JP2003193632A - 外装パネルおよびこの外装パネルを用いた外装構造 - Google Patents
外装パネルおよびこの外装パネルを用いた外装構造Info
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- JP2003193632A JP2003193632A JP2001401893A JP2001401893A JP2003193632A JP 2003193632 A JP2003193632 A JP 2003193632A JP 2001401893 A JP2001401893 A JP 2001401893A JP 2001401893 A JP2001401893 A JP 2001401893A JP 2003193632 A JP2003193632 A JP 2003193632A
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
m程度)に対応することが可能で、しかも躯体制限が無
くてどのような建築物にも対応可能であると共に現場で
の施工が容易である外装パネルを提供すること。 【解決手段】 外装材2とフレーム材3からなる外装パ
ネルであって、外装材2は、左右側縁に成形部2dを有
し、フレーム材3は、躯体8への固定部4bを下側に、
外装材2との取付け部4cを上側に、それぞれ有する左
右一対のフレーム部材4からなり、フレーム材3の取付
け部4cに外装材2の成形部2d側縁を連結して、外装
材2とフレーム材3を一体化した。
Description
な外装パネルおよびこの外装パネルを用いた外装構造に
関する。
と称される外装材を直接施工している。このような外装
構造のものでは、構造が簡略なため安価に施工ができる
というメリットがある。ところで、折板等の外装材を敷
設する場合、長さ方向の強度(折れ)を確保するために
おおむねスパン間隔が3〜4m程度とされ、同間隔に鉄
骨が組まれている。この設定されている間隔よりスパン
がおおきい場合は、強度不足となるために下地構成を変
更したり、新たに補助部材を介在させたり、外装材を含
めて特注となるという種々の設計変更を要してしまうも
のである。一方で、数十mに対応できる大型外装パネル
(高さ1.5m程度)も市場に存在するが、パネル自体
が大型であるが故に重量がかさみ、その結果、躯体は制
限を受けることになり、どのような建築物にも対応でき
るというものではない。
は、第1には、従来の間隔より広い間隔のスパンに対応
することが可能で、しかも躯体制限が無くてどのような
建築物にも対応可能であると共に現場での施工が容易で
ある外装パネルを、第2には、さらに、より広い間隔の
スパンにも対応可能である外装パネルを、第3には、従
来よりも広い間隔のスパンを持ち、躯体制限が無くて、
どのような建築物にも対応可能であると共に現場施工が
容易である外装パネルを用いた外装構造を、第4には、
さらに、雨仕舞性が良好である外装パネルを用いた外装
構造を提供することにある。
達成するため、外装パネルでは、外装材とフレーム材か
らなる外装パネルであって、外装材は、左右側縁に成形
部を有し、フレーム材は、躯体への固定部を下側に、外
装材との取付け部を上側に、それぞれ有する左右一対の
フレーム部材からなり、フレーム材の前記取付け部に外
装材の前記成形部側縁を連結して、外装材とフレーム材
を一体化したことを特徴とする。また本発明の外装パネ
ルでは、フレーム部材間に補強部材を架設したことを特
徴とする。そして、前記の外装パネルを用いた外装構造
では、外装パネルの固定部を躯体に固定すると共に、左
右の外装パネルの隣接するフレーム部材同士を適宜連結
手段で連結固定したことを特徴とする。また本発明の外
装構造では、隣接する外装パネル左右側縁の成形部間に
カバー部材を覆設したことを特徴とする。
上げた成形部を有する折板、瓦棒をいうが、面強度を有
する折板が好ましい。外装材とフレーム部材の一体化
は、係合、嵌合、ビス止め、溶着等の公知の連結手段の
いずれでも良く、また、それらの組み合わせ(併用)で
あっても良い。左右一対のフレーム部材間には、この左
右のフレーム部材を連結する補強部材を適宜間隔毎に架
設しても良い。フレーム部材への補強部材の取付けはビ
ス止め或いはフレーム部材側の係止爪を補強部材側係止
孔に通して曲げて止める等の爪止め、その他の固定手段
のいずれでも良い。この補強部材は、左右のフレーム部
材を連結するだけでなく、補強部材で外装材を受け止め
るように形成しても良い。また補強部材には横方向の面
強度を高めるためリブを形成しても良いし、アングル等
を添設するようにしても良い。フレーム部材における固
定部の躯体への固定は、溶接、アンカー等の公知の固定
手段であれば良く、また、組み合わせであっても良い。
さらに、固定部の躯体への固定は、水平状固定部を固定
するようにしても良いし、垂直状固定部を固定するよう
にしても良い。左右の外装パネルにおける隣接状のフレ
ーム部材の連結は、係合、嵌合、ビス止め、ボルト・ナ
ット止め、溶着等の公知の連結手段のいずれでも良く、
それらの組み合わせ(併用)であっても良い。このフレ
ーム部材は長尺状のものでも良いし、鉄骨等の間に跨る
長さの定尺状のものであっても良い。またフレーム部材
には、縦方向の面強度を高めるためにリブを形成しても
良いし、アングル等を添設するようにしても良い。
パネルにおける実施の1形態を例示しており、外装パネ
ル1は、外装材2とフレーム材3で形成してある。外装
材2は断熱材が裏貼りされた折板で、平坦状の板面部2
aの左右側縁をそれぞれ外側斜め上向きに折り曲げて左
右の立上り部2bを左右対称状に形成してある。左右の
立上り部2bは、内面上側寄りに被係止凹部2cを後述
の屋根構造で説明するカバー部材14の係止縁部14a
と係止可能に形成してあると共に、左右の被係止凹部2
c上側の接続部2d外面に被係合凹部2eをフレーム材
3の係合部4cと係合可能に形成してある。フレーム材
3は、外装材2の左右側縁に垂下状に連結される左右一
対のフレーム部材4からなり、このフレーム部材4は長
尺状のもので、起立部4a下端に固定部4bを、上端に
係合部4cを、それぞれ有している。起立部4aは外装
材2の支持脚兼梁部材として適宜高さを有しており、こ
の起立部4aの起立面には後述するフレーム部材4同士
の連結用のボルト12が通る孔部4dを開口してある。
固定部4aは後述する屋根構造における鉄骨等の躯体8
に取付け可能に形成してあると共に、固定部4a先端を
立ち上げて補強部材6の取付けガイド部4eを設けてあ
る。係合部4cは被係合凹部2eに係合可能に形成して
あると共に、この係合状態にビス止め可能に形成してあ
る。そして、外装材2における左右の被係合凹部2eに
は左右のフレーム部材4の係合部4cをそれぞれ係合す
ると共に、この係合状態に接続部2dと係合部4cをビ
ス5で固定して一体化してある。
る実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図
1の態様のものと基本的に同一であるため、共通してい
る構成の説明は符号を準用して省略し、相違する構成に
ついて説明する。外装パネル1は、左右のフレーム部材
4間に補強部材6を長手方向に等間隔状に架設してあ
り、この左右のフレーム部材4と補強部材6とによる平
面視梯子状の桁部9で、外装材2を支えると共に左右の
フレーム部材4間を適正な一定間隔に固定して左右への
動きを規制することによって外装材2の変形を阻止可能
に形成してある。補強部材6は、左右両側縁に取付けフ
ランジ6aを有していて、左右の取付けガイド部4c上
に跨った状態で、取付けフランジ6aを起立部4aにビ
ス15で止着固定されている。また、補強部材6は上縁
に沿い受支部6bを水平状に延設していて、この受支部
6bで板面部2aを受け止めている。この受支部6bは
無くても良い。
パネル構造における実施の1形態として、図1の外装パ
ネル1を用いた屋根構造を例示している。鉄骨等の躯体
8上に外装パネル1を左右並列状に載置して、各外装パ
ネル1における左右のフレーム部材4の固定部4bを躯
体8にボルト10とナット11で固定してある。そし
て、各外装パネル1の左右に隣接しているフレーム部材
4における背合せ状の起立部4a同士を強化部材7とも
どもボルト12とナット13で固定してある。強化部材
7は断面L型のアングルで、起立部4aの折れ強度およ
び座屈強度を高めている。また、左右に隣接する外装パ
ネル1左右側縁の接続部2d間にはカバー部材14を、
被係止凹部2cに係止縁部14aを係止することで覆設
してある。
パネル構造における実施の他の1形態として、図3の外
装パネル1を用いた屋根構造を例示している。鉄骨等の
躯体8上に外装パネル1を左右並列状に載置して、各外
装パネル1における左右のフレーム部材4の固定部4a
を躯体8にボルト10とナット11で固定してある。そ
して、各外装パネル1の左右に隣接しているフレーム部
材4における背合せ状の起立部4a同士を強化部材7と
もどもボルト12とナット13で固定してある。強化部
材7は断面L型のアングルで、桁部9の折れ強度および
座屈強度を高めている。また、左右に隣接する外装パネ
ル1左右側縁の接続部2d間にはカバー部材14を、被
係止凹部2cに係止縁部14aを係止することで覆設し
てある。
い間隔(8〜15m程度)の大スパンに対応することが
できて、しかも、比較的軽量で躯体の制限がないので、
どのような建築物にも対応することができる。そして、
外装材とフレーム材をあらかじめ一体化させてあること
で、現場での施工が容易であり、構造面および施工面と
もにコストの低減を計れる。 B.請求項2により、さらに、より広い間隔のスパンに
も対応可能である。 C.請求項3により、従来の間隔より広い間隔(8〜1
5m程度)の大スパンを有して、しかも、外装パネルお
よびフレーム材ともに比較的軽量であるから、躯体の制
限がなくて、どのような建築物の外装構造としても対応
することができ、現場での施工が容易で、構造面および
施工面ともにコストを低減できる。 D.請求項4により、さらに、雨仕舞性が良好である。
例示している正面図。
態を例示している縦断面図。
示している縦断面図。
を例示している縦断面図。
4)
パネルにおける実施の1形態を例示しており、外装パネ
ル1は、外装材2とフレーム材3で形成してある。外装
材2は断熱材が裏貼りされた折板で、平坦状の板面部2
aの左右側縁をそれぞれ外側斜め上向きに折り曲げて左
右の立上り部2bを左右対称状に形成してある。左右の
立上り部2bは、内面上側寄りに被係止凹部2cを後述
の屋根構造で説明するカバー部材14の係止縁部14a
と係止可能に形成してあると共に、左右の被係止凹部2
c上側の接続部2d外面に被係合凹部2eをフレーム材
3の係合部4cと係合可能に形成してある。フレーム材
3は、外装材2の左右側縁に垂下状に連結される左右一
対のフレーム部材4からなり、このフレーム部材4は長
尺状のもので、起立部4a下端に固定部4bを、上端に
係合部4cを、それぞれ有している。起立部4aは外装
材2の支持脚兼梁部材として適宜高さを有しており、こ
の起立部4aの起立面には後述するフレーム部材4同士
の連結用のボルト12が通る孔部4dを開口してある。
固定部4bは後述する屋根構造における鉄骨等の躯体8
に取付け可能に形成してあると共に、固定部4b先端を
立ち上げて補強部材6の取付けガイド部4eを設けてあ
る。係合部4cは被係合凹部2eに係合可能に形成して
あると共に、この係合状態にビス止め可能に形成してあ
る。そして、外装材2における左右の被係合凹部2eに
は左右のフレーム部材4の係合部4cをそれぞれ係合す
ると共に、この係合状態に接続部2dと係合部4cをビ
ス5で固定して一体化してある。
パネル構造における実施の他の1形態として、図3の外
装パネル1を用いた屋根構造を例示している。鉄骨等の
躯体8上に外装パネル1を左右並列状に載置して、各外
装パネル1における左右のフレーム部材4の固定部4b
を躯体8にボルト10とナット11で固定してある。そ
して、各外装パネル1の左右に隣接しているフレーム部
材4における背合せ状の起立部4a同士を強化部材7と
もどもボルト12とナット13で固定してある。強化部
材7は断面L型のアングルで、桁部9の折れ強度および
座屈強度を高めている。また、左右に隣接する外装パネ
ル1左右側縁の接続部2d間にはカバー部材14を、被
係止凹部2cに係止縁部14aを係止することで覆設し
てある。
Claims (4)
- 【請求項1】 外装材とフレーム材からなる外装パネル
であって、外装材は、左右側縁に成形部を有し、フレー
ム材は、躯体への固定部を下側に、外装材との取付け部
を上側に、それぞれ有する左右一対のフレーム部材から
なり、フレーム材の前記取付け部に外装材の前記成形部
側縁を連結して、外装材とフレーム材を一体化したこと
を特徴とする外装パネル。 - 【請求項2】 フレーム部材間に補強部材を架設したこ
とを特徴とする請求項1記載の外装パネル。 - 【請求項3】 請求項1記載の外装パネルの固定部を躯
体に固定すると共に、左右の外装パネルの隣接するフレ
ーム部材同士を適宜連結手段で連結固定したことを特徴
とする外装パネル構造。 - 【請求項4】 隣接する外装パネル左右側縁の成形部間
にカバー部材を覆設したことを特徴とする請求項3記載
の外装パネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001401893A JP2003193632A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 外装パネルおよびこの外装パネルを用いた外装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001401893A JP2003193632A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 外装パネルおよびこの外装パネルを用いた外装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003193632A true JP2003193632A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27605511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001401893A Pending JP2003193632A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 外装パネルおよびこの外装パネルを用いた外装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003193632A (ja) |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001401893A patent/JP2003193632A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040715 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040818 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041015 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |