JP2003190142A - 非アキシャル断層画像作成方法およびx線断層撮影装置 - Google Patents

非アキシャル断層画像作成方法およびx線断層撮影装置

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JP2003190142A
JP2003190142A JP2001377967A JP2001377967A JP2003190142A JP 2003190142 A JP2003190142 A JP 2003190142A JP 2001377967 A JP2001377967 A JP 2001377967A JP 2001377967 A JP2001377967 A JP 2001377967A JP 2003190142 A JP2003190142 A JP 2003190142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非アキシャル断層画像を高速に且つ大きな記憶
容量を必要としないで作成する。 【解決手段】逆投影処理過程の資源の一部を前処理過程
に配分する。断層位置が異なる複数のアキシャル断層面
で順に被検体をX線走査して取得したデータA1,A
2,A3,A4に対して順に前処理を行う。各アキシャ
ル断層面のデータA1,A2,A3,A4の前処理が終
わる毎に、アキシャル断層面と非アキシャル断層面の交
差ラインa,b,c,dの逆投影処理したデータを順に
算出する。最後に交差ラインa,b,c,dのデータを
基にライン間a-b,b-c,c-dを補間処理により算出し、
非アキシャル断層画像を作成する。 【効果】非アキシャル断層画像を高速に且つ大きな記憶
容量を必要としないで作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非アキシャル(ax
ial)断層画像作成方法およびX線断層撮影装置に関
し、さらに詳しくは、複数のアキシャル断層面と交わる
平面の画像である非アキシャル断層画像を高速に且つ大
きな記憶容量を必要としないで作成することが出来る非
アキシャル断層画像作成方法およびX線断層撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のX線断層撮影装置におけ
る非アキシャル断層画像作成方法を示すタイムチャート
である。「アキシャル断層面データに対する前処理」を
行う資源(前処理用プロセッサなど)は、断層位置が異
なる複数のアキシャル断層面で順に被検体をX線走査し
て取得したデータA1,A2,A3,A4に対して、順
に前処理(検出器感度補正など)を行う。「アキシャル
断層面データに対する逆投影処理」を行う資源(逆投影
処理用プロセッサなど)は、順に前処理した各アキシャ
ル断層面のデータA1,A2,A3,A4に対して、順
に逆投影処理(Filterd Back Projection)を行う。
「アキシャル断層面データに対する後処理」を行う資源
(後処理用プロセッサなど)は、順に逆投影処理した各
アキシャル断層面のデータA1,A2,A3,A4に対
して、順に後処理(補間処理など)を行う。以上によ
り、図10に示すような断層位置が異なる複数のアキシ
ャル断層画像A1,A2,A3,A4が作成される。
【0003】ここで、図11に示すように、所望の非ア
キシャル断層面M1が各アキシャル断層面A1,A2,
A3,A4と交差するラインをa,b,c,dとする。
図9に戻り、「非アキシャル断層画像のための後処理」
を行う資源(並行処理しないため、逆投影処理用プロセ
ッサなどを利用できる)は、各アキシャル断層画像A
1,A2,A3,A4からラインa,b,c,dの画像
データを読み出す(必要なら補間処理により算出する)
と共に、ライン間a-b,b-c,c-dを補間処理により算出
し、図12に示す如き非アキシャル断層画像M1を作成
する。
【0004】一つのアキシャル断層面についての「アキ
シャル断層面データに対する前処理」の所要時間をTpr
eとし、「アキシャル断層面データに対する逆投影処
理」の所要時間をTfbpとし、「アキシャル断層面デー
タに対する後処理」の所要時間をTpostとし、一つの非
アキシャル断層面についての「非アキシャル断層画像の
ための後処理」の所要時間をτpostとするとき、「アキ
シャル断層面データに対する前処理」の開始から最初の
非アキシャル断層画像M1が得られるまでの時間Tm1
は、 Tm1=4・Tpre+Tfbp+Tpost+τpost …(1) となる。
【0005】なお、全てのアキシャル断層画像を記憶し
ているため、別の非アキシャル断層面を指定すれば、直
ちに別の非アキシャル断層画像を作成できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のX線断層撮
影装置では、次の問題点がある。 (1)アキシャル断層画像A1,A2,A3,A4を全て
作成した後から非アキシャル断層画像M1を作成するた
め、非アキシャル断層画像M1が得られるまでの時間T
m1が長くかかる。 (2)非アキシャル断層画像M1だけを得たい場合でも、
全てのアキシャル断層画像A1,A2,A3,A4(説
明の都合上、4枚のアキシャル断層画像A1,A2,A
3,A4としているが、実際には数10以上である)を
記憶しておく必要があり、大きな記憶容量が必要とな
る。 そこで、本発明の目的は、非アキシャル断層画像を高速
に且つ大きな記憶容量を必要としないで作成することが
出来る非アキシャル断層画像作成方法およびX線断層撮
影装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、被検体を異なる断層位置でX線走査して順に取得し
た各アキシャル断層面のデータに対して順に前処理を行
う前処理過程と、各アキシャル断層面のデータを前処理
する毎に各アキシャル断層面に所望の非アキシャル断層
面が交差するライン上の逆投影処理したデータを算出す
る逆投影処理過程と、所望の非アキシャル断層面が各ア
キシャル断層面と交差するライン上の逆投影処理したデ
ータに対して後処理を行う後処理過程とを行うことを特
徴とする非アキシャル断層画像作成方法を提供する。上
記第1の観点による非アキシャル断層画像作成方法で
は、アキシャル断層面全体についての逆投影処理したデ
ータを算出するのではなく、アキシャル断層面に所望の
非アキシャル断層面が交差するライン上の逆投影処理し
たデータのみを算出する。従って、逆投影処理の時間が
短縮される。また、アキシャル断層面についての後処理
をしないため、この所要時間が必要なくなる。従って、
従来より高速に最初の非アキシャル断層画像を作成でき
る。また、全てのアキシャル断層画像を記憶しておく必
要がないため、大きな記憶容量を必要としなくなる。
【0008】第2の観点では、本発明は、上記構成の非
アキシャル断層画像作成方法において、前処理過程と逆
投影処理過程とを並行して行うことを特徴とする非アキ
シャル断層画像作成方法を提供する。上記第2の観点に
よる非アキシャル断層画像作成方法では、前処理過程と
逆投影処理過程とを並行して行うことで処理時間を短縮
できる。
【0009】第3の観点では、本発明は、上記構成の非
アキシャル断層画像作成方法において、逆投影処理過程
のための資源の一部を前処理過程に配分することを特徴
とする非アキシャル断層画像作成方法を提供する。上記
第3の観点による非アキシャル断層画像作成方法では、
逆投影処理過程の負荷が小さくなった分の資源を前処理
過程に配分することで前処理過程の所要時間を短縮でき
るため、さらに処理時間を短縮できる。
【0010】第4の観点では、本発明は、上記構成の非
アキシャル断層画像作成方法において、全てのアキシャ
ル断層面のデータに対する前処理過程を終わった後、逆
投影処理過程を行うことを特徴とする非アキシャル断層
画像作成方法を提供する。上記第4の観点による非アキ
シャル断層画像作成方法では、前処理過程と逆投影処理
過程とを並行処理しないため、逆投影処理の資源のほと
んどを前処理過程に配分することで前処理過程の所要時
間をさらに短縮できるため、全体としての処理時間を短
縮できる。
【0011】第5の観点では、本発明は、被検体を異な
る断層位置でX線走査して順に取得した各アキシャル断
層面のデータに対して順に前処理を行う前処理過程と、
各アキシャル断層面内の所定間隔を空けた複数のライン
上の逆投影処理したデータを各アキシャル断層面のデー
タを前処理する毎に算出する逆投影処理過程と、各アキ
シャル断層面内の所定間隔を空けた複数のライン上の逆
投影処理したデータを基に所望の非アキシャル断層面が
各アキシャル断層面と交差するライン上の逆投影処理し
たデータを算出する補間処理過程と、所望の非アキシャ
ル断層面が各アキシャル断層面と交差するライン上の逆
投影処理したデータに対して後処理を行う後処理過程と
を行うことを特徴とする非アキシャル断層画像作成方法
を提供する。上記第5の観点による非アキシャル断層画
像作成方法では、アキシャル断層面全体についての逆投
影処理したデータを算出するのではなく、アキシャル断
層面内の所定間隔を空けた複数のライン上の逆投影処理
したデータのみを算出する。従って、逆投影処理の時間
が短縮される。また、アキシャル断層面についての後処
理をしないため、この所要時間が必要なくなる。従っ
て、従来より高速に最初の非アキシャル断層画像を作成
できる。また、全てのアキシャル断層画像を記憶してお
く必要がないため、大きな記憶容量を必要としなくな
る。なお、各アキシャル断層画像内の所定間隔を空けた
複数のライン上の逆投影処理したデータを記憶している
ため、別の非アキシャル断層面を指定すれば、直ちに別
の非アキシャル断層画像を作成できる。
【0012】第6の観点では、本発明は、被検体を異な
る断層位置でX線走査して順に取得した各アキシャル断
層面のデータに対して順に前処理を行う前処理手段と、
各アキシャル断層面のデータを前処理する毎に各アキシ
ャル断層面に所望の非アキシャル断層面が交差するライ
ン上の逆投影処理したデータを算出する逆投影処理手段
と、所望の非アキシャル断層面が各アキシャル断層面と
交差するライン上の逆投影処理したデータに対して後処
理を行う後処理手段とを行うことを特徴とするX線断層
撮影装置を提供する。上記第6の観点によるX線断層撮
影装置では、上記第1の観点による非アキシャル断層画
像作成方法を好適に実施できる。
【0013】第7の観点では、本発明は、上記構成のX
線断層撮影装置において、前処理手段と逆投影処理手段
とが並行動作することを特徴とするX線断層撮影装置を
提供する。上記第7の観点によるX線断層撮影装置で
は、上記第2の観点による非アキシャル断層画像作成方
法を好適に実施できる。
【0014】第8の観点では、本発明は、上記構成のX
線断層撮影装置において、逆投影処理手段の資源の一部
を前処理手段として配分することを特徴とするX線断層
撮影装置を提供する。上記第8の観点によるX線断層撮
影装置では、上記第3の観点による非アキシャル断層画
像作成方法を好適に実施できる。
【0015】第9の観点では、本発明は、上記構成のX
線断層撮影装置において、全てのアキシャル断層面のデ
ータに対する前処理を終わった後、逆投影処理を行うこ
とを特徴とするX線断層撮影装置を提供する。上記第9
の観点によるX線断層撮影装置では、上記第4の観点に
よる非アキシャル断層画像作成方法を好適に実施でき
る。
【0016】第10の観点では、本発明は、被検体を異
なる断層位置でX線走査して順に取得した各アキシャル
断層面のデータに対して順に前処理を行う前処理手段
と、各アキシャル断層面内の所定間隔を空けた複数のラ
イン上の逆投影処理したデータを各アキシャル断層面の
データを前処理する毎に算出する逆投影処理手段と、各
アキシャル断層面内の所定間隔を空けた複数のライン上
の逆投影処理したデータを基に所望の非アキシャル断層
面が各アキシャル断層面と交差するライン上の逆投影処
理したデータを算出する補間処理手段と、所望の非アキ
シャル断層面が各アキシャル断層面と交差するライン上
の逆投影処理したデータに対して後処理を行う後処理手
段とを行うことを特徴とするX線断層撮影装置を提供す
る。上記第10の観点によるX線断層撮影装置では、上
記第5の観点による非アキシャル断層画像作成方法を好
適に実施できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図に示す本発明の実施形態
により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これによ
り本発明が限定されるものではない。
【0018】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるX線断層撮影
装置を示す構成図である。このX線断層撮影装置100
は、スキャナ装置1と,処理装置2と,大容量記憶装置
3と,表示モニタ4と,入力装置5とを具備して構成さ
れている。
【0019】前記スキャナ装置1は、被検体に対してX
線管および検出器を被検体の体軸にに沿って相対移動
し、所望の断層位置で止め、体軸の周りにX線管および
検出器を回転させてアキシャル断層画像の作成に必要な
全ビューのデータを収集する。なお、X線管のみ回転さ
せ、検出器を回転させない場合もある。
【0020】前記処理装置2は、データ取得部2aと,
前処理部2bと,逆投影処理部2cと,後処理部2d
と、画像表示部2eとを具備している。
【0021】いま、図2に示すように、アキシャル断層
面をA1,A2,A3,A4とし、所望の非アキシャル
断層面をM1とし、断層面が交差するラインをa,b,
c,dとする。
【0022】図3は、第1の実施形態にかかる非アキシ
ャル断層画像作成方法を示すタイムチャートである。
「アキシャル断層面データに対する前処理」を行う資源
(前処理用プロセッサなど)は、断層位置が異なる複数
のアキシャル断層面で順に被検体をX線走査して取得し
たデータA1,A2,A3,A4に対して、順に前処理
(検出器感度補正など)を行う。「アキシャル断層面と
非アキシャル断層面の交差ラインデータのための逆投影
処理」を行う資源(逆投影処理用プロセッサなど)は、
各アキシャル断層面のデータA1,A2,A3,A4の
前処理が終わる毎に、交差ラインa,b,c,dの逆投
影処理したデータを順に算出する。「非アキシャル断層
画像のための後処理」を行う資源(並行処理しないた
め、逆投影処理用プロセッサなどを利用できる)は、交
差ラインa,b,c,dのデータを基にライン間a-b,b
-c,c-dを補間処理により算出する。これにより、図1
2に示す如き非アキシャル断層画像M1を作成できる。
【0023】一つのアキシャル断層面についての「アキ
シャル断層面データに対する前処理」の所要時間をTpr
eとし、「アキシャル断層面と非アキシャル断層面の交
差ラインデータのための逆投影処理」の所要時間をTfb
p_1とし、一つの非アキシャル断層面についての「非ア
キシャル断層画像のための後処理」の所要時間をτpost
とするとき、「アキシャル断層面データに対する前処
理」の開始から最初の非アキシャル断層画像M1が得ら
れるまでの時間Tm1は、 Tm1=4・Tpre+τfbp_1+τpost …(2) となる。上記(2)式の時間Tm1と先述した(1)式の
時間Tm1とを比較すれば、本発明により処理時間が短縮
されることが判る。
【0024】また、全てのアキシャル断層画像A1,A
2,A3,A4を記憶しておく必要がないため、大きな
記憶容量を必要としなくなる。
【0025】−第2の実施形態− 第2の実施形態は、基本的に第1の実施形態と同じであ
るが、逆投影処理過程の負荷が小さくなった分の資源を
前処理過程に配分することで前処理過程の所要時間を短
縮する。
【0026】図4は、第2の実施形態にかかる非アキシ
ャル断層画像作成方法を示すタイムチャートである。
「アキシャル断層面データに対する前処理」を行う資源
(前処理用プロセッサなど)および新たに配分された資
源(逆投影処理用プロセッサなど)は、断層位置が異な
る複数のアキシャル断層面で順に被検体をX線走査して
取得したデータA1,A2,A3,A4に対して、順に
前処理を行う。「アキシャル断層面と非アキシャル断層
面の交差ラインデータのための逆投影処理」を行う資源
(逆投影処理用プロセッサなど)は、各アキシャル断層
面のデータA1,A2,A3,A4の前処理が終わる毎
に、交差ラインa,b,c,dの逆投影処理したデータ
を順に算出する。「非アキシャル断層画像のための後処
理」を行う資源(並行処理しないため、逆投影処理用プ
ロセッサなどを利用できる)は、交差ラインa,b,
c,dのデータを基にライン間a-b,b-c,c-dを補間処
理により算出する。これにより、図12に示す如き非ア
キシャル断層画像M1を作成できる。
【0027】一つのアキシャル断層面についての「アキ
シャル断層面データに対する前処理」の所要時間をTpr
e_2とし、「アキシャル断層面と非アキシャル断層面の
交差ラインデータのための逆投影処理」の所要時間をT
fbp_2とし、一つの非アキシャル断層面についての「非
アキシャル断層画像のための後処理」の所要時間をτpo
stとするとき、「アキシャル断層面データに対する前処
理」の開始から最初の非アキシャル断層画像M1が得ら
れるまでの時間Tm1は、 Tm1=4・Tpre_2+τfbp_2+τpost …(3) となる。上記(2)式の時間Tm1と先述した(1)式の
時間Tm1とを比較すれば、本発明により処理時間が短縮
されることが判る。
【0028】また、全てのアキシャル断層画像A1,A
2,A3,A4を記憶しておく必要がないため、大きな
記憶容量を必要としなくなる。
【0029】−第3の実施形態− 第3の実施形態は、前処理過程と逆投影処理過程を並行
処理しないことで、両方の資源で前処理過程と逆投影処
理過程とを行い、所要時間を短縮する。
【0030】図5は、第3の実施形態にかかる非アキシ
ャル断層画像作成方法を示すタイムチャートである。
「アキシャル断層面データに対する前処理」を行う資源
(前処理用プロセッサなど)および新たに配分された資
源(逆投影処理用プロセッサなど)は、断層位置が異な
る複数のアキシャル断層面で順に被検体をX線走査して
取得したデータA1,A2,A3,A4に対して、順に
前処理を行う。「アキシャル断層面と非アキシャル断層
面の交差ラインデータのための逆投影処理」を行う資源
(逆投影処理用プロセッサなど)および新たに配分され
た資源(前処理用プロセッサなど)は、全てのアキシャ
ル断層面のデータA1,A2,A3,A4の前処理が終
わった後、交差ラインa,b,c,dの逆投影処理した
データを算出する。「非アキシャル断層画像のための後
処理」を行う資源(並行処理しないため、逆投影処理用
プロセッサなどを利用できる)は、交差ラインa,b,
c,dのデータを基にライン間a-b,b-c,c-dを補間処
理により算出する。これにより、図12に示す如き非ア
キシャル断層画像M1を作成できる。
【0031】一つのアキシャル断層面についての「アキ
シャル断層面データに対する前処理」の所要時間をTpr
e_3とし、「アキシャル断層面と非アキシャル断層面の
交差ラインデータのための逆投影処理」の所要時間をT
fbp_3とし、一つの非アキシャル断層面についての「非
アキシャル断層画像のための後処理」の所要時間をτpo
stとするとき、「アキシャル断層面データに対する前処
理」の開始から最初の非アキシャル断層画像M1が得ら
れるまでの時間Tm1は、 Tm1=4・Tpre_3+τfbp_3+τpost …(3) となる。上記(2)式の時間Tm1と先述した(1)式の
時間Tm1とを比較すれば、本発明により処理時間が短縮
されることが判る。
【0032】また、全てのアキシャル断層画像A1,A
2,A3,A4を記憶しておく必要がないため、大きな
記憶容量を必要としなくなる。
【0033】−第4の実施形態− 第4の実施形態は、アキシャル断層面内の所定間隔を空
けた複数のライン上の逆投影処理したデータのみを算出
し、これを基に非アキシャル断層画像を作成する。
【0034】いま、図6に示すように、アキシャル断層
面をA1,A2,A3,A4とし、アキシャル断層面A
1内の所定間隔を空けた複数のラインをl1i(i=1,2,
…)とし、アキシャル断層面A2内の所定間隔を空けた
複数のラインをl2i(i=1,2,…)とし、アキシャル断層
面A3内の所定間隔を空けた複数のラインをl3i(i=1,
2,…)とし、アキシャル断層面A4内の所定間隔を空け
た複数のラインをl4i(i=1,2,…)とする。また、図7
に示すように、所望の非アキシャル断層面をM1とし、
断層面が交差するラインをa,b,c,dとする。
【0035】図8は、第4の実施形態にかかる非アキシ
ャル断層画像作成方法を示すタイムチャートである。
「アキシャル断層面データに対する前処理」を行う資源
(前処理用プロセッサなど)は、断層位置が異なる複数
のアキシャル断層面で順に被検体をX線走査して取得し
たデータA1,A2,A3,A4に対して、順に前処理
(検出器感度補正など)を行う。「アキシャル断層面内
の所定間隔のラインデータのための逆投影処理」を行う
資源(逆投影処理用プロセッサなど)は、各アキシャル
断層面のデータA1,A2,A3,A4の前処理が終わ
る毎に、ラインl1i,l2i,l3i,l4iの逆投影処理し
たデータを順に算出する。「非アキシャル断層画像のた
めの後処理」を行う資源(並行処理しないため、逆投影
処理用プロセッサなどを利用できる)は、ラインl1iの
データを基に補間処理により交差ラインaのデータを算
出し、ラインl2iのデータを基に補間処理により交差ラ
インbのデータを算出し、ラインl3iのデータを基に補
間処理により交差ラインcのデータを算出し、ラインl
4iのデータを基に補間処理により交差ラインdのデータ
を算出する。そして、交差ラインa,b,c,dのデー
タを基にライン間a-b,b-c,c-dを補間処理により算出
する。これにより、図12に示す如き非アキシャル断層
画像M1を作成できる。
【0036】一つのアキシャル断層面についての「アキ
シャル断層面データに対する前処理」の所要時間をTpr
eとし、「アキシャル断層面内の所定間隔のラインデー
タのための逆投影処理」の所要時間をTfbp_4とし、一
つの非アキシャル断層面についての「非アキシャル断層
画像のための後処理」の所要時間をτpostとするとき、
「アキシャル断層面データに対する前処理」の開始から
最初の非アキシャル断層画像M1が得られるまでの時間
Tm1は、 Tm1=4・Tpre+τfbp_4+τpost …(4) となる。上記(4)式の時間Tm1と先述した(1)式の
時間Tm1とを比較すれば、本発明により処理時間が短縮
されることが判る。
【0037】また、全てのアキシャル断層画像A1,A
2,A3,A4を記憶しておく必要がないため、大きな
記憶容量を必要としなくなる。ただし、各アキシャル断
層画像内のラインl1i,l2i,…のデータを記憶してい
るため、別の非アキシャル断層面を指定すれば、直ちに
別の非アキシャル断層画像を作成できる。
【0038】
【発明の効果】本発明の非アキシャル断層画像作成方法
およびX線断層撮影装置によれば、複数のアキシャル断
層面と交わる平面の画像である非アキシャル断層画像を
高速に且つ大きな記憶容量を必要としないで作成するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるX線断層撮影
装置の構成図である。
【図2】アキシャル断層面と非アキシャル断層面の交差
ラインの説明図である。
【図3】第1の実施形態にかかる非アキシャル断層画像
作成方法を示すタイムチャートである。
【図4】第2の実施形態にかかる非アキシャル断層画像
作成方法を示すタイムチャートである。
【図5】第3の実施形態にかかる非アキシャル断層画像
作成方法を示すタイムチャートである。
【図6】アキシャル断層面内の所定間隔を空けた複数の
ラインを示す説明図である。
【図7】アキシャル断層面と非アキシャル断層面の交差
ラインの説明図である。
【図8】第4の実施形態にかかる非アキシャル断層画像
作成方法を示すタイムチャートである。
【図9】従来の非アキシャル断層画像作成方法を示すタ
イムチャートである。
【図10】複数のアキシャル断層画像の説明図である。
【図11】アキシャル断層面と非アキシャル断層面の交
差ラインの説明図である。
【図12】非アキシャル断層画像の説明図である。
【符号の説明】
100 X線断層撮影装置 1 スキャナ装置 2 処理装置 2a データ取得部 2b 前処理部 2c 逆投影処理部 2d 後処理部 2e 画像表示部 3 大容量記憶装置 4 表示モニタ 5 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬川 晃司 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 萩原 明 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA28 CA32 FE12 FE14 FE22 FE24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を異なる断層位置でX線走査して
    順に取得した各アキシャル断層面のデータに対して順に
    前処理を行う前処理過程と、各アキシャル断層面のデー
    タを前処理する毎に各アキシャル断層面に所望の非アキ
    シャル断層面が交差するライン上の逆投影処理したデー
    タを算出する逆投影処理過程と、所望の非アキシャル断
    層面が各アキシャル断層面と交差するライン上の逆投影
    処理したデータに対して後処理を行う後処理過程とを行
    うことを特徴とする非アキシャル断層画像作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非アキシャル断層画像
    作成方法において、前処理過程と逆投影処理過程とを並
    行して行うことを特徴とする非アキシャル断層画像作成
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の非アキシャル断層画像
    作成方法において、逆投影処理過程のための資源の一部
    を前処理過程に配分することを特徴とする非アキシャル
    断層画像作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の非アキシャル断層画像
    作成方法において、全てのアキシャル断層面のデータに
    対する前処理過程を終わった後、逆投影処理過程を行う
    ことを特徴とする非アキシャル断層画像作成方法。
  5. 【請求項5】 被検体を異なる断層位置でX線走査して
    順に取得した各アキシャル断層面のデータに対して順に
    前処理を行う前処理過程と、各アキシャル断層面内の所
    定間隔を空けた複数のライン上の逆投影処理したデータ
    を各アキシャル断層面のデータを前処理する毎に算出す
    る逆投影処理過程と、各アキシャル断層面内の所定間隔
    を空けた複数のライン上の逆投影処理したデータを基に
    所望の非アキシャル断層面が各アキシャル断層面と交差
    するライン上の逆投影処理したデータを算出する補間処
    理過程と、所望の非アキシャル断層面が各アキシャル断
    層面と交差するライン上の逆投影処理したデータに対し
    て後処理を行う後処理過程とを行うことを特徴とする非
    アキシャル断層画像作成方法。
  6. 【請求項6】 被検体を異なる断層位置でX線走査して
    順に取得した各アキシャル断層面のデータに対して順に
    前処理を行う前処理手段と、所望の非アキシャル断層面
    が各アキシャル断層面と交差するライン上の逆投影処理
    したデータを各アキシャル断層面のデータを前処理する
    毎に算出する逆投影処理手段と、所望の非アキシャル断
    層面が各アキシャル断層面と交差するライン上の逆投影
    処理したデータに対して後処理を行う後処理手段とを行
    うことを特徴とするX線断層撮影装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のX線断層撮影装置にお
    いて、前処理手段と逆投影処理手段とが並行動作するこ
    とを特徴とするX線断層撮影装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のX線断層撮影装置にお
    いて、逆投影処理手段の資源の一部を前処理手段として
    配分することを特徴とするX線断層撮影装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のX線断層撮影装置にお
    いて、全てのアキシャル断層面のデータに対する前処理
    を終わった後、逆投影処理を行うことを特徴とするX線
    断層撮影装置。
  10. 【請求項10】 被検体を異なる断層位置でX線走査し
    て順に取得した各アキシャル断層面のデータに対して順
    に前処理を行う前処理手段と、各アキシャル断層面のデ
    ータを前処理する毎に各アキシャル断層面に所望の非ア
    キシャル断層面が交差するライン上の逆投影処理したデ
    ータを算出する逆投影処理手段と、各アキシャル断層面
    内の所定間隔を空けた複数のライン上の逆投影処理した
    データを基に所望の非アキシャル断層面が各アキシャル
    断層面と交差するライン上の逆投影処理したデータを算
    出する補間処理手段と、所望の非アキシャル断層面が各
    アキシャル断層面と交差するライン上の逆投影処理した
    データに対して後処理を行う後処理手段とを行うことを
    特徴とするX線断層撮影装置。
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