JP2004260960A - 電気モータ - Google Patents

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由之 柴田
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Abstract

【課題】複数の磁石取付部1aを備えた第一部材1と、前記磁石取付部1aに接着剤により取り付けられる磁石2と、磁石2と対向し電気巻線5を有する第二部材3とを備え、電気巻線5にモータ電流を流すことにより磁界を発生させ、第一部材1と第二部材3とを相対移動させる電気モータにおいて、磁石2が発生する磁束を最大限に活用し、かつ、コギングトルクを低減する。
【解決手段】磁石取付部1aの周方向断面の中央部に磁石2が第一部材1と直接接触する接触部を設けると共に、両端部に接着剤溜り部を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁石の磁界と電気巻線によって発生する磁界との作用によって、前記磁石が取り付けられた第一部材と前記電気巻線が取り付けられた第二部材とを相対移動させる電気モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラシレスモータやDCモータには、ロータ又はステータの何れかの対向面に複数の磁石が接着剤により貼り付けられている。またリニアモータには固定子(ステータ)又は可動子(ロータ)の対向する何れかの面に磁石が接着剤により貼り付けられている。接着の強度を確保するため、接着層は0.1mm程度以上の厚みが必要である。
【0003】
図10に従来のインナロータ型のブラシレスモータ10の概略構造を示す。図10(a)は、従来のブラシレスモータ10の周方向断面図である。ロータ11の外周面に磁石12が配置され、磁石12はステータ13に設けられたティース14と対向している。ティース14には電気巻線15が巻回され、ティース14に磁界を発生させる。このティース14と磁石12との間に発生する吸引/反発力によりロータ11にトルクが発生する。
【0004】
図10(b)は、従来のブラシレスモータ10の軸方向断面図である。なお、図10(b)は一つの磁石12のみの断面を示し、ロータ11は断面視している磁石以外の他の磁石は省略した状態で正面視したものである。この図に示すように、ロータ11には半径r1の部分とそれよりも若干細い半径r2の部分(縮径部)が設けられており、半径r2の部分(縮径部)に跨って磁石12が配置されている。従って、磁石12とロータ11との間には深さΔr(Δr=r1−r2)の空間部(溝)が形成される。従来はこの空間部に接着剤を充填し、磁石12とロータ11とを接着していた。
【0005】
ところで、このような構造のモータは、ティース14に鉄などの強磁性材料が使用されるため、電気巻線に電流が流れない状態でもティース14と磁石12との吸引力が不可避的に発生する。この吸引力により発生するトルクはロータとステータのなす角度θによってステップ状に変化するので、人間がモータ軸を持ってロータを回転させると滑らかには回転せず、カクカクと回ることになる。このトルクをコギングトルクといい、特に車両の操舵装置に用いられるパワーアシスト用モータの場合には運転者に違和感を与えるため問題となる。
【0006】
このような問題の解決手段として、図11に示すように、ロータRの周面に対して中央部が厚く端にいくに従って薄くなるように形成された磁石mを用いることが下記の非特許文献1により公知となっている。このように磁石mを形成することにより磁束分布が滑らかになり、コギングトルクの変化率(微分量)が小さくなる。従って、車両の操舵装置用のパワーアシスト用モータの場合でも運転者に与える違和感を抑えることができる。
【0007】
【非特許文献1】
見城尚志、永守重信著「新・ブラシレスモータ システム設計の実際」総合電子出版、P.153及びP.170
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図10(b)に示したように、磁石12とロータ11との間に空間(溝)を設けると、この部分が磁気抵抗となり、磁石12で発生する磁束が減少する。これにより、モータのトルクが小さくなってしまう。また、図11のように磁石mを形成すると、磁石mの両端部とティース(図示しない)との間隔が広くなるので、これらの間で発生する吸引/反発力が弱くなり、これもまたモータのトルクが小さくなる要因である。
【0009】
本発明は上記課題に鑑み、磁石が発生する磁束を最大限に活用し、かつ、コギングトルクを低減した電気モータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の磁石取付部を備えた第一部材と、前記磁石取付部に接着剤により取り付けられる磁石と、前記磁石と対向し電気巻線を有する第二部材とを備え、前記電気巻線にモータ電流を流すことにより磁界を発生させ、前記第一部材と前記第二部材とを相対移動させる電気モータにおいて、前記磁石の相対移動方向の中央部に前記磁石が前記第一部材と直接接触する接触部を設けると共に、前記磁石の相対移動方向の両端部に接着剤溜り部を設けたことを特徴とする電気モータを要旨とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載の電気モータにおいて、前記磁石の相対移動方向における該磁石の相対移動方向長さに対する前記接触部の長さの割合が20%〜80%であることを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1記載の電気モータにおいて、前記磁石の相対移動方向における該磁石の相対移動方向長さに対する前記接触部の長さの割合が40%〜60%であることを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1乃至3に記載の電気モータにおいて、前記相対移動方向における接着剤溜り部の厚みが前記接触部から離れるに従って徐々に厚くなることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4に記載の電気モータにおいて、前記接着剤溜り部は、前記磁石の両端部を切り欠いて形成された切り欠き部と第一部材間に形成されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をインナロータ型のブラシレスモータに適用した一実施形態を図1〜4に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本実施形態のブラシレスモータの周方向断面図を示している。本図に示すように、ロータ1の外周面には複数の磁石取付部1aが設けられ、該磁石取付部1aに磁石2が取り付けられている。磁石2はステータ3に設けられたティース4と対向している。磁石2は周方向断面において内面及び外面ともに円弧状に形成されている。ティース4には電気巻線5が巻回されている。図略の交流電源装置により、この電気巻線5にモータ電流が流されるとティース4に周期的に変化する磁界が発生する。このティース4と磁石2との間に発生する吸引/反発力によりロータ1にトルクが発生する。
【0017】
従って、ロータ1は請求項1における「第一部材」に相当し、ステータ3は「第二部材」に相当する。また、ロータ1は軸を中心として周方向に回転するので周方向は「相対移動方向」に相当する。
【0018】
なお、相対移動とは、第一部材又は第二部材のうち、少なくともいずれか一方の部材が移動する場合を含み、すなわち、第一部材のみの移動、第二部材のみの移動や両部材の移動をも含む趣旨である。
【0019】
図2に、磁石2及び磁石取付部1aを拡大して示す。同図に示すように、磁石2の周方向における内面の中央部にはロータ1と同じ曲率を有しロータ1と直に接触する接触部2aが形成されている。また、磁石2の両端部の内面には切り欠き部2dが設けられ、この切り欠き部分と、切り欠き部2dと相対するロータ1周面との間に形成される空間が接着剤溜り部2bとなっている。そして、両端内面に切り欠き部2dが設けられることにより、磁石2の両端は中央よりも肉厚が薄く形成されている。また、同両端部の肉厚が薄い部分全体はその周方向の長さに亘って均等の厚みとされている。
【0020】
磁石2の周方向長さL1に対する接触部2aの周方向長さL2の割合は50%となっている。なお、この割合は20%〜80%の範囲で設定可能であり、さらに、好ましくは40%〜60%の範囲が良く、50%程度がより好ましい。
【0021】
ここで、本実施形態のブラシレスモータにおいて、磁石2をロータ1に組み付ける際の手順を説明する。
手順1:両端部の内面に切り欠き部2dが設けられた磁石2の軸方向両端部に仮止め用接着剤を塗布する。
【0022】
手順2:磁石2の切り欠き部2dに熱硬化型の接着剤を塗布する。
手順3:磁石2をロータ1の磁石取付部1aに押し付け、仮止め用接着剤が固まるまで固定する。なお、磁石取付部1aには磁石2の位置決めのための目印が予め付されている。
【0023】
手順4:磁石2及びロータ1を加熱し、熱硬化型接着剤を硬化させる。
手順5:磁石2を着磁する。
なお、手順1と手順2の順序は入れ替えてもよく、また、仮止め用接着剤を用いる代わりに磁石2を予め着磁しておき、磁力によってロータ1に吸着させるようにしてもよい。またさらに、仮止め用接着剤又は磁力によって磁石2をロータ1に固定した状態で磁石2の切り欠き部2dとロータ1との間に形成された接着剤溜り部2bに接着剤を注入してもよい。
【0024】
次に、上記のように構成された本実施形態のブラシレスモータの作用について説明する。
図3にロータ1の回転角θを横軸とし、ロータ1の中心軸からティース4の先端までの距離に等しい地点(測定点)での磁束密度を縦軸とした場合の磁石一個分及びその前後部分の磁束分布を示す。点線が図10に示した従来のブラシレスモータの場合であり、実線が本実施形態の場合である。ただし、両場合とも磁石の周方向長さが同一で、周方向の中央部が同一厚であり、同一方向かつ同一強度で着磁したものとする。これらを比較すると、従来のブラシレスモータに対し本実施形態のブラシレスモータの場合にはピーク値が高く、かつ全体に滑らかな波形となっている。実線で示した磁束分布のピーク値が高いのは、磁石2の周方向の中央部が接触部2aでロータ1に直に接触しており、この部分の磁気抵抗が小さいからである。また、磁石2の両端にあたる部分で波形が滑らかに変化しているのは、接着剤溜り部2bの磁気抵抗により、この部分の磁束が従来のものよりも減少しているためである。コギングトルクの大きさは磁束分布の変化率の大きさにほぼ比例するので、磁束分布の波形が滑らかになればコギングトルクが小さくなる。
【0025】
また、磁束分布をさらに滑らかにするため、図4に示すように磁石2の周方向における接着剤溜り部2bの厚み(ロータ1と、同ロータ1と相対する切り欠き部2dまでの距離)が中央部から離れるに従って徐々に厚くなるようにしてもよい。このようにすれば端部ほど磁石2の厚みが薄くなるとともに磁気抵抗が増えるので磁束密度が減少し、磁束分布がより滑らかになる。
【0026】
従って、本実施形態のブラシレスモータによれば以下の効果がある。
(1)本実施形態では磁石2の周方向断面において、中央部に磁石2とロータ1とが直に接触する接触部2aを設け、両端部には接着剤溜り部2bを設けたので、磁束分布の変化が滑らかになる。従ってコギングトルクの絶対値が小さくなるという効果がある。また、接触部2aにおいては磁気抵抗が実質的にゼロであるので、磁石2の磁束を有効に利用でき、モータの出力トルクが増大するという効果もある。
(2)本実施形態では磁石2の周方向長さL1に対する接触部2aの周方向長さL2の割合を50%としたので、磁石2の中央部の磁束密度の増大と磁束分布の滑らかさとを両立できる。なお、この割合は40%〜60%の範囲で高い効果が得られ、20%〜80%としても同様の作用及び効果がある。
(3)図4に示したように、磁石2の周方向断面における接着剤溜り部2bの厚みが接触部2aから離れるに従って徐々に厚くなるようにすれば、磁束分布がさらに滑らかになるので、コギングトルクをより減少させることができる。
(4)本実施形態では磁石2の両端部を切り欠いて接着剤溜り部2bを形成した。従って、ロータ側に特別な加工を施すことが不要であるのでコストの低減が可能となる。なお、磁石2を焼結する際の型をこのような切り欠きのある形状に成形することにより磁石2の切り欠き部2dの加工は不要となる。
【0027】
なお、本発明の前記実施形態は、以下のような別形態にして変更実施することも可能である。
・図5に示すように、ロータ9側にティース7を設けたブラシ付きモータである電気モータに具体化してもよい。ティース7には電気巻線7aが巻回され、電気巻線7aには図略のブラシによりモータ電流が供給される。ステータ8内周面の磁石取付部8aには、周方向断面において内面及び外面ともに円弧状に形成された磁石6が設けられ、ティース7に発生する磁界との作用によってロータ9が回転する。磁石6の周方向の中央部にステータ8と直接接触する接触部6aを設け、両端部に切り欠き部6dを設けて接着剤溜り部6bを設けることにより、上記(1)〜(4)と同様の作用効果がある。
【0028】
・第1実施形態の構成において、磁石2の切り欠き部2dを省略して、周方向の両端部を中央部と同じ厚みとし、図6(a)に示すように、ロータ1の磁石2に相対する部分に凹部2eを設けて、凹部2eと磁石2との間に形成される空間部を接着剤溜り部2cとしてもよい。
・図5に示したブラシ付きモータにおいて、磁石6の切り欠き部6dを省略して、周方向の両端部を中央部と同じ厚みとし、図6(b)に示すように、ステータ8の磁石6に相対する部分に凹部8eを設けて、凹部8eと磁石6との間に形成される空間部を接着剤溜り部6cとしてもよい。
【0029】
・図7に示すように、磁石の形状又は磁石被取付面側の切り込み部の形状を様々に変形してもよい。図7(a)は磁石2のロータ1側の両端部を斜めに切り取り、切り欠き部2dとしたものである。図7(b)は、切り欠き部2dの切り取り線が磁石2の反対側の面にまで達した変形例である。図7(c)は、磁束分布をさらに滑らかにするため、磁石2のティースに対向する面αの曲率をロータ1の曲率よりも大きくし、磁石2の面αのロータ1表面からの距離が中心部よりも両端部の方が小さくなるようにしたものである。図7(d)は、ロータ1の磁石取付部1aの磁石両端部に相対する箇所に凹部2eを断面矩形に切り欠いて接着剤溜り部2cとしたものである。図7(e)は図7(d)を発展させたもので、接着剤溜り部2cの深さ(凹部2eにおけるロータ1表面と磁石2との距離)が磁石両端部に行くほど深くなるようにしたものである。
【0030】
また、これら図7(a)〜(e)は、図1に示す構成の電気モータの変形例として示したが、図5に示す構成の電気モータに応用することもできる。
・磁石又は電気巻線の一方を有する略円筒形の内側部材を基台Bに固定し、該内側部材を覆う外側部材に磁石又は電気巻線のもう一方を備え、該外側部材が基台Bに対して回転するように構成したアウタロータ型の電気モータに適用してもよい。この適用例としてのアウタロータ型電気モータの軸方向断面図を図8(a)に示す。同図に示すように、ティース20aが形成された内側部材としてのステータ21と、ステータ21の中心部の軸穴22に回動自在に挿入された心棒23を回転軸としてティース20aに対向する磁石24aを内面に配置した外側部材としてのアウタロータ25とによって電気モータが構成されている。このアウタロータ型電気モータの軸方向断面は、図5に示したものと同様である。なお、磁石24a両端部の切り欠き部24dの形状は、図7の例に示したように様々に変形してもよい。この形態によっても、上記(1)〜(4)と同様の作用効果がある。
【0031】
さらに、図8(a)の電気モータを変形し、図8(b)に示すように、ステータ21に磁石24cを備え、アウタロータ25にティース20bを備えた電気モータに本発明を適用してもよい。このアウタロータ型電気モータの軸方向断面は、図1に示したものと同様である。なお、磁石24c両端部の切り欠き部24dの形状は、図7の例に示したように様々に変形してもよい。この形態によっても、上記(1)〜(4)と同様の作用効果がある。
【0032】
・図9に示すように、磁石30を備えた板状の第一部材31と、第一部材31に平行配置され、電気巻線32を備えた第二部材33とからなり、第一部材31と第二部材33とが図9において左右方向に相対移動するリニアモータに本発明を適用してもよい。同図に示すように、磁石30の中央部には第一部材31との接触部30aを有し、両端部には切り欠き部30dが形成されている。切り欠き部30dと第一部材31との間の空間部が接着剤溜り部30bとなる。接着剤溜り部30bの構成及び形状は、図7の例に示したように様々に変形してもよい。この形態によっても、上記(1)〜(4)と同様の作用効果がある。
【0033】
この場合、第一部材31と第二部材33は、図9において、左右方向に相対的に移動するので同図において左右方向は「相対移動方向」に相当する。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、磁束分布の変化が滑らかになるのでコギングトルクの絶対値が小さくなるという効果がある。また、磁石と磁石被取付面との接触部においては磁気抵抗が実質的にゼロであるので、磁石の磁束を有効に利用でき、モータの出力トルクが増大するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるブラシレスモータの周方向断面図。
【図2】本発明の実施形態における磁石と磁石取付部の拡大図。
【図3】本発明の実施形態における磁石の磁束分布を従来品との比較により示した図。
【図4】本発明の応用例における磁石と磁石取付部の拡大図。
【図5】本発明の変形例を示したモータの断面図。
【図6】(a)、(b)は本発明の変形例を示した磁石と磁石取付部の拡大図。
【図7】(a)〜(e)は本発明の変形例を示した図。
【図8】(a)、(b)は本発明の変形例の概略構成を示した図。
【図9】本発明の変形例の概略構成を示した図。
【図10】(a)は従来のブラシレスモータの周方向断面図、(b)は従来のブラシレスモータの軸方向断面図
【図11】従来のブラシレスモータのロータ部分の軸方向断面図。
【符号の説明】
1・・・ロータ、1a・・・磁石取付部、
2・・・磁石、2a・・・接触部、2b・・・接着剤溜り部、2c・・・接着剤溜り部、
2d・・・切り欠き部、2e・・・凹部、
3・・・ステータ、
4・・・ティース、5・・電気巻線、
6・・・磁石、6a・・・接触部、6b・・・接着剤溜り部、
7・・・ティース

Claims (5)

  1. 複数の磁石取付部を備えた第一部材と、前記磁石取付部に接着剤により取り付けられる磁石と、前記磁石と対向し電気巻線を有する第二部材とを備え、前記電気巻線にモータ電流を流すことにより磁界を発生させ、前記第一部材と前記第二部材とを相対移動させる電気モータにおいて、
    前記磁石の相対移動方向の中央部に前記磁石が前記第一部材と直接接触する接触部を設けると共に、前記磁石の相対移動方向の両端部に接着剤溜り部を設けたことを特徴とする電気モータ。
  2. 前記磁石の相対移動方向における該磁石の相対移動方向長さに対する前記接触部の長さの割合が20%〜80%であることを特徴とする請求項1記載の電気モータ。
  3. 前記磁石の相対移動方向における該磁石の相対移動方向長さに対する前記接触部の長さの割合が40%〜60%であることを特徴とする請求項1記載の電気モータ。
  4. 前記接着剤溜り部の相対移動方向における厚みが前記接触部から離れるに従って徐々に厚くなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気モータ。
  5. 前記接着剤溜り部は、前記磁石の両端部を切り欠いて形成された切り欠き部と前記第一部材との間に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電気モータ。
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