JP2003189351A - 基地局の位置データを内蔵する測位機能を有する移動端末および該データの更新サービス提供方法 - Google Patents

基地局の位置データを内蔵する測位機能を有する移動端末および該データの更新サービス提供方法

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JP2003189351A JP2001385438A JP2001385438A JP2003189351A JP 2003189351 A JP2003189351 A JP 2003189351A JP 2001385438 A JP2001385438 A JP 2001385438A JP 2001385438 A JP2001385438 A JP 2001385438A JP 2003189351 A JP2003189351 A JP 2003189351A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】パイロットPNオフセットの数には限りがあ
り、同一のハ゜イロットPNオフセットが複数の基地局に割り当てられ
ている。従って、ハ゜イロットPNオフセットからだけでは基地局の位
置を特定できない。さらに、基地局の位置には変更が生
じる。そこで、基地局の位置を与えることが課題であ
る。 【解決手段】CDMA信号の伝搬時間に基づいて測位計算を
行う移動端末であって、複数の基地局の周波数チャネル
番号と識別番号と各基地局が含むセクタのハ゜イロットPNオフセット
と該送信アンテナ位置とを記載した第一のテーブルを蓄
積し、該端末の受信した基地局の識別番号を基に上記第
一のテーブルを参照して上記基地局から距離の近い順に
ハ゜イロットPNオフセットと送信アンテナ位置を対応させることで送
信アンテナ位置を得る手順を実行することを特徴とする
移動端末と、基地局を介して上記移動端末の第一のテー
ブルを更新するためのサーバとからなるシステム。 【効果】測位に必要な基地局の位置を特定出来るほか、
基地局の位置のテーブルを更新する際に生じる通信コス
トの低減に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式の携帯電
話システムを用いた測位システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7-181242は、CDMA方式の携帯電話
システムを用いた測位システムを開示している。図35
は、上記測位システムを、3つの基地局による平面上の
測位システムとした場合である。91は移動端末を、92
1、922、923はそれぞれ基地局を示す。また、
(x,y)は移動端末91の位置(座標)を、(x1,
y1)、(x2,y2)、(x3,y3)は、それぞ
れ、基地局921、922、923の位置(詳細には基
地局の送信アンテナの座標)を示す。基地局921、9
22、923は基準時間T0を共有している。また、基
地局921、922、923には、それぞれ、予め定め
られたパイロットPNオフセットTO1、TO2、TO
3が与えられている。基地局921、922、923の
それぞれは、パイロットチャネルにより、同じPN(疑
似雑音)符号を同じ速度で繰り返し送信している。しか
し、基地局921、922、923それぞれが送信する
PN符号の先頭の値を送信する時刻(換言すれば、PN
符号の送信開始時刻)は、基準時間T0に対して、パイ
ロットPNオフセットTO1、TO2、TO3の分、そ
れぞれ遅れている。なお、各基地局はそれぞれの上記パ
イロットPNオフセットをシンクチャネルにより各々送
信しているので、移動端末91は上記遅延時間TO1、
TO2、TO3を得ることが可能である。また、各基地
局は近隣基地局のパイロットPNオフセットをページン
グチャネルにより送信しているので、移動端末91は上
記パイロットPNオフセットTO1、TO2、TO3を
得ることが可能である。TP1、TP2、TP3はそれ
ぞれ基地局921、922、923から移動端末91へ
の信号伝搬時間を示す。T1、T2、T3のそれぞれ
は、移動端末91で計った時刻を示すものであって、基
地局921、922、923がそれぞれ送信したPN符
号の先頭の値が移動端末1に到着した時刻を示すものと
する。移動端末91の位置(座標)(x,y)は次の連
立方程式(1)を解くことによって得ることができる。
ただし、連立方程式(1)において、cを光速とし、
(x1,y1)、(x2,y2)、(x3,y3)を既
知と仮定している。x、y、TP1、TP2、TP3の
5つが未知数である。
【0003】
【数1】 なお、4つ以上の基地局を利用できる場合には、連立方
程式(1)に比べて、多くの方程式を得られるため、例
えば、最小二乗法などを用いて解を求めることができ
る。
【0004】上記公知例では、基地局の座標を知る手段
として、移動端末内にパイロットPNオフセットから基
地局の座標を求める変換テーブルを開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パイロットP
Nオフセットの数には限りがあり、同一のパイロットP
Nオフセットが複数の基地局に割り当てられている。従
って、パイロットPNオフセットからだけでは基地局の
位置を特定できない。さらに、基地局には新設や廃止が
生じるため、上記テーブルから基地局座標の記載が漏れ
たり、上記テーブルに記載されている基地局座標が不正
となることが生じる。そこで、適切な基地局の座標を与
えることが課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段は、CDMA信号の伝搬時間に基づいて測位計算を行
う移動端末であって、複数の基地局の周波数チャネル番
号と識別番号と各基地局が含むセクタのパイロットPN
オフセットと該送信アンテナ位置とを記載した第一のテ
ーブルを蓄積し、該端末の受信した基地局の識別番号を
基に上記第一のテーブルを参照して上記基地局から距離
の近い順にパイロットPNオフセットと送信アンテナ位
置を対応させることで送信アンテナ位置を得ることを特
徴とする移動端末と、基地局を介して上記移動端末の第
一のテーブルを更新するためのサーバとからなるシステ
ムを提供することである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による移動端末の実施例を
図1を用いて説明する。101〜111はCDMA方式
の移動端末が通常の通信動作を可能とする要素を示す。
101は送受信を行うアンテナ、102は高周波信号と
ベースバンド信号との変換を行うRF部、103はディ
ジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換部、10
4はアナログ信号をディジタル信号に変換するAD変換
部、105は変調信号に対してスペクトル拡散を行う拡
散部、106はディジタル受信信号から制御チャネル信
号および通信チャネル信号を取り出すために逆拡散を行
う逆拡散部、107はディジタル受信信号からパイロッ
トチャネル信号を取り出すために逆拡散を行う逆拡散
部、108はメッセージを変調するための変調部、10
9はパイロット信号を参照して制御チャネルあるいは通
信チャネル上のメッセージを取り出す復調部、110は
受信メッセージあるいは送信するためのメッセージを蓄
積するためのメモリを示す。CPU111は呼制御、受
信メッセージ解析、送信メッセージ生成を行う。111
〜114は測位処理を可能とする要素を示す。CPU1
11は上述の処理に加え、相関演算部112の制御と、
メモリ113に蓄積される複数の遅延プロファイルとメ
モリ114に蓄積される第一のテーブルに含まれる基地
局情報とに基づいて該移動端末の位置を計算する。ま
た、CPU111はメモリ114に蓄積される第一のテ
ーブルに含まれる基地局情報の更新を行う。112は逆
拡散部107からのPN符号タイミングを参照しCPU
111から指示されるパイロットPNオフセットについ
て遅延プロファイルを生成してメモリ113に出力する
相関演算部を示す。メモリ114に蓄積する第一のテー
ブルの構成例を図2に示す。第一のテーブルは、そのバ
ージョン番号と、1つ以上の周波数グループと、該テー
ブルが含む周波数グループの数を示す周波数グループ数
からなる。各周波数グループは、該グループ内の基地局
が使用する周波数チャネルを特定するための1つの周波
数チャネル番号と、基地局情報と、該グループが含む基
地局情報の数を示す基地局情報数からなる。各基地局情
報は基地局を特定するための基地局識別番号と、該基地
局が含むセクタ数と、該基地局が含むセクタの個々の情
報を記載したセクタ情報とからなる。各セクタ情報は、
該セクタのパイロットPNオフセットと、該セクタの送
信アンテナ位置とからなる。次に上記第一のテーブルを
用いた移動端末における測位計算のフロー例を図3に示
す。同図において、ステップ301は、受信した基地局
のセクタの制御チャネルから、該セクタのパイロットP
Nオフセットと、該セクタが属する基地局の基地局識別
番号と周波数チャネル番号を取り出すステップである。
【0008】ステップ302は、上記周波数チャネル番
号を含む周波数グループ内において、上記基地局識別番
号を有する基地局情報に含まれるセクタ情報から上記パ
イロットPNオフセットを有するセクタ情報に含まれる
送信アンテナ位置を取得するステップである。
【0009】ステップ303は、ステップ302で取得
した送信アンテナ位置に対して距離の近い送信アンテナ
位置を含む基地局情報を同周波数グループ内から距離の
近い順に複数取り出すステップである。
【0010】ステップ304は、ステップ303で取得
した複数の基地局情報に含まれる各パイロットPNオフ
セットについて遅延プロファイルを作成するステップで
ある。ステップ305は、ステップ304で作成した遅
延プロファイルから信号到着時間を求めるステップであ
る。
【0011】ステップ306は、ステップ303で取得
した複数の基地局情報に含まれる各パイロットPNオフ
セットに対応する送信アンテナ位置を取得するステップ
である。ステップ307は、ステップ305で求めた信
号到着時間と、ステップ306で取得した送信アンテナ
位置とから、移動端末位置を計算するステップである。
上記ステップ303の詳細例を図4に示す。同図におい
て、ステップ401は、ステップ301で取得した周波
数チャネル番号が含まれる周波数グループ内の1つの基
地局情報について、ステップ302で取得した送信アン
テナ位置と、該基地局情報が含む1つもしくは全ての送
信アンテナ位置との距離を算出するステップである。
【0012】ステップ402は、ステップ401で算出
した距離のうち1つを選択して、基地局間距離とするス
テップである。上記の選択基準は、例えば、算出した距
離の最小値を採択するなどとする。
【0013】ステップ403は、ステップ301で取得
した周波数チャネル番号が含まれる周波数グループ内の
任意の基地局情報について、ステップ401および40
2同様に、基地局間距離を算出するステップである。
【0014】ステップ404は、基地局間距離について
昇順に、予め定めた数の基地局情報を取り出すステップ
である。ステップ404において、例えば、平面上の測
位の場合、上記取り出す数を3以上に設定する。また、
基地局情報を取り出す際、該基地局情報に含まれるパイ
ロットPNオフセットと同じものが既に取り出された基
地局情報に含まれている場合には、基地局間距離の大き
い方の基地局情報を取り出すことを省く。測位に必要な
基地局の位置(厳密には基地局のセクタの送信アンテナ
の位置)を得る手順は、上述のステップ301、30
2、303、306により要約される。これらのステッ
プによって、測位に必要な基地局(のセクタの送信アン
テナ)の位置を特定出来る原理について述べる。一般
に、1つのパイロットPNオフセットは、複数のセクタ
に対して割り当てられるため、パイロットPNオフセッ
トからだけではセクタの位置は特定できない。ところ
が、同一の周波数チャネル上で、同一のパイロットPN
オフセットを近隣のセクタ間で割り当てると、信号干渉
してしまうため、同一のパイロットPNオフセットが同
一の周波数チャネル上で割り当てられるセクタ間には一
定の距離がおかれる。このことは、周波数チャネルを特
定し、場所を絞れば、パイロットPNオフセットから該
セクタの送信アンテナ位置を1つに特定できることを意
味する。移動端末が受信する制御チャネル信号の送信元
となる基地局は、およそ移動端末から最寄りとなる基地
局であり、測位に利用できる基地局は移動端末の最寄り
基地局およびその周辺基地局となるため、ステップ30
2およびステップ303によって上記場所の絞り込みを
実現できる。以上により、測位に必要な基地局(のセク
タの送信アンテナ)の位置を特定出来る。次に上記第一
のテーブルを更新するためのシステムの実施例を図5に
示す。同図において、1は移動端末、21、22、23
は基地局、3はサーバを示す。上記サーバの実施例を図
6に示す。サーバ3は、システム内の基地局の情報を記
載した第二のテーブルを蓄積するためのメモリ31と、
基地局を通じて移動端末と通信するための通信部32
と、移動端末のアクセスに応じて上記第二のテーブル内
のデータを選択して取り出すためのCPU33とを備え
る。このようなサーバはPCなどにより実現できる。メモ
リ31に蓄積する第二のテーブルの構成例を図7に示
す。第二のテーブルは、1つ以上のバージョングループ
と、該テーブルが含むバージョングループの数を示すバ
ージョングループ数とからなる。各バージョングループ
は、そのバージョン番号と、新設情報と、更改情報と、
廃止情報とからなる。前記各情報は該情報が含む周波数
グループの数を示す周波数グループ数と、周波数グルー
プとからなる。各周波数グループは、該グループ内の基
地局が使用する周波数チャネルを特定するための1つの
周波数チャネル番号と、該グループが含む基地局情報の
数を示す基地局情報数と、基地局情報とからなる。各基
地局情報は基地局を特定するための基地局識別番号と、
該基地局が含むセクタ数と、該基地局が含むセクタの個
々の情報を記載したセクタ情報とからなる。各セクタ情
報は、該セクタのパイロットPNオフセットと、該セク
タの送信アンテナ位置とからなる。第二のテーブルの構
成要素の与え方の例を示す。まず、バージョングループ
をその作成日時によって順序づける。例えば、バージョ
ングループ(i+1)の作成日時はバージョングループ(i)の
それよりも新しいとする。システム内の基地局の変更
(新設、更改あるいは廃止)がある毎に、新たにバージ
ョングループを追加する。その際、追加するバージョン
グループには、変更のあった差分について記載するもの
とする。各バージョングループのバージョン番号に、バ
ージョングループ間の順序づけを反映する。例えば、作
成日時の新しいバージョングループに対して昇順となる
ような番号を与える。この場合、作成日時の新しいバー
ジョングループほど大きいバージョン番号を有すること
になる。次に移動端末の第一のテーブルの更新シーケン
スの例を図8に示す。同図において、ステップ801
は、移動端末の第一のテーブルの更新の必要有無を検出
するステップである。同ステップにおいて、更新の必要
性を検出した場合に、次のステップ802を実行する。
ステップ802は、第一のテーブルのバージョン番号
を、サーバに伝えるステップである。ステップ803
は、移動端末から受けたバージョン番号を基に、サーバ
が、バージョングループを取り出すステップである。具
体的には、移動端末が通知してきたバージョン番号より
も新しいバージョン番号を含むバージョングループを全
て取り出す。ステップ804は、上記取り出したバージ
ョングループを移動端末に伝えるステップである。ステ
ップ805は、受け取ったバージョングループを使って
移動端末が自己の第一のテーブルを更新するステップで
ある。上記ステップ801の第一の詳細例を図9に示
す。同図において、ステップ901は、サーバが自己の
第二のテーブルの最新のバージョングループに含まれる
バージョン番号を、基地局を介して、定期的に移動端末
に報知するステップである。
【0015】ステップ902は、移動端末が、基地局か
らの受信信号から上記バージョン番号を取り出して、自
己の第一のテーブルのバージョン番号を比較するステッ
プである。自己のバージョン番号の方が古い場合に、第
一のテーブルを更新する必要のある旨を判定する。上記
ステップ801の第二の詳細例は、移動端末の周辺の基
地局状況を、基地局からの信号を元に収集してリスト化
し、これを自己の第一のテーブルと照合して更新の必要
有無を検出しようというものである。そのフローを図1
0に示す。同図において、ステップ1001は、移動端
末が基地局からの制御チャネル信号より、上記の基地局
の周波数チャネル番号と識別番号とパイロットPNオフ
セットとを取得するステップである。ステップ1002
は、移動端末が、自己の第一のテーブルを参照して、上
記基地局の周波数チャネル番号と識別番号とパイロット
PNオフセットとの存在を確認するステップである。同
ステップにおいて、上記存在の確認されなかった場合
に、第一のテーブルを更新する必要があることを判定す
る。ステップ1003は、上記基地局の周波数チャネル
番号と識別番号とパイロットPNオフセットとを有する
セクタの送信アンテナ位置を取得するステップである。
ステップ1004は、移動端末が近隣基地局のパイロッ
トPNオフセットのリストを得るステップである。ステ
ップ1005は、上記周波数チャネル番号の記載されて
いる、移動端末上の第一のテーブルの周波数グループに
おいて、上記1004で得たリスト内の1つのパイロッ
トPNオフセットの存在を確認するステップである。上
記存在の確認されなかった場合に、第一のテーブルを更
新する必要があることを判定する。ステップ1006
は、上記周波数グループにおいて、上記存在の確認され
たパイロットPNオフセットを有するセクタの送信アン
テナ位置を取得するステップである。ステップ1007
は、ステップ1003にて取得した送信アンテナ位置と
上記ステップ1006において取得した任意の送信アン
テナ位置との距離を求めるステップである。ステップ1
008は、ステップ1007にて求めた距離の少なくと
も一つが予め定めた値を下回る場合、ステップ1005
で確認されたパイロットPNオフセットをリストから除
外するステップである。TIA/EIA-95に準拠する800MHz帯
のセルラシステムにおいては、上記値を例えば、15kmに
設定しておく。ステップ1009は、上記リスト内の任
意のパイロットPNオフセットについて、上記100
5、1006、1007、1008を順に行うステップ
である。ステップ1010は、上記リスト内に含まれる
パイロットPNオフセットの有無を確認するステップで
ある。同ステップにおいて、一つでもパイロットPNオ
フセットの存在が確認された場合に、第一のテーブルを
更新する必要があることを判定する。上記ステップ10
04の第一の詳細例を図11に示す。同図において、ス
テップ1101は、基地局からの制御チャネル信号に含
まれるネイバーリストを基にして、移動端末が、近隣基
地局のパイロットPNオフセット取得するステップであ
る。ここで、ネイバーリストとは、移動端末が近隣基地
局のパイロット信号を検出することを支援するために、
基地局が移動局に向けて報知しているリストである。該
リストは、それを送信している近隣基地局のセクタのパ
イロットPNオフセットを含んでいる。該リストは、通
常、例えば、移動端末のハンドオフの際に用いられてい
る。上記ステップ1004の第二の詳細例を図12に示
す。同図において、ステップ1201は、移動端末にお
いて、1つのパイロットPNオフセットについて遅延プ
ロファイルを生成するステップである。ステップ120
2は、上記生成した遅延プロファイルの信号電力対雑音
比(SNR)が予め定めた値を越えているか否か確認する
ステップである。TIA/EIA-95に準拠する800MHz帯のセル
ラシステムにおいては、上記値を例えば、15dBに設定し
ておく。ステップ1203は、検出されたパイロットP
Nオフセットをリストに追加するステップである。ステ
ップ1204は、任意のパイロットPNオフセットにつ
いて上記1201、1202、1203を順に行うステ
ップである。なお、TIA/EIA-95に準拠するCDMAシステム
においてパイロットPNオフセットの総数は高々512
である。上記ステップ805の詳細例を図18に示す。
ステップ1801は、サーバから送られた単一もしくは
複数のバージョングループをバージョン番号の古い順に
1つ読み出すステップである。全てのバージョングルー
プの読み出しを完了して、読み出すべきバージョングル
ープが無ければ終了する。ステップ1802は、ステッ
プ1801で読み出したバージョングループ内の新設情
報を参照して移動端末の第一のテーブルを更新するステ
ップである。ステップ1803は、ステップ1801で
読み出したバージョングループ内の更改情報を参照して
移動端末の第一のテーブルを更新するステップである。
ステップ1804は、ステップ1801で読み出したバ
ージョングループ内の廃止情報を参照して移動端末の第
一のテーブルを更新するステップである。ステップ18
05は、移動端末の第一のテーブルのバージョン番号
を、ステップ1801で読み出したバージョングループ
のバージョン番号に更新し、ステップ1801へ戻るス
テップである。上記ステップ1802の詳細例を図19
に示す。ステップ1901は、新設情報内の周波数グル
ープを順番に1つ読み出すステップである。同情報内の
全ての周波数グループの読み出しを完了して、読み出す
べき周波数グループが無ければ終了する。ステップ19
02は、ステップ1901で読み出した周波数グループ
に含まれる周波数チャネル番号が第一のテーブルに存在
するか否かを確認するステップである。もしなければ、
ステップ1903を実行し、そうでなければ、ステップ
1904を実行する。ステップ1903は、ステップ1
902において第一のテーブルへの存在有無を確認した
新設情報内の周波数グループを、第一のテーブルに追加
し、ステップ1901へ戻るステップである。その際、
第一のテーブルの周波数グループ数を1つ増やしてお
く。ステップ1904は、ステップ1902において第
一のテーブルへの存在有無を確認した周波数グループ内
の基地局情報を順番に1つ読み出すステップである。も
し、読み出すべき基地局情報が無ければ、ステップ19
01へ戻る。そうでなければ、次のステップ1905を
実行する。ステップ1905は、ステップ1904で読
み出した基地局情報内の基地局識別番号が、該基地局情
報を含む周波数グループの周波数チャネル番号と同一と
なる第一のテーブルの周波数グループに存在するか否か
を確認するステップである。もしなければ、ステップ1
906を実行する。そうでなければ、ステップ1907
を実行する。ステップ1906は、ステップ1905に
おいて第一のテーブルの周波数グループへの存在有無を
確認した基地局情報を、該基地局情報を含む周波数グル
ープの周波数チャネル番号と同一となる第一のテーブル
の周波数グループに追加し、ステップ1904へ戻るス
テップである。その際、第一のテーブルにおいて追加の
あった周波数グループの基地局情報数を1つ増やしてお
く。ステップ1907は、ステップ1905において第
一のテーブルの周波数グループへの存在有無を確認した
基地局情報内のセクタ情報を順番に1つ読み出すステッ
プである。もし、読み出すべきセクタ情報が無ければ、
ステップ1904へ戻る。そうでなければ、次のステッ
プ1908を実行する。ステップ1908は、ステップ
1907で読み出したセクタ情報を、該セクタ情報を含
む基地局情報の基地局識別番号と、該セクタ情報を含む
周波数グループの周波数チャネル番号とが同一となる第
一のテーブルの周波数グループの基地局情報に追加し、
ステップ1907へ戻るステップである。その際、第一
のテーブルにおいて追加のあった周波数グループの基地
局情報内のセクタ数を1つ増やしておく。上記ステップ
1803の詳細例を図20に示す。ステップ2001
は、更改情報内の周波数グループを順番に1つ読み出す
ステップである。読み出すべき周波数グループが無けれ
ば終了する。ステップ2002は上記読み出した周波数
グループ内の周波数チャネル番号が第一のテーブルに存
在することを確認するステップである。確認後、ステッ
プ2003を実行する。ステップ2003は、ステップ
2002において第一のテーブルへの存在を確認した周
波数グループ内の基地局情報を順番に1つ読み出すステ
ップである。もし、読み出すべき基地局情報が無けれ
ば、ステップ2001へ戻る。そうでなければ、ステッ
プ2004を実行する。ステップ2004は、ステップ
2003で読み出した基地局情報内の基地局識別番号
が、該基地局情報を含む周波数グループの周波数チャネ
ル番号と同一となる第一のテーブルの周波数グループに
存在することを確認するステップである。確認後、ステ
ップ2005を実行する。ステップ2005は、ステッ
プ2004において第一のテーブルの周波数グループへ
の存在を確認した基地局情報内のセクタ情報を順番に1
つ読み出すステップである。もし、読み出すべきセクタ
情報が無ければ、ステップ2003へ戻る。そうでなけ
れば、ステップ2006を実行する。ステップ2006
は、ステップ2005で読み出したセクタ情報内のパイ
ロットPNオフセットを、該セクタ情報を含む基地局情
報の基地局識別番号と、該セクタ情報を含む周波数グル
ープの周波数チャネル番号とが同一となる第一のテーブ
ルの周波数グループの基地局情報に存在することを確認
するステップである。確認後ステップ2007を実行す
る。ステップ2007は、ステップ2006において第
一のテーブルの周波数グループの基地局情報への存在を
確認したセクタ情報に含まれる送信アンテナ位置を、該
セクタ情報に含まれるパイロットPNオフセットと、該
セクタ情報を含む基地局情報の基地局識別番号と、該セ
クタ情報を含む周波数グループの周波数チャネル番号と
が同一となる第一のテーブルの周波数グループの基地局
情報のセクタ情報の送信アンテナ位置と置き換えて、ス
テップ2005へ戻るステップである。上記ステップ1
804の詳細例を図21に示す。ステップ2101は、
廃止情報内の周波数グループを順番に1つ読み出すステ
ップである。読み出すべき周波数グループが無ければ終
了する。ステップ2102は上記読み出した周波数グル
ープ内の周波数チャネル番号が第一のテーブルに存在す
ることを確認するステップである。確認後、ステップ2
103を実行する。ステップ2103は、ステップ21
02において第一のテーブルへの存在を確認した周波数
グループ内の基地局情報を順番に1つ読み出すステップ
である。もし、読み出すべき基地局情報が無ければ、ス
テップ2101へ戻る。そうでなければ、ステップ21
04を実行する。ステップ2104は、ステップ210
3で読み出した基地局情報内の基地局識別番号が、該基
地局情報を含む周波数グループの周波数チャネル番号と
同一となる第一のテーブルの周波数グループに存在する
ことを確認するステップである。確認後、ステップ21
05を実行する。ステップ2105は、ステップ210
4において第一のテーブルの周波数グループへの存在を
確認した基地局識別番号を含む基地局情報内のセクタ情
報を順番に1つ読み出すステップである。もし、読み出
すべきセクタ情報が無ければ、ステップ2103へ戻
る。そうでなければ、ステップ2106を実行する。ス
テップ2106は、ステップ2105で読み出したセク
タ情報内のパイロットPNオフセットを、該セクタ情報
を含む基地局情報の基地局識別番号と、該セクタ情報を
含む周波数グループの周波数チャネル番号とが同一とな
る第一のテーブルの周波数グループの基地局情報に存在
することを確認するステップである。確認後ステップ2
107を実行する。ステップ2107は、ステップ21
06において第一のテーブルの周波数グループの基地局
情報への存在を確認したセクタ情報を、該セクタ情報を
含む基地局情報の基地局識別番号と、該セクタ情報を含
む周波数グループの周波数チャネル番号とが同一となる
第一のテーブルの周波数グループの基地局情報から取り
除くステップである。その際に、取り除いたセクタ情報
を含んでいた基地局情報内のセクタ数を1つ減らしてお
く。そして該基地局情報がもはや1つのセクタ情報も含
んでいなければ、すなわち、セクタ数が0ならば、該基
地局情報を上記セクタ情報を取り除いた第一のテーブル
の周波数グループから取り除いてもよい。その際は、取
り除いた基地局情報を含んでいた周波数グループ内の基
地局情報数を1つ減らしておく。そして該周波数グルー
プがもはや1つの基地局情報も含んでいなければ、すな
わち、基地局情報数が0ならば、該周波数グループを第
一のテーブルから取り除いてもよい。その際は、第一の
テーブルの周波数グループ数を1つ減らしておく。以上
の処理の後、ステップ2105へ戻る。次に移動端末の
第一のテーブルの更新シーケンスの第二の例を図13に
示す。同図において、ステップ1301〜1303は、
移動端末の第一のテーブルの更新の必要有無を検出する
ステップである。同ステップにおいて、更新の必要性を
検出した場合に、次のステップ1304を実行する。特
にステップ1301は移動端末がサーバに対して最新の
バージョン番号を要求するステップである。ステップ1
302はサーバが移動端末に対して最新のバージョン番
号を通知するステップである。ステップ1303は移動
端末が上記通知されたバージョン番号と自己のバージョ
ン番号とを比較するステップである。自己のバージョン
番号の方が古い場合に、第一のテーブルを更新する必要
があることを判定する。ステップ1304は、自己の第
一テーブルのバージョン番号を、サーバに伝えるステッ
プである。ステップ1305は、端末から受けたバージ
ョン番号を基に、サーバが、第二テーブルのバージョン
グループを取り出すステップである。ステップ1306
は、上記取り出したバージョングループを端末に伝える
ステップである。ステップ1307は、受け取ったバー
ジョングループを使って移動端末が自己の第一のテーブ
ルを更新するステップである。サーバ3のメモリ31に
は、移動端末の情報を記載した第三のテーブルを蓄積し
てもよい。例えば、このような移動端末の利用者は、予
め、サーバの管理者との間で契約を交わしておくとよ
い。この第三のテーブルの第一の構成例を図14に示
す。第三のテーブルは、複数の移動端末情報と当該テー
ブルが含む移動端末情報の数を示す移動端末情報数とか
らなる。各移動端末情報は識別番号を含む。該識別番号
によって移動端末情報から移動端末へ一対一で対応す
る。上記識別番号を、例えば、移動端末の加入者電話番
号としてよい。また、各移動端末情報は、対応する移動
端末内の第一のテーブルのバージョン番号を含む。次
に、上記構成例で示した第三のテーブルを用いた移動端
末の第一のテーブルの更新シーケンスの第三の例を図1
5に示す。同図において、ステップ1501は、サーバ
が第三のテーブルを参照して、自己の第二のテーブルの
最新のバージョン番号と、各移動端末の第一のテーブル
のバージョン番号とを比較するステップである。当該ス
テップにおいて、第一テーブルのバージョン番号が第二
テーブルの最新のバージョン番号よりも古い移動端末に
対し、該移動端末の第一のテーブルを更新する必要があ
ることを判定する。そして、該移動端末に対しては、次
のステップ1502を実行する。ステップ1502は、
移動端末に対して、サーバが第一のテーブルの更新を要
求するステップである。ステップ1503は、上記要求
に対し、移動端末がサーバへ応答するステップである。
応答のあった移動端末に対して、サーバは、次のステッ
プ1504を実行する。ステップ1504は、第三のテ
ーブルにおいて、該移動端末のバージョン番号を基に、
更新の差分となるバージョングループを第二のテーブル
より取り出すステップである。ステップ1505は、上
記取り出したバージョングループを移動端末に伝えるス
テップである。ステップ1506は、ステップ1505
で受け取ったバージョングループを使って自己の第一の
テーブルを更新するステップである。ステップ1507
は、移動端末が第一のテーブルを更新した旨をサーバに
通知するステップである。ステップ1508は、サーバ
が第三のテーブルにおいて該当する移動端末情報のバー
ジョン番号を更新するステップである。この第三のテー
ブルの第二の構成例を図16に示す。第三のテーブル
は、複数の移動端末情報と該テーブルが含む移動端末情
報の数を示す移動端末情報数とからなる。各移動端末情
報は識別番号を含む。該識別番号によって移動端末情報
から移動端末へ一対一で対応する。上記識別番号を、例
えば、移動端末の加入者電話番号としてよい。また、各
移動端末情報は、対応する移動端末毎に予め定めた暗証
番号を格納する。このような暗証番号は該移動端末の利
用者と、サーバの管理者との間の契約により設定してお
くとよい。上記第二の構成例に示した第三のテーブルの
使い方を説明する。サーバは、移動端末における第一の
テーブルの更新の差分を提供するのに先立って、移動端
末に対して、該端末の識別番号と暗証番号の要求してよ
い。そして、正解を回答した移動端末に対してのみ移動
端末における第一のテーブルの更新の差分を提供してよ
い。この第三のテーブルの第三の構成例を図17に示
す。第三のテーブルは、複数の移動端末情報と該テーブ
ルが含む移動端末情報の数を示す移動端末情報数とから
なる。各移動端末情報は識別番号を含む。該識別番号に
よって移動端末情報から移動端末へ一対一で対応する。
上記識別番号を、例えば、移動端末の加入者電話番号と
してよい。また、各移動端末情報は、対応する移動端末
毎に予め定めた精度レベルを格納する。このような精度
レベルは該移動端末の利用者と、サーバの管理者との間
の契約により設定しておくとよい。上記第三の構成例に
示した第三のテーブルの使い方を説明する。サーバは、
移動端末における第一のテーブルの更新の差分を提供す
るのに先立って、移動端末に対して、該端末の識別番号
から精度レベルを取得する。そして、提供する更新の差
分に含まれる送信アンテナ位置に対して、精度レベルに
応じて丸めを行ってから、該更新の差分を提供してよ
い。例えば、精度レベルとして、10m、100m、200mなど
と3レベルの設定があるとして、第二のテーブルに含ま
れる送信アンテナ位置が10m単位で記載されているとす
る。そして移動端末情報(1)に含まれる精度レベルが
200mであるとする。この場合、移動端末情報(1)に該
当する移動端末に対して提供する更新の差分に含まれる
送信アンテナ位置に対して、200m単位に丸めを行ってか
ら、該更新の差分を提供することとなる。メモリ114
に蓄積する第一のテーブルの第二の構成例を図22に示
す。第一のテーブルは、1つもしくは複数のエリアグル
ープと、該テーブルが含むエリアグループの数を示すエ
リアグループ数とからなる。各エリアグループは、該エ
リアグループを特定するためのエリア番号と該エリア毎
に定められるバージョン番号と、複数の周波数グループ
と、該エリアグループが含む周波数グループの数を示す
周波数グループ数とからなる。各周波数グループは、該
グループ内の基地局が使用する周波数チャネルを特定す
るための1つの周波数チャネル番号と、基地局情報と、
該グループが含む基地局情報の数を示す基地局情報数と
からなる。各基地局情報は基地局を特定するための基地
局識別番号と、該基地局が含むセクタ数と、セクタ情報
とからなる。各セクタ情報は、該セクタのパイロットP
Nオフセットと、該セクタの送信アンテナ位置とからな
り、これらに、該セクタの時間補正情報を付け加える構
成としてもよい。時間補正情報は、移動端末において測
位計算する際に、セクタの送信アンテナへの給電線長の
違いなどによって生じるPN符号送信開始時刻の誤差を
補正するのに役立つ。上記エリアグループは、地理的領
域と対応づけて定めるものである。例えば、都道府県単
位毎に1つのエリアグループ(エリア番号)を定めても
よく、市町村単位毎に1つのエリアグループ(エリア番
号)を定めてもよい。あるいは、これらを混在させても
よい。例えば、東北地方は県単位毎に、関東地方は市町
村単位毎に1つのエリアグループ(エリア番号)を定め
るなどとしてもよい。さらには、あるエリアグループと
対応づけられた地理的領域を含む一層大きな地理的領域
と別のエリアグループを対応づけてもよい。例えば、国
分寺市と対応づけたエリアグループ(例えばエリア番号
は110番)と、東京都と対応づけたエリアグループ
(例えばエリア番号は100番)が同時に存在してもよ
い。各エリアグループは対応づけられた地理的領域に存
在する基地局の基地局情報を少なくとも含むものとす
る。移動端末に内蔵される第一のテーブルが含むエリア
グループの範囲については、該移動端末の利用者と、サ
ーバの管理者との間の契約によって定めてよい。図22
に示した第一のテーブルを、移動端末における測位計算
へ利用する場合、図3および図4に示したフローと同様
に行えばよい。図22に示した第一のテーブルを更新す
るための第二のテーブルの構成例を図23に示す。図2
3に示した第二のテーブルは、複数のエリアグループと
該テーブルが含むエリアグループの数を示すエリアグル
ープ数からなる。各エリアグループは、該エリアグルー
プを特定するためのエリア番号と、複数のバージョング
ループと、該エリアグループに含まれるバージョングル
ープの数を示すバージョングループ数とからなる。各バ
ージョングループは、そのバージョン番号と、新設情報
と、更改情報と、廃止情報とからなる。前記各情報は周
波数グループと、該情報が含む周波数グループの数を示
す周波数グループ数からなる。各周波数グループには該
グループ内の基地局が使用する周波数チャネルを特定す
るための1つの周波数チャネル番号と、基地局情報とが
含まれる。各基地局情報は基地局を特定するための基地
局識別番号と、該基地局が含むセクタ数と、セクタ情報
とからなる。各セクタ情報は、該セクタのパイロットP
Nオフセットと、該セクタの送信アンテナ位置とからな
り、これらに、該セクタの時間補正情報を付け加える構
成としてもよい。時間補正情報は、移動端末において測
位計算する際に、セクタの送信アンテナへの給電線長の
違いなどによって生じるPN符号送信開始時刻の誤差を
補正するのに役立つ。図22に示した第一のテーブルの
更新シーケンスの例を図24に示す。同図において、ス
テップ2401は、移動端末の第一のテーブルの更新の
必要有無を検出するステップである。当該ステップにお
いて、更新の必要性を検出した場合に、次のステップ2
402を実行する。ステップ2402は、第一のテーブ
ルの各エリアグループのエリア番号とバージョン番号を
サーバに伝えるステップである。ステップ2403は、
移動端末から受けたエリア番号とバージョン番号とを基
に、サーバが、第一のテーブルの更新の差分となるバー
ジョングループとそのエリア番号とを取り出すステップ
である。具体的には、移動端末が通知してきたエリア番
号で示される第二のテーブル内のエリアグループにおい
て、移動端末が同じく通知してきたバージョン番号より
も新しいバージョン番号を含むバージョングループを全
て取り出す。移動端末が、エリア番号とそのバージョン
番号を複数通知してきた場合には、エリアグループ毎
に、上記のバージョングループを取り出す操作を行う。
ステップ2404は、上記取り出したバージョングルー
プと、該バージョングループを含むエリアグループを特
定するためのエリア番号とを移動端末に伝えるステップ
である。ステップ2405は、受け取ったエリア番号と
バージョングループを使って移動端末が自己の第一のテ
ーブルを更新するステップである。上記ステップ240
1の第一の詳細例を図25に示す。同図において、ステ
ップ2501は、サーバが第二のテーブルの各エリアグ
ループに含まれるエリア番号と該エリアグループ内の最
新のバージョングループに含まれるバージョン番号と
を、基地局を介して、定期的に移動端末に報知するステ
ップである。
【0016】ステップ2502は、移動端末が、基地局
からの受信信号よりエリア番号とそのバージョン番号と
を取り出して、上記エリア番号で特定される第一のテー
ブルのエリアグループ内のバージョン番号と比較するス
テップである。自己のバージョン番号の方が古い場合
に、第一のテーブルを更新する必要があることを判定す
る。上記ステップ2401の別の詳細例として、図10
に示したフローを適用してよい。上記ステップ2405
の詳細例として、図18に示したフローを適用してよ
い。ただし、同フローは、ステップ2404で通知を受
けたエリア番号によって特定される第一のテーブルのエ
リアグループの中において、適用するものとし、セクタ
情報内の時間補正情報については、同情報内の送信アン
テナ位置と同様の操作にて更新すればよい。図22に示
した第一のテーブルの更新シーケンスの第二の例を図2
6に示す。同図において、ステップ2601〜2603
は、移動端末の第一のテーブルの更新の必要有無を検出
するステップである。同ステップにおいて、更新の必要
性を検出した場合に、次のステップ2604を実行す
る。特にステップ2601は、移動端末の第一のテーブ
ル内のエリアグループのエリア番号を含めてサーバに最
新のバージョン番号を要求するステップである。ステッ
プ2602は、サーバが移動端末に対して要求のあった
エリアグループのエリア番号とその最新のバージョン番
号とを通知するステップである。ステップ2603は、
移動端末が上記通知されたエリア番号の特定する第一の
テーブルのエリアグループにおいて、同じく通知された
バージョン番号と自己のバージョン番号とを比較するス
テップである。自己のバージョン番号の方が古いエリア
グループを検出した場合に、第一のテーブルを更新する
必要があることを判定する。ステップ2604は、ステ
ップ2603で検出した古いバージョン番号を有する自
己の第一テーブルのエリアグループのエリア番号および
該バージョン番号を、サーバに伝えるステップである。
ステップ2605は、移動端末から受けたエリア番号と
バージョン番号を基に、サーバが、第二テーブルのエリ
ア番号とバージョングループとを取り出すステップであ
る。ステップ2606は、上記取り出したエリア番号と
バージョングループとを移動端末に伝えるステップであ
る。ステップ2607は、受け取ったエリア番号とバー
ジョングループとを使って移動端末が自己の第一のテー
ブルを更新するステップである。図22に示した第一の
テーブルを実施する際の第三のテーブルの第一の構成例
を図27に示す。同図に示した第三のテーブルは、複数
の移動端末情報と当該テーブルが含む移動端末情報の数
を示す移動端末情報数とからなる。各移動端末情報は識
別番号を含む。該識別番号によって移動端末情報から移
動端末へ一対一で対応する。上記識別番号を、例えば、
移動端末の加入者電話番号としてよい。また、各移動端
末情報は、対応するそれぞれの移動端末の第一のテーブ
ルが含んでいるエリアグループの情報を示すためのエリ
ア情報を、少なくとも上記エリアグループの数だけ含
む。さらに、各移動端末情報は、該情報が含むエリア情
報の数を特定するためのエリア情報数を含む。各エリア
情報は、対応するそれぞれの移動端末の第一のテーブル
が含んでいるエリアグループを特定するためのエリア番
号と、該グループのバージョンを表すバージョン番号と
を含む。同図に示した第三のテーブルは、移動端末毎に
内蔵される第一のテーブルが含むエリアグループの範囲
について記載しているので、該移動端末の利用者に対し
て、差別的に課金する場合に便利である。次に、図27
に示した第三のテーブルを用いた移動端末の第一のテー
ブルの更新シーケンスの例を図28に示す。同図におい
て、ステップ2801は、サーバが第三のテーブルを参
照して、各移動端末の各エリア情報に含まれるバージョ
ン番号と、上記エリア情報のエリア番号によって特定さ
れる自己の第二のテーブルのエリアグループの最新のバ
ージョン番号とを比較するステップである。当該ステッ
プにおいて、上記エリア情報内のバージョン番号が第二
テーブルの最新のバージョン番号よりも古い移動端末に
対し、該移動端末の第一のテーブルを更新する必要があ
ることを判定する。そして、該移動端末に対しては、次
のステップ2802を実行する。ステップ2802は、
移動端末に対して、サーバが第一のテーブルの更新を要
求するステップである。ステップ2803は、上記要求
に対し、移動端末がサーバへ応答するステップである。
応答のあった移動端末に対して、サーバは、次のステッ
プ2804を実行する。ステップ2804は、ステップ
2801において検出された第二テーブルの最新のバー
ジョン番号よりも古かったバージョン番号と該エリア番
号とを基に、更新の差分となるバージョングループと該
エリア番号とを第二のテーブルより取り出すステップで
ある。ステップ2805は、上記取り出したバージョン
グループとエリア番号とを移動端末に伝えるステップで
ある。ステップ2806は、ステップ2805で受け取
ったエリア番号とバージョングループとを使って自己の
第一のテーブルを更新するステップである。ステップ2
807は、移動端末が第一のテーブルを更新した旨をサ
ーバに通知するステップである。ステップ2808は、
サーバが第三のテーブルの該当する移動端末情報のエリ
ア情報のバージョン番号を更新するステップである。移
動端末の第一のテーブルを更新する際には、該移動端末
利用者の意志を反映出来るようにしておくと便利であ
る。例えば、図29に示すように、移動端末にキーボー
ド115と、ディスプレイ116を備える。そして、第
一のテーブルを更新するためのステップ、例えば、上記
ステップ902、1002、1301、1503、25
02、2601、2803、を実行する直前に、ディス
プレイ116により該移動端末利用者に対して、実行可
否を問うステップ3001を挿入してよい。これを図3
0に示す。該移動端末利用者はキーボード115によ
り、第一のテーブルの更新の実行可否を指示できる。予
め定めた時刻に移動端末の第一のテーブルを更新処理を
実行するようにしておくと便利である。例えば、図31
に示すように、移動端末にタイマ117を備える。タイ
マ117は予め定められた時刻にトリガを発するように
設定し、上記トリガによって、第一のテーブルを更新す
るためのステップ、例えば、上記ステップ902、13
01、2502、2601の実行を開始する。本発明に
よる移動端末とその実現に利用される半導体部品との対
応について言及する。この対応の第一の例を図32に示
す。同図において、信号送受信部116は従来の携帯電話
機能を有し、ベースバンドLSIと呼ばれる半導体部品と
対応する。位置検出処理部117は、本発明の位置検出に
関わる処理を行う機能を有し、一般にシステムLSIと呼
ばれる半導体部品と対応する。メモリ114は、FRAMと呼
ばれる書き換え可能な不揮発性メモリで実現することが
望ましい。メモリ114は、上記システムLSIもしくはベー
スバンドLSIに含まれていてもよい。本発明による移動
端末とその実現に利用される半導体部品との対応の第二
の例を図33に示す。同図において、信号送受信部118
は従来の携帯電話機能と本発明の位置検出に関わる機能
とを有し、ベースバンドLSIと呼ばれる半導体部品と対
応する。信号処理部119は、位置検出に関わる信号処理
を行うカスタムLSIと対応する。メモリ114は、FRAMと呼
ばれる書き換え可能な不揮発性メモリで実現することが
望ましい。メモリ114は、上記カスタムLSIもしくはベー
スバンドLSIに含まれていてもよい。本発明による移動
端末とその実現に利用される半導体部品との対応の第三
の例を図34に示す。同図において、120で示される従
来の携帯電話機能と本発明の位置検出に関わる機能と
は、ベースバンドLSIと呼ばれる半導体部品と対応す
る。メモリ114は、FRAMと呼ばれる書き換え可能な不揮
発性メモリで実現することが望ましい。メモリ114は、
上記ベースバンドLSIに含まれていてもよい。なお、上
述の実施例ではCDMA方式、特にTIA/EIA−95に準拠
する携帯電話システムを用いた測位システムを開示して
いるが、本発明の概念は上記携帯電話システムを用いる
ものに限られるわけではなく、他の無線通信システムを
用いるものも含まれる。他の無線通信システムを用いる
場合には、上述の実施例中のパイロット信号の代わりに
それぞれの通信システムにおける適切な特定信号を受信
し、パイロットPNオフセットの代わりに上記特定信号
の発信タイミングを使用すればよい。
【0017】
【発明の効果】移動端末の備える第一のテーブルは、基
地局の識別番号と周波数チャネル番号とパイロットPN
オフセットと送信アンテナ位置を含んでおり、移動端末
が受信した制御チャネル信号から基地局の周波数チャネ
ル番号と基地局識別番号を取得し、上記第一のテーブル
を参照して、場所の絞り込みを行うので、パイロットP
Nオフセットと送信アンテナ位置を対応づけられ測位に
必要な基地局(のセクタの送信アンテナ)の位置を特定
出来る。
【0018】移動端末の備える第一のテーブルはそのバ
ージョン番号を有しており、サーバが備える第二のテー
ブルにおいて基地局情報の更新の差分をバージョン番号
で管理するので、移動端末の第一のテーブルを更新する
際に、各々のバージョン番号を比較することで、更新に
必要な基地局情報の差分を特定でき、また、該差分を送
信することによって移動端末との間に生じる通信コスト
の低減に役立つ。
【0019】移動端末が、第一のテーブルの更新の必要
有無を検出する際に、常時、基地局が送信している信号
を利用してリストを作成し、第一のテーブルと照合する
方法では、上記第一のテーブルの更新の必要有無の検出
にサーバとの間で特別な通信を必要としないため通信コ
ストの低減に役立つ。
【0020】サーバが、移動端末の識別番号と、該端末
の備える第一のテーブルのバージョン番号を管理するた
めの第三のテーブルを有する構成では、サーバ端末間で
通信コストをかけずに第一のテーブルの更新の必要有無
を検出することが出来る。
【0021】サーバが、移動端末の識別番号と、該端末
の予め定めた暗証番号を蓄積した第三のテーブルを有す
る構成では、サーバが第一のテーブルの更新差分の提供
に先立ち、移動端末に暗証番号を確認することによっ
て、移動端末に対し正当に第一のテーブルの更新差分を
提供することが出来る。
【0022】サーバが、移動端末毎に予め定めた精度レ
ベルを蓄積した第三のテーブルを有する構成では、移動
端末の利用者毎の契約に応じた位置精度を有する第一の
テーブルの更新差分を提供することが出来る。
【0023】基地局の情報を地理的領域と関連づけて複
数にグループ化し、移動端末利用者とサーバ運営者との
間の契約により定めた上記グループと該端末との関連を
蓄積した第三のテーブルを有する構成では、上記端末か
らの更新要求に応じて上記契約に定めたグループに含ま
れる基地局の情報を上記端末に通知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動端末の実施の一例を示す図で
ある。
【図2】本発明による移動端末に蓄積する第一のテーブ
ルの構成例を示す図である。
【図3】本発明による第一のテーブルを用いた移動端末
における測位計算のフローの一例を示す図である。
【図4】本発明によるステップ303の詳細な例を示す
図である。
【図5】本発明による第一のテーブルを更新するための
システムの実施例を示す図である。
【図6】本発明によるサーバの実施例を示す図である。
【図7】本発明によるサーバに蓄積する第二のテーブル
の構成例を示す図である。
【図8】本発明による移動端末の第一のテーブルの更新
シーケンスの一例を示す図である。
【図9】本発明によるステップ801の第一の詳細な例
を示す図である。
【図10】本発明によるステップ801の第二の詳細な
例を示す図である。
【図11】本発明によるステップ1004の第一の詳細
な例を示す図である。
【図12】本発明によるステップ1004の第二の詳細
な例を示す図である。
【図13】本発明による移動端末の第一のテーブルの更
新シーケンスの第二の例を示す図である。
【図14】本発明によるサーバに蓄積する第三のテーブ
ルの第一の構成例を示す図である。
【図15】本発明による図14の第三のテーブルを用い
た第一のテーブルの更新シーケンスの例を示す図であ
る。
【図16】本発明によるサーバに蓄積する第三のテーブ
ルの第二の構成例を示す図である。
【図17】本発明によるサーバに蓄積する第三のテーブ
ルの第三の構成例を示す図である。
【図18】本発明によるステップ805の詳細な例を示
す図である。
【図19】本発明によるステップ1802の詳細な例を
示す図である。
【図20】本発明によるステップ1803の詳細な例を
示す図である。
【図21】本発明によるステップ1804の詳細な例を
示す図である。
【図22】本発明による移動端末に蓄積する第一のテー
ブルの第二の構成例を示す図である。
【図23】本発明による図22の第一のテーブルを更新
するための第二のテーブルの構成例を示す図である。
【図24】本発明による図22の第一のテーブルの更新
シーケンスの実施例を示す図である。
【図25】本発明によるステップ2401の詳細な例を
示す図である。
【図26】本発明による図22の第一のテーブルの更新
シーケンスの第二の実施例を示す図である。
【図27】図22の第一のテーブルを実施する際の第三
のテーブルの第一の構成例を示す図である。
【図28】図27の第三のテーブルを用いた第一のテー
ブルの更新シーケンスの実施例である。
【図29】本発明による移動端末の実施の別な例を示す
図である。
【図30】本発明による図29の移動端末の第一のテー
ブルの更新に付随するフローの一例である。
【図31】本発明による移動端末の実施のさらに別な例
を示す図である。
【図32】本発明による移動端末の機能を実現する半導
体部品の第一の例である。
【図33】本発明による移動端末の機能を実現する半導
体部品の第二の例である。
【図34】本発明による移動端末の機能を実現する半導
体部品の第三の例である。
【図35】従来のCDMA方式のセルラ電話システムを用い
た測位システムを示す図である。
【符号の説明】
1:移動端末、101:アンテナ、102:RF部、1
03:DA変換部、104:AD変換部、105:拡散
部、106,107:逆拡散部、108:変調部、10
9:復調部、110,113,114:メモリ、11
1:CPU、112:相関演算部、115:キーボー
ド、116:ディスプレイ、117:タイマ、21,2
2,23:基地局、3:サーバ、31:メモリ、32:
通信部、33:CPU、91:移動端末、921、92
2、923、924:基地局。
フロントページの続き (72)発明者 桑原 幹夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 土居 信数 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5J062 AA08 BB05 CC16 EE00 5K067 AA21 AA29 BB04 DD19 EE02 EE10 EE24 FF02 FF03 HH23 JJ52 KK15 LL11

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基地局と、該複数の基地局から送信
    される特定信号を受信し、該特定信号の伝播遅延時間に
    基づいて測位を行う移動端末およびサーバ装置とを有す
    る測位システムにおける移動端末であって、上記サーバ
    装置と通信するための信号送受信部と、上記複数の基地
    局についての識別情報と位置と上記特定信号の発信タイ
    ミング情報とを含む基地局情報を記載したテーブルを保
    持するメモリと、上記テーブルの管理を行うCPUとを
    有し、上記CPUは、上記テーブルの更新の要否を判断
    し、上記テーブルの更新が必要であると判断された場合
    に、上記信号送受信部は上記サーバ装置に向けて上記テ
    ーブルに記載された基地局情報よりも新しい基地局情報
    を保持する該更新に必要な情報の転送要求を送信し、上
    記サーバ装置から転送される該更新に必要な情報を受信
    し、上記CPUは該更新に必要な情報を用いて上記テー
    ブルの更新を行うことを特徴とする移動端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動端末であって、相関演
    算部を有し、上記相関演算部は、上記受信した複数の特
    定信号のそれぞれについて遅延プロファイルを作成し、
    上記テーブルに記載される基地局情報は識別情報と位置
    と上記特定信号の発信タイミング情報とを含み、上記テ
    ーブルに保持される上記受信した特定信号のそれぞれの
    発信基地局における発信タイミング情報および上記遅延
    プロファイルを用いて上記複数の基地局から受信した特
    定信号の伝播遅延時間差を求め、該伝播遅延時間と上記
    テーブルに保持される該発信基地局の位置とを用いて測
    位を行うことを特徴とする移動端末。
  3. 【請求項3】請求項2記載の移動端末であって、基地局
    から受信した信号から該基地局の識別番号を取得し、上
    記取得した識別番号をもとに上記テーブルを参照し、上
    記取得した識別番号の基地局から距離の近い順に他の複
    数の基地局の特定信号の発信タイミングおよび位置を得
    ることを特徴とする移動端末。
  4. 【請求項4】請求項1記載の移動端末であって、上記サ
    ーバ装置から通知される情報に基づいて上記テーブルの
    更新の要否を判断することを特徴とする移動端末。
  5. 【請求項5】請求項1記載の移動端末であって、上記テ
    ーブルに、上記保持されている基地局情報のバージョン
    を示す情報を記載し、上記CPUは、上記サーバ装置よ
    り通知される上記サーバ装置が保持する最新の基地局情
    報のバージョンを示す情報と上記テーブルに記載される
    バージョンを示す情報との比較により上記テーブルの更
    新要否を判断することを特徴とする移動端末。
  6. 【請求項6】請求項5記載の移動端末であって、上記C
    PUは、上記テーブルの更新が必要であると判断された
    場合に、上記サーバ装置に上記テーブルに保持されてい
    る基地局情報のバージョンを示す情報を送信することで
    該更新に必要な情報の転送を要求することを特徴とする
    移動端末。
  7. 【請求項7】請求項1記載の移動端末であって、上記C
    PUは、該移動端末の周辺の基地局状況と上記テーブル
    に記載される基地局情報と照合して上記テーブルの更新
    要否を判断し、上記テーブルの更新が必要と判断された
    場合は上記サーバ装置に該更新に必要な情報の転送を要
    求し、上記サーバ装置から転送されてくる更新に必要な
    情報を用いて上記テーブルの更新を行うことを特徴とす
    る移動端末。
  8. 【請求項8】請求項7記載の移動端末であって、上記移
    動端末の周辺の基地局状況は、基地局から送信される、
    該基地局の近隣基地局情報を含むネイバーリストを利用
    することを特徴とする移動端末。
  9. 【請求項9】請求項1記載の移動端末であって、上記基
    地局情報に、それぞれの基地局についてセクタごとの送
    信アンテナ位置情報を含むセクタ情報を含むことを特徴
    とする移動端末。
  10. 【請求項10】請求項1記載の移動端末であって、上記
    基地局情報が複数のグループに分けられており、各グル
    ープごとに基地局情報を更新することが可能であること
    を特徴とする移動端末。
  11. 【請求項11】請求項1記載の移動端末であって、上記
    テーブルの更新の指示又は更新情報の表示に用いられる
    ユーザインタフェースを有することを特徴とする移動端
    末。
  12. 【請求項12】請求項1記載の移動端末であって、タイ
    マを有し、該タイマに基づいて上記CPUの機能を制御
    することを特徴とする移動端末。
  13. 【請求項13】移動端末が複数の基地局から発信された
    特定信号を受信し、該特定信号の伝播遅延時間に基づい
    て測位を行うシステムにおいて基地局情報を上記移動端
    末に供給するサーバ装置であって、CPUと、上記移動
    端末との通信を行う通信部と、複数の基地局についての
    基地局情報を記載したテーブルを保持するメモリとを有
    し、上記CPUは、上記移動端末からの基地局情報転送
    要求に応答して、上記メモリに保持される基地局情報か
    ら転送する基地局情報を選別し、上記選別した基地局情
    報を上記通信部から上記移動端末へ転送することを特徴
    とするサーバ装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のサーバ装置であって、
    上記転送する基地局情報を選別する際に、基地局単位ま
    たは各基地局の項目単位の情報を選別することを特徴と
    するサーバ装置。
  15. 【請求項15】請求項13記載のサーバ装置であって、
    上記テーブルには、複数のバージョンの基地局情報が記
    載されており、基地局情報の変更に応じて上記テーブル
    に新しいバージョンの基地局情報が追加され、上記複数
    のバージョンの各バージョンの基地局情報には、それ以
    前のバージョンの基地局情報との差分情報が含まれるこ
    とを特徴とするサーバ装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載のサーバ装置であって、
    上記移動端末からの基地局情報転送要求には該移動端末
    の有する基地局情報のバージョンを示す情報が含まれて
    おり、上記テーブルから、上記移動端末の有する基地局
    情報のバージョンと上記テーブルに記載される最新のバ
    ージョンとの差分情報を選別し、上記選別された差分情
    報および該最新のバージョンを示す情報を上記基地局を
    介して上記移動端末へ転送することを特徴とするサーバ
    装置。
  17. 【請求項17】請求項15記載のサーバ装置であって、
    上記テーブルに記載される最新の基地局情報のバージョ
    ンを示す情報を定期的に送信することを特徴とするサー
    バ装置。
  18. 【請求項18】移動端末が複数の基地局から発信された
    特定信号を受信し、該特定信号の伝播遅延時間に基づい
    て測位を行うシステムにおいて基地局情報を供給するサ
    ーバ装置であって、CPUと、上記移動端末との通信を
    行う通信部と、複数の基地局についての基地局情報と記
    載したテーブルを保持する第1のメモリと、複数の移動
    端末についての情報を記憶する第2のメモリとを有し、
    上記CPUは、上記テーブルに保持する基地局情報と上
    記第2のメモリに記憶する移動端末についての情報に基
    づいて上記テーブルに保持される基地局情報の少なくと
    も一部を転送する移動端末と、上記テーブルに保持され
    る基地局情報のうち該移動端末に転送する基地局情報を
    選別し、上記選別された基地局情報を上記選別された移
    動端末に転送することを特徴とするサーバ装置。
  19. 【請求項19】請求項18記載のサーバ装置であって、
    上記第2のメモリに記憶する移動端末についての情報は
    移動端末ごとの、基地局情報更新に関する契約について
    の情報を含むことを特徴とするサーバ装置。
  20. 【請求項20】複数の基地局から発信された特定信号を
    受信し、該特定信号の伝播遅延時間に基づいて測位を行
    う移動端末と、上記測位に用いられる基地局情報を上記
    移動端末に提供するサーバ装置を有する測位システムで
    あって、上記移動端末は、複数の基地局についての基地
    局情報を記載した第1のテーブルを保持し、上記第1の
    テーブルの更新の要否を判断し、上記第1のテーブルの
    更新が必要であると判断された場合に、上記サーバ装置
    に該更新に必要な情報の転送を要求し、上記サーバ装置
    から転送される該更新に必要な情報を用いて上記第1の
    テーブルの更新を行い、上記サーバ装置は、通信部を介
    して上記移動端末と通信可能であり、複数の基地局につ
    いての最新の基地局情報を記載した第2のテーブルを保
    持し、上記移動端末からの更新に必要な情報の転送要求
    に応答して、上記第2のテーブルに記載される基地局情
    報から転送する基地局情報を選別し、上記選別した基地
    局情報を上記基地局を介して上記移動端末へ転送するこ
    とを特徴とする測位システム。
  21. 【請求項21】請求項20記載の測位システムであっ
    て、上記第1のテーブルに記載される基地局情報は複数
    の基地局についての識別情報と位置と上記特定信号の発
    信タイミング情報を含み、上記第2のテーブルに記載さ
    れる最新の基地局情報は複数の基地局に付いての識別情
    報と位置と上記特定信号の発信タイミング情報を含み、
    上記移動端末は、上記受信した複数の特定信号のそれぞ
    れについて遅延プロファイルを作成し、上記第1のテー
    ブルに保持される上記受信した特定信号のそれぞれの発
    信基地局における発信タイミング情報および上記遅延プ
    ロファイルを用いて上記複数の基地局から受信した特定
    信号の伝播遅延時間差を求め、該伝播遅延時間と上記第
    1のテーブルに保持される該発信基地局の位置とを用い
    て測位を行うことを特徴とする測位システム。
  22. 【請求項22】請求項20記載の測位システムであっ
    て、上記第1のテーブルに記載される基地局情報は複数
    の基地局についての識別情報と位置と上記特定信号の発
    信タイミング情報を含み、上記第1のテーブルは、記載
    されている基地局情報のバージョン情報を含み、上記第
    2のテーブルに記載される最新の基地局情報は複数の基
    地局に付いての識別情報と位置と上記特定信号の発信タ
    イミング情報を含み、上記第2のテーブルは、複数のバ
    ージョンの基地局情報と、該複数のバージョンの基地局
    情報のバージョン情報とを含み、該バージョン情報は、
    上記第1のテーブルおよび上記第2のテーブルの記載内
    容が変更される際に変更され、上記サーバ装置は、上記
    第2のテーブルに保持される最新の基地局情報のバージ
    ョン情報を上記端末装置に通知し、上記端末装置は、上
    記通知された第2のテーブルに保持される最新の基地局
    情報のバージョン情報を用いて上記第1のテーブルの更
    新要否を判断し、上記第1のテーブルの更新が必要であ
    ると判断された場合に、上記第1のテーブルのバージョ
    ン情報を上記サーバ装置に通知し、上記サーバ装置は、
    上記通知された第1のテーブルのバージョン情報を用い
    て上記転送する基地局情報を選別することを特徴とする
    測位システム。
  23. 【請求項23】複数の基地局から送信される特定信号を
    受信し、該特定信号の伝播遅延時間に基づいて測位を行
    う移動通信装置に搭載される半導体装置であって、受信
    された複数の基地局からの特定信号の遅延プロファイル
    を作成する相関演算部と、上記相関演算部で作成された
    遅延プロファイルを保持するメモリと、基地局の識別情
    報と位置と上記特定信号の発信タイミング情報とを含む
    基地局情報を記載したテーブルの管理および測位計算を
    行うCPUとを有し、上記CPUは、受信された最新基
    地局情報に関する情報に基づき上記テーブルの更新の要
    否を判断し、更新が必要と判断した場合に上記テーブル
    の基地局情報の更新を行い、上記メモリに遅延プロファ
    イルが保持される特定信号の発信基地局の発信タイミン
    グ情報および上記遅延プロファイルを用いて上記複数の
    基地局から受信した特定信号の伝播遅延時間の差を求
    め、該伝播遅延時間差と上記テーブルに記載された基地
    局情報とを用いて上記移動通信装置の測位計算を行うこ
    とを特徴とする半導体装置。
  24. 【請求項24】請求項23記載の半導体装置であって、
    少なくとも上記相関演算部と上記CPUとが少なくとも
    1つの半導体基板上に形成された集積回路よりなること
    を特徴とする半導体装置。
  25. 【請求項25】請求項23記載の半導体装置であって、
    上記テーブルには記載されている基地局情報のバージョ
    ン情報が記載されており、上記信号送受信部が受信する
    最新基地局情報に関する情報には最新基地局情報のバー
    ジョン情報が含まれており、上記CPUは上記テーブル
    に記載されている基地局情報のバージョン情報と上記信
    号送受信部が受信する最新基地局情報のバージョン情報
    とに基づいて上記テーブルの更新要否を判断することを
    特徴とする半導体装置。
  26. 【請求項26】複数の基地局から送信される特定信号を
    用いた測位機能を有する移動通信装置に搭載されたメモ
    リに保持される基地局情報を記載したテーブルの管理
    を、上記移動通信装置に搭載されたCPUに実行させる
    プログラムであって、基地局から送信される最新基地局
    情報に関する情報に基づき上記テーブルの更新の要否を
    判断する第1の手順と、上記テーブルの更新が必要と判
    断された場合に、上記テーブル更新に必要な情報の転送
    要求を上記移動通信装置から送信する第2の手順と、転
    送されたテーブル更新に必要な情報を用いて上記テーブ
    ルの更新を行う第3の手順とを上記CPUに実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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