JP2003188933A - バースト状に送信された信号を受信するための利得制御方法及びそれを利用する受信機 - Google Patents

バースト状に送信された信号を受信するための利得制御方法及びそれを利用する受信機

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JP2003188933A JP2002295084A JP2002295084A JP2003188933A JP 2003188933 A JP2003188933 A JP 2003188933A JP 2002295084 A JP2002295084 A JP 2002295084A JP 2002295084 A JP2002295084 A JP 2002295084A JP 2003188933 A JP2003188933 A JP 2003188933A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バースト状の信号を取得する無線受信機用の
利得制御方法および受信機を提供すること。 【解決手段】 本方法は、バースト状に送信されるディ
ジタル・データのパケットに対応する信号の受信機に適
用可能であり、アナログ信号をディジタル信号に変換す
る手段によって、ディジタル処理サブアセンブリに結合
されるアナログ・ピックアップ・サブアセンブリを有す
る。利得調整手段は、変換手段に供給された信号の電力
を変更するために、増幅手段に作用する。本方法は、バ
ーストの欠如している間に利得の事前調整を行い、たと
え微弱であったとしても信号の到来を検出し、変換後に
得られるように、バースト開始シンボルにより判定され
る信号の電力値の関数として利得を調整する。この調整
は、バーストの開始時に予定されるシンボルの認定に依
存し、1シンボルの間に予定される時間に実行され、そ
うでなければ本方法によって使用されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バースト状に送信
されたディジタル・データのパケットに対応する信号を
取得しなければならない無線受信機のための利得制御方
法に関連する。また、本発明は、その方法の使用を許容
するよう形成された受信機にも関連する。
【0002】
【従来の技術】無線伝送の技術分野では、送信機および
受信機の間で生じ得る相対的な位置関係に起因して、非
常に広範なダイナミックレンジの受信電力が使用される
必要がある。これは特に、送信機が移動体受信機に関連
して使用される場合に、および遠方の受信機が、例えば
カバレッジの限界領域でかろうじて良好な状態であると
きの充分な電力で受信することを可能にするために、そ
の送信機の電力が調整される場合であり、このことは、
送信機に近接して位置する受信機が高い電力で受信する
ことを招く。
【0003】広範な電力レベル範囲における受信に関
し、特に、バースト状に伝送されるパケット・データに
対応する信号を受信機が受信する場合に、受信機の適切
な動作が得られにくくなる。したがって、受信機は、パ
ケットの到来を示すバースト・プレアンブルの到来を、
誤ることなしに、検出し得ることを要する。したがっ
て、特定の受信範囲内で受信された信号の電力がどうで
あれ、バーストのプレアンブルに続く及びバーストの重
要部分をなすパケットを取得することができるように、
迅速に利得を調整し得ることを要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アナログ信号レベルで
動作する自動利得制御装置を有する受信機が知られてお
り、そのアナログ信号レベルは、無線機により受信され
た信号から取得され、その後にディジタル形式に変換さ
れ使用される。既存の手法によれば、受信信号レベル
は、パケット・バーストに対応する信号に包含されるプ
レアンブルの間に測定され、残余のバーストが受信され
る間に修正が行われる。このため、アナログ/ディジタ
ル変換に委ねられる信号が劣化し、および変換結果が適
切でなくなる虞がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、バースト状に
送信されたディジタル・データのパケットに対応する信
号を受信する必要のある受信機のための利得制御方法を
提案し、この受信機は、アナログ信号をディジタル信号
に変換する前に、受信した信号から取得したアナログ信
号のレベルを調整することを可能にする利得調整手段を
有する。本方法は、各バーストがプレアンブルを有し、
総てのバーストに共通する開始部が特定の2系列の検出
可能なシンボルと共に始まり、そのシンボルは変換手段
の出力において特定のレートで一方の後に他方を生じる
ところのシステムに適用されることを意図する。本発明
の一形態によれる方法は: _ 前記受信機に設定された受信範囲内で与えられた最
弱の信号でさえも考慮することを可能にする、高い待ち
受けレベルに対する利得の事前調整を行い、前記事前調
整部がバーストの受信の後に続いて実行され、新たなバ
ーストのプレアンブル・スタート・シンボルの特定のシー
ケンスを前記受信機によって受信する場合に実行される
利得調整の間に待機し; _ 変換後に取得されるような、前記プレアンブル・スタ
ート・シンボルから決定された信号の電力値に依存する
利得の調整を行い、この調整は、バースト・プレアンブ
ルの開始時に計画的に登場する前記2系列の一部を形成
する少なくとも1つのシンボル・シーケンスに関する新
たなバーストの開始における認定に依存し、認定された
シーケンスを構成するシンボルの後に到来する前記系列
の一部分であるところのシンボルに予定された期間に実
行されるように制御される。
【0006】利得は、前記認定に依存して2つの位相で
調整され、バーストの開始時において、一方はバースト
・プレアンブルの開始時において予定されたシンボルの
2系列の第1のものの中にあり、他方はこれら2つの系
列の第2のものの中に計画的に登場し、 _ 2つのシーケンスの第1のものの認定に依存して、
第1位相は、受信した信号が過剰な電力に起因して打ち
切られるよう判定された場合の打ち切られていない信
号、又は受信した信号が弱いと判定された場合に事前に
選択された予定されたレベル近辺の信号により得られる
レベルに対する利得調整になり; _ 第2位相は、2つのシーケンスの第2のものの認定
に続いて実行され、予定されるバックオフ・レベルまで
の微細な利得調整となる。
【0007】これら2つの位相の各々に対応する調整が
制御され、シーケンスを形成するシンボルの後に到来す
るシンボルに関して予定されるシンボル期間の間に実行
され、前記シーケンスが包含されるシンボルの系列にお
ける調整が行われる。
【0008】また、本発明は、バースト状に伝送された
ディジタル・データのパケットに対応する無線信号のた
めの受信機をも提案し、この受信機には、アナログ信号
をディジタル信号に変換する手段を介してディジタル処
理サブアセンブリに結合された信号を受信するアナログ
・サブアセンブリが設けられる。この受信機は、バース
ト・プレアンブルに対応する信号の出現を検出するため
に利用可能な手段と、受信したバーストの信号に基づい
て、変換手段に供給される信号の電力を変更するため
に、調整可能な利得増幅手段を起動させることの可能な
利得制御手段とを有する。
【0009】本発明の一形態によれば、それは特に、変
換手段の出力において受信機のクロック回路により設定
されたレートで連続的に現れるシンボルを利用する手段
を有する。一方、これらの利用手段は、到来時にバース
ト・プレアンブルを認識するために設けられ、他方、変
換手段の入力に印加される信号の電力を判定するために
設けられる。この判定は、シンボルがバースト・プレア
ンブルの開始時に与えられるものに対応する場合に、変
換手段の出力において連続的に現れる第1シンボルに基
づいて実行される。受信機は、プレアンブル・シンボル
の認定されたシーケンスに関して判定された電力に依存
して、認定されたシーケンスの最後のシンボルに予定さ
れた時間の直後に到来するシンボルに予定された特定の
時間において、増幅手段の調整可能な利得を変更するこ
とを可能にする手段を有する。本発明による受信機の更
なる特徴によれば、変換手段の出力においてバースト・
プレアンブルを認識するために、相関に委ねられるシン
ボルに対応する数値を二乗する演算を実行する電力判定
手段と共に、バースト・プレアンブル開始時の少なくと
も1つの一連の系列のシンボルおよび処理された各系列
の第1シンボルに関する相関を実行する手段を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に言及する図面に関連した説
明により、本発明、その特徴およびその利点が一層明ら
かになるであろう。
【0011】図1に概略的に示される模式的な信号受信
機1は、無線範囲内に位置することが想定されている送
信機(図示せず)によって、バースト状に放出されたデ
ータ・パケットに対応する信号を抽出するために、受信
機により使用されるアンテナ2を有する。受信機に関し
てアンテナ2により拾われた信号は、重要な信号を抽出
することが可能なアナログ手段のサブアセンブリ3に伝
送され、これはアンテナにより拾われた全信号のデータ
・パケットの伝送に利用され、受信機が利用可能な信号
電力の範囲内で、それらの電力レベルを調整する。特
に、サブアセンブリ3は、フィルタ手段4および電力調
整手段5を有し、本実施例では、それぞれ入力フィルタ
および増幅段により示され、その利得は調整されること
が可能である。これらの手段は、アンテナとアナログ信
号をディジタル信号に変換する手段7との間に直列に配
置され、手段7は、受信機のアナログ手段3のサブアセ
ンブリと、受信した有用な信号を使用するためにこの受
信機に設けられたディジタル手段のサブアセンブリ8と
の間のインターフェースを与える。ディジタル手段のサ
ブアセンブリは、特に、パケット・バーストの到来を検
出する手段9、およびその場合に受信した信号の電力を
判定する手段10を有する。また、手段10により提供
された電力情報を利用可能にする処理手段11を有し、
電力調整手段5に影響を及ぼし、変換手段7が、許容す
る電力範囲内の電力信号を受信するようにする。処理手
段11は、既存の手法により、処理論理およびクロック
回路を組み合わせ、これは受信機により受信される信号
に同期するために設けられる。
【0012】本発明によれば、図2に関連して示される
ように、受信機によるデータ・パケット・バーストの受
信時に、自動的に利得を調整する準備がなされる。バー
ストの先頭で送信されるプレアンブルを利用することに
よって、およびそのプレアンブルを受信する間の特定の
時間に、この受信機を形成する電力調整手段5を制御す
ることによって、その調整機能が得られる。本発明によ
る受信機に関する自動利得制御は、受信機のアンテナに
より拾われた信号がバースト状に伝送され、各バースト
がプレアンブルを有し、そのスタートが総てのバースト
に関して同一であることを意味する。ここで想定される
共通のバーストのスタートは、2つの特徴部分Aおよび
Bを有し、それぞれが一連の5つのシンボルより成る。
これらのシンボルは、直交キャリアと呼ばれる少数のキ
ャリアを介して直交変調される基礎的な信号より成る。
【0013】ハイパーラン(Hiperlan)2/I
EEE 802.11規格によるプレアンブルの場合に
は、上記に想定される2つの系列(series)の最
初のものは、1番目および3番目の位置における同一の
シンボルA、および2番目、4番目および5番目の位置
におけるシンボル−Aより成る。同じ例における、後続
の第2系列は、最初の4つの位置における同一のシンボ
ルB、および5番目の位置におけるシンボル−Bより成
る。第3の特徴部分Cは、プレアンブル開始時の2つの
部分AおよびBに続く。これは、本発明による利得制御
方法の目的に使用されないので、ここでは網羅されてい
ない。プレアンブルを形成するシンボルおよびバースト
内で送信されたデータ・パケットは、800ナノ秒の周
期tsにつき16サンプルに対応する1シンボルのレー
トで変換手段7により連続的に供給され、これは、上記
に規定される規格により与えられる条件の下に形成され
及び使用されるプレアンブルの場合である。
【0014】受信機でそのようなプレアンブルを使用す
ることは、このプレアンブルに続くデータ・パケットを
考慮することを可能にし、それは、何らの信号も受信さ
れないレベルから始まる、例えば−20dBおよび−9
0dB間の拡張された電力範囲で、それらの電力が何で
あれバースト信号をピックアップしなければならない無
線ネットワーク受信機の場合には困難である。ディジタ
ル信号形式に変換するための変換手段7に電力調整手段
5を通じて供給される信号は、使用されるためには、例
えば−10dBないし−25dBの一層限定された範囲
内の電力レベルを有する必要がある。バースト・プレア
ンブルを検出する必要があるので、たとえそれらを形成
する信号の電力レベルが許容可能な電力範囲になくて
も、本発明によれば、大きな待ち受け電力レベルに対す
る利得の事前調整の準備がなされ、その電力レベルは、
受信機に設定された受信範囲内で与えられた最弱の信号
でさえも受信機が考慮することを可能にするのに充分な
程度である。この事前調整は初期に、バーストの終端か
ら行われる。そして、利得調整に関する待ち受け状態に
維持され、新たなバーストのプレアンブルの先頭に位置
する一連の第1シンボルを受信する際に実行される。
【0015】新たなバーストのプレアンブルは、受信機
の相関手段を通じて及びこの受信機のクロック回路を利
用して検出される。プレアンブルに関する一実施例で
は、そのスタートは、上記に想定されていたように、5
シンボルの2つの系列と共に始まり、第1の最大自動相
関探索が、5シンボルの第1系列中の最初の一連の4シ
ンボルにより実行され得る。その理由は、受信したシン
ボルが上記に定められるような標準的なプレアンブルの
第1系列のシンボルに与えられるものと、充分に対応し
ているならば、第1シーケンスの最初の3シンボルを同
じ第1シーケンスの最後の3シンボルと乗算すると、近
似的に−1でなければならない最大自動相関値に対応す
るからである。
【0016】受信した第1系列の最後のシンボルは認証
には使用されないので、利得調整を実行するために、電
力レベル判定に依存して、それに対応するシンボル時間
tsを使用し、相関動作で使用されるシンボルを受信す
ることを可能にする。
【0017】好適実施例では、電力判定は、変換手段7
によるディジタル信号の形式で供給されるシンボルに基
づく計算により実行され、この計算は考慮されるシンボ
ルに対応するディジタル値を単に二乗することによる結
果である。
【0018】第1の相関演算が、バーストの終端の後に
新たに受信した一連の4つのシンボルに基づいて、新た
なバーストの第1プレアンブル・シーケンスに対応する
か否かを判定可能にすると間もなく、第1利得調整を実
行する準備がなされ、単に近似的に、第1シーケンスの
第4シンボルに与えられる1シンボルに続くシンボル時
間ts5を利用し、シンボル時間は図2のts1ないし
ts4により参照される。
【0019】バースト開始時に受信されたシンボルに関
して判定された電力レベルが、受信信号が切断される
(truncated)ようになるまで上昇する場合
に、調整手段5が作動し、もう受信信号が切断されない
値になるまで利得を減少させる。そのような調整の例が
図3に示され、これは、3つの縦向きの基準軸上に太線
で示されるように、アンテナ2で拾われた信号の位置す
る範囲が+5dBおよび+35dBの間にあるが、変換
手段7の許容可能な入力範囲は−25dBおよび−10
dBの間にある場合である。この場合において、到来す
るバーストの一部の見込みのある最初の4つの受信シン
ボルからレベル−1の相関を見出すことが可能であった
ならば、第1調整位相の間に利得は−35dBだけ減少
する。上述したように、利得削減制御は、第5シンボル
に関連するシンボル期間ts5の間に実行され、このた
め有効なデータに対応する信号が与えられていない時間
に、電力レベルの変化する危険性は排除され、その理由
は受信機はバーストのデータ・パケットを目下受信して
いるためである。実行される利得調整は、適切な利得レ
ベルに直接的に到達することを可能にするであろうが、
そのレベルに到達することは必須ではなく、第1期間の
ような期間に実行される調整は近似的なものに過ぎな
い。これに対して、バースト開始時に受信したシンボル
に関して決定された電力レベルが低いならば、例えば、
−35および−20dBの範囲内にあるならば、第1の
利得調整が実行され、変換手段7に印加される信号の電
力レベルを、これらの手段に設けられる入力範囲内に移
行させることを可能にする。
【0020】図2の実線で示されている例では、−35
dBないし−20dBの範囲内でアンテナにより受信さ
れた信号は、−25ないし−10dBの入力範囲内に位
置するように増幅される。この範囲は、高電力信号およ
び低電力信号の間の中間的な範囲内の電力を有する信号
のために、減少させることが可能である。これは点線で
示され、レベルが+5dBである信号に関しては−10
dBの利得削減およびレベルが−30dBである信号に
関しては+10dBの利得増加を示す。受信信号の電力
レベルに関し、信号に関するレベルが変換手段7に設け
られた入力範囲内に直接的に移行させることは、常に可
能ではなく、そのような場合には、第2位相が用意さ
れ、第1調整期間の終端で得られた調整内容を更に精密
にすることが可能である。
【0021】本発明によれば、この微調整期間のスター
トは、第2の最大自動相関サーチの成否に依存し、これ
は、新規バーストの開始時に受信される第1系列の5シ
ンボルの後に到来する一連の5シンボル中の最初の4シ
ンボルより成る第2シーケンスにわたって実行される。
受信シンボルが、上記に想定したような標準的なプレア
ンブルの第2系列により提供されるならば、第2シーケ
ンスの最初の3シンボル、すなわちランク(rank)
6ないし8で受信されたシンボルに、この第2シーケン
スの最後の3シンボル、すなわちランク7ないし9で受
信されたシンボルを乗算すると、近似的に+1でなけれ
ばならない最大自動相関値に対応しなければならない。
良好な利得調整を実行するために、標準的なプレアンブ
ルの第2系列の最終シンボルに対応するシンボル期間t
s10を利用することが想定される。この調整は、第2
の相関に利用される第2シーケンスの受信シンボルによ
って、許容される電力レベル判定に依存して実行され
る。上記のように、選択された調整時間は、受信機はバ
ーストのデータ・パケットを目下受信しているので、電
力レベルを変化させてしまう危険性を排除することを可
能にする。
【0022】そして、スケジュール化されたバックオフ
(back off)レベルのような一般に時間で規定
されるような、事前にスケジュール化された電力レベル
に対する正確な調整が可能になり、上述したような微調
整期間の間に変換手段7の入力にて得られる。これは、
近似的な調整期間が、電力レベルの範囲を、変換手段に
設けられる入力範囲に近接して定めることを可能にする
ことによって支援される。図3に示される例では、微調
整期間における目標は、入力範囲の上限、すなわち−1
0dBに対応するところの予定されるバックオフ・レベ
ルに到達することである。
【0023】このような目標は、0ないし−30dBの
範囲内に信号を移行させることを可能にする第1調整の
後に達成する見込みがあり、温度変化、経年変化および
静的利得の変化等に起因する変化に配慮する。実線で図
示されるように、これは−15および+15dBの間の
補正の可能性を包含し、変換手段の入力における電力範
囲を、提示した例における−10dBおよび−15dB
の間に設定することを可能にする。理論的な範囲は波線
で示されており、−10dBに設定される予定されたバ
ックオフ値に到達することを可能にする。図4に示され
るように、実線および波線は、想定される例において、
第1の調整が変更されず、このため弱い信号が変換手段
の入力範囲内にあり、そうでなければ−5および+5d
Bの間の付加的な補正と共に予定されたバックオフ値に
到達可能にすることを示す。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、無線機により送信された信号に関する
受信機の模式的ブロック図を示し、バースト状に伝送さ
れたデータ・パケットを受信するようスケジュール管理
され、本発明の自動利得制御方法を使用するためのもの
である。
【図2】図2は、バースト・プレアンブルらしい一連の
シンボルが始まり、本発明による自動利得制御方法を使
用することによってその連続性を探索するために行われ
る動作が部分的に示されるところの図である。
【図3】図3は、大電力信号を受信する場合に実行され
る利得調整に関する図である。
【図4】図4は、一方が小電力信号を受信する場合に、
および他方が大電力信号と小電力信号の間にある電力の
信号を受信する場合に実行される利得調整に関する図を
示す。
【符号の説明】
1 信号受信機 2 アンテナ 3 アナログ手段のサブアセンブリ 4 フィルタ手段 5 電力調整手段 7 変換手段 8 ディジタル手段のサブアセンブリ 9 到来検出手段 10 電力検出手段 11 処理手段
フロントページの続き (72)発明者 パトリック ロペス フランス国,35450 リブレ・シャンジョ ン,リュ・ピエール・デュ・コロンビエル 30−3 (72)発明者 トーマス シュヴァネンベルガー ドイツ連邦共和国,75126 ケーニヒスフ ェルト,ヴァホルダーヴェーク 2 (72)発明者 サミュエル ギヨワール フランス国,35135 シャントピー,リ ュ・ド・シャンパーニュ 10 Fターム(参考) 5J100 AA02 AA16 FA02 JA01 LA01 SA02 5K004 AA05 AA08 FB06 FH04 JH03 5K061 AA11 BB12 CC52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バースト状に送信されたディジタル・デ
    ータのパケットに対応する信号を受信する受信機(1)
    のための利得制御方法であって、利得調整手段(5)を
    有する前記受信機は、アナログ信号をディジタル信号に
    変換する前に、受信した信号から取得したアナログ信号
    のレベルを調整することが可能であり、各バーストがプ
    レアンブルを有し、総てのバーストに共通する開始部が
    特定の2系列のシンボルを有し、変換の後の特定の時間
    においてシンボルの連続送信のためにクロック・レート
    が用意され、当該方法は: _ 前記受信機に設定された受信範囲内で与えられた最
    弱の信号でさえも考慮することを可能にする、高い待ち
    受けレベルに対する利得の事前調整を行い、前記事前調
    整部がバーストの受信の後に続いて実行され、新たなバ
    ーストのプレアンブル・スタート・シンボルの特定のシー
    ケンスを前記受信機によって受信する場合に実行される
    利得調整の間に待機し; _ 変換後に取得されるような、前記プレアンブル・スタ
    ート・シンボルから決定された信号の電力値に依存する
    利得の調整を行い、この調整は、バースト・プレアンブ
    ルの開始時に計画的に登場する前記2系列の一部を形成
    する少なくとも1つのシンボル・シーケンスに関する新
    たなバーストの開始における認定に依存し、認定された
    シーケンスを構成するシンボルの後に到来する前記系列
    の一部分であるところのシンボルに予定された期間に実
    行されるように制御され; _ 前記利得が、前記認定に依存して2つの位相で調整
    され、バーストの開始時において、一方はバースト・プ
    レアンブルの開始時において予定されたシンボルの2系
    列の第1のものの中にあり、他方はこれら2つの系列の
    第2のものの中に計画的に登場し、 _ 2つのシーケンスの第1のものの認定に依存して、
    第1位相は、受信した信号が過剰な電力に起因して打ち
    切られるよう判定された場合の打ち切られていない信
    号、又は受信した信号が弱いと判定された場合に事前に
    選択された予定されたレベル近辺の信号により得られる
    レベルに対する利得調整になり; _ 第2位相は、2つのシーケンスの第2のものの認定
    に続いて実行され、予定されるバックオフ・レベルまで
    の微細な利得調整となり、 これら2つの位相の各々に対応する調整が制御され、シ
    ーケンスを形成するシンボルの後に到来するシンボルに
    関して予定されるシンボル期間の間に実行され、前記シ
    ーケンスが包含されるシンボルの系列における調整が行
    われることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 利得の近似的な調整が、バースト・プレ
    アンブル中の第1系列の5つの内最初の4シンボルより
    成るシーケンスの第1受信シンボルにおける認定中に実
    行され、微調整が、同一のバースト・プレアンブル中の
    第1系列に続く第2系列の5つの内の4シンボルより成
    るシーケンスの認定中に実行され、近似的な調整は、第
    1系列の最初の5シンボルの最後の期間に実行すること
    が許容され、微調整は、第2系列の5シンボルの最後の
    期間に実行することが許容されることを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ディジタル信号に対応する数値を二乗す
    ることにより、アナログ信号の変換により得られるディ
    ジタル信号から、電力が判定されることを特徴とする請
    求項1又は2の何れか1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 バースト・プレアンブルのシンボルの最
    初の2系列に行われる2つのシーケンスの認定が、各シ
    ーケンスに関する相関によって実行されることを特徴と
    する請求項1ないし3の何れか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 バースト状に伝送されたディジタル・デ
    ータのパケットに対応する無線信号のための受信機であ
    って、受信機には、アナログ信号をディジタル信号に変
    換する手段(7)を介してディジタル処理サブアセンブ
    リ(8)に結合された信号を受信するアナログ・サブア
    センブリ(3)が設けられ、前記受信機は、バースト・
    プレアンブルに対応する信号の出現を検出するために利
    用可能な手段(9)と、受信したバーストの信号に基づ
    いて、変換手段に供給される信号の電力を変更するため
    に、調整可能な利得増幅手段(5)を起動させることの
    可能な利得制御手段(11)とを有し: _ 変換手段の出力において受信機のクロック回路によ
    り設定されたレートで連続的に現れるシンボルを利用す
    る手段(9,10)であって、シンボルがバースト・プ
    レアンブルの開始時に与えられるものに対応する場合
    に、変換手段の出力において連続的に現れる第1シンボ
    ルに基づいて、到来時にバースト・プレアンブルを認識
    し、変換手段(7)の入力に印加される信号の電力を判
    定するところの手段(9,10); _ プレアンブル・シンボルの認定されたシーケンスに関
    して判定された電力に依存して、認定されたシーケンス
    の最後のシンボルに予定された時間の直後に到来するシ
    ンボルに予定された特定の時間において、増幅手段
    (5)の調整可能な利得を変更することを可能にする手
    段(11); _ 変換手段(7)の出力においてバースト・プレアンブ
    ルを認識するために、相関に委ねられるシンボルに対応
    する数値を二乗する演算を実行する電力判定手段(1
    0)と共に、バースト・プレアンブル開始時の少なくと
    も1つの一連の系列のシンボル(A,B)に関する相関
    を実行する手段(9);を有することを特徴とする受信
    機。
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