JP2003193904A - 内燃機関用制御装置 - Google Patents

内燃機関用制御装置

Info

Publication number
JP2003193904A
JP2003193904A JP2001392007A JP2001392007A JP2003193904A JP 2003193904 A JP2003193904 A JP 2003193904A JP 2001392007 A JP2001392007 A JP 2001392007A JP 2001392007 A JP2001392007 A JP 2001392007A JP 2003193904 A JP2003193904 A JP 2003193904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
circuit
sensor
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001392007A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Uchiumi
純 内海
Satoshi Hitomi
智 人見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP2001392007A priority Critical patent/JP2003193904A/ja
Publication of JP2003193904A publication Critical patent/JP2003193904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源端子からバッテリが外されたときに検出ユ
ニットのセンサ用内部電源回路に過電圧が印加されるの
を防止する。 【解決手段】主制御ユニット内に電源端子401,40
2間の電圧を検出する電圧検出回路413と、マイクロ
コンピュータが動作しているときに導通して電源端子4
01,402間の電圧を検出ユニット5のセンサ用内部
電源回路502に与えるトランジスタTR2を備えた電
源供給回路412と、電圧検出回路413が過電圧を検
出したときに電源供給回路412のトランジスタTR2
を遮断状態にするスイッチ遮断回路414とを設けて、
過電圧が発生したときにセンサ用内部電源回路に電圧が
与えられるのを阻止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火装
置や燃料噴射装置などの機関の電装品を制御する内燃機
関用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】点火装置や燃料噴射装置などの内燃機関
の電装品を制御する制御装置は、電装品を制御するマイ
クロコンピュータを備えた主制御ユニットと、スロット
ル開度、機関の冷却水温度、大気圧などの各種の制御情
報をマイクロコンピュータに与える検出ユニットとによ
り構成される。
【0003】主制御ユニットは、マイクロコンピュータ
の外に、内燃機関により駆動される発電機の出力でバッ
テリ充電回路を通して充電されるバッテリの両端の電圧
が印加される電源端子と、この電源端子間に印加される
バッテリー電圧(通常24V)を降圧して一定の低電圧
(例えば5V)に変換する制御用内部電源回路とを備え
ていて、この内部電源回路からマイクロコンピュータの
電源端子に電圧を与えることにより、マイクロコンピュ
ータを動作させるようになっている。
【0004】また検出ユニットは、スロットル開度、機
関の冷却水温度、大気圧などの各種の制御情報を検出す
るセンサと、上記バッテリを電源としてセンサに与える
電源電圧を出力するセンサ用内部電源回路とにより構成
される。
【0005】従来の内燃機関用制御装置の概略構成を図
2に示した。同図において、1は内燃機関により駆動さ
れる交流発電機、2は発電機1の出力を整流する整流器
Recとその出力電圧を制御するレギュレータ(図示せ
ず。)とを備えたバッテリ充電回路、3は発電機1の出
力で充電回路2を通して充電されるバッテリ、4は主制
御ユニット、5及び6は検出ユニットである。
【0006】主制御ユニット4は、バッテリ3の出力電
圧が印加される電源端子401,402と、検出信号入
力端子404,405とを有する回路基板407と、こ
の回路基板に実装されたコンピュータ408と、制御用
内部電源回路409と、ノイズ除去用のフィルタ回路4
10及び411とからなっている。
【0007】主制御ユニットの電源端子401,402
間にはコンデンサC1が接続され、コンデンサC1の両
端の電圧がダイオードD1を通して制御用内部電源回路
409に入力されている。
【0008】制御用内部電源回路409は、コンデンサ
C2,C3と、電圧調整素子としてのNPNトランジス
タTR1と、ツェナーダイオードZD1と、抵抗R1,
R2とを有する安定化電源回路で、コンデンサC3の非
接地側の端子から抵抗R2を通して出力端子409aが
導出され、出力端子409aと接地間から一定の直流電
圧Vccを出力する。出力端子409aと接地間に得ら
れる電圧Vccは、抵抗R2を通してマイクロコンピュ
ータ408の電源端子408aと接地間に印加されてい
る。
【0009】検出ユニット5は、センサ501と、セン
サ501に電源電圧を与えるセンサ用内部電源回路50
2とからなり、センサユニット6は、センサ601と、
センサ601に電源電圧を与えるセンサ用内部電源回路
602とからなっている。
【0010】センサ用内部電源回路502及び602
は、それぞれバッテリ3の両端の電圧を直接入力とし
て、センサ501及び601を駆動するための電源電圧
を出力するように設けられている。
【0011】センサ501は例えばスロットルセンサで
あり、センサ601は例えば大気圧センサである。
【0012】なお図2に示した例では検出ユニットが2
つ設けられているが、更に多くの検出ユニットが設けら
れることもあり、検出ユニットが1つだけ設けられるこ
ともある。
【0013】マイクロコンピュータ408は、検出ユニ
ット5及び6から与えられる制御情報に対して、内燃機
関に燃料を供給する燃料噴射装置や内燃機関用点火装置
などの電装品を制御する。
【0014】図2に示した制御装置においては、万一機
関の運転中にバッテリが外されると、電源端子401,
402間に高い電圧が印加される。このとき電源回路4
09のトランジスタが破壊すると、マイクロコンピュー
タ408に過電圧が印加されてマイクロコンピュータが
破壊する。従って、この種の制御装置では、制御用内部
電源回路409のトランジスタTR1として、コレクタ
・エミッタ間の耐電圧が高いものを用いて、マイクロコ
ンピュータ408に過電圧が印加されるのを防止してい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した内燃機関
用制御装置においては、機関の運転中にバッテリが外さ
れたときに検出ユニット5及び6の内部電源回路502
及び602にも過電圧が印加される。そのため、従来の
制御装置では、これらの電源回路も制御用内部電源回路
409と同様の安定化電源回路により構成して、電圧調
整用のトランジスタとしてコレクタエミッタ間の耐電圧
が高いものを用いることにより、センサを過電圧から保
護するようにしていた。
【0016】このように従来の制御装置では、主制御ユ
ニット4内に設ける電源回路409だけでなく、検出ユ
ニットの電源回路にも耐電圧が高い大形で高価な電圧調
整用の素子(上記の例ではトランジスタ)を用いる必要
があったため、検出ユニットが大形になる上にそのコス
トが高くなるという問題があった。
【0017】本発明の目的は、検出ユニットの内部電源
回路に過電圧保護対策を講じる必要性をなくして、検出
ユニットの小形化とコストの低減とを図った内燃機関用
制御装置を提供する事にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関によ
り駆動される発電機の出力でバッテリ充電回路を通して
充電されるバッテリの両端の電圧が印加される電源端子
と内燃機関の電装品を制御するマイクロコンピュータと
電源端子間の電圧を入力としてマイクロコンピュータに
与える電源電圧を出力する制御用内部電源回路とを有す
る主制御ユニットと、この主制御ユニットに各種の制御
情報を与えるセンサとバッテリを電源としてセンサに与
える電源電圧を出力するセンサ用内部電源回路とを有す
る少なくとも一つの検出ユニットとを備えた内燃機関用
制御装置を対象とする。
【0019】本発明においては、駆動信号が与えられた
ときに導通して主制御ユニットの電源端子間の電圧をセ
ンサ用内部電源回路に入力する電源供給用スイッチを備
えた電源供給回路と、主制御ユニットの電源端子間の電
圧を検出する電圧検出回路と、この電圧検出回路により
検出された電圧が制限値を超えたときに上記電源供給用
スイッチを遮断状態に保持する電源供給用スイッチ遮断
回路とを主制御ユニット内に設ける。
【0020】また、マイクロコンピュータは、上記制御
用内部電源回路から電源電圧が与えられて動作している
間電源供給回路の電源供給用スイッチに与える駆動信号
を発生するようにプログラムされるか、または、検出ユ
ニットのセンサの出力を読み込む間電源供給回路の電源
供給用スイッチに与える駆動信号を発生するようにプロ
グラムされる。
【0021】上記のように制御装置を構成すると、機関
の運転中にバッテリが外されたときに検出ユニットの内
部電源回路に過電圧が印加されるのを防ぐことができ
る。そのため、検出ユニットの内部電源回路の電圧調整
用の素子として耐電圧が低く、小形で安価なものを用い
て、検出ユニットの小形化と、コストの低減とを図るこ
とができる。
【0022】上記電圧検出回路は、電源端子間の電圧を
分圧する抵抗分圧回路と、該分圧回路の出力電圧が制限
値を超えたときに導通するツェナーダイオードとにより
構成するのが好ましい。
【0023】このように電源端子間の電圧を分圧して検
出するようにすると、ツェナーダイオードにかかる電圧
を低くすることができるため、ツェナーダイオードとし
てツェナー電圧が低い安価なものを用いることができ
る。
【0024】また電源供給用スイッチ遮断回路は、ツェ
ナーダイオードが導通したときにベース電流が与えられ
て導通して電源供給用スイッチに与えられる駆動信号を
該電源供給用スイッチから側路するように設けたトラン
ジスタにより構成するのが好ましい。
【0025】上記の構成では、電圧検出回路が過電圧を
検出したときに電源供給用スイッチを遮断状態にする電
源供給用スイッチ遮断回路を設けて、電源供給用スイッ
チをハードウェア的に制御しているが、電源供給用スイ
ッチ遮断回路を設ける代わりに、電圧検出回路が検出し
ている電圧が制限値以下のときに電源供給用スイッチに
与える駆動信号を発生し、電圧検出回路が検出した電圧
が制限値を超えたときに駆動信号の出力を停止するよう
にマイクロコンピュータをプログラムして、電源供給用
スイッチ回路をソフトウェア的に制御するようにしても
よい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図1を参照して本発明の一実
施形態を説明する。
【0027】図1において、1は内燃機関により駆動さ
れる交流発電機、2は発電機1の出力を整流する整流器
Recとその出力電圧を制御するレギュレータとを備え
たバッテリ充電回路、3は発電機1の出力で充電回路2
を通して充電されるバッテリ、4は主制御ユニット、5
は検出ユニットである。
【0028】主制御ユニット4は、バッテリ3の出力電
圧がキースイッチ7を通して印加される電源端子40
1,402と、検出ユニット駆動用電圧出力端子403
と、検出信号入力端子404と、アース端子406とが
設けられた回路基板407と、この回路基板に実装され
たマイクロコンピュータ408、制御用内部電源回路4
09、ノイズ除去用フィルタ回路410、電源供給回路
412、電圧検出回路413、及び電源用スイッチ遮断
回路414とを備えている。
【0029】電源端子401,402間にはコンデンサ
C1が接続され、コンデンサC1の両端の電圧がダイオ
ードD1を通して制御用内部電源回路409に入力され
ている。
【0030】制御用内部電源回路409は、一端が接地
されてバッテリの電圧により抵抗R1を通して充電され
るコンデンサC2と、コンデンサC2の両端に接続され
たツェナーダイオードZD1と、ダイオードD1のカソ
ードにコレクタが接続され、コンデンサC2の非接地側
端子にベースが接続された電圧調整用素子としてのNP
NトランジスタTR1と、トランジスタTR1のエミッ
タと接地間に接続されたコンデンサC3とを備えた安定
化電源回路で、コンデンサC3の非接地側の端子から抵
抗R2を通して出力端子409aが導出されている。
【0031】この電源回路においては、コンデンサC3
の端子電圧がツェナーダイオードZD1のツェナー電圧
未満のときにトランジスタTR1にベース電流が流れて
該トランジスタが導通し、コンデンサC3を充電する。
コンデンサC3がツェナー電圧まで充電されると、トラ
ンジスタTR1にベース電流が流れなくなって該トラン
ジスタが遮断状態になるため、コンデンサC3の充電が
停止する。これらの動作によりコンデンサC3の両端の
電圧が一定に保たれる。出力端子409aと接地間に得
られる電圧Vccは、抵抗R2を通してマイクロコンピ
ュータ408の電源端子408aと接地間に印加されて
いる。
【0032】電源供給回路412は、エミッタが電源端
子401とキースイッチとを通してバッテリ3の正極端
子に接続され、コレクタが抵抗R3とダイオードD2を
通して電圧出力端子403に接続されたPNPトランジ
スタTR2と、トランジスタTR2のベースに抵抗R4
を通してコレクタが接続され、エミッタが接地されたN
PNトランジスタTR3と、トランジスタTR3のベー
スに一端が接続された抵抗R5と、トランジスタTR2
のエミッタベース間に接続された抵抗R6とからなって
いて、抵抗R5の他端がマイクロコンピュータ408の
出力ポートAに接続されている。図示の電源供給回路に
おいては、トランジスタTR2及びTR3と、抵抗R
3,R4,R6とにより、駆動信号が与えられたときに
導通して電源端子間の電圧をセンサ用内部電源回路に入
力する電源供給用スイッチが構成されている。マイクロ
コンピュータ408が実行するプログラムは、電源電圧
が与えられて起動したときに、ポートAから駆動信号を
出力するように構成されている。
【0033】電圧検出回路413は、電源端子401と
接地間に接続された抵抗R6と抵抗R7との直列回路か
らなる抵抗分圧回路と、抵抗R6とR7との接続点にカ
ソードが接続されたツェナーダイオードZD2とからな
っている。
【0034】電源用スイッチ遮断回路414は、エミッ
タが接地され、コレクタがトランジスタTR3のベース
に接続されたNPNトランジスタTR4からなってい
て、トランジスタTR4のベースは電圧検出回路のツェ
ナーダイオードZD2のアノードに接続されている。
【0035】フィルタ回路410は検出信号入力端子4
04に一端が接続されるとともに他端がマイクロコンピ
ュータの入力ポートBに接続された抵抗R8と、抵抗R
8の他端と接地間に接続されたコンデンサC4と、検出
信号入力端子と接地間に接続された抵抗R9と、マイク
ロコンピュータの入力ポートBと接地間に接続されたダ
イオードD3と、マイクロコンピュータの入力ポートB
と内部電源回路409の出力端子との間に接続されたダ
イオードD4とからなっている。
【0036】検出ユニット5は、センサ501と、この
センサに電源電圧を与えるセンサ用内部電源回路502
とからなっている。内部電源回路502は、主制御ユニ
ット4の電源供給回路412のトランジスタ(電源供給
用スイッチ)と電圧出力端子403とを通して与えられ
るバッテリ電圧をセンサ501を駆動するのに適した電
圧に変換してセンサ501の電源端子に与える。
【0037】センサ501の出力は検出信号入力端子4
04とフィルタ回路410とを通してマイクロコンピュ
ータ408の入力ポートBに入力されている。
【0038】なお図1に示した例では、検出ユニットが
1つだけ設けられているが、2以上の検出ユニットを設
けることもできる。このように2以上の検出ユニットを
設ける場合、電源供給回路412はすべての検出ユニッ
トに対して共通に設ければよい。
【0039】図1に示した制御装置において、キースイ
ッチ7が閉じられると、バッテリ3の電圧が電源端子4
01,402間に印加されるため、制御用内部電源回路
409が制御用電圧をマイクロコンピュータ408の電
源端子に与える。これによりマイクロコンピュータが起
動する。マイクロコンピュータが起動すると、そのポー
トAからトランジスタTR3に駆動信号(ベース電流)
が与えられるため、トランジスタTR3が導通する。ト
ランジスタTR3が導通するとトランジスタTR2が導
通するため、電源端子401,402間に印加されてい
るバッテリ電圧がトランジスタTR2のエミッタコレク
タ間と抵抗R3及びダイオードD2とを通して検出ユニ
ット5のセンサ用内部電源回路502に与えられる。こ
れにより内部電源回路502がセンサ501に電源電圧
を与えるため、センサ501が動作を開始する。マイク
ロコンピュータ408は、センサ501から与えられる
制御情報に基づいて点火装置や燃料噴射装置などの制御
対象を制御する。
【0040】機関の運転中にバッテリ3が外されると、
主制御ユニットの電源端子401,402間に過電圧が
印加される。電源端子401,402間に過電圧が印加
されると、電圧検出回路413のツェナーダイオードZ
D2が導通してトランジスタTR4に過電圧検出信号
(ベース電流)を与えるため、スイッチ遮断回路を構成
するトランジスタTR4が導通してトランジスタTR3
のベース電流を該トランジスタTR3から側路する。そ
のため、トランジスタTR3及びTR2が遮断状態にな
り、検出ユニット5の内部電源回路502に印加されて
いた電源電圧が消滅する。
【0041】このように、本発明においては、バッテリ
が外されて過電圧が発生したときに、検出ユニットのセ
ンサ用内部電源回路502に印加されていた電源電圧を
遮断するようにしたので、センサ用内部電源回路502
に用いる電圧調整素子として、耐電圧が低い、小形で安
価なものを用いることができる。
【0042】上記の例では、マイクロコンピュータ40
8に電源電圧が与えられて、該マイクロコンピュータが
起動したときに、ポートAから駆動信号を出力させるよ
うにしたが、マイクロコンピュータ408が検出ユニッ
トのセンサの出力を読み込む間該マイクロコンピュータ
のポートAから駆動信号を出力させるようにしてもよ
い。
【0043】上記の例では、スイッチ遮断回路414を
設けて、電圧検出回路413が過電圧を検出したときに
スイッチ遮断回路414を動作させて電源供給用スイッ
チを遮断するようにしているが、スイッチ遮断回路41
4を省略して、電源供給回路412をソフトウェア的に
制御することもできる。この場合には、電圧検出回路4
13の出力をマイクロコンピュータ408に入力して、
電圧検出回路413が制限電圧を超える過電圧を検出し
たときにマイクロコンピュータ408からトランジスタ
TR3への駆動信号の供給を停止するように、マイクロ
コンピュータが実行するプログラムを構成しておく。
【0044】即ち、電圧検出回路413が検出している
電圧が制限値以下のときに電源供給用スイッチに与える
駆動信号を発生し、電圧検出回路413が検出した電圧
が制限値を超えたときに電源供給用スイッチに与える駆
動信号の出力を停止する電源供給用スイッチ制御手段を
構成するように、マイクロコンピュータをプログラムし
ておく。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主制御
ユニットの電源端子間の電圧を検出して、電源端子間の
電圧が制限値以下のときに検出ユニットの内部電源回路
に電源電圧を与え、電源端子間の電圧が制限値を超えた
ときに検出ユニットの内部電源回路に電源電圧が与えら
れるのを阻止するようにしたので、機関の運転中にバッ
テリが外されたときに検出ユニットの内部電源回路に過
電圧が印加されるのを防ぐことができる。そのため、検
出ユニットの内部電源回路の電圧調整用の素子として耐
電圧が低く、小形で安価なものを用いて、検出ユニット
の小形化と、コストの低減とを図ることができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を概略的に示した回
路図である。
【図2】従来の制御装置の構成を概略的に示した回路図
である。
【符号の説明】
1…発電機、2…バッテリ充電回路、3…バッテリ、4
…主制御ユニット、401,402…電源端子、403
…検出ユニット駆動用電圧出力端子、404…検出信号
入力端子、407…回路基板、408…マイクロコンピ
ュータ、409…制御用内部電源回路、412…電源供
給回路、413…電圧検出回路、414…スイッチ遮断
回路、5…検出ユニット、501…センサ、502…セ
ンサ用内部電源回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関により駆動される発電機の出力
    でバッテリ充電回路を通して充電されるバッテリの両端
    の電圧が印加される電源端子と内燃機関の電装品を制御
    するマイクロコンピュータと前記電源端子間の電圧を入
    力として前記マイクロコンピュータに与える電源電圧を
    出力する制御用内部電源回路とを有する主制御ユニット
    と、前記主制御ユニットに各種の制御情報を与えるセン
    サと前記バッテリを電源として前記センサに与える電源
    電圧を出力するセンサ用内部電源回路とを有する少なく
    とも一つの検出ユニットとを備えた内燃機関用制御装置
    において、 駆動信号が与えられたときに導通して前記電源端子間の
    電圧を前記センサ用内部電源回路に入力する電源供給用
    スイッチを備えた電源供給回路と、前記電源端子間の電
    圧を検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路により
    検出された電圧が制限値を超えたときに前記電源供給用
    スイッチを遮断状態に保持する電源供給用スイッチ遮断
    回路とが前記主制御ユニット内に設けられ、 前記マイクロコンピュータは、前記制御用内部電源回路
    から電源電圧が与えられて動作している間前記電源供給
    回路の電源供給用スイッチに与える駆動信号を発生する
    ようにプログラムされていること、 を特徴とする内燃機関用制御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関により駆動される発電機の出力
    でバッテリ充電回路を通して充電されるバッテリの両端
    の電圧が印加される電源端子と内燃機関の電装品を制御
    するマイクロコンピュータと前記電源端子間の電圧を入
    力として前記マイクロコンピュータに与える電源電圧を
    出力する制御用内部電源回路とを有する主制御ユニット
    と、前記主制御ユニットに各種の制御情報を与えるセン
    サと前記バッテリを電源として前記センサに与える電源
    電圧を出力するセンサ用内部電源回路とを有する少なく
    とも一つの検出ユニットとを備えた内燃機関用制御装置
    において、 駆動信号が与えられたときに導通して前記電源端子間の
    電圧を前記センサ用内部電源回路に入力する電源供給用
    スイッチを備えた電源供給回路と、前記電源端子間の電
    圧を検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路により
    検出された電圧が制限値を超えたときに前記電源供給用
    スイッチを遮断状態に保持する電源供給用スイッチ遮断
    回路とが前記主制御ユニット内に設けられ、 前記マイクロコンピュータは、前記検出ユニットのセン
    サの出力を読み込む間前記電源供給回路の電源供給用ス
    イッチに与える駆動信号を発生するようにプログラムさ
    れていること、 を特徴とする内燃機関用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧検出回路は、前記電源端子間の
    電圧を分圧する抵抗分圧回路と、該分圧回路の出力電圧
    が制限値を超えたときに導通するツェナーダイオードと
    からなり、 前記電源供給用スイッチ遮断回路は、前記ツェナーダイ
    オードが導通したときにベース電流が与えられて導通し
    て前記電源供給用スイッチに与えられる駆動信号を該電
    源供給用スイッチから側路するトランジスタからなって
    いること、 を特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用制御
    装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関により駆動される発電機の出力
    でバッテリ充電回路を通して充電されるバッテリの両端
    の電圧が印加される電源端子と内燃機関の電装品を制御
    するマイクロコンピュータと前記電源端子間の電圧を入
    力として前記マイクロコンピュータに与える電源電圧を
    出力する制御用内部電源回路とを有する主制御ユニット
    と、前記主制御ユニットに各種の制御情報を与えるセン
    サと前記バッテリを電源として前記センサに与える電源
    電圧を出力するセンサ用内部電源回路とを有する少なく
    とも一つの検出ユニットとを備えた内燃機関用制御装置
    において、 駆動信号が与えられたときに導通して前記電源端子間の
    電圧を前記センサ用内部電源回路に入力する電源供給用
    スイッチを備えた電源供給回路と、前記電源端子間の電
    圧を検出する電圧検出回路とが前記主制御ユニット内に
    設けられ、前記マイクロコンピュータは、前記電圧検出
    回路が検出している電圧が制限値以下のときに前記電源
    供給用スイッチに与える駆動信号を発生し、前記電圧検
    出回路が検出した電圧が制限値を超えたときに前記駆動
    信号の出力を停止するようにプログラムされているこ
    と、 を特徴とする内燃機関用制御装置。
JP2001392007A 2001-12-25 2001-12-25 内燃機関用制御装置 Pending JP2003193904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001392007A JP2003193904A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 内燃機関用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001392007A JP2003193904A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 内燃機関用制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003193904A true JP2003193904A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27599435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001392007A Pending JP2003193904A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 内燃機関用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003193904A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005121620A1 (ja) 2004-06-07 2005-12-22 Yazaki Corporation 電磁弁の駆動方法、電磁弁駆動装置及び電線着色装置
WO2006001372A1 (ja) 2004-06-25 2006-01-05 Yazaki Corporation 着色ノズル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005121620A1 (ja) 2004-06-07 2005-12-22 Yazaki Corporation 電磁弁の駆動方法、電磁弁駆動装置及び電線着色装置
WO2006001372A1 (ja) 2004-06-25 2006-01-05 Yazaki Corporation 着色ノズル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5937829A (en) Fuel pump drive apparatus for fuel injection equipment for internal combustion engine
TWI513131B (zh) 電壓調節器及其過低電壓保護電路
JP6610073B2 (ja) 点火装置
EP2149959A2 (en) Battery charging apparatus
JP2001508638A (ja) 三相発電機の出力電圧の制御装置
JP3614174B2 (ja) 車両用交流発電機の制御装置
JP4188290B2 (ja) 内燃機関点火装置
JP2003193904A (ja) 内燃機関用制御装置
JPH06284596A (ja) 車両用交流発電機の電圧調整器
JPH04334769A (ja) 内燃機関用点火装置
JPH11136853A (ja) 短絡保護機能を有する負荷駆動装置
JPH07231691A (ja) 送風ファンの駆動装置
US4418311A (en) Battery charge indicating system
US5796181A (en) Alternating current generator control apparatus for vehicle
JP3512987B2 (ja) 筒内噴射式インジェクタの制御装置
JP4122892B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP4935223B2 (ja) エンジンシステムの駆動装置
JPWO2005075817A1 (ja) コンデンサ容量式点火装置
JP3211511B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2754543B2 (ja) 車両用充電制御装置
JPH10243674A (ja) 直流電動機保護装置
JPH0144762Y2 (ja)
JPH0350384A (ja) 内燃機関用点火装置
JP3307080B2 (ja) 内燃機関用燃料ポンプ制御装置
GB2217019A (en) Device for gas mass flow measurement