JP2003191722A - ランフラット状態での走行時における耐クラック力が改良されたチェーファーを有する空気タイヤのビード域構造 - Google Patents
ランフラット状態での走行時における耐クラック力が改良されたチェーファーを有する空気タイヤのビード域構造Info
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Abstract
ァークラックに対する改善された抵抗力を有する空気入
りタイヤ構造を提供する。 【解決手段】 正常タイヤ運転時、および特に非膨張タ
イヤによる運転時に、車輪リムフランジに接触する場所
でチェーファーの表面に配置されたチェーファー補強繊
維構成要素からなる。この繊維構成要素はビードを取り
巻いて延びることにより固定された構成要素である。こ
の繊維構成要素はトウガードの代わりになり、そのチェ
ーファー補強繊維構成要素が、タイヤが車輪に装着され
運転されている間中タイヤの表面が車輪リムとリムフラ
ンジに接触する全ての場所を、ビード域の表面に沿って
延びることによりさらにビード域を補強し、保護する。
Description
りタイヤの構成に関し、特に、ランフラット空気入りタ
イヤのビード域の構成に関する。
に、タイヤを車輪リムに保持し、サイドウオールやトレ
ッドのような他のタイヤ構成品が取り付けられる補強さ
れたカーカスプライに対する構成上の基礎となる、軸方
向に離間し、非延伸の対をなすビードを含んでいる。周
縁に沿って配置されているビード充填物のエイペックス
は半径方向に双方のビードから外方へ向かって延びてい
る。
ドウオールとタイヤクラウンに通って、両ビード間に延
びている。各カーカスプライは軸方向の両端に対向する
端部を有している。少なくとも1つのカーカスプライの
端部はビードを巻いて折り返されているか、ビードに留
められており、それによって1またはそれ以上のカーカ
スプライの層は固定される。タイヤの構成中は、トレッ
ドのゴムおよびサイドウオールのゴムは、1またはそれ
以上の補強カーカスプライの軸方向および半径方向外側
に取り付けられる。
けるサイドウオールの下方の部分はタイヤの回転抵抗あ
るいは回転摩擦に対して、かなりの大きさで寄与してい
る。回転に対する抵抗はタイヤの構造内のエネルギー損
失に対応し、さらに、トレッド及び、ベルトのようなそ
の下側の構成要素や、特に屈曲歪即ちエネルギー損が最
大になるビードに最も近い区域のサイドウオールの部分
を含むタイヤの構成要素の周期的な屈曲に関係する。
失はタイヤ構造内の蓄熱に相当する。高速運転中あるい
は可動性が拡張された膨張していないランフラットタイ
ヤでの走行中のような厳しい運転状態では、サイドウオ
ールのビード域における屈曲により誘起される熱は特に
問題になる。
における円周方向および半径方向の変形のデータを開示
している。サイドウオールのビード域における変形はタ
イヤの正常運転中、特に、厳しい運転状況で、せん断応
力をもたらす。ビード域のせん断応力は円周方向と半径
方向との両方向のものである。結果としてのせん断歪ま
たは変形はビード域における高度な屈曲にと関連してい
る。ランフラットあるいは可動性が拡張された技術(E
MT)によるタイヤの場合はビード域におけるサイドウ
オール屈曲がランフラット使用耐用年数を短縮する。詳
述すると、EMTタイヤはランフラット状態での走行
(非膨張での走行)は、不可避的に、ある距離の運転で
劣化および破損をうけ、破損状態は車輪リムのフランジ
に直接接触しているタイヤの部分(すなわち、チェーフ
ァー)に、多分リム磨耗作用に起因してクラックを発生
することが多い。チェーファーのクラックは、半径方向
に45°に方向付けられていて、ビード域におけるせん
断歪の影響を示す。チェーファークラックが発生する
と、それ以後の運転は、例え修理あるいは膨張させて
も、普通クラックが進展しすぎて修理不能タイヤにな
る。
タイヤの底の踏み面領域と、タイヤのトップである、そ
の踏み面と180°異なるタイヤの部分とは半径−円周
方向のせん断歪に大きな差異がある。タイヤのトップと
底の部分のせん断歪の差は、極端な場合、EMTタイヤ
の非膨張での走行中のチェーファークラックに関連する
変数である、せん断歪の周期的振幅とも呼ばれている。
使用される方法のなかには、「チッパー」を組み込むも
のがある。チッパーは車輪リムにビードが嵌合するタイ
ヤのビード域の中に円周方向に配列された金属または繊
維の層である。詳述すれば、あるタイヤの各ビード域に
使用された各チッパーは(1乃至それ以上)一般に車輪
リムの内側(すなわち、ビードより)に入っており、ま
た、ビードの周りを上方に巻き上げられたプライの部分
の内側(即ち断面図から見てビードに対して半径方向内
側)に入っている。普通の1つのチッパーは、円周方向
に約25°の角度で配列された平行に揃えられている金
属または重合体のコードである。
向に伸びた距離である。チッパーの幅はタイヤのハンド
リングまたは操縦性能を「調整」するのに用いることが
できる一つの変数である。チッパーは一般に車輪のリム
フランジの上方5乃至20mm半径方向に延びている。
隣接するサイドウオールの半径方向内側を強化する影響
を与えている。強化は上述した種類の周期的屈曲に対す
る抵抗を強くする。換言すれば、チッパーによって与え
れた強化は、ビードに最も近く隣接するサイドウオール
の軸方向内側の部分の、屈曲変形、その結果、せん断応
力と歪の大きさを軽減する。
使用は特に、高速運転のハンドリングおよび操縦性能を
改善する。非EMTタイヤの高速運転中の定常波の発生
は、チッパー幅の選定を含む最終的なタイヤ設計におけ
る剛性および減衰特性により抑制可能である。フラット
スポッティング即ち乗物が駐車や長時間停車中にトレッ
ドが接地している部分のフラットスポットを持続してい
るトレッドの傾向はチッパーの使用によって緩和され
る。
ランフラット運転中にサイドウオールとチェーファーの
クラックを残念ながら早期に防止する能力を持たない。
特に、高アスペクト比のEMTタイヤの(アスペクト比
60以上)のランフラットモード運転で、高荷重、或い
は、高キャンバー角(2度以上)で装着して、運転時に
この問題を示す。例として、2プライ、繊維性トウガー
ド、事前加硫ビードの235/60R16EMTタイヤ
をBMW7シリーズ車に装着して試験した。3本のタイ
ヤについてランフラット耐用試験を非膨張で90km/
hで行った結果、チェーファーのクラック不良がそれぞ
れ60、81、128キロメートルで発生することを示
した。クラックはタイヤの軸方向内側、即ちタイヤのキ
ャンバー側のチェーファーに発生した。本発明の目的の
一つは上記のような厳しい条件下でも、チェーファーク
ラックによるこのような早期のタイヤ不良の発生に対す
る抵抗を改善する手段を提供することである。
の軸方向両側にあるリムフランジを有する車輪リムに装
着するための非延伸性の両ビード間に延びている一つま
たはそれ以上のカーカスプライを有し、各ビードはリム
フランジに接触するビード域の一部をなすチェーファー
を含むビード域に取り囲まれている、空気入りタイヤで
あって、チェーファーが車輪リムフランジに接触する部
分の表面に配置したチェーファー補強繊維構成要素を特
徴とする。
に、その特徴として、車輪リムに装着されると、チェー
ファー補強繊維構成要素はチェーファーの外側表面に沿
って、リムフランジの半径方向および軸方向最外部まで
延びている。タイヤが非膨張で運用されるように設計さ
れ、リムフランジの軸方向の外側への湾曲に沿ってチェ
ーファーが延びるリムフランジプロテクタを有する場合
では、タイヤはさらに、車輪リムに搭載されると、チェ
ーファー補強繊維構成要素はチェーファーの外部表面に
沿って、リムフランジプロテクタの軸方向の最外部点ま
で伸びていることを特徴としている。ビード域がトウと
チェーファーから軸方向内側へ延び、かつ車輪リムに接
しているビードベースを含む場合は、さらにタイヤはチ
ェーファーの補強繊維構成要素がトウとビードベースの
表面に沿って伸びることによって、ビード域をも追加的
に補強し、保護することを特徴としている。
に、チェーファー補強繊維構成要素が、チェーファーか
ら軸方向内側へ、ビードを取り巻いてビードの半径方向
内側に延在していることを特徴としている。
チェーファー補強繊維構成要素は繊維が織られたもの
で、70から110度の角度に織られたものであること
を特徴としている。さらに、タイヤのチェーファー補強
繊維構成要素は半径方向にほぼ30度乃至60度の範囲
で配列さている繊維からなる。好ましくは、チェーファ
ー補強繊維構成要素は有機繊維であることで、さらに好
ましいのは単繊維から成るものであることである。
に、チェーファー補強繊維構成要素が擦損や破損に耐え
るようにエラストマを含浸させたものであることを特徴
としている。
るリムフランジを有する車輪リムに装着するための非延
伸性の両ビード間に延びている一つまたはそれ以上のカ
ーカスプライを有し、各ビードはリムフランジに接触す
るビード域の一部をなすチェーファーを含むビード域に
取り囲まれている、空気入りタイヤのチェーファー補強
材が、チェーファーが車輪リムフランジに接触する部分
の表面に位置するチェーファー補強繊維構成要素である
ことを特徴とする。
材は、さらに、チェーファー補強繊維構成要素はチェー
ファーの全外側面に沿って延びていることを特徴とす
る。
材は、さらに、チェーファー補強繊維構成要素が、タイ
ヤが車輪に装着され、かつ、運転されている間は、車輪
のリムおよびリムフランジにタイヤの表面が接触するビ
ード域の表面に沿って延在することによりビード域を更
に補強、および保護することを特徴とする。
材は、さらに、チェーファー補強繊維構成要素が、チェ
ーファーから軸方向内側へ、ビードを取り巻いてビード
の半径方向内側に延在していることを特徴とする。
成要素はコードからなり、タイヤ内では半径方向に対し
て角度をなしていることを特徴とする。
成要素は織られた繊維織物であり、その繊維の配列角度
は70度乃至110度で、タイヤ内のチェーファー補強
繊維構成要素の繊維は半径方向に対し約30度乃至約6
0度をなしている。
材は、チェーファー補強繊維構成要素は単繊維で、有機
繊維から成ることを特徴とする。
そのチェーファー補強繊維構成要素が摩損、破損に耐力
があるようにエラストマを含浸させていることを特徴と
する。
法は、軸方向両側にあるリムフランジを有する車輪リム
に装着するための非延伸性の両ビード間に延びている一
つまたはそれ以上のカーカスプライを有し、各ビードは
リムフランジに接触するビード域の一部をなすチェーフ
ァーを含むビード域に取り囲まれている、空気入りタイ
ヤの製造方方法において、さらにチェーファー補強繊維
構成要素を繊維から作成するステップと、チェーファー
補強繊維構成要素をチェーファーが車輪リムフランジに
接触するチェーファーの表面位置に配置するステップ
と、繊維の方向を半径方向に、ゼロでない角度、好まし
くは約30度乃至約60度に向けるステップを有する。
法に、さらに、チェーファー補強繊維構成要素をビード
の周りのチェーファーから延長して固定するステップを
有し、チェーファー補強繊維構成要素をタイヤの装着中
およびタイヤの運行中タイヤの表面が車輪リムおよびリ
ムフランジに接触する全ての範囲のビードの表面に沿っ
て延在させることによってビード域をさらに補強し保護
する。
下の記述の下に明らかになるだろ。
図面の説明が詳細について参考になるであろう。図は説
明用であり、本発明をそれに限定するものではない。本
発明は一般的これらの好ましい実施例で概要を示すが、
これらの特定の実施例に発明の精神や範囲を限定される
ものではない。
よらないで説明を主体としたものがある。ある種の断面
図では部分切り取りあるいは近視眼的拡大表示をし、説
明的明示をするために、本来の断面図で見られる背景の
線を省略しているものもある。
の図内の同様(同一をふくむ)要素には同じ番号を付与
する。例えば、199を集合的に付与されている複数の
要素のそれぞれに199a、199b、199c等と個
々に番号を付与するかもしれない。または、関連してい
るが変更された要素には同じ番号を付与するが区別符号
を付記する。例えば109、109’、109”はある
面では同様な、あるいは類似の3つの異なる要素である
が、明瞭な変更点があり、例としてタイヤ109は静的
アンバランスを有し、これに対して他のタイヤ109’
は同一デザインではあるが偶力アンバランスを有する。
同一図面あるいは別の図面中に、同様の要素についのこ
のような関係は、特許請求の範囲および要約を含む明細
書全体に亘って明らかになるであろう。
構造、動作および効果は付属の図面を参照して下記の記
述を考察することによりさらに明らかになるであろう。
イペックス」とはビードコアの半径方向外側にプライと
折返し端部との間に充填される弾性充填物である。
タイヤの回転軸上にあるか、平行な方向である。
ード域のコアを形成する円周方向に非延伸の金属ワイヤ
のアセンブリで、タイヤをリムに対する保持に関わる。
含む、タイヤの円周に沿って延びている領域で、車輪リ
ムおよびビードシートに適合した形体を有する。
ドトウの間のビードシートのほぼ平らな部分で、そこが
車輪リムのビードシートに接触する。
ドシートが接続されるところで接触するビード域の軸方
向外側端である。
位置するリムの平らの部分である。
端である。
ある。車輪の上端が垂直線から外側にあれば正の傾斜、
内側にあれば負の傾斜である。
ト構造と、トレッドと、トレッド下部のプライの上部と
を除いた部分でビードを含む。
せん断を回避するためにリムフランジ領域におけるビー
ド周りに充填されている、繊維状補強材を含む、あるい
はこれを含まないゴムである。
維あるいは金属製のコードから成る狭い帯状材で、その
機能はビード域を補強し、サイドウオールの半径方向最
内部部分を安定させるものである。
直な環状トレッドの表面の円周に沿っての円形ラインま
たは方向であり、または、断面図で見たときに、その半
径がトレッドの軸方向の曲率を決めている隣接する円形
ライン群の方向を示している。さらにタイヤの回転軸か
らの半径が一定である全ての部分の円形ラインあるいは
方向をいうものである。
xtended MobilityTechnolog
y)タイヤを意味する略語であり、ランフラットタイヤ
と同義であるが、タイヤの空気圧がほとんど、或いは、
全くない状態で、少なくとも限定された区間の走行に対
応するように設計されたタイヤを言う。
中心を通る平面、換言すれば、トレッドの外周中心線を
含む平面である。
タイヤビードの外側端部を保持するリムのほぼ半径方向
に突き出した曲面をなす縁部である。
が駐車あるいは長時間停車しているときにトレッドの接
地部分の平面を維持しているタイヤのトレッドの状態の
傾向である。
さ寸法をいう。
に配列されたもの、または平行配列のコードからなるコ
ードで補強された層である。
の回転軸に向かってあるいは回転軸から半径方向に遠ざ
かる方向の意味である。
それ以上のカーカスプライで、少なくとも一つのプライ
がタイヤの赤道面に対して65°乃至90°の角度で方
向付けられている補強されたコードを有しているもので
ある。
かれたか、又は、周方向に限定された空気入りタイヤ
で、少なくとも一つのプライがビードからビードへ延び
タイヤの赤道面に対して65°乃至90°の角度をなす
コードを有するものである。
輪に装着されたタイヤの支持を与える車輪の略円筒状の
部分である。タイヤのビードはリムの上に据えられ、リ
ムフランジによって位置を保持される。
における環状のサイドウオールの突出部で、リムフラン
ジの軸方向外側への曲面に沿ってチェーファーを延長さ
せたものであり、全体に少なくともフランジまで突き出
している。
とビードとの間の部分である。
なるストリップの部材で、タイヤ装着時ビードトウを損
傷から守るのを援助するためにビード域の軸方向内側に
設けられたものである。
平面内のトレッド表面の弧の長さである。
ビードから上部へ(すなわち、半径方向外方へ)折り返
すカーカスプライ端部である。
盤形の機械的支持体で、空気入りタイヤを支持し、乗り
物の車軸に装着される。車輪は軸方向にスペースを置い
て離れた対のフランジ(または環状リップ)を持つリム
を有し、各フランジは装着されたタイヤの2つのビード
のそれぞれの一方を確実に受け止めるようにされてい
る。
て与えられたチェーファークラックに対する改良された
抵抗性が緊急に必要とされる種類の用途である、高アス
ペクト比のEMT、即ちランフラットタイヤの好ましい
実施例について以下に説明する。しかしながら、タイヤ
性能の改良のようなランフラットタイヤの動作に必ずし
も関係が無い、本発明の他の利点が観察された。したが
って、本発明の範囲は、ビード域を車輪リムに保持する
ためのフランジを有する車輪リムに搭載されたビードと
ビード域を有する全ての空気入りタイヤを含むことを意
図したということを理解されたい。
された一般的な従来の膨張されたサイドウオール毎に2
ウエッジが挿入されているランフラットタイヤ100の
片方の子午線方向縦断面図である。タイヤ100とリム
120の片方のみを示しているが他方の構造が鏡面対称
であることが理解されるであろう。例示的なランフラッ
トタイヤ100はインナーライナ108と、タイヤカー
カス138と、トレッドベルトパッケージ130を有し
ている。タイヤカーカス138は2つのビ−ド102
(1つのみ表示)を含み、2つのビード102間に第一
のカーカスプライ104と第2のカーカスプライ106
が延在している。2つのサイドウオール132(1つの
み表示)はカーカス138の外側表面を形成する。イン
ナーライナ108はそれから離れた側の第1のカーカス
プライ104で仕切られている第1のウエッジインザー
ト110に隣接している。第2のウエッジ112は第1
のカーカスプライ104と第2のカーカスプライ106
との間に配置されている。少なくとも第1のカーカスプ
ライ104はビ−ド102を取り巻いてビード102か
ら半径方向外側で終端した折返し端部105を有し、そ
の位置は一般に、少なくともリムフランジプロテクタ1
34の上部(半径方向外側)で、しばしば最も遠い場
合、タイヤの断面幅が最大となるサイドウオール132
の中間位置にある。エイペックス114はビード102
の半径方向外側でプライ104、106とプライの折返
し端部105との間を充填する。チェーファー136は
擦過、裂傷耐性エラストマ(チェーファー用化合物)を
含み、リム120のリムフランジ122に沿うビード域
を通って延び、少なくともリムフランジプロテクタ13
4として知られているサイドウオール突出部が含まれ
る。図3に示されるように、タイヤ100が膨張される
とチェーファー表面135がリムフランジ122に係合
する。ゴムが含浸された繊維状のトウガード116が、
トウガード116の繊維がビード域のトウ部分140で
タイヤ100の表面に近づき、あるいは表面上にあるよ
うにビード102の周りを取り巻いている。繊維状のト
ウガード116はビード102の両側を半径方向外側に
延びているが、チェーファー136内ではタイヤ100
の表面近くには無く、寧ろトウガード116は特別なエ
ラストマのチェーファー136の下部に通常は層を形成
している。
稼動中、タイヤ100の表面がリムフランジ122と擦
傷するところで、すなわちチェーファー136の領域内
で、チェーファー136にせん断歪が発生する。タイヤ
100がランフラット状態(荷重下で、ほとんど膨張圧
なし)で稼動されていると、サイドウオールの屈曲およ
びリムフランジ122に対しチェーファー136を圧す
る力が相当増大される。リムフランジプロテクタ134
が正常稼動中にリムフランジ122に接触するチェーフ
ァー表面135を有するタイヤを設計する場合、ランフ
ラット稼動は一般に、リムフランジプロテクタ134の
チェーファー表面135とリムフランジ122との間の
接触面を広げる。このように、ランフラット稼動はせん
断歪の大きさと影響範囲を大きく増大し、また、タイヤ
の熱上昇を増加し、それによりチェーファー136のエ
ラストマがその表面をクラックするに至るほどである。
持続する応力下で、チェーファーのクラックが内部へ伝
播し、修理ができない程に損傷し、ランフラット状態を
最初に惹き起こした漏れを直してもタイヤを再度使用で
きない。チェーファーのクラック問題を悪化する他の状
態は、高アスペクト比EMTタイヤ(アスペクト比約6
0以上)でのランフラット稼動で、高荷重、および、ま
たは高キャンバー角(2度以上)で装着したランフラッ
トモードによる稼動が含まれる。
輪リム120(部分表示)に装着されたEMTタイヤ1
00に関する3つの一つのビード域の設計292、29
4、296の子午線方向縦断面図である。3つのビード
域の設計292、294、296は下記の発明のチェー
ファー補強材による試験用に構成されたものである。
のビード域292を示す。チェーファー136に対する
唯一の繊維補強材は図3について上述したように、チェ
ーファー136とカーカスプライ折返し端部105との
間に所在するトウガード116である。
が、補強として、およびビード域294の補強材として
追加されたチッパー218を有するEMT100’のビ
ード域294を示す。チッパー218はプライ104の
プライ折返し端部105の軸方向内側に位置し、ビード
102から半径方向外側のすぐ上部に第2のプライ10
6とプライ折返し端部105との間に延びている。この
試験用のチッパー218は、コードが角度をなし、他の
大きさ及び特性を有する交差するコードの2つの層から
なり、本発明で扱ったものより要求が低いEMTに用い
て、チェーファークラックに対する抵抗を改良すること
が示されていたものである。このチッパーの設計の例は
本願と同じ出願人の係属中の米国特許出願番号09/5
46,051号に開示されており、ここに参考に示す。
を巻き込んだチェーファー補強繊維構成要素250を追
加したタイヤ100を改良する発明のEMTタイヤ10
1のビード域296を示している。最も大切なことに
は、チェーファーが車輪リムフランジ122に接触可能
なところはいずこにもチェーファー136の表面135
にチェーファー補強繊維部250が配置されていること
である。したがって、チェーファー補強繊維部250の
半径方向および軸方向の外側端253はリムフランジプ
ロテクタ134上を少なくともリムフランジ122の軸
方向最外端まで、勿論リムフランジプロテクタ134の
軸方向最外端を限界とするところまで延びている。
ード102の周りを取り巻いて、チェーファー136か
ら軸方向内側へビードの下側(半径方向内側)に延び、
その後半径方向外側へビード102の上方(半径方向外
側)の軸方向内側端部251へ延びるように固定されて
いる。例えば、軸方向内側端部251はビード102の
半径方向最外部表面103とリムフランジ122の半径
方向最外部とのほぼ中間の位置に配置されている。一般
に、チェーファー補強繊維構成要素250はビード10
2の周りを取り囲んでさえいれば固定される。
さらに、ビード域296のトウ領域140内におけるタ
イヤ101の表面あるいは表面に近接して位置すること
により、トウ140を補強し、かつ保護するためのトウ
ガード116とほぼ同一の機能を与えて、トウガードと
置き換えることができる。トウ領域140とチェーファ
ー136との間であるタイヤ101のビードベースの領
域241もまたチェーファー補強繊維構成要素250を
ビード域296のビードベース領域241内のタイヤ1
01の表面あるいは表面に近接して配置することによ
り、補強され、保護することができる。
50は、本発明のタイヤ101のビード域298の構成
を簡単にしなければならない。チェーファー補強繊維構
成要素250が従来のチェーファー構成要素136によ
り耐擦損抵抗が得られるので(そして改善されるの
で)、特別の耐摩擦損用エラストマ化合物でチェーファ
ー136を構成する必要性が無くなった。このように、
図1(B)に示す本発明のタイヤ101’のビード域2
98は、図1(A)に示すタイヤ構造101との唯一の
違いがチェーファー136’が、例えばサイドウオール
132に使用されているエラストマのような標準のエラ
ストマで構成されているということである。その結果、
サイドウオール132とリムフランジプロテクタ134
と、チェイファ136'とは同一のエラストマ化合物で
一体構造にされているということである。
0の主構造部の側図(軸方向断面図)である。チェーフ
ァー補強繊維構成要素250は好ましくは、適切なエラ
ストマに含浸させた補強コード342あるいは342’
の直交織りの織物がよく、エラストマとして好ましいの
はチェーファー用化合物即ち摩擦損と裂損に耐えるエラ
ストマがよい。「直交織り」とはコード342と34
2’とを一緒に織って、コード342をコード342’
とほぼ直角にすることである。本発明においてほぼ90
°の織り角(直交織り)は本発明に望まれることであ
り、70度から110度の範囲の他の織り角度を使用す
ることも本発明の範囲に属する。チェーファー補強繊維
構成要素250を使用する他の実施例は、適切なエラス
トマに含浸された少なくとも補強コード342と34
2’の1層を含み、コード342と342’とが70度
から110度の範囲内で相互に交叉しているが、織り込
まれてはいない。補強コード342,342’は例えば
ポリアミド、ポリエステル、レーヨン、アラミドを含む
適切な非金属のコード材からなる。望ましいのは、補強
コードは、磨り減ったときに空気漏れの通路になり得
る、捻られた、撚られた、又は、ケーブル編みされたマ
ルチフィラメントよりは、単線のフィラマンがよい。望
ましい実施例では、コードは30EPI(インチ当たり
本数)に配列された補強コードを有する繊維構成要素と
して織り込むことが出来る。
ドの曲率Rでタイヤの周囲にビードに沿って曲げられた
ときのチェーファー補強繊維構成要素250が見られ
る。本発明の重要な面の一つは、補強コード342が半
径Rに直角な円周方向CDに対して0でない角度αを有
し、補強コード342’は円周方向CDに対して0でな
い角度α’を有することである。角度α’は、望ましく
は角度αに大きさが等しく、方向が反対で(図示のとお
り)、すなわち、補強コード342’は半径Rを反射軸
にとして補強コード342の鏡像である。さらに、角度
αはほぼ45°が望ましく、角度α’は−45°、すな
わち角度αから反対の方向の45°であるのが望ましい
が、それによって、ほぼ90°の角度がチェーファー補
強繊維構成要素250のこのような直角織りの補強繊維
342と342’間の角度としてできる。上述のように
チェーファー136内のチェーファー補強繊維構成要素
250に角度を付けることが、EMTタイヤのランフラ
ット動作時に見られるチェーファークラックに対する有
効な抵抗を与えることが分かる。図2はその中に組み込
まれたチェーファー補強繊維構成要素250を有するタ
イヤ101の軸方向の一方からの図面であることを理解
されたい。したがって、チェーファー補強繊維構成要素
250が、図1(A)の断面図に示すようにビード10
2の下部に巻き込みそこからビード102の反対側で上
に戻るようには、紙面内に連続して入って行くことを示
すことは出来ない。
16EMTタイヤにより、実験室におけるシミュレーシ
ョンテストと商用の乗用車による路上テストとを行っ
た。図4(A)、(B)、図1(A)のタイヤ構造に示
す3種類のタイヤ構造それぞれがテストされ、そこで、
タイヤ100(図4(A)のタイヤ)は標準構造(従来
製)の対照品、タイヤ100’(図4(B))はチッパ
ー218を更に追加した対照品、タイヤ101(図1
(A)は上述のチェーファー補強繊維構成要素250を
含む本発明のタイヤ構造である。
本のタイヤを非膨張で88km/h、496kg荷重で
実施された。
おいては、各構造毎の数本のタイヤに対して、非膨張、
低減速度80km/h、標準荷重496kgよる標準テ
ストロード上での走行運転が行われた。車両搭載のタイ
ヤはその車両の標準とするキャンバー角を2度とする
(車輪トップで軸方向内側)。道路の凹凸に基づく激し
いショックによるタイヤの機械的破損をできるだけ避け
て、チェーファークラックが現われそれを伝播させるた
めに、スピードを最大限度80km/hに低減した。
の結果は図1(A)に示す本発明のタイヤ101による
構造によるものであった。明らかに本発明によるタイヤ
101のチェーファークラックの始まりは、そのチェー
ファークラックに対する改善された抵抗力のため他のタ
イヤ構造と比較して遅延されている。
イヤの膨張および非膨張状態で、タイヤ動作の各種の主
観的評価もなされている。主観的評価には、例えばノイ
ズ、安定感、操縦効果、リニアリティー、グリップ、快
適性、反動が含まれる。一般的に本発明のタイヤ構造
(タイヤ101)は、発明に係るチェーファー補強繊維
構成要素250を有さぬ同様なタイヤ構造(すなわちタ
イヤ100,100’)と比較すると全体に亘ってより
良好な主観的な評価を有している。換言すれば、車両の
運転は本発明のタイヤ101の使用により膨張時にも非
膨張時にでも改善される。タイヤ膨張時の運転は本発明
のタイヤ101によって少なくとも部分的に改善され、
なんとなれば分厚いビード域がリムの中によりよく納ま
り本質的に固定されているからである。
るが、同件はその特徴において記載されたとおりであ
り、かつまた、それに制限されるものではなく、また、
好ましい実施例のみが示され、説明され、全ての変更お
よび訂正は発明の精神に含まれるものは保護されるべき
ものであると期待する。疑うべきも無く、多くの他の、
上述した内容と同一主題の変形は本発明に最も近い分野
の当業者によって行われ、その変形は上記の本発明の範
囲内に入るように企図される。
る本発明によるビードの周りを巻いているチェーファー
補強繊維を追加したランフラットタイヤの1つのビード
域および車輪リムの一部の子午線方向縦断面図、図
(B)は本発明によるランフラットタイヤの1つのビー
ド域と車輪リムの一部の子午線方向縦断面図で、図
(A)と同様であるが、チェーファー補強繊維構成要素
とプライとの間の特別のチェーファー化合物を使用しな
いものである。
維構成要素の主たる構造要素の側面図でタイヤの周縁に
沿ったビードに従う曲がりを示している。
ウオール毎に2本のウエッジが挿入された典型的な従来
のランフラットタイヤの一方のサイドウォールの子午線
方向縦断面図である。
ド域と車輪リムの一部の子午線方向縦断面図、図(B)
は図3に示すタイヤと同様なランフラットタイヤの1つ
のビード域と車輪リムの一部の子午線方向縦断面図で、
ビード域の補強としてそして補強材としてチッパーを加
えたものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 タイヤの軸方向両側にリムフランジ(1
22)を有する車輪リム(120)に搭載するようにさ
れた2つの非延伸のビード間に延びている1またはそれ
以上のカーカスプライ(104,106)を含み、かつ
各ビードは前記リムフランジに接触するビード域の部分
を構成するチェーファー(136,136’)を含むビ
ード域(292,294,296,298)によって取
り囲まれている空気入りタイヤ(100,101)にお
いて、 前記チェーファー(136,136’)が前記車輪リム
フランジ(122)に接触する表面上にチェーファー補
強繊維構成要素(250)が位置することを特徴とする
空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 タイヤの軸方向両側にリムフランジを有
する車輪リム(120)に搭載するようにされた2つの
非延伸のビード間に延びている1またはそれ以上のカー
カスプライ(104,106)を含み、かつ各ビードは
前記リムフランジに接触するビード域(292,29
4,296,298)の部分を構成するチェーファー
(136,136’)を含むビード域(292,29
4,296,298)によって取り囲まれている空気入
りタイヤ(100,101)のチェーファーの補強材に
おいて、 前記チェーファー(136,136’)が前記車輪リム
(120)フランジに接触する表面上に位置するチェー
ファー補強繊維構成要素(250)を有することを特徴
とする空気入りタイヤのチェーファーの補強材。 - 【請求項3】 タイヤの軸方向両側にリムフランジを有
する車輪リム(120)に搭載するようにされた2つの
非延伸のビード間に延びている1またはそれ以上のカー
カスプライ(104,106)を含み、かつ各ビードは
前記リムフランジに接触するビード域の部分を構成する
チェーファー(136,136’)を含むビード域(2
92,294,296,298)によって取り囲まれて
いる空気入りタイヤ(100,101)の製造方法であ
って、 チェーファー補強繊維構成要素(250)を繊維から構
成するステップと、 前記チェーファー補強繊維構成要素(250)を前記チ
ェーファーが前記車輪リムフランジに接触する箇所の前
記チェーファー(136,136’)の表面に設けるス
テップと、 前記繊維の方向を半径方向に対して約30度から約60
度とするステップとを有することを特徴とする空気入り
タイヤの製造方法。
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