JP2003193918A - 吸気装置 - Google Patents

吸気装置

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JP2003193918A
JP2003193918A JP2001396257A JP2001396257A JP2003193918A JP 2003193918 A JP2003193918 A JP 2003193918A JP 2001396257 A JP2001396257 A JP 2001396257A JP 2001396257 A JP2001396257 A JP 2001396257A JP 2003193918 A JP2003193918 A JP 2003193918A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブローバイガスによるクリーナフィルタの汚
れを防止する吸気装置を提供する。 【解決手段】 (a)吸気中の異物を除去するクリーナ
フィルタ16を有し、クリーナフィルタ16を通過した
吸気をクリーナ出口18から流出させるエアクリーナ部
10と、(b)クリーナ出口18の下流側に連通する容
積室22を有し、容積室22に連通しエンジンで生じる
ブローバイガスを容積室22へ流入させる連通口28が
設けられる容積部20と、(c)容積室22内に開口す
る導入口40を一端部に有し、一部分が容積室22内に
突出するように設けられ、エンジンへの吸入空気を通過
させる吸気通路32を形成する通路部30とから吸気装
置2を構成する。吸気装置2において、ブローバイガス
は連通口28から一旦、容積室22内に導入された後、
クリーナ出口18から流出する吸気流れと合流し導入口
40に導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「内燃機関」をエンジンという)の吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアクリーナで清浄にした吸気を
インテークマニホールド等を通じ内燃機関の各気筒に供
給する吸気装置が知られている。エアクリーナは、吸気
中の異物を除去するクリーナフィルタ(エレメント)を
クリーナケース内に収容し、ダスティサイドから流入し
フィルタを通過した空気をクリーンサイドのクリーナ出
口から流出させる。
【0003】一般にエンジンの燃焼室では、ピストンと
シリンダ壁との間隙を通じクランクケース内に漏れ出る
ブローバイガスが発生する。このブローバイガスを吸気
装置に還流し再燃焼させる技術として、ブローバイガス
還元装置(PCV;PositiveCrankcase Ventilation)
が公知である。PCVには、ブローバイガスの全量を吸
気装置のエアクリーナに導くシールドシステムと、エア
クリーナを通過した新気をクランクケース内に供給しつ
つブローバイガスをインテークマニホールドに導くクロ
ーズドシステムとがある。シールドシステムでは、クラ
ンクケース内に連通する通路を通じてブローバイガスが
クリーナケースのクリーンサイド内に直接に導かれる。
またクローズドシステムでは、クランクケース内に新気
を導く通路がクリーナケースのクリーンサイド内に連通
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シールドシス
テム及びクローズドシステムのいずれにおいても、クリ
ーナケースのクリーンサイド内がクランクケース内に連
通しているため、ブローバイガスに含まれる油滴等の不
純物でクリーナフィルタが汚れその寿命が縮まるという
問題がある。
【0005】ところで、吸気装置は複数の要素で構成さ
れることから、従来、吸気装置の一部をモジュール化し
エンジンに組み付け易くする技術が考えられている。こ
のモジュール化技術の1つに、エアクリーナのクリーナ
ケースとインテークマニホールドとを樹脂材で一体成形
する方法がある。しかし、クリーナケースとインテーク
マニホールドとは比較的大きな要素であるため、エンジ
ンへの組付スペースの形態が変わるとその組付スペース
内に収まらなくなることがあり、その場合には一体成形
品を丸ごと作り替えなければならない。またモジュール
化技術の別の1つに、別体に形成したクリーナケース、
インテークマニホールド等の各構成要素を互いに連結部
材で連結する方法がある。しかし、連結部材を設けるこ
とによる部品点数の増加はコストアップや重量の増大を
招く。
【0006】本発明の目的は、ブローバイガスによるク
リーナフィルタの汚れを防止する吸気装置を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、組付スペースの形態に
応じて容易に組み付けでき、部品点数を低減できる吸気
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の吸気装置によると、ブローバイガスを連通口から一
旦、容積室内に導入した後、クリーナ出口から流出する
吸気流れと合流させ導入口に導く。それにより、ブロー
バイガスを導入口に導く前に容積室に留めさせ、ブロー
バイガスに含まれる油滴等の不純物を容積室内に滴下さ
せたり、容積室を作る壁に付着させることができる。し
たがって、クリーナ出口から導入口に向かう吸気流れに
逆行してブローバイガスがクリーナ出口に向かって流
れ、エアクリーナ部に流入することがあっても、ブロー
バイガス中の不純物が除去されているのでクリーナフィ
ルタの汚染を防止でき、クリーナフィルタの寿命が長く
なる。
【0008】本発明の請求項2に記載の吸気装置による
と、ブローバイガスは連通口から容積室へ一旦流入した
後、容積室内の導入口からエンジンに向かって吸気通路
を流通する。そのため、ブローバイガスを導入口から吸
気通路に流す前に容積室に留めさせ、ブローバイガスに
含まれる油滴等の不純物を容積室内に滴下させたり、容
積室を作る壁に付着させることができる。したがって、
クリーナ出口から導入口に向かう吸気流れに逆行してブ
ローバイガスがクリーナ出口に向かって流れ、エアクリ
ーナ部に流入することがあっても、ブローバイガス中の
不純物が除去されているのでクリーナフィルタの汚染を
防止でき、クリーナフィルタの寿命が長くなる。
【0009】本発明の請求項3に記載の吸気装置による
と、導入口は、クリーナ出口側に向かって開口し、連通
口は、導入口から離間した吸気通路の下流側近傍位置に
設けられる。これにより、連通口から導入口に至るブロ
ーバイガスの経路を長く確保でき、ブローバイガスが容
積室に滞留し易くなる。そのため、導入口とクリーナ出
口との間にブローバイガスが到達するまでに、より多く
の不純物を除去することができる。したがって、ブロー
バイガスによるクリーナフィルタの汚れの防止効果が向
上する。
【0010】本発明の請求項4に記載の吸気装置による
と、エアクリーナ部のクリーナケースと通路部のインテ
ークマニホールドとが互いに別体に形成され、それらク
リーナケース及びインテークマニホールドを連結するブ
ラケットがエンジンに固定される。換言すれば、吸気装
置をエンジンに固定するブラケットでクリーナケースと
インテークマニホールドとが連結されるので、部品点数
を低減できる。また組付スペースの形態に応じてクリー
ナケースとインテークマニホールドとの相対位置を変え
ることで、組付スペースに容易に組み付けできる。
【0011】本発明の請求項5に記載の吸気装置による
と、ブラケットは、吸気管とインテークマニホールドと
の接合界面に介装されるので、例えばブラケット及び吸
気管を同じ締結ボルトでインテークマニホールドに固定
する等して、部品点数及び組付工数の削減を図ることが
できる。
【0012】尚、請求項4及び5に記載の吸気装置は容
積部を必須の構成要件として備えているが、容積部を設
けずに通路部の導入口をクリーナ部のクリーナ出口に直
接に連通させる以外は請求項4及び5に記載の吸気装置
と同一の構成で吸気装置を構成してもよい。本発明の請
求項6に記載の吸気装置によると、容積ケースはクリー
ナケースと一体に形成されているので、容積ケースとク
リーナケースとを接合するための部品が不要となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
一実施例を図面に基づいて説明する。本発明の一実施例
による吸気装置を図1〜図3に示す。吸気装置2は、エ
アクリーナ部10、容積部20、通路部30及びブラケ
ット50を備え、エンジンのヘッドカバー60にブラケ
ット50で固定される。
【0014】エアクリーナ部10は、ダスティサイドケ
ース12と、クリーナケースとしてのクリーンサイドケ
ース14と、クリーナフィルタ16とを有する。ダステ
ィサイドケース12は、内部に吸気を流入させるクリー
ナ入口17を形成している。クリーンサイドケース14
は、内部から吸気を流出させるクリーナ出口18を形成
している。クリーンサイドケース14はダスティサイド
ケース12に接続され、その接続側端部にクリーナフィ
ルタ16を収容している。クリーナフィルタ16は、例
えば不織布、濾紙等で形成されている。クリーナ入口1
7から流入した空気はクリーナフィルタ16を通過する
ことで吸気中に含まれる異物を除去される。クリーナフ
ィルタ16を通過した清浄な吸気はクリーナ出口18か
らエアクリーナ部10の外部に流出する。
【0015】容積部20は、容積室22を内壁24で形
成する容積ケース26を有する。容積ケース26は、例
えば樹脂材等でクリーンサイドケース14と一体に形成
されている。クリーナ出口18の下流側が容積ケース2
6の内壁24に開口し、容積室22に連通している。ク
リーナ出口18から容積室22に流出する吸気は反復流
を生じつつ概ね図1の実線矢印A方向に流れる。容積ケ
ース26は、クリーナ出口18とは異なる位置で内壁2
4に開口する連通口28を形成している。連通口28
は、通路部30(吸気管34)の導入口40よりもクリ
ーナ出口18からの吸気流れ方向Aの前側で、吸気管3
4の吸気通路32aの下流側近傍となる位置に設けら
れ、導入口40から離間している。連通口28は、容積
ケース26とエンジンのクランクケース(図示しない)
との間に架設された連通管62(図2参照)の内孔を通
じてクランクケース内に連通している。エンジンで生じ
たブローバイガスは、連通口28から容積室22内に流
入(導入)可能である。尚、連通管62は、例えば従来
のシールドシステム型のPCVでブローバイガス導入用
の管に相当するものであってもよいし、クローズドシス
テム型のPCVで新気供給用の管に相当するものであっ
てもよい。
【0016】通路部30は、吸気通路32の上流側32
aを形成する吸気管34と、吸気通路32の下流側32
bを形成するスロットル36及びインテークマニホール
ド38とを有する。吸気管34はL字状に延びるように
形成され、下流側端部35aを除く部分が容積ケース2
6の容積室22内に突出し収容されている。吸気管34
の下流側端部35aは容積ケース26を貫通し、その容
積ケース26の貫通部分に気密に固定されている。吸気
管34は上流側端部35bで容積室22内のクリーナ出
口18近傍に開口し、その開口により導入口40を形成
している。導入口40は、クリーナ出口18から容積室
22に流出する吸気流れの延長線上でクリーナ出口18
側に向かって開口し、連通口28には向き合っていな
い。クリーナ出口18から流出した吸気は容積室22内
を図1のA方向に流れ、導入口40に導かれる。連通口
28から容積室22に流入したブローバイガスは、例え
ば図1に破線矢印Bで示すように導入口40とクリーナ
出口18との間に導かれ、クリーナ出口18から流出し
た吸気流れと合流して導入口40に流入する。
【0017】スロットル36は吸気管34の下流側に接
合されている。スロットル36は図示しないスロットル
弁を収容し、そのスロットル弁の開度を制御することで
吸気通路32の吸気流量を調整する。インテークマニホ
ールド38はスロットル36の下流側に接合されてい
る。インテークマニホールド38は複数の分岐管39に
より吸気通路32(32b)を分岐している。各分岐管
39の下流側はエンジンの各気筒(図示しない)に接続
され、各気筒の流路に吸気通路32を連通させている。
吸気管34の導入口40に導かれた吸気及びブローバイ
ガスは、吸気管34内を通過しスロットル36で流量調
整された後、インテークマニホールド38からエンジン
の各気筒に導入される。スロットル36及びインテーク
マニホールド38が特許請求の範囲に記載の「インテー
クマニホールド」を構成している。
【0018】図1、図3及び図4に示すように、ブラケ
ット50の第一連結部52は吸気管34とスロットル3
6との接合界面に介装され、吸気管34とスロットル3
6とを締結する第一締結ボルト53でスロットル36に
固定されている。ブラケット50の第二連結部54は、
クリーンサイドケース14の外壁に突出形成されたフラ
ンジ15aに第二締結ボルト55で固定されている。す
なわちスロットル36及びインテークマニホールド38
とクリーンサイドケース14とは、ブラケット50の第
一連結部52及び第二連結部54を介して連結されてい
る。ブラケット50の固定部56は第一連結部52と第
二連結部54との間に設けられており、エンジンのヘッ
ドカバー60に第三締結ボルト57で固定される。尚、
吸気装置2ではブラケット50による固定を補助するた
め、クリーンサイドケース14の外壁にフランジ15a
とは別に突出形成されたフランジ15b、容積ケース2
6の外壁に突出形成されたフランジ27等がヘッドカバ
ー60にボルト固定される。
【0019】次に、吸気装置2をエンジンに組み付ける
方法について説明する。 (1)クリーンサイドケース14と容積ケース26との
一体形成物に、クリーナフィルタ16及びダスティサイ
ドケース12を組み付け、吸気管34を固定する。それ
とは別に、スロットル36とインテークマニホールド3
8とを互いに接合する。 (2)ブラケット50の第二連結部54をクリーンサイ
ドケース14のフランジ15aに第二締結ボルト55で
締結する。 (3)吸気管34とスロットル36との間にブラケット
50の第一連結部52を挟み、吸気管34及びブラケッ
ト50を共に第一締結ボルト53でスロットル36に締
結する。これによりスロットル36及びインテークマニ
ホールド38とクリーンサイドケース14とが連結さ
れ、吸気装置2が1つのモジュールとして形成される。 (4)モジュール化された吸気装置2をエンジン周りの
組付スペースに配置し、ブラケット50の固定部56を
ヘッドカバー60に第三締結ボルト57で締結する。そ
の他、クリーンサイドケース14のフランジ15b、容
積ケース26のフランジ27等をヘッドカバー60にボ
ルト固定する。 (5)インテークマニホールド38の各分岐管39をエ
ンジンの各気筒に接続する。さらに、容積ケース26と
エンジンのクランクケースとの間に連通管62を配設す
る。
【0020】このように吸気装置2では、エンジンへの
固定と、スロットル36及びインテークマニホールド3
8とクリーンサイドケース14との連結とを1つのブラ
ケット50により実現するので、部品点数を低減でき、
それによりコストの削減と軽量化とを図ることができ
る。また吸気管34とスロットル36とを締結するボル
ト53を利用してブラケット50をスロットル36に取
り付けるので、部品点数及び組付工数を低減できる。さ
らに、ブラケット50の形状を変更するだけでインテー
クマニホールド38とクリーンサイドケース14との相
対位置を変えることができるので、それらインテークマ
ニホールド38とクリーンサイドケース14とを作り替
えることなく各種形態の組付スペースに配置できる。ま
たさらに、吸気装置2を上記(1)〜(3)の手順で予
めモジュール化しておくことができるので、装置の搬送
及び組み付けが容易になる。
【0021】また組付後においてブラケット50は、容
積が大きく重量が重いインテークマニホールド38とク
リーンサイドケース14とを連結支持するので、それら
の間をつなぐ吸気管34に応力が集中することを緩和で
きる。しかもブラケット50は、荷重が加わる各連結部
52,54の間の固定部56でエンジンに固定されるの
で、エンジンによる吸気装置2の支持安定性が向上す
る。
【0022】次に、エンジンに組み付けられた吸気装置
2の作動について説明する。エアクリーナ部10のダス
ティサイドケース12内にクリーナ入口17から取り込
まれた吸気は、クリーナフィルタ16を通ることで異物
を取り除かれた後、クリーンサイドケース14内からク
リーナ出口18を通じ容積室22に流出する。一方、容
積室22には、エンジンで生じたブローバイガスが連通
口28を通じて導かれて、あるいは逆流して流入する。
【0023】クリーナ出口18から流出した吸気と連通
口28から流入したブローバイガスは合流し、導入口4
0から吸気管34内に流入する。吸気装置2では、導入
口40がクリーナ出口18側に向かって開口し、連通口
28が、導入口40から離間して吸気管34の吸気通路
32aの下流側近傍となる位置で開口し、導入口40に
は向き合っていない。そのため、連通口28から導入口
40に至るブローバイガスの経路を長く確保でき、ブロ
ーバイガスを容積室22に滞留させ易い。この容積室2
2での滞留により、ブローバイガスに含まれる油滴等の
不純物が容積ケース26内に滴下したり、内壁24に付
着するので、ブローバイガスが導入口40とクリーナ出
口18との間に到達するまでにブローバイガス中の不純
物濃度を低下させることができる。したがって、吸気の
反復流によりブローバイガスがクリーナ出口18からク
リーナケース14内に流入しクリーナフィルタ16に達
したとしても、クリーナフィルタ16の汚染を防止する
ことができる。
【0024】上述のようにして導入口40から吸気管3
4内に流入した吸気及びブローバイガスはスロットル3
6で流量調整され、インテークマニホールド38の各分
岐管39からエンジンの各気筒に供給される。吸気管3
4内に流入するブローバイガスは不純物の含有濃度が低
くされているので、吸気管34の内壁への不純物の付着
も防止できる。
【0025】以上説明した上記実施例では、通路部30
のうち吸気通路32の上流側32a及び導入口40を形
成する部分が吸気管34で構成されていたが、例えば容
積室内に仕切部材を設け、その仕切部材と容積ケースの
内壁とで吸気通路及び導入口を形成してもよい。また上
記実施例では、吸気管34とインテークマニホールド3
8との間にそれらとは別体のスロットル36が設けられ
ていたが、例えば吸気管やインテークマニホールドにス
ロットルを一体形成してもよい。
【0026】さらに上記実施例では、容積部20を備え
る吸気装置2にブラケット50を設けた例を示したが、
容積部を設けずに通路部(吸気管)の導入口をエアクリ
ーナ部(クリーナケース)のクリーナ出口に直接接続し
た構成の吸気装置に、本発明に従うブラケットを適用す
るようにしてもよい。さらに上記実施例では、クリーナ
ケースとしてのクリーンサイドケース14と容積ケース
26とが一体に形成されていたが、クリーナケースと容
積ケースとを別体に形成してもよい。
【0027】さらに上記実施例では、容積部20を備え
る吸気装置2が、スロットル36及びインテークマニホ
ールド38とクリーンサイドケース14とを連結するブ
ラケット50によりエンジンに固定される例を示した
が、そのようなブラケット50を用いないで、例えばイ
ンテークマニホールドだけに接合されるブラケットによ
りエンジンに固定するようにしてもよい。さらに上記実
施例では、エンジンのヘッドカバー60に吸気装置2が
固定されていたが、エンジンのうち例えばシリンダヘッ
ドに直接、吸気装置を固定してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による吸気装置を示す一部切
り欠き平面図である。
【図2】本発明の一実施例による吸気装置を示す正面図
である。
【図3】本発明の一実施例による吸気装置をエンジンに
組み付けた状態を示す部分側面図である。
【図4】本発明の一実施例によるブラケットを示す正面
図である。
【符号の説明】
2 吸気装置 10 エアクリーナ部 12 ダスティサイドケース 14 クリーンサイドケース(クリーナケース) 16 クリーナフィルタ 17 クリーナ入口 18 クリーナ出口 20 容積部 22 容積室 24 内壁 26 容積ケース 28 連通口 30 通路部 32,32a,32b 吸気通路 34 吸気管 36 スロットル(インテークマニホールド) 38 インテークマニホールド 40 導入口 50 ブラケット 52 第一連結部 53 第一締結ボルト 54 第二連結部 55 第二締結ボルト 56 固定部 57 第三締結ボルト 60 エンジンのヘッドカバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気中の異物を除去するクリーナフィル
    タを有し、前記クリーナフィルタを通過した吸気をクリ
    ーナ出口から流出させるエアクリーナ部と、 前記クリーナ出口の下流側に連通する容積室を有し、前
    記容積室に連通し内燃機関で生じるブローバイガスを前
    記容積室へ流入させる連通口が設けられる容積部と、 前記容積室内に開口する導入口を一端部に有し、一部分
    が前記容積室内に突出するように設けられ、前記内燃機
    関への吸入空気を通過させる吸気通路を形成する通路部
    と、を備え、 前記ブローバイガスは前記連通口から一旦、前記容積室
    内に導入された後、前記クリーナ出口から流出する吸気
    流れと合流し前記導入口に導かれることを特徴とする吸
    気装置。
  2. 【請求項2】 吸気中の異物を除去するクリーナフィル
    タを有し、前記クリーナフィルタを通過した吸気をクリ
    ーナ出口から流出させるエアクリーナ部と、 前記クリーナ出口の下流側に連通する容積室を有し、前
    記容積室に連通し内燃機関で生じるブローバイガスを前
    記容積室へ流入させる連通口が設けられる容積部と、 前記容積室内に導入口を形成し、前記クリーナ出口から
    流出する吸気及び前記連通口から流入するブローバイガ
    スを前記導入口から前記内燃機関に向かって流通させる
    吸気通路を形成する通路部と、を備えることを特徴とす
    る吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記導入口は、前記クリーナ出口側に向
    かって開口し、 前記連通口は、前記導入口から離間した前記吸気通路の
    下流側近傍位置に設けられることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記エアクリーナ部は、前記クリーナフ
    ィルタを収容するクリーナケースを有し、 前記通路部は、前記吸気通路の上流側を形成する吸気管
    と、前記吸気管に接合され前記吸気通路の下流側を形成
    するインテークマニホールドとを有し、 前記容積部は、前記クリーナケース及び前記吸気管に接
    合され前記容積室を形成する容積ケースを有し、 前記クリーナケースと前記インテークマニホールドとは
    互いに別体に形成され、 前記吸気装置は、前記クリーナケースと前記インテーク
    マニホールドとを連結するブラケットをさらに備え、そ
    のブラケットが前記内燃機関に固定されることを特徴と
    する請求項1、2又は3に記載の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラケットは、前記吸気管と前記イ
    ンテークマニホールドとの接合界面に介装されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の吸気装置。
  6. 【請求項6】 前記容積ケースは、前記クリーナケース
    と一体に形成されていることを特徴とする請求項4又は
    5に記載の吸気装置。
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