JP2003192105A - 物品の搬送装置 - Google Patents

物品の搬送装置

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JP2003192105A
JP2003192105A JP2001390725A JP2001390725A JP2003192105A JP 2003192105 A JP2003192105 A JP 2003192105A JP 2001390725 A JP2001390725 A JP 2001390725A JP 2001390725 A JP2001390725 A JP 2001390725A JP 2003192105 A JP2003192105 A JP 2003192105A
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pallet
conveying
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chain conveyor
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Toshitaka Fuji
俊隆 藤
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スタッカークレーンの位置決めが
ずれても物品の落下や荷崩れを防止できる物品の搬送装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 物品Fを搬送・支持可能なチェーンコン
ベヤ装置11と、チェーンコンベヤ装置11に沿って配
置され、(大)のパレットPLを搬送する経路を規制す
る固定ガイド12と、チェーンコンベヤ装置11に沿っ
て配置され、(小)のパレットPLを搬送する経路を規
制する可動ガイド13と、可動ガイド13を上下方向へ
昇降させるカム機構を備え、可動ガイド13に、上方か
らチェーンコンベヤ21上へスタッカークレーンCより
卸される(小)のパレットPLをこの(小)のパレット
PLを搬送する経路内に案内する受け材42を設ける。
この構成によれば、スタッカークレーンCのパレットP
Lの卸す位置が多少ずれていても(小)のパレットPL
をその搬送経路内ヘ案内することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば物品保管
設備の周辺に配設された物品の搬送装置、特に物品保管
設備からの物品の搬出に使用される物品の搬送装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動倉庫(物品保管設備)では、
物品を保管した収納部と搬入出口との間における物品の
入出庫を、スタッカークレーンにより行っている。そし
て前記搬入出口には、実際にスタッカークレーンとの間
で物品の受渡し(荷捌き)を行う荷捌き手段としてコン
ベヤ装置(物品の搬送装置)が設けられることが多い。
【0003】このように荷捌き手段としてコンベヤ装置
を使用する場合、スタッカークレーンのフォーク装置に
よりコンベヤ装置上の物品を掬うときあるいはコンベヤ
装置上へ物品を卸すとき、フォーク装置の出退フォーク
はコンベヤ装置上へ出退し、コンベヤ装置の物品搬送レ
ベルを超えて上下に移動する必要があることから、コン
ベヤ装置の中央にフォーク装置の出退フォークが移動す
るスペースを有するチェーンコンベヤ装置が多く使用さ
れる。
【0004】また多品種の物品を保管する物品保管設備
では、物品保管設備のスタッカークレーンを使用してチ
ェーンコンベヤ装置へ搬出する際に、物品の種類によ
り、特に物品が荷幅の小さいパレットに載置されている
場合には、スタッカークレーンのフォーク装置からパレ
ットを卸すとき、パレットの中心がチェーンコンベヤ装
置の中心よりずれてパレットが不安定になり物品が荷崩
れすることを防止するために、スタッカークレーンを正
確に位置決めしてチェーンコンベヤ装置へ渡している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スタッカーク
レーンの位置決めの精度には限界があり、また精度よく
スタッカークレーンの位置決めを行おうとすると、スタ
ッカークレーンがチェーンコンベヤ装置の位置に停止す
るために時間がかかり作業能率を低下させたり、位置決
めに必要なセンサとして高価なセンサを使用する必要が
あった。
【0006】そこで、本発明は、スタッカークレーンの
位置決めがずれてもスタッカークレーンより物品を卸す
とき、物品の荷崩れを防止できる物品の搬送装置を提供
することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、物品を搬
送する搬送手段と、前記搬送手段による物品の搬送方向
に沿って配置され、第1物品を搬送する経路を規制する
第1位置規制手段と、前記搬送手段による物品の搬送方
向に沿って配置され、前記第1物品より規制幅が狭い第
2物品を搬送する経路を規制する第2位置規制手段と、
前記第2位置規制手段を上下方向へ昇降させる昇降手段
とを備え、前記搬送手段により前記第1物品を搬送する
とき、前記第2位置規制手段は前記昇降手段によって前
記搬送手段の物品搬送高さより下まで下降されることを
特徴とするものである。
【0008】上記構成によれば、第2物品を搬送すると
き、この第2物品は第2位置規制手段に搬送経路が規制
されて搬送され、また第1物品を搬送するとき、第2位
置規制手段は昇降手段によって搬送手段の物品搬送高さ
より下まで下降され、第1物品は第1位置規制手段に搬
送経路が規制されて搬送される。よって、搬送方向に規
制幅が異なる第1物品と第2物品がともに、搬送経路が
規制されて搬送手段により搬送されるとともに、搬送手
段からずれて荷崩れを起こすことが防止される。
【0009】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、前記第2位置規制手段上に、
上方から前記搬送手段上へ卸される前記第2物品をこの
第2物品を搬送する経路内に案内する受け材を設けるこ
とを特徴とするものである。
【0010】上記構成によれば、上方から搬送手段上へ
卸される第2物品は、受け材により第2物品の搬送経路
内ヘ案内される。このように第2物品を卸すときに、卸
す位置が多少ずれていても第2物品は第2物品の搬送経
路内ヘ案内されることから、卸す位置の精度を下げるこ
とができる。
【0011】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1または請求項2に記載の発明であって、前記受け材
は、前記搬送手段に前記第2物品が卸される範囲に少な
くとも設けられることを特徴とするものである。
【0012】上記構成によれば、受け材は、搬送手段に
第2物品が卸される範囲に少なくとも設けられ、上方か
ら搬送手段上へ卸される第2物品は、この受け材により
第2物品の搬送経路内ヘ案内される。
【0013】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の発明であって、前記昇
降手段は、前記物品を搬送手段上へ卸す卸し手段からの
指令に応じて前記第2位置規制手段を昇降することを特
徴とするものである。
【0014】上記構成によれば、卸し手段の指令に応じ
て昇降手段は第2位置規制手段を昇降させる。すなわち
物品が第1物品のとき第2位置規制手段を搬送手段の物
品搬送高さより下まで下降させ、第2物品のとき第2位
置規制手段を搬送手段の物品搬送高さより上まで上昇さ
せる。
【0015】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図8は本発明の実施の形態における物品
の搬送装置を備えた物品保管設備の要部平面および側面
図である。
【0016】図8に示すように、物品保管設備FSに
は、荷出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔て
て設置した2基の収納棚Aと、それらの収納棚Aどうし
の間に形成した作業通路Bを自動走行するスタッカーク
レーン(卸し手段の一例)Cとが設けられ、各収納棚A
には多数の物品収納部(物品収納手段)Dが上下多段か
つ左右(スタッカークレーンCの走行方向)に並設され
ている。前記各物品収納部Dには、(大)(小)の2種
類の大きさの物品Fが、これら大きさに応じて(大)
(小)の2種類の大きさのパレットPLに載置されて収
納される。
【0017】また上記収納棚Aの収納部Dの下方一部を
取り外して(開放して)、本発明の物品の搬送装置であ
る、前記物品Fを載置しているパレットPLを物品保管
設備FSに対して搬入出する搬入出コンベヤ装置1が配
設され、上記スタッカークレーンCにより、この搬入出
コンベヤ装置1と物品収納部Dとの間で(物品Fを載置
している)パレットPLの入出庫動作が実行される。ま
た搬入出コンベヤ装置1へは連続してパレットPLの搬
送コンベヤ2が配設され、搬送コンベヤ2と搬入出コン
ベヤ装置1との間でパレットPLの搬入・搬出が行われ
る。
【0018】前記作業通路Bには、収納棚Aの長手方向
に沿って走行レール3が設置され、前記スタッカークレ
ーンCは、走行レール3に沿って走行する走行車体4
に、昇降台5と、その昇降台5を昇降操作自在に案内支
持する前後一対の昇降マスト6とを設けて構成され、昇
降台5には物品移載用のフォーク装置7が設けられてい
る。
【0019】上記搬入出コンベヤ装置1の構成を図1〜
図7に基づいて詳細に説明する。この搬入出コンベヤ装
置1は、物品Fを搬送・支持可能なチェーンコンベヤ装
置(搬送手段の一例)11と、チェーンコンベヤ装置1
1によるパレットPLの搬送方向に沿って配置され、
(大)のパレットPL(第1物品の一例)を搬送する経
路を規制する固定ガイド(第1位置規制手段の一例)1
2と、チェーンコンベヤ装置11によるパレットPLの
搬送方向に沿って配置され、(小)のパレットPL(第
1物品より規制幅が狭い第2物品の一例)を搬送する経
路を規制する可動ガイド(第2位置規制手段の一例)1
3と、可動ガイド13を上下方向へ昇降させるカム機構
(昇降手段の一例)14から構成されている。
【0020】上記チェーンコンベヤ装置11は、(小)
のパレットPLを搬送可能で、かつフォーク装置5の出
退フォーク(本体)が出退可能なスペースを設けるよう
に配置された一対のチェーンコンベヤ21と、これら各
チェーンコンベヤ21のスタッカークレーンC側端部に
配置された大小のパレットPLのストッパ22から構成
されている。前記各チェーンコンベヤ21は、大小のパ
レットPLの搬送経路を形成するチェーン24が、搬送
方向前後の両端部にそれぞれ配置された端部スプロケッ
ト25と一対の案内スプロケット26と駆動スプロケッ
ト27に渡って張設されて構成され、また各チェーンコ
ンベヤ21の駆動スプロケット27の回転軸は連結され
この回転軸に正逆に駆動可能な駆動モータ28が連結さ
れている。この駆動モータ28が正逆に駆動されること
より、各駆動スプロケット27および案内スプロケット
26、端部スプロケット25を介して各チェーン24が
双方向に駆動され、よって大小のパレットPLは双方向
へ搬送される。
【0021】また前記固定ガイド12は、(大)のパレ
ットPLの搬送方向とは直角な方向の幅を設けて搬送経
路に沿って配置され、(大)のパレットPLを案内する
一対のガイド体31から構成され、これら各ガイド体3
1は、(大)のパレットPLを案内する側面31aと、
この側面32の上端に連続して、これら各ガイド体31
に挟まれて形成される(大)のパレットPLの搬送経路
側に傾斜したテーパ面31bを有する部材から形成され
ている。
【0022】また前記可動ガイド13は、(小)のパレ
ットPLの搬送方向とは直角な方向の幅を設けて搬送経
路に沿って配置され、(小)のパレットPLを案内する
一対のガイド体41と、これら各ガイド体41の上面に
沿って配置され、上方からチェーンコンベヤ21上へス
タッカークレーンCより卸される(小)のパレットPL
をこの(小)のパレットPLを搬送する経路内に案内す
る受け材42から構成されている。また各受け材42
は、前記(小)のパレットPLの搬送経路側に傾斜した
テーパ面42aを有し、スタッカークレーンCによりチ
ェーンコンベヤ21に(小)のパレットPLが卸される
範囲に設けられている。
【0023】また上記カム機構14は、可動ガイド13
の各ガイド体41毎に独立して設けられている。各カム
機構14は、ガイド体41の下部でその前後位置にそれ
ぞれ連結された一対の昇降体51と、これら各昇降体5
1をそれぞれ垂直方向へ案内するガイド機構52と、各
昇降体51の下端に、チェーンコンベヤ21により搬送
される大小のパレットPLの搬送方向とは直角な方向
(以下、左右方向と称す)に回転自在に支持された遊転
ローラ53と、これら各遊転ローラ53の下端部でそれ
ぞれ接して同時に回転するカム体54と、これらカム体
54の回転軸55を支持する軸受56と、前記回転軸5
5に連結された駆動モータ57から構成されている。前
記駆動モータ57の駆動により、回転軸55を介してカ
ム体54が回動し、カム体54の回動により遊転ローラ
53を介して、またガイド機構52に案内されて昇降体
51が上下方向に昇降され、よってこの昇降体51に連
結された可動ガイド13のガイド体41が昇降されて、
可動ガイド13が、チェーンコンベヤ21によるパレッ
トPL搬送面(物品搬送高さ)より上方位置へ上昇さ
れ、またパレットPL搬送面より下方位置へ下降され
る。
【0024】また図1に示すように、搬入出コンベヤ装
置1には、スタッカークレーンC側端部に配置されてチ
ェーンコンベヤ21上に(大)のパレットPLが載置さ
れたことを検出する、透過形光電スイッチからなる大パ
レット在荷検出器61と、この大パレット在荷検出器6
1より搬送コンベヤ装置2側で(小)のパレットPLが
載置されたことを検出する、透過形光電スイッチからな
る小パレット在荷検出器62と、(小)のパレットPL
が所定移動位置よりはみ出していないかどうかを確認す
る、透過形光電スイッチからなるはみ出し検出器63
と、スタッカークレーンC側へパレットPLを搬送する
ときその通過を検出して、チェーンコンベヤ21を停止
する高速カット検出器64が設けられ、これら検出器6
1,62,63,64の検出情報は、図7に示す搬入出
コンベヤ装置1のコントローラ71に入力されている。
【0025】また図7に示すように、このコントローラ
71に、上記チェーンコンベヤ装置11の駆動モータ2
8と、カム機構14の各駆動モータ57が接続され、さ
らにスタッカークレーンCの制御装置72と、搬送コン
ベヤ装置2の制御装置73に接続されている。
【0026】このコントローラ71により駆動される搬
入出コンベヤ装置1の動作を説明する。 [入庫動作]まず物品保管設備FSへ、物品Fを載置す
る大小のパレットPLを入庫する場合について説明す
る。
【0027】まず搬送コンベヤ装置2の制御装置73よ
り物品Fを搬入してよいかどうかの問い合わせデータ
(パレットPLの大小のデータを含む)を入力すると、
大パレット在荷検出器61または大パレット在荷検出器
62によりチェーンコンベヤ21上のパレットPLの有
無を確認し、パレットPLが有る場合には、搬入できな
い旨の不許可データを搬送コンベヤ装置2の制御装置7
3へ出力し、パレットPLが無い場合には、問い合わせ
データのパレットPLの大小のデータに応じて、可動ガ
イド13を昇降させる。すなわち(大)のパレットPL
のとき、カム機構14の両駆動モータ57を駆動してパ
レットPL搬送面より下方位置へ下降させ、また(小)
のパレットPLのとき、カム機構14の両駆動モータ5
7を駆動してパレットPL搬送面より上方位置へ上昇さ
せる。続いて、チェーンコンベヤ装置11の駆動モータ
28を駆動してチェーンコンベヤ21をスタッカークレ
ーンC方向へ高速で駆動させる。そして搬入できる旨の
許可データを搬送コンベヤ装置2の制御装置73へ出力
する。
【0028】前記許可データに応じて搬送コンベヤ装置
2がパレットPLの搬入動作を開始し、パレットPLが
搬送コンベヤ装置2より移載されチェーンコンベヤ21
により搬送される。このとき、パレットPLはスタッカ
ークレーンC方向へ、(小)のパレットPLのとき可動
ガイド13のガイド体41により可動ガイド13により
形成される搬送経路内を規制されながら搬送され、
(大)のパレットPLのとき固定ガイド12のガイド体
31により、固定ガイド12により形成される搬送経路
内を規制されながら搬送される。そして、高速カット検
出器64が動作すると、チェーンコンベヤ21の駆動を
低速に切換え、(小)のパレットPLのとき小パレット
在荷検出器62が動作すると、また(大)のパレットP
Lのとき大パレット在荷検出器61が動作すると駆動モ
ータ28を停止させる。上記搬送により、(小)のパレ
ットPLはストッパ22の手前の所定移載位置で停止
し、(大)のパレットPLはストッパ22に当って所定
移載位置で停止する。なお、(小)のパレットPLが前
記所定移載位置よりはみ出して停止し、はみ出し検出器
63が動作すると、はみ出し検出器63が動作しなくな
るまでチェーンコンベヤ装置11の駆動モータ28を駆
動して(小)のパレットPLを搬送コンベヤ装置2側へ
移動させる。
【0029】このように物品Fが搬入されると、パレッ
トPLの大小のデータを含む入庫データをスタッカーク
レーンCの制御装置72へ出力する。スタッカークレー
ンCの制御装置72はこの入庫データに応じて、フォー
ク装置7を駆動してチェーンコンベヤ21より物品Fを
掬って入庫を行うとともに、パレットPLの大小のデー
タの情報に基づいてこの入庫した物品Fを管理する。ま
たチェーンコンベヤ21より物品Fが搬出されると、大
パレット在荷検出器61と小パレット在荷検出器62が
オフとなり(在荷無し)となり、チェーンコンベヤ21
上への物品Fの搬入が可能となる。 [出庫動作]次に物品保管設備FSから物品Fを出庫す
る場合について説明する。
【0030】まずスタッカークレーンCの制御装置72
より物品Fの出庫データ(パレットPLの大小のデータ
を含む)を入力すると、大パレット在荷検出器61また
は小パレット在荷検出器62によりチェーンコンベヤ2
1上のパレットPLの有無を確認し、パレットPLが有
る場合には、出庫できない旨の不許可データをスタッカ
ークレーンCの制御装置72へ出力し、パレットPLが
無い場合には、出庫データのパレットPLの大小のデー
タに応じて、可動ガイド13を昇降させる。すなわち
(大)のパレットPLのとき、カム機構14の両駆動モ
ータ57を駆動してパレットPL搬送面より下方位置へ
下降させ、また(小)のパレットPLのとき、カム機構
14の両駆動モータ57を駆動してパレットPL搬送面
より上方位置へ上昇させる。そして出庫できる旨の許可
データをスタッカークレーンCの制御装置72へ出力す
る。
【0031】前記許可データに応じてスタッカークレー
ンCがパレットPLの出庫動作を開始し、パレットPL
が移載される。このとき、パレットPLは、(小)のパ
レットPLのとき可動ガイド13の受け材42により、
可動ガイド13により形成される搬送経路内ヘ案内さ
れ、(大)のパレットPLのとき固定ガイド12のガイ
ド体31により、固定ガイド12により形成される搬送
経路内ヘ案内される。そして、(小)のパレットPLの
とき小パレット在荷検出器62が動作すると、また
(大)のパレットPLのとき大パレット在荷検出器61
が動作すると、パレットPLの大小のデータを含む搬出
データを搬送コンベヤ装置2の制御装置73へ出力す
る。
【0032】そして、搬送コンベヤ装置2の制御装置7
3より搬出の許可データを入力すると、チェーンコンベ
ヤ装置11の駆動モータ28を駆動してチェーンコンベ
ヤ21を搬送コンベヤ装置2方向へ高速で駆動させ、一
定時間後に駆動モータ28を停止する。これにより、パ
レットPLは搬送コンベヤ装置2方向へ、(小)のパレ
ットPLのとき可動ガイド13のガイド体41により可
動ガイド13により形成される搬送経路内を規制されな
がら搬送され、(大)のパレットPLのとき固定ガイド
12のガイド体31により、固定ガイド12により形成
される搬送経路内を規制されながら搬送され、搬送コン
ベヤ装置2へ移載される。またチェーンコンベヤ21よ
り物品Fが搬出されると、大パレット在荷検出器61と
小パレット在荷検出器62がオフとなり(在荷無し)と
なり、チェーンコンベヤ21上への物品Fの出庫が可能
となる。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、
(小)のパレットPLを搬送するとき、この(小)のパ
レットPLは可動ガイド13に搬送経路が規制されて搬
送され、また(大)のパレットPLを搬送するとき、可
動ガイド13はカム機構14によってチェーンコンベヤ
装置11(チェーンコンベヤ21)の物品搬送面より下
まで下降され、(大)のパレットPLは固定ガイド12
に搬送経路が規制されて搬送されることにより、搬送方
向に規制幅が異なる(大)(小)のパレットPLがとも
に、搬送経路が規制されてチェーンコンベヤ装置11
(チェーンコンベヤ21)により搬送されるとともに、
チェーンコンベヤ21からずれて(大)(小)のパレッ
トPLが不安定になり荷崩れを起こすことを防止するこ
とができる。
【0034】また本実施の形態によれば、上方からチェ
ーンコンベヤ21上へ卸される(小)のパレットPL
は、受け材42により(小)のパレットPLの搬送経路
内ヘ案内されることから、スタッカークレーンCがパレ
ットPLを卸すとき、その卸し位置が多少ずれていても
(小)のパレットPLをその搬送経路内ヘ案内すること
ができ、前記スタッカークレーンCの卸す位置の精度を
下げることができる。また(大)のパレットPLにおい
ても、ガイド体31により(大)のパレットPLの搬送
経路内ヘ案内されることから、スタッカークレーンCが
パレットPLを卸すとき、その卸し位置が多少ずれてい
ても(小)のパレットPLをその搬送経路内ヘ案内する
ことができ、前記スタッカークレーンCの卸す位置の精
度を下げることができる。したがって、スタッカークレ
ーンCはチェーンコンベヤ装置11の位置に正確に停止
する必要がなくなり、スタッカークレーンCを停止させ
るまでの時間を短縮でき、よって作業能率を向上でき、
さらに位置決めに必要なセンサとして高価なセンサを使
用する必要を無くすことができる。
【0035】また本実施の形態によれば、受け材42
は、チェーンコンベヤ21に(小)のパレットPLが卸
される範囲に設け、ガイド体41全体に設けることを避
けることにより、カム機構14により昇降される可動ガ
イド13の重量を軽くでき、一時的にでもスタッカーク
レーンCから卸される(小)のパレットPLの重量がか
かるカム機構14の負担を軽くすることができる。
【0036】また本実施の形態によれば、スタッカーク
レーンCの出庫データに応じて可動ガイド13を昇降さ
せることにより、パレットPLの大小に応じて可動ガイ
ド13を昇降でき、大小のパレットPLが卸されるとき
にチェーンコンベヤ21上よりずれて不安定となり荷崩
れを起こすことを防止できる。
【0037】なお、上記本実施の形態では、搬送手段に
より搬送される物品を、物品Fが載置されるパレットP
Lとしているが、前記物品をタンクなどで大きさの異な
る容器やカゴなどとしてもよい。
【0038】また上記本実施の形態では、受け材42
は、ガイド体41上で“チェーンコンベヤ21に(小)
のパレットPLが卸される範囲”に設けられているが、
ガイド体41上の全長に設けることも可能である。
【0039】また上記本実施の形態では、搬送手段とし
てチェーンコンベヤ装置11を設けているが、左右に分
かれた搬送ベルトを有するベルトコンベヤなど他の搬送
手段とすることができる。
【0040】また上記本実施の形態では、可動ガイド1
3の昇降手段としてカム機構14を使用しているが、カ
ム機構14に限ることはなく、シリンダ装置などを使用
して昇降するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第2物品
を搬送するとき、この第2物品は第2位置規制手段に搬
送経路が規制されて搬送され、また第1物品を搬送する
とき、第2位置規制手段は昇降手段によって搬送手段の
物品搬送高さより下まで下降され、第1物品は第1位置
規制手段に搬送経路が規制されて搬送されることによ
り、搬送方向に規制幅が異なる第1物品と第2物品をと
もに、搬送経路を規制して搬送手段により搬送すること
ができるとともに、搬送手段からずれて荷崩れを起こす
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における搬入出コンベヤ装
置の平面図である。
【図2】同搬入出コンベヤ装置の側面図である。
【図3】同搬入出コンベヤ装置の正面図である。
【図4】同搬入出コンベヤ装置の可動ガイドの側面図で
ある。
【図5】同搬入出コンベヤ装置の可動ガイドの要部正面
図である。
【図6】同搬入出コンベヤ装置の可動ガイドの側面図で
ある。
【図7】同搬入出コンベヤ装置の制御構成図である。
【図8】同搬入出コンベヤ装置を備えた物品保管設備の
要部平面図および側面図である。
【符号の説明】
1 搬入出コンベヤ装置 2 搬送コンベヤ装置 11 チェーンコンベヤ装置 12 固定ガイド 13 可動ガイド 14 カム機構 21 チェーンコンベヤ 22 ストツパ 28 駆動モータ 31 ガイド体 41 ガイド体 42 受け材 51 昇降体 53 遊転ローラ 54 カム体 57 駆動モータ 71 コントローラ 72 スタッカークレーンの制御装置 FS 物品保管設備 A 収納棚 C スタッカークレーン D 物品収納部 F 物品 PL パレット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段による物品の搬送方向に沿って配置され、
    第1物品を搬送する経路を規制する第1位置規制手段
    と、 前記搬送手段による物品の搬送方向に沿って配置され、
    前記第1物品より規制幅が狭い第2物品を搬送する経路
    を規制する第2位置規制手段と、 前記第2位置規制手段を上下方向へ昇降させる昇降手段
    とを備え、 前記搬送手段により前記第1物品を搬送するとき、前記
    第2位置規制手段は前記昇降手段によって前記搬送手段
    の物品搬送高さより下まで下降されることを特徴とする
    物品の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第2位置規制手段上に、上方から前
    記搬送手段上へ卸される前記第2物品をこの第2物品を
    搬送する経路内に案内する受け材を設けることを特徴と
    する請求項1に記載の物品の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記受け材は、前記搬送手段に前記第2
    物品が卸される範囲に少なくとも設けられることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の物品の搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記昇降手段は、前記物品を搬送手段上
    へ卸す卸し手段からの指令に応じて前記第2位置規制手
    段を昇降することを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の物品の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011178550A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Toyota Motor Corp ガイド部材
US10358295B2 (en) 2017-05-18 2019-07-23 Daifuku Co., Ltd. Transport device

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JP2011178550A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Toyota Motor Corp ガイド部材
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