JP2009211286A - 伝送システム、および伝送システムのソフトウェア管理方法 - Google Patents

伝送システム、および伝送システムのソフトウェア管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】システム全体のソフトウェア管理に要する負担を軽減できる伝送システムのソフトウェア管理方法を提供する。
【解決手段】制御端末装置は、複数種類の伝送装置に対する複数種類の制御ソフトウェアを記憶する制御ソフトウェア記憶部111と、制御ソフトウェア記憶部111に記憶されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶するバージョン記憶部112と、制御ソフトウェアが起動される場合に、バージョン記憶部112に記憶されているバージョン情報が示すバージョンよりも新しいバージョンの制御ソフトウェアが、伝送装置201に保持されているときには、伝送装置201に制御ソフトウェアの送信を要求する要求処理を実行する要求部113と、要求部113が伝送装置に要求を行った場合には、伝送装置201から制御ソフトウェアを受信した後に、制御ソフトウェアを起動する起動処理を実行する起動部114とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送装置の管理のために伝送装置に接続される制御端末装置を含む伝送システム、および伝送システムのソフトウェアを管理するソフトウェア管理方法に関する。
制御端末装置が相互に接続される伝送システムでは、システムにおいて、異なる種類の多数の伝送装置が存在する。異なる種類の伝送装置には、基本的機能が異なる伝送装置の他に、基本的機能は同じであるが品種(型番)が異なるものも含まれる。品種(型番)が異なるものの例として、基本的機能は同じであるがオプション機能の有無や種類が異なることが挙げられる。各々の種類の伝送装置に搭載されるソフトウェアは一般に装置種類固有のソフトウェアである。従って、伝送装置自体に搭載されるソフトウェア(プログラム)の種類が多岐にわたるとともに、伝送装置に接続された制御端末装置における制御ソフトウェアの種類も多岐にわたる。なお、制御ソフトウェアは、制御端末装置が伝送装置を制御するために制御端末装置にインストール(搭載)されるソフトウェア(プログラム)である。また、以下、伝送装置の機能を実現するために、すなわち伝送制御を行わせるために伝送装置自体にインストールされるソフトウェアを装置ソフトウェアという。
また、一つの制御端末装置が複数種類の伝送装置を管理可能に構成される場合もある。その場合には、伝送システム内の存在する伝送装置のいずれもが、いずれの制御端末装置からも制御可能になる。そして、伝送システム内の存在する各々の制御端末装置には、複数種類の伝送装置に対する複数種類の制御ソフトウェアが搭載される。ただし、実際には、いずれの制御端末装置も、いずれか1つの伝送装置に接続され、接続されている伝送装置を制御する。
制御端末装置に複数種類の伝送装置に対する制御ソフトウェアが存在する場合には、制御端末装置のユーザのソフトウェア管理が煩雑である。例えば、制御ソフトウェアの更新(以下、バージョンアップという。)は一般的に生じうるが、各々の制御端末装置に多種類の制御ソフトウェアが搭載されるように構成される場合には、1つ種類の伝送装置に対する制御ソフトウェアの更新に際して、多数の制御端末装置に対してバージョンアップ作業を行う必要があり、ユーザの負担は大きい。
なお、伝送システムにおいてではないが、ユーザのソフトウェアバージョンアップに関する負担を軽減するために、端末装置がサーバ側に適宜バージョン情報を送信し、サーバ側で、受信したバージョン情報が最新バージョンを示していない場合には、自動的に端末装置に最新バージョンのプログラムを送信するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−78258号公報(段落0009−0010)
図8は、一般的な伝送システムのソフトウェア管理方法を説明するための伝送システムの構成を示すシステム構成図である。図8には、伝送装置(A)10,伝送装置(B)11、伝送装置(C)12、伝送装置(D)4および伝送装置(A)13がネットワーク(通信ネットワーク)30に接続されている例が示されている。なお、伝送装置10と伝送装置13とは同じ機種の装置であるが、インストールされている装置ソフトウェアのバージョンが異なっている。
ここでは、伝送装置4に接続されている制御端末装置(以下、制御端末という。)101におけるソフトウェア管理を例にする。制御ソフトウェアは、各装置(伝送装置)用に作成されたCD−ROM等のインストール媒体141,142,143,144,145によって、制御端末101にインストールされて個別の制御ソフトウェア151,152,153,154,155として制御端末101の記憶装置102に保存される。そのようなインストール方法では、上述したように、制御ソフトウェアのバージョンアップを行う場合に、バージョンアップのためのインストール媒体146,147,148,149,150の作成と配布、および再インストールに手間がかかるという課題がある。また、装置種別ごとに固有の制御ソフトウェアが存在するために、接続先の装置を意識して制御ソフトウェア151〜155のいずれかを起動する必要がある。
このように、1つの制御端末101に、複数種類の伝送装置4,10,11,12,13を制御するための制御ソフトウェアが搭載されている場合には、複数種類の制御ソフトウェアを制御端末101にインストールする必要があり、その管理が煩雑である。また、複数の制御ソフトウェアが制御端末101に存在するので、ユーザは接続している伝送装置によって起動する制御ソフトウェアを選択する必要があり、利便性に欠ける。また、伝送システム内に多数の制御端末が存在する場合には、制御ソフトウェアのバージョンアップが発生した場合には、制御端末101の数に応じてインストール作業の工数が増えてしまう。
そこで、特許文献1に記載されているように、管理サーバ等から通信ネットワークを介して更新プログラムをダウンロードすることによって、バージョンアップを実現する方法が有効になる。しかし、特許文献1に記載されているような通信ネットワークを介してバージョンアップを実現する方法を図8に示された伝送システムに適用した場合には、伝送装置4,10,11,12,13の装置ソフトウェアのバージョンアップは容易であるが、制御端末101における制御ソフトウェアのバージョンアップは容易ではない。制御端末101における制御ソフトウェアのバージョンアップもオンラインで実現しようとすると、制御端末101もネットワーク30に接続可能に構成する必要があるが、そのように構成するのは無駄である。
そこで、本発明は、ネットワーク経由でソフトウェアのバージョンアップを行うことが可能であるようにしてソフトウェア管理の工数等を削減しつつ、システム全体のソフトウェア管理に要する負担を軽減できる伝送システム、および伝送システムのソフトウェア管理方法を提供することを目的とする。
本発明による伝送システムは、装置ソフトウェアに従って伝送制御を行う複数の伝送装置のそれぞれが、制御ソフトウェアに従って制御を行う制御端末装置によって制御される伝送システムであって、複数の伝送装置のそれぞれは、自装置の制御のために制御端末装置で用いられる制御ソフトウェアを保持する記憶部と、制御端末装置からの要求に応じて、記憶装置に保持されている制御ソフトウェアを制御端末装置に送信する送信部と、記憶装置に保持されている制御ソフトウェアのバージョン管理を行うバージョン管理部とを含み、制御端末装置は、複数種類の伝送装置のそれぞれを制御するためのそれぞれの制御ソフトウェアを記憶する制御ソフトウェア記憶部と、制御ソフトウェア記憶部に記憶されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶するバージョン記憶部と、制御ソフトウェアが起動される場合に、バージョン記憶部に記憶されているバージョン情報が示すバージョンよりも新しいバージョンの制御ソフトウェアが、自端末装置に接続されている伝送装置に保持されているときには、その伝送装置に制御ソフトウェアの送信を要求する要求処理を実行する要求部と、要求部が伝送装置に要求を行った場合には、伝送装置から制御ソフトウェアを受信した後に、制御ソフトウェアを起動する起動処理を実行する起動部とを含むことを特徴とする。
本発明による伝送システムのソフトウェア管理方法は、装置ソフトウェアに従って伝送制御を行う複数の伝送装置のそれぞれが、制御ソフトウェアに従って制御を行う制御端末装置によって制御される伝送システムおけるソフトウェア管理方法であって、複数の伝送装置のそれぞれが、自装置の制御のために制御端末装置で用いられる制御ソフトウェアを保持し、制御端末装置からの要求に応じて、保持している制御ソフトウェアを制御端末装置に送信し、保持している制御ソフトウェアのバージョン管理を行い、制御端末装置が、複数種類の伝送装置のそれぞれを制御するためのそれぞれの制御ソフトウェアを記憶する制御ソフトウェア記憶部に記憶されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶し、制御ソフトウェアが起動される場合に、記憶しているバージョン情報が示すバージョンよりも新しいバージョンの制御ソフトウェアが、自端末装置に接続されている伝送装置に保持されているときには、その伝送装置に制御ソフトウェアの送信を要求する要求処理を実行し、伝送装置に要求を行った場合には、伝送装置から制御ソフトウェアを受信した後に制御ソフトウェアを起動することを特徴とする。
本発明によれば、ソフトウェア管理の工数等を削減しつつ、伝送システム全体のソフトウェア管理に要する負担を軽減できる。
図1は、本発明によるソフトウェア管理方法が適用される伝送システムを示す概念図である。図1に示すように、伝送システムにおいて、複数の伝送装置201,202のそれぞれは、自装置の制御のために制御端末(伝送装置201については制御端末100)で用いられる制御ソフトウェア(例えば、伝送装置の設定や、設定変更を行うためのプログラム)を保持する記憶部212(図2における記憶装置5Aの制御ソフトウェア26の記憶部分に相当)と、制御端末からの要求に応じて、記憶部212に保持されている制御ソフトウェアを制御端末に送信する送信部213(図2における送受信部6に相当)と、記憶部212に保持されている制御ソフトウェアのバージョン管理を行うバージョン管理部211(図2における制御部5Bに相当)とを含み、制御端末装置100は、複数種類の伝送装置(対応する制御ソフトウェアが異なる、または、制御ソフトウェアが同じでもバージョンが異なる)のそれぞれを制御するためのそれぞれの制御ソフトウェアを記憶する制御ソフトウェア記憶部(図2における記憶装置2Aの制御ソフトウェア群21の記憶部分に相当)111と、制御ソフトウェア記憶部111に記憶されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶するバージョン記憶部112(図2におけるバージョン管理テーブル23に相当)と、バージョン記憶部112に記憶されているバージョン情報が示すバージョンよりも新しいバージョンの制御ソフトウェアが、接続されている伝送装置201に保持されている場合に、伝送装置201に制御ソフトウェアの送信を要求する要求処理を実行する要求部113(図2における送受信部3に相当)と、要求部113が伝送装置201に要求を行った場合には、伝送装置201から制御ソフトウェアを受信した後に、伝送装置201を制御するための制御ソフトウェアを起動する起動処理を実行する起動部114(図2における制御部2Bに相当)とを含む。
また、伝送装置201,202は、自装置の装置種別を示すデータを保持し、制御端末装置100は、制御ソフトウェアが起動される場合に、伝送装置4から装置種別を示すデータを取得する装置種別取得部(図2における送受信部3に相当)を含み、起動部は、装置種別取得部が取得したデータに応じた制御ソフトウェアを起動するように構成されていることが好ましい。そのような構成によれば、ユーザが、どの制御ソフトウェアを起動すればよいのか判断することは不要である。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照して説明する。
図2は、本発明によるソフトウェア管理方法が適用される伝送システムの構成例を示すシステム構成図である。図2に示す伝送システムでは、基幹通信網などに接続される光伝送装置などの伝送装置(A)10、伝送装置(B)11および伝送装置(D)4が、ネットワーク30に接続されている。
制御端末(制御端末装置)1は、伝送装置4と、ローカル接続(直結またはLAN接続)でデータ送受信可能に接続されている。また、伝送装置4,10,11は、ネットワーク30を介してソフトウェア管理サーバ7とデータ送受信可能である。
ソフトウェア管理サーバ7は、記憶装置8と、通信を行う送受信部9とを備えている。記憶装置8には、各伝送装置4,10,11にインストールされるソフトウェアの集合である制御ソフトウェア群24と、バージョン管理テーブル25とが保持されている。
伝送装置4は、記憶装置5Aと、制御部5Bと、通信を行う送受信部6とを備えている。記憶装置5Aには、ソフトウェア管理サーバ7からダウンロードした、自装置に接続される制御端末において使用される制御ソフトウェア26と、制御ソフトウェアのバージョン情報27とが保持されている。なお、伝送装置10,11も、伝送装置4と同様に、記憶装置5Aと制御部5Bと送受信部6とを備えている。
制御端末1は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で実現可能であり、記憶装置2Aと、制御部2Bと、通信を行う送受信部3とを備えている。記憶装置2Aには、基本制御ソフトウェア22と、各伝送装置4,10,11を制御するための制御ソフトウェアの集合である制御ソフトウェア群21と、バージョン管理テーブル23とが保持されている。なお、制御ソフトウェア群21における各制御ソフトウェアは、起動時に、まず、基本制御ソフトウェア22を起動するように構成されている。また、基本制御ソフトウェア22は、あらかじめ、制御端末1にインストールされているプログラムである。
また、図2には、伝送装置4に接続されている制御端末1のみが示されているが、他の伝送装置10,11の各々にも制御端末が接続されている。そして、それらの制御端末にも、各伝送装置4,10,11を制御するための制御ソフトウェアの集合である制御ソフトウェア群21と、バージョン管理テーブル23とが保持されている。
図3は、制御端末1ではバージョン管理テーブル23として保持され、ソフトウェア管理サーバ7ではバージョン管理テーブル25として保持されるバージョン管理テーブル(バージョン管理テーブル41とする。)の構成例を示す説明図である。図3に示す例では、バージョン管理テーブル41のデータは、装置種別を示すデータ(以下、装置種別という。)42と、装置バージョンを示すデータ(以下、装置バージョンという)43と、制御ソフトウェアのバージョンを示すデータ(以下、制御ソフトウェアバージョンという。)44と、制御ソフトウェア名を示すデータ(以下、制御ソフトウェア名という。)45とで構成されている。
図4は、各伝送装置4,10,11で保持されるバージョン情報51を示す説明図である。なお、バージョン情報51は、図2に示す伝送装置4におけるバージョン情報27に相当するものである。図4に示す例では、バージョン情報51は、装置種別52と、装置バージョン53と、制御ソフトウェアバージョン54とで構成されている。
次に、図5〜図7のフローチャートを参照して伝送システムにおけるソフトウェア管理の具体的処理例を説明する。
図5は、制御端末と伝送装置との間での処理を示すフローチャートである。ユーザは、まず、伝送装置4と制御端末1とをネットワークケーブルでローカル接続する。また、ユーザは、伝送装置4,10,11のうちのいずれかの制御ソフトウェアを起動したいときに、制御端末1にインストール済みの共通制御ソフトウェア(基本制御ソフトウェア22に含まれる。)を起動する(ステップS1)。図2に示す構成では、制御端末1は伝送装置4に接続されているので、以下、制御端末1と伝送装置4との間での処理を例にするが、伝送装置10,11とそれらに接続されている各制御端末との間の処理も、以下のように実行される。
制御端末1は、共通制御ソフトウェアに従って、ローカル接続されている伝送装置4から、装置種別と装置バージョンと保存されている制御ソフトウェアのバージョン情報を取得する(ステップS2)。具体的には、制御端末1に搭載されている制御部2B(CPUなど)が、共通制御ソフトウェアに従って制御を実行し、バージョン情報を取得する処理を実行する。この例では、伝送装置4の装置種別、伝送装置4の装置バージョン、および伝送装置4に対する(伝送装置4を制御するための)制御ソフトウェアバージョンが取得される。
そして、制御部2Bは、共通制御ソフトウェアに従って、バージョン管理テーブル23を使用して、取得した情報を基に最新バージョンの制御ソフトウェアが伝送装置4に存在しているか確認する(ステップS3)。制御端末1の記憶装置2Aに保持されている制御ソフトウェアのバージョンが伝送装置4から取得したバージョンと一致した場合、または制御端末1の記憶装置2Aに保持されている制御ソフトウェアのバージョンの方が新しい場合には、記憶装置2Aに保持されている制御ソフトウェアを起動する(ステップS7)。起動する制御ソフトウェアは、ステップS2の処理で取得された装置種別に対応する制御ソフトウェアである。
制御端末1の記憶装置2Aに保持されている制御ソフトウェアのバージョンが古い場合、または制御ソフトウェアが保存されていない場合には、伝送装置4から制御ソフトウェアのダウンロードを実施する(ステップS4)。なお、後述するように、伝送装置4は、制御端末1にインストールされるべき制御ソフトウェアをソフトウェア管理サーバ7から取得して保持している。また、伝送装置4は、制御ソフトウェアを端末装置1に送信するときに、CRC(Cyclic Redundancy Check)コードを付加する。端末装置1の制御部2Bは、制御ソフトウェアのダウンロードが完了したらCRC(巡回冗長検査)を行ってファイルが正しくダウンロードできたかどうか確認する(ステップS5)。検査結果が不正の場合には、再度ダウンロード開始する(ステップS4)。
検査結果が正常の場合には、制御部2Bは、制御ソフトウェアを記憶装置2Aに保存させ、バージョン管理テーブル23の内容を更新したりバージョン管理テーブル23の内容に追加を行ってから制御ソフトウェアを起動する(ステップS6,S7)。
図6は、伝送装置4,10,11での処理を示すフローチャートである。伝送装置4,10,11の各々は、下記のように、動作中に、タイマを用いて定期的にソフトウェア管理サーバ7に接続して、ソフトウェアのバージョンチェックを行う機能を有している。以下、伝送装置4の処理を例にするが、伝送装置10,11も同じ処理を行う。
伝送装置4が起動すると、制御部5Bは、タイマ時刻を初期値に設定する(ステップS11,S12)。タイマ時刻が到来すると、制御部5Bは、ソフトウェア管理サーバ7に接続する処理を行い、ソフトウェア管理サーバ7から、自装置に対する制御ソフトウェアのバージョン情報とダウンロード開始待ち時間を示す情報とを取得する(ステップS13,S14)。
また、制御部5Bは、ソフトウェア管理サーバ17から取得したバージョン情報と、自装置が保持している制御ソフトウェアとのバージョンを比較する(ステップS15)。ソフトウェア管理サーバ17に最新のバージョンが存在しない場合(ソフトウェア管理サーバ17が有している制御ソフトウェアのバージョンと自装置が保持している制御ソフトウェアのバージョンとが同じ、または、自装置が保持している制御ソフトウェアのバージョンの方が新しい場合)には、タイマ時刻を初期値にリセットして、次のタイマ時刻が到来するまで待つ(ステップS15,S21,S22)。
ソフトウェア管理サーバ7に新しいバージョンの制御ソフトウェアが存在する場合は、ダウンロード開始待ち時間を確認し、0分(または0秒等のあらかじめ決められている時間)以外の場合には、現在時刻にダウンロード開始待ち時間分の時間を足した時刻をタイマ時刻として設定し、その時刻が到来まで待つ(ステップS16,S17)。ダウンロード開始待ち時間が0分の場合には、制御ソフトウェアのダウンロードを実施する(ステップS16,S18)。ソフトウェア管理サーバ7は、制御ソフトウェアを送信するときに、CRC(Cyclic Redundancy Check)コードを付加する。制御部5Bは、ダウンロードが完了したら巡回冗長検査を行ってファイルが正しくダウンロードできたかどうか確認する(ステップS19)。
検査結果が不正の場合には、再度ダウンロード開始する(ステップS18)。検査結果が正常の場合には、制御部5Bは、制御ソフトウェアを記憶装置5Aに保存させ、伝送装置のバージョン情報を更新する(ステップS20)。そして、タイマ時刻を初期値にリセットして、次のタイマ時刻が到来するのを待つ(ステップS21,S22)。
図7は、伝送装置4,10,11とソフトウェア管理サーバ7との間での処理を示すフローチャートである。以下、伝送装置4の処理を例にするが、伝送装置10,11も同じ処理を行う。
伝送装置4は、記憶装置5Aに保存されている自装置の種別と装置バージョンとを、ソフトウェア管理サーバ7に送信し、自装置用の制御ソフトウェアの最新バージョンとダウンロード開始待ち時間とを要求する(ステップS31)。
ソフトウェア管理サーバ17は、現在ダウンロード中のファイル数が、システムとして設定したしきい値以内(しきい値以下)である場合には、ダウンロード開始待ち時間を0分にする(ステップS32,S33)。しきい値外(しきい値を越えている)である場合は、現在のダウンロード開始待ち時間に、システムとして定めた待ち時間n分を足した値を、ダウンロード待ち開始時間として設定する(ステップS32,S34)。
ソフトウェア管理サーバ17は、ステップS31で受け取った装置種別と装置バージョンとを基に、バージョン管理テーブル25を参照して最新のバージョン情報を抽出する(ステップS35)。そして、要求元の伝送装置に、最新のバージョン情報とダウンロード開始待ち時間を応答する(ステップS36)。
以上に説明したように、この実施の形態では、伝送装置4,10,11は、制御端末1にインストールされるべき制御ソフトウェアであって自装置に対する制御ソフトウェアを保持する。そして、適宜、ソフトウェア管理サーバ17が保持している制御ソフトウェアのバージョンを確認し、バージョンアップされていたら、最新版をダウンロードする。また、制御端末1は、伝送装置4,10,11に対する制御ソフトウェアを搭載しているが、接続されている伝送装置4の制御ソフトウェアが起動される際に、まず、共通制御ソフトウェア(基本制御ソフトウェア22)を起動し、接続されている伝送装置4において保持されている制御ソフトウェアのバージョンが自装置が保持している制御ソフトウェアのバージョンよりも新しいか否か確認し、新しければ、伝送装置から新しいバージョンの制御ソフトウェアを取得した上で、制御ソフトウェアを起動する。
よって、ユーザが制御端末1に対するインストールするソフトウェアは基本制御ソフトウェア22のみでよく、ユーザが制御端末1に対して実行するインストール作業は1回で済む。また、各々の伝送装置固有の制御ソフトウェアは制御端末1でバージョン管理されるが、必要であれば伝送装置4,10,11からダウンロードする仕組みを持っているので、制御ソフトウェアのバージョンアップが発生してもユーザによる制御端末1に対する再インストール作業は発生しない。
また、接続先の伝送装置から新しい制御ソフトウェアをダウンロードできるので、新しい種類の伝送装置とその制御ソフトウェアが開発されても、ユーザや制御端末1に与える影響がなくなる。さらに、ソフトウェア管理サーバ7に制御ソフトウェアを配置するだけで、伝送装置4,10,11において保持される制御ソフトウェアが更新され、制御端末1上の制御ソフトウェアも更新されるため、制御ソフトウェアの配布が容易になる。
また、端末装置1は、接続されている伝送装置4の制御ソフトウェアが起動される際に、共通制御ソフトウェアにもとづいて、接続されている伝送装置4の装置種別を取得し、複数種類の制御ソフトウェアのうち、取得した装置種別に対応する制御ソフトウェアを起動するので、複数種類の伝送装置に対する制御ソフトウェアが端末装置1に存在している場合でも、ユーザは、起動すべき制御ソフトウェアの判断を行なくてよい。
なお、伝送装置4,10,11における装置ソフトウェア(伝送装置自体の処理のためのプログラム)についても、ソフトウェア管理サーバ7において一括保持され、伝送装置4,10,11は、制御ソフトウェアの更新等の場合と同様に、最新版を適宜ソフトウェア管理サーバ7からダウンロードすることによって、ソフトウェアのインストールや更新等に関する付加が低減される。そのように構成する場合には、上述した自装置に対する制御ソフトウェアの管理(図6や図7参照)と同様の方法によって管理することができる。
本発明は、光伝送装置を始めとする伝送装置と、その制御端末ソフトウェアを有するシステム全般に適用可能である。
本発明によるソフトウェア管理方法が適用される伝送システムを示す概念図である。 伝送システムの構成例を示すシステム構成図である。 バージョン管理テーブルの構成例を示す説明図である。 各伝送装置で保持されるバージョン情報51を示す説明図である。 制御端末と伝送装置との間での処理を示すフローチャートである。 伝送装置での処理を示すフローチャートである。 伝送装置とソフトウェア管理サーバとの間での処理を示すフローチャートである。 一般的な伝送システムのソフトウェア管理方法を説明するための伝送システムの構成を示すシステム構成図である。
符号の説明
1 制御端末装置(制御端末)
2A 記憶装置
2B 制御部
3 送受信部
4,10,11 伝送装置
5A 制御部
5B 記憶装置
6 送受信部
7 ソフトウェア管理サーバ
8 記憶装置
9 送受信部
21 制御ソフトウェア群
22 基本制御ソフトウェア(共通制御ソフトウェア)
23 バージョン管理テーブル
24 制御ソフトウェア群
25 バージョン管理テーブル
26 制御ソフトウェア
27 バージョン情報
30 ネットワーク(通信ネットワーク)
100 制御端末装置(制御端末)
111 制御ソフトウェア記憶部
112 バージョン記憶部
113 要求部
114 起動部
201,201 伝送装置
211 バージョン管理部
212 記憶部
213 送信部

Claims (9)

  1. 装置ソフトウェアに従って伝送制御を行う複数の伝送装置のそれぞれが、制御ソフトウェアに従って制御を行う制御端末装置によって制御される伝送システムであって、
    前記複数の伝送装置のそれぞれは、
    自装置の制御のために前記制御端末装置で用いられる制御ソフトウェアを保持する記憶部と、
    前記制御端末装置からの要求に応じて、前記記憶部に保持されている制御ソフトウェアを前記制御端末装置に送信する送信部と、
    前記記憶部に保持されている制御ソフトウェアのバージョン管理を行うバージョン管理部とを含み、
    前記制御端末装置は、
    複数種類の伝送装置のそれぞれを制御するためのそれぞれの制御ソフトウェアを記憶する制御ソフトウェア記憶部と、
    前記制御ソフトウェア記憶部に記憶されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶するバージョン記憶部と、
    制御ソフトウェアが起動される場合に、前記バージョン記憶部に記憶されているバージョン情報が示すバージョンよりも新しいバージョンの制御ソフトウェアが、自端末装置に接続されている伝送装置に保持されているときには、その伝送装置に制御ソフトウェアの送信を要求する要求処理を実行する要求部と、
    前記要求部が伝送装置に要求を行った場合には、当該伝送装置から制御ソフトウェアを受信した後に、制御ソフトウェアを起動する起動処理を実行する起動部とを含む
    ことを特徴とする伝送システム。
  2. 伝送装置は、自装置の装置種別を示すデータを保持し、
    制御端末装置は、制御ソフトウェアが起動される場合に、前記伝送装置から装置種別を示すデータを取得する装置種別取得部を含み、
    起動部は、前記装置種別取得部が取得したデータに応じた制御ソフトウェアを起動する
    請求項1記載の伝送システム。
  3. 複数の伝送装置のそれぞれを制御するための制御ソフトウェアを保持し、要求に応じて伝送装置に制御ソフトウェアを送信するソフトウェア管理サーバを備え、
    伝送装置におけるバージョン管理部は、前記ソフトウェア管理サーバから制御ソフトウェアを受信したときに、管理している制御ソフトウェアのバージョン情報を更新する
    請求項1または請求項2記載の伝送システム。
  4. 複数の伝送装置は、通信ネットワークを介してソフトウェア管理サーバに通信可能に接続され、
    制御端末装置は、複数の伝送装置のうちの一の伝送装置にローカル接続されている
    請求項3記載の伝送システム。
  5. 伝送装置におけるバージョン管理部は、制御ソフトウェアを記憶する記憶部に保持されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶し、
    制御端末装置における要求部は、自端末装置に接続されている伝送装置から制御ソフトウェアのバージョン情報を取得し、取得したバージョン情報と、バージョン記憶部に記憶されているバージョン情報とを比較することによって、新しいバージョンの制御ソフトウェアが前記伝送装置に記憶されているか否か確認する
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の伝送システム。
  6. 装置ソフトウェアに従って伝送制御を行う複数の伝送装置のそれぞれが、制御ソフトウェアに従って制御を行う制御端末装置によって制御される伝送システムおけるソフトウェア管理方法であって、
    前記複数の伝送装置のそれぞれが、
    自装置の制御のために前記制御端末装置で用いられる制御ソフトウェアを保持し、
    前記制御端末装置からの要求に応じて、保持している制御ソフトウェアを前記制御端末装置に送信し、
    保持している制御ソフトウェアのバージョン管理を行い、
    前記制御端末装置が、
    複数種類の伝送装置のそれぞれを制御するためのそれぞれの制御ソフトウェアを記憶する制御ソフトウェア記憶部に記憶されている制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶し、
    制御ソフトウェアが起動される場合に、記憶しているバージョン情報が示すバージョンよりも新しいバージョンの制御ソフトウェアが、自端末装置に接続されている伝送装置に保持されているときには、その伝送装置に制御ソフトウェアの送信を要求する要求処理を実行し、
    伝送装置に要求を行った場合には、当該伝送装置から制御ソフトウェアを受信した後に制御ソフトウェアを起動する
    ことを特徴とする伝送システムのソフトウェア管理方法。
  7. 伝送装置が、自装置の装置種別を示すデータを保持し、
    制御端末装置が、制御ソフトウェアが起動される場合に、前記伝送装置から装置種別を示すデータを取得し、取得したデータに応じた制御ソフトウェアを起動する
    請求項6記載の伝送システムのソフトウェア管理方法。
  8. 複数の伝送装置のそれぞれを制御するための制御ソフトウェアを保持しているソフトウェア管理サーバを備えた伝送システムおけるソフトウェア管理方法であって、
    前記ソフトウェア管理サーバが、伝送装置からの要求に応じて伝送装置に制御ソフトウェアを送信し、
    伝送装置が、前記ソフトウェア管理サーバから制御ソフトウェアを受信したときに、管理している制御ソフトウェアのバージョン情報を更新する
    請求項6または請求項7記載の伝送システムのソフトウェア管理方法。
  9. 伝送装置が、保持している制御ソフトウェアのバージョン情報を記憶し、
    制御端末装置が、自端末装置に接続されている伝送装置から制御ソフトウェアのバージョン情報を取得し、取得したバージョン情報と、バージョン記憶部に記憶されているバージョン情報とを比較することによって、新しいバージョンの制御ソフトウェアが前記伝送装置に記憶されているか否か確認する
    請求項6から請求項8のうちのいずれか1項に記載の伝送システムのソフトウェア管理方法。
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JP2020187587A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 Necプラットフォームズ株式会社 光伝送装置、光伝送システム、光伝送装置の制御方法及びプログラム

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