JP2003190851A - 可搬式多彩塗装装置及びそれに用いる複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン - Google Patents

可搬式多彩塗装装置及びそれに用いる複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン

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JP2003190851A JP2001394450A JP2001394450A JP2003190851A JP 2003190851 A JP2003190851 A JP 2003190851A JP 2001394450 A JP2001394450 A JP 2001394450A JP 2001394450 A JP2001394450 A JP 2001394450A JP 2003190851 A JP2003190851 A JP 2003190851A
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光彦 朝倉
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和生 足立
Yoshio Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で自然感のある多彩塗装の可能な可搬式
塗装装置の提供。 【解決手段】 塗料供給系1A,1B,1Cとこれらに
接続された複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2とを有
する。塗料供給系は塗料供給駆動シリンダ13A,13
B,13Cとその出口側に位置するリリーフバルブ17
A,17B,17Cとを備えている。塗料供給駆動シリ
ンダは、エアーポンプ17により共通に駆動され、それ
とともに台車18に搭載されている。スプレーガンは、
塗料供給系に接続された複数の塗料流通管と、これらに
接続された塗料吐出口と、塗料流通管のそれぞれに付設
され塗料流通のON/OFFを制御する電磁弁と、その
制御手段と、その動作のON/OFFの制御のためのス
イッチとを備えている。ポンプ及び塗装ガンにはエアー
源5が接続されている。スプレーガンには制御手段への
給電のため携帯装着具に収納されたバッテリ6が接続さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装技術に属する
ものであり、特に塗装作業者が塗装現場に出向いて被塗
物の塗装を行うのに適する可搬式多彩塗装装置及びそれ
に用いる複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
多彩色模様を形成する多彩色塗装を行う際には、各色ご
とに塗料供給系及び塗装ガンの組を独立に用いて、各色
ごとに適宜のパターンで順次塗装を行って塗り継いだ
り、或る色の塗料を全面に塗装し、次いでその上に部分
的に別の色の塗料を塗装するのが一般的であった。ま
た、被塗物の表面が凹凸状の場合には、各色ごとに適宜
のパターンで順次塗装を行って塗り重ね、次いで凸部を
拭き取ったり、または、或る色の塗料を全面に塗装し、
次いで凸部のみに別の色の塗料をロールコーター塗装す
るなど、被塗物表面の凹凸形状を利用してそれに対応す
る模様の多彩色塗装を行うことも行われていた。
【0003】しかしながら、上記の被塗物表面の凹凸形
状を利用した従来の多彩色塗装は、被塗物表面の凹凸形
状に対応した模様しか形成できないので意匠上の制約が
大きく、更に被塗物表面の凹凸形状に対応して部分的に
塗膜の厚さが異なるので塗膜性能の十分な向上が困難で
あるという難点がある。
【0004】また、上記の複数の塗装ガンを用いる従来
の多彩色塗装は、各塗装ガンへ駆動配線及びエアー配管
などを独立に接続するので、装置が大がかりになる。こ
のため、主として量産工場において、各色の塗装ガンを
固定し又は適宜揺動又は往復移動させ、被塗物をコンベ
アなどで移動させながら、各色の塗装ガンにより各色塗
料を塗布することでなされていた。
【0005】一方、各色の境界が鮮明でなく且つ色彩が
徐々に変化するような多様で自然感のある多彩色塗膜が
要望されるにつれて、このような多彩色塗装を行うため
の塗装装置として、実公平7−208号公報や実用新案
登録第2510411号公報に記載されているように、
複数の塗料供給系のそれぞれを各色塗料の吐出のための
塗装ガンに接続するのではなく、合流させて1つの塗装
ガンへと供給し、各色塗料供給系から合流部へ供給され
る塗料を適宜切り替えて、1つの塗装ガンから連続的に
吐出せしめられる塗料の色を適宜切り替えるようにした
ものが提案されている。
【0006】しかしながら、上記公報に記載の塗装装置
においては、複数の塗料供給系のそれぞれが塗料供給を
駆動するためのポンプを備えており、この複数のポンプ
への駆動配線及びエアー配管などを独立に接続するの
で、装置が大がかりになる。このため、主として量産工
場において、塗装ガンを固定し又は適宜揺動又は往復移
動させ、被塗物をコンベアなどで移動させながら塗装す
るのに利用されている。
【0007】以上のように、従来の多彩色塗装のための
塗装装置は、主として大量生産される化粧板などを製造
するために、工場に設置されているのが一般的であっ
た。
【0008】しかるに、近年、工場以外の種々の塗装現
場においても、各色の境界が鮮明でなく且つ色彩が徐々
に変化するような多様で自然感のある多彩色塗膜を、単
色塗装のように手軽に行うことが要望されている。
【0009】そこで、本発明の目的は、以上のような技
術的課題を解決すべく、小型で可搬式の多彩塗装装置を
提供することにある。
【0010】更に、本発明の他の目的は、以上のような
可搬式多彩塗装装置に好適に用いられる複数バルブ内蔵
ハンドスプレーガンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
如き目的を達成するものとして、複数の塗料供給系と該
塗料供給系に接続された複数バルブ内蔵ハンドスプレー
ガンとを有する可搬式多彩塗装装置であって、前記複数
の塗料供給系のそれぞれは塗料供給駆動部と該塗料供給
駆動部の出口側に位置するリリーフバルブとを備えてお
り、前記複数の塗料供給系の塗料供給駆動部は共通の駆
動手段により駆動され、該駆動手段及び前記塗料供給駆
動部は台に搭載されており、前記複数バルブ内蔵ハンド
スプレーガンは、前記塗料供給系のそれぞれに個別に接
続された複数の塗料流通管と、該複数の塗料流通管に接
続された塗料吐出口と、前記複数の塗料流通管のそれぞ
れに付設され塗料流通のON/OFFを制御する弁と、
該弁の動作を制御する制御手段とを備えていることを特
徴とする可搬式多彩塗装装置、が提供される。
【0012】本発明の一態様においては、前記駆動手段
はポンプである。本発明の一態様においては、前記ポン
プはエアー駆動ポンプであり、前記ポンプにはエアー源
が接続されている。本発明の一態様においては、前記塗
料供給駆動部は往復動シリンダである。本発明の一態様
においては、前記台は台車である。
【0013】本発明の一態様においては、前記弁は電磁
弁である。本発明の一態様においては、前記複数の塗料
流通管は前記塗料吐出口の近傍の合流部を介して前記塗
料吐出口に接続されている。
【0014】本発明の一態様においては、前記制御手段
は前記弁のそれぞれの開放時間を設定するためのタイマ
を備えている。本発明の一態様においては、前記複数バ
ルブ内蔵ハンドスプレーガンは前記タイマにより設定さ
れる前記弁の開放時間を調整するための調整手段を備え
ている。本発明の一態様においては、前記複数バルブ内
蔵ハンドスプレーガンは前記制御手段の動作のON/O
FFの制御のためのスイッチを備えている。
【0015】本発明の一態様においては、前記複数バル
ブ内蔵ハンドスプレーガンには前記制御手段への給電の
ためのバッテリが接続されており、該バッテリは前記複
数バルブ内蔵ハンドスプレーガンのグリップ内に具備さ
れるか又は携帯のための装着具に収納されている。本発
明の一態様においては、前記複数バルブ内蔵ハンドスプ
レーガンは前記制御手段への給電のための乾式電池を内
蔵している。
【0016】本発明の一態様においては、前記複数バル
ブ内蔵ハンドスプレーガンはエアーラップ塗装ガンであ
り、前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンにはエアー
源が接続されている。
【0017】更に、本発明によれば、以上の如き目的を
達成するものとして、以上のような可搬式多彩塗装装置
に使用されている前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
ンが提供され、特に、複数の塗料供給系に接続される複
数バルブ内蔵ハンドスプレーガンであって、前記塗料供
給系のそれぞれに個別に接続される複数の塗料流通管
と、該複数の塗料流通管に接続された塗料吐出口と、該
塗料吐出口と前記複数の塗料流通管との間であって前記
塗料吐出口の近傍に介在する合流部と、前記複数の塗料
流通管のそれぞれに付設され塗料流通のON/OFFを
制御する電磁弁と、該電磁弁の動作を制御する制御手段
と、該制御手段への給電手段と、前記制御手段の動作の
ON/OFFの制御のためのスイッチとを備えており、
前記制御手段は前記電磁弁のそれぞれを予め決められた
順にそれぞれ0.05秒〜2.0秒の範囲内の予め決め
られた時間開放するものであることを特徴とする複数バ
ルブ内蔵ハンドスプレーガン、が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を説明する。
【0019】図1は本発明による可搬式多彩塗装装置及
びそれに用いる複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンの一
実施形態の構成を示す模式図である。また、図2及び図
3は本実施形態の塗料供給系の具体的構造の一部を示す
部分正面図及び部分断面図である。
【0020】図1において、1A,1B,1Cは互いに
色の異なる塗料を供給する塗料供給系であり、供給系1
A,1B,1CはそれぞれA色塗料、B色塗料及びC色
塗料を供給する。尚、3つの塗料供給系1A,1B,1
Cを一括して塗料供給系1として示している。2は塗料
供給系1A,1B,1Cに接続された1つの複数バルブ
内蔵ハンドスプレーガンである。また、図1において、
3は複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2を操作して塗
装作業を行う塗装作業者を示し、4は複数バルブ内蔵ハ
ンドスプレーガン2により多彩色塗装の施される被塗物
たる壁面である。
【0021】塗料供給系1Aは、塗料吸引管11Aと、
塗料供給管12Aと、これら塗料吸引管11A及び塗料
供給管12Aの間に介在し塗料供給駆動部を構成する往
復動シリンダ13Aとを有する。塗料吸引管11Aの往
復動シリンダ13Aとの接続側の端部と反対側の端部に
は吸引フィルタ14Aが付されており、この端部はA色
塗料タンク15A内のA色塗料16A中に浸漬される。
塗料供給管12Aの往復動シリンダ13Aとの接続側の
端部と反対側の端部に、上記複数バルブ内蔵ハンドスプ
レーガン2が接続されている。また、往復動シリンダ1
3Aの塗料出口側にはリリーフバルブ17Aを介して塗
料戻り管30Aが接続されており、塗料供給管12A内
の圧力が高くなりすぎると、リリーフバルブ17Aの作
用によりA色塗料は塗料戻り管30Aを介してA色塗料
タンク15Aへと戻される。
【0022】塗料供給系1B及び塗料供給系1Cは、塗
料供給系1Aと類似の構成を有しており、塗料供給系1
Aにおけるものと対応する部材には識別符号Aに代えて
それぞれ識別符号Bまたは識別符号Cを使用することを
除いて同一の符号を以て示されている。尚、塗料タンク
15B及び塗料タンク15Cには、それぞれB色塗料1
6B及びC色塗料16Cが収容されている。塗料供給管
12A,12B,12Cを一括して塗料供給管12とし
て示している。
【0023】図1及び図2において、17は塗料供給駆
動部に対する共通の駆動手段としてのエアー駆動ポンプ
であり、該ポンプ17の往復駆動部材17’は3つに分
岐されており、これら3つの分岐部分が、上記往復動シ
リンダ13A,13B,13C内の往復動プランジャに
接続されている。従って、ポンプ17を作動させること
により、各塗料供給系1A,1B,1Cの往復動シリン
ダ13A,13B,13Cを同時に駆動することができ
る。各往復動シリンダ13A,13B,13C内では、
プランジャの往復移動に伴って、図3に示されるリリー
フバルブ17Aの作用により、塗料吸引管11A,11
B,11Cの側から塗料供給管12A,12B,12C
の側へと塗料を移送する圧力が生ぜしめられる。なお、
図3に示されている開閉弁32は、塗装装置の作動時に
は開いている。
【0024】上記のように、各往復動シリンダ13A,
13B,13Cの塗料出口側にはそれぞれリリーフバル
ブ17A,17B,17Cを介して塗料戻り管30A,
30B,30Cが接続されているので、各塗料供給系1
A,1B,1Cにて塗料供給管12A,12B,12C
から複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2へと供給すべ
き各色塗料の量(即ち、複数バルブ内蔵ハンドスプレー
ガン2の側で設定される各色塗料の所要量)がそれぞれ
各往復動シリンダ13A,13B,13Cからの各色塗
料の吐出量と異なっていても、過剰量の各色塗料はリリ
ーフバルブ17A,17B,17Cを介して塗料戻り管
30A,30B,30Cから塗料タンク15A,15
B,15Cへと戻されるので、ポンプ17を連続的に作
動させながら複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2から
の各色塗料の吐出量を互いに独立に適宜変化させること
ができる。
【0025】ポンプ17及びシリンダ13A,13B,
13Cは、台車18に搭載されており、所要の場所へと
容易に移動させることができる。但し、台車18に代え
て車輪を有しない可搬性のある単なる枠体等の台を使用
することも可能である。
【0026】図1に示されているように、ポンプ17に
はエアー配管19を介して駆動エアー源5が接続されて
いる。
【0027】図4は上記複数バルブ内蔵ハンドスプレー
ガン2の具体的構造を示す縦断面図であり、図5はその
横断面図である。複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2
の先端部付近には、上記塗料供給系1A,1B,1Cの
塗料供給管12A,12B,12Cとそれぞれ個別に接
続された塗料流通管21A,21B,21Cが形成され
ている。これらの塗料流通管21A,21B,21C
は、塗料供給管12A,12B,12Cとの接続部側の
端部から上方へと延びた互いに平行な第1部分21A
1,21B1,21C1と、それらの上端から水平方向
に延びた互いに平行な第2部分21A2,21B2,2
1C2とを有する。尚、塗料供給管12A,12Cは、
それらの符号が図示されていないが、塗料供給管12B
と同様な構成を有している。また、第1部分21A1,
21C1は、それらの符号が図示されていないが、第1
部分21B1と同様な構成を有している。第2部分21
A2,21B2,21C2の端部(第1部分の側と反対
の側の端部)は、合流部分21’を介して1つの塗料吐
出口20に接続されている。合流部分21’は、塗料吐
出口20の近傍に位置している。
【0028】塗料流通管21A,21B,21Cの第1
部分21A1,21B1,21C1と第2部分21A
2,21B2,21C2との間には、当該塗料流通管内
の塗料流通のON/OFFを制御する電磁弁22A,2
2B,22Cが配置されている。
【0029】複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2は、
電磁弁22A,22B,22Cの動作(即ち弁の開放)
をそれぞれ制御する制御手段を構成するタイマを備えて
いる。該タイマは、それぞれ電磁弁22A,22B,2
2Cの動作時間(即ち弁の開放時間)を設定する。該タ
イマには、設定される弁開放時間を調整するための調整
手段が設けられている。制御手段は、更に電磁弁22
A,22B,22Cの動作順序(即ち弁の開放順序)を
設定する不図示の制御部を有する。該制御部には予め電
磁弁22A,22B,22Cの開放順序が設定される
が、この設定を手動操作により適宜変更することが可能
なようにすることもできる。この制御部としては、マイ
クロコンピュータを利用することも可能である。
【0030】複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2は、
その把手部分に、上記制御手段の動作のON/OFFの
制御のためのスイッチ26を備えている。図1に示され
ているように、複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2に
は、制御手段への給電のためのバッテリ6が接続されて
おり、該バッテリ6は携帯のための装着具に収納されて
おり、該装着具は塗装作業者3が腰に巻いて又は肩に掛
けて装着する。これにより、複数バルブ内蔵ハンドスプ
レーガン2が軽量化され、塗装作業の一層の効率化が可
能である。バッテリ6と制御手段とは、スイッチ26を
介して給電コード27により接続されている。該スイッ
チ26を手指で押すことで、制御手段が動作し、電磁弁
22A,22B,22Cの所定の順序及び時間での開放
が順次繰り返される。尚、給電手段としては、バッテリ
6に代えて乾式電池を使用することも可能であり、特に
該乾式電池を複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンに内蔵
させることも可能である。また、バッテリを複数バルブ
内蔵ハンドスプレーガンのグリップ内に具備させること
も可能である。
【0031】複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2は、
エアーラップ塗装ガンであり、図4及び図5に示されて
いるように、吐出口20の周囲には吐出塗料の吐出パタ
ーンを調整するために吐出されるラップエアーのための
出口20’が形成されている。このエアー出口20’へ
とエアーを供給するため、図1にも示されているよう
に、複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2はエアー配管
28を介して駆動エアー源5に接続されている。図4に
示されているように、複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
ン2内には、エアー配管28と接続されたエアー通路2
9が形成されており、該エアー通路29は上記ラップエ
アー出口20’と接続されている。吐出口20から吐出
される塗料は、エアー出口20’から吐出されるエアー
により包囲されており、この包囲エアーの吐出の形態を
調節するために、複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2
の先端に所要の開口を有するエアーキャップ34が配置
されている。このキャップ34は、複数バルブ内蔵ハン
ドスプレーガン2の本体に対してネジ込みにより相対回
転可能なように適合させることができ、複数バルブ内蔵
ハンドスプレーガン本体に対するネジ込み回転角を適宜
調節することで所望のラップエアー吐出形態を実現し、
所要の塗料吐出パターンを得ることができる。
【0032】以上のような本実施形態の可搬式多彩色塗
装装置の使用に際しては、1A,1B,1Cからなる塗
料供給系1の全体、及び複数バルブ内蔵ハンドスプレー
ガン2、バッテリ6及び給電コード27を台車18に搭
載して、所望の被塗物4の前へと搬送する。ポンプ17
を1つしか使用しないことで、台車18に搭載される全
部材の重量の合計が低減されており、従って、台車18
の移動は人手により容易に実行することができる。
【0033】駆動エアー源5に接続されたエアー配管1
9,28を塗装装置の近傍まで導き、該エアー配管1
9,28の先端をそれぞれポンプ17及び複数バルブ内
蔵ハンドスプレーガン2のエアー通路29と接続する。
ポンプ17が作動せしめられることで、3つのシリンダ
13A,13B,13C内のプランジャが同時に上下動
を開始し、塗料タンク15A,15B,15C内のA,
B,C色の塗料16A,16B,16Cの塗料供給管1
2A,12B,12Cへの供給が開始される。
【0034】塗装作業者3は、バッテリ6を収納した装
着具を装着し、複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2を
手でつかみ被塗物4に向け、スイッチ26を押しなが
ら、被塗物4に対する走査を行う。スイッチ26を押す
ことで、複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2の制御部
が動作し、予め定められた順序でタイマに予め設定され
た時間だけ電磁弁22A,22B,22Cを開放する。
図6に、制御部の動作のON/OFF及び電磁弁22
A,22B,22Cの動作のON/OFFのタイムチャ
ートを示す。複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2の制
御部が動作している限り、以上のような順序での電磁弁
22A,22B,22Cの開放が繰り返される。タイマ
により設定される時間は、それぞれTA,TB,TCで
ある。これらの時間は、例えば0.05秒〜2.0秒と
することができ、具体例としてはTA=0.2秒,TB
=0.1秒,TC=0.3秒である。電磁弁22AがO
FFにされると同時に電磁弁22BがONされ、電磁弁
22BがOFFにされると同時に電磁弁22CがONさ
れるようにすることができるが、これに限定されること
はない。例えば、制御部にマイクロコンピュータを用い
た場合には、そのプログラムを適宜設定しておくこと
で、電磁弁22AがOFFにされる僅か[例えば0.0
5秒〜0.5秒]前(または後)に電磁弁22BがON
され、同様に電磁弁22BがOFFにされる僅か前(ま
たは後)に電磁弁22CがONされるようにしてもよ
い。
【0035】タイマにより設定される時間TA,TB,
TC及び電磁弁22A,22B,22Cの開放の順序
は、上記のように塗装作業者3が適宜設定することがで
きる。また、制御部にマイクロコンピュータを用いた場
合には、そのプログラムを適宜設定しておくことで、電
磁弁22A,22B,22Cの開放の順序をランダムに
設定することも可能であり、また、タイマ25A,25
B,25Cに代えて適宜のメモリを使用することも可能
である。
【0036】以上のようにして複数バルブ内蔵ハンドス
プレーガン2から塗料を吐出させることで、電磁弁22
AがONされている時には主としてA色塗料が吐出さ
れ、電磁弁22BがONされている時には主としてB色
塗料が吐出され、電磁弁22CがONされている時には
主としてC色塗料が吐出される。しかし、A色塗料から
B色塗料への切り替えの際や、B色塗料からC色塗料へ
の切り替えの際や、C色塗料からA色塗料への切り替え
の際に形成された塗膜の色切り替え部分は境界が不鮮明
な(即ちグラデーションがかかった)自然感のあるもの
となる。このような作用は、複数バルブ内蔵ハンドスプ
レーガン2内の塗料流通管21A,21B,21Cに連
なる合流部21’での色切り替えの際の過渡的な異色塗
料の混合に基づくものである。即ち、色切り替えの際
に、吐出停止された色の塗料は合流部21’に近接する
塗料流通管第2部分21A2,21B2,21C2に存
在するので、これが新たに吐出される色の塗料と混合せ
しめられるのであり、それらの比率が次第に変化するか
らであると考えられる。尚、合流部21’の容積を大き
くして混合室を形成することも可能である。
【0037】また、以上のような色切り替えによる境界
が不鮮明な自然感のある塗膜の形成に連続して、電磁弁
22A,22B,22CのON−OFFを適宜制御し、
いずれか1つの電磁弁のみを所望時間ONして1色の塗
料のみの吐出を所望時間継続したり、又は複数の電磁弁
を同時に所望時間ONして複数の色の混合塗料の吐出を
所望時間継続したりすることが可能である。もちろん、
それに連続して、以上のような色切り替えによる境界が
不鮮明な自然感のある塗膜の形成に復帰することが可能
である。
【0038】尚、電磁弁22A,22B,22Cのうち
のOFF状態のものに対応する塗料供給系1A,1B,
1Cでは、塗料供給管12A,12B,12C内の圧力
が高くなり、塗料は塗料供給管12A,12B,12C
には供給されずにリリーフバルブ17A,17B,17
Cの作用により塗料戻り管30A,30B,30Cを介
して塗料タンク15A,15B,15Cへと戻される。
【0039】本実施形態の可搬式多彩塗装装置及びそれ
に用いる複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンは、所要の
塗装現場に容易に搬送することができ、更に、被塗物が
床のように上向き面であるものに限らず、壁や天井など
の横向きまたは下向きの面に対しても自由に、また、こ
れら互いに異なる向きの面に対して連続して、多彩塗装
を行うことができる。
【0040】以上の実施形態では複数バルブ内蔵ハンド
スプレーガン2としてエアーラップ塗装ガンが使用され
ているが、本発明では複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
ンとしてその他のエアアシストガン、エアスプレーガ
ン、エアレススプレーガンなどを使用することも可能で
ある。
【0041】本発明の可搬式多彩塗装装置での塗装に使
用される複数の塗料の組み合わせとしては、色の異なる
エナメルどうしの組み合わせ、エナメルとクリヤーとの
組み合わせ、色の異なるカラークリヤーどうしの組み合
わせ、パール含有の有るものと無いものとの組み合わせ
など、多岐にわたる組み合わせが可能である。即ち、本
発明でいう多彩塗装とは、必ずしも色の異なる塗料を用
いる多彩色塗装に限定されず、視覚的に認識し得るグラ
デーションを形成し得るものであればよい。
【0042】また、以上の実施形態では3種類の塗料を
用いた塗装がなされており、これによれば、手持ちされ
る複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2の重量を大きく
することなくかなりの程度の多彩性が得られるので好ま
しい。しかしながら、本発明の可搬式多彩塗装装置は4
種類以上の塗料を用いた塗装にも適用することができ、
その場合複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン2を構成す
る部材として低比重のものを用いるなどの複数バルブ内
蔵ハンドスプレーガン重量低減策を講ずるのが好まし
い。また、それほど高い程度の多彩性が要求されない場
合には、本発明の可搬式多彩塗装装置を2種類の塗料を
用いた塗装に適用することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の塗料供給系のそれぞれに備えた塗料供給駆動部を
共通の駆動手段により駆動し、塗料供給駆動部の出口側
にリリーフバルブを備えておき、これらの駆動手段及び
塗料供給駆動部を台に搭載し、複数バルブ内蔵ハンドス
プレーガンとして、塗料供給系のそれぞれに個別に接続
された塗料流通管と、塗料吐出口と、塗料流通のON/
OFF制御弁と、その制御手段とを備えるものを用いる
ことで、小型で可搬式で、多彩な自然感のある多彩塗装
の可能な塗装装置が提供され、更にそれに使用される上
記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可搬式多彩塗装装置の構成を示す
模式図である。
【図2】本発明による可搬式多彩塗装装置の塗料供給系
の具体的構造の一部を示す部分正面図である。
【図3】本発明による可搬式多彩塗装装置の塗料供給系
の具体的構造の一部を示す部分断面図である。
【図4】本発明による可搬式多彩塗装装置の複数バルブ
内蔵ハンドスプレーガンの具体的構造を示す縦断面図で
ある。
【図5】本発明による可搬式多彩塗装装置の複数バルブ
内蔵ハンドスプレーガンの具体的構造を示す横断面図で
ある。
【図6】本発明による可搬式多彩塗装装置の複数バルブ
内蔵ハンドスプレーガンの動作のON/OFFのタイム
チャートである。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C 塗料供給系 2 複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン(手持ち塗装
ガン) 3 塗装作業者 4 被塗物壁面 5 駆動エアー源 6 バッテリ 11A,11B,11C 塗料吸引管 12,12A,12B,12C 塗料供給管 13A,13B,13C シリンダ 14A,14B,14C 吸引フィルタ 15A,15B,15C 塗料タンク 16A,16B,16C 塗料 17 ポンプ 17’ 往復駆動部材 17A,17B,17C リリーフバルブ 18 台車 19 エアー配管 20 塗料吐出口 20’ ラップエアー出口 21A,21B,21C 塗料流通管 21A1,21B1,21C1 塗料流通管第1部分 21A2,21B2,21C2 塗料流通管第2部分 21’ 合流部分 22A,22B,22C 電磁弁 26 スイッチ 27 給電コード 28 エアー配管 29 エアー通路 30A,30B,30C 塗料戻り管 32 開閉弁 34 エアーキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 稔幸 奈良県生駒郡三郷町勢野東4−15−15− 102 (72)発明者 江見 真 大阪府堺市竹城代4−9−5 (72)発明者 朝倉 光彦 兵庫県神戸市西区糀台2−26−2−210 (72)発明者 足立 和生 大阪府大阪市東成区東今里2丁目14−15− 903号 (72)発明者 中山 芳夫 大阪府南河内郡河南町鈴美台1丁目3−7 Fターム(参考) 4F033 QA01 QB02Y QB03X QB12Y QB18 QD04 QD14 QE05 QE19 QE21 QE22 QF01X QF08X QF08Y QK22Y QK23X QK26X QK26Y 4F035 AA03 BA02 BA03 BA05 BA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の塗料供給系と該塗料供給系に接続
    された複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンとを有する可
    搬式多彩塗装装置であって、 前記複数の塗料供給系のそれぞれは塗料供給駆動部と該
    塗料供給駆動部の出口側に位置するリリーフバルブとを
    備えており、前記複数の塗料供給系の塗料供給駆動部は
    共通の駆動手段により駆動され、該駆動手段及び前記塗
    料供給駆動部は台に搭載されており、 前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガンは、前記塗料供
    給系のそれぞれに個別に接続された複数の塗料流通管
    と、該複数の塗料流通管に接続された塗料吐出口と、前
    記複数の塗料流通管のそれぞれに付設され塗料流通のO
    N/OFFを制御する弁と、該弁の動作を制御する制御
    手段とを備えていることを特徴とする可搬式多彩塗装装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段はポンプであることを特徴
    とする、請求項1に記載の可搬式多彩塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプはエアー駆動ポンプであり、
    前記ポンプにはエアー源が接続されていることを特徴と
    する、請求項2に記載の可搬式多彩塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記塗料供給駆動部は往復動シリンダで
    あることを特徴とする、請求項2〜3のいずれかに記載
    の可搬式多彩塗装装置。
  5. 【請求項5】 前記台は台車であることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の可搬式多彩塗装装置。
  6. 【請求項6】 前記弁は電磁弁であることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の可搬式多彩塗装装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数の塗料流通管は前記塗料吐出口
    の近傍の合流部を介して前記塗料吐出口に接続されてい
    ることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の
    可搬式多彩塗装装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は前記弁のそれぞれの開放
    時間を設定するためのタイマを備えていることを特徴と
    する、請求項1〜7のいずれかに記載の可搬式多彩塗装
    装置。
  9. 【請求項9】 前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガン
    は前記タイマにより設定される前記弁の開放時間を調整
    するための調整手段を備えていることを特徴とする、請
    求項8に記載の可搬式多彩塗装装置。
  10. 【請求項10】 前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
    ンは前記制御手段の動作のON/OFFの制御のための
    スイッチを備えていることを特徴とする、請求項1〜9
    のいずれかに記載の可搬式多彩塗装装置。
  11. 【請求項11】 前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
    ンには前記制御手段への給電のためのバッテリが接続さ
    れており、該バッテリは前記複数バルブ内蔵ハンドスプ
    レーガンのグリップ内に具備されるか又は携帯のための
    装着具に収納されていることを特徴とする、請求項1〜
    10のいずれかに記載の可搬式多彩塗装装置。
  12. 【請求項12】 前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
    ンは前記制御手段への給電のための乾式電池を内蔵して
    いることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記
    載の可搬式多彩塗装装置。
  13. 【請求項13】 前記複数バルブ内蔵ハンドスプレーガ
    ンはエアーラップ塗装ガンであり、前記複数バルブ内蔵
    ハンドスプレーガンにはエアー源が接続されていること
    を特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の可搬
    式多彩塗装装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の可
    搬式多彩塗装装置に使用されている前記複数バルブ内蔵
    ハンドスプレーガン。
  15. 【請求項15】 複数の塗料供給系に接続される複数バ
    ルブ内蔵ハンドスプレーガンであって、 前記塗料供給系のそれぞれに個別に接続される複数の塗
    料流通管と、該複数の塗料流通管に接続された塗料吐出
    口と、該塗料吐出口と前記複数の塗料流通管との間であ
    って前記塗料吐出口の近傍に介在する合流部と、前記複
    数の塗料流通管のそれぞれに付設され塗料流通のON/
    OFFを制御する電磁弁と、該電磁弁の動作を制御する
    制御手段と、該制御手段への給電手段と、前記制御手段
    の動作のON/OFFの制御のためのスイッチとを備え
    ており、 前記制御手段は前記電磁弁のそれぞれを予め決められた
    順にそれぞれ0.05秒〜2.0秒の範囲内の予め決め
    られた時間開放するものであることを特徴とする複数バ
    ルブ内蔵ハンドスプレーガン。
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