JP2003193255A - 金属材料用表面処理組成物 - Google Patents
金属材料用表面処理組成物Info
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Abstract
防錆力を持つ無公害型の表面処理組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 (A)加水分解性チタン、加水分解性チ
タン低縮合物、水酸化チタン及び水酸化チタン低縮合物
から選ばれる少なくとも1種のチタン化合物と過酸化水
素水とを反応させて得られるチタンを含む水性液に、
(B)有機酸及び/又はその塩、(C)リン酸系化合
物、フッ化水素酸、金属フッ化水素酸及び金属フッ化水
素酸塩から選ばれる少なくとも1種の化合物、(D)亜
鉛イオン、ならびに(E)促進剤を配合してなることを
特徴とする金属材料用表面処理組成物。
Description
処理及びりん酸塩処理に替わる、加工性、耐食性、上塗
塗装性等に優れた皮膜を得ることのできる無公害型の金
属表面処理組成物、該金属表面処理組成物を用いた表面
処理皮膜形成方法及び該金属表面処理組成物を用いた表
面処理鋼材に関する。
向上させるためクロム酸塩処理及びリン酸塩処理が一般
に行われている。しかしながら近年クロムの毒性が社会
問題になっている。クロム酸塩を使用する表面処理方法
は、処理工程でのクロム酸塩ヒュ−ムの飛散の問題、排
水処理設備に多大な費用を要すること、さらには化成処
理皮膜からクロム酸の溶出による問題などがある。また
6価クロム化合物は、IARC(International Agency
for Research on Cancer Review)を初めとして多くの
公的機関が人体に対する発癌性物質に指定しており、極
めて有害な物質である。
ン酸鉄系の表面処理が通常行われているが、耐食性を付
与する目的でリン酸塩処理後、通常クロム酸によるリン
ス処理を行うためクロム処理の問題とともにリン酸塩処
理剤中の反応促進剤、金属イオンなどの排水処理、被処
理金属からの金属イオンの溶出によるスラッジ処理など
の問題がある。
理方法としては、(1)重燐酸アルミニウムを含有する
水溶液で処理した後、150〜550℃の温度で加熱す
る表面処理方法(特公昭53-28857号公報参照)、(2)
タンニン酸を含有する水溶液で処理する方法(特開昭51
-71233号公報参照)などが提案され、また、(3)亜硝
酸ナトリウム、硼酸ナトリウム、イミダゾール、芳香族
カルボン酸、界面活性剤等による処理方法もしくはこれ
らを組合せた処理方法が行われている。
塗料を塗装する場合、塗料の密着性が十分でなく、ま
た、(2)の方法は、耐食性が劣り、(3)の方法は、
いずれも高温多湿の雰囲気に暴露された場合の耐食性が
劣るという問題がある。
る亜鉛系鋼板として、特開昭58-224174 号公報、特開昭
60-50179号公報、特開昭60-50180号公報などには、亜鉛
系めっき鋼板を基材とし、これにクロメート被膜を形成
し、さらにこの上に最上層として有機複合シリケート被
膜を形成した防錆鋼板が知られており、このものは、加
工性及び耐食性に優れた性能を有する。しかしながら、
この防錆鋼板はクロメート被膜を有するため、前記した
と同様にクロメートイオンによる安全衛生面の問題があ
った。また、この防錆鋼板からクロメート被膜を除いた
鋼板では、いまだ耐食性が十分ではない。
酸塩処理に匹敵する防錆力を持つ無公害型の表面処理組
成物を提供することにある。
用表面処理組成物として、特定のチタンを含む水性液に
有機酸及び/又はその塩、リン酸系化合物、フッ化水素
酸、金属フッ化水素酸及び金属フッ化水素酸塩から選ば
れる少なくとも1種の化合物、亜鉛イオンならびに促進
剤を配合してなる表面処理組成物が上記目的を達成する
ものであることを見出し、本発明を完成するに至った。
ン、加水分解性チタン低縮合物、水酸化チタン及び水酸
化チタン低縮合物から選ばれる少なくとも1種のチタン
化合物と過酸化水素水とを反応させて得られるチタンを
含む水性液(A)に、有機酸及び/又はその塩(B)、
リン酸系化合物、フッ化水素酸、金属フッ化水素酸及び
金属フッ化水素酸塩から選ばれる少なくとも1種の化合
物(C)、亜鉛イオン(D)、ならびに促進剤(E)を
配合してなることを特徴とする金属材料用表面処理組成
物が提供される。
組成物を、基材に塗布し、必要に応じて加熱処理して形
成させることを特徴とする表面処理皮膜形成方法が提供
される。
組成物により防食皮膜が被覆されてなることを特徴とす
る表面処理鋼材が提供される。
る。
理組成物について説明する。
タンを含む水性液(A)、有機酸及び/又はその塩
(B)、リン酸系化合物、フッ化水素酸、金属フッ化水
素酸及び金属フッ化水素酸塩から選ばれる少なくとも1
種の化合物(C)、亜鉛イオン(D)、ならびに促進剤
(E)を必須成分として含有するものである。
(A)は、加水分解性チタン、加水分解性チタン低縮合
物、水酸化チタン及び水酸化チタン低縮合物から選ばれ
る少なくとも1種のチタン化合物と過酸化水素水とを反
応させて得られるチタンを含む水性液である。該水性液
としては、上記したものであれば特に制限なしに従来か
ら公知のものを適宜選択して使用することができる。上
記した加水分解性チタンは、チタンに直接結合する加水
分解性基を有するチタン化合物であって、水、水蒸気な
どの水分と反応することにより水酸化チタンを生成する
ものである。また、加水分解性チタンにおいて、チタン
に結合する基の全てが加水分解性基であっても、もしく
はその1部が加水分解された水酸基であってもどちらで
も構わない。
様に水分と反応することにより水酸化チタンを生成する
ものであれば特に制限されないが、例えば、低級アルコ
キシル基やチタンと塩を形成する基(例えば、ハロゲン
原子(塩素等)、水素原子、硫酸イオン等)が挙げられ
る。
含有する加水分解性チタンとしては、特に一般式 Ti
(OR)4 (式中、Rは同一もしくは異なって炭素数
1〜5のアルキル基を示す)のテトラアルコキシチタン
が好ましい。炭素数1〜5のアルキル基としては、例え
ば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、iso-プロ
ピル基、n-ブチル基、iso-ブチル基、sec-ブチ
ル基、tert-ブチル基等が挙げられる。
る基を有する加水分解性チタンとしては、塩化チタン、
硫酸チタン等が代表的なものとして挙げられる。
した加水分解性チタン同士の低縮合物である。該低縮合
物は、チタンに結合する基の全てが加水分解性基であっ
ても、もしくはその1部が加水分解された水酸基であっ
てもどちらでも構わない。
や硫酸チタン等は、このものの水溶液とアンモニアや苛
性ソーダ等のアルカリ溶液との反応によるオルトチタン
酸(水酸化チタンゲル)も低縮合物として使用できる。
酸化チタン低縮合物における縮合度は、2〜30の化合
物が使用可能で、特に縮合度2〜10の範囲内のものを
使用することが好ましい。
合物と過酸化水素水とを反応させることにより得られる
チタンを含む水性液であれば、従来から公知のものを特
に制限なしに使用することができる。具体的には下記の
ものを挙げることができる。
酸化水素水を添加して得られるチタニルイオン過酸化水
素錯体あるいはチタン酸(ペルオキソチタン水和物)水
溶液。(特開昭63-35419号及び特開平1-224220号公報参
照) 塩化チタンや硫酸チタン水溶液と塩基性溶液から製造
した水酸化チタンゲルに過酸化水素水を作用させ、合成
することで得られるチタニア膜形成用液体。(特開平9-
71418号及び特開平10-67516号公報参照) また、上記したチタニア膜形成用液体において、チタン
と塩を形成する基を有する塩化チタンや硫酸チタン水溶
液とアンモニアや苛性ソーダ等のアルカリ溶液とを反応
させることによりオルトチタン酸と呼ばれる水酸化チタ
ンゲルを沈殿させる。次いで水を用いたデカンテーショ
ンによって水酸化チタンゲルを分離し、良く水洗し、さ
らに過酸化水素水を加え、余分な過酸化水素を分解除去
することにより、黄色透明粘性液体を得ることができ
る。
合や水素結合によって高分子化したゲル状態にあり、こ
のままではチタンを含む水性液としては使用できない。
このゲルに過酸化水素水を添加するとOHの一部が過酸
化状態になりペルオキソチタン酸イオンとして溶解、あ
るいは、高分子鎖が低分子に分断された一種のゾル状態
になり、余分な過酸化水素は水と酸素になって分解し、
無機膜形成用のチタンを含む水性液として使用できるよ
うになる。
素原子しか含まないので、乾燥や焼成によって酸化チタ
ンに変化する場合、水と酸素しか発生しないため、ゾル
ゲル法や硫酸塩等の熱分解に必要な炭素成分やハロゲン
成分の除去が必要でなく、従来より低温でも比較的密度
の高い結晶性の酸化チタン膜を作成することができる。
合物水溶液に過酸化水素を加えてぺルオキソチタン水和
物を形成させた後に、塩基性物質を添加して得られた溶
液を放置もしくは加熱することによってペルオキソチタ
ン水和物重合体の沈殿物を形成した後に、少なくともチ
タン含有原料溶液に由来する水以外の溶解成分を除去し
た後に過酸化水素を作用させて得られるチタン酸化物形
成用溶液。(特開2000-247638号及び特開2000-247639号
公報参照) 本発明で使用する水性液(A)において、過酸化水素水
中にチタン化合物を添加して製造されたものを使用する
ことが好ましい。チタン化合物としては、上記した一般
式で表される加水分解して水酸基になる基を含有する加
水分解性チタンやその加水分解性チタン低縮合物を使用
することが好ましい。
(以下、これらのものを単に「加水分解性チタンa」と
略す)と過酸化水素水との混合割合は、加水分解性チタ
ンa10重量部に対して過酸化水素換算で0.1〜10
0重量部、特に1〜20重量部の範囲内が好ましい。過
酸化水素換算で0.1重量部未満になるとキレート形成
が十分でなく白濁沈殿してしまう。一方、100重量部
を超えると未反応の過酸化水素が残存し易く貯蔵中に危
険な活性酸素を放出するので好ましくない。
されないが3〜30重量範囲内であることが取り扱いや
すさ、塗装作業性に関係する生成液の固形分の点で好ま
しい。
性液(A)は、加水分解性チタンaを過酸化水素水と反
応温度1〜70℃の範囲内で10分〜20時間反応させ
ることにより製造できる。
(A)は、加水分解性チタンaと過酸化水素水と反応さ
せることにより、加水分解性チタンが水で加水分解され
て水酸基含有チタン化合物を生成し、次いで過酸化水素
が生成した水酸基含有チタン化合物に配位するものと推
察され、この加水分解反応及び過酸化水素による配位が
同時近くに起こることにより得られたものであり、室温
域で安定性が極めて高く長期の保存に耐えるキレート液
を生成する。従来の製法で用いられる水酸化チタンゲル
はTi-O-Ti結合により部分的に三次元化しており、
このゲルと過酸化水素水を反応させた物とは組成、安定
性に関し本質的に異なる。
(A)を80℃以上で加熱処理あるいはオートクレーブ
処理を行うと結晶化した酸化チタンの超微粒子を含む酸
化チタン分散液が得られる。80℃未満では十分に酸化
チタンの結晶化が進まない。このようにして製造された
酸化チタン分散液は、酸化チタン超微粒子の粒子径が1
0nm以下、好ましくは1nm〜6nmの範囲である。
また、該分散液の外観は半透明状のものである。該粒子
径が10nmより大きくなると造膜性が低下(1μm以
上でワレを生じる)するので好ましくない。 この分散
液も同様に使用することができる。
(A)は、鋼鈑材料に塗布乾燥、または低温で加熱処理
することにより、それ自体で付着性に優れた緻密な酸化
チタン膜を形成できる。
下、特に150℃以下の温度で酸化チタン膜を形成する
ことが好ましい。
(A)は、上記した温度により水酸基を若干含む非晶質
(アモルファス)の酸化チタン膜を形成する。また、8
0℃以上の加熱処理をした酸化チタン分散液は塗布する
だけで結晶性の酸化チタン膜が形成できるため、加熱処
理をできない材料のコーティング材として有用である。
化チタンゾルの存在下で、上記と同様の加水分解性チタ
ン及び/又は加水分解性チタン低縮合物と過酸化水素水
とを反応させて得られるチタンを含む水性液(A1)を
使用することが好ましい。加水分解性チタン及び/又は
加水分解性チタン低縮合物(加水分解性チタンa)とし
ては、上記した一般式で表される加水分解して水酸基に
なる基を含有するチタンモノマーやその加水分解性チタ
ン低縮合物を使用することが好ましい。
ア、アナタース型チタニア微粒子が水(必要に応じて、
例えば、アルコール系、アルコールエーテル系等の水性
有機溶剤を含有しても構わない)に分散したゾルであ
る。
公知のものを使用することができる。該酸化チタンゾル
としては、例えば、(1)硫酸チタンや硫酸チタニルな
どの含チタン溶液を加水分解して得られるもの、(2)
チタンアルコキシド等の有機チタン化合物を加水分解し
て得られるもの、(3)四塩化チタン等のハロゲン化チ
タン溶液を加水分解又は中和して得られるもの等の酸化
チタン凝集物を水に分散した無定型チタニアゾルや該酸
化チタン凝集物を焼成してアナタース型チタン微粒子と
しこのものを水に分散したものを使用することができ
る。
ーゼの結晶化温度以上の温度、例えば、400℃〜50
0℃以上の温度で焼成すれば、無定形チタニアをアナタ
ーゼ型チタニアに変換させることができる。該酸化チタ
ンの水性ゾルとして、例えば、TKS−201(テイカ
(株)社製、商品名、アナタース型結晶形、平均粒子径
6nm)、TA−15(日産化学(株)社製、商品名、
アナタース型結晶形)、STS−11(石原産業(株)
社製、商品名、アナタース型結晶形)等が挙げられる。
応させるために使用する際の上記酸化チタンゾルとチタ
ン過酸化水素反応物との重量比率は1/99〜99/
1、好ましくは約10/90〜90/10範囲である。
重量比率が1/99未満になると安定性、光反応性等酸
化チタンゾルを添加した効果が見られず、99/1を越
えると造膜性が劣るので好ましくない。
合割合は、加水分解性チタンa 10重量部に対して過
酸化水素換算で0.1〜100重量部、特に1〜20重
量部の範囲内が好ましい。過酸化水素換算で0.1重量
部未満になるとキレート形成が十分でなく白濁沈殿して
しまう。一方、100重量部を超えると未反応の過酸化
水素が残存し易く貯蔵中に危険な活性酸素を放出するの
で好ましくない。
されないが3〜30重量範囲内であることが取り扱いや
すさ、塗装作業性に関係する生成液の固形分の点で好ま
しい。
の存在下で加水分解性チタンaを過酸化水素水と反応温
度1〜 70℃の範囲内で10分〜20時間反応させる
ことにより製造できる。
過酸化水素水と反応させることにより、加水分解性チタ
ンaが水で加水分解されて水酸基含有チタン化合物を生
成し、次いで過酸化水素が生成した水酸基含有チタン化
合物に配位するものと推察され、この加水分解反応及び
過酸化水素による配位が同時近くに起こることにより得
られたものであり、室温域で安定性が極めて高く長期の
保存に耐えるキレート液を生成する。従来の製法で用い
られる水酸化チタンゲルはTi−O−Ti結合により部
分的に三次元化しており、このゲルと過酸化水素水を反
応させた物とは組成、安定性に関し本質的に異なる。ま
た、酸化チタンゾルを使用することにより、合成時に一
部縮合反応が起きて増粘するのを防ぐようになる。その
理由は縮合反応物が酸化チタンゾルの表面に吸着され、
溶液状態での高分子化を防ぐためと考えられる。
℃以上で加熱処理あるいはオートクレーブ処理を行うと
結晶化した酸化チタンの超微粒子を含む酸化チタン分散
液が得られる。80℃未満では十分に酸化チタンの結晶
化が進まない。このようにして製造された酸化チタン分
散液は、酸化チタン超微粒子の粒子径が10nm以下、
好ましくは1nm〜6nmの範囲である。また、該分散
液の外観は半透明状のものである。該粒子径が10nm
より大きくなると造膜性が低下(1μm以上でワレを生
じる)するので好ましくない。 この分散液も同様に使
用することができる。
に塗布乾燥、または低温で加熱処理することにより、そ
れ自体で付着性に優れた緻密な酸化チタン膜を形成でき
る。
下、特に150℃以下の温度で酸化チタン膜を形成する
ことが好ましい。
温度により水酸基を若干含むアナタース型の酸化チタン
膜を形成する。
も、加水分解性チタンaを使用した上記水性液や水性液
(A1)は貯蔵安定性、耐食性などに優れた性能を有す
るのでこのものを使用することが好ましい。
顔料やゾルを必要に応じて添加分散する事も出来る。添
加物としては、市販されている酸化チタンゾル、酸化チ
タン粉末等、マイカ、タルク、シリカ、バリタ、クレー
等が一例として挙げることができる。
物中の含有量は固形分で1〜100g/L好ましくは5
〜50g/Lの範囲内が、処理液の安定性などの点から
適している。
有機酸又はその塩は、上記チタンを含む水性液(A)と
組み合わせることにより、耐食性を大幅に向上させるこ
とができる。
酸、グリコ−ル酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石
酸、グルコン酸等の有機カルボン酸、有機スルフォン
酸、有機スルフィン酸、フェノ−ル、チオフェノ−ル、
有機ニトロ化合物、有機リン酸、1−ヒドロキシエタン
−1、1−ジホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン
酸、N,N―ビス(2−ホスホエチル)ヒドロキシアミ
ン、N,N―ビス(2−ホスホメチル)ヒドロキシアミ
ン、2−ヒドロキシエチルホスホン酸ジメチルエーテル
の加水分解物、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリ
カルボン酸等の有機亞リン酸が挙げられる。また、有機
酸の塩としては、有機酸にアルカリ化合物を配合してな
るものである。該塩を形成するアルカリ化合物として
は、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム等の有機又は無機アルカリ化合物が挙げられる。
合せて使用することができる。以下、有機酸及びその塩
をまとめて有機酸塩(B)と呼ぶことがある。
を使用することが好ましい。
酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等のヒド
ロキシカルボン酸、1−ヒドロキシエタン−1、1−ジ
ホスホン酸等のヒドロキシル基含有有機亞リン酸、2−
ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸等のカル
ボキシル基含有有機亜リン酸が、塗布剤の貯蔵安定性又
は塗膜の防食性等に優れた効果を発揮することから、こ
のものを使用することが好ましい。
む水性液(A)100重量部(固形分)に対して、有機
酸塩が1〜400重量部、好ましくは10〜200重量
部の範囲である。有機酸塩が1重量部未満になると、防
食性等が低下し、一方、有機酸塩が400重量部を超え
ると、造膜性が劣り、防食性等が低下するので好ましく
ない。
酸塩(B)を配合することにより、該有機酸塩に結合す
る酸性有機酸基イオンがチタンイオンに配位して両者間
で錯体構造を形成すると考えられる。また、この様な反
応は両者の成分を単に混合することにより容易に反応を
行うことができ、例えば、常温(20℃)で約5分間〜
約1時間放置することにより、また混合物を強制的に過
熱する場合には、例えば、約30〜約70℃で約1分間
〜約30分間加熱することができる。
化合物は、リン酸系化合物、弗化水素酸、金属弗化水素
酸及び金属弗化水素酸塩から選ばれる少なくとも1種の
化合物である。
リン酸、強リン酸、三リン酸、次亞リン酸、次リン酸、
トリメタリン酸、二亞リン酸、二リン酸、ピロ亞リン
酸、ピロリン酸、メタ亞リン酸、メタリン酸、リン酸
(オルトリン酸)、及びリン酸誘導体等のモノリン酸類
及びこれらの塩類、トリポリリン酸、テトラリン酸、ヘ
キサリン酸、及び縮合リン酸誘導体等の縮合リン酸及び
これらの塩類等が挙げられる。これらの化合物は1種も
しくは2種以上組合せて使用することができる。また、
上記した塩を形成するアルカリ化合物としては、例え
ば、リチウム、ナトリウム、カリウム、アンモニウム等
の有機又は無機アルカリ化合物が挙げられる。さらに、
リン酸系化合物として水に溶解性のあるものを使用する
ことが好ましい。
ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テ
トラリン酸ナトリウム、メタリン酸、メタリン酸アンモ
ニウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムなどが、塗布剤の
貯蔵安定性又は塗膜の防錆性等に優れた効果を発揮する
ことから、このものを使用することが好ましい。
塩としては、例えば、ジルコニウム弗化水素酸、チタン
弗化水素酸、珪弗化水素酸、ジルコニウム弗化塩、チタ
ン弗化塩、珪弗化塩などを挙げることができる。金属弗
化水素酸の塩を形成するものとしては、例えば、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、アンモニウム等が挙げられ
るが、中でもカリウム、ナトリウムが好ましく、具体例
として、ジルコニウム弗化カリウム、チタン弗化カリウ
ム、珪弗化ナトリウム、珪弗化カリウムなどが挙げられ
る。
て用いることができ、表面処理組成物中の含有量は1〜
200g/L、好ましくは2〜100g/Lの範囲内が
適している。
亜鉛イオンの供給源としては、例えば、酸化亜鉛、炭酸
亜鉛、硝酸亜鉛などを挙げることができる。亜鉛イオン
の表面処理組成物中の含有量は0.5〜2g/l、好ま
しくは0.7〜1.5g/lの範囲内が防食性の点から
適している。
促進剤は、酸化性促進剤として寄与するものであり、例
えば硝酸イオン、亜硝酸イオン、塩素酸イオン、臭素酸
イオン、有機ニトロ化合物、有機過酸化物、過酸化水素
などを挙げることができる。
り異なるが、例えば、硝酸イオンの場合0.5〜30g
/l、亜硝酸イオンの場合0.01〜0.6g/l、塩
素酸イオンの場合0.2〜10g/l、臭素酸イオンの
場合0.2〜3g/l、有機ニトロ化合物の場合0.1
〜2g/l、無機過酸化物もしくは過酸化水素の場合
0.01〜0.5g/l程度である。また、促進剤は、
1種類だけではなく2種類以上を組み合わせて用いるこ
ともできる。
酸性領域で安定な液体となるので、特にPH1〜7、特
に1〜5の範囲が好ましい。
ば、上記した成分以外に水性有機高分子化合物、増粘
剤、界面活性剤、防錆剤(タンニン酸、フィチン酸、ベ
ンゾトリアゾールなど)、着色顔料、体質顔料、シリ
カ、防錆顔料などを含有することができる。
性、水分散性またはエマルション性の形態を有するもの
を使用することができる。かかる水性有機高分子化合物
としては、例えば、エポキシ系樹脂、フェノール系樹
脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、オレフィン−カ
ルボン酸系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリオキシアルキレ
ン鎖を有する樹脂、ポリビニルアルコール、ポリグリセ
リン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどが挙げら
れる。
て、例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアル
コール、エチレングリコール系、プロピレングリコール
系等の親水性溶剤で希釈して使用することができる。
面処理鋼材を得ることができる。
ては、金属素材であれば何ら制限を受けない。例えば、
鉄、銅、アルミニウム、スズ、亜鉛ならびにこれらの金
属を含む合金、及びこれらの金属によるめっき鋼板もし
くは蒸着製品などがあがられる。
に、それ自体既知の処理方法、例えば浸漬塗装、スプレ
ー塗装、ロール塗装などにより処理することができる。
表面処理の乾燥条件は、通常、素材到達最高温度が約6
0〜約250℃となる条件で約2秒〜約30秒乾燥させ
ることが好適である。
処理膜厚を薄くし過ぎると、耐食性、耐水性などの性能
が低下し、一方処理膜厚を厚くし過ぎると、表面処理剤
が割れたり加工性が低下したりするため、通常0.05
〜10μm、特に0.1〜3μmの範囲が好ましい。
らに具体的に説明する。以下、「部」および「%」はそ
れぞれ「重量部」および「重量%」を意味する。本発明
は以下の実施例に制限されるものではない。
した溶液にアンモニア水(1:9)を滴下し、水酸化チ
タンを沈殿させた。蒸留水で洗浄後、過酸化水素水30
%溶液を10cc加えかき混ぜ、チタンを含む黄色半透
明の粘性のあるチタン系水性液70cc(1)を得た。
ノール10部の混合物を30%過酸化水素水10部と脱
イオン水100部の混合物中に20℃で1時間かけて撹
拌しながら滴下した。その後25℃で2時間熟成し黄色
透明の少し粘性のあるチタン系水性液(2)を得た。
キシチタンの代わりにテトラn-ブトキシチタンを使用
して同様の製造条件でチタン系水性液(3)を得た。
キシチタンの代わりにテトラiso-プロポキシチタン
の3量体を使用して同様の製造条件でチタン系水性液
(4)を得た。
3倍量用い50℃で1時間かけて滴下しさらに60℃で
3時間熟成しチタン系水性液(5)を得た。
黄色の半透明なチタン系水性液(6)を得た。
パノール10部の混合物を、TKS−203(テイカ
(株)製、酸化チタンゾル)を5部(固形分)、30%過
酸化水素水10部、脱イオン水100部の混合物中に1
0℃で1時間かけて撹拌しながら滴下した。その後10
℃で24時間熟成し黄色透明の少し粘性のあるチタン系
水性液(7)を得た。
配合に従って各種金属材料用表面処理組成物を作成し
た。なお、表1における配合量は水性液である表面処理
組成物1リットル中の固形分重量(g)で示した。ここ
で、比較例2で作成した組成物は作成直後にゲル化した
が、その他は10日後も液は安定であった。
験塗板を作成し、塗膜性能試験を実施した。
較例4〜5) 板厚0.1mmのアルミニウム板(A1050)を、ア
ルカリ脱脂剤(日本シービーケミカル(株)製、商品名
「ケミクリーナー561B」)を溶解した濃度2%の水
溶液を使用して脱脂、水洗した後、上記実施例及び比較
例で得た表面処理組成物を乾燥皮膜重量が0.2g/m
2となるように塗布し、素材到達温度が100℃になる
ようにして20秒間焼付けて表面処理膜を形成し、得ら
れた各表面処理膜について下記試験方法により耐食性の
試験を行った。その結果を後記表2に示す。
ールした試験塗板に、JIS Z2371に規定する塩
水噴霧試験を480時間まで行い、試験時間120、2
40、360及び480時間での錆の発生程度を下記基
準により評価した。 a:白錆の発生が認められない、 b:白錆の発生程度が塗膜面積の5%未満、 c:白錆の発生程度が塗膜面積の5%以上で10%未
満、 d:白錆の発生程度が塗膜面積の10%以上で50%未
満、 e:白錆の発生程度が塗膜面積の50%以上。
較例6〜7) 板厚0.6mm、片面のめっき付着量20g/m2の電
気亜鉛めっき鋼板を、アルカリ脱脂剤(日本シービーケ
ミカル(株)製、商品名「ケミクリーナー561B」)
を溶解した濃度2%の水溶液を使用して脱脂、水洗した
後、上記実施例及び比較例で得た表面処理組成物を乾燥
皮膜重量が1.0g/m2となるように塗布し、素材到
達温度が100℃になるようにして20秒間焼付けて表
面処理膜を形成した。得られた各試験塗板について下記
試験方法に従って耐食性試験を行った。結果を後記表3
に示す。
ールした試験塗板に、JIS Z2371に規定する塩
水噴霧試験を240時間まで行い、試験時間72、12
0及び240時間での錆の程度を下記基準により評価し
た。 a:白錆の発生が認められない、 b:白錆の発生程度が塗膜面積の5%未満、 c:白錆の発生程度が塗膜面積の5%以上で10%未
満、 d:白錆の発生程度が塗膜面積の10%以上で50%未
満、 e:白錆の発生程度が塗膜面積の50%以上。
較例8〜9) 板厚0.6mm、片面のめっき付着量20g/m2の電
気亜鉛めっきをアルカリ脱脂剤(日本シービーケミカル
(株)製、商品名「ケミクリーナー561B」)を溶解
した濃度2%の水溶液を使用して脱脂、水洗した後、そ
の上に上記表面処理組成物を乾燥膜厚が0.3μmとな
るように塗装し、15秒間でPMT(鋼板の最高到達温
度)が100℃となる条件で焼き付けて各試験塗板を作
成した。各試験塗板にアミラック#1000ホワイト
(関西ペイント(株)製、熱硬化型アルキド樹脂塗料、
白色)を乾燥膜厚が30μmとなるように塗装し、13
0℃で20分間焼き付けて上塗塗装板を得た。
層塗膜密着性の試験を下記試験方法に従って行った。結
果を後記表4に記す。
フにて素地に達する縦横各11本の傷を碁盤目状に入れ
て1mm角のマス目を100個作成した。この碁盤目部
にセロハン粘着テープを密着させて瞬時にテープを剥が
した際の上層塗膜の剥離程度を下記基準により評価し
た。 a:上層塗膜の剥離が全く認められない、 b:上層塗膜の剥離が1〜2個認められる、 c:上層塗膜の剥離が3〜9個認められる、 d:上層塗膜の剥離が10個以上認められる。
裏面部をシールした試験塗板に、JIS Z2371に
規定する塩水噴霧試験を120時間まで行い、錆の発生
程度を下記基準により評価した。 a:白錆の発生が認められない、 b:白錆の発生程度が塗膜面積の5%未満、 c:白錆の発生程度が塗膜面積の5%以上で10%未
満、 d:白錆の発生程度が塗膜面積の10%以上で50%未
満、 e:白錆の発生程度が塗膜面積の50%以上。
び裏面部をシールした試験塗板の塗膜面にナイフにて素
地に達するクロスの傷を入れて、JIS Z2371に
規定する塩水噴霧試験を120時間まで行い、クロスの
傷にセロハン粘着テープを密着させて瞬時にテープを剥
がした際の上層塗膜の剥離幅を下記基準により評価し
た。 a:剥離幅1mm未満、 b:剥離幅1mm以上、3mm未満、 c:剥離幅3mm以上、5mm未満、 d:剥離幅5mm以上。
Claims (14)
- 【請求項1】 (A)加水分解性チタン、加水分解性チ
タン低縮合物、水酸化チタン及び水酸化チタン低縮合物
から選ばれる少なくとも1種のチタン化合物と過酸化水
素水とを反応させて得られるチタンを含む水性液に、
(B)有機酸及び/又はその塩、(C)リン酸系化合
物、フッ化水素酸、金属フッ化水素酸及び金属フッ化水
素酸塩から選ばれる少なくとも1種の化合物、(D)亜
鉛イオン、ならびに(E)促進剤を配合してなることを
特徴とする金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項2】 水性液(A)が、酸化チタンゾルの存在
下で、加水分解性チタン及び/又は加水分解性チタン低
縮合物と過酸化水素水とを反応させて得られるチタンを
含む水性液(A1)であることを特徴とする請求項1に
記載の金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項3】 水性液(A)が、過酸化水素水中にチタ
ン化合物を添加して製造されたものであることを特徴と
する請求項又は2に記載の金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項4】 加水分解性チタンが、加水分解して水酸
基になる基を含有するチタンモノマーであることを特徴
とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の金属材料用
表面処理組成物。 - 【請求項5】 加水分解性チタン低縮合物が、加水分解
して水酸基になる基を含有するチタンモノマーの低縮合
物であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項
に記載の金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項6】 加水分解性チタンが、一般式Ti(O
R)4 (式中、Rは同一もしくは異なって炭素数1〜
5のアルキル基を示す)であることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか一項に記載の金属材料用表面処理組成
物。 - 【請求項7】 上記低縮合物が、縮合度2〜30である
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の
金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項8】 チタン化合物と過酸化水素水との混合割
合が、チタン化合物10重量部に対して過酸化水素が
0.1〜100重量部であることを特徴とする請求項1
〜7のいずれか一項に記載の金属材料用表面処理組成
物。 - 【請求項9】 有機酸及び/又はその塩(B)がヒドロ
キシカルボン酸、ヒドロキシル基含有有機亜リン酸及び
カルボキシル基含有有機亜リン酸から選ばれる少なくと
も1種の有機酸であることを特徴とする請求項1〜8の
いずれか一項に記載の金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項10】 有機酸及び/又はその塩(B)とし
て、チタンを含む水性液(A)の固形分100重量部に
対して1〜400重量部の範囲で含有することを特徴と
する請求項1〜9のいずれか一項に記載の金属材料用表
面処理組成物。 - 【請求項11】 金属材料用表面処理組成物が、PH1
〜7の水性液であることを特徴とする請求項1〜10の
いずれか一項に記載の金属材料用表面処理組成物。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一項に記載
の金属材料用表面処理組成物を、金属材料に塗布し、必
要に応じて加熱処理して形成させることを特徴とする表
面処理膜形成方法。 - 【請求項13】 鋼材表面に、請求項1〜11のいずれ
か一項に記載の金属材料用表面処理組成物により処理膜
が被覆されてなることを特徴とする表面処理鋼材。 - 【請求項14】 処理膜の膜厚が、0.001〜10μ
mであることを特徴とする請求項13に記載の表面処理
鋼材。
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- 2001-12-26 JP JP2001393637A patent/JP2003193255A/ja active Pending
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