JP2003189421A - 配電盤 - Google Patents

配電盤

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JP2003189421A
JP2003189421A JP2001389860A JP2001389860A JP2003189421A JP 2003189421 A JP2003189421 A JP 2003189421A JP 2001389860 A JP2001389860 A JP 2001389860A JP 2001389860 A JP2001389860 A JP 2001389860A JP 2003189421 A JP2003189421 A JP 2003189421A
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JP
Japan
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cable
vertical
conductors
storage box
switchboard
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JP2001389860A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Taikai
俊文 大開
Tetsuya Tamao
哲也 玉尾
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 母線やケーブルに接続される分岐導体と接続
導体間の空間絶縁距離を十分に確保しつつ、小型化が可
能で、しかも、導体の配置構成が簡単な配電盤を提供す
る。 【解決手段】 収納ボックス2内には後方に向けて、複
数の開閉器ユニット10が収納されたるユニット室3、
収納ボックス2を水平に貫通する水平母線15から分岐
された垂直母線16が配置された母線室4、および負荷
への電力供給用のケーブルが導入されたケーブル室5が
順次設けられ、また、垂直母線16に電気的に接続され
た分岐導体22とケーブルに電気的に接続された接続導
体23との各々の先端部がユニット室3内に開閉器ユニ
ット10に対して接離される垂直母線側断路部22aお
よびケーブル側断路部23aとしてそれぞれ突設されて
おり、しかも、分岐導体22と接続導体23とは互いに
左右かつ上下にずらせて配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配電盤には、たとえば、特開昭4
9−43137号公報(以下、従来技術1という)、特
開昭54−7530号公報(以下、従来技術2とい
う)、および特公昭51−28807号公報(以下、従
来技術3という)にそれぞれ開示されているようなもの
がある。
【0003】これらの各従来技術1〜3に開示されてい
る配電盤は、いずれも収納ボックス内の後方に向けてユ
ニット室、母線室、およびケーブル室が順次形成されて
おり、ユニット室には、遮断器が上下に複数段収納さ
れ、また、母線室には収納ボックスを水平に貫通する水
平母線から分岐された垂直母線が配置され、さらに、ケ
ーブル室には負荷への電力供給用のケーブルが導入され
ている。
【0004】ユニット室の後部には、垂直母線に電気的
に接続された分岐導体の先端部と、ケーブルに電気的に
接続された接続導体の先端部とがそれぞれユニット室内
に垂直母線側断路部およびケーブル側断路部としてそれ
ぞれ突出されている。そして、遮断器を収納ボックスの
手前側に引き出すことで各断路部との接続を開放して保
守点検が行えるようにしている。
【0005】しかも、これらの各従来技術1〜3におけ
る配電盤は、垂直母線側断路部を備えた分岐導体とケー
ブル側断路部を備えた接続導体とは、収納ボックスの上
下方向に互いにずらせて配置されている。たとえば、従
来技術3のものでは、垂直母線側断路部を備えた分岐導
体の直上にケーブル側断路部を備えた接続導体を配置し
た構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の遮断器と接離さ
れる垂直母線側断路部を備えた分岐導体とケーブル側断
路部を備えた接続導体との間の不意の短絡事故を防止
し、また、これらの導体間の作業スペースを確保する上
で、各分岐導体と接続導体とは所定の空間絶縁距離だけ
離して配置する必要がある。
【0007】ここで、従来技術1〜3のように、垂直母
線側断路部を備えた分岐導体とケーブル側断路部を備え
た接続導体とを互いに収納ボックスの上下方向にずらせ
て配置した構成において、両導体の相互間の空間絶縁距
離を設計上必要とされる寸法だけ離して配置しようとし
た場合には、それに応じて収納ボックスの全高を高くせ
ねばならず、その結果、配電盤全体が大型化する。
【0008】逆に、配電盤が大きくなるのを回避するた
め、収納ボックスの高さを抑えようとすると、収納ボッ
クス内に収納される遮断器の段数を減らさねばならなく
なり、配電盤としのて設備能力が制限されてしまう。
【0009】さらに、従来技術3のように、ケーブル側
断路部を備えた接続導体を垂直母線を前後に貫通して後
方に引き出すような構成とした場合には、収納ボックス
の横幅は小さくできるものの、垂直母線と接続導体との
間を確実に絶縁する必要が生じるため、配置構造が複雑
化する。
【0010】本発明は、上記の各課題を解決するために
なされたもので、母線やケーブルに接続される各導体間
の空間絶縁距離を十分に確保しつつ、小型化が可能で、
しかも、配置構造が簡単な配電盤を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、次のようにしている。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明に係る配電
盤は、収納ボックス内には、後方に向けて、複数の開閉
器ユニットが収納されたユニット室、収納ボックスを水
平に貫通する水平母線から分岐された垂直母線が配置さ
れた母線室、および負荷への電力供給用のケーブルが導
入されたケーブル室が順次設けられ、また、前記垂直母
線に電気的に接続された分岐導体と前記ケーブルに電気
的に接続された接続導体との各々の先端部が前記ユニッ
ト室内に前記開閉器ユニットに対して接離される垂直母
線側断路部およびケーブル側断路部としてそれぞれ突出
されており、しかも、前記分岐導体と接続導体とは互い
に左右かつ上下にずらせて配置されていることを特徴と
している。
【0013】また、請求項2記載の発明に係る配電盤
は、請求項1記載の発明の構成において、前記分岐導体
と接続導体とは、各相共に平板状のもので、かつ、その
板幅方向を前記収納ボックスの上下方向に一致させた状
態で互いに並行に配置されていることを特徴としてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る配電盤を示す斜視図、図2は同配電盤
の側面断面図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図
4は図2のB−B線に沿う断面図である。また、図5は
同配電盤に収納される開閉器ユニットの斜視図である。
【0015】この実施の形態1の配電盤1は、収納ボッ
クス2内において、その後方に向けてユニット室3、母
線室4、およびケーブル室5が順次形成され、各室3,
4,5が仕切板8,9で区画されている。
【0016】上記のユニット室3には、開閉器ユニット
10が上下に複数段(ここでは3段)収納されている。
そして、収納ボックス2の前面側の扉11を開いた後、
各開閉器ユニット10をレール12に沿って手前側に引
き出せるようになっている。
【0017】また、母線室4には、収納ボックス2を水
平に貫通する3相分の水平母線15からそれぞれ分岐さ
れた垂直母線16が上下方向に沿って配置されている。
一方、ケーブル室5にはモータなどの各種の負荷への電
力供給用のケーブル(図示せず)が導入されるととも
に、支柱板17が設けられ、この支柱板17にケーブル
サポート18が取り付けられており、このケーブルサポ
ート18に保持されたケーブル端子19にケーブルが接
続されている。
【0018】上記の3相分の垂直母線16にはそれぞれ
分岐導体22の一端が接続され、これらの各分岐導体2
2の他端は、ユニット室3と母線室4とを仕切る仕切板
8を前後に貫通してユニット室3内に突出され、その突
出部分が垂直母線側断路部22aとして形成されてい
る。
【0019】また、ケーブル端子19には3相分の接続
導体23が連結導体24を介して接続され、これらの各
接続導体23の他端は、各仕切板9,8を前後に貫通し
てユニット室3内に突出され、その突出部分がケーブル
側断路部23aとして形成されている。そして、閉器ユ
ニット10の後述する電源側ジャンクション33と負荷
側ジャンクション36とが上記の垂直母線側断路部22
aとケーブル側断路部24aとにそれぞれ接続される。
【0020】この場合、上記の分岐導体22と接続導体
23とは、各相共に平板状のもので、かつ、その板幅方
向を収納ボックス2の上下方向に一致させた状態で互い
に並行に配置されている。しかも、各開閉器ユニット1
0に個別に対応して配置されている分岐導体22と接続
導体23とは、互いに左右方向に距離d1、上下方向に
距離d2だけずらせて(つまり、互いに斜め方向に距離
d3だけずらせて)配置されている。
【0021】このように、この実施の形態1の配電盤1
は、図3に明示されるように、分岐導体22と接続導体
23とを互いに斜め方向に所定距離d3だけずらせて配
置したので、これらの導体22,23間の空間絶縁距離
を十分に確保することができる。また、従来のように、
空間絶縁距離を確保するために各導体22,23を互い
に収納ボックス2の上下方向にずらせて配置した構成と
比較して収納ボックス2の高さを低くできるため、配電
盤1全体の小型化を図ることが可能になる。
【0022】しかも、上記の分岐導体22と接続導体2
3は、各相共に平板状にして板幅方向を収納ボックス2
の上下方向に一致させた状態で互いに並列配置している
ので、各導体22,23間の距離を狭く設定することが
できる。その結果、配電盤1の横幅をさらに小さくする
ことが可能となり、配電盤1の小型化を図る上で一層有
利となる。
【0023】ユニット室3に収納される各開閉器ユニッ
ト10は、図5に示すように、互いに対向配置された左
右一対の側板27aと、両側板27a間を連結する棚板
27bとからなる断面略H字状の支持フレーム27を有
する。そして、この支持フレーム27の棚板27bの上
面側に主回路部28が、下面側に主回路部28を制御す
る制御機器部29がそれぞれ配置され、また、左右の側
板27aの外面にはレール12上を走行するためのロー
ラ30が取り付けられている。
【0024】上記の主回路部28は、電源側ジャンクシ
ョン33、遮断器34、変流器、零相変流器(いずれも
図示せず)、電磁接触器35、および負荷側ジャンクシ
ョン36が順次電気的に接続されて構成されている。
【0025】ここで、遮断器34と電磁接触器35とは
支持フレーム27の手前側に互いに並置されており、ま
た、両者34,35の並置方向に直交する奥行き方向に
沿って、遮断器34に対しては変流器および電源側ジャ
ンクション33が、電磁接触器35に対しては零相変流
器および負荷側ジャンクション36がそれぞれ配置され
ている。このように、この実施の形態1の開閉器ユニッ
ト10は、主回路部28を構成する各機器を支持フレー
ム27内に一体的にかつ奥行き寸法が小さくなるように
配置しているため、全体が小型化されている。そして、
電源側ジャンクション33がユニット室3内に突出して
いる垂直母線側断路部22aに対して、また、負荷側ジ
ャンクション36がケーブル側断路部23aに対してそ
れぞれ接離されるようになっている。
【0026】なお、本発明の配電盤は、上記の実施の形
態1で説明した構成のものに限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更して実施す
ることができる。たとえば、この実施の形態1では、ユ
ニット室2には上下3段に開閉器ユニット10を配置し
ているが、これに限らず2段でもよく、さらには4段以
上配置したものであってもよい。さらに、ユニット室2
には図5に示した構成を有する開閉器ユニット10を配
置したが、単なる引出型の断路器を配置した構成のもの
であってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。 (1) 請求項1記載の発明に係る配電盤は、垂直母線
側断路部を備えた分岐導体とケーブル側断路部を備えた
接続導体とを互いに左右かつ上下方向、つまり斜め方向
にずらせて配置したので、これに伴い、分岐導体と接続
導体とは、両者間の空間絶縁距離を十分に確保できると
ともに、従来のように、各導体を互いに収納ボックスの
上下方向にずらせて配置した構成と比較して収納ボック
スの高さを低くできるため、配電盤全体の小型化を図る
ことが可能になる。また、分岐導体と接続導体とが斜め
方向にずらして配置されていることから、導体同士が交
差することがないため、絶縁のための配置構造を大幅に
簡素化することができる。
【0028】(2) 請求項2記載の発明に係る配電盤
は、請求項1記載の発明の効果に加えて、分岐導体と接
続導体を各相共に平板状のもので、その板幅方向を収納
ボックスの上下方向に一致させた状態で各相ごとに互い
に並行に配置しているため、各導体間距離を狭く設定す
ることができる。その結果、配電盤の横幅をさらに小さ
くすることが可能となり、一層小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る配電盤を示す斜
視図である。
【図2】 同配電盤の側面断面図である。
【図3】 図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】 同配電盤に収納される開閉器ユニットの斜視
図である。
【符号の説明】
1 配電盤、2 収納ボックス、3 ユニット室、4
母線室、5 ケーブル室、10 開閉器ユニット、15
水平母線、16 垂直母線、22 分岐導体、22a
垂直母線側断路部、23 接続導体、23a ケーブ
ル側断路部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5G016 AA04 CD27 CD33 DA52 DA54 DB08 DC07 5G365 AD06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ボックス内には、後方に向けて、複
    数の開閉器ユニットが収納されたユニット室、収納ボッ
    クスを水平に貫通する水平母線から分岐された垂直母線
    が配置された母線室、および負荷への電力供給用のケー
    ブルが導入されたケーブル室が順次設けられ、また、前
    記垂直母線に電気的に接続された分岐導体と前記ケーブ
    ルに電気的に接続された接続導体との各々の先端部が前
    記ユニット室内に前記開閉器ユニットに対して接離され
    る垂直母線側断路部およびケーブル側断路部としてそれ
    ぞれ突出されている配電盤において、前記分岐導体と接
    続導体とは互いに左右かつ上下にずらせて配置されてい
    ることを特徴とする配電盤。
  2. 【請求項2】 前記分岐導体と接続導体とは、各相共に
    平板状のもので、かつ、その板幅方向を前記収納ボック
    スの上下方向に一致させた状態で互いに並行に配置され
    ていることを特徴とする請求項1記載の配電盤。
JP2001389860A 2001-12-21 2001-12-21 配電盤 Pending JP2003189421A (ja)

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