JP2003189921A - 携帯カバン - Google Patents

携帯カバン

Info

Publication number
JP2003189921A
JP2003189921A JP2001397174A JP2001397174A JP2003189921A JP 2003189921 A JP2003189921 A JP 2003189921A JP 2001397174 A JP2001397174 A JP 2001397174A JP 2001397174 A JP2001397174 A JP 2001397174A JP 2003189921 A JP2003189921 A JP 2003189921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
stopper member
removal
gripping member
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001397174A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamaguchi
勝弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERITTO KK
Original Assignee
ERITTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ERITTO KK filed Critical ERITTO KK
Priority to JP2001397174A priority Critical patent/JP2003189921A/ja
Publication of JP2003189921A publication Critical patent/JP2003189921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一の携帯カバンであるにもかかわらず、行き
先、使用目的その他の状況に応じて異なる演出をするこ
とができる携帯カバンを提供すること。 【解決手段】 カバン本体10に固着される係止具20
と、係止具20に係止される把持部材30とを有してお
り、係止具20は、カバン本体10に取着され把持部材
30を係止する基部21と、基部21に回動可能且つ摺
動可能に取り付けられた、把持部材30の抜脱を阻止す
るための一定長さの抜脱ストッパー部材22とからな
り、抜脱ストッパー部材22を基部21から突出させ、
この突出した抜脱ストッパー部材22に把持部材30の
貫通孔を挿通して把持部材30を装着した後に、抜脱ス
トッパー部材22を略直角に回動させて基部21と平行
させ、次いで、この抜脱ストッパー部材22を長さ方向
へ摺動させて回動を阻止するとともに把持部材30の抜
脱を阻止することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、持ち運びに便利な
携帯カバンに関する。より具体的には、携帯者自身が容
易且つ簡単に、所望に応じて何度でも把持部材を付け替
えることができ、一の携帯カバンであるにもかかわら
ず、行き先、使用目的その他の状況に応じて異なる演出
をすることができる携帯カバンに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯カバンは、日用品、手帳、書類等の
種々の雑貨を収納可能とされており、外出時に手持ちさ
れ又は肩掛けされた状態で持ち運びされるものである。
この携帯カバンは、種々の種類を有するが、何れも個々
の把持部材の長さは一定の長さに固定されており、必要
に応じ長さの異なる把持部材に付け替えたくなる。ま
た、誰ももっていない携帯カバンが欲しいという欲求か
ら、各携帯者に適した長さを有する把持部材を備えてい
る携帯カバンが要望されている。
【0003】このような要望から、付け替え構造を有す
る携帯カバンが知られている。この付け替え構造を有す
る携帯カバンは、ホックからなる付け替え構造を有する
携帯カバンやフックからなる付け替え構造を有する携帯
カバンがある。
【0004】しかしながら、ホックからなる付け替え構
造を有する携帯カバンは、度重なる取付及び取外しによ
ってホックが変形して把持部材の取付が不可能になって
しまうという問題点があった。また、フックからなる付
け替え構造を有する携帯カバンは、フックによる係止が
外れて把持部材が不用意に抜脱し、フックがはねて目や
顔等にあたる等の危惧があり危険であるという問題があ
った。
【0005】また、一の携帯カバンで、行き先、使用目
的、習慣、気分又は服装に応じて使い分けたり、別の装
飾を付加してイメージを変更して異なる演出ができると
なお良い。例えば、ショルダーバッグとハンドバッグの
使い分けや、装飾を付加して成人式・結婚式等の慶事の
礼装用に、観劇・お茶会等のおしゃれ用に、又は気軽な
パーテイや訪問等の準礼装用に合わせた演出であった
り、取り外して弔事の礼装の演出をしたり、又は、和装
と洋装とに応じて使い分ける場合である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は以上
のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明が
解決しようとする課題は、携帯者自身が容易且つ簡単
に、所望に応じて何度でも把持部材を付け替えることが
できて、一の携帯カバンであるにもかかわらず、行き
先、使用目的その他の状況に応じて異なる演出をするこ
とができることは勿論のこと、外れることがなくて安全
な付け替え構造を有する携帯カバンを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の携帯カバ
ンは、カバン本体に固着される係止具と、該係止具に係
止される把持部材とを有する携帯カバンにおいて、前記
係止具は、前記カバン本体に取着され前記把持部材を係
止する基部と、該基部に回動可能且つ摺動可能に取り付
けられた、前記把持部材の抜脱を阻止するための一定長
さの抜脱ストッパー部材とからなり、前記抜脱ストッパ
ー部材を前記基部から突出させ、この突出した抜脱スト
ッパー部材に前記把持部材の貫通孔を挿通して前記把持
部材を装着した後に、該抜脱ストッパー部材を略直角に
回動させて前記基部と平行させ、次いで、この抜脱スト
ッパー部材を長さ方向へ摺動させて回動を阻止するとと
もに前記把持部材の抜脱を阻止することを特徴とする。
【0008】この請求項1記載の携帯カバンによれば、
回動可能状態において、抜脱ストッパー部材を基部から
突出させ、この抜脱ストッパー部材に把持部材の貫通孔
を挿通して把持部材を装着させる。その後に、抜脱スト
ッパー部材を略直角に回動させて把持部材と平行させ、
次いで、長さ方向へ摺動させて把持部材の抜脱を阻止す
る。この状態で携帯カバンが携帯される。更に、所望に
応じ、抜脱ストッパー部材を前述とは逆方向へ摺動させ
て、次いで、抜脱ストッパー部材を回動させて突出さ
せ、把持部材を係止具から抜脱させる。ここで、異なる
把持部材を、上記係止作業と同様にして、係止具に係止
して付け替える。これにより、行き先、使用目的その他
の状況に応じて異なる演出をすることができるうえ、外
れることがなくて安全な付け替え構造を有する。
【0009】請求項2記載の携帯カバンは、請求項1記
載の携帯カバンにおいて、抜脱ストッパー部材の摺動を
阻止するロック機構を備えている。
【0010】請求項3記載の携帯カバンは、請求項1又
は2に記載の携帯カバンにおいて、係止具に着脱自在に
係止される、貫通孔を有した装飾具を備えている。
【0011】請求項4記載の携帯カバンは、請求項1〜
3の何れか1項に記載の携帯カバンにおいて、把持部材
には、複数の貫通孔が設けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、添付図面を参照して説明する。勿論、下記実施
例は、本発明の好ましい実施例について説明するもので
あるから、本発明の技術的範囲は、その材質、形状、数
量、取着位置、使用方法等、下記実施例に何ら限定され
るものではない。
【0013】図1は、本発明の一実施例である携帯カバ
ン100の斜視図である。この携帯カバン100は、手
持ちされ又は肩掛けされた状態で携帯されるものであっ
て、カバン本体10と、係止具20と、把持部材30と
を備えている。
【0014】カバン本体10は、一又は複数の日用品、
手帳、書類等を収納するためのものであり、牛革からな
り、中空状に形成されるとともに、開口端を有してい
る。勿論、カバン本体10は、日用品等を収納するもの
であれば良く、本実施例に何ら限定されるものではな
い。
【0015】係止具20は、カバン本体10に固着され
るものであり、金属からなり、把持部材30をカバン本
体10に取り付けるものである。本実施例の係止具20
は、基部21と、抜脱ストッパー部材22とから構成さ
れており、装着により着脱自在に把持部材30を取り付
けるものである。従って、度重なる取付及び取外しによ
って係止具が変形してしまうという経年劣化がなく、確
実に取り付けることができるうえ、何度でも把持部材3
0を付け替えることができる。更に、係止具20は、把
持部材30には固着されておらず、把持部材30には、
貫通孔のみが形成される。従って、係止具20から、把
持部材30が不用意に抜脱するようなことがあっても、
把持部材30に係止具20が固着されていないので、係
止具20がはねて目や顔等にあたる等の危険がなく安全
である。
【0016】基部21は、カバン本体10に取着され把
持部材30を係止するものであり、アルミニウム、チタ
ン等の金属からなり、縦断面略T字状の凸状に一体的に
形成されている。この形状により、基部21は、把持部
材30の貫通孔に挿通することができ、把持部材30を
カバン本体10に装着することができる。更に、基部2
1は、抜脱ストッパー部材22を回動可能に取り付ける
ために、横断面コ字状に形成されている。本発明の実施
例である携帯カバン100は、基部21が4つ設けられ
ており、カバン本体10の表裏外側面の開口端近傍に、
夫々2箇所ずつ所定の間隔をおいて固着されている。こ
れにより、把持部材30をカバン本体10の表裏両面4
箇所に取り付けることができる。なお、基部21は、カ
バン本体10の表面又は裏面の片側だけに取着されてい
ても良い。
【0017】抜脱ストッパー部材22は、基部21に回
動可能に取り付けられ、把持部材30の抜脱を阻止する
ための一定長さを有するものであり、アルミニウム、チ
タン等の金属からなり、略直方体に形成されている。抜
脱ストッパー部材22は、この一端が基部21に枢着さ
れて回動可能に取り付けられている。従って、略直方体
に形成されていることにより、貫通孔に容易に挿通する
ことができるうえ、抜脱ストッパー部材22と基部21
との枢着により、抜脱ストッパー部材22を回動させて
基部32から突出させ、把持部材30を基部21に対し
て装着又は解除することができる。更に、抜脱ストッパ
ー部材22を略直角に回動させて基部21と平行させる
ことにより、把持部材30の抜脱を阻止することができ
る。
【0018】更に、図2に示すように、抜脱ストッパー
部材22には、長穴状に形成された案内孔22aが形成
されている。従って、案内孔22aが形成されているの
で、抜脱ストッパー部材22を長さ方向へ摺動させるこ
とができる。詳しくは、案内孔22aは、枢着された抜
脱ストッパー部材22の一端側から他端にかけて徐々に
狭くなる長穴状に形成されている。従って、抜脱ストッ
パー部材22の摺動前は回動可能であるが、摺動された
後は回動不可能な状態となり、抜脱ストッパー部材22
の回動、つまり突出戻りを阻止することができるのであ
る。よって、基部21と抜脱ストッパー部材22との構
成によって、把持部材30の係止具20による係止を確
実に係止することができるのである。
【0019】なお、抜脱ストッパー部材22の回動及び
摺動の方向は、基部21に対して抜脱ストッパー部材2
2が上下方向に回動及び摺動するようにされている。し
かし、この上下方向の回動及び摺動方向に何ら限定され
るものではなく、左右方向であっても、斜め方向であっ
ても、如何なる方向に回動又は摺動するようにされてい
ても良い。
【0020】以上述べた構造により、把持部材30を簡
単に付け替えることができ、バラエティに富んだ把持部
材30を用意することができ、携帯カバン100のファ
ッション性を容易に変化させることができる。
【0021】把持部材30は、係止具20に係止されて
カバン本体10を手持ちしたり肩掛けしたりするるもの
であり、牛革からなり、2本1組のベルト状に形成され
ている。把持部材30の夫々両端部には、係止具20に
装着するために貫通孔が穿設されている。勿論、把持部
材30は、係止具20に係止されるものであれば良く、
合成皮革からなるものであっても良いし、3本1組であ
っても良いし、また、貫通孔の穿設位置は、把持部材3
0の何れの位置に穿設されていても良い。
【0022】次に、図3を参照して、携帯カバン100
を用いて、把持部材30を付け替える様子を説明する。
まず、図3(a)に示すように、抜脱ストッパー部材2
2を回動させて引き起こし、基部21から突出させる。
この抜脱ストッパー部材22に把持部材30の貫通孔を
挿通して、図3(b)に示すように、把持部材30を装
着させる。その後に、図3(c)に示すように、抜脱ス
トッパー部材22を上方に略直角に回動させて基部21
と平行させる。次に、抜脱ストッパー部材22を下方向
へ摺動させる。この状態で、携帯カバン100が携帯さ
れる。従って、把持部材30をカバン本体10に容易且
つ簡単に取り付けることができる。また、その取付は、
抜脱ストッパー部材22が略直角に回動することによっ
て、把持部材30の抜脱が阻止され、更に、摺動されて
取り付けられているので、抜脱ストッパー部材22の突
出戻りと把持部材30の抜脱を阻止して、安全である。
【0023】続いて、抜脱ストッパー部材22を前述と
は逆方向である上方へ摺動させる。次に、抜脱ストッパ
ー部材22を回動させて引き起こして突出させ、把持部
材30を係止具20から抜脱させる。この後、上述の把
持部材30の取付方法と同様にして、これとは異なる把
持部材30をカバン本体10に取り付ける。これによ
り、携帯者自身が容易且つ簡単に、所望に応じて何度で
も把持部材30を付け替えることができる。更に、例え
ば、把持部材30を、材質、形状、長さ、太さ、装飾、
模様、色彩の何れか又は全部が異なるものに付け替える
ことによって、一の携帯カバン100であるにもかかわ
らず、行き先、使用目的、その日の気分その他の状況に
応じて異なる演出をすることができる。また、同じ材質
等の把持部材30に付け替えて、携帯カバン100を長
期間使用することもできる。
【0024】(第2実施例)次に、図4を参照して、本
発明の他の実施例について説明する。図4は、本発明の
第2実施例の係止具220を示す斜視図である。なお、
上記第1実施例と同一の部分には同一の符号を付してそ
の説明は省略し、異なる部分のみを説明する。また、図
面においても、見えない部分の同一符号を図示しない場
合がある。第2実施例の携帯カバンは、カバン本体10
と、係止具220と、把持部材30とを備えている。係
止具220は、ロック機構を備えているものであり、基
部221と、抜脱ストッパー部材222とから構成され
ている。
【0025】基部221と抜脱ストッパー部材222に
は、図5に示すように、基部221の突起部位のコ字状
の谷間にバネを間に介して取着されたロックピン223
と、これに嵌挿抜脱可能に抜脱ストッパー部材222の
一側面に形成されたロック用凹部222bとが対向して
形成されている。従って、抜脱ストッパー部材222を
摺動した場合に、ロックピン223とこれに対応するロ
ック用凹部222bが嵌合することができるので、しっ
かりとロックされて係止後の抜脱ストッパー部材222
の摺動を阻止することができる。即ち、把持部材30を
突出戻りを阻止した状態を保持した状態で、把持部材3
0を確実にカバン本体10に取り付けることができるの
である。これにより、係止具220の係止は、携帯中の
振動又は揺動等に影響を受けず、更に強固に抜脱ストッ
パー部材222が摺動及び突出戻りを阻止し、把持部材
30の抜脱を阻止することができる。
【0026】更に、抜脱ストッパー部材222は、枢着
される一端部の片側が角取りされており、略円弧状に形
成されている。これに対して、反対側は略矩形状に形成
されている。この形状と付勢されたロックピン223に
よって、一方向のみに回動するようにされている。従っ
て、ロックピン233とロック用凹部222bとが確実
に嵌合でき、ロックすることができる。
【0027】次に、基部221に抜脱ストッパー部材2
22をロックする様子を説明する。抜脱ストッパー部材
222を回動させて基部221と平行させて把持部材3
0を装着した状態において、抜脱ストッパー部材222
を長さ方向へ摺動させる。ここで、ロックピン233と
ロック用凹部222bとが嵌合し、しっかりとロックさ
れて保持される。例えば、携帯中の振動や揺動が発生し
ても抜脱ストッパー部材222の突出戻りを阻止して、
把持部材30の抜脱を確実に阻止することができるので
ある。
【0028】(第3実施例)次に、図5を参照して、本
発明の第3実施例について説明する。図5は、本発明の
第3実施例の携帯カバン300を示す斜視図である。第
3実施例の携帯カバン300は、カバン本体10と、係
止具20と、把持部材30と、装飾具40を備えてい
る。
【0029】装飾具40は、図5に示すように、把持部
材30と重なり合うように携帯カバン300に着脱自在
に係止されるものであり、牛革からなり、平面状のハー
トを象った形状に形成されている。更に、装飾具40
は、その中央部には、貫通孔が穿設されており、この貫
通孔に係止具20を挿通させて係止される。これによ
り、把持部材30と重なり合うように装飾具40を取り
付けたり、取り外したりすることができる。また、全く
取り付けないこともできる。即ち、装飾具40を容易且
つ簡単に付け替えることができるのである。
【0030】なお、装飾具40は、上述の牛革からなる
ものに何ら限定されるものではなく、例えば、合成樹脂
材からなるものであっても良いし、合成皮革からなるも
のであっても良い。また、ハートを象った形状に何ら限
定されるものではなく、例えば、クローバー形であって
も、花びら形であっても、その他如何なる形状であって
も良い。
【0031】次に、図6及び7を参照して、携帯カバン
300を用いて、把持部材30及び装飾具40を、把持
部材31及び装飾具41に付け替える様子を説明する。
ここで、把持部材30は、携帯カバン300をハンドバ
ッグとして手持ちさせるものであり、把持部材31は、
その長さが把持部材30より長く形成されており、ショ
ルダーバッグとして肩掛けさせるものである。一方、装
飾具41は、装飾具40とは異なる演出をするために花
びら形を象った形状に形成されている。
【0032】まず、抜脱ストッパー部材22を、図6に
示すように、第1実施例の付け替え作業と同様にして、
基部21から突出させた状態にして、把持部材30及び
装飾具40を取り外す。次に、図7に示すように、把持
部材31と重なり合うように装飾具41の貫通孔に係止
具20を挿通して、把持部材31と装飾具41を係止具
20に装着させる。これにより、把持部材30及び装飾
具40を、把持部材31及び装飾41に、容易且つ簡単
に取り付けることができる。従って、一の携帯カバン3
00でショルダーバッグとハンドバッグを所有している
ことと同じ効果を奏する。また、装飾具40を異なる形
状に形成された装飾具41に付け替えることによって、
一の携帯カバン300で複数種の携帯カバンを所有して
いることと同じ効果を奏する。例えば、気分に合わせて
装飾具40を取り付けることも、装飾具41に付け替え
ることもできるのである。
【0033】更に、所望に応じて、装飾具40を取り外
し、装飾具40を取り付けない状態で携帯することもで
きる。例えば、弔事に出席するために装飾具40を取り
外した携帯カバンを演出することができるのである。従
って、これにより、一の携帯カバン300であるにもか
かわらず、行き先、使用目的、その日の気分その他の状
況に応じて異なる演出をすることができる。
【0034】(第4実施例)次に、図8及び9を参照し
て、本発明の第4実施例について説明する。図8は、本
発明の第4実施例の携帯カバン400を示す斜視図であ
る。第4実施例の携帯カバン400は、複数の貫通孔4
30a,・・・,430aが穿設された把持部材430を
備えている。これにより、一の携帯カバン400に取り
付けられた把持部材430を、容易且つ簡単に、異なる
長さに調整して取り付けることができる。具体的には、
図8に示すように、腰まで下げて携帯する程の長さにさ
れた把持部材430の長さを、図9に示すように、係止
具20を把持部材430に穿設された他の貫通孔430
aに挿通することによって、小脇に抱える程の長さに変
更することができる。
【0035】なお、把持部材430には、一端にのみ貫
通孔430aが複数穿設されていても良いし、把持部材
430のどの位置に穿設されていても良い。
【0036】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察することができるもので
ある。
【0037】例えば、各部材が合成樹脂材により構成さ
れるものであっても良いし、更に、各部材の形状が略円
錐形であっても略三角錐形に形成されていても良い。
【0038】また、例えば、基部21のカバン本体10
への取付は、一の携帯カバンにつき2箇所であれ6箇所
であれ何箇所に取着されていても良いし、基部21への
抜脱ストッパー部材22の取付は、支軸による軸支或い
は軸着又は枢支であっても良い。
【0039】更に、上記の実施例によれば、係止具20
の取着位置は、カバン本体10の外側面の開口端近傍に
取着されている。しかしながら、この取着位置は、何ら
上記外側面の開口端近傍に限定されるものではなく、例
えば、内側面であっても、カバン本体10の中央部であ
っても良い。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の携帯カバンによれば、係
止具が基部と抜脱ストッパー部材とからなるので、抜脱
ストッパー部材を基部から突出させて、把持部材の貫通
孔を層通又は抜脱することができる。更に、抜脱ストッ
パー部材を回動及び摺動させて、把持部材の抜脱と抜脱
ストッパー部材の突出戻りを阻止し、確実に把持部材を
係止具に係止することができる。従って、携帯者自身が
容易且つ簡単に、所望に応じて何度でも把持部材を付け
替えるすることができて、一の携帯カバンであるにもか
かわらず、行き先、使用目的その他の状況に応じて異な
る演出をすることができることは勿論のこと、外れるこ
とがなくて安全な付け替え構造を有するという効果を奏
する。
【0041】請求項2記載の携帯カバンによれば、請求
項1記載の携帯カバンの奏する効果に加え、ロック機構
を備えているので、係止状態の抜脱ストッパー部材の摺
動を阻止することができ、把持部材の抜脱をより強固に
阻止することができるという効果を奏する。
【0042】請求項3記載の携帯カバンは、請求項1又
は2に記載の携帯カバンの奏する効果に加え、貫通孔を
有した装飾具を備えているので、この貫通孔に係止具を
挿通又は抜脱することにより、装飾具を取付、取り外
し、付け替えすることができ、一の携帯カバンであるに
もかかわらず、行き先、使用目的その他の状況に応じ
て、装飾具による異なる演出をすることができる。
【0043】請求項4記載の携帯カバンによれば、請求
項1〜3の何れか1項に記載の携帯カバンの奏する効果
に加え、把持部材には、複数の貫通孔が穿設されている
ので、一の携帯カバンに取り付けられた把持部材を、異
なる長さに調整して取り付けることができる。従って、
携帯者に適した長さに合わせて携帯カバンを使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である携帯カバンの斜視図で
ある。
【図2】上記本実施例の係止具を示す斜視図である。
【図3】(a)把持部材の貫通孔に係止具が挿通される
様子を示す側面図であり、 (b)把持部材の貫通
孔に係止具が挿通された状態を示す側面図であり、
(c)抜脱ストッパー部材を回動させる様子を示す側
面図であり、(d)抜脱ストッパー部材を摺動させて把
持部材をカバン本体に取り付けた状態を示す側面図であ
る。
【図4】第2実施例の係止具を示す斜視図である。
【図5】第3実施例の携帯カバンを示す斜視図である。
【図6】把持部材と装飾具を係止具から取り外す様子を
示す斜視図である。
【図7】把持部材と装飾具を係止具に取りつける様子を
示す斜視図である。
【図8】第4実施例の携帯カバンの斜視図である。
【図9】把持部材の長さを短く調整した状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 カバン本体 20 係止具 21,221 基部 22,222 抜脱ストッパー部材 22a 案内孔 30,31,430 把持部材 40,41 装飾具 100,300,400 携帯カバン 222b ロック用凹部 223 ロックピン 430a 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバン本体に固着される係止具と、該係
    止具に係止される把持部材とを有する携帯カバンにおい
    て、 前記係止具は、前記カバン本体に取着され前記把持部材
    を係止する基部と、 該基部に回動可能且つ摺動可能に取り付けられた、前記
    把持部材の抜脱を阻止するための一定長さの抜脱ストッ
    パー部材とからなり、 前記抜脱ストッパー部材を前記基部から突出させ、この
    突出した抜脱ストッパー部材に前記把持部材の貫通孔を
    挿通して前記把持部材を装着した後に、該抜脱ストッパ
    ー部材を略直角に回動させて前記基部と平行させ、次い
    で、この抜脱ストッパー部材を長さ方向へ摺動させて回
    動を阻止するとともに前記把持部材の抜脱を阻止するこ
    とを特徴とする携帯カバン。
  2. 【請求項2】 抜脱ストッパー部材の摺動を阻止するロ
    ック機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    携帯カバン。
  3. 【請求項3】 係止具に着脱自在に係止される、貫通孔
    を有した装飾具を備えていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の携帯カバン。
  4. 【請求項4】 把持部材には、複数の貫通孔が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記
    載の携帯カバン。
JP2001397174A 2001-12-27 2001-12-27 携帯カバン Pending JP2003189921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397174A JP2003189921A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 携帯カバン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397174A JP2003189921A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 携帯カバン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003189921A true JP2003189921A (ja) 2003-07-08

Family

ID=27603053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001397174A Pending JP2003189921A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 携帯カバン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003189921A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314773A (ja) * 2005-04-11 2006-11-24 Leather Development:Kk 組立式バッグ
JP2008036091A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Raraya:Kk スクールバッグ
US7926525B2 (en) * 2007-10-18 2011-04-19 Kimberlee Vaccarella Adjustable and accessorizeable carrying case
US8312816B2 (en) 2007-10-18 2012-11-20 Kimberlee Vaccarella Carrying case with selective object positioning
ITPD20130185A1 (it) * 2013-07-01 2015-01-02 Tata Struttura di borsa personalizzabile
KR200480267Y1 (ko) 2014-12-13 2016-05-02 김종천 어깨끈 겸용 손잡이를 가지는 가방
KR20180001610U (ko) * 2016-11-22 2018-05-30 김진영 멀티형 가방
IT202100000023A1 (it) * 2021-01-04 2022-07-04 Giada Aquilani Accessorio con elementi removibili e personalizzabili e relativo sistema di fissaggio
KR200496127Y1 (ko) * 2021-05-21 2022-11-10 이봉민 와인 칠링백

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314773A (ja) * 2005-04-11 2006-11-24 Leather Development:Kk 組立式バッグ
JP2008036091A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Raraya:Kk スクールバッグ
US7926525B2 (en) * 2007-10-18 2011-04-19 Kimberlee Vaccarella Adjustable and accessorizeable carrying case
US8312816B2 (en) 2007-10-18 2012-11-20 Kimberlee Vaccarella Carrying case with selective object positioning
USD765398S1 (en) 2007-10-18 2016-09-06 Kimberlee Vaccarella Carrying case
ITPD20130185A1 (it) * 2013-07-01 2015-01-02 Tata Struttura di borsa personalizzabile
KR200480267Y1 (ko) 2014-12-13 2016-05-02 김종천 어깨끈 겸용 손잡이를 가지는 가방
KR20180001610U (ko) * 2016-11-22 2018-05-30 김진영 멀티형 가방
IT202100000023A1 (it) * 2021-01-04 2022-07-04 Giada Aquilani Accessorio con elementi removibili e personalizzabili e relativo sistema di fissaggio
KR200496127Y1 (ko) * 2021-05-21 2022-11-10 이봉민 와인 칠링백

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7487574B2 (en) Eyeglass and other personal items holder
US20080042032A1 (en) Portable hanger for purse
US5441188A (en) Shoulder strap and jewelry retainer
US20120169076A1 (en) Apparatus for operating a zipper
US7725958B1 (en) Shoulder strap retainer
US20180279749A1 (en) Clip-on pouch
JP2003189921A (ja) 携帯カバン
US20040025216A1 (en) Combination garment and spectacle holder
US20070294863A1 (en) Apparatus for Fastening
CA2410327A1 (en) Quick-change watchbands
JP3031877U (ja) バッグ用アクセサリ
JP2003210233A (ja) 鞄用ショルダーストラップの垂れ下がり防止装置
JP3031370U (ja) シャツのカラー保持具
JP4909566B2 (ja) 装飾具及び装飾具用取付具
JP3063106U (ja) 付属部品の取付け構造
JP4137603B2 (ja) ネクタイ
JP2001303333A (ja) ネクタイ
JP3043142U (ja) キーホルダー
JPH11239509A (ja) 携帯型機器具等の着装具
US20060147033A1 (en) Tying device for fastening personal item to a user
KR200205008Y1 (ko) 지퍼를 이용한 걸이구
US20060025038A1 (en) Devices for holding a slate bird caller
JP3118371U (ja) ハンガーセット
KR200252302Y1 (ko) 레저용 시계
JP3069914U (ja) アクセサリ―吊り下げ具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040811

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041220