JP2003192509A - ハエ類の蒸散式駆除剤及びそれを用いたハエ類の駆除方法 - Google Patents

ハエ類の蒸散式駆除剤及びそれを用いたハエ類の駆除方法

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JP2003192509A
JP2003192509A JP2001396053A JP2001396053A JP2003192509A JP 2003192509 A JP2003192509 A JP 2003192509A JP 2001396053 A JP2001396053 A JP 2001396053A JP 2001396053 A JP2001396053 A JP 2001396053A JP 2003192509 A JP2003192509 A JP 2003192509A
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Takeshi Kodama
武 児玉
Hideo Kawamori
英夫 河盛
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低薬量で、より安全かつ有効にハエ類を駆除
することを可能としたハエ類の蒸散式駆除剤を提供する
こと。 【解決手段】 空気中に有効成分を蒸散させるハエ類の
蒸散式駆除剤において、(+)−1R−トランス−2,
2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロ
プロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベ
ンジルを有効成分とし、ハエ類を殺虫及び/又は忌避す
ることにより駆除するハエ類の蒸散式駆除剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、低薬量で、ハエ
類の駆除に有効な蒸散式駆除剤及びその駆除剤を用いた
ハエ類の駆除方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハエ類の駆除は、これらが蛍光灯
の光や食品等の臭いへ誘引されることを利用して、蛍光
灯又はフェニル酢酸エステル(特開平11−21730
5号公報参照。)、リンゴ酸ジブチル(特表平10−5
02364号公報参照。)のような化学成分を配合した
製剤、食品自体又はその抽出物を配合した製剤と粘着剤
等のトラップを組み合わせて駆除することが多かった。
しかし、食品を直接取り扱う食品加工場や飲食店の厨房
ではこのような誘引作用を利用した製剤では充分な効果
を得ることが困難であった。
【0003】誘引作用を利用しない場合では、薬液と噴
射剤を耐圧容器に充填したエアゾールで、短時間で内容
物の全量を噴霧するトータルリリース型や発見した虫に
直接噴霧する随時噴霧型のものでの駆除が挙げられる
が、これらの駆除方法では処理自体に手間がかかる上、
一時的な駆除効果しか得られず、30日程度のライフサ
イクルを持つハエ類では被処理空間を飛びまわる成虫の
数を一時的に減らすのみで、その次の世代が成長すると
処理前と大差ない状態に戻ってしまい、完全に駆除する
ことが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、前記従来
の技術の問題を解決するようにしたもので、すなわち、
ハエ類に高い活性を示し、安全性の高い(+)−1R−
トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
ビニル)シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テ
トラフルオロベンジル(以下、トランスフルトリンとい
う。)を有効成分とし、これを蒸散させて接触させるこ
とにより、より安全かつ有効にイエバエ、チョウバエ、
ノミバエ、ショウジョウバエ、ハマベバエ、タマバエ、
ニセケバエ、キノコバエ、ツヤホソバエ、ハヤトビバ
エ、ミギワバエ等のハエ類を駆除することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願発明者達は、鋭意研究した結果、請求項1に係
る発明は、空気中に有効成分を蒸散させるハエ類の蒸散
式駆除剤において、トランスフルトリンを有効成分と
し、ハエ類を殺虫及び/又は忌避することにより駆除す
るハエ類の蒸散式駆除剤である。
【0006】前記目的を達成するために、請求項2に係
る発明は、前記有効成分を溶剤にて希釈又は溶解した薬
液を吸液芯の一端を浸潰して吸液し、該吸液芯の他端を
加熱することによって有効成分を蒸散させるようにした
請求項1記載のハエ類の蒸散式駆除剤である。
【0007】前記目的を達成するために、請求項3に係
る発明は、前記有効成分を保持及び蒸散させる有効成分
含浸体からモータを動力源としたファン式送風機によっ
て有効成分を蒸散させるようにした請求項1記載のハエ
類の蒸散式駆除剤である。
【0008】前記目的を達成するために、請求項4に係
る発明は、請求項1〜3記載のいずれか1項に記載のハ
エ類の蒸散式駆除剤を用いたハエ類の駆除方法である。
【0009】前記目的を達成するために、請求項5に係
る発明は、1日の単位容積当たりのトランスフルトリン
の処理量が0.8〜10mg/日・mとなる処理を繰
り返す請求項4記載のハエ類の駆除方法である。
【0010】請求項1〜5に係る発明によれば、ハエ類
に対して高い活性を示し、安全性の高い有効成分とな
り、これを加熱などで蒸散させて接触させることによ
り、低薬量で、より安全かつ有効にハエ類を駆除するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】有効成分を蒸散させる手段として
は、図1に示されるように、有効成分を溶剤にて希釈又
は溶解した薬液2を吸液芯7の一端を浸潰して吸液し、
その吸液芯7の他端をコード5により通電された発熱体
4で加熱することによって液注入口6より上方に吸液さ
れた薬液を蒸散させる方法である。
【0012】また、図2に示されたものは、蒸散式駆除
剤を含浸させた有効成分含浸体11からモータ10を駆
動源とするファン式送風機9などで送風又は通気するこ
とにより有効成分を薬剤含浸体収納部12に設けた通気
孔15から蒸散させる蒸散式駆除装置8である。電源は
電池ケース13に収納した電池14である。さらに、図
3に示されるように、加熱蒸散した有効成分をファン送
風機9によって拡散させると短時間で効率よく処理する
ことが可能である。
【0013】
【実施例1】加熱によるハエ類の蒸散式駆除剤加熱蒸散
器3は、薬液容器1の吸液芯7を加熱する発熱体4、加
熱蒸散した薬液成分を短時間で拡散させる通気部から構
成される。発熱体温度は、トランスフルトリンの熱安定
性及び揮散性の観点から80〜200℃の範囲であれば
よく、好ましくは100〜170℃である。加熱時間
は、例えば、タイマーなどにより容易に調整することが
できる。加熱時間は、1日当たり1〜24時間、特に、
3〜12時間に調整されることが好ましい。
【0014】実施例及び試験例を挙げて詳しく説明する
が、本願発明はこれらに限定されるものではない。薬液
は、有効成分であるトランスフルトリンを溶剤で希釈し
又は溶解したもので、その配合量は、トランスフルトリ
ンの溶剤への溶解性、吸液芯の吸い上げ能力、加熱使用
時の揮散性、安全性の観点から0.1〜50重量%、好
ましくは2〜30重量%が望ましい。
【0015】前記以外に、ステアリン酸ブチル、パラフ
ィン類のような蒸散量調節剤、ジブチルヒドロキシトル
エンのような酸化防止剤、パラアミノ安息香酸類、サリ
チル酸類のような紫外線吸収剤又は香料、消臭剤、除菌
剤等を適宜添加してもよい。これらを単独又は複数組み
合わせて用いてもよく、その比率、混合及び配合は任意
とし、何等制限されない。
【0016】溶剤としては、炭素数が8〜18である脂
肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロ
ゲン系炭化水素、エステル、エーテル及びケトン等の溶
剤が例示できるが、これらに限定するものではなく、そ
の比率、混合及び配合は任意とし、何等制限されない。
【0017】薬液を吸液する吸液芯としては薬液を吸い
上げることができ、加熱蒸散器の発熱体の温度80〜1
80℃に耐えられるものであればよく、無機粉末又は有
機粉末を糊剤で粘結させたものや、熱可塑性樹脂を焼結
させたもの等が挙げられる。熱可塑性樹脂を焼結させた
吸液芯としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等のポリオレフィン系樹脂のビーズを焼結したもの等
が挙げられる。吸液芯の大きさ及び形状は、任意であ
る。その一例としては、例えば、直径3〜15mm程
度、長さ10〜100mm程度の棒状体などが挙げられ
る。なお、吸液芯には必要に応じて、例えば、ジブチル
ヒドロキシトルエンなどの蒸散量調節剤を含有させても
よい。
【0018】
【試験例1】実施例1に示した加熱によるハエ類の蒸散
式駆除剤を用いて効力評価を行った。試験例1では、準
実地試験及び実地試験を行った。 1. 供試剤 所定量のトランスフルトリンを炭素数10〜15の脂肪
族炭化水素系溶剤に溶かして薬液を調整した。吸液芯7
は、石膏、クレー、珪藻土等の材料で構成し、その配合
比の調節によって、トランスフルトリンの蒸散量を調節
した。加熱蒸散器3は、薬液容器1を装着して加熱した
際の吸液芯7の表面温度が120℃となるように調整し
たものを用いた。実地試験では、薬剤2の拡散を促すた
めに、吸液芯加熱部の上部に送風機を設置し、加熱蒸散
した薬剤蒸気を強制的に拡散させた。この際、供試剤は
各実地フィールドの壁面に設置し、送風機9の吸気口が
壁面に、排気口がフィールド中央に向くように設置して
試験を実施した。
【0019】2.試験方法 2−1.準実地試験 準実地試験は、3.6×3.6×2.5m(室容積3
2.4m)の無風恒温室の床面中央に供試剤を置き、
所定時間加熱蒸散させた後、供試虫としてイエバエ、ノ
ミバエ、ショウジョウバエを放ち、時間の経過に伴うノ
ックダウン虫数をカウントした。各観察時間におけるノ
ックダウン率からBlissのProbit法によりKT50
を求めた。所定時間後に全ての供試虫を清潔な容器に移
し、5%砂糖水を与え、25℃の恒温室に入れ、24時
間後に致死率を調べた。
【0020】2−2.実地試験 実地試験は、実際にハエ類の被害に悩まされている食品
工場と精肉作業場で行った。所定の蒸散量に調整された
供試剤を所定台数用意した。処理前に予め定めた場所数
箇所にトラップ(粘着シート型捕虫紙を装着した捕虫器
/ハエ類の発生数を調べる。)を設置し、所定日数後に
捕獲されたハエ類数をカウントし、設置日数で割って1
日当たりの捕虫数を求め、処理前の1日当たりの捕虫数
とした。トラップを新たなものと取り替えて、供試剤の
加熱蒸散を開始し、試験開始とした。その後、1日当た
り8時間の加熱蒸散を毎日繰り返した。1〜2週間毎に
トラップを新たなものと取り替え、その時に捕獲された
ハエ類の数をカウントし、設置日数で割って1日当たり
の捕獲数を求めた。1日当たりの捕虫数を処理前の1日
当たりの捕虫数で割って捕虫率を求め、処理前後のハエ
類発生数の推移を調査した。 1日当たりの捕虫数=捕虫数/トラップ設置日数 捕虫率(%)=1日当たりの捕虫数/処理前の1日当た
りの捕虫数
【0021】3.試験結果 準実地試験の結果を表1に、実地試験の結果を表2に示
した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】4.考察 準実地試験の結果(表1)から、加熱蒸散式駆除剤にお
いて、トランスフルトリンは、ハエ類に対して他の薬剤
に比較して高い効果を示すことがわかった。特に、蒸散
量が0.8mg/日・m以上の時に顕著な効果を示す
と考えられた。さらに、このことを実地で検証するする
ために実地試験を行ったところ、実地試験(表2)にお
いても、トランスフルトリンを有効成分とする加熱蒸散
式駆除剤は、特に、蒸散量が0.8mg/日・m以上
の時にハエ類に対して顕著な効果を示すことが確認でき
た。
【0025】
【実施例2】ファン式送風機によって蒸散させるように
した駆除剤 ファン式送風機9によって蒸散させるようにした駆除剤
は、トランスフルトリンを保持及び揮散させる有効成分
含浸体11、有効成分含浸体11を収納する薬剤含浸体
収納部12、モータ10を動力源としたファン式送風機
9からなる。当該駆除剤は、性能、安定性及び使用時の
安全性の点から、薬剤の収納及び/又は保護を目的とす
る含浸体ケースを具備することが好ましい。また、ファ
ン送風機は、ファン、ファンの収納及び/又は保護及び
/又は風の整流及び/又は風力増強を機能とするファン
ケース、モータを具備することが好ましい。
【0026】有効成分含浸体の形状は、気体の整流機能
を有するハニカム形状ではなく、有効面積の大きい粒
状、線状、糸状より選ばれる一種以上であることが好ま
しい。その材質は、セルロース、高分子吸水剤、高分子
吸油剤、ゲルから選ばれる一種以上であることが、有効
成分の保護及び/又は放出の点から好ましい。風力を生
み出すファンは、シロッコファン及び/又は軸流ファン
であることが好ましく、シロッコファンを用いる場合は
ファンの周囲に風を集めるよう設計されたファンケース
を設けることが特に好ましい。有効成分含浸体に酸化防
止剤及び/又は紫外線吸収剤配合すること、及び/又は
含浸体ケースに紫外線吸収剤を配合することにより、長
期間安定して本願発明を利用することが可能となる。ま
た、屋外での使用が可能となるという利点がある。
【0027】終点表示方法としては、親油性アントラキ
ノン系色素を親水性の含浸体に使用し、薬液に溶けてい
るとき、色が認識でき薬剤が蒸散したとき色素が含浸体
中に入り込んで色が認識できない現象を利用する方法、
電子供与性呈色性有機化合物及び減感剤、電子供与性呈
色性有機化合物、減感剤及び顕色剤からなる可変色色素
を利用した方法、昇華剤の昇華速度と薬剤の蒸散速度を
略一致させる方法などが挙げられる。これらは単独で用
いることも可能だが、色調の変化と昇華剤をを組み合わ
せることで使用している実感が増し、より好ましい。昇
華速度の調整は昇華剤封入ケースに設ける通気孔の面積
で任意にコントロールすることが可能である。また、モ
ータによって駆動されたファンの回転による風の流路
が、吸気口、有効成分含浸体、ファン、ファンケース、
排気口の順番であることがより好ましい。本願発明に
は、前記有効成分の劣化を防止するための酸化防止剤や
紫外線吸収剤のみならず、有効成分の揮散量を調整する
ための抑制剤、芳香、消臭・除菌などの機能を付与する
物質などを任意に添加することができる。
【0028】
【試験例2】実施例2に示したファン式用の駆除剤を用
いて効力評価を行った。試験例2では、準実地試験を行
った。 1. 供試剤 トランスフルトリンを酸化防止剤、溶剤、終点表示用色
素と共にセルロース製の薬剤含浸体に含浸させ、薬剤含
浸体収納部に収納して、ファン式用の駆除剤に装着して
供試剤とした。薬剤蒸散量は、薬剤含浸体の量、ファン
式用の駆除剤の排気口、吸気口の開口部面積で所定の量
に調整した。 2. 試験方法 〔試験例1〕2−1.準実地試験に準じた方法で行っ
た。
【0029】3.試験結果 準実地試験の結果を表3に示した。
【0030】
【表3】
【0031】4.考察 ファン式用の駆除剤においても、トランスフルトリンは
ハエ類に対して高い効果を示した。加熱蒸散式駆除剤と
同様に、特に、蒸散量が0.8mg/日・m以上の時
に顕著な効果を示した。
【0032】試験例1及び2の結果から、トランスフル
トリンを有効成分として蒸散させる加熱蒸散式及びファ
ン式用の駆除剤である本願発明においては、蒸散量が
0.8mg/日・m以上の時に、高い効力が望めるこ
とが明らかになった。また、空間への拡散性、経済性及
び人体に対する安全性を考慮すると、10mg/日・m
以下の蒸散量に調節して使用することが望ましく、実
用的には、0.8mg/日・m〜10.mg/日・m
の蒸散量が望ましいと判断できた。
【0033】
【発明の効果】本願発明によるハエ類の蒸散式駆除剤及
びそれを用いた駆除方法は、有効成分であるトランスフ
ルトリンの特性を生かした製剤及びその製剤の特性を生
かした駆除方法であり、特に、ハエ類の侵入や混入によ
って深刻な被害を被る食品工場や食肉加工場といった大
容量の施用場面において、安全性と経済性を確保しつ
つ、顕著な効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を実施するための加熱蒸散器の断面図
である。
【図2】本願発明を実施するためのファン式送風機付き
蒸散式駆除装置の断面図である。
【図3】本願発明を実施するためのファン式送風機付き
加熱蒸散式駆除装置の断面図である。
【符号の説明】
1…薬液容器、2…薬液、3…加熱蒸散器、4…発熱
体、7…吸液芯、8…蒸散式駆除装置、9…ファン式送
風機、10…モータ、11…有効成分含浸体、12…薬
剤含浸体収納部、13…電池ケース、14…電池、15
…通気孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気中に有効成分を蒸散させるハエ類の
    蒸散式駆除剤において、(+)−1R−トランス−2,
    2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロ
    プロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオロベ
    ンジルを有効成分とし、ハエ類を殺虫及び/又は忌避す
    ることにより駆除することを特徴とするハエ類の蒸散式
    駆除剤。
  2. 【請求項2】 前記有効成分を溶剤にて希釈又は溶解し
    た薬液を吸液芯の一端を浸潰して吸液し、該吸液芯の他
    端を加熱することによって有効成分を蒸散させるように
    した請求項1記載のハエ類の蒸散式駆除剤。
  3. 【請求項3】 前記有効成分を保持及び蒸散させる有効
    成分含浸体からモータを動力源としたファン式送風機に
    よって有効成分を蒸散させるようにした請求項1記載の
    ハエ類の蒸散式駆除剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のいずれか1項に記載
    のハエ類の蒸散式駆除剤を用いたハエ類の駆除方法。
  5. 【請求項5】 1日の単位容積当たりの(+)−1R−
    トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
    ビニル)シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テ
    トラフルオロベンジルの処理量が0.8〜10mg/日
    ・mとなる処理を繰り返すようにする請求項4記載の
    ハエ類の駆除方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004123702A (ja) * 2002-08-08 2004-04-22 Earth Chem Corp Ltd 屋内衛生害虫駆除剤および屋内衛生害虫駆除方法
JP2010059198A (ja) * 2009-11-20 2010-03-18 Sumitomo Chemical Co Ltd 害虫防除用組成物及び害虫の防除方法

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