JP2003189511A - ステータ - Google Patents

ステータ

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JP2003189511A
JP2003189511A JP2001377175A JP2001377175A JP2003189511A JP 2003189511 A JP2003189511 A JP 2003189511A JP 2001377175 A JP2001377175 A JP 2001377175A JP 2001377175 A JP2001377175 A JP 2001377175A JP 2003189511 A JP2003189511 A JP 2003189511A
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magnet
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Yuji Yamashita
祐司 山下
Mitsuo Odagiri
光生 小田切
Hidehiro Hakamata
英洋 袴田
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁石をヨーク内周面に確実に固定し、回転機器
の駆動時における振動及び騒音を抑制することができる
ステータを提供する。 【解決手段】ステータ1は、有底円筒形状のヨーク2
と、断面円弧状の磁石3と、磁石3を保持した状態でヨ
ーク2内に挿入される磁石ホルダ5とを備える。磁石ホ
ルダ5は、ヨーク2の底側及び開口側に配置される2つ
の環状部11,12と、該環状部11,12間を連結す
る4つの柱状部13とからなる。環状部11の外周面に
おいて磁石3の保持部に対応する位置には、柱状部13
の長手方向に連通する連通溝21が形成されている。連
通溝21が接着剤の通り溝となって、磁石3の外周面と
ヨーク2の内周面とが接着固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流モータ等の回
転機器のステータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、直流モータにおけるステータ
31の概略構成を示している。なお、図10(a)は、
ステータ31を構成する略有底円筒状のヨーク32の開
口側から見た図であり、図10(b)は、図10(a)
のC−O−C線断面図である。ステータ31は、ヨーク
32と、磁石33と、磁石ホルダ34等を備え、同ステ
ータ31の内側に、図示しない電機子(図示略)が収納
される。
【0003】磁石ホルダ34は、合成樹脂からなり、ヨ
ーク底側及び開口側に配置される2つの環状部35と、
該環状部35間を連結する4つの柱状部36とを備えて
いる。そして、各環状部35と柱状部36とよって囲ま
れる部位に磁石33が保持されている。より詳しくは、
磁石ホルダ34の隣り合う柱状部36間に磁石33を挟
み込むことで、磁石33の周方向(モータの回転方向)
が保持されている。また、柱状部36とヨーク内周面と
の間に磁石33を挟み込むことで磁石33の厚さ方向
(法線方向)が保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のステ
ータ31では、磁石ホルダ34における柱状部36間の
寸法及び磁石33における周方向の寸法のバラツキ、あ
るいは柱状部36の熱変形等によって、磁石33と柱状
部36間に隙間が生じたり磁石33とヨーク内周面との
間に隙間が生じたりすることがある。この場合、モータ
回転時に電機子と磁石33間に作用する磁気変動によっ
て、磁石33が暴れ、振動及び騒音が問題となってしま
う。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、磁石をヨーク内周面に
確実に固定し、回転機器の駆動時における振動及び騒音
を抑制することができるステータを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、筒形状のヨークと、断面円弧状の磁石と、前記ヨー
クの両端部に配置される2つの環状部と、該環状部間を
連結する複数の柱状部とからなり、前記環状部及び柱状
部で囲まれる保持部に前記磁石を保持する磁石ホルダと
を備え、前記ヨーク内周面には前記環状部及び磁石の外
周面が当接し、その磁石をヨーク内周面に接着剤を用い
て固定するようにしたステータであって、前記環状部の
外周面において前記磁石の保持部に対応する位置に、前
記柱状部の長手方向の両端に連通する連通溝を形成し
た。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のステータにおいて、前記連通溝を、前記磁石の周方向
端部に対応する位置に形成した。請求項3に記載の発明
は、請求項1又は2に記載のステータにおいて、前記磁
石には、その外周面において前記連通溝と対応する位置
に、前記柱状部の長手方向の両端に連通する凹部を形成
した。
【0008】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
環状部の外周面において磁石保持部に対応する位置に、
柱状部の長手方向の両端に連通する連通溝が形成されて
いる。従って、ヨーク内周面に接着剤を塗布した後に磁
石ホルダを挿入する場合、連通溝を形成することによっ
て、環状部の外周面がヨーク内周面に当たり接着剤が剥
ぎ取られるといったことが回避される。この場合、磁石
の外周面に接着剤が確実に付着され、磁石とヨークとが
接着固定される。また、磁石ホルダの挿入後に接着剤を
塗布する場合にも、連通溝から磁石外周面とヨーク内周
面との間に接着剤を流し込むことが可能となり、磁石と
ヨークとが接着固定される。このように、磁石がヨーク
に接着固定されるので、回転機器の駆動時等に磁石が暴
れることが防止され、振動及び騒音が低減される。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、磁石の振
動振幅が最大となる磁石の周方向端部がヨークに接着固
定されるので、振動や騒音を効果的に抑制できる。請求
項3に記載の発明によれば、磁石の外周面に形成した凹
部が接着剤の通り溝の役割を果たし、磁石とヨークとを
より確実に接着固定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。図1
は、直流モータのステータ1の概略構成を示している。
なお、図1(a)は、ステータ1を構成するヨーク2の
開口側から見た図であり、図1(b)は、図1(a)の
A−O−A線断面図である。
【0011】ステータ1は、ヨーク2、磁石3、磁石飛
散防止用カバー4、磁石ホルダ5等を備えている。ヨー
ク2は、強磁性体(軟鉄)により有底円筒状に形成さ
れ、同ヨーク2の内周面に断面円弧状の磁石(例えば、
フェライト磁石)3が複数配設されている。本実施形態
におけるステータ1では、ヨーク2の周方向に沿って4
つの磁石3が配設されている。磁石飛散防止用カバー4
は、非磁性体材料からなる薄板を丸めることにより円筒
状に形成されている。磁石飛散防止用カバー4は、磁石
ホルダ5の径方向内側に配置固定されている。この磁石
飛散防止用カバー4の内側に図示しないアーマチャ(電
機子)を収納することにより直流モータが構成される。
なお、ヨーク2(磁石3)の周方向がモータの回転方向
となり、ヨーク2の長手方向(図1(b)の左右方向)
がモータの軸方向となる。
【0012】磁石ホルダ5は、合成樹脂からなり、2つ
の環状部11,12と、各環状部11,12間を連結す
る4つの柱状部13とを備えている。図1(b)に示す
ように、環状部11はヨーク2の底側(図の右側)に配
置され、環状部12はヨーク2の開口側(図の左側)に
配置される。また、柱状部13は、ヨーク2の側面に沿
ってモータの軸方向に平行となるよう延設されている。
磁石ホルダ5において、各環状部11,12と隣り合う
柱状部13とで囲まれる部位が磁石保持部14となる。
磁石ホルダ5には4つの磁石保持部14が形成され、各
磁石保持部14に磁石3が収納保持されている。
【0013】より詳しくは、ヨーク2内において、磁石
ホルダ5(環状部12、柱状部13)の外周面と磁石3
の外周面がヨーク内周面に当接した状態で固定されてい
る。また、磁石ホルダ5の柱状部13において磁石3が
当接する側面には、凸部15が形成されており、同凸部
15によって磁石3の周方向(モータの回転方向)が確
実に保持されている。さらに、柱状部13とヨーク2の
内周面との間に磁石3を挟み込むことにより磁石3の厚
さ方向(法線方向)が保持されている。
【0014】本実施形態では、磁石3や磁石ホルダ5の
寸法誤差等による磁石3のガタツキを防止するために、
磁石3の外周面とヨーク2の内周面とを接着剤を用いて
固定するようにしている。具体的には、ヨーク内周面に
おいて磁石3の固定部位に予め接着剤を塗布した後、磁
石3を保持した磁石ホルダ5をヨーク2内に挿入するこ
とで磁石3とヨーク2とが接着固定される。このよう
に、接着剤の塗布後に磁石ホルダの挿入を行う場合、図
10に示すような従来の磁石ホルダ34では、磁石ホル
ダ34の挿入時に環状部35の外周面がヨーク内周面に
当たり、接着剤が剥ぎ取られてしまうため、磁石33の
接着固定を行うことができない。
【0015】そこで、本実施形態における磁石ホルダ5
では、ヨーク底部側(図1(b)では右側)にある環状
部11の外周面において前記磁石保持部14に連通する
連通溝21を形成している。この連通溝21は、図2に
示すように、柱状部13の連結部位を除く外周面に形成
されている。なお、図2は、図1(b)のB−B線での
磁石ホルダ5の断面図である。
【0016】このように、環状部11の外周面に連通溝
21を形成することにより、ヨーク内周面において接着
剤が塗布されている部位に環状部11の外周面が当接す
ることなく磁石ホルダ5がヨーク2に挿入される。つま
り、環状部11の外周面における連通溝21が接着剤の
通り溝となり、接着剤が磁石3の外周面に確実に付着す
る。このようにして、磁石3とヨーク2とが接着固定さ
れるため、本実施形態のステータ1を用いた直流モータ
では、回転時における振動及び騒音が低減される。
【0017】図2に示すように、連通溝21は、環状部
11において柱状部13の連結部位を除く外周面に形成
されている。そのため、磁石外周面の全体を接着するこ
とが可能であり、十分な固定強度を確保することができ
る。但し、磁石3の接着固定は、直流モータにおける振
動及び騒音の低減を目的としているため、磁石3の外周
面全体を接着固定する必要はない。具体的には、磁石3
の接着面積は、磁石外周面における面積の10%以上で
あればよい。従って、磁石ホルダ5の環状部11におい
て、図3及び図4のような連通溝21aを形成してもよ
い。
【0018】詳しくは、図3では、磁石ホルダ5の環状
部11の外周面において、磁石3の周方向の両端に対応
する部位(柱状部13の両側)のみに連通溝21aが形
成されている。この場合、磁石3の周方向端部を確実に
接着固定することが可能となる。一方、図4では、環状
部11の外周面において、磁石3の周方向の中央に対応
する部位(隣り合う柱状部13間の中央部分)のみに連
通溝21bが形成されている。この場合、磁石3の中央
部分を確実に接着固定することが可能となる。
【0019】以上詳述したように本実施の形態は、以下
の特徴を有する。 (1)環状部11の外周面において、磁石保持部14に
対応する位置に、柱状部13の長手方向(軸方向)の両
端に連通する連通溝21,21a,21bが形成されて
いる。従って、ヨーク内周面に接着剤を塗布した後に磁
石ホルダ5を挿入する場合、その挿入時に環状部11の
外周面がヨーク内周面に当たり接着剤が剥ぎ取られると
いったことが回避される。その結果、磁石3の外周面に
接着剤が確実に付着し、磁石3とヨーク2とを接着固定
できる。これにより、モータ回転時に磁石3が暴れるこ
とが防止され、振動及び騒音を低減することができる。
【0020】(2)図3のような連通溝21aを環状部
11の外周面に形成する場合、磁石3の振動振幅が最大
となる磁石3の周方向端部をヨーク2に接着固定するこ
とが可能となり、振動や騒音を効果的に抑制できる。つ
まり、接着剤の塗布量(使用量)を抑えつつ、モータ回
転時の振動及び騒音を低減できる。
【0021】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同様
の構成については、その詳細な説明及び図面を省略す
る。本実施形態のステータでは、上記第1実施形態のよ
うに、ヨーク内周面への接着剤の塗布後に磁石ホルダを
挿入するのではなく、磁石ホルダをヨークに挿入した後
に接着剤を流し込む点が異なる。
【0022】詳しくは、図5に示すように、本実施形態
のステータ1を構成するヨーク2、磁石3、磁石飛散防
止用カバー4は、第1実施形態と同一形状であり、磁石
ホルダ5における環状部12の形状のみが異なる。すな
わち、本実施形態の磁石ホルダ5では、ヨーク底側では
なくヨークの開口側にある環状部12において磁石保持
部14に連通する連通溝22を形成している。この連通
溝22は、柱状部13の連結部位を除く外周面に形成さ
れている。
【0023】本実施形態では、磁石ホルダ5をヨーク2
内に挿入した後、環状部12の連通溝22を通して接着
剤が流し込まれる。このとき、接着剤は、磁石外周面と
ヨーク内周面の間、磁石3と磁石ホルダ5の柱状部13
との間に流れ込む。これにより、磁石3とヨーク2とが
接着固定されるため、モータ回転時の振動及び騒音が低
減される。
【0024】なお、本実施形態においても、磁石外周面
の全体を接着固定する必要はなく、モータ振動及び騒音
の抑制効果が発揮される程度の接着強度を確保すればよ
い。従って、環状部12に形成する連通溝22は、図6
〜図8に示すような連通溝22a〜22cに変更するこ
とができる。
【0025】すなわち、図6では、磁石ホルダ5の環状
部12の外周面において、磁石3の周方向の中央に対応
する部位(隣り合う柱状部13間の中央部分)のみに連
通溝22aが形成されている。この場合、磁石3の中央
部分を確実に接着固定することが可能となる。また、図
7では、磁石ホルダ5の環状部12の外周面において、
磁石3の周方向の両端に対応する部位(柱状部13の両
側)のみに連通溝22bが形成されている。この場合、
磁石3の周方向端部を確実に接着固定することが可能と
なる。図7の連通溝22bは、柱状部13を挟んでその
両側に配設されているが、図8の連通溝22cのよう
に、2つの連通溝22bを連結するよう柱状部13の外
周面にも溝を設けてもよい。なお、柱状部13における
溝は、柱状部13の長手方向に1/3程度の長さで形成
されている。この場合、図7の溝数(=8)と比較して
溝数(=4)が低減されるので、接着剤の塗布作業が簡
素化され、実用上好ましいものとなる。
【0026】以上詳述したように本実施の形態は、以下
の特徴を有する。 (1)環状部12の外周面において、磁石保持部14に
対応する位置に、柱状部13の長手方向(軸方向)の両
端に連通する連通溝22,22a,22b,22cが形
成されている。従って、磁石ホルダ5をヨーク2の挿入
した後に、連通溝22,22a,22b,22cから磁
石外周面とヨーク内周面との間に接着剤を流し込むこと
により、磁石3とヨーク2とを確実に接着固定できる。
これにより、モータ回転時に磁石3が暴れることが防止
され、振動及び騒音を低減することができる。
【0027】(2)図7及び図8のような連通溝22
b,22cを環状部12の外周面に形成する場合、磁石
3の振動振幅が最大となる磁石3の周方向端部をヨーク
2に接着固定することが可能となり、振動や騒音を効果
的に抑制できる。つまり、接着剤の塗布量(使用量)を
抑えつつ、振動及び騒音を低減できる。
【0028】(第3実施形態)以下、本発明を具体化し
た第3実施形態を説明する。本実施形態では、図9に示
すように、磁石3の外周面に接着剤の通り溝を設けてい
る。
【0029】詳しくは、磁石ホルダ5の環状部12の外
周面には、図6と同様に、磁石3の周方向中央に対応す
る部位に連通溝22aが形成されている。また、磁石外
周面において周方向中央となる位置に、軸方向(柱状部
13の長手方向)両端に連通するよう凹部23が形成さ
れている。つまり、環状部12の連通溝22aと磁石外
周面の凹部23とは軸方向に一致する位置に設けられて
いる。
【0030】本実施形態においても、磁石ホルダ5をヨ
ーク2内に挿入した後、環状部12の連通溝22aから
接着剤が流し込まれる。このとき、磁石外周面の凹部2
3が接着剤の通り溝となり、磁石3とヨーク2とをより
確実に接着固定することができる。
【0031】なお、上記以外に次の形態にて具体化でき
る。 ・上記第1実施形態では、ヨーク底側の環状部11に連
通溝21を形成し、第2実施形態では、ヨーク開口側の
環状部12に連通溝を形成するものであったが、環状部
11,12の両方に連通溝21,22を形成してもよ
い。この場合、ヨーク2への磁石ホルダ5の挿入前及び
挿入後における接着剤の塗布が可能となるので、磁石3
の接着強度をより向上できる。
【0032】・上記各実施形態では、直流モータのステ
ータ1に具体化して実施したが、直流モータ以外の回転
機器(例えば、発電機等)に具体化してもよい。上記実
施形態から把握できる技術思想をその効果とともに記載
する。
【0033】(イ)前記ヨーク底側に配置される前記環
状部の外周面に前記連通溝を設けたことを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項に記載のステータ。このよう
にすれば、ヨーク内周面に接着剤を塗布した後に磁石ホ
ルダを挿入する場合、環状部の連通溝が接着剤の通り溝
となるため、磁石とヨークとを確実に接着固定できる。
【0034】(ロ)前記ヨーク開口側に配置される前記
環状部の外周面に前記連通溝を設けたことを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載のステータ。このよ
うにすれば、ヨーク内に磁石ホルダを挿入した後に環状
部の連通溝から接着剤を流し込むことで、磁石とヨーク
とを確実に接着固定できる。
【0035】(ハ)直流モータに用いられる前記請求項
1〜3のいずれか1項に記載のステータ。この場合、直
流モータの回転時における振動や騒音を低減できる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
磁石をヨーク内周面に確実に固定し、回転機器の駆動時
における振動及び騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるステータの構成図。
【図2】 図1のB−B線におけるステータの断面図。
【図3】 別例のステータの断面図。
【図4】 別例のステータの断面図。
【図5】 第2実施形態におけるステータの構成図。
【図6】 別例のステータの構成図。
【図7】 別例のステータの構成図。
【図8】 別例のステータの構成図。
【図9】 第3実施形態におけるステータの構成図。
【図10】 従来のステータの構成図。
【符号の説明】
1…ステータ、2…ヨーク、3…磁石、5…磁石ホル
ダ、11,12…環状部、13…柱状部、14…磁石保
持部、21,21a,21b…連通溝、22,22a,
22b,22c…連通溝、23…凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 袴田 英洋 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 5H621 GA16 JK02 JK08 5H622 CA02 CA05 CA13 CB06 PP03 PP16 PP19 5H623 AA10 BB07 GG13 GG23 LL08 LL09 LL12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形状のヨークと、 断面円弧状の磁石と、 前記ヨークの両端部に配置される2つの環状部と、該環
    状部間を連結する複数の柱状部とからなり、前記環状部
    及び柱状部で囲まれる保持部に前記磁石を保持する磁石
    ホルダと を備え、前記ヨーク内周面には前記環状部及び磁石の外
    周面が当接し、その磁石をヨーク内周面に接着剤を用い
    て固定するようにしたステータであって、 前記環状部の外周面において前記磁石の保持部に対応す
    る位置に、前記柱状部の長手方向の両端に連通する連通
    溝を形成したことを特徴とするステータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のステータにおいて、 前記連通溝を、前記磁石の周方向端部に対応する位置に
    形成したことを特徴とするステータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のステータにおい
    て、 前記磁石には、その外周面において前記連通溝と対応す
    る位置に、前記柱状部の長手方向の両端に連通する凹部
    を形成したことを特徴とするステータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831387B2 (en) * 2000-02-22 2004-12-14 Kabushiki Kaisha Moric Rotating electrical machine with permanent magnets and method of making same
US7166942B2 (en) 2004-11-12 2007-01-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magneto-generator
JP2011166848A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Tdk Corp モータ用磁石、モータ及びモータの製造方法

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