となっている
投票情報のみを先ず抽出して、これら投票情報に基づい
て前記投票数のカウントアップをすれば良い。
【0071】また、前記登録会員の顔写真には、画像情
報データベース35に格納されている前記顔画像コード
情報付帯の顔画像情報が使用される。尚、この顔画像情
報は、最近の顔がわかるように最新のものが使用され
る。この最新の顔画像情報の検索は、投票日情報を参照
して前記登録会員による最近の投票情報を割り出して、
この投票情報の顔画像コード情報から、前記画像情報デ
ータベース35中の最近の顔画像情報を見つけ出すこと
でなされる。
【0072】(d)登録会員別高好感度接客スタッフ一
覧リスト 図16に示す一覧リスト67は、登録会員の投票情報に
基づいて、登録会員別に、その登録会員が好感する接客
スタッフを一覧表示したものであり、すなわち、特定の
登録会員が投票した接客スタッフを、得票数の多い順に
リストアップして形成される。この一覧リスト67の表
示項目は、順位、接客スタッフID、接客スタッフ氏
名、および得票数である。この得票数の集計は、登録会
員IDをキーとして前記投票情報データベース31を参
照し、該当する投票情報がある度に、接客スタッフID
毎に得票数をカウントアップしてなされる。尚、この得
票数集計は、ある期間になされた投票に対して行うこと
もできるのは、前述と同様である。
【0073】この一覧リスト67の上段に記された前記
登録会員のID、登録会員氏名の右横には、この登録会
員の最近の顔写真が対応して添付されており、この一覧
リストに関する登録会員の顔がわかるようになってい
る。
【0074】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変
形が可能である。 (A)本実施形態においては、投票装置3の接客スタッ
フ掲示手段5として、パネル5aに各顔写真フィルム5
bを配する一方、これに対応させて押しボタン5cを設
けた構成を示したが、これに限るものではない。例え
ば、前記各顔写真フィルム5bの代わりに、パネル5a
上に縦横にCRTまたは液晶ディスプレイを並列配置す
る。そして、各ディスプレイに、前記押しボタン5cに
対応付けて表示位置番号を重複なく割り当てる一方、前
記データ記録装置23のデータベースに予め格納された
各接客スタッフの画像情報に前記表示位置番号を対応付
けて、これらを各ディスプレイに表示させるようにして
も良い。この構成によれば接客スタッフの動画も表示す
ることもできて、接客スタッフの実印象に近づけること
ができる。また、前記データベースの画像情報の表示位
置番号を、定期的に、前記得票数の集計結果または乱数
データ等に基づき入れ替えて更新しても良く、例えば、
得票数集計の度に、得票数の高い順に並べ替えても良
い。
【0075】また、前記複数のCRTまたは液晶ディス
プレイに代えて分割表示可能なCRTまたは液晶ディス
プレイを一つ配置して、各分割表示域に各接客スタッフ
の顔画像を出力するようにしても良い。これは、前記各
分割表示域に重複なく表示位置番号を割り当てる一方、
前記データ記録装置23のデータベースには、各接客ス
タッフの画像情報を前記表示位置番号に対応付けて予め
格納させて、前記表示位置番号に従って各画像情報を前
記ディスプレイへ送信するようにして構成される。そし
て、この構成によれば、ディスプレイが一つで済むため
装置構成が簡単になる。更には、このディスプレイにタ
ッチパネル機能を付加して、各接客スタッフの分割表示
域を触れることにより、その接客スタッフに対して投票
できるように構成しても良い。
【0076】(B)本実施形態においては、各種データ
ベースおよび情報ファイルを格納するデータ記録装置2
3を投票装置3内に収容して、スタンドアローン構成の
好感度調査システム1を示したが、これに限るものでは
ない。例えば、各種データベースおよび情報ファイルを
管理するホストコンピュータを一つ配置する一方、この
ホストコンピュータに、各店舗に配置した複数の投票装
置3をLANやインターネット等の情報通信回線にて相
互に通信可能に接続して、前記データベース等を一箇所
にて集中管理するようにしても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示す発
明によれば、各接客スタッフに対する客の好感度を定量
的に評価することができるので、接客スタッフ間に競争
意識を芽生えさせて接客サービスの質のレベルアップが
図れ、もって接客スタッフの印象を全体的に向上するこ
とができる。
【0078】請求項2に示す発明によれば、各接客スタ
ッフは自分に投票してくれた客の容姿を認識することが
可能となるので、以後の接客に反映させて、コミュニケ
ーションの充実等、サービスの一層の向上に繋げること
ができる。
【0079】請求項3に示す発明によれば、登録会員が
好感する接客スタッフと、一般客が好感する接客スタッ
フとをそれぞれに順位付けして割り出すことができる。
【0080】請求項4に示す発明によれば、接客スタッ
フ毎に、その接客スタッフに対して高い好感度をいだい
ている登録会員を割り出して好感度の高い順に順位付け
ることができるので、これを以後の接客サービスに反映
させることができる。
【0081】請求項5に示す発明によれば、単一の登録
会員IDを用いた組織票的な投票行為を防止することが
できるので、得票数の集計結果の信頼性を向上できる。
【0082】請求項6に示す発明によれば、簡単に客へ
のメッセージを変更することができて、メンテナンス性
に優れる。
【0083】請求項7に示す発明によれば、得票した接
客スタッフの謝辞を、投票した客に対して即座に伝える
ことができる。
【0084】請求項8に示す発明によれば、客は自分が
好感する接客スタッフに容易に票を投じることができる
ので、投票数は増えて、その集計結果はより信頼性の高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接客スタッフの好感度調査システ
ムにおける一実施形態の基本構成図である。
【図2】登録会員情報ファイルのレコードを示す図であ
る。
【図3】接客スタッフ情報ファイルのレコードを示す図
である。
【図4】投票情報データベースのレコードを示す図であ
る。
【図5】得票数集計データベースのレコードを示す図で
ある。
【図6】メッセージデータベースのレコードを示す図で
ある。
【図7】投票処理プログラムのフローチャートである。
【図8】投票処理プログラムにおける初期画面表示処理
のフローチャートである。
【図9】投票処理プログラムにおける登録会員判定処理
のフローチャートである。
【図10】投票処理プログラムにおける重複投票判定処
理のフローチャートである。
【図11】投票処理プログラムにおける投票情報取り込
み処理のフローチャートである。
【図12】投票処理プログラムにおける終了画面表示処
理のフローチャートである。
【図13】集計処理プログラムにより作成された登録会
員総得票数集計表である。
【図14】集計処理プログラムにより作成された一般客
総得票数集計表である。
【図15】集計処理プログラムにより作成された接客ス
タッフ別顧客一覧リストである。
【図16】集計処理プログラムにより作成された登録会
員別高好感度接客スタッフ一覧リストである。
【符号の説明】 1 接客スタッフの好感度調査システム 3 投票装置 5 接客スタッフ掲示手段 5a 掲示用パネル 5b 顔写真フィルム(容姿画像) 5c 投票用押しボタン(スイッチ) 21 制御用コンピュータ(コンピュータ) 31 投票情報データベース(データベース) 33 得票数集計データベース(データベース)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに接続された投票装置を用
    いて、接客スタッフに対する客の好感度を調査する好感
    度調査システムであって、 前記投票装置は、各接客スタッフを識別可能に掲示する
    とともに、該接客スタッフ毎に対応させて票を投じさせ
    るためのスイッチを備え、 前記コンピュータは、前記スイッチからのスイッチ信号
    を、投票情報として、得票した接客スタッフのID情報
    に対応付けて投票日情報と共に記録するデータベース
    と、該データベースの投票情報に基づき、接客スタッフ
    毎に得票数を集計する得票数集計手段と、該得票数集計
    手段による集計結果を表示する得票数表示手段とを備え
    ることを特徴とする接客スタッフの好感度調査システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記投票装置は、投票者を撮像する撮像
    手段を備え、 前記コンピュータは、前記撮像手段から送信される画像
    情報を前記投票情報に関連付けて前記データベースに記
    録することを特徴とする請求項1に記載の接客スタッフ
    の好感度調査システム。
  3. 【請求項3】 前記データベースは、各登録会員に付与
    された登録会員IDを予め格納した登録会員情報ファイ
    ルを備える一方、前記投票装置は登録会員ID入力手段
    を備え、 前記コンピュータは、前記登録会員情報ファイルを参照
    して、前記入力手段から入力された登録会員ID情報と
    一致する番号が存在する場合には、該登録会員ID情報
    を付帯させて前記投票情報を前記データベースに記録
    し、 前記得票数集計手段は、前記接客スタッフ毎の得票数
    を、登録会員とそれ以外の一般客とに分けて集計するこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の接
    客スタッフの好感度調査システム。
  4. 【請求項4】 前記得票数集計手段は、前記各接客スタ
    ッフの得票数を登録会員毎に集計することを特徴とする
    請求項3に記載の接客スタッフの好感度調査システム。
  5. 【請求項5】 前記登録会員の投票当日の重複投票を禁
    止すべく、 前記コンピュータは、前記投票当日と同日の投票日情報
    が対応付けられた投票情報を前記データベースから読み
    出して、これら投票情報が付帯するいずれかの登録会員
    ID情報が、前記入力手段から入力された登録会員ID
    情報と一致する場合には、前記データベースへの投票情
    報の記録を規制することを特徴とする請求項3または4
    のいずれかに記載の接客スタッフの好感度調査システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記投票装置は、画像または音声の少な
    くともいずれか一方を出力する店舗側メッセージ出力手
    段を備える一方、 前記コンピュータは、前記データベースに予め格納され
    た、画像データまたは音声データの少なくともいずれか
    一方からなるメッセージデータを読み出して、前記店舗
    側メッセージ出力手段へ送信することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の接客スタッフの好感度調
    査システム。
  7. 【請求項7】 前記メッセージデータには、各接客スタ
    ッフ固有の、投票に対する謝辞メッセージデータを含
    み、 前記コンピュータは、前記スイッチからのスイッチ信号
    に対応する接客スタッフの謝辞メッセージデータを前記
    店舗側メッセージ出力手段へ送信することを特徴とする
    請求項6に記載の接客スタッフの好感度調査システム。
  8. 【請求項8】 前記投票装置は、各接客スタッフの容姿
    画像を一覧的に並列表示する接客スタッフ掲示手段を備
    え、 該接客スタッフ掲示手段は、前記各容姿画像に対応付け
    て前記スイッチを備えていることを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載の接客スタッフの好感度調査シ
    ステム。
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