JP2005204464A - 配電盤 - Google Patents

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Mitsuo Yamamoto
三夫 山本
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Abstract


【課題】
ジュール熱が小さく放熱効果の良いブスバーを有し,標準化が簡単にでき組立作業性が良く,さらに,回路遮断器の定格電流が変更になっても簡単に対応できる配電盤を提供する。
【解決手段】
平板状ブスバー11及び断面がL字状ブスバー12A,L字状ブスバー12B,L字状ブスバー12C,L字状ブスバー12DをねじでH字を形成するように結合し,L字状ブスバー12A,L字状ブスバー12Cを共通の絶縁バー13にねじで固定し,絶縁バー13は絶縁ブロック14を介して発電機盤1の枠体の横桟15に固定される。一方,L字状ブスバー12B,L字状ブスバー12Dには連結バー10がねじで接続され縦ブスバー群8と回路遮断器の上側端子3aが接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は,大電流容量の配電盤に使用されるブスバーの構成に関する。
図8は,特許文献1に開示されている従来の配電盤を裏面から見た図である。この配電盤は3台の三相発電機を搭載した船舶用の配電盤であって,それぞれの発電機に対応して3台の3極型回路遮断器51,51,51が水平方向に配置されている。それぞれの回路遮断器51は上側に各相に対応する3個の負荷側端子52が設けられ,下側に発電機からのケーブルが接続される3個の電源側端子53が設けられている。また,配電盤の上部には電気負荷が接続される水平方向に延びる三相のブスバー54,54,54が配置されており,各相のブスバー54と各回路遮断器51の対応する相の負荷側の端子52とが縦方向に配置されたブスバー55,55,55によって接続されている。このブスバー54及びブスバー55としては,加工や取扱いの容易性及びジュール熱の放散性などを考慮して薄い帯状の銅板が使用されていた。
一方,最近,スペースセービングの点で配電盤に小型化が要求されるとともに,安全面を考慮して,充電部であるブスバー54やブスバー55が設置される部分の区画化も要求されるようになってきた。
特開2001−352617号公報
上述したようなブスバー54及びブスバー55は電流によるジュール熱に耐えられるだけの断面積を有するものが選択される。例えば,ブスバー55の場合は回路遮断器の定格電流に応じた断面積を有するものが選択される。ブスバーの断面積を大きくする方法としてブスバーの巾を大きくする方法があるが,例えばブスバー55の巾を大きくすると配電盤の全体的な巾寸法が大きくなるという問題がある。また,ブスバーの厚みを大きくしたり複数のブスバーを小さい間隙で重ねるように並行配列させる方法もあるが,十分な放熱効果が得られないという問題や,表皮効果により実質的断面積が小さくなるという問題があり,所定の温度以下に抑えるためにはより大きな断面積を有するようにブスバーを構成する必要があった。また,回路遮断器の定格電流が変更になったような場合は,ブスバー全体を取り替えなければならないというような問題や,その結果,ブスバーの設置部分の区画化部材の変更も必要になるという問題があった。
したがって,本願発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって,より小さい断面積のブスバーを使用することができ,かつ,部品の標準化が簡単にでき組立作業も容易な配電盤を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために,請求項1の発明は,相ごとに並行して配置される複数のブスバーからなるブスバー群を有する配電盤において,ブスバー群は,平板帯状の第1ブスバーといずれも断面がL字状であって第1ブスバーと並行するように設けられる第2,第3,第4及び第5のブスバーとを有し,第2及び第3のブスバーは第1のブスバーを挟むように第1のブスバーの一方の端縁に沿って取り付けられ,第4および第5のブスバーは第1のブスバーを挟むように第1のブスバーの他方の端縁に沿って取り付けられ,結合された状態の断面が略H字状なるように構成することが可能であって,少なくとも第1ブスバーと第2ブスバーと第4ブスバーとを結合して有することとしている。
請求項1の発明によれば,ブスバー群が平板状のブスバーと断面がL字状のブスバーとが組み合わされるため重なる部分が少なく,平板を重ねて使用するよりも表皮効果が小さく空冷効果も大きいため,より小さい断面積のブスバーで配電盤を構成できる。さらに,L字状のブスバーが用いられているため大きい強度が得られる。例えば短絡電流が流れたような場合に相間のブスバー群間に作用する吸引力や反発力に対してもより大きい耐性を有する。さらに,第1ないし第5のブスバーを全て結合すると断面がH字状になり,縦横の比率の小さいコンパクトな占有スペースとなり,ブスバースペースの区画化や他の部材の装着を容易にできる。また,複数の並行するブスバーの第2ないし第5のブスバーを適宜省略又は追加することによってブスバーの断面積を簡単に変更することができるほか,占有スペースはH字状に結合したときのスペースより大きくならないため区画化もH字状の場合と同じ部材で達成できる。このように,請求項1の発明は,ブスバーの総量を少なくできるとともに品質の向上が図れ,さらに部品の標準化が可能で組み立て作業も容易なコンパクトな配電盤を構成できるという効果を奏する。
本発明を実施するための最良の形態を,図1ないし図7に示されている実施例において説明する。
図2は,本発明による配電盤の全体の外観を示す正面図及び側面図であって,3台の発電機を搭載する船舶の主配電盤である。この配電盤は,三相の発電機1台ごとに設けられる3台の発電機盤1とその両側に連結配置される2台の給電盤2を有する。発電機において発生した電力は発電機盤1において受電され,発電機盤1に収納されている回路遮断器3を介して給電盤2に配電されて複数の回路遮断器4を介して複数の負荷に給電される。それぞれの発電機盤1及びそれぞれの給電盤2は互いに分離可能であって,図3は1台の発電機盤1の内部を裏面左下方から見た斜視図である。
図3において,回路遮断器3は三相分の上側の端子3a及び下側の端子3bを有し,それぞれの下側の端子3bには発電機からのケーブルを接続する銅製の延長端子板6が取り付けられている。
この発電機盤1の上部には他の発電機盤1や給電盤2に延びる三相の銅製平板状の横ブスバー7が取り付けられており,裏面側側部には上下方向に延びる三相の銅製の縦ブスバー群8が取り付けられている。さらに,各相の横ブスバー7と対応する各相の縦ブスバー群8とを接続する銅製の各相の連結バー9,各相の縦ブスバー群8と対応する回路遮断器3の各相の上側の端子3aとを接続する銅板製の各相の連結バー10が設けられている。
次に,本願発明の最も特徴的な縦ブスバー群8について詳細に説明する。図1は,図3においてX−Xから見た縦ブスバー群8,上側の端子3a及び連結バー10を示している。縦ブスバー群8は,互いに並行して設けられる銅製平板状のブスバー11及び断面がL字状の4本の銅製のブスバー12A,12B,12C,12D(以下総称する場合はL字状ブスバー12という。)から構成されている。図1において,ブスバー8を構成するこれらのブスバーは,L字状ブスバー12AとL字状ブスバー12CをそれぞれL字の一方の辺で協働して平板状ブスバー11の巾方向の右側部分を挟むように配置し,同様にL字状ブスバー12BとL字状ブスバー12Dを平板状ブスバー11の左側部分を挟むように配置して,全体の断面がH字状なるようにねじで結合される。このように構成された縦ブスバー群8は,L字状ブスバー12AとL字状ブスバー12CのL字の他方の辺において各相に共通の絶縁バー13にねじで固定され,絶縁バー13は絶縁ブロック14を介して発電機盤1の枠体の上下方向に適宜配置された複数の横桟15に固定される。一方,L字状ブスバー12B及びL字状ブスバー12Dの他方の辺には連結バー10がねじで接続され縦ブスバー群8と回路遮断器3の上側の端子3aが接続されている。なお,より大きな取付強度が必要な場合は,L字状ブスバー12BとL字状ブスバー12Dにも絶縁バー16を取り付け,絶縁ブロック17を介して枠体部材に固定することもできる。
図4は縦ブスバー群8の上端部と連結バー9との接続部分を示す図であって,連結バー9は,一端が銅製の接続板18を介して縦ブスバー群8のL字状ブスバー12BとL字状ブスバー12Dとに接続され他端が横ブスバー7に接続されている。
上述のように断面がH字状なるように構成された縦ブスバー群8は,たとえば図5に示されているように,L字状ブスバー12AとL字状ブスバー12Cのいずれか一方,そして/又は,L字状ブスバー12BとL字状ブスバー12Dのいずれか一方を省略することができ,総断面積の小さいブスバー構成を簡単に実現できる。したがって,通電電流の小さい配電盤や大きい配電盤間での部品の標準化ができ,さらに,組み立てられた配電盤のL字状ブスバー12を増減することによって仕様変更にも簡単に対応できる。
図6は,上述のような特徴を有する縦ブスバー群8を利用した他の実施例の説明図であって,1相分の縦ブスバー群8だけが示されている。この実施例の配電盤は,別々の発電機から電力を受電し共通の負荷に電力を供給する2台の回路遮断器を互いに上下方向に配置し,縦ブスバー群8の下端部Bに1台目の回路遮断器の負荷側端子を接続し,縦ブスバー群8の中間部Aに2台目の回路遮断器の負荷側端子を接続する構成になっている。この配電盤の縦ブスバー群8の下半分は1台目の回路遮断器の電流を流せる断面積を有する縦ブスバー群8でよい。しかし,上半分は2台の回路遮断器に流れる電流を流すことができるより大きい断面積の縦ブスバー群8が必要である。このような条件を満足する縦ブスバー群8として,縦ブスバー群8の上端から下端に至る長さを有する平板状ブスバー11,L字状ブスバー12A及びL字状ブスバー12Bと,縦ブスバー群8の上端から2台目の回路遮断器が接続される部分までの長さを有するL字状ブスバー12C及びL字状ブスバー12Dとを,それらの上端部を一致させて結合したもの,すなわち,上半分を図5(a)の断面形状,下半分を図5(e)の断面形状を有するように構成すればよい。このような構成により,下半分の断面積は上半分の略3/5になる。場合によっては,下半分の平板状ブスバー11も省略してL字状ブスバー12AとL字状ブスバー12Cの隙間に延長接続板を挟み込んで回路遮断器の端子と縦ブスバー群8を接続してもよい。
以上のような構成により,結合部以外は平板状ブスバー11と4個のL字状ブスバー12との間に重なる部分が少ないため表皮効果が小さく総断面積を有効に利用でき,また,表面積も大きいためより空冷効果が大きい。さらに,縦ブスバー群8の専有スペースとしてはH字型のものを見込んでおけば上述のような電流の違いによる変更に随時対応できるうえ,H字型であるため水平面に関して縦横の比率が小さい専有スペースとなるため無駄なスペースが生じない。また,図7を参照して,例えば絶縁ブロック17などに断面がL字状の絶縁カバー19を固定することによって,正面側と裏面側を隔離する隔離部材20及び発電機盤1の側面全体に取り付けられる側板21と協働して,縦ブスバー群8を取り囲むブスバースペースの区画化が実現されている。
本発明による配電盤の実施例の縦ブスバー群8と回路遮断器3の下側の端子3bの接続状態を示す平面図である。 本発明による配電盤の実施例の(a)正面図及び(b)側面図である。 本発明による配電盤の実施例の内部斜視図である。 図3の縦ブスバー群8と横ブスバー7との接続状態を示す平面図である。 図3の縦ブスバー群8の種々の構成を説明する平面図である。 縦ブスバー群8の他の実施例を説明する図である。 図2の縦ブスバー群8を区画化を説明する図である。 従来の配電盤を示す図である。
符号の説明
1 発電機盤
2 給電盤
3,4 回路遮断器
3a 上側の端子
3b 下側の端子
6 延長端子板
7 横ブスバー
8 縦ブスバー群
9,10 連結バー
11 平板状のブスバー
12A,12B,12C,12D,12 L字状のブスバー
13,16 絶縁バー
14,17 絶縁ブロック
15 横桟
18 接続板
19 絶縁カバー
20 隔離部材
21 側板

Claims (1)

  1. 相ごとに並行して配置される複数のブスバーからなるブスバー群を有する配電盤において,
    前記ブスバー群は,平板帯状の第1ブスバーといずれも断面がL字状であって前記第1ブスバーと並行するように設けられる第2,第3,第4及び第5のブスバーとを有し,前記第2及び第3のブスバーは前記第1のブスバーを挟むように前記第1のブスバーの一方の端縁に沿って取り付けられ,前記第4および前記第5のブスバーは前記第1のブスバーを挟むように前記第1のブスバーの他方の端縁に沿って取り付けられ,結合された状態の断面が略H字状なるように構成することが可能であって,少なくとも前記第1ブスバーと前記第2ブスバーと前記第4ブスバーとを結合して有することを特徴とする配電盤。
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