JP2003188811A - 無線ブリッジ - Google Patents

無線ブリッジ

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JP2003188811A JP2001381952A JP2001381952A JP2003188811A JP 2003188811 A JP2003188811 A JP 2003188811A JP 2001381952 A JP2001381952 A JP 2001381952A JP 2001381952 A JP2001381952 A JP 2001381952A JP 2003188811 A JP2003188811 A JP 2003188811A
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澄江 中林
Hirotake Wakai
洋丈 若井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージの転送効率に優れた無線ブリッジ
を提供する。 【解決手段】 通信可能範囲に位置する他の無線ブリッ
ジの中から、通信品質が所定レベル以上のもの選択し
て、スパニングツリープロトコル(STP)の適用対象
とし、複数の無線ブリッジに同報通信すべきパケットに
対して、ブロードキャストまたはマルチキャストアドレ
スを中継先アドレスとしたMACヘッダを付与し、無線
インタフェースから同報パケットとして送出する無線ブ
リッジ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のネットワー
クセグメント間を無線チャネルで結合するための無線ブ
リッジに関し、更に詳しくは、周辺の他の無線ブリッジ
との間で個別通信と同報通信を選択的に行うための無線
ブリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】有線LANで構成される複数のネットワ
ークセグメント間を無線チャネルで接続し、各セグメン
トで発生したパケットを無線用のパケットに変換して、
他のネットワークセグメントへ転送するための装置とし
て、無線ブリッジが知られている。また、有線LANに
おけるブリッジ間の通信プロトコルとして、IEEE8
02.1Dで規定されているスパニングツリープロトコ
ル(Spanning Tree Protocol:STP)が知られてい
る。
【0003】STPでは、ブリッジの各入出力ポートで
BPDU(bridge protocol data unit)フレームを送
受信し、ポート毎に接続先ブリッジの識別情報とルート
ブリッジからの経路速度を表すパスコスト情報とを収集
することによって、ネットワークの構成(ネットワーク
トポロジー)が認識される。ネットワーク中にループ経
路が存在していた場合は、ループ経路上の何れかブリッ
ジが、パスコストの高いパスをブロックすることによっ
て、ルートブリッジを頂点とした樹枝状のネットワーク
が構成される。ネットワークから除外された冗長パス
は、メインパスが使用できなくなった時、障害パスの迂
回路としてネットワークに組み込まれる。尚、STP機
能を備えたブリッジでは、各ポートにおける受信パケッ
トのMACアドレスを学習することによって、各受信パ
ケットを宛先アドレスと対応した適切なネットワークセ
グメントに転送できるようになっている。
【0004】上述したSTP機能を備えた従来のブリッ
ジでは、STPのプロトコル処理部がポート単位でパケ
ット転送を制御しており、各ポートにそれぞれ特定のネ
ットワークセグメントが接続されていることを前提とし
て、受信パケットの転送先出力ポートが決定されてい
る。
【0005】然るに、無線ブリッジでは、1つの無線イ
ンタフェースで周辺の複数の無線ブリッジと交信でき
る。IEEE802.11では、無線区間のアクセス制
御をCSMS/CA(Carrier sense multiple access
with collision avoidance)で行っており、無線区間に
データを送信する場合、各無線ブリッジが、送信パケッ
トのヘッダ部で中継先となる無線局のMACアドレスを
指定することによって、無線回線を多重アクセスできる
ようにしている。つまり、物理的には一つの無線インタ
フェースが複数の無線局と対応しているため、従来のS
TPのプロトコル処理部で自ブリッジと他の無線ブリッ
ジとの間の経路設定を行おうとしても、1ネットワーク
セグメント/1ポートのSTPの適用が困難となる。
【0006】このため、無線インタフェースについて
は、それぞれが特定の転送先ブリッジをもつ有線のLA
Nインタフェースとは異なったポート管理が必要とな
る。この点に関し、信学技法RCS99−24(199
9−05)の第63頁〜68頁には、STPを実装した
無線ブリッジにおいて、無線インタフェースの通信相手
毎に論理的なポートを割り当て、無線インタフェースか
らの受信フレームについては、フレームヘッダに含まれ
るTA(Transmitter Address)をチェックすることに
よって、論理ポートを識別することが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記文献が示すよう
に、無線インタフェースの通信相手毎に論理的なポート
を割り当てることによって、従来のSTPのプロトコル
処理部の機能を活かして、1つの無線インタフェースで
異なる複数の無線ブリッジと選択的な通信が可能とな
る。
【0008】無線空間でのパケット通信は、各ネットワ
ークセグメントを形成する有線LAN上のパケットフレ
ーム、例えば、EthernetフレームにMACヘッダを付加
し、MACヘッダ内で中継先ブリッジを指定する形式で
行われる。従って、無線ブリッジにおいては、STPの
プロトコル処理部によって各論理ポートに振り分けられ
た送信パケットが、論理ポート毎に固有の中継先ブリッ
ジを指定したMACフレームに変換され、無線インタフ
ェースを介して、他の無線ブリッジに転送される。ま
た、各無線ブリッジは、無線インタフェースからパケッ
トを受信すると、中継先ブリッジアドレスを判定し、自
ブリッジ宛であれば受信処理し、STPのプロトコル処
理部によってブリッジ内での転送制御を行うことにな
る。
【0009】従って、ブロードキャストやマルチキャス
トのように、同一内容のパケットを複数の端末に同時に
送信する同報通信を行う場合、従来の技術によれば、S
TPのプロトコル処理部が、同一パケットのコピーを無
線インタフェース用の複数の論理ポートに転送し、論理
ポート毎に異なる中継先アドレスを付与した複数のMA
Cフレームを無線インタフェースから送信し、中継先の
各無線ブリッジが、自分宛のMACフレームを受信処理
し、受信MACフレームから抽出した元の同報パケット
をそれぞれのLANセグメントに転送することになる。
この場合、中継元となった無線ブリッジからは、中継先
アドレスを変えた複数のMACフレームが繰り返して送
信されるため、無線区間におけるトラフィックの増加
と、各無線ブリッジにおけるメッセージの転送効率の低
下を招くと言う問題が発生する。
【0010】また、無線区間では、環境の変化によって
通信品質が変動する。このため、各無線ブリッジにおい
て、通信可能な範囲内に位置する周辺の複数の無線ブリ
ッジと対応して、上述した論理ポートを予め固定的に割
り当てた場合、通信品質の劣化による受信エラーの発生
に伴ってメッセージ再送要求が頻発し、これが無線区間
におけるトラフィックの増加とメッセージの転送効率の
低下を招くと言う問題もある。
【0011】本発明の目的は、無線区間におけるメッセ
ージの転送効率に優れた無線ブリッジを提供することに
ある。本発明の他の目的は、無線インタフェースに対す
る論理ポートの割り当てを適切に行える無線ブリッジを
提供することにある。本発明の更に他の目的は、特にブ
ロードキャストやマルチキャスト等の同報パケットを効
率的に送信できる無線ブリッジを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無線ブリッジは、通信可能範囲に位置する
他の無線ブリッジの中から、通信品質が所定レベル以上
のもの選択して、スパニングツリープロトコル(ST
P)の適用対象となる接続ブリッジとすること、およ
び、複数の無線ブリッジにブロードキャストまたはマル
チキャストすべきパケットに対して、ブロードキャスト
またはマルチキャストアドレスを中継先アドレスとした
MACヘッダを付与し、無線インタフェースから同報パ
ケットとして送出することを特徴とする。
【0013】更に詳述すると、本発明による無線ブリッ
ジは、周辺に位置する通信可能な他の無線ブリッジの中
から、通信品質に従って接続すべきブリッジを選択し、
各接続ブリッジに論理的なポート識別子を付与するため
の手段と、ブリッジ内のネットワークセグメント用に割
り当てられたポート番号および上記論理的なポート識別
子とに対応して用意された複数の送/受信バッファと、
上記各受信バッファに格納されたパケットを宛先アドレ
スによって特定される何れかの送信バッファに転送する
転送制御手段と、他のネットワークセグメントとの間
で、上記何れかの送/受信バッファと上記無線インタフ
ェースとを介してパケットを送受信するための手段とを
備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の1つの特徴は、特定の論理ポート
識別子と対応した同報通信用の送信バッファを用意する
ことによって、ブロードキャスト用またはマルチキャス
ト用のパケットを同時に複数の接続ブリッジに送信する
ことにある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線ブリッジをI
EEE802.11規格の無線LANに適用した場合に
ついて説明する。IEEE802.11は、無線LAN
の物理レイヤとMAC(Media Access Control)レイヤ
についての規格であり、MACレイヤは、OSI参照モ
デルにおけるデータリンクレイヤの下層と対応してい
る。
【0016】図1は、本発明の無線ブリッジが適用され
る無線LANの1例を示す。無線LANは、複数の無線
ブリッジ10−i(i=1〜5)からなり、各無線ブリ
ッジ10−iは、有線LANiを介して複数の端末PC
i1、PCi2、・・・と接続され、それぞれのネットワ
ークセグメントを形成している。
【0017】図2は、上記無線LANにおいて、無線ブ
リッジ間で交信されるIEEE802.11で規定され
たMACフレーム100のフォーマットを示す。MAC
フレーム100は、MACヘッダ110と、本体フレー
ム120と、FCS130とからなる。本体フレーム1
20には、各有線LAN(ネットワークセグメント)で
通信されるパケット、例えば、Ethernetフレームが設定
される。
【0018】MACヘッダ110は、フレーム制御情報
111、送信完了までの所要時間(継続時間:Duration
/ID)を示す期間情報112、アドレス1:113、ア
ドレス2:114、アドレス3:115、シーケンス制
御情報116、アドレス4:117の7つのフィールド
からなっている。
【0019】ここで、括弧内に示した数字は、各フィー
ルドの長さ(オクテット数)を示しており、各アドレス
フィールドには、6オクテットのMACアドレスが設定
される。MACアドレスの上位3オクテットは、通信機
器メーカに固有のコードを示し、残りの3オクテット
は、各通信機器またはインタフェースに固有の値となっ
ている。
【0020】アドレスフィールド113、114、11
5、117に設定されるアドレス内容は、フレーム制御
情報111に含まれるTo DSビットとFrom DSビット
の組み合せによって異なる。ここで、DSは、Distribu
tion Systemの略号であり、IEEE802.11以外
のLANとの接続部、例えば、有線LANとの接続イン
タフェースを意味している。
【0021】無線ブリッジ10で、有線LAN間のパケ
ットを中継する場合は、図3の付属テーブルでTo DS
ビット=“1”、From DSビット=“1”の欄に示す
ように、アドレスフィールド114には無線区間での送
信元(中継元)MACアドレス:TA(transmitter ad
dress)、アドレスフィールド113には無線区間での
宛先(中継先)MACアドレスRA(receiver addres
s)、アドレスフィールド117にはパケットの送信元
端末のMACアドレスSA(source address)、アドレ
スフィールド115にはパケットの宛先端末のMACア
ドレスDA(destination address)が設定される。
【0022】各無線ブリッジでは、無線インタフェース
からの受信パケットに付されたMACヘッダのTAアド
レスとSAアドレスを参照することによって、各論理ポ
ートと対応する接続無線ブリッジおよび端末のMACア
ドレスを知ることができる。
【0023】図3は、ネットワークトポロジーを認識す
るために無線ブリッジ間で送受信されるBPDU(brid
ge protocol data unit)フレームのフォーマットを示
す。BPDUフレームは、プロトコルID201と、プ
ロトコルバージョンID202と、BPDUタイプ20
3と、フラグ204と、ルートID205と、ルートパ
スコスト206と、ブリッジID207と、ポートID
208と、メッセージ・エージ209と、MAXエージ
210と、ハロータイム211と、フォワードディレイ
212からなっている。
【0024】STPでは、ネットワーク内でブリッジ優
先度の値が最も低い無線ブリッジが、ルートブリッジと
なって、ルートブリッジの各ポートから上記BPDUフ
レームを送信する。上記ルートブリッジに接続された各
ブリッジは、受信したBPDUフレームのルートパスコ
スト206に自ブリッジのルートポートのパスコストを
加えて、受信BPDUフレームを他のブリッジに中継す
る。各ブリッジは、自ブリッジの各ポートから受信した
BPDUフレームのルートパスコスト206を参照する
ことによって、ルートブリッジまでの最適な経路を判断
する。また、冗長経路があった場合は、パスコストの大
きいポートをブロックすることによって、効率的な経路
を設定する。
【0025】図4は、本発明による無線ブリッジ10の
1実施例を示す。無線ブリッジ10は、無線送受信回路
11と、変復調回路12と、MAC制御部13と、ブリ
ッジ内のネットワークセグメントに接続される有線LA
Nインタフェース14と、プロセッサ15と、ユーザイ
ンタフェースとなる入出力装置16と、プログラム格納
用のメモリ17と、データ格納用のメモリとからなる。
【0026】データ格納用のメモリには、送信バッファ
エリア18、受信バッファエリア19、ルーティングテ
ーブル20、パラメータテーブル30、アドレステーブ
ル40、接続テーブル50が形成される。また、プログ
ラム格納用のメモリ17には、OS61の他に、本発明
に関係する主要なプログラムとして、例えば、ブリッジ
プロトコル処理ルーチン62、網構成制御ルーチン6
3、送信処理ルーチン64、受信処理ルーチン65が用
意されている。
【0027】プロセッサ15は、内部バス69を介して
変復調回路12、MAC制御部13および有線LANイ
ンタフェース14と接続され、後述するように、ブリッ
ジプロトコル処理ルーチン62、送信処理ルーチン6
4、受信処理ルーチン65を実行することによって、上
記MAC制御部13と有線LANインタフェース14と
の間でのパケットの転送を制御する。また、プロセッサ
15は、網構成制御ルーチン63を実行することによっ
て、上記MAC制御部13と連携して網構成情報の収集
とテーブル情報の更新を行い、無線ブリッジにおける経
路設定、ネットワーク障害検出、迂回路の設定などの機
能を実現する。
【0028】図5は、ルーティングテーブル20の構成
を示す。ルーティングテーブル20は、各無線ブリッジ
が備える入出力ポートのポート番号21と、ブリッジI
D22と、宛先アドレス(端末アドレス)との対応関係
を示しており、各ポート番号21と対応して、接続ブリ
ッジのID22と、該接続ブリッジにおいてネットワー
クセグメントを形成する複数の端末のアドレス(宛先ア
ドレス)23が記憶されている。
【0029】ポート番号21は、無線インタフェース、
すなわち、無線送受信回路11、変復調回路12、MA
C処理部13からなる回路系に関しては、接続ブリッジ
と対応して割り当てられた論理ポート番号と、後述する
同報通信(ブロードキャスト/マルチキャスト)用に割
り当てられた論理ポート番号とが含まれる。また、同報
通信用のポート番号と対応する接続ブリッジID22に
は無意味な値が設定され、宛先アドレス23には、ブロ
ードキャスト/マルチキャスト用のアドレスが設定され
る。
【0030】図6は、パラメータテーブル30の構成を
示す。パラメータテーブル30は、上記ルーティングテ
ーブル20に登録されたポート番号21と対応する複数
のサブテーブル30−1〜30−mからなる。各サブテ
ーブル30−iには、パラメータ情報として、例えば、
ポートID31と、ステータス32と、パスコスト33
と、ルート側ブリッジID:34と、接続ブリッジI
D:35と、ルートパスコスト36とが記憶される。
【0031】ポートID31は、無線ブリッジ10内の
ポートを識別するためのIDであり、有線LANインタ
フェース14に割り当てられた実ポートID(ポート番
号)の他に、無線インタフェースに割り当てられた複数
の論理ポートID(論理ポート番号)を含む。
【0032】ステータス32は、Listening、Learnin
g、Forwarding、Blockingの4つの状態コードで各ポー
トの現在の状態を示す。Listeningは、ネットワークト
ポロジーと最適パスを設定するためにブリッジがBPD
Uを送受信している状態を示す。Listening状態にある
時、そのポートよりも優先度の高いパスが見つかった場
合は、Blocking状態に遷移し、そのポートからのデータ
転送はブロックされる。Listening状態でそのポートよ
り優先度の高いパスが見つからなかった場合は、Learni
ng状態に遷移し、パス情報がForwarding Tableに登録さ
れる。Learning状態で、予め決められ時間(Forward De
lay Time)が経過すると、Forwardingに遷移し、そのポ
ートで通常のデータ転送が行われる。
【0033】パスコスト33は、そのポートに接続され
るインタフェースの通信速度を表しており、一般的に、
通信速度の早いインタフェースほどパスコストの値が小
さくなっている。例えば、IEEE802.1Dでは、
インタフェース速度が10Mb/sのパスコストを「10
0」、100Mb/sのパスコストを「19」とすること
が推奨されている。
【0034】ルート側ブリッジID34と接続ブリッジ
ID35として設定されるブリッジIDの値は、ブリッ
ジ優先度とブリッジMACアドレスとを合わせたものと
なっている。ネットワーク中で、上記ブリッジ優先度が
最低値となっているブリッジがルートブリッジとなる。
ルート側ブリッジID34には、そのポートから見て、
ネットワークトポロジー上でルート側に隣接するブリッ
ジのIDが設定され、接続ブリッジID35には、その
ポートに実際に接続されているブリッジのID、または
論理ポートに対応付けられた周辺の無線ブリッジのID
が設定される。ルートパスコスト36は、ルートブリッ
ジからそのポートまでのパスコストの合計値を示してお
り、その値は、前述したBPDUフレームから判明す
る。
【0035】アドレステーブル40には、その無線ブリ
ッジに割り当てられたアドレス(以下、自アドレスと言
う)用のテーブルと、同報通信用のアドレステーブルと
が登録されている。図7は、同報通信用のアドレステー
ブル41を示す。同報通信用のアドレステーブル41に
は、ブロードキャスト、マルチキャストの区別を示すラ
ベル41Aと対応して、そのブリッジで有効となる同報
MACアドレスの値41Bが登録されている。
【0036】各無線ブリッジ10は、後述する受信処理
ルーチン65によって、無線インタフェースから受信し
たMACフレーム中の中継先アドレスRAを上記アドレ
ステーブル40の登録アドレスと比較する。中継先アド
レスRAが自アドレスまたは同報通信用の何れかのアド
レスと一致した場合、受信フレームがブリッジプロトコ
ル処理部62に渡され、宛先アドレスと対応したポート
に転送処理される。また、後述するように、ブリッジプ
ロトコル処理部62が同報通信用の論理ポートに出力し
たパケットについては、宛先アドレスを上記同報通信用
のアドレステーブル41に登録された同報用アドレスと
照合し、アドレスを確認した上で同報用MACヘッダが
付与され、無線インタフェースに転送される。
【0037】図8は、接続テーブル50の構成を示す。
接続テーブル50は、無線インタフェースを介して通信
すべき他の無線ブリッジ(接続ブリッジ)を特定するた
めのものであり、送受信可能な範囲に位置する他の無線
ブリッジのMACアドレス51と対応して、信号の受信
レベル52と、接続の可否を示すフラグ情報53とが記
憶されている。
【0038】本発明では、各無線ブリッジ10におい
て、周辺に位置する他の無線ブリッジのうち、信号の受
信レベルが予め決められた閾値以上の無線ブリッジのみ
を接続可能な無線ブリッジと判断し、これらの無線ブリ
ッジをSTPの対象ブリッジに選定して、論理ポート番
号の割り当てとパラメータ用サブテーブル30の生成を
行う。
【0039】すなわち、本発明では、各無線ブリッジが
初期設定された時点で、周辺の無線ブリッジをスキャン
し、通信可能な無線ブリッジを検出する。周辺に位置す
る無線ブリッジのスキャン方法としては、例えば、周辺
の各無線ブリッジが発生するビーコンフレームを一定時
間モニタすることによって、通信可能な無線ブリッジを
検出するパッシブスキャンと、初期設定された無線ブリ
ッジ側からプローブフレームを送信し、周辺の各無線ブ
リッジから返送されるプローブ・レスポンスフレームを
受信して、通信可能な無線ブリッジを検出するアクティ
ブスキャンとがある。
【0040】アクティブスキャンを採用した場合、周辺
の他の無線ブリッジから送信されたプローブ・レスポン
スフレームの無線信号は、図4に示した無線送受信回路
11で受信され、変復調回路12で復調された後、MA
CフレームとしてMAC制御部13に入力され、プロセ
ッサ15に通知される。また、上記無線信号の受信レベ
ルは、例えば、変復調回路12で測定され、MAC制御
部23を介してプロセッサ15に通知される。パッシブ
スキャンで受信したビーコンフレームと、変復調回路1
2で測定した無線信号の受信レベルについても、上記と
同様に、MAC制御部23を介してプロセッサ15に通
知できる。但し、受信レベルについては、変復調回路1
2からプロセッサ15に直接取り込むようにしてもよ
い。
【0041】プロセッサ15は、初期設定時に網構成制
御ルーチン63を実行することによって、周辺無線ブリ
ッジのスキャン結果を解析し、周辺無線ブリッジのMA
Cアドレスと受信レベルとの関係を示す接続テーブル5
0を生成する。
【0042】網構成制御ルーチン63では、上記接続テ
ーブル50に登録されたエントリを受信レベルの高い順
にソートし、周辺の無線ブリッジのうち、受信レベルが
予め設定した閾値レベルよりも高いものについて、フラ
グ情報53を接続可の状態に設定する。受信レベルが閾
値レベルよりも低い無線ブリッジについては、フラグ情
報53を接続否の状態に設定することにより、STPの
対象外とする。この場合、不要トラフックの発生を抑制
する目的で、接続可能な無線ブリッジの個数に上限値を
設定しておき、受信レベルが閾値レベル以上の無線ブリ
ッジの中から、受信レベルが高い順に、限定された個数
の無線ブリッジを選択するようにしてもよい。
【0043】上述した周辺無線ブリッジのスキャンデー
タは、MAC制御部13として、例えば、Inters
il社の無線LANメディアアクセスコントローラ:H
FA3841を採用し、プロセッサ15からMAC制御
部13に指令することによって収集できる。また、初期
設定時に限らず、スキャンデータを周期的に収集するこ
とによって、ネットワークトポロジーのダイナミックな
変更に適合できる。
【0044】本発明では、各無線ブリッジが、上述した
受信レベルによって選択された特定の無線ブリッジを接
続ブリッジとして、論理ポートIDの割り当てとパラメ
ータ用のサブテーブルの生成を行い、経路設定などの構
成制御を実行する。
【0045】例えば、図1に示した無線LANにおい
て、無線ブリッジ10−1が、無線ブリッジ10−2と
10−3を接続ブリッジとして選択し、無線ブリッジ1
0−2が、無線ブリッジ10−1、10−3、10−
4、無線ブリッジ10−3が、無線ブリッジ10−1、
10−2、10−4、01−5、無線ブリッジ10−4
が、無線ブリッジ10−2、10−3、10−5、無線
ブリッジ10−5が、無線ブリッジ10−3、10−4
をそれぞれ選択したと仮定する。また、各ブリッジの優
先度から、無線ブリッジ10−1がルートブリッジとな
り、各ブリッジ内では複数の論理ポートが同一のパスコ
ストを持つものと仮定した場合、図1の無線LANと対
応するSTPトポロジーは、図9のようになる。
【0046】各無線ブリッジ10−i(i=1〜5)で
は、STPのプロトコル処理機能に従って、自ブリッジ
内の各論理ポートのルートパスコストを評価し、冗長パ
スをブロックする。この結果、例えば、ブリッジ10−
2と10−3との間のパスP5と、ブリッジ10−4と
10−5との間のパスP8に接続される論理ポートがブ
ロックされ、パラメータテーブルに反映される。
【0047】また、ブリッジ10−2と10−4との間
のパスP4と、ブリッジ10−3と10−4との間のパ
スP6は、ルートパスコストが同一になるため、これら
のパスに接続されたブリッジ10−4では、接続ブリッ
ジID順、ポートID順に若い方のポートをフォワーデ
ィングポートとして選択する。例えば、ブリッジ10−
3のIDがブリッジ10−2のIDよりも若いIDとな
っていた場合は、パスP4の接続ポートがブロックされ
る。
【0048】但し、システム全体の負荷バランスを考え
た時、ブリッジ10−4では、パスP4を残して、パス
P6をブロックした方がよい場合もある。このような場
合、例えば、各無線ブリッジにおいて、物理無線インタ
フェースのパスコストをその物理無線インタフェースに
対応する論理ポートの個数で補正した値を各論理ポート
のパスコストとして採用すればよい。
【0049】例えば、ブリッジ10−2では、一つの無
線インタフェースが3つの論理ポートが対応しているた
め、各論理ポートのパスコストを100に設定し、一
方、ブリッジ10−3では、一つの無線インタフェース
に4つの論理ポートが対応しているため、論理ポートの
パスコストをブリッジ10−2よりも高い値、例えば、
150に設定する。このようにすると、パスP4のルー
トパスコストが、パスP6のルートパスコストよりも小
さくなるため、ブリッジ10−4にパスP4を選択さ
せ、パスP6をブロックさせることが可能となる。
【0050】尚、接続無線ブリッジからの受信レベルの
高い順に論理ポートIDを設定しておけば、パスコスト
が同一の複数のパスが存在した時にポートIDの若い方
を選択することによって、回線状態の優れたパスをフォ
ワーディングポートとして残し、回線状態の悪いパスを
自動的にブロックすることが可能となる。
【0051】以下、図10と図11を参照して、本発明
の無線ブリッジ10におけるパケット転送動作について
説明する。図10は、図3に示したブリッジプロトコル
処理ルーチン62、送信バッファエリア18、受信バッ
ファエリア19、送信処理ルーチン64、受信処理ルー
チン65、テーブル20〜40の関係を示している。
【0052】送信バッファエリア18と受信バッファエ
リア19には、各ポートと対応して、ポート0用の送信
バッファ18−0/受信バッファ19−0〜ポートm用
の送信バッファ18−m/受信バッファ19−mが形成
される。本実施例では、接続ブリッジへの論理ポート番
号の割り当てを容易にするため、有線LANインタフェ
ース14にポート番号0を割り当て、同報通信(ブロー
ドキャスト/マルチキャスト)用に論理的なポート番号
1を割り当て、無線インタフェースを介して接続される
他の無線ブリッジとの通信用に論理的なポート番号2〜
mを割り当てているが、ポート番号の割り当て順序には
特に制約はない。
【0053】同報通信(ブロードキャスト/マルチキャ
スト)用には、送信バッファのみが必要であり、図では
ポート番号1の受信バッファが省略されている。また、
図10では、図面表記の都合上、送受信処理ルーチン6
4、65を、有線LAN用の送受信処理ルーチン64
A、65Aと、無線インタフェース(MAC処理部1
3)用の送受信処理ルーチン64B、65Bに分けて示
してある。
【0054】ブリッジプロトコル処理ルーチン(以下、
ブリッジプロトコル処理部と言う)62は、IEEE8
02.1Dで規定されたSTPの機能を備えており、有
線LANインタフェース14および無線インタフェース
(MAC制御部)13を介して受信されるパケットのM
ACアドレスを学習し、各インタフェースのポート番
号、接続ブリッジID、受信パケットの送信元アドレス
の関係をルーティングテーブル20に記憶する。また、
STPによる経路設定に応じて、ポート別のパラメータ
テーブル30の内容を適宜更新する。
【0055】有線LANインタフェース14から受信さ
れたパケットは、受信処理ルーチン65Aによって、有
線LANインタフェース14と対応するポート番号0の
受信バッファ19−0に格納され、信号線650で示す
ように、受信処理ルーチン65Aからブリッジプロトコ
ル処理部62に、上記ポート番号0を示した受信イベン
トが発行される。
【0056】上記受信イベントに応答して、ブリッジプ
ロトコル処理部62は、受信イベントが指定するポート
番号0の受信バッファ19−0から受信パケットを読出
し、ルーティングテーブル20から上記受信パケットの
宛先アドレスと対応するポート番号jを検索する。ルー
ティングテーブル20に受信パケットの宛先アドレスと
対応するポート番号が登録されていなければ、受信パケ
ットは廃棄される。
【0057】宛先アドレスと対応するポート番号jが判
明すると、ブリッジプロトコル処理部62は、受信パケ
ットをポート番号jもつ送信バッファ18−jに送信パ
ケットとして格納した後、信号線640で示すように、
ポート番号jを示す送信イベントを送信処理ルーチン6
4Bに発行する。受信パケットが同報パケットの場合
は、同報通信用の送信バッファ18−1に格納され、ポ
ート番号1を示す送信イベントが発行される。
【0058】一方、無線インタフェース(MAC制御部
13)から図2に示したMACフレームが受信される
と、受信処理ルーチン65Bは、受信フレームのMAC
ヘッダが示す中継先アドレスRA(Receiver Address)
と、アドレステーブル40に登録された自ブリッジアド
レス42とを照合する。RAと自ブリッジアドレスが一
致した場合、受信処理ルーチン65Bは、パラメータテ
ーブル30から、上記MACヘッダの中継元アドレスT
A(Transmitter Address)と一致した接続ブリッジI
D35をもつサブテーブル30―kを検索し、受信フレ
ームの本体フレームフィールド120から抽出したパケ
ットを上記サブテーブル30―kのポートID31が指
定するポート番号kを持つ受信バッファ19−kに格納
した後、ブリッジプロトコル処理部62に対して、上記
ポート番号kを示す受信イベントを発行する。
【0059】受信フレームの中継先アドレスRAが自ブ
リッジアドレスに一致しなかった場合、受信処理ルーチ
ン65Bは、上記RAをテーブル41に登録された同報
通信用のMACアドレスと照合する。RAが登録された
何れかの同報アドレスと一致した場合は、受信処理ルー
チン65Bは、上述した自ブリッジ宛の受信フレームと
同様、パラメータテーブル30から、中継元アドレスT
Aと一致した接続ブリッジID35をもつサブテーブル
30―kを検索し、受信フレームから抽出したパケット
を上記サブテーブル30―kのポートID31が指定す
るポート番号kを持つ受信バッファ19−kに格納した
後、ブリッジプロトコル処理部62に対して、上記ポー
ト番号kを示す受信イベントを発行する。
【0060】受信フレームのRAが、アドレステーブル
40に登録された自ブリッジアドレスと同報通信用のM
ACアドレスの何れにも不一致の場合、受信フレームは
廃棄される。
【0061】ブリッジプロトコル処理部62は、上記ポ
ート番号kの受信バッファに格納された受信パケットに
ついて、上述したポート番号0の受信パケットと同様の
処理を行う。これによって、中継先アドレスRAが自ブ
リッジ宛の受信パケットと同報通信用の受信パケット
が、有線LANインタフェース用のポート番号0をもつ
送信バッファ18−0に格納され、送信処理ルーチン6
4Bに対して上記ポート番号0を示す送信イベントが発
行される。また、受信バッファ19−i(i=2〜m)
から取出された同報通信用のパケットについては、その
コピーを送信バッファ18−1にも格納することによっ
て、更に他の無線ブリッジに伝播させることが可能とな
る。
【0062】図11は、上記ブリッジプロトコル処理部
62が発行する送信イベントに応答して実行される送信
処理ルーチン64(64A、64B)のフローチャート
を示す。送信処理ルーチン64では、送信イベントで指
定されたポート番号iをもつ送信バッファ18−iから
送信パケットを読出す(ステップ641)。送信イベント
で指定されたポート番号iが同報通信のポート番号(=
1)の場合は(ステップ642)、送信パケット(例え
ば、Ethernetフレーム)の宛先アドレスを同報通信用ア
ドレステーブル41に登録されたブロードキャスト用お
よびマルチキャスト用のMACアドレスと照合し(ステ
ップ643)、不一致の場合は、何もせずに(パケット
を廃棄)、送信処理を終了する。
【0063】宛先アドレスがブロードキャスト用または
マルチキャスト用の何れかのMACアドレスに一致した
場合は、MACヘッダ110のDAアドレスフィールド
115とRAアドレスフィールド113に上記宛先アド
レス、すなわち、ブロードキャスト/マルチキャスト用
のアドレスを含むMACフレームを作成し(ステップ6
44)、該MACフレームをMAC制御部13に送出し
て(ステップ645)、送信処理を終了する。この場
合、MACヘッダのTAアドレスフィールド114に
は、自ブリッジアドレスが設定され、SAアドレスフィ
ールド117には、送信パケットに付されたSAアドレ
スの値が設定される。
【0064】上記送信イベントで指定されたポート番号
iが、無線インタフェース用の何れかのポート番号(=
2〜m)の場合(ステップ646)、上記ポート番号i
と対応するサブテーブル30−iにおいて接続ブリッジ
ID35が示すMACアドレスをRAアドレスフィール
ド113に設定したMACフレームを作成し(ステップ
647)、該MACフレームをMAC制御部13に送出
して(ステップ645)、送信処理を終了する。この場
合、MACヘッダのDAアドレスフィールド115に
は、送信パケットのDAアドレスの値が設定され、TA
アドレスフィールド114とSAアドレスフィールド1
17には、上記同報通信用のMACヘッダと同様の値が
設定される。
【0065】送信イベントで指定されたポート番号i
が、同報通信用の論理ポート番号(=1)にも、無線イ
ンタフェース用の他の論理ポート番号(=2〜m)の何
れにも該当しない場合(本実施例では、有線LANイン
タフェース用のポート番号0の場合)は、送信フレーム
を有線LANインタフェース14に送出して(ステップ
649)、送信処理を終了する。
【0066】以上の実施例から明らかなように、本発明
の無線ブリッジでは、周辺に位置する他の無線ブリッジ
のうち、通信品質が保証されたものを接続ブリッジとし
て選択し、これらの接続ブリッジをSTPの対象ブリッ
ジとして論理ポート番号を割り当て、STP転送制御用
のパラメータテーブルを生成している。また、同報通信
(ブロードキャスト/マルチキャスト)に専用の論理ポ
ート番号を割り当て、ブロードキャスト/マルチキャス
ト用のパケットについては、上記専用ポートを介して送
信処理するようにしている。従って、本実施例によれ
ば、無線区間における通信エラーが少なく、複数の接続
ブリッジに対して同報通信用のパケットを1回の送信処
理で送信できるため、ブリッジプロトコル処理部および
無線区間におけるメッセージ(パケット)の転送効率を
大幅に改善できる。
【0067】尚、図10の実施例では、各ポート番号i
と対応して専用の送信バッファ18−iを設けたが、ブ
リッジプロトコル処理部62からは、送信パケットとポ
ート番号を示す送信イベントとが対をなして出力される
ため、実際の応用においては、図10に示した送信バッ
ファ18−0〜18−mを1つの送信パケットキューに
まとめ、送信処理ルーチン64が、送信イベントキュー
からの送信イベントの読み出しと、上記送信パケットキ
ューからの送信パケットの読み出しとを交互に繰り返す
ようにすればよい。
【0068】同様に、受信処理ルーチン65からも、受
信パケットとポート番号を示す受信イベントとが対をな
して出力されるため、図10も示した受信バッファ19
−0、19−2〜19−mを1つの受信パケットキュー
にまとめ、ブリッジプロトコル処理部62が、受信イベ
ントキューからの受信イベントの読み出しと、上記受信
パケットキューからの受信パケットの読み出しとを交互
に繰り返すようにすればよい。
【0069】また、実施例では、無線インタフェースと
有線LANインタフェースをそれぞれ1つずつ備えた無
線ブリッジについて述べたが、各無線ブリッジが、例え
ば、周波数多重による複数の無線インタフェースを備え
た場合も、本発明を適用できること明らかである。
【0070】実施例では、無線ブリッジ毎に有線LAN
によるネットワークセグメントを形成しているが、ネッ
トワークセグメントのうちの少なくとも1つが、無線ブ
リッジと無線で交信する複数の無線端末からなるシステ
ム構成としてもよい。また、実施例では、IEEE80
2.11の無線LANにおいて、802.1Dのプロト
コル処理を行う場合について説明したが、本発明は、実
施例以外の他のプロトコルにも適用可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、通信品質によって接続
ブリッジを選択して無線LANを構成しているため、通
信不良による不要なトラフィックを抑止できる。また、
複数の接続ブリッジに対して、同報通信用のパケットを
1回の送信処理で送信できるため、ブリッジプロトコル
処理部および無線区間におけるメッセージ(パケット)
の転送効率を大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線ブリッジが適用される無線LAN
の1例を示す図。
【図2】無線ブリッジ間で交信されるMACフレームの
フォーマットを示す図。
【図3】ネットワークトポロジーを認識するために送信
されるBPDU(Bridge Protocol Data Unit)のフォ
ーマットを示す図。
【図4】本発明による無線ブリッジの1実施例を示す
図。
【図5】図4に含まれるルーティングテーブル20の構
成を示す図。
【図6】図4に含まれるパラメータテーブル30の構成
を示す図。
【図7】図4のアドレステーブル40に含まれる同報通
信用アドレステーブル41の構成を示す図。
【図8】図4に含まれる接続テーブル50の構成を示す
図。
【図9】図1の無線LANと対応するSTPトポロジー
の1例を示す図。
【図10】本発明の無線ブリッジにおけるパケットの転
送動作を説明するための図。
【図11】パケット送信処理ルーチン65の機能を示す
フローチャート。
【符号の説明】
10−1〜10−5:無線ブリッジ、PC11〜PC5
k:端末装置、11:無線送受信回路、12:変復調回
路、13:MAC制御部、14:有線LANインタフェ
ース、15:プロセッサ、16:入出力装置、17:プ
ログラムメモリ、18:送信バッファ、19:受信バッ
ファ、20:ルーティングテーブル、30:パラメータ
テーブル、40:アドレステーブル、41:同報通信用
アドレステーブル、42:自ブリッジアドレス、50:
接続テーブル、61:OS、62:ブリッジプロトコル
処理ルーチン、63:網構成制御ルーチン、64:送信
処理ルーチン、65:受信処理ルーチン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA01 CB08 DA05 DA19 DB19 EA02 5K067 AA13 BB21 CC08 EE12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークセグメント間でパケットを転
    送するための無線インタフェースを備えた無線ブリッジ
    において、 周辺に位置する通信可能な他の無線ブリッジの中から、
    通信品質によって接続すべきブリッジを選択し、各接続
    ブリッジに論理的なポート識別子を付与するための手段
    と、 ブリッジ内のネットワークセグメント用に割り当てられ
    たポート番号と上記論理的なポート識別子に対応して用
    意された複数の送/受信バッファと、 上記各受信バッファに格納されたパケットを宛先アドレ
    スによって特定される何れかの送信バッファに転送する
    転送制御手段と、 他のネットワークセグメントとの間で、上記何れかの送
    /受信バッファと上記無線インタフェースとを介して、
    パケットを送受信するための手段とを備えたことを特徴
    とする無線ブリッジ。
  2. 【請求項2】前記付与手段が、周辺に位置する他の無線
    ブリッジの中から、信号受信レベルが予め設定された閾
    値以上のものを前記接続ブリッジとして選択し、ポート
    番号を付与することを特徴とする請求項1に記載の無線
    ブリッジ。
  3. 【請求項3】前記付与手段が、信号受信レベルが前記閾
    値以上の周辺ブリッジの中から、予め指定された上限個
    数の範囲内で前記接続ブリッジを選択することを特徴と
    する請求項1に記載の無線ブリッジ。
  4. 【請求項4】特定の論理ポート識別子と対応した同報通
    信用の送信バッファを用意し、 前記送受信手段が、他のネットワークセグメントに対し
    て、上記同報通信用の送信バッファを利用して、ブロー
    ドキャスト用またはマルチキャスト用のパケットを送信
    することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記
    載の無線ブリッジ。
  5. 【請求項5】無線インタフェースを介して接続される周
    辺の特定の無線ブリッジに対して論理的なポート識別子
    を割り当て、該ポート識別子によってネットワークセグ
    メント間のパケット転送を制御する無線ブリッジにおい
    て、 ブリッジ内のネットワークセグメント用に割り当てられ
    たポート番号に対応して用意された送/受信バッファ
    と、 上記周辺無線ブリッジ用に割り当てられた論理的なポー
    ト識別子に対応して用意された複数の送/受信バッファ
    と、 同報通信用に割り当てられた論理的なポート識別子に対
    応して用意された送信バッファと、 上記各受信バッファに格納されたパケットを宛先アドレ
    スによって特定される何れかの送信バッファに転送する
    転送制御手段と、 上記周辺無線ブリッジ用のポート番号と対応する送信バ
    ッファから読み出された送信パケットに対して該当する
    周辺無線ブリッジ宛のヘッダを付与し、上記同報通信用
    のポート識別子と対応する送信バッファから読み出され
    たパケットに対して同報通信用のヘッダを付与して、上
    記無線インタフェースに送出する送信処理手段とを備え
    たことを特徴とする無線ブリッジ。
  6. 【請求項6】前記送信処理手段が、前記送信パケットに
    対して、前記周辺無線ブリッジのアドレスまたは同報通
    信用のアドレスを中継先アドレス、自ブリッジアドレス
    を中継元アドレスとして含むMACヘッダを付与するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の無線ブリッジ。
  7. 【請求項7】同報アドレスを記憶するための記憶手段を
    有し、 前記送信処理手段が、前記同報通信用のポート識別子と
    対応する送信バッファから読み出されたパケットの宛先
    アドレスを上記記憶手段に記憶された同報アドレスと照
    合し、何れかの同報アドレスに一致した場合に、前記ヘ
    ッダの付与と無線インタフェースへの送出を行うことを
    特徴とする請求項5または請求項6に記載の無線ブリッ
    ジ。
  8. 【請求項8】自ブリッジアドレスと同報アドレスとを記
    憶するための記憶手段と、 前記無線インタフェースからの受信パケットを前記周辺
    無線ブリッジ用のポート識別子と対応する何れかの受信
    バッファに選択的に格納する受信処理手段を有し、 上記受信処理手段が、受信パケットのヘッダに含まれる
    中継先アドレスを上記記憶手段に記憶されたアドレスと
    照合し、上記中継先アドレスが上記自ブリッジアドレス
    または何れかの同報アドレスと一致した受信パケットを
    該パケットの中継元となった周辺無線ブリッジのポート
    識別子と対応した受信バッファに格納することを特徴と
    する請求項5または請求項6に記載の無線ブリッジ。
  9. 【請求項9】無線インタフェースとネットワークセグメ
    ント用のインタフェースを有し、無線区間では、IEE
    E802.11に従ったMACフレーム形式でパケット
    通信し、IEEE802.1Dに規定されたスパニング
    ツリープロトコルに従ってネットワークの構成を管理す
    る無線ブリッジにおいて、 周辺の複数の無線ブリッジにブロードキャストまたはマ
    ルチキャストすべきパケットに対し、中継先アドレスと
    してブロードキャストまたはマルチキャストアドレスを
    含むMACヘッダを付与し、上記無線インタフェースか
    ら同報パケットとして送出するための手段を備えたこと
    を特徴とする無線ブリッジ。
  10. 【請求項10】前記スパニングツリープロトコルの対象
    となる接続ブリッジとして、通信可能範囲に位置する他
    の無線ブリッジの中から、通信品質が所定レベル以上の
    もの選択するための手段を備えたことを特徴とする請求
    項9に記載の無線ブリッジ。
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