JP2003189443A - ジャンクションボックスのアーク発生防止構造 - Google Patents

ジャンクションボックスのアーク発生防止構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破損や安全面の配慮がなされた状態でのヒュ
ーズ挿抜を実現するためのジャンクションボックスのア
ーク発生防止構造を提供する。 【解決手段】 ワイヤハーネス5、5の端末コネクタ
6、6がジャンクションボックス1の本体2のコネクタ
部9、9にコネクタ接続されている際には、ヒューズ3
の上方を覆う保護用カバー4の取り外しが不能になり、
且つ、端末コネクタ6、6がコネクタ部9、9から離脱
している際には、保護用カバー4の取り外しが自在にな
る構造にする。すなわち、電源遮断時においてはじめて
ヒューズ3の挿抜が行えるような構造にする。尚、保護
用カバー4は、凸部17、17によって係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
るジャンクションボックスのアーク発生防止構造に関す
る。
【0002 】
【従来の技術】自動車用電源電圧を現行の自動車用電源
よりも高圧にすると、負荷電流の減少によって電気配線
に使用される電線の小径化が可能になる。その結果、ワ
イヤハーネスの重量を減らすことができ、その他にも、
電源の使用効率改善等の様々な利点が期待できる。現
在、自動車用電源電圧を現行のDC12V(実効電圧:
14V)からDC36V(実効電圧:42V)に高圧化
することについて、様々な検討が活発に行われている。
【0003 】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車用電
源電圧を現行のDC12VからDC36Vに高圧化した
場合、自動車に搭載されるジャンクションボックスにあ
っては次のような問題点を有している。すなわち、電圧
印加状態(電源システムON状態)でジャンクションボ
ックスのヒューズの挿抜を行うと、現行の自動車用電源
の時よりもエネルギーの大きなアークが発生して破損や
安全面に影響を来すという問題点を有している。
【0004 】尚、電圧印加状態でヒューズの挿抜が行
われてしまうのは、電源システムをOFF状態にするこ
とができるサービスプラグ(安全プラグ)がジャンクシ
ョンボックスの近くに設けられてないことに起因してい
ると考えられる。
【0005 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、破損や安全面の配慮がなされた状態でのヒュ
ーズ挿抜を実現するためのジャンクションボックスのア
ーク発生防止構造を提供することを課題とする。
【0006 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のジャンクションボック
スのアーク発生防止構造は、自動車に搭載されるジャン
クションボックスの本体に対して挿抜されるヒューズの
少なくとも上方を覆うことが可能な保護用カバーを前記
本体に設け、自動車用電源に接続されるワイヤハーネス
の端末コネクタが前記本体のコネクタ部にコネクタ接続
されている際に、前記保護用カバーの取り外しを不能に
するとともに、前記端末コネクタの前記コネクタ部から
の離脱時には、前記保護用カバーの取り外しを自在にし
たことを特徴としている。
【0007 】請求項2記載の本発明のジャンクション
ボックスのアーク発生防止構造は、請求項1に記載のジ
ャンクションボックスのアーク発生防止構造において、
前記保護用カバーの取り外しを不能にするために、前記
端末コネクタのコネクタハウジングに前記保護用カバー
を係止するための係止機能を持たせたことを特徴として
いる。
【0008 】請求項3記載の本発明のジャンクション
ボックスのアーク発生防止構造は、請求項2に記載のジ
ャンクションボックスのアーク発生防止構造において、
前記係止機能として、前記コネクタハウジングに凸部を
形成したことを特徴としている。
【0009 】請求項4記載の本発明のジャンクション
ボックスのアーク発生防止構造は、請求項2に記載のジ
ャンクションボックスのアーク発生防止構造において、
前記係止機能として、前記コネクタハウジングの端部と
前記保護用カバーとが当接するようにしたことを特徴と
している。
【0010 】請求項5記載の本発明のジャンクション
ボックスのアーク発生防止構造は、請求項1に記載のジ
ャンクションボックスのアーク発生防止構造において、
前記保護用カバーの取り外しを不能にするために、該保
護用カバーを前記ワイヤハーネスに引っ掛かる形状に形
成したことを特徴としている。
【0011 】請求項6記載の本発明のジャンクション
ボックスのアーク発生防止構造は、請求項1に記載のジ
ャンクションボックスのアーク発生防止構造において、
前記保護用カバーの取り外しを不能にするために、該保
護用カバーの取り外し方向と前記端末コネクタのコネク
タ接続及び離脱方向とを交差させ、且つ前記保護用カバ
ーを前記端末コネクタに引っ掛かる形状に形成したこと
を特徴としている。
【0012 】請求項1に記載された本発明によれば、
ワイヤハーネスの端末コネクタがジャンクションボック
スの本体のコネクタ部にコネクタ接続されている際に
は、ヒューズの少なくとも上方を覆う保護用カバーの取
り外しが不能になり、端末コネクタがコネクタ部から離
脱している際には、保護用カバーの取り外しが自在にな
る構造になっている。すなわち、通電時に保護用カバー
の取り外しが不能になることから、通電時においてのヒ
ューズの挿抜が行えないようになり、電源遮断時におい
てはじめてヒューズの挿抜が行えるようになる。従っ
て、ヒューズの挿抜の際にアークが発生することはな
い。
【0013 】請求項2に記載された本発明によれば、
端末コネクタがコネクタ部にコネクタ接続されると、保
護用カバーが端末コネクタのコネクタハウジングによっ
て係止される。一方、端末コネクタがコネクタ部から離
脱し電源遮断時になると、コネクタハウジングによる保
護用カバーの係止が解除される。従って、簡素な構造で
アーク発生の防止が可能になる。
【0014 】請求項3に記載された本発明によれば、
コネクタハウジングに形成された凸部によって保護用カ
バーが係止される。従って、簡素な構造でアーク発生の
防止が可能になる。
【0015 】請求項4に記載された本発明によれば、
コネクタハウジングの端部と保護用カバーとが当接する
ことによって保護用カバーが係止される。従って、簡素
な構造でアーク発生の防止が可能になる。
【0016 】請求項5に記載された本発明によれば、
端末コネクタがコネクタ部にコネクタ接続された状態で
保護用カバーを取り外そうとすると、その保護用カバー
がワイヤハーネスに引っ掛かり取り外しが阻止される。
一方、端末コネクタがコネクタ部から離脱し電源遮断時
になると、保護用カバーがワイヤハーネスに引っ掛かる
ことがなく、取り外しの阻止が解除される。従って、簡
素な構造でアーク発生の防止が可能になる。
【0017 】請求項6に記載された本発明によれば、
端末コネクタがコネクタ部にコネクタ接続された状態で
保護用カバーを取り外そうとすると、保護用カバーの取
り外し方向と端末コネクタのコネクタ接続及び離脱方向
とが交差していることから、その保護用カバーが端末コ
ネクタに引っ掛かり取り外しが阻止される。一方、端末
コネクタがコネクタ部から離脱し電源遮断時になると、
保護用カバーが端末コネクタに引っ掛かることがなく、
取り外しの阻止が解除される。従って、簡素な構造でア
ーク発生の防止が可能になる。
【0018 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明のジャンクションボ
ックスのアーク発生防止構造の一実施の形態を示すジャ
ンクションボックスの模式的な分解斜視図である。ま
た、図2は保護用カバーをジャンクションボックスの本
体に取り付けた際の模式的な斜視図(又はワイヤハーネ
スの端末コネクタを本体から離脱させた際の模式的な斜
視図)、図3は図2の状態からワイヤハーネスの端末コ
ネクタを本体にコネクタ接続した際の模式的な斜視図で
ある。
【0019 】図1ないし図3において、引用符号1は
自動車に搭載されるジャンクションボックスを示してい
る。そのジャンクションボックス1は、以下で説明する
アーク発生防止構造を有しており、本体2に対し挿抜さ
れる複数のヒューズ3の挿抜時にアークが発生すること
のないように配慮がなされている。ジャンクションボッ
クス1の本体2には、その本体2に対して別体となる保
護用カバー4が設けられている。また、本体2には、自
動車用電源に接続されるワイヤハーネス5、5(この数
に限定されるものではない)の端末コネクタ6、6がコ
ネクタ接続されるようになっている。尚、これら保護用
カバー4及び端末コネクタ6、6は、アーク発生防止構
造を構成するようになっている。先ず、上記各構成部材
について説明する。
【0020 】上記本体2は、自動車の電気系統で使用
されるリレー(不図示)やヒューズ3などの各種の電気
部品と、複数のワイヤハーネス(上記ワイヤハーネス
5、5を含む)との接続処理に使用されるものであっ
て、絶縁性の合成樹脂からなる平面視矩形のケース7
と、そのケース7内に収納される積層配線板(不図示)
とを有して構成されている。ケース7の上壁には、複数
のヒューズ3に対する既知のヒューズキャビティ8、8
と、端末コネクタ6、6に対する(コネクタ接続され
る)コネクタ部9、9とが形成されている。
【0021 】コネクタ部9、9は、コネクタハウジン
グ10、10と、そのコネクタハウジング10、10内
にそれぞれ収納される複数の端子11、11とを有して
構成されている。コネクタハウジング10、10は、ケ
ース7の上壁から突出するように一体に成形されてお
り、その少なくとも一側壁には、上下方向に切り欠かれ
たスリット12、12が一又は複数箇所、それぞれ形成
されている。尚、特に図示しないが、コネクタハウジン
グ10、10には、端末コネクタ6、6の例えばロッキ
ングアーム(不図示)が係合する係合部が形成されてい
るものとする。
【0022 】複数の端子11、11は、本形態におい
て雄型に形成されており、その一端が図示しない上記積
層配線板と電気的に接続されるようになっている。ま
た、端子11、11の他端は、コネクタ接続の際に端末
コネクタ6、6の図示しない雌端子と電気的に接続され
るようになっている。
【0023 】上記保護用カバー4は、平面視矩形の天
井壁13とその天井壁13の周縁に連成される側壁14
とを有する合成樹脂製の部材であって、複数のヒューズ
3の少なくとも上方を覆うことができるように形成され
ている。本形態においては、天井壁13が複数のヒュー
ズ3の上方を覆い、且つ、側壁14がケース7の側壁を
覆うようになっている(これに限定されるものではな
い。ヒューズキャビティ8、8のみを覆うようにしても
よい)。
【0024 】天井壁13には、コネクタ部9、9の挿
通を許容する開口部15、15が形成されている。その
開口部15、15は、コネクタハウジング10、10の
外形形状に合わせて上下方向に貫通するように形成され
ている。
【0025 】上記端末コネクタ6、6は、絶縁性の合
成樹脂からなるコネクタハウジング16、16と、その
コネクタハウジング16、16内にそれぞれ収納される
複数の端子(上記雌端子)とを有して構成されている。
コネクタハウジング16、16は、本体2のコネクタハ
ウジング10、10内に挿し込まれるような形状に形成
されており、その側壁には、上下方向にのびる凸部1
7、17がそれぞれ形成されている。
【0026 】凸部17、17は、本体2のスリット1
2、12に対応する位置に形成されている。また、凸部
17、17は、保護用カバー4を係止することができる
ように形成されている。すなわち、凸部17、17は、
スリット12、12から外方に突出するようにリブ状に
形成されている。本形態においては、スリット12、1
2から突出した凸部17、17の下端が開口部15、1
5の縁部に当接するようになっている。
【0027 】尚、ワイヤハーネス5、5は、本形態に
おいて、保護用カバー4の天井壁13に沿うように、例
えばその天井壁13に対して平行に配索されている。
【0028 】次に、上記構成に基づいて、組み付けの
工程及び作用を説明する。組み付けの工程における第一
工程では、複数のヒューズ3をそれぞれヒューズキャビ
ティ8、8に挿着し、保護用カバー4を本体2に覆い被
せるように装着(図2参照)する作業が行われる。この
時、開口部15、15にコネクタ部9、9が挿通され
る。また、天井壁13によって複数のヒューズ3の上方
が覆われ、外部からヒューズ3が見えないようになる。
【0029 】その後、組み付けの工程における第二工
程では、端末コネクタ6、6をコネクタ部9、9にコネ
クタ接続(図3参照)する作業が行われる。この時、凸
部17、17がスリット12、12に挿し込まれてその
スリット12、12に案内され、スリット12、12か
ら突出した部分の下端が開口部15、15の縁部に当接
する。
【0030 】以上により一連の組み付けの工程が完了
し、ジャンクションボックス1は自動車用電源からの電
力供給によって通電した状態になる。そして、このよう
な状態において、複数のヒューズ3が外部から見えない
ことから、保護用カバー4を取り外さない限りヒューズ
3の挿抜が不能になる。しかしながら、保護用カバー4
は、凸部17、17によって開口部15、15の縁部が
係止されている状態にあることから、ヒューズ3の挿抜
は完全に不能になる。
【0031 】一方、端末コネクタ6、6をコネクタ部
9、9から離脱させると、ジャンクションボックス1が
電源遮断状態になるとともに、凸部17、17による係
止状態が解除され、保護用カバー4の取り外しが自在に
なる。そして、保護用カバー4を本体2から取り外すと
ヒューズ3の挿抜が可能になる。
【0032 】以上、端末コネクタ6、6がコネクタ部
9、9にコネクタ接続されている際には、ヒューズ3の
上方を覆う保護用カバー4の取り外しが不能になり、端
末コネクタ6、6がコネクタ部9、9から離脱している
際には、保護用カバー4の取り外しが自在になる構造
(アーク発生防止構造)になっている。
【0033 】すなわち、通電時に保護用カバー4の取
り外しが不能になることから、通電時においてのヒュー
ズ3の挿抜が行えないようになり、電源遮断時において
はじめてヒューズ3の挿抜が行えるようになる。従っ
て、ヒューズ3の挿抜の際にアークが発生することはな
い。尚、以上の説明から簡素な構造でアーク発生の防止
が可能になることが分かる。
【0034 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。すなわ
ち、上述においては、凸部17、17による保護用カバ
ー4の係止例を挙げていたが、次のような構造にしても
よいものとする。例えば、端末コネクタ6、6のコネク
タハウジング16、16をコネクタ部9、9のコネクタ
ハウジング10、10よりも大きく形成して、コネクタ
ハウジング16、16の端部と保護用カバー4とを当接
させるようにしてもよいものとする(構造が一層簡素化
されるという利点もある)。この場合も端末コネクタ
6、6をコネクタ部9、9から離脱させない限り保護用
カバー4の取り外しが不能となるのは言うまでもない。
【0035 】また、端末コネクタ6、6に係止機能を
持たせるのではなく、次のような構造にしてもよいもの
とする。例えば、端末コネクタ6、6がコネクタ部9、
9にコネクタ接続された状態で保護用カバー4を取り外
そうとした場合でも、その保護用カバー4がワイヤハー
ネス5、5に引っ掛かり、取り外しが阻止されるような
構造にしてもよいものとする(本形態は、保護用カバー
4がワイヤハーネス5、5に引っ掛かるようになってい
る。尚、端末コネクタ6、6がコネクタ部9、9から離
脱して電源遮断時になると、保護用カバー4がワイヤハ
ーネス5、5に引っ掛かることはない。構造が一層簡素
化されるのは言うまでもない)。
【0036 】さらに、図4に示されるように保護用カ
バー4′の取り付け及び取り外し方向Aと、端末コネク
タ6′のコネクタ接続及び離脱方向Bとを交差させて、
保護用カバー4′を端末コネクタ6′に引っ掛けるよう
な構造にしてもよいものとする。尚、図4における引用
符号1′はジャンクションボックス、引用符号2′は本
体、引用符号5′はワイヤハーネスを示しているものと
する。
【0037 】本体2′を構成するケースの上壁には、
複数のヒューズ(不図示)が上述と同様に挿着されてい
る。また、そのケースの側壁には、コネクタ部9′が設
けられている(本体2′は上述の本体2と基本的に同じ
ものとする。コネクタ部9の位置と数が変更されてい
る)。一方、保護用カバー4′の側壁には、開口部1
5′が貫通形成されている(保護用カバー4′は上述の
保護用カバー4と基本的に同じものとする。開口部15
の位置と数が変更されている)。そして、このような構
成において、開口部15′を介し端末コネクタ6′をコ
ネクタ部9′にコネクタ接続すると、その後、保護用カ
バー4′を本体2′から取り外そうとしても開口部1
5′が端末コネクタ6′に引っ掛かり、通電時において
の上記図示しないヒューズの挿抜が行えないようにな
る。
【0038 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、通電時にヒューズの挿抜を行うこ
とができず、電源遮断時になってはじめてヒューズの挿
抜を行えるようにすることができる。従って、アーク発
生の防止をすることができる。また、破損や安全面の配
慮がなされた状態でヒューズ挿抜を実現することができ
る。
【0039 】請求項2に記載された本発明によれば、
端末コネクタのコネクタハウジングに係止機能を持たせ
て保護用カバーを係止することができる。従って、簡素
な構造でアーク発生の防止をすることができる。
【0040 】請求項3に記載された本発明によれば、
コネクタハウジングに凸部を形成することによって保護
用カバーを係止することができる。
【0041 】請求項4に記載された本発明によれば、
コネクタハウジングの端部と保護用カバーとを当接させ
ることによって保護用カバーを係止することができる。
【0042 】請求項5に記載された本発明によれば、
保護用カバーをワイヤハーネスに引っ掛けるようにして
保護用カバーの取り外しを阻止することができる。従っ
て、簡素な構造でアーク発生の防止をすることができ
る。
【0043 】請求項6に記載された本発明によれば、
保護用カバーの取り外し方向と端末コネクタのコネクタ
接続及び離脱方向とを交差させて、保護用カバーを端末
コネクタに引っ掛けるようにすることができる。これに
より、保護用カバーの取り外しを阻止することができ
る。従って、簡素な構造でアーク発生の防止をすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジャンクションボックスのアーク
発生防止構造の一実施の形態を示すジャンクションボッ
クスの模式的な分解斜視図である。
【図2】保護用カバーをジャンクションボックスの本体
に取り付けた際の模式的な斜視図(又はワイヤハーネス
の端末コネクタを本体から離脱させた際の模式的な斜視
図)である。
【図3】図2の状態からワイヤハーネスの端末コネクタ
を本体にコネクタ接続した際の模式的な斜視図である。
【図4】本発明によるジャンクションボックスのアーク
発生防止構造の他の一実施の形態を示すジャンクション
ボックスの模式的な斜視図(保護用カバーをジャンクシ
ョンボックスの本体に取り付けた際の模式的な斜視図)
である。
【符号の説明】
1 ジャンクションボックス 2 本体 3 ヒューズ 4 保護用カバー 5 ワイヤハーネス 6 端末コネクタ 7 ケース 8 ヒューズキャビティ 9 コネクタ部 10 コネクタハウジング 11 端子 12 スリット 13 天井壁 14 側壁 15 開口部 16 コネクタハウジング 17 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB03 AB12 AB20 BA08 BC05 EA03 ED27 FA08 GA35 GA44 GA46 GB93 5G361 AA06 AC03 AD01 AE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載されるジャンクションボッ
    クスの本体に対して挿抜されるヒューズの少なくとも上
    方を覆うことが可能な保護用カバーを前記本体に設け、
    自動車用電源に接続されるワイヤハーネスの端末コネク
    タが前記本体のコネクタ部にコネクタ接続されている際
    に、前記保護用カバーの取り外しを不能にするととも
    に、前記端末コネクタの前記コネクタ部からの離脱時に
    は、前記保護用カバーの取り外しを自在にしたことを特
    徴とするジャンクションボックスのアーク発生防止構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジャンクションボック
    スのアーク発生防止構造において、 前記保護用カバーの取り外しを不能にするために、前記
    端末コネクタのコネクタハウジングに前記保護用カバー
    を係止するための係止機能を持たせたことを特徴とする
    ジャンクションボックスのアーク発生防止構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のジャンクションボック
    スのアーク発生防止構造において、 前記係止機能として、前記コネクタハウジングに凸部を
    形成したことを特徴とするジャンクションボックスのア
    ーク発生防止構造。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のジャンクションボック
    スのアーク発生防止構造において、 前記係止機能として、前記コネクタハウジングの端部と
    前記保護用カバーとが当接するようにしたことを特徴と
    するジャンクションボックスのアーク発生防止構造。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のジャンクションボック
    スのアーク発生防止構造において、 前記保護用カバーの取り外しを不能にするために、該保
    護用カバーを前記ワイヤハーネスに引っ掛かる形状に形
    成したことを特徴とするジャンクションボックスのアー
    ク発生防止構造。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のジャンクションボック
    スのアーク発生防止構造において、前記保護用カバーの
    取り外しを不能にするために、該保護用カバーの取り外
    し方向と前記端末コネクタのコネクタ接続及び離脱方向
    とを交差させ、且つ前記保護用カバーを前記端末コネク
    タに引っ掛かる形状に形成したことを特徴とするジャン
    クションボックスのアーク発生防止構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006190529A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Nec Lamilion Energy Ltd 電気デバイス集合体
KR20190026450A (ko) * 2017-09-05 2019-03-13 주식회사 유라코퍼레이션 아크발생방지 정션블록

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