JP2003194416A - 熱交換システム - Google Patents

熱交換システム

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JP2003194416A
JP2003194416A JP2001399926A JP2001399926A JP2003194416A JP 2003194416 A JP2003194416 A JP 2003194416A JP 2001399926 A JP2001399926 A JP 2001399926A JP 2001399926 A JP2001399926 A JP 2001399926A JP 2003194416 A JP2003194416 A JP 2003194416A
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Japan
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heat exchange
gas passage
exchange unit
heat
heat transfer
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JP2001399926A
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English (en)
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Tatsumura Mo
立群 毛
Fumitaka Kikutani
文孝 菊谷
Masamitsu Kondo
正満 近藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで耐久性に優れた高効率の熱交換
システムを実現する。 【解決手段】 一次ガス通路17中のガスと熱交換する
主熱交換器18と、二次ガス通路16中のガスと熱交換
する熱交換ユニット14とからなり、熱交換ユニット1
4は内管13と、内管13を覆う外装部12と、内管1
3の略軸方向に沿う伝熱フィンとを備え、二次ガス通路
16内を流れるガスの流れ方向は熱交換ユニット14の
軸方向と略一致させている。これによって、耐久性と熱
効率に優れた熱交換システムを実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用又は業務用
の燃焼装置を用いた熱交換システムに関し、更に詳しく
は給湯または暖房などの燃焼ガス中の水蒸気潜熱を回収
して熱効率の大幅な向上を図った潜熱回収熱交換システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱交換装置は第一の例と
して、例えば、特開2000−146304公報に記載
されている図10のようなものがあった。図10におい
て、1は銅製の通水管、2は切削または転造加工によっ
てフィン山3を形成した厚肉のアルミ製フィンチュー
ブ、4はフィンチューブ2を囲む熱交換室側板、そし
て、5は通水管1と接合している銅製のU字管である。
フィンチューブ2は熱交換室側板4で囲まれており、ま
た、通水管1はフィンチューブ2内に挿通されている。
【0003】上記構成において、上流側で大部分の熱を
奪われ、200〜300°C低温となった燃焼排気ガス
は、さらにフィンチューブ2に熱を奪われ、水蒸気が凝
縮して結露水を生成し、さらに100°C以下の排気ガ
スとなって排出される。ここで炭酸や硝酸イオンを含む
酸性結露水によって、フィンチューブ2及びフィン山3
は腐食されるが、通水管1を覆うアルミ製フィンチュー
ブ2は厚肉としたため、時間経過による通水管1までの
腐食進行を遅らせて、ある程度の耐久性を保障するよう
にしていた。
【0004】また、第二の例として、図11に示すよう
に特開2000−146305公報に記載されたものが
あった。図11において、6は銅製の通水管、7はアル
ミまたはステンレス鋼で形成された受熱管、8は受熱管
7の外周に植え立てたアルミまたはステンレス鋼で形成
されたプレートフィン、9は熱交換室を構成する側板で
ある。そして、受熱管7内に通水管6を挿通し、通水管
6を拡管加工することによって、通水管6、受熱管7、
フィンプレート8を一体的に接合させた構成としてい
る。
【0005】上記の銅製の通水管6をアルミまたはステ
ンレス鋼で形成された受熱管7で覆うような構成によっ
て、燃焼ガスに接触する部分には、アルミまたはステン
レス鋼などの耐食性素材が用いられ、銅製の通水管6を
酸性結露水による腐食から保護することが可能となっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第一の例における熱交換装置の構成では、燃焼ガス
に接触する部分には、フィン山3を有するアルミ製のフ
ィンチューブ2が用いられたため、燃焼ガス中の水蒸気
による酸性結露水がアルミ表面に付着した際に、水酸化
アルミが形成され、熱膨張してフィン山3の間の燃焼ガ
ス通路を閉塞してしまい、時間が経過するとこの閉塞状
況が進行して排気不良による不完全燃焼の発生や燃焼装
置の着火不良を発生してしまうという課題があった。そ
して、アルミを肉厚構成にするために熱交換器が大型に
なるという課題もあった。
【0007】また、上記従来の第二の例における熱交換
装置の構成では、燃焼ガスに接触する部分には、ステン
レス鋼製の受熱管7の外周に、ステンレス製のフィンプ
レート8が植え立てられ、拡管工法によって形成される
構成になっているため、運転と停止による加熱と冷却の
繰り返しによって、フィンプレート8と受熱管7の接合
する部分には隙間ができてしまい、熱の伝わりが悪くな
り、所期の高い熱効率が得られなくなるという課題があ
った。一方、隙間の発生を防止するためにロー付け加工
をする場合には高価なステンレス鋼用のロー材や、銅に
比べ高温度域の炉設備が必要で制作費が大幅に高くなっ
てしまうという課題があった。
【0008】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、酸性結露水による腐食を防止するとともに、小型で
耐久性に優れた高効率の熱交換システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するもので、一次ガス通路と、一次ガス通路中
のガスと熱交換する主熱交換器と、一次ガス通路の下流
側に位置する二次ガス通路と、二次ガス通路中のガスと
熱交換する熱交換ユニットとからなり、熱交換ユニット
は内管と、内管を覆う外装部と、外装部に設けた内管の
略軸方向に沿う伝熱フィンとを備え、二次ガス通路内を
流れるガスの流れ方向は熱交換ユニットの軸方向とを略
一致させた熱交換システムである。
【0010】上記の熱交換システムにおいて、熱交換ユ
ニットは二次ガス通路に配置し、内管を通水し、内管の
表面を例えば耐食性のよい外装部で覆い、伝熱フィンを
有する外装部はガスに接触するような構成によって、内
管とガスとの接触を遮断し、例えばガスの凝縮によって
形成される酸性結露水による内管腐食を防ぐとともに、
熱交換ユニットの内管の軸方向をガスの流れ方向と略一
致させることによって、ガスは内管の略軸方向に沿って
配置される各伝熱フィンの表面に沿って流れることがで
きるため、各伝熱フィンの表面は伝熱面として有効に働
き熱交換効率を向上させることができる。
【0011】このように、容易になおかつ比較的簡単な
工法で熱伝達率の低いガス側において、ガスを伝熱フィ
ン表面に沿って流すことによって、必要な伝熱面積を確
保でき内管内を通水する水と伝熱フィン表面を流れるガ
スとの熱交換は効果的に行うことができるため、耐久性
の優れた高効率の熱交換ユニット及びそれを用いた熱交
換システムを提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に係る熱交換システム
は、一次ガス通路と、一次ガス通路中のガスと熱交換す
る主熱交換器と、一次ガス通路の下流側に位置する二次
ガス通路と、二次ガス通路中のガスと熱交換する熱交換
ユニットとからなり、熱交換ユニットは内管と、内管を
覆う外装部と、外装部に設けた内管の略軸方向に沿う伝
熱フィンとを備え、二次ガス通路内を流れるガスの流れ
方向は熱交換ユニットの軸方向と略一致させた構成にな
っている。
【0013】上記の熱交換システムにおいて、熱交換ユ
ニットは二次ガス通路に配置し、内管を通水し、内管の
表面を例えば耐食性のよい外装部で覆い、伝熱フィンを
有する外装部はガスに接触するような構成によって、内
管とガスとの接触を遮断し、例えばガスの凝縮によって
形成される酸性結露水による内管腐食を防ぐとともに、
熱交換ユニットの内管の軸方向をガスの流れ方向と略一
致させることによって、ガスは内管の略軸方向に沿って
配置される各伝熱フィンの表面に沿って流れることがで
きるため、各伝熱フィンの表面は伝熱面として有効に働
き熱交換効率を向上させることができる。
【0014】このように、容易になおかつ比較的簡単な
工法で熱伝達率の低いガス側において、ガスを伝熱フィ
ン表面に沿って流すことによって、必要な伝熱面積を確
保でき内管内を通水する水と伝熱フィン表面を流れるガ
スとの熱交換は効果的に行うことができるため、加工性
高く、耐久性のよい高効率熱交換ユニットとそれを用い
た熱交換システムを提供することができる。
【0015】請求項2に係る熱交換システムは、請求項
1記載の構成に加えて、複数枚の伝熱フィンは一枚の伝
熱板によって構成され、外装部と一体化となる熱交換ユ
ニットを備える構成になっている。
【0016】上記熱交換システムにおいて、一枚の伝熱
板を折り曲げて外装部を構成すると同時に複数の伝熱フ
ィンを構成することによって、伝熱フィンは外装部と一
体化になり、内管の軸方向に沿う伝熱フィンの端部は伝
熱板の折り曲げ部になるため、例え結露水が生じる環境
に使用される時、結露水が伝熱フィンの端部継目から熱
交換ユニット内に入ることを防ぎ熱交換ユニットの耐久
性を向上させることができる。
【0017】このように、容易なおかつ簡単な工法で熱
交換ユニットを製作することができ低コストの耐久性の
よい高効率熱交換ユニットとそれを用いた熱交換システ
ムを提供することができる。
【0018】請求項3に係る熱交換システムは、請求項
1または請求項2記載の構成に加えて、一次ガス通路と
二次ガス通路は流れ変更部を介して連通し、二次ガス通
路を流れるガスの流れ方向と、一次ガス通路を流れるガ
スの流れ方向とを異なるような構成になっている。
【0019】上記熱交換システムにおいて、一次ガス通
路と二次ガス通路は流れ変更部を介して連通し、二次ガ
ス通路を流れるガスの流れ方向は、一次ガス通路を流れ
るガスの流れ方向と角度を持つような構成で、一次ガス
通路と二次ガス通路を偏向させることによって、二次ガ
ス通路に配置した熱交換ユニットで発生した結露水を一
次ガス通路へ影響を及ぼさないとともに、二次ガス通路
中の熱交換ユニットの軸方向をガス流れ方向と一致させ
ることが簡単にできる。
【0020】請求項4に係る熱交換システムは、請求項
3記載の構成に加えて、熱交換ユニットを二次ガス通路
に配置するとともに、少なくとも流れ変更部の一部にも
設けた構成になっている。
【0021】上記熱交換システムにおいて、熱交換ユニ
ットを流れ変更通路の一部に設けることによって、流れ
変更部にてガスの熱を奪い、ガスの温度を飽和温度に近
いところまで低下させるため、流れ変更部の下流側の二
次ガス通路で結露を集中的に発生させることができる。
よって、ガス通路の空間を有効に利用し、コンパクト化
を実現するとともに、結露発生部を結露水除外しやすい
二次ガス通路に集中させることができ、熱効率の向上が
図れる。
【0022】請求項5に係る熱交換システムは、請求項
3または請求項4記載の構成に加えて、二次ガス通路に
配置される熱交換ユニットの内管と流れ変更部に配置さ
れる熱交換ユニットの内管とを共通ヘッダーを介して連
通している構成になっている。
【0023】上記熱交換システムにおいて、それぞれ二
次ガス通路に配置される熱交換ユニットの内管と流れ変
更部に配置される熱交換ユニットの内管は共通ヘッダー
を介して連通しているため、それぞれ二次ガス通路に配
置する熱交換ユニットと流れ変更部に配置する熱交換ユ
ニットは同様なもので加工でき、さらに加工後の折り曲
げの必要がなく、それぞれの熱交換ユニットの内管を連
通させることができる。また、共通ヘッダーを用いるた
め、U字管などで内管を繋ぐ必要もなく小スペースで内
管を連通させることができる。
【0024】請求項6に係る熱交換システムは、請求項
1〜5のいずれかの1項に記載の構成に加えて、熱交換
ユニットの内管の一方はヘッダー入水室と連通し、他方
はヘッダー出水室と連通する請求構成になっている。
【0025】上記の熱交換システムにおいて、複数の熱
交換ユニットの内管を繋ぐ方法として、熱交換ユニット
の内管の一方はヘッダー入水室と連通させ、他方はヘッ
ダー出水室と連通させることによって、隣接熱交換ユニ
ットの内管の繋ぎ部に水が溜まることがなく冬場の滞留
水凍結による内管破損を防ぐと当時に、熱交換ユニット
の内管を流れる水の管路圧力損失も低減させることがで
きる。
【0026】請求項7に係る熱交換システムは、請求項
1〜6のいずれか1項に記載の構成に加えて、熱交換ユ
ニットの伝熱フィンには別部品である増設フィンを取り
つけた構成になっている。
【0027】上記の熱交換システムにおいて、熱交換ユ
ニットの外装部と一体化で構成される伝熱フィンに増設
フィンを取りつけることによって、簡単な工法で伝熱面
積を増やすことができ、より効率よく熱交換させること
ができる。
【0028】請求項8に係る熱交換システムは、請求項
1〜7のいずれか1項に記載の構成に加えて、伝熱フィ
ンは内管の軸方向に沿って螺旋状とした構成になってい
る。
【0029】上記の熱交換システムにおいて、伝熱フィ
ンを内管の軸方向に沿って螺旋状にしたことによって、
内管の略軸方向に沿って流れるガスはこの螺旋状の伝熱
フィンによって、伝熱フィン近傍のガス流れを螺旋のよ
うに偏向させるため、ガス流れの撹乱機能を果たし、熱
交換効果を高めることができる。
【0030】請求項9に係る熱交換システムは、請求項
1〜8のいずれか1項に記載の構成に加えて、熱交換ユ
ニットの伝熱フィンまたは外装部の表面に、境界層発達
防止手段を設けた構成になっている。
【0031】上記の熱交換システムにおいて、熱交換ユ
ニットの伝熱フィンまたは外装部の表面に、境界層発達
防止手段を設けることによって、ガスが伝熱フィンまた
は外装部の表面に沿って流れ、境界層の発達に起因する
伝熱悪化を防ぐことができるため、熱交換を効果的に行
うことを維持し、高効率の熱交換システムを提供でき
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0033】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける熱交換ユニットの斜視図で、図2は同熱交換ユニッ
トを用いた熱交換システムの構成図である。図1と図2
において、10は1枚の例えばステンレス鋼などの耐食
性材料或いは表面処理を施した材料を用いた伝熱板で、
この伝熱板10を折り曲げて、複数の平板状の伝熱フィ
ン11a、11b、11c、11dと一体化で構成する
外装部12が銅などの高熱伝導性の材料を用いた内管1
3を覆い一体化して熱交換ユニット14を構成してい
る。15a、15bは伝熱フィンを形成する伝熱板10
を止める溶接手段であり、例えば15aはスポット溶接
で、15bはシームレス溶接である。この熱交換ユニッ
ト14は複数個を二次ガス通路16中に配置されてい
る。熱交換ユニット14の設置は、内管13の軸方向は
二次ガス通路16を流れる燃焼ガスの流れ方向と略一致
する構成になっている。
【0034】17は二次ガス通路16の上流側に位置す
る一次ガス通路で、この一次ガス通路17内には、フィ
ン管18aが複数本配置され主熱交換器18を構成して
いる。さらに一次ガス通路17の上流側に燃焼室19が
設けられており、燃料ガスを燃焼するバーナ20で生成
する燃焼ガスAを一次ガス通路17へ案内している。こ
のように、燃焼ガスAの流れは燃焼室19→一次ガス通
路17→二次ガス通路16の順になっている、一方、燃
焼ガスと熱交換する流体例えば水の流れは熱交換ユニッ
ト14→主熱交換器18の順になっている。
【0035】また、図2において、21は二次ガス通路
16の下流側に設けられている排出流れ偏向部で、熱交
換ユニット14で熱交換行った後の排気ガスCは排出流
れ偏向部21にて上向き流れるようになり、排出通路2
2を流れた後、排気口23から排出される。24は熱交
換ユニット14で生じた結露水を捕集し、中和する中和
装置である。また、図2において、25は並設される熱
交換ユニット14の内管13同士を連通させるU字管
で、26は熱交換ユニット14の入水口で、27は熱交
換ユニット14の出水口である。Bは二次ガス通路16
を流れる低温燃焼ガスを示す。
【0036】以上のように構成された熱交換システムに
ついて、以下動作、作用を説明する。バーナ20の燃焼
によって燃焼室19内で形成される高温燃焼ガスAは一
次ガス通路17を通過し、一次ガス通路17の中に配置
されるフィン管14内を流れる予温水を加熱した後、低
温燃焼ガスとなって、この低温の燃焼ガスBが二次ガス
通路16に流入する。
【0037】この時、二次ガス通路16内において、伝
熱フィン11a、11b、11c、11dなどを通じて
内管13内を流れる水を予熱することによって、上記の
低温の燃焼ガスBはさらに低温の排気ガスCとなり、燃
焼排気ガス中の水蒸気は凝縮潜熱を奪われて外装部12
の表面で凝縮水となる。この凝縮水にはCO2やNOx
どのガスが溶解しているため、酸性(pH=2〜4)を
示す。発生した凝縮水は更に低温となった排気ガスCと
ともに下向きに流れ、二次ガス通路16から排出され中
和装置24へ流入し中和される。一方更に低温となった
排気ガスCは排出流れ偏向部21で偏向を受け、再び排
出通路22を上方に流れ排気口23から大気に排出され
る。
【0038】一方、加熱流体である水は熱交換ユニット
14の入水口26から熱交換ユニット14の内管13内
へ導入され、二次ガス通路16を通過する燃焼ガスBか
ら水蒸気潜熱を奪い給水時よりやや温度が高い予温水と
なって、熱交換ユニット14の出水口27から導出され
る。そして、この予温水は一次ガス通路17に配置され
た主熱交換器18内のフィン管18aに流れ、一次ガス
通路17を通過する燃焼ガスAと熱交換し所定の温度ま
で加熱された後出湯する。
【0039】このように、一枚の伝熱板10で構成され
る複数の伝熱フィン11a、11b、11c、11dと
一体構成の外装部12を用いて、内管13を覆い、一体
化として構成された熱交換ユニット14は、伝熱板10
を例えばステンレス鋼などの耐食性材料や、防食処理を
することによって、別材料または別手段で伝熱フィンを
立てる必要なく、燃焼ガス中に含まれるCO2やNOx
が溶解することによる酸性結露水の腐食から内管13を
保護し耐久性を向上させることができる。
【0040】熱交換ユニット14の内管13の軸方向
を、二次ガス通路16を流れる低温燃焼ガスBの流れ方
向と略一致させることによって、燃焼ガスBは内管13
の略軸方向に沿って、各伝熱フィン11a、11b、1
1c、11dの表面に沿って流れることができるため、
各伝熱フィンの表面は伝熱面として有効に働き、熱交換
を効率よく向上させることができる。
【0041】なお、本実施例において、一本の熱交換ユ
ニット14に伝熱フィン11a、11b、11c、11
dを設けているが、ガス流れ状態に応じて、伝熱フィン
の数、角度、半径方向長さなどを調整しても、同様な効
果が得られる。
【0042】なお、本実施例において、熱交換ユニット
14の内管13の軸方向を、二次ガス通路16を流れる
低温燃焼ガスBの流れ方向と略一致させる構成とした
が、熱交換ユニット14の内管13の軸方向を燃焼ガス
Bの流れ方向と角度を持たせ、例えば90度近く角度の
場合、燃焼ガスBの流れ方向と交差する伝熱フィンを比
較的短くすることで、流れの妨害或いは無効な伝熱面積
を少なくし、同様な効果が得られる。
【0043】(実施例2)図3は本発明の実施例2にお
ける熱交換ユニットを用いた熱交換システムの構成図を
示す。本実施例において、実施例1と異なる点は、図3
に示すごとく二次ガス通路16は流れ変更部16aを介
して一次ガス通路17と連通しており、二次ガス通路1
6を流れるガスの流れ方向は、一次ガス通路17を流れ
るガスの流れ方向と略180度を持つことである。な
お、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明
は省略する。
【0044】このように、熱交換ユニット14の内管1
3の軸方向を、二次ガス通路16を流れる低温燃焼ガス
Bの流れ方向と略一致させることによって、燃焼ガスB
が内管13の略軸方向に沿って配置される各伝熱フィン
11a、11b、11c、11dの表面に沿って流れる
ことができるため、各伝熱フィンの表面は伝熱面として
有効に働き、熱交換を効率よく向上させることができ
る。
【0045】また、一枚の伝熱板10で外装部12を構
成しながら、複数の伝熱フィン11a、11b、11
c、11dが立てられるので、簡単な工法で、熱伝達率
の低い燃焼ガス側により多くの伝熱面積を確保すること
ができ、効果的な熱交換が図れ、高効率の熱交換システ
ムを提供することができる。
【0046】また、本実施例において、二次ガス通路1
6は流れ変更部16aを介して一次ガス通路17と連通
し、二次ガス通路16を流れるガスの流れ方向を、一次
ガス通路17を流れるガスの流れ方向と略180度を持
たせることによって、全熱交換システムとして、二次ガ
ス通路が設けられていない場合と比べ、上方への体積増
加が押さえられ、奥行方向の体積増加で対応できるの
で、コンパクトな熱交換システムを提供することができ
る。
【0047】また、本実施例において、二次ガス通路1
6を流れる燃焼ガスBの流れ方向は下向きとなっている
ため、熱交換ユニット14の表面で結露水が生じた場
合、燃焼ガスBの流れ方向、結露水の重力方向、落下方
向が一致することになり、結露水の熱交換ユニット14
の表面から離脱促進が図れる。
【0048】(実施例3)図4は本発明の実施例3にお
ける熱交換ユニットを示しており、図5は同熱交換ユニ
ットを用いた熱交換システムの構成図を示す。本実施例
において、実施例2と異なる点は、図4に示すごとく熱
交換ユニット30を構成する内管29は曲がり部28を
有する丸管であり、熱交換ユニット30は二枚の伝熱板
31、32をそれぞれ折り曲げて、複数の平板状の伝熱
フィン31a、31b、31c、31dと32a、32
b、32c、32dと一体化で構成するそれぞれの外装
部33、34が曲がり部28を介して内管29を覆い一
体化して構成されることと、図5に示すごとく熱交換ユ
ニット30は二次ガス通路16に配置するとともに、流
れ変更部16aにも設けることである。また、図5に示
すように、熱交換ユニット30の曲がり部28は二次ガ
ス通路16および流れ変更部16a外に設置されてい
る。なお、実施例2と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0049】このように、二枚の伝熱板31、32がそ
れぞれ折り曲げられ、それぞれ伝熱フィン31a、31
b、31c、31dと32a、32b、32c、32d
と一体構成の外装部33、34を用いて、曲がり部28
を有する内管29を覆い、一体化として構成された熱交
換ユニット30は、伝熱板31、32を例えばステンレ
ス鋼などの耐食性材料や、防食処理をすることによっ
て、別材料または別手段で伝熱フィンを立てる必要な
く、燃焼ガス中に含まれるCO2やNOxが溶解するこ
とによる酸性結露水の腐食から内管29を保護し耐久性
を向上させることができる。
【0050】このように、主熱交換器18を通過し流れ
変更部16aを流れる燃焼ガスの流れ方向は 流れ変更
部16aに設置される熱交換ユニット30の部分の軸方
向と略一致するとともに、二次ガス通路16を流れる低
温燃焼ガスBの流れ方向は二次ガス通路16内に設置さ
れる熱交換ユニット30の部分の軸方向とも略一致する
ことになる。よって、流れ変更部16aと二次ガス通路
16に設置される熱交換ユニット30は、燃焼ガスが各
伝熱フィン31a、31b、31c、31dと32a、
32b、32c、32dの表面に沿って流れることがで
きるため、各伝熱フィンの表面は伝熱面として有効に働
き、熱交換を効率よく向上させることができる。このよ
うに、流れ変更部16aと二次ガス通路16に曲がり部
28を有する熱交換ユニット30を設けることによっ
て、有効に空間を利用でき、コンパクトな熱交換システ
ムが実現できる。
【0051】また、熱交換ユニット30を流れ変更通路
16aの一部に設けることによって、流れ変更部16a
にて燃焼ガスの熱を奪い、燃焼ガスの温度を飽和温度に
近いところまで低下させるため、流れ変更部16aの下
流側に位置する二次ガス通路16で結露を集中的に発生
させることができる。よって、燃焼ガス通路の空間を有
効に利用し、コンパクト化を実現するとともに、結露発
生部を結露水除外しやすい二次ガス通路16に集中させ
ることができ、熱効率の向上が図れる。
【0052】また、熱交換ユニット30の曲がり部28
を二次ガス通路16および流れ変更部16a外に設置す
ることによって、伝熱板31、32に覆われていない内
管29の曲がり部28は燃焼ガスに曝されることがない
ため、例え内管29の材質が高熱伝導性の銅などである
場合、燃焼ガスの結露水によって腐食される心配がな
い。
【0053】(実施例4)図6は本発明の実施例4にお
ける熱交換ユニットを用いた熱交換システムの構成図を
示す。本実施例において、実施例3と異なる点は、熱交
換ユニットは実施例1で用いられた熱交換ユニット14
と同様なものであることと、図6に示すごとく二次ガス
通路16に設置される熱交換ユニット14の内管13と
流れ変更部16aに設置された熱交換ユニット14の内
管13とは共通ヘッダー35に連通していることであ
る。なお、実施例3で用いられた曲がり部28を有する
内管29で構成される熱交換ユニット30は本実施例で
廃止する。なお、実施例3と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0054】このように、それぞれ二次ガス通路16に
配置される熱交換ユニット14の内管13と流れ変更部
16aに配置される熱交換ユニットの内管13は、共通
ヘッダー35を介して連通しているため、それぞれ二次
ガス通路に配置する熱交換ユニット14と流れ変更部に
配置する熱交換ユニット14は同様なもので加工でき、
さらに加工後の折り曲げの必要がなく、それぞれの熱交
換ユニット14の内管13を連通させることができるた
め、入水口26から入水された水は二次ガス通路16に
設置される熱交換ユニット14の内管13を通し、共通
ヘッダーを経て、流れ変更部16aに設置される熱交換
ユニット14の内管13へ流入し、出水口27から流出
しフィン管18aへ流れることが可能になる。
【0055】さらに、複数の熱交換ユニット14を並設
した場合、例え入水口26、出水口27はともに並設さ
れた熱交換ユニット14のヘッダー式入水口、出水口で
あると、水は複数の熱交換ユニット14の内管13を並
行に流れていく、均一に燃焼ガスから熱交換でき、より
高効率な熱交換システムが得られる。
【0056】また、共通ヘッダー35を用いるため、U
字管などで内管を繋ぐ必要もなく小スペースで内管13
を連通させることができる。
【0057】また、熱交換ユニット14を流れ変更通路
16aの一部に設けることによって、流れ変更部16a
にて燃焼ガスの熱を奪い、燃焼ガスの温度を飽和温度に
近いところまで低下させるため、流れ変更部16aの下
流側の二次ガス通路16で結露を集中的に発生させるこ
とができる。よって、燃焼ガス通路の空間を有効に利用
し、コンパクト化を実現するとともに、結露発生部を結
露水除外しやすい二次ガス通路16に集中させることが
でき、熱効率の向上が図れる。
【0058】また、共通ヘッダー35を二次ガス通路1
6および流れ変更部16a外に設置することによって、
共通ヘッダー35は燃焼ガスに曝されることがなく燃焼
ガスの結露水によって腐食される心配がないことによっ
て、加工性のよい銅などの材料で加工できるため、より
実現性のよい熱交換システムが得られる。
【0059】(実施例5)図7は本発明の実施例5にお
ける熱交換ユニットを用いた熱交換システムの構成図を
示す。本実施例において、実施例2と異なる点は、複数
個並設された熱交換ユニット14の内管13の一方はヘ
ッダー式の入水室36、他方はヘッダー式の出水室37
と連通していることである。なお、実施例2に用いた近
接熱交換ユニット14の内管を連通するU字管25、熱
交換ユニット14の入水口26と出水口27は本実施例
で廃止する。なお、実施例2と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0060】近接の熱交換ユニット14同士の内管13
は一般的にU字管で繋ぎ、水回路を形成することが多い
が、このように、並設される複数個熱交換ユニット14
の内管13の一方をヘッダー式の入水室36、他方を同
じくヘッダーの出水室37と連通させることによって、
水が入水室36から供給され、並設される熱交換ユニッ
ト14の内管13を均一に流れることができるため、低
水路圧損を図りながら、均一に燃焼ガスと熱交換でき、
よい高効率の熱交換システムが実現できる。
【0061】また、複数近接熱交換ユニット14の内管
13の出入口をヘッダー式の入水室36または出水室3
7と連通させることによって、U字管などで近接内管1
3を繋いだ場合で生じたU字管最下部の水滞留問題をな
くすことができ、U字管最下部で滞留した水の凍結によ
る損害を防ぐことができる。
【0062】(実施例6)図8は本発明の実施例6にお
ける熱交換ユニットを示す。本実施例において、実施例
1と異なる点は、熱交換ユニット14の伝熱フィン11
b、外装部12、伝熱フィン11dにまたがり増設フィ
ン38が取り付けられることである。39は増設フィン
38を伝熱フィン11b、11dに密接固定するための
例えばスポット手段である。なお、本実施例において、
実施例1で用いられた伝熱フィン11a、11cは廃止
する。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0063】このように、熱交換ユニット14に別部品
である増設フィン38を取りつけることによって、簡単
な工法で伝熱面積を増やすことができ、熱交換ユニット
の本数を増やさずにより効率よく熱交換させることがで
きる。
【0064】また、本実施例での増設フィン38は外装
部12と密接しているため、外装部12で覆われている
内管13内の水は燃焼ガスとの熱交換をより効率よく行
わせることができる。
【0065】また、本実施例での増設フィン38の高さ
を低くし、熱交換ユニット14の略軸方向に流れる燃焼
ガスの流れ妨害にならないようにすることが実用上より
好ましい。また、熱交換ユニット14の略軸方向に沿っ
て伝熱フィン11b、11dと外装部12の表面を流れ
る燃焼ガスに対して、増設フィン38はこれら表面で境
界層の発達妨害になっているため、境界層の発達による
伝熱性悪化も防止できる。
【0066】なお、本実施例において、伝熱フィン11
b、外装部12、伝熱フィン11dにまたがって増設フ
ィン38を取りつけるとしたが、伝熱フィン11b、或
いは伝熱フィン11dの表面に増設フィンを取りつけて
も同様な効果が得られる。
【0067】(実施例7)本発明の本実施例7におい
て、実施例1と異なる点は、伝熱フィン11a、11
b、11c、11dが熱交換ユニット14の軸方向に沿
って螺旋状になっていることである。なお、実施例1と
同一図面を用いて説明する。
【0068】このように、伝熱フィン11a、11b、
11c、11dを熱交換ユニット14の軸方向に沿って
螺旋状にしたことによって、熱交換ユニット14の略軸
方向に沿って流れるガスはこの螺旋状の伝熱フィンによ
って、伝熱フィン近傍のガス流れを螺旋のように偏向さ
せるため、ガス流れの撹乱機能を果たし、熱交換効果を
高めることができる。
【0069】(実施例8)図9は本発明の実施例8にお
ける熱交換ユニットを示す。実施例1と異なる点は、図
9に示す如く熱交換ユニット14の伝熱フィン11a、
11b、11c、11dと外装部12の表面に、境界層
発達防止手段である外輪40を取りつけたことである。
なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説
明は省略する。
【0070】このように、熱交換ユニット14の伝熱フ
ィン11a、11b、11c、11dと外装部12の表
面に、境界層発達防止手段である外輪40を設けること
によって、燃焼ガスが伝熱フィン11a、11b、11
c、11dまたは外装部12の表面に沿って流れ、境界
層の発達に起因する伝熱悪化が生じる場合、発達した境
界層を形成することを防ぐことができるため、熱交換を
効果的に行うことを維持し、高効率の熱交換システムを
提供できる。
【0071】なお、前記各実施例において、燃料ガスに
ついて説明したが、石油燃料やその他の燃料を使用した
場合でも同様の効果が実現できる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜9に記載の発
明によれば、酸性結露水による腐食を防止し、所期性能
が維持できて耐久性がよく、かつ高効率コンパクトな熱
交換システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における熱交換ユニットの斜
視図
【図2】同熱交換ユニットを用いた熱交換システムの構
成図
【図3】本発明の実施例2における熱交換システムの構
成図
【図4】本発明の実施例3における熱交換ユニットの斜
視図
【図5】同熱交換ユニットを用いた熱交換システムの構
成図
【図6】本発明の実施例4における熱交換システムの構
成図
【図7】本発明の実施例5における熱交換システムの構
成図
【図8】本発明の実施例6における熱交換ユニットの斜
視図
【図9】本発明の実施例7における熱交換ユニットの斜
視図
【図10】従来の熱交換装置の要部図
【図11】従来の他の熱交換装置の要部図
【符号の説明】
10、31、32 伝熱板 11a、11b、11c、11d 伝熱フィン 12 外装部 13、29 内管 14、30 熱交換ユニット 16 二次ガス通路 16a 流れ変更部 17 一次ガス通路 18 主熱交換器 31a、31b、31c、31d 伝熱フィン 32a、32b、32c、32d 伝熱フィン 33、34 外装部 35 共通ヘッダー 36 入水室 37 出水室 38 増設フィン 40 外輪(境界層発達防止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 正満 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L036 AA06 AA09 3L103 AA35 BB43 CC02 CC27 DD08 DD33 DD42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次ガス通路と、前記一次ガス通路中の
    ガスと熱交換する主熱交換器と、前記一次ガス通路の下
    流側に位置する二次ガス通路と、前記二次ガス通路中の
    ガスと熱交換する熱交換ユニットとからなり、前記熱交
    換ユニットは内管と、前記内管を覆う外装部と、前記外
    装部に設けた前記内管の略軸方向に沿う伝熱フィンとを
    備え、前記二次ガス通路内を流れるガスの流れ方向は前
    記熱交換ユニットの軸方向と略一致させた熱交換システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複数枚の伝熱フィンは一枚の伝熱板によ
    って構成され、外装部と一体化となる熱交換ユニットを
    備えた請求項1記載の熱交換システム。
  3. 【請求項3】 一次ガス通路と二次ガス通路は流れ変更
    部を介して連通し、二次ガス通路を流れるガスの流れ方
    向と、一次ガス通路を流れるガスの流れ方向とを異なる
    ようにした請求項1または請求項2記載の熱交換システ
    ム。
  4. 【請求項4】 熱交換ユニットを二次ガス通路に配置す
    るとともに、少なくとも流れ変更部の一部にも設けた請
    求項3記載の熱交換システム。
  5. 【請求項5】 二次ガス通路に配置される熱交換ユニッ
    トの内管と流れ変更部に配置される熱交換ユニットの内
    管とを共通ヘッダーを介して連通させた請求項3または
    請求項4記載の熱交換システム。
  6. 【請求項6】 熱交換ユニットの内管の一方は入水室と
    連通し、他方は出水室と連通する請求項1〜5のいずれ
    か1項記載の熱交換システム。
  7. 【請求項7】 伝熱フィンには別部品である増設フィン
    を取りつけた請求項1〜6のいずれか1項記載の熱交換
    システム。
  8. 【請求項8】 伝熱フィンは内管の軸方向に沿って螺旋
    状とした請求項1〜7のいずれか1項記載の熱交換シス
    テム。
  9. 【請求項9】 伝熱フィンまたは外装部の表面には、境
    界層発達防止手段を設けた請求項1〜8のいずれか1項
    記載の熱交換システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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