JP2003188892A - ネットワーク接続装置、その終端装置及び集線装置 - Google Patents

ネットワーク接続装置、その終端装置及び集線装置

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JP2003188892A
JP2003188892A JP2001384045A JP2001384045A JP2003188892A JP 2003188892 A JP2003188892 A JP 2003188892A JP 2001384045 A JP2001384045 A JP 2001384045A JP 2001384045 A JP2001384045 A JP 2001384045A JP 2003188892 A JP2003188892 A JP 2003188892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置がオフしているときに全く利用され
ていない下りパスの有効利用を図る。 【解決手段】 リンク検出回路21が端末装置10との
リンク不確立を検出すると、主信号経路切替回路22
は、リンクダウン信号送出回路23とパターン検出回路
25との間に主信号経路を形成する。また、リンクダウ
ン信号送出回路はリンクダウン信号を出力する。リンク
ダウン信号検出回路33がリンクダウン信号を検出する
と、主信号経路切替回路34は、リンクダウン信号検出
回路33とパターン信号送出回路35との間に主信号経
路を形成する。以上の結果、ネットワークの混雑情報を
示すパターン信号送出回路からのパターン信号は、下り
の主信号経路を通りパターン検出回路に送られ、その結
果が表示装置26に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置をLAN
などのネットワークに接続するためのネットワーク接続
装置に関し、特に、終端装置(MC単体装置)と集線装
置(MC集合装置)との間が光接続されるネットワーク
接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】端末装置を、帯域共有型サービスを提供
するネットワークへ接続するためのネットワーク接続装
置は、端末装置に接続可能な終端装置と、上位回線(ネ
ットワーク)に接続され、終端装置を複数接続すること
が可能な集線装置とからなる。
【0003】終端装置は、例えば、100Mbit−E
ther(規格)に準拠する方式により端末装置に接続
され、光接続方式により集線装置に接続されるMC(Me
diaConverter)単体装置である。
【0004】また、集線装置は、例えば、光接続法式に
より複数の終端装置に接続され、Gbit-Ether
(規格)に準拠する方式により、ネットワーク(または
上位装置)に接続されるMC集合装置である。
【0005】従来のネットワーク接続装置は、端末装置
と終端装置との間にリンクが確立されている場合に、端
末装置から送信される上り信号を、ネットワークへ送出
し、ネットワークからの下り信号を端末装置へ伝送す
る。また、端末装置と終端装置との間のリンクが不確立
の状態では、終端装置が集線装置へリンクダウン信号を
送信している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種のネットワーク
接続装置では、終端装置と集線装置との間の接続は常時
接続状態にある。そして、上りパスについては、端末装
置がオフされたときでもリンクダウン信号の送信に利用
されている。しかしながら、下りパスについては、端末
装置がオフされた状態では、使用されることは全く無
い。
【0007】ところで、帯域共有型サービスでは、ネッ
トワークに接続された端末装置の数によって、そのサー
ビスの質が変化する。即ち、ネットワークに接続された
端末装置の数が増えると通信速度が低下して、サービス
の質が低下する。従って、ユーザは、実際にネットワー
クを利用する前に、その帯域の使用状況(混雑具合)を
知りたいという要求を持っている。それにもかかわら
ず、従来のネットワーク接続装置では、そのような情報
を提供することができないという問題点がある。
【0008】また、従来の終端装置は、ファームウェア
で構成されていたり、PLD(Programmable Logic Dev
ice)を含んでいたりする。従って、終端装置に見つか
った不具合を修正するために、あるいは性能をより向上
させたために、プログラムデータのバージョンアップが
必要となる場合がある。この様な場合、従来の終端装置
では、作業員が各終端装置の設置場所に出向くか、ユー
ザ自身が行なわなければならず、手間と時間を要すると
いう問題点がある。特に、ユーザ自身が行なわなければ
ならない場合には、バージョンアップに途中で失敗した
り、全く実行しない、など不具合を修正できないことが
ある。
【0009】そこで、本発明は、端末装置がオフしてい
るときに全く利用されていない下りパスの有効利用方法
を提供することを目的とする。
【0010】具体的には、本発明は、端末装置と終端装
置との間のリンクが確立していない状態で、ネットワー
クの混雑状況を把握することができるネットワーク接続
装置を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、端末装置で使用されるプ
ログラムデータのバージョンアップを終端装置から行な
うことができるネットワーク接続装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、端末装
置に接続可能な終端装置と、上位回線に接続可能で、か
つ前記終端装置を複数接続することが可能な集線装置と
を備えたネットワーク接続装置において、前記端末装置
と前記終端装置の間のリンクが不確立状態のとき、前記
集線装置から前記終端装置へ所定の信号を送信できるよ
うにしたことを特徴とするネットワーク接続装置が得ら
れる。
【0013】より具体的には、本発明は、前記終端装置
が、前記端末装置に接続可能な第1の入出力端子と、前
記集線装置に接続可能な第2の入出力端子と、前記第1
の入出力端子に接続され、前記リンクの確立を検出する
リンク検出回路と、前記第2の入出力端子と前記リンク
検出回路とに接続され、前記リンク検出回路が前記リン
クの確立を検出していないときに、前記第2入出力端子
へリンクダウン信号を出力するリンクダウン送出回路
と、前記所定の信号を処理する信号処理回路と、前記リ
ンク検出回路に接続されるとともに、前記第1の入出力
端子、前記第2の入出力端子及び前記信号処理回路に接
続され、前記リンク検出回路が前記リンクの確立を検出
しているときは、前記第2の入出力端子を前記第1の入
出力端子へ、前記リンク検出回路が前記リンクの確立を
検出していないときは、前記第2の入出力端子を前記信
号処理回路へ、選択的に接続する第1の切替回路とを備
え、前記集線装置が、前記終端装置に接続可能な複数の
第3の入出力端子と、前記上位回線に接続可能な第4の
入出力端子と、該第4の入出力端子に接続され、前記複
数の第3の入出力端子に入力された信号を多重化して前
記第4の入出力端子へ送出する多重化回路と、前記所定
の信号を発生する信号発生回路と、前記複数の第3の入
出力端子にそれぞれ接続され、前記終端装置からのリン
クダウン信号を検出する複数のリンクダウン検出回路
と、該リンクダウン検出回路、前記複数の第3の入出力
端子、前記多重化回路及び信号発生回路に接続され、前
記リンクダウン検出回路が前記リンクダウン信号を検出
しているときは、当該リンクダウン検出回路に接続され
ている前記第3の入力端子を前記信号発生回路へ、前記
リンクダウン検出回路が前記リンクダウン信号を検出し
ていないときは、当該リンクダウン検出回路に接続され
ている前記第3の入力端子を前記多重化回路へ接続する
第2の切替回路とを備え、前記端末装置と前記終端装置
との間にリンクが確立されているときは、前記第1の入
出力端子と前記第4の入出力端子とを結ぶ信号経路を形
成し、前記端末装置と前記終端装置との間にリンクが確
立されていないときは、前記信号発生回路と前記信号処
理回路との間に信号経路が形成されるようにしたことを
特徴とする。
【0014】また本発明によれば、上位回線に接続され
た集線装置に端末装置を接続するため、前記集線装置と
前記端末装置との間に接続配置される終端装置におい
て、前記端末装置に接続可能な第1の入出力端子と、前
記集線装置に接続可能な第2の入出力端子と、前記第1
の入出力端子に接続され、前記端末装置とのリンクの確
立を検出するリンク検出回路と、前記第2の入出力端子
と前記リンク検出回路とに接続され、前記リンク検出回
路が前記リンクの確立を検出していないときに、前記第
2入出力端子へリンクダウン信号を出力するリンクダウ
ン送出回路と、前記集線装置から送信される所定の信号
を処理する信号処理回路と、前記リンク検出回路に接続
されるとともに、前記第1の入出力端子、前記第2の入
出力端子及び前記信号処理回路に接続され、前記リンク
検出回路が前記リンクの確立を検出しているときは、前
記第2の入出力端子を前記第1の入出力端子へ、前記リ
ンク検出回路が前記リンクの確立を検出していないとき
は、前記第2の入出力端子を前記信号処理回路へ、選択
的に接続する切替回路とを備えていることを特徴とする
終端装置が得られる。
【0015】さらにまた、本発明によれば、上位回線に
接続可能で、かつ端末装置が接続された終端装置を複数
接続することが可能な集線装置において、前記終端装置
に接続可能な複数の第1の入出力端子と、前記上位回線
に接続可能な第2の入出力端子と、該第2の入出力端子
に接続され、前記複数の第1の入出力端子に入力された
信号を多重化して前記第2の入出力端子へ送出する多重
化回路と、所定の信号を発生する信号発生回路と、前記
複数の第1の入出力端子にそれぞれ接続され、前記終端
装置からのリンクダウン信号を検出する複数のリンクダ
ウン検出回路と、該リンクダウン検出回路、前記複数の
第1の入出力端子、前記多重化回路及び信号発生回路に
接続され、前記リンクダウン検出回路が前記リンクダウ
ン信号を検出しているときは、当該リンクダウン検出回
路に接続されている前記第1の入力端子を前記信号発生
回路へ、前記リンクダウン検出回路が前記リンクダウン
信号を検出していないときは、当該リンクダウン検出回
路に接続されている前記第1の入力端子を前記多重化回
路へ接続する切替回路とを備えていることを特徴とする
集線装置が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0017】図1に本発明の第1の実施の形態に係るネ
ットワーク接続装置を示す。図1のネットワーク接続装
置は、端末装置10をネットワーク(図示せず)に接続
するための装置であって、終端装置であるMC(Media
Convetor)単体装置20と、集線装置であるMC集合装
置30とを含む。なお、図1では、各回路間の接続線は
主信号経路のみを示しており、制御に関する信号線につ
いて省略している。
【0018】端末装置10は、パーソナルコンピュータ
などの情報処置装置である。
【0019】MC単体装置20は、端末装置10に1対
1で接続される装置である。そして、このMC単体装置
20は、入出力端子A及びBと、これらの間に接続され
たリンク検出回路21、主信号経路切替回路22、リン
クダウン信号送出回路23及びMC回路24と、主信号
経路切替回路22に接続されたパターン検出回路25
と、パターン検出回路25に接続された表示回路26と
を有している。
【0020】入出力端子Aは、端末装置10に接続され
た端末回線40を接続することができる、例えば100
Mbit-Etherに準拠する端子である。また、入
出力端子Bは、集線装置30に接続可能な光線路50を
接続することができる端子である。
【0021】リンク検出回路21は、入出力端子Aに接
続され、端末装置10との間のリンク確立/切断を制御
するとともに、リンクの確立を常時監視しリンク確立を
示す検出信号を出力する。
【0022】主信号経路切替回路22は、リンク検出回
路21、リンクダウン信号送出回路23及びパターン検
出回路25に接続されている。そして、主信号経路切替
回路22は、リンク検出回路21からリンク確立を示す
検出信号を受けているときは、リンク検出回路21とリ
ンクダウン信号送出回路23との間に主信号経路を形成
する。このとき、リンクダウン信号送出回路23とパタ
ーン検出回路25との間には、主信号経路は形成されな
い。一方、主信号経路切替回路22は、リンク検出回路
21から検出信号を受けていないときは、リンクダウン
信号送出回路23とパターン検出回路25との間に主信
号経路を形成する。このとき、リンク検出回路21とリ
ンクダウン信号送出回路23との間には、主信号経路は
形成されない。このように、主信号経路切替回路22
は、主信号経路を形成するため、リンク検出回路21及
びパターン検出回路25のいずれか一方を、選択的にリ
ンクダウン信号送出回路23に切替接続する。
【0023】リンクダウン信号送出回路23は、主信号
経路切替回路22とMC回路24とに接続されている。
リンクダウン信号送出回路23は、主信号経路切替回路
22を介して(図示しない検出信号経路を介して)リン
ク検出回路21からの検出信号を受けているときは、主
信号経路切替回路22からの主信号をMC回路24へ伝
え、MC回路24からの主信号を主信号経路切替回路2
2へ伝える。リンク検出回路21からの検出信号が受け
られないときは、リンクダウン信号をMC回路24へ出
力する。
【0024】MC回路24は、リンクダウン信号送出回
路23からの主信号又はリンクダウン信号を電気・光変
換し、入出力端子BからMC集合装置30ヘ向けて送出
する。また、MC回路24は、MC集合装置30から送
出され、入出力端子Bに入力された光信号を光・電気変
換してリンクダウン信号送出回路23へ出力する。
【0025】パターン検出回路16は、MC集合装置3
0から送られてきた主信号を監視し、所定のパターン信
号を検出する信号処理回路である。パターン検出回路1
6は、検出したパターン信号に応じて、予め定められた
信号を表示回路26へ出力する。
【0026】表示回路26は、ディスプレイパネル等で
もよいが、ここでは、互いに異なる色の複数の発光素子
が利用できる。表示回路26は、パターン検出回路16
から出力された信号に応じた色の光を発し、ユーザに後
述する特定の情報を伝える。
【0027】一方、MC集合装置30は、複数の端末装
置10をネットワーク(又は上位装置)に接続するため
の装置である。このMC集合装置30は、複数の入出力
端子C及び単一の入出力端子Dと、入出力端子Dに接続
された多重・分離スイッチ回路31と、複数の入出力端
子Cにそれぞれ接続された複数のMC回路32と、MC
32にそれぞれ接続されたリンクダウン信号検出回路3
3と、全リンクダウン信号検出回路35に接続された主
信号経路切替回路34と、パターン信号送出回路35と
を有している。
【0028】入出力端子C群は、MC単体装置20に接
続された光線路50に接続可能な端子である。また、入
出力端子Dは、ネットワークに接続される上位回線60
に接続可能な、例えば、Gbit-Etherに準拠す
る端子である。
【0029】多重・分離スイッチ回路31は、複数のM
C単体装置20からの主信号を多重化し、入出力端子D
を介して上位回線60へ送出する。また、上位回線60
を介して入出力端子Dに入力された主信号を分離する。
さらに、多重・分離スイッチ回路31は、上位回線60
の帯域使用状況(混雑状況)を知るために、主信号切替
回路34からの主信号を監視する。そして、多重・分離
スイッチ回路31は、主信号切替回路からの主信号の出
力状況に応じたパフォーマンス情報を生成し、主信号経
路切替回路34を介して(図示しないパフォーマンス情
報経路を介して)パターン信号送出回路35へ出力す
る。
【0030】MC回路32の各々は、それぞれが接続さ
れた入出力端子Cに各MC単体装置20から供給された
光信号を光・電気変換し、同じくそれぞれが接続された
リンクダウン信号検出回路33へ出力する。また、各M
C回路32は、それぞれが接続されたリンクダウン信号
検出回路33からの主信号又は後述するパターン信号を
電気・光変換して入出力端子Cから、それぞれが接続さ
れたMC単体装置20へ出力する。
【0031】リンクダウン信号検出回路33は、MC回
路32からの主信号を主信号経路切替回路34へ伝送
し、主信号経路切替回路34からの主信号をMC回路3
2へ伝送する。また、リンクダウン信号検出回路33
は、MC回路32からのリンクダウン信号を監視し、リ
ンクダウン信号を検出するとそのことを(図示しないシ
ンクダウン信号経路で)主信号経路切替回路34に通知
する。
【0032】主信号経路切替回路34は、全リンクダウ
ン信号検出回路33のうち、リンクダウン信号検出信号
を出力していないものについては、多重・分離スイッチ
回路31との間に主信号経路を形成する。また、主信号
経路切替回路34は、全リンクダウン信号検出回路33
のうち、リンクダウン信号検出信号を出力しているもの
については、パターン信号送出回路35との間に主信号
経路を形成する。つまり、主信号経路切替回路34は、
複数のリンクダウン信号検出回路33に対し、個別に多
重・分離スイッチ回路31又はパターン信号送出回路3
5を選択的に接続する。
【0033】パターン信号送出回路35は、多重・分離
スイッチ回路31からのパフォーマンス情報に基づい
て、上位回線60の帯域使用状況(リンクダウン信号検
出回路33からの入力状況)を表す所定のパターン信号
を連続的に発生する。
【0034】次に、図1のネットワーク接続装置の動作
について説明する。なお、以下の説明では、図示された
1個の情報端末に関係する部分の動作のみを説明する。
【0035】まず、端末回線40で互いに接続された端
末装置10とMC単体装置20との間にリンクが確立さ
れ、これらの間でのデータ通信が可能な状態にある場合
について説明する。
【0036】この場合、MC単体装置20のリンク検出
回路21が、リンク確立を検出し、それを示すリンク確
立検出信号が、主信号経路切替回路22及びリンクダウ
ン信号送出回路23に供給される。
【0037】主信号経路切替回路22は、リンク確立検
出信号を受けている間、リンク検出回路21とリンクダ
ウン信号送出回路23回路との間に主信号経路を形成す
る。また、リンクダウン信号送出回路23は、リンク確
立検出信号を受けている間、主信号経路切替回路22と
MC回路24との間の信号のやり取りを仲介し、リンク
ダウン信号を送出することはない。
【0038】以上の結果、MC単体装置では、端末装置
10からの電気データ信号は、リンク検出回路21、主
信号経路切替回路22、及びリンクダウン信号送出回路
23を介してMC回路24に供給される。
【0039】MC回路24は、リンクダウン信号送出回
路23からの電気データ信号を光データ信号に変換(メ
ディア変換)し、MC集合装置30ヘ向けて、入出力端
子Bから光線路50へと送出される。
【0040】MC集合装置30では、入出力端子Cに入
力された光データ信号が、MC回路32に供給される。
そして、MC回路32は、入出力端子Cからの光データ
信号を電気データ信号に変換し、リンクダウン信号検出
回路33へ出力する。
【0041】リンクダウン信号検出回路33は、MC回
路32からの電気データ信号がリンクダウン信号ではな
いので、リンクダウン信号を出力することなく、入力さ
れた電気データ信号をそのまま主信号経路切替回路34
へ出力する。
【0042】主信号経路切替回路34は、リンクダウン
信号検出回路33からリンクダウン検出信号が入力され
ていないので(RLDN(:Remote Link DowN)状態と
いう)、リンクダウン信号検出回路33からの電気デー
タ信号を、多重・分離スイッチ回路31へ供給する。
【0043】多重・分離スイッチ回路31は、主信号経
路切替回路34からの電気データ信号を入出力端子Dよ
り上位回線60へと送出する。このとき、複数のリンク
ダウン信号検出回路33から電気データ信号が主信号経
路切替回路34を介して多重・分離スイッチ回路31に
供給されている場合には、上位回線の帯域を共有すべ
く、それらの電気データ信号を多重化(スイッチング処
理)して上位回線60へと出力する。また、多重・分離
スイッチ回路31は、主信号経路切替回路34からの電
気データ信号の出力状況を監視して、パターン信号送出
回路35にパフォーマンス情報を通知する。
【0044】上位回線60を介して入出力端子Dに入力
された多重化信号は、多重・分離スイッチ回路で分離さ
れ、上述した主信号の経路とは逆の経路を辿って、端末
装置10へと送られる。
【0045】以上のようにして、端末装置10とMC単
体装置20との間にリンクが確立している場合には、端
末装置から送信されたデータ信号が上位回線60に接続
されたネットワークへ送出される。また、この場合、単
体装置10は、ネットワークからのデータ信号を受信す
ることができる。
【0046】次に、端末装置10の電源がオフし、ある
いは端末回線40が入出力端子Aから切離されて、端末
装置10とMC単体装置20との間のリンクが不確立状
態になり、これらの間でのデータ通信が不可能となった
場合について説明する。
【0047】この場合、リンク検出回路21は、リンク
不確立を検出し、主信号経路切替回路22及びリンクダ
ウン信号送出回路23に通知する。
【0048】主信号経路切替回路22は、リンク検出回
路21からのリンク不確立検出通知を受けると、リンク
検出回路21とリンクダウン信号送出回路23との間に
形成されていた主信号経路を、リンクダウン信号送出回
路23とパターン検出回路25の間の主信号経路に切り
替える。また、リンクダウン信号送出回路23は、リン
ク不確立検出通知を受けると、リンクダウン信号を生成
し、MC回路24へ主信号として出力する。
【0049】MC回路24は、リンクダウン信号送出回
路23からのリンクダウン信号を光リンクダウン信号に
変換し、入出力端子Bから光線路50を介してMC集合
装置へと送信する。
【0050】MC集合装置30では、MC回路32が光
リンクダウン信号を光・電気変換し、リンクダウン信号
検出回路33へ出力する。
【0051】リンクダウン信号検出回路33は、MC回
路32からの信号がリンクダウン信号であることを検出
すると、そのことを(主信号経路とは異なる図示しない
経路で)主信号経路切替回路34に通知する。
【0052】主信号経路切替回路34は、リンクダウン
信号検出回路33からリンクダウン信号を受けると、リ
ンクダウン信号検出回路33と多重・分離スイッチ回路
31との間に形成されていた主信号経路を、リンクダウ
ン信号検出回路33とパターン信号送出回路35との間
の主信号経路に切り替える。
【0053】パターン信号送出回路35は、多重・分離
スイッチ回路31からのパフォーマンス情報に基づき、
上位回線60の帯域の使用状況を表すパターン信号を発
生する。例えば、上位回線60の帯域使用状況をハード
/ビジー/レディの3段階で表す場合には、これらを表
すパターンのうちの1つを選択的に出力する。なお、パ
ターン信号送出回路35は、主信号経路切替回路34の
切替状態に無関係に、常時(所定の周期で繰り返し)パ
ターン信号を発生する。
【0054】パターン信号送出回路35から出力された
パターン信号は、主信号経路切替回路34が、パターン
信号送出回路35とリンクダウン信号検出回路33との
間に主信号経路を形成している場合に、リンクダウン信
号検出回路33及びMC回路32を介して、入出力端子
Cへ伝送され、そこからMC単体装置10へ向けて送出
される。
【0055】MC単体装置20では、主信号経路切替回
路22が、リンクダウン送出回路23とパターン検出回
路25との間に主信号経路を形成しているので、MC集
合装置30からのパターン信号は、MC回路24、リン
クダウン信号送出回路23及び主信号経路切替回路22
を介して、パターン検出回路25に供給される。
【0056】パターン検出回路25は、入力されたパタ
ーン信号を識別して、その種類に応じた信号を表示回路
26へ出力する。その結果、表示回路26は、例えば、
上位回線60の使用状況がハードの場合は赤色、ビジー
の場合は黄色、レディの場合は青色といった表示を行な
う。
【0057】以上のようにして、端末装置10とMC単
体装置のとの間にリンクが確立されていないときには、
パターン信号送出回路からのパターン信号がMC単体装
置20に供給される。そして、ユーザは、表示回路26
の表示内容から、上位回線60の帯域使用状態を知るこ
とができる。
【0058】この後、情報端末20の電源がオンされ、
あるいは、入出力端子Aに端末回線40が接続され、情
報端末20からデータ通信開始の要求があると、情報端
末10とリンク検出回路21との間でリンクが確立さ
れ、リンク検出回路21は、再びリンク確立検出信号を
出力する。その結果、主信号経路切替回路22は、主信
号経路をリンク検出回路21とリンクダウン信号送出回
路23とを接続する経路に戻す。また、リンクダウン信
号送出回路23は、リンクダウン信号の送出を停止す
る。また、MC集合装置30では、リンクダウン信号を
受けられなくなったことで、RLDNの復旧が検出さ
れ、主信号経路切替回路34は、主信号経路をリンクダ
ウン信号検出回路33と多重・分割スイッチ回路31と
を接続する経路に戻す。このようにして、単体装置10
の電源がオンされ、又はMC単体装置に接続された場合
には、単体装置10とネットワークとが互いに接続され
た状態に速やかに戻り、相互通信が可能になる。
【0059】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態に係るネットワーク接続装置について詳細に説
明する。なお、ここでは、第1の実施の形態に係るネッ
トワーク接続装置と同一のものには同一の参照番号を付
し、その説明を省略する。
【0060】図2のネットワーク接続装置のMC集合装
置30は、図1の構成に加え、パターン信号送出回路3
5に接続されたバージョンアップデータ送信回路36を
有している。このバージョンアップデータ送信回路36
は、パターン信号送出回路35とともに所定の信号を発
生する信号発生回路を構成する。バージョンアップデー
タ送信回路36は、MC単体装置10の一部を構成する
ファームウエアのプログラムをバージョンアップするた
めのデータ、あるいはPLD用のプログラムをバージョ
ンアップするためのデータを出力する。バージョンアッ
プデータ送信回路36は、バージョンアップデータを後
述するバージョンアップ処理回路へ確実に送信するため
のプロトコルに従い、バージョンアップデータの送信を
行なう。
【0061】また、図2のネットワーク接続装置のMC
単体装置20は、図1の構成に加え、パターン検出回路
25に接続されたバージョンアップ処理回路27を有し
ている。このバージョンアップ処理回路27は、パター
ン検出回路26とともに信号処理回路を構成し、MC集
合装置30から送られてくるバージョンアップデータを
確実に受信するためのプロトコルに従って、バージョン
アップデータを受信する。バージョンアップ処理回路2
7は、受信したバージョンアップデータを用いて、MC
単体装置20の一部を構成するファームウエアまたはP
LDのプログラムを書き換える。
【0062】次に、図2のネットワーク接続装置の動作
について説明する。
【0063】リンク検出装置21が、端末装置10とM
C単体装置20との間のリンクの確立を検出していると
きは、このネットワーク接続装置は、上述した第1の実
施の形態に係るネットワーク接続装置と同じように動作
する。
【0064】端末装置10の電源がオフ、あるいは、端
末装置10が入出力端子から切離され、端末装置10と
MC単体装置20との間のリンクが不確立の場合は、バ
ージョンアップデータ送信回路36、パターン信号送出
回路35、パターン検出回路25及びバージョンアップ
処理回路27の動作を除き、このネットワーク接続装置
は、上述した第1の実施の形態に係るネットワーク接続
装置と同じように動作する。また、本実施の形態による
ネットワーク装置では、多重・分離スイッチ回路31
が、パフォーマンス情報を出力する必要が無い。
【0065】以下、端末装置10とMC単体装置20と
の間のリンクが不確立の状態における、バージョンアッ
プデータ送信回路36、パターン信号送出回路35、パ
ターン検出回路25及びバージョンアップ処理回路27
の動作について説明する。
【0066】まず、パターン信号送出回路35は、ネッ
トワーク管理者からの指示に従い、バージョンアップの
開始を通知する特定パターン信号を出力する。この特定
パターン信号には、バージョン情報が含まれる。続い
て、パターン信号送出回路35は、バージョンアップデ
ータ送信回路36と主信号経路切替回路34との間に主
信号経路を形成する。
【0067】バージョンアップデータ送信回路36は、
通常、MC単体装置20からのバージョンアップ準備完
了信号の受信待ち状態にあり、バージョンアップデータ
受信準備完了信号を受信するまでは何もしない。
【0068】パターン検出回路25は、パターン信号送
出回路35から出力された特定パターン信号を受信する
と、その特定パターンに含まれるバージョン情報をバー
ジョンアップ処理回路27に通知する。また、パターン
検出回路25は、バージョンアップ処理回路27と主信
号経路切替回路22との間に主信号経路を形成する。
【0069】バージョンアップ処理回路27は、受け取
ったバージョン情報が、現在のMC単体装置に使用され
ているプログラム等のバージョンよりも新しい場合に、
バージョンアップデータ受信準備完了信号を主信号とし
て出力する。また、バージョンアップ処理回路27は、
バージョンアップデータ受信待機状態に移行し、そのこ
とをパターン検出回路25に通知する。受け取ったバー
ジョン情報が、現在のMC単体装置に使用されているプ
ログラム等のバージョンと同じ場合は、バージョンアッ
プ処理回路27は、何もしない。
【0070】パターン検出回路25は、バージョンアッ
プ処理回路27からバージョンアップデータ受信待機状
態に移行したことを通知されると、表示回路26の例え
ば赤色発光素子を点灯させ、ユーザにMC単体装置のバ
ージョンアップが実行されていることを知らせる。
【0071】バージョンアップ処理回路27から出力さ
れたバージョンアップデータ受信準備完了信号は、パタ
ーン検出回路25、主信号経路切替回路22、リンクダ
ウン信号送出回路23、及びMC回路24を介して、M
C集合装置30へと送出される。このとき、リンクダウ
ン信号送出回路23は、連続的に送信するリンクダウン
信号と次のリングダウン信号との間にバージョンアップ
データ受信準備完了信号を位置させるように送信を行な
う。
【0072】MC集合装置30のリンクダウン信号検出
回路33は、リンクダウン信号の検出を行ない、リンク
ダウン信号以外の信号(ここでは、バージョンアップデ
ータ受信準備完了信号)を受信すると、その信号を主信
号として主信号経路切替回路34へ出力する。主信号と
して、主信号経路切替回路34へ出力されたバージョン
アップデータ準備完了信号は、パターン信号送出回路3
5を介してバージョンアップデータ送信回路36へ供給
される。
【0073】MC単体装置20からのバージョンアップ
データ受信準備完了信号を受信したバージョンアップデ
ータ送信回路36は、所定のプロトコルに従って、バー
ジョンアップデータの送信を開始する。ここで、MC単
体装置20からのバージョンアップデータ受信準備完了
信号には、その信号を出力したMC単体装置20を特定
するための情報が含まれており、バージョンアップデー
タが、その特定されたMC端末20でのみ受信されるよ
うに、所定のプロトコルは規定されている。
【0074】MC単体装置10のバージョンアップ処理
回路27は、所定のプロトコルに従って、MC集合装置
30からのバージョンアップデータを受信し、全てのデ
ータを受信したことを確認した後、バージョンアップデ
ータ受信完了信号をMC集合装置30へ向けて出力す
る。
【0075】バージョンアップデータ受信完了信号は、
バージョンアップデータ受信準備完了信号と同様、リン
クダウン信号の合間に挿入されてMC集合装置30へと
送られ、リンクダウン信号検出回路33から、主信号経
路切替回路34へと出力されて、パターン信号送出回路
35を介してバージョンアップデータ送信回路36へ供
給される。
【0076】バージョンアップデータ送信回路36は、
バージョンアップデータ受信完了信号を受信したなら
ば、そのことをパターン検出回路25に通知する。
【0077】また、バージョンアップ処理回路27は、
バージョンアップデータ受信完了信号を出力した後、受
信したバージョンアップデータを用いて、MC単体装置
10のファームウェアあるいはPLDのプログラムを更
新(バージョンアップ)する。バージョンアップ終了
後、バージョンアップ処理回路27は、処理の終了をパ
ターン検出回路25に通知する。
【0078】バージョンアップ処理終了信号もまた、バ
ージョンアップデータ受信準備完了信号やバージョンア
ップデータ受信完了信号と同様、リンクダウン信号の合
間に挿入されてMC集合装置30へと送られる。そし
て、バージョンアップ処理終了信号は、リンクダウン信
号検出回路33から、主信号経路切替回路34へと出力
されて、パターン信号送出回路35に送られる。
【0079】また、パターン検出回路25は、バージョ
ンアップ処理の終了通知を受けて、表示回路26の赤色
表示を停止する。
【0080】パターン信号送出回路35は、バージョン
アップデータ送信回路36からバージョンアップ受信完
了信号を受信したとの通知を受け、かつ、MC端末装置
20からのバージョンアップ処理終了通知を受けると、
バージョンアップデータ送信回路36と主信号経路切替
回路34との間の主信号経路を切離す。また、所定時間
が経過しても、バージョンアップデータ送信回路36か
らのバージョンアップ受信完了信号を受信したとの通知
が無い場合や、MC端末装置20からのバージョンアッ
プ処理終了通知が無い場合など、何らかの原因によりバ
ージョンアップ処理を正常に終えることができなかった
と判断した場合にも、バージョンアップデータ送信回路
36と主信号経路切替回路34との間の主信号経路を切
離す。バージョンアップ処理を正常に終えることができ
なかったと判断した場合には、さらに、MC単体装置2
0に対して、バーションアップ処理の中止を知らせる特
定パターン信号を送出する。
【0081】バージョンアップ処理の中止を知らせる特
定パターン信号を受け取ったMC単体装置20では、パ
ターン検出回路25がその特定パターンを検出して、バ
ージョンアップ処理回路27に対して、処理の中止を要
請する。また、パターン検出回路25は、バージョンア
ップ処理回路27と主信号経路切替回路22との間の主
信号経路を切離す。
【0082】バージョンアップ処理回路27は、パター
ン検出回路25からの処理中止要請を受けて、MC単体
装置20のファームウェアやPDLのプログラムをバー
ジョンアップ処理を開始する前の状態に戻し、受信した
バージョンアップデータを破棄する。
【0083】以上のようにして、本実施の形態によるネ
ットワーク接続装置によれば、ユーザーあるいは派遣作
業員の作業を必要とすることなく、MC単体装置10に
使用されるプログラムのバージョンアップをMC集合装
置側から遠隔実施することができる。
【0084】なお、上記実施の形態では、複数のMC単
体装置に対して個別にバージョンアップデータを送信す
る場合について説明したが、複数のMC単体装置に一括
して送るようにすることも可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明の第一の効果は、端末装置と終端
装置との間にリンクが確立していない状態でも、常時接
続され続けている終端装置と集線装置との間の光回線を
有効活用できることである。
【0086】その理由は、主信号経路を、ネットワーク
又は集線装置の状態を知らせるための情報伝達に利用す
るようにしたからである。
【0087】また、本発明の第二の効果は、端末装置の
電源をオンする前や、終端装置への接続前に、上位回線
の帯域使用率などのネットワークパフォーマンスをユー
ザが把握することができることである。
【0088】その理由は、集線装置においてパフォーマ
ンス情報を生成し、端末装置との間にリンクが確立して
いない終端装置に送るようにしたからである。
【0089】さらに、本発明の第三の効果は、人手によ
らず集線装置から複数の終端装置を遠隔操作できること
である。
【0090】その理由は、集線装置から複数の終端装置
へ特定の動作を実行させるための情報を送信できるよう
にしたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
接続装置のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク
接続装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 端末装置 20 MC単体装置 21 リンク検出回路 22 主信号経路切替回路 23 リンクダウン信号送出回路 24 MC回路 25 パターン検出回路 26 表示回路 27 バージョンアップ処理回路 30 MC集合装置 31 多重・分離回路 32 MC回路 33 リンクダウン信号検出回路 34 主信号経路切替回路 35 パターン信号送出回路 36 バージョンアップデータ送信回路 40 端末回線 50 光線路 60 上位回線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置に接続可能な終端装置と、上位
    回線に接続可能で、かつ前記終端装置を複数接続するこ
    とが可能な集線装置とを備えたネットワーク接続装置に
    おいて、 前記端末装置と前記終端装置の間のリンクが不確立状態
    のとき、前記集線装置から前記終端装置へ所定の信号を
    送信できるようにしたことを特徴とするネットワーク接
    続装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の信号が、前記上位回線の使用
    状況を示す信号であることを特徴とする請求項1に記載
    のネットワーク接続装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の信号が、前記終端装置の動作
    を規定するプログラムをバージョンパップするための信
    号であることを特徴とする請求項1に記載のネットワー
    ク接続装置。
  4. 【請求項4】 前記終端装置が、 前記端末装置に接続可能な第1の入出力端子と、 前記集線装置に接続可能な第2の入出力端子と、 前記第1の入出力端子に接続され、前記リンクの確立を
    検出するリンク検出回路と、 前記第2の入出力端子と前記リンク検出回路とに接続さ
    れ、前記リンク検出回路が前記リンクの確立を検出して
    いないときに、前記第2入出力端子へリンクダウン信号
    を出力するリンクダウン送出回路と、 前記所定の信号を処理する信号処理回路と、 前記リンク検出回路に接続されるとともに、前記第1の
    入出力端子、前記第2の入出力端子及び前記信号処理回
    路に接続され、前記リンク検出回路が前記リンクの確立
    を検出しているときは、前記第2の入出力端子を前記第
    1の入出力端子へ、前記リンク検出回路が前記リンクの
    確立を検出していないときは、前記第2の入出力端子を
    前記信号処理回路へ、選択的に接続する第1の切替回路
    と、を備え、 前記集線装置が、 前記終端装置に接続可能な複数の第3の入出力端子と、 前記上位回線に接続可能な第4の入出力端子と、 該第4の入出力端子に接続され、前記複数の第3の入出
    力端子に入力された信号を多重化して前記第4の入出力
    端子へ送出する多重化回路と、 前記所定の信号を発生する信号発生回路と、 前記複数の第3の入出力端子にそれぞれ接続され、前記
    終端装置からのリンクダウン信号を検出する複数のリン
    クダウン検出回路と、 該リンクダウン検出回路、前記複数の第3の入出力端
    子、前記多重化回路及び信号発生回路に接続され、前記
    リンクダウン検出回路が前記リンクダウン信号を検出し
    ているときは、当該リンクダウン検出回路に接続されて
    いる前記第3の入力端子を前記信号発生回路へ、前記リ
    ンクダウン検出回路が前記リンクダウン信号を検出して
    いないときは、当該リンクダウン検出回路に接続されて
    いる前記第3の入力端子を前記多重化回路へ接続する第
    2の切替回路と、を備え、 前記端末装置と前記終端装置との間にリンクが確立され
    ているときは、前記第1の入出力端子と前記第4の入出
    力端子とを結ぶ信号経路を形成し、前記端末装置と前記
    終端装置との間にリンクが確立されていないときは、前
    記信号発生回路と前記信号処理回路との間に信号経路が
    形成されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか一に記載のネットワーク接続装置。
  5. 【請求項5】 前記終端装置が、さらに前記第2の端子
    に接続された電気/光変換回路を有し、かつ前記集線装
    置が、さらに前記複数の第3の端子にそれぞれ接続され
    た複数の電気/光変換回路を有し、前記終端装置と前記
    集線装置との間が光線路で接続されることを特徴とする
    請求項4に記載のネットワーク接続装置。
  6. 【請求項6】 上位回線に接続された集線装置に端末装
    置を接続するため、前記集線装置と前記端末装置との間
    に接続配置される終端装置において、 前記端末装置に接続可能な第1の入出力端子と、 前記集線装置に接続可能な第2の入出力端子と、 前記第1の入出力端子に接続され、前記端末装置とのリ
    ンクの確立を検出するリンク検出回路と、 前記第2の入出力端子と前記リンク検出回路とに接続さ
    れ、前記リンク検出回路が前記リンクの確立を検出して
    いないときに、前記第2入出力端子へリンクダウン信号
    を出力するリンクダウン送出回路と、 前記集線装置から送信される所定の信号を処理する信号
    処理回路と、 前記リンク検出回路に接続されるとともに、前記第1の
    入出力端子、前記第2の入出力端子及び前記信号処理回
    路に接続され、前記リンク検出回路が前記リンクの確立
    を検出しているときは、前記第2の入出力端子を前記第
    1の入出力端子へ、前記リンク検出回路が前記リンクの
    確立を検出していないときは、前記第2の入出力端子を
    前記信号処理回路へ、選択的に接続する切替回路と、を
    備えていることを特徴とする終端装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の端子に接続された電気/光変
    換回路をさらに有し、前記集線装置との間を光線路で接
    続できるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の
    終端装置。
  8. 【請求項8】 上位回線に接続可能で、かつ端末装置が
    接続された終端装置を複数接続することが可能な集線装
    置において、 前記終端装置に接続可能な複数の第1の入出力端子と、 前記上位回線に接続可能な第2の入出力端子と、 該第2の入出力端子に接続され、前記複数の第1の入出
    力端子に入力された信号を多重化して前記第2の入出力
    端子へ送出する多重化回路と、 所定の信号を発生する信号発生回路と、 前記複数の第1の入出力端子にそれぞれ接続され、前記
    終端装置からのリンクダウン信号を検出する複数のリン
    クダウン検出回路と、 該リンクダウン検出回路、前記複数の第1の入出力端
    子、前記多重化回路及び信号発生回路に接続され、前記
    リンクダウン検出回路が前記リンクダウン信号を検出し
    ているときは、当該リンクダウン検出回路に接続されて
    いる前記第1の入力端子を前記信号発生回路へ、前記リ
    ンクダウン検出回路が前記リンクダウン信号を検出して
    いないときは、当該リンクダウン検出回路に接続されて
    いる前記第1の入力端子を前記多重化回路へ接続する切
    替回路と、を備えていることを特徴とする集線装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の端子に接続された電気/光変
    換回路をさらに有し、前記終端装置との間を光線路で接
    続できるようにしたことを特徴とする請求項8に記載の
    終端装置。
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