JP2007241780A - 宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置 - Google Patents
宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007241780A JP2007241780A JP2006065043A JP2006065043A JP2007241780A JP 2007241780 A JP2007241780 A JP 2007241780A JP 2006065043 A JP2006065043 A JP 2006065043A JP 2006065043 A JP2006065043 A JP 2006065043A JP 2007241780 A JP2007241780 A JP 2007241780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- download
- communication device
- home communication
- firmware
- file
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置に関し、人の手を介さずに簡単な操作で宅内通信装置のファームウェアのアップグレードを自動的に行う。
【解決手段】宅内通信装置と局側通信装置とが加入者線を介して接続された通信システムにおいて、宅内通信装置と局側通信装置との接続状態を監視し(1−1)、宅内通信装置が接続状態に移行したとき、局側通信装置のファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数を比較し(1−3)、ダウンロード対象ファームウェアのファイルの方が、宅内通信装置から読み出した版数より大きいと判定されたときに、ファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルを前記宅内通信装置へダウンロードし(1−4〜1−7)、宅内通信装置のファームウェアを書き換える。
【選択図】 図1
【解決手段】宅内通信装置と局側通信装置とが加入者線を介して接続された通信システムにおいて、宅内通信装置と局側通信装置との接続状態を監視し(1−1)、宅内通信装置が接続状態に移行したとき、局側通信装置のファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数を比較し(1−3)、ダウンロード対象ファームウェアのファイルの方が、宅内通信装置から読み出した版数より大きいと判定されたときに、ファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルを前記宅内通信装置へダウンロードし(1−4〜1−7)、宅内通信装置のファームウェアを書き換える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置に関し、局舎などに設置される局側通信装置と加入者宅に設置される宅内通信装置とが加入者線を介して接続された通信システムにおいて、宅内通信装置のファームウェアを人の手を介さずに自動的にアップグレードするための方法及び該アップグレードを実行する局側通信装置に関する。
図3に本発明が適用される通信システムのネットワーク構成を示す。同図において、3−1はユーザが利用するパーソナルコンピュータや電話端末等のユーザ通信機器である。また、3−2はユーザ宅内に設置されるxDSL(x Digital Subscriber Line)モデムやONU(Optical Network Unit)等、宅内のユーザ通信機器3−1を加入者線に接続するための宅内通信装置である。
3−3は局側に設置され、加入者線を介して宅内通信装置3−2と接続される局側通信装置で、各加入者線対応のインタフェース部と各加入者線に共通の共通部とを備え、加入者線で送受される主信号を、インターネット等の上位ネットワーク3−4との間で中継する局側通信装置である。
局側通信装置3−3は、監視ネットワーク3−5を介して監視制御装置3−6及び監視装置3−7に接続され、監視制御装置3−6及び監視装置3−7は、監視ネットワーク3−5及び局側通信装置3−3を通して、宅内通信装置3−2や加入者線等の監視、制御、管理、保守等を行う。
図4に宅内通信装置3−2と局側通信装置3−3との接続構成例を示す。同図に示すように、局側通信装置3−3は複数の加入者線インタフェース部及び一つの共通部を備え、各加入者線インタフェース部はそれぞれ1本の加入者線を収容し、各加入者線には分岐装置4−1を介して複数の宅内通信装置3−2が接続される。局側通信装置3−3の加入者線インタフェース部の上位側はインターネット等の上位ネットワークに接続され、また、局側通信装置3−3の共通部には監視ネットワークに接続される。
図5に宅内通信装置3−2及び局側通信装置3−3のファームウェアの構成例を示す。同図に示すように、局側通信装置3−3内の共通部3−31には、加入者線インタフェース部の監視制御及び宅内通信装置の監視制御を行う共通部用ファームウェアとファイル保存エリアとを備え、局側通信装置3−3内の加入者線インタフェース部3−32には、共通部とのデータ送受信、宅内通信装置とのデータの送受信を行う加入者線インタフェース部用ファームウェアを備え、宅内通信装置3−2には、加入者線インタフェース部とのデータ送受信を行う宅内装置用ファームウェアを備えている。
宅内通信装置3−2と局側通信装置3−3とが加入者線を介して接続された通信システムにおいて、宅内通信装置3−2のファームウェアをアップグレードのために入れ換える場合、宅内通信装置3−2にメンテナンス処理機能を付加し、ユーザ通信機器3−1から直接、宅内通信装置3−2にアクセスし、局側通信装置3−3からファームウェアファイルのダウンロードを行う第1の手法と、監視ネットワーク3−5側から局側通信装置3−3の共通部又は加入者線インタフェース部にアクセスし、宅内通信装置3−2へのファームウェアファイルのダウンロードを局側通信装置3−3に命令し、局側通信装置3−3が該命令に従って宅内通信装置3−2へファームウェアファイルをダウンロードする第2の手法の二種類が存在する。
本発明に関連する先行技術文献として、ファームウェア配信装置の記憶手段に記憶された各ファームウェアのバージョンの少なくとも一部を電子機器に対して通信ネットワークを介して通知し、そして電子機器は、通知されたバージョンのうちに自己が有しているファームウェアのバージョンよりも新しいものがある場合に、そのファームウェアのダウンロードをファームウェア配信装置に対して要求し、これに応じてファームウェア配信装置から電子機器へとファームウェアをダウンロードするファームウェアアップデートシステムについて下記の特許文献1に記載されている。
特開2003−5991号公報
前述の宅内通信装置3−2にユーザ通信機器3−1から直接アクセスし、宅内通信装置3−2へファームウェアをダウンロードする第1の手法、又は監視ネットワーク3−5側から局側通信装置3−3の共通部或いは加入者線インタフェース部にアクセスし、ファームウェアのダウンロードを指令する第2の手法の何れにおいても、宅内通信装置3−2と局側通信装置3−3の加入者線インタフェース部とが接続された状態でない場合は実行不可能であり、また、宅内通信装置3−2及び局側通信装置3−3の両者がダウンロード実行可能な状態でなければならず、また、ダウンロードを人手を介して行わなければならなかった。
特に第2の手法の場合、宅内通信装置3−2の電源スイッチがオフ状態になっている場合や、宅内通信装置3−2から加入者線の接続端子が取り外されている場合などは、宅内通信装置3−2と局側通信装置3−3の加入者線インタフェース部とがいつ接続状態となるのかは予測不能であり、宅内通信装置3−2が接続状態となるのを常時監視して待機しなければならず、アップグレードのために24時間監視機能が必要となってしまう。
本発明は、人の手を介さずに宅内通信装置3−2のファームウェアのアップグレードを行うことができ、かつ、宅内通信装置3−2と局側通信装置3−3とが接続状態となるのを常時監視して待機する等、アップグレードのための特別な命令を与えたりすることなく、簡単な操作で自動的にアップグレードを行うことができる宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置を提供することを目的とする。
本発明の宅内通信装置のアップグレード方法は、(1)宅内通信装置と局側通信装置とが加入者線を介して接続された通信システムにおける宅内通信装置のファームウェアのアップグレード方法において、宅内通信装置と局側通信装置との接続状態を監視するステップと、前記監視により、宅内通信装置が接続状態に移行したことを検知したとき、局側通信装置のファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数を比較するステップと、前記比較により、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルの方が、宅内通信装置から読み出した版数より大きいと判定されたときに、前記ファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルを前記宅内通信装置へダウンロードして前記宅内通信装置のファームウェアを書き換えるステップと、を含むことを特徴とする。
また、(2)前記ファイル保存エリアにダウンロード対象ファームウェアのファイルが格納されているか否かを確認するステップを含み、該ダウンロード対象ファームウェアのファイルがファイル保存エリアに格納されているときにのみ、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルのダウンロードの実行を開始することを特徴とする。
また、(3)前記ダウンロードの実行の際に、該ダウンロードが実行可能か否かを判定するステップと、該ダウンロードの実行を直ちに行うことができない場合に、ダウンロード待ちキューにダウンロード処理対象の宅内通信装置を登録設定し、該ダウンロード処理を待ち合わせるステップと、を含むことを特徴とする。
また、(4)前記ダウンロード待ちキューに宅内通信装置の登録が存在するとき、該宅内通信装置へのダウンロードが実施可能であるか否かを調べ、ダウンロードが実施可能状態であれば、該宅内通信装置に対するダウンロードを実行するとともに、当該ダウンロードの登録設定をダウンロード待ちキューから削除するステップを含むことを特徴とする。
また、(5)前記ダウンロードの実行が失敗したときは、前記宅内通信装置へのダウンロード処理を終了し、かつ、該宅内通信装置を主信号疎通状態にするステップと、次のダウンロード待ちキューに登録されている宅内通信装置へのダウンロードを実施するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の局側通信装置は、(6)宅内通信装置と加入者線を介して接続された局側通信装置において、前記宅内通信装置との接続状態を監視する監視手段と、前記監視手段により、宅内通信装置が接続状態に移行したことを検知したとき、自装置のファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数を比較する比較手段と、前記比較手段により、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルの方が、宅内通信装置から読み出した版数より大きいと判定されたときに、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルの前記宅内通信装置へのダウンロードを実行して宅内通信装置のファームウェアを書き換える書き換え手段と、を備えたことを特徴とする。
また、(7)前記ファイル保存エリアにダウンロード対象ファームウェアのファイルが格納されているか否かを確認する格納確認手段を有し、該ダウンロード対象ファームウェアのファイルがファイル保存エリアに格納されているときにのみ、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルのダウンロードの実行を開始することを特徴とする。
また、(8)前記ダウンロードの実行の際に、該ダウンロードが実行可能か否かを判定する実行可能判定手段と、該ダウンロードの実行を直ちに行うことができない場合に、ダウンロード待ちキューにダウンロード処理対象の宅内通信装置を登録設定し、該ダウンロード処理を待ち合わせる待ち合わせ処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、(9)前記ダウンロード待ちキューに宅内通信装置の登録が存在するとき、該宅内通信装置へのダウンロードが実施可能であるか否かを調べ、ダウンロードが実施可能状態であれば、該宅内通信装置に対するダウンロードを実行するとともに、当該ダウンロードの登録設定をダウンロード待ちキューから削除する手段を備えたたことを特徴とする。
また、(10)前記ダウンロードの実行が失敗したときは、前記宅内通信装置へのダウンロード処理を終了し、かつ、該宅内通信装置を主信号疎通状態にする手段と、次のダウンロード待ちキューに登録されている宅内通信装置へのダウンロードを実施する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、宅内通信装置の電源スイッチの投入などにより、局側通信装置と宅内通信装置とが接続状態になると同時に、宅内通信装置のファームウェアのバージョンチェックを行い、古いバージョンであった場合に、自動的に局側通信装置から新しいバージョンの宅内通信装置用のファームウェアのファイルのダウンロードを実施することにより、従来のように人の手を介さずにファームウェアのアップグレードを行うことができる。
また、局側通信装置のファイル保存エリアにダウンロード対象ファームウェアのファイルが格納されているか否かを確認し、格納されているときにのみ、ダウンロードの実行を開始することにより、ダウンロードのための特別な命令や指示の送出を行わなくても、ファイル保存エリアに宅内通信装置用のファームウェアのファイルを転送しておくだけで自動的に宅内通信装置のアップグレードを行うことができる。
図1は本発明によるファームウェアの自動ダウンロードの処理フローを示す。局側通信装置の加入者線インタフェース部は、宅内通信装置との接続状態を監視し、接続状態に移行したことを検知すると(1−1)、自動ダウンロードの処理を開始し、共通部又は加入者線インタフェース部のファイル保存エリア(ワークエリア)に自動ダウンロードの対象となる宅内通信装置用のファームウェアが存在するか否かを確認する(1−2)。なお、図中、「ダウンロード」を「DL」と記している。
上記ファームウェアが存在しない場合は何もせず、宅内通信装置をデータ疎通可能状態にする。上記ファームウェアが存在する場合は、ファイル保存エリアに存在する自動ダウンロード対象ファームウェアと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数とを比較する(1−3)。
上記版数比較は、自動ダウンロード対象ファームウェアのファイル名と宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数の値(Version)との比較により行う構成とすることができる。なお、この場合、自動ダウンロード対象のファームウェアのファイル名は、宅内通信装置から読み出される版数の値(Version)と同一フォームにしておく。例えば、読み出される版数(Version)の値が“0001”等のような半角数字4文字であれば、ダウンロード対象のファームウェアのファイル名は、“半角英数字4文字+拡張子”のフォームにしておく。
上記版数比較において、ファイル名が読み出した版数の値(Version)以下(≦)の場合は、何もせず宅内通信装置をデータ疎通可能状態にする。上記版数比較において、ファイル名が読み出した版数の値(Version)以上(>)の場合は、自動ダウンロードの実行が可能か否か判定し(1−4)、実行可能であればその実行をチェックし(1−5)、ダウンロードを実行する(1−6)。ダウンロードの開始後、何らかの理由により自動ダウンロードが失敗又は実施できなかった場合は、自動ダウンロード処理を中止し、データ疎通状態に移行する(1−5,1−7,1−10)。
ここで、自動ダウンロードが失敗又は実施できなかった場合に、再度、自動ダウンロードを行う処理を実施しないのは、何らかの原因で自動ダウンロードを行うことができない状態で宅内通信装置が起動していた場合、自動ダウンロードの再開処理の無限ループに陥る可能性があるためである。
ただし、上記の実行可能か否かの判定(1−4)において、自動ダウンロード実行不可の原因が、加入者線インタフェース部の故障や宅内通信装置の故障などによるものではなく、他の処理の実施中であるため、自動ダウンロードの命令実行を直ちに行うことができないなどの事由による場合は、ダウンロード待ちキュー(Queue)に処理対象の宅内通信装置を登録設定し、該処理の待ち合わせをする(1−8)。自動ダウンロードが成功したときは、自動ダウンロード後に宅内通信装置、加入者線インタフェース部又は共通部に対する事後処理が必要の場合はその処理を行った後、データ疎通状態へ移行する(1−9)。
その後、宅内通信装置の電源オフ/オン操作やリセット操作などにより、再度、局側通信装置と接続された場合は、同様のダウンロード処理が開始されるが、先の自動ダウンロードが正常に終了していれば、版数比較(1−3)の処理において、自動ダウンロード対象のファームウェアのファイル名と宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数の値(Version)とが一致するため、自動ダウンロード対象から外れる。一方、自動ダウンロードが異常終了していた場合は、再度自動ダウンロード処理が実施される。
なお、宅内通信装置及び局側通信装置における自動ダウンロード実施に対する特別な設定や操作は一切必要なく、局側通信装置のファイル保存エリアに自動ダウンロード対象のファームウェアが格納されているか否かのみで、自動ダウンロードが実施されるか否かが決定される。
図2に、前述の処理フロー(1−8)でダウンロード待ちキューに登録設定したときの処理フローを示す。まず、ダウンロード待ちキューに登録設定されている宅内通信装置が存在するか否かを確認し(2−1)、該ダウンロード待ちキューに宅内通信装置が登録設定されていない、或いは登録されていた宅内通信装置へのダウンロードが全て完了した場合は処理終了となる。
ダウンロード待ちキューに宅内通信装置の登録が存在する場合は、該宅内通信装置にダウンロード実施可能であるか否かを調べ、実施不可である場合は、所定周期でダウンロード実施可能状態となったか否かを調べる(2−2)。ダウンロード実施可能状態であると判定されると、ダウンロード待ちキューに登録されているもののうち、最初に登録された宅内通信装置に対するダウンロードを実行する(2−3〜7)。
このとき、ダウンロードを実施する前に、ダウンロード待ちキューから当該ダウンロードの登録設定を削除しておく(2−4)。これにより、ダウンロード失敗時に再度ダウンロードを実施することがなくなり、無限ループ状態に陥ることを防ぐことができる。自動ダウンロードが失敗した場合は、ダウンロード後の各種処理を行わず、主信号疎通状態にして該宅内通信装置へのダウンロード処理を終了し(2−8)、次のダウンロード待ちキューに登録されている宅内通信装置へのダウンロードを実施するため、前述の2−1の処理フローから繰り返し同様の処理を実施する。
自動ダウンロードが正常に終了した場合(2−6,2−7)は、ダウンロード後の各種処理を行い、主信号疎通状態にして該宅内通信装置へのダウンロード処理を終了し(2−9)、次のダウンロード待ちキューに登録されている宅内通信装置へのダウンロードを実施するため、前述の2−1の処理フローから繰り返し同様の処理を実施する。なお、各種設定はダウンロード前、ダウンロード中に実施することも可能である。
前述したファームウェアの自動ダウンロードにおいて、版数比較の処理(1−3)の際に、自動ダウンロード対象のファームウェアのファイル名と、宅内通信装置から読み出した版数の値(Version)との比較により、版数の新旧の判定を行う構成としたが、自動ダウンロード対象のファームウェアのファイルのヘッダ情報に版数(Version)を書き込み、このファイルのヘッダ情報と宅内通信装置から読み出した版数(Version)とを比較して、版数の新旧比較を行う構成とすることも可能である。この構成の場合、自動ダウンロード対象のファームウェアのファイル名は任意に付けることが可能となる。
また、前述したファームウェアの自動ダウンロードにおいて、共通部又は加入者線インタフェース部のファイル保存エリアに格納した自動ダウンロード対象のファームウェアが一つの場合について説明をしたが、異なる版数のファームウェアのファイルが複数併存する場合は、以下の何れかの処理を選択して実施する。
(1)最初に格納された版数のファイルをダウンロード対象とする。
(2)ファイルの版数の比較を行い、最新の版数のファイルをダウンロード対象とする。
(3)複数の版数のファイルが存在する場合は自動ダウンロードを実施しない。
(1)最初に格納された版数のファイルをダウンロード対象とする。
(2)ファイルの版数の比較を行い、最新の版数のファイルをダウンロード対象とする。
(3)複数の版数のファイルが存在する場合は自動ダウンロードを実施しない。
また、前述したファームウェアの自動ダウンロードにおいて、宅内通信装置の種別は一つの場合について説明したが、宅内通信装置の種別が複数存在する場合は、その種別数だけファームウェアのファイルの種別が存在し、そして、種別の異なるファイル同士で版数の値(Version)が同一になる場合があり得る。
そこで、ファームウェアのファイル名の拡張子を、宅内通信装置の種別毎に定義付けておき、そして、前述の版数比較の処理(1−3)の際に、宅内通信装置から版数の値(Version)だけでなく、宅内通信装置の種別情報も取得することにより、宅内通信装置の種別に合致したファームウェアを選別して自動ダウンロードするように構成することが可能となる。
3−1 ユーザ通信機器
3−2 宅内通信装置
3−3 局側通信装置
3−31 共通部
3−32 加入者線インタフェース部
3−4 上位ネットワーク
3−5 監視ネットワーク
3−6 監視制御装置
3−7 監視装置
4−1 分岐装置
3−2 宅内通信装置
3−3 局側通信装置
3−31 共通部
3−32 加入者線インタフェース部
3−4 上位ネットワーク
3−5 監視ネットワーク
3−6 監視制御装置
3−7 監視装置
4−1 分岐装置
Claims (10)
- 宅内通信装置と局側通信装置とが加入者線を介して接続された通信システムにおける宅内通信装置のファームウェアのアップグレード方法において、
宅内通信装置と局側通信装置との接続状態を監視するステップと、
前記監視により、宅内通信装置が接続状態に移行したことを検知したとき、局側通信装置のファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数を比較するステップと、
前記比較により、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルの方が、宅内通信装置から読み出した版数より大きいと判定されたときに、前記ファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルを前記宅内通信装置へダウンロードして前記宅内通信装置のファームウェアを書き換えるステップと、
を含むことを特徴とする宅内通信装置のアップグレード方法。 - 前記ファイル保存エリアにダウンロード対象ファームウェアのファイルが格納されているか否かを確認するステップを含み、該ダウンロード対象ファームウェアのファイルがファイル保存エリアに格納されているときにのみ、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルのダウンロードの実行を開始することを特徴とする請求項1に記載の宅内通信装置のアップグレード方法。
- 前記ダウンロードの実行の際に、該ダウンロードが実行可能か否かを判定するステップと、該ダウンロードの実行を直ちに行うことができない場合に、ダウンロード待ちキューにダウンロード処理対象の宅内通信装置を登録設定し、該ダウンロード処理を待ち合わせるステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の宅内通信装置のアップグレード方法。
- 前記ダウンロード待ちキューに宅内通信装置の登録が存在するとき、該宅内通信装置へのダウンロードが実施可能であるか否かを調べ、ダウンロードが実施可能状態であれば、該宅内通信装置に対するダウンロードを実行するとともに、当該ダウンロードの登録設定をダウンロード待ちキューから削除するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の宅内通信装置のアップグレード方法。
- 前記ダウンロードの実行が失敗したときは、前記宅内通信装置へのダウンロード処理を終了し、かつ、該宅内通信装置を主信号疎通状態にするステップと、次のダウンロード待ちキューに登録されている宅内通信装置へのダウンロードを実施するステップとを含むことを特徴とする請求項3に記載の宅内通信装置のアップグレード方法。
- 宅内通信装置と加入者線を介して接続された局側通信装置において、
前記宅内通信装置との接続状態を監視する監視手段と、
前記監視手段により、宅内通信装置が接続状態に移行したことを検知したとき、自装置のファイル保存エリアに格納されているダウンロード対象ファームウェアのファイルと、宅内通信装置から読み出したファームウェアの版数を比較する比較手段と、
前記比較手段により、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルの方が、宅内通信装置から読み出した版数より大きいと判定されたときに、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルの前記宅内通信装置へのダウンロードを実行して宅内通信装置のファームウェアを書き換える書き換え手段と、
を備えたことを特徴とする局側通信装置。 - 前記ファイル保存エリアにダウンロード対象ファームウェアのファイルが格納されているか否かを確認する格納確認手段を有し、該ダウンロード対象ファームウェアのファイルがファイル保存エリアに格納されているときにのみ、前記ダウンロード対象ファームウェアのファイルのダウンロードの実行を開始することを特徴とする請求項6に記載の局側通信装置。
- 前記ダウンロードの実行の際に、該ダウンロードが実行可能か否かを判定する実行可能判定手段と、該ダウンロードの実行を直ちに行うことができない場合に、ダウンロード待ちキューにダウンロード処理対象の宅内通信装置を登録設定し、該ダウンロード処理を待ち合わせる待ち合わせ処理手段と、を備えたことを特徴とする請求項6に記載の局側通信装置。
- 前記ダウンロード待ちキューに宅内通信装置の登録が存在するとき、該宅内通信装置へのダウンロードが実施可能であるか否かを調べ、ダウンロードが実施可能状態であれば、該宅内通信装置に対するダウンロードを実行するとともに、当該ダウンロードの登録設定をダウンロード待ちキューから削除する手段を備えたたことを特徴とする請求項8に記載の局側通信装置。
- 前記ダウンロードの実行が失敗したときは、前記宅内通信装置へのダウンロード処理を終了し、かつ、該宅内通信装置を主信号疎通状態にする手段と、次のダウンロード待ちキューに登録されている宅内通信装置へのダウンロードを実施する手段とを備えたことを特徴とする請求項8に記載の局側通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065043A JP2007241780A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065043A JP2007241780A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007241780A true JP2007241780A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38587244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006065043A Pending JP2007241780A (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | 宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007241780A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009153913A1 (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-23 | パナソニック株式会社 | カメラシステム及びレコーダ |
JP2012029252A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 通信装置及びそのアップグレード方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03225543A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-04 | Nec Corp | 端末装置接続方式 |
WO2001020849A1 (fr) * | 1999-09-16 | 2001-03-22 | Fujitsu Limited | Procede de telechargement avec emploi d'un dispositif cote emission et d'un dispositif cote reception |
JP2003099264A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 端末装置のプログラム・ファイルを自動更新する情報処理システムおよびその更新方法 |
JP2003188892A (ja) * | 2001-12-18 | 2003-07-04 | Nec Access Technica Ltd | ネットワーク接続装置、その終端装置及び集線装置 |
WO2004083988A2 (en) * | 2003-03-20 | 2004-09-30 | Oxford Semiconductor Limited | Upgrading software of networked devices |
-
2006
- 2006-03-10 JP JP2006065043A patent/JP2007241780A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03225543A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-04 | Nec Corp | 端末装置接続方式 |
WO2001020849A1 (fr) * | 1999-09-16 | 2001-03-22 | Fujitsu Limited | Procede de telechargement avec emploi d'un dispositif cote emission et d'un dispositif cote reception |
JP2003099264A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-04 | Mitsubishi Electric Corp | 端末装置のプログラム・ファイルを自動更新する情報処理システムおよびその更新方法 |
JP2003188892A (ja) * | 2001-12-18 | 2003-07-04 | Nec Access Technica Ltd | ネットワーク接続装置、その終端装置及び集線装置 |
WO2004083988A2 (en) * | 2003-03-20 | 2004-09-30 | Oxford Semiconductor Limited | Upgrading software of networked devices |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009153913A1 (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-23 | パナソニック株式会社 | カメラシステム及びレコーダ |
JP2012029252A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-09 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | 通信装置及びそのアップグレード方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10268471B2 (en) | Method for upgrading terminal system, terminal, and system | |
US10348804B2 (en) | System to automatically process components on a device | |
KR100915564B1 (ko) | 실행하는 동안 애플리케이션을 업그레이드하기 위한 방법,소프트웨어 및 장치 | |
JP4865835B2 (ja) | アクションリストとバージョニングとを用いて、無線デバイス上でアクションを実行する方法、ソフトウェア、及び装置 | |
KR100663415B1 (ko) | 무선장치상에 상주하는 데이터세트 버전을 업데이트하기위한 시스템 및 방법 | |
CN110621011B (zh) | 一种基于蓝牙设备端的ota固件升级方法及系统 | |
JP2005500607A5 (ja) | ||
US20040040023A1 (en) | Remote identification loader | |
CN110597545B (zh) | 一种基于ota组件的热补丁智能升级方法及系统 | |
CN110535776B (zh) | 网关限流方法、装置、网关、系统及存储介质 | |
CN112764772A (zh) | 更新文件的预下载方法、加载方法、装置、设备及介质 | |
US7584300B2 (en) | Information processing system, mobile phone and information processing server | |
CN107396185B (zh) | 升级方法及系统 | |
JP2007241780A (ja) | 宅内通信装置のアップグレード方法及び局側通信装置 | |
US20040188510A1 (en) | System for registry-based automatic installation and component handling on a device | |
KR100524588B1 (ko) | 무선인터넷에서 다운로드 중단된 데이터를 이어받는 방법 | |
CN101854442B (zh) | 网络设备及其固件更新方法 | |
CN112166411A (zh) | 设备控制方法、系统及控制终端 | |
JP2009211286A (ja) | 伝送システム、および伝送システムのソフトウェア管理方法 | |
CN117453479A (zh) | 一种车辆升级异常的监控方法及装置 | |
JP2006039779A (ja) | 遠隔見守りシステム | |
JP2001125791A (ja) | ネットワークインストールシステム | |
CN112214233A (zh) | 一种用于恢复物联网终端固件的方法以及系统 | |
CN115333939A (zh) | 支持边缘计算的物联网网关的运行控制方法、设备及介质 | |
KR20070014822A (ko) | 무선 모뎀의 소프트웨어 및 파라메터의 원격 자동업그레이드 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110705 |