JP4701152B2 - データ中継装置、データ中継方法およびデータ中継プログラム - Google Patents

データ中継装置、データ中継方法およびデータ中継プログラム Download PDF

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Description

この発明は、データ中継装置、データ中継方法およびデータ中継プログラムに関する。
近年、アプリケーションが要求する通信品質の違いに応えてネットワークの通信を制御するQoS(Quality of Service)制御についての研究がなされている。例えば、特許文献1では、IP(Internet Protocol)ネットワーク上にRSVP(Resource reSerVation Protocol)を実装していないルータがあってもEnd−to−EndのQoS制御を可能にする技術が開示されている。
このQoS制御を支える技術の一つにCoS(Class of Service)制御がある。従来、データ中継装置では、出力インターフェースである送信ポートに複数の送信キューを用意
し、優先順位に従って単位データを送信キューに振り分けることでCoS制御を実現していた。具体的には、データ中継装置は、単位データを受け取ると、宛先によってただ一つに決まる送信ポートへ当該単位データを出力し、送信ポートに用意されたいずれかの送信キューに当該単位データを格納して処理の順番に差を付けていた。
例えば、図20に示すように、LAN(Local Area Network)200aからLAN200bまでの経路において、データ中継装置210と、データ中継装置220とを中間地点として、優先度情報であるCoS値(0〜3)を含む同宛先の単位データ240〜243が送信される場合には、データ中継装置210は、同宛先の単位データ240〜243を所定の受信ポートで受信すると、単位データ240〜243が出力される送信ポートをその宛先によってただ一つに決まっている送信ポート230に決定する。
そして、データ中継装置210は、送信ポート230に用意された各送信キュー230a〜230dに対して、優先順位に従ってそれぞれ単位データ240〜243をキューイングし、送信の順番を制御する。なお、単位データの優先順位および送信キューの優先度は、それぞれ、CoS値(0)>CoS値(1)>CoS値(2)>CoS値(3)となり、送信キュー230a>送信キュー230b>送信キュー230c>送信キュー230dとなっている。
特開2006−121410号公報
ところで、上記した従来の技術は、データ中継装置が提供できる最大のサービスクラスの数を各送信ポートに用意された送信キュー数以上に設定することができないので、サービスクラスを拡張することが困難であるという問題点があった。
例えば、図20に示すように、データ中継装置210は、送信ポート230に4つの送信キューしか用意していないので、提供できる最大のサービスクラスが4つまでとなる。仮に8つのサービスクラスを提供するためには、一つの送信ポートに対して8つの送信キューを備えるデータ中継装置210を新たに造る必要があり、簡易にサービスクラスを拡張することができなかった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、簡易にサービスクラスを拡張することが可能なデータ中継装置、データ中継方法およびデータ中継プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、前記優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で前記優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、前記受信ポートから受信したデータを前記複数の送信ポートのいずれかに中継するデータ中継装置であって、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる前記複数の送信ポートが有する前記送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、前記データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、前記複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて記憶する優先度対送信ポートテーブル記憶手段と、前記データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを記憶する宛先対論理ポートテーブル記憶手段と、前記受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから前記宛先情報および優先度情報を読み出し、前記宛先情報に対応する前記論理ポート識別情報を前記宛先対論理ポートテーブル記憶手段が記憶する宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、前記優先度情報に対応する前記送信ポート識別情報を前記優先度対送信ポートテーブル記憶手段が記憶する優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、前記受信ポートから受信したデータを出力する送信ポート出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記優先度対送信ポートテーブル記憶手段は、前記優先度情報の高低に従って前記送信ポート識別情報が循環的に振り分けられた前記優先度対送信ポートテーブルを記憶することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記送信ポートは、前記データを受信する受信ポートとしても作用するものであって、前記少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、各送信ポートを一意に識別する送信ポート識別情報と、当該論理ポートを一意に識別する論理ポート識別情報とを対応付けた送信ポート対論理ポートテーブルを記憶する送信ポート対論理ポートテーブル記憶手段と、前記受信ポートから受信した前記データから差出元情報を読み出し、前記宛先対論理ポートテーブル記憶手段が記憶する宛先対論理ポートテーブルに当該差出元情報が含まれない場合には、前記データを受信した前記受信ポートを一意に識別するための前記送信ポート識別情報に基づいて、前記送信ポート対論理ポートテーブルから前記送信ポート識別情報に対応する論理ポート識別情報を読み出し、前記差出元情報を前記宛先情報とした上で当該読み出した論理ポート識別情報と対応付けて前記宛先対論理ポートテーブル記憶手段に登録する登録手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、前記優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で前記優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、前記受信ポートから受信したデータを前記複数の送信ポートのいずれかに中継するデータ中継方法であって、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる前記複数の送信ポートが有する前記送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、前記データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、前記複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて保持する優先度対送信ポートテーブル保持工程と、前記データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを保持する宛先対論理ポートテーブル保持工程と、前記受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから前記宛先情報および優先度情報を読み出し、前記宛先情報に対応する前記論理ポート識別情報を前記宛先対論理ポートテーブル保持工程によって保持された宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、前記優先度情報に対応する前記送信ポート識別情報を前記優先度対送信ポートテーブル保持工程によって保持された優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、前記受信ポートから受信したデータを出力する送信ポート出力工程と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、前記優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で前記優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、前記受信ポートから受信したデータを前記複数の送信ポートのいずれかに中継する方法をコンピュータに実行させるデータ中継プログラムであって、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる前記複数の送信ポートが有する前記送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、前記データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、前記複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて保持する優先度対送信ポートテーブル保持手順と、前記データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを保持する宛先対論理ポートテーブル保持手順と、前記受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから前記宛先情報および優先度情報を読み出し、前記宛先情報に対応する前記論理ポート識別情報を前記宛先対論理ポートテーブル保持手順によって保持された宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、前記優先度情報に対応する前記送信ポート識別情報を前記優先度対送信ポートテーブル保持手順によって保持された優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、前記受信ポートから受信したデータを出力する送信ポート出力手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、4または5の発明によれば、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる複数の送信ポートが有する送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて記憶し、データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを記憶し、受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから宛先情報および優先度情報を読み出し、宛先情報に対応する論理ポート識別情報を宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、優先度情報に対応する送信ポート識別情報を優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、受信ポートから受信したデータを出力するので、論理ポートが有する送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行うことによって簡易にサービスクラスを拡張することが可能となる。
また、請求項2の発明によれば、優先度情報の高低に従って送信ポート識別情報が循環的に振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを記憶するので、正確な優先順位を保ちつつ簡易にサービスクラスを拡張することが可能となる。
また、請求項3の発明によれば、送信ポートがデータを受信する受信ポートとしても作用し、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、各送信ポートを一意に識別する送信ポート識別情報と、当該論理ポートを一意に識別する論理ポート識別情報とを対応付けた送信ポート対論理ポートテーブルを記憶し、受信ポートから受信したデータから差出元情報を読み出し、宛先対論理ポートテーブルに当該差出元情報が含まれない場合には、データを受信した受信ポートを一意に識別するための送信ポート識別情報に基づいて、送信ポート対論理ポートテーブルから送信ポート識別情報に対応する論理ポート識別情報を読み出し、差出元情報を宛先情報とした上で当該読み出した論理ポート識別情報と対応付けて宛先対論理ポートテーブルに登録するので、宛先情報と論理ポート識別情報とを対応付けたテーブルを簡易に作成することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るデータ中継装置、データ中継方法およびデータ中継プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、実施例1に係るデータ中継装置の概要および特徴、データ中継装置の構成および処理の流れを順に説明し、実施例2に係るデータ中継装置の概要および特徴、実施例2に係るデータ中継装置の構成および処理の流れを説明し、最後に他の実施例として種々の変形例を説明する。
[実施例1に係るデータ中継装置の概要および特徴]
最初に、図1や図2を用いて、実施例1に係るデータ中継装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るデータ中継装置の概要を説明するための図であり、図2は、実施例1に係るデータ中継装置の特徴を説明するための図である。
図1に示すように、実施例1に係るデータ中継装置10は、伝送路2a1〜2anを介して複数のLAN1a1〜1anと接続され、データ中継装置20は、同様に、伝送路4a1〜4amを介して複数のLAN3a1〜3amと接続される。さらに、データ中継装置10とデータ中継装置20とが複数の伝送路5a1〜5aiを介して接続されることでネットワークが形成される。そして、データ中継装置10は、複数の受信ポート6a1〜6anおよび複数の送信ポート7a1〜7aiを備え、LAN1a1〜1anから伝送路2a1〜2anへ送信されたデータを受信ポートで受信し、受信ポートから受信したデータを複数の送信ポートのいずれかに中継する。例えば、データ中継装置10は、端末8が端末9宛てに送信したデータを受信ポート6a1によって受信すると、そのデータを送信ポート7a1〜7aiのうち送信ポート7axに中継する。
また、受信ポートは、宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する。ここで、宛先情報とは、例えば、広域イーサネット(登録商標)におけるネットワークでは、端末8や端末9のMAC(Media Access Control)アドレスのことであり、優先度情報とは、QoSを導入した広域イーサネット(登録商標)におけるネットワークでは、CoS値のことであり、両者とも広域イーサネット(登録商標)における単位データであるフレームに含まれる。なお、CoS値については、例えば、4つのサービスクラスが用意される場合には、フレームに対してCoS値「0」〜「3」のいずれかが付与される。
また、送信ポートは、優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行う。例えば、送信ポート7a1は、4つの送信キュー7b〜7eに対してCoS値「0」〜「3」を対応付ける(送信キュー7bにCoS値「0」、送信キュー7cにCoS値「1」、送信キュー7dにCoS値「2」、送信キュー7eにCoS値「3」)とともに、CoS値の優先度に従ったシェーピングレートで各送信キューのデータ送信制御を行っている。つまり、送信ポート7a1は、受け取ったフレームからCoS値を読み出すと、そのCoS値に対応付けられた送信キューにそのフレームを格納し、さらに、各送信キューにたまったフレームをCoS値の優先度に従ったシェーピングレートでシェーピングすることによってQoSを実現する。なお、各送信キューに対するCoS値やレートの設定については任意に変更できる。
実施例1に係るデータ中継装置10の概要は上記のとおりであり、データ中継装置10は、簡易にサービスクラスを拡張できるようにしている点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について簡単に説明すると、データ中継装置10は、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる複数の送信ポートが有する送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて記憶する。
例えば、図2に示すように、データ中継装置10が備えるCoS分配テーブル記憶部30によって記憶されるCoS分配テーブル30aは、送信ポート100と、送信ポート110とを一つにまとめてなる論理ポート120に含まれる送信キュー100a〜100dおよび送信キュー110a〜110dの合計数8以内である8つにクラス分けされて、クラス分けされた部分ごとに論理ポート識別情報が対応付けられている。そして、CoS分配テーブル30aは、論理ポート識別情報「L1」に対応付けられた部分では、8つのクラスに8つのCoS値「0」〜「7」が付与されている。そして、CoS分配テーブル30aは、CoS値「1」、「3」、「5」、「7」に送信ポート100の識別情報「P1」が対応付けられ、CoS値「0」、「2」、「4」、「6」に送信ポート110の識別情報「P2」が対応付けられている。なお、送信ポート100や送信ポート110では、CoS分配テーブル30aに合わせるようにして、送信キュー100aにCoS値「1」、送信キュー100bにCoS値「3」、送信キュー100cにCoS値「5」、送信キュー100dにCoS値「7」が対応付けられ、並びに、送信キュー110aにCoS値「0」、送信キュー110bにCoS値「2」、送信キュー110cにCoS値「4」、送信キュー110dにCoS値「6」が対応付けられる。
また、データ中継装置10は、データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを記憶する。例えば、図2に示すように、データ中継装置10が備えるMAC学習テーブル記憶部40によって記憶されるMAC学習テーブル40aでは、端末9のMACアドレス「00−E0−00−00−12−02」と、論理ポート120の識別情報「L1」とが対応付けられている。
このような構成のもと、データ中継装置10は、受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから宛先情報および優先度情報を読み出し、宛先情報に対応する論理ポート識別情報を宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、優先度情報に対応する送信ポート識別情報を優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、受信ポートから受信したデータを出力する。
例えば、図2に示すように、データ中継装置10は、受信ポート6a1で受信したフレーム8aからスイッチ部90によってMACアドレス「00−E0−00−00−12−02」およびCoS値「1」を読み出し、MACアドレス「00−E0−00−00−12−02」に対応する論理ポート識別情報「L1」をMAC学習テーブル40aから読み出し(図2の(1)参照)、論理ポート識別情報「L1」に対応し、かつ、CoS値「1」に対応する送信ポート識別情報「P1」をCoS分配テーブル30aから読み出し(図2の(2)参照)、送信ポート識別情報「P1」に対応する送信ポート100に対してフレーム8aを出力する。そして、フレーム8aを受け取った送信ポート100は、CoS値「1」を読み出すと、それに対応する送信キュー100aに格納し、設定されたシェーピングレートでデータ送信制御を行いつつ、データ中継装置10からフレーム8aを伝送路5axに送信する。
このようなことから、実施例1に係るデータ中継装置は、上記した主たる特徴の通り、論理ポートが有する送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行うことによって簡易にサービスクラスを拡張することが可能となる。つまり、上記の実施例では、4つの送信キューを備えた送信ポート100および送信ポート110は、それぞれ最大4つのサービスクラスしか提供できないものであったが、2つの送信ポートを一つにまとめ、8つの送信キューを備えた論理ポート120は、最大8つのサービスクラスを提供できるものとなり、送信ポートを新たに造る必要がないため、簡易にサービスクラスを拡張することを可能としている。
[実施例1に係るデータ中継装置の構成]
次に、図3を用いて、図1や図2に示したデータ中継装置10の構成を説明する。図3は、データ中継装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このデータ中継装置10は、CoS分配テーブル記憶部30と、MAC学習テーブル記憶部40と、コマンド受付部50と、CoS分配設定制御部60と、出力帯域設定制御部70と、受信ポート80と、スイッチ部90と、送信ポート100と、送信ポート110とから構成され、受信ポート80は、その内部にCoSクラシファイ部81と、ポリサ部82とを備え、送信ポート100は、その内部に優先制御部101と、4つの送信キュー100a〜100dが用意されたシェーパ部102とを備え、送信ポート110は、同様に、その内部に優先制御部101と、4つの送信キュー110a〜110dが用意されたシェーパ部102とを備える。また、データ中継装置10は、送信ポート100と、送信ポート110とを一つの論理ポート120として認識する。なお、データ中継装置10は、受信ポート80や送信ポート100(送信ポート110も含め)の他に複数の受信ポートや送信ポートを備えているが、ここでは図示しない。また、CoS分配テーブル記憶部30は、特許請求の範囲に記載の「優先度対送信ポートテーブル記憶手段」に対応し、MAC学習テーブル記憶部40は、同じく「宛先対論理ポートテーブル記憶手段」に対応し、スイッチ部90は、同じく「送信ポート出力手段」に対応する。
CoS分配テーブル記憶部30は、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる複数の送信ポートが有する送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、フレームに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられたCoS分配テーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて記憶する。
具体的には、CoS分配テーブル記憶部30は、サービスクラスの拡張に係る設定内容を後述するCoS分配設定制御部60によって登録されたCoS分配テーブルを記憶する。例えば、CoS分配テーブル記憶部30が記憶するCoS分配テーブルの一部は、以下に説明する設定内容となる。すなわち、図4に示すように、CoS分配テーブルの一部は、送信キュー100a〜100dおよび送信キュー110a〜110dの合計数8以内である8つにクラス分けされた部分が論理ポート120の識別情報「L1」と対応付けられ、8つのクラスに8つのCoS値「0」〜「7」が付与され、奇数のCoS値には送信ポート100の識別情報「P1」が対応付けられ、CoS値「0」および偶数のCoS値には送信ポート110の識別情報「P2」が対応付けられた設定内容となる。つまり、優先度情報の高低に従って送信ポート識別情報が循環的に振り分けられている。なお、図4は、CoS分配テーブル記憶部が記憶する情報の例を示す図である。
MAC学習テーブル記憶部40は、フレームに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだフレームの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを記憶する。
具体的には、MAC学習テーブル記憶部40は、図1で示したLAN1a1〜LAN1an内や、LAN3a1〜LAN3am内に存在する各端末へデータが送信される際にフレームに含まれ得る宛先情報と、当該宛先情報を含んだフレームの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報とを対応付けたMAC学習テーブルを予め記憶する。例えば、図5に示すように、MAC学習テーブル記憶部40は、送信先MACアドレス「00−E0−00−00−12−01」と、論理ポート識別情報「R1」とを対応付けたMAC学習テーブルを記憶する。なお、図5は、MAC学習テーブル記憶部が記憶する情報の例を示す図である。
コマンド受付部50は、コマンド情報を受付けて各部へ通知する。具体的には、コマンド受付部50は、オペレータがコマンドを入力することによってサービスクラスの拡張に係る設定内容を受け付けると、その設定内容を区別して後述するCoS分配設定制御部60または出力帯域設定制御部70のいずれかへ通知する。すなわち、コマンド受付部50は、「どの送信ポートを複数選び、それらを一つにまとめて論理ポートとして構成するか」といった設定内容については、CoS分配設定制御部60へ通知し、「どの送信キューに対してどのCoS値を対応させるか」といった後述する優先制御部101に対する設定内容や、「各送信キューのシェーピングレートをどうするか」といった後述するシェーパ部に対する設定内容については、出力帯域設定制御部70へ通知する。
CoS分配設定制御部60は、CoS分配テーブルに対して設定内容を登録する。具体的には、CoS分配設定制御部60は、上述したコマンド受付部50から設定内容を受け取ると、その設定内容に基づいてCoS分配テーブル記憶部30が記憶するCoS分配テーブルに登録を行う。
出力帯域設定制御部70は、設定内容に基づいて各部を設定する。具体的には、出力帯域設定制御部70は、上述したコマンド受付部50から設定内容を受け取ると、その設定内容が後述する優先制御部101に対するものであるか、もしくは、後述するシェーパ部102に対するものであるかを区別し、その設定内容に基づいて各部を設定する。
例えば、図6や図7に示すように、出力帯域設定制御部70は、送信ポート100内の優先制御部101が備える「CoS値と送信キューの識別情報とを対応付けたテーブル」に対して、CoS値「1」と送信キューの識別情報「Q1」とを対応付けて登録し、同様に、送信ポート110内の優先制御部101が備えるテーブルに対して、CoS値「0」と識別情報「Q1」とを対応付けて登録する。なお、図6は、送信ポート(P1)内優先制御部の設定例を示す図であり、図7は、送信ポート(P2)内優先制御部の設定例を示す図である。
また、例えば、図8や図9に示すように、出力帯域設定制御部70は、送信ポート100内のシェーパ部102が備える「送信キューの識別情報とシェーピングレートとを対応付けたテーブル」に対して、識別情報「Q1」とシェーピング帯域「20Mbit/sec」とを対応付けて登録し、同様に、送信ポート110内のシェーパ部102が備えるテーブルに対して、識別情報「Q1」とシェーピング帯域「10Mbit/sec」とを対応付けて登録する。なお、図8は、送信ポート(P1)内シェーパ部の設定例を示す図であり、図9は、送信ポート(P2)内シェーパ部の設定例を示す図である。
受信ポート80は、宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する。具体的には、受信ポート80は、伝送路を実際に形成しているケーブルのコネクタと物理的に接続可能な機構を備えることで宛先情報および優先度情報を含んだフレームを受信し、後述するCoSクラシファイ部81、もしくはポリサ部82にデータを出力する。なお、受信ポート80は、図10に示すようなフレームフォーマットのフレームを受信する。なお、図10は、フレームフォーマットの例を示す図である。
CoSクラシファイ部81は、上述した受信ポート80が出力したデータを受け取り、後述するスイッチ部90に転送する。また、CoSクラシファイ部81は、図1で示したネットワークにおいて、端末8から端末9宛てに送出されたデータをデータ中継装置10が受信したときには機能するが、データ中継装置20がそのデータをデータ中継装置10から受信したときには機能しない。なお、実施例1では、CoSクラシファイ部81は、フレームに含まれるCoS値(図10のフレームフォーマットでは、「Priority」に相当する)を装置内のCoS値に変換せずに転送するものとして説明するが、ユーザ側のCoS値を装置内のCoS値に変換して転送してもよい。
ポリサ部82は、上述した受信ポート80が出力したデータを受け取り、ポリシングを行って後述するスイッチ部90に転送する。また、ポリサ部82は、図1で示したネットワークにおいて、CoSクラシファイ部81と異なり、端末8から端末9宛てに送出されたデータをデータ中継装置10が受信したときには機能せず、データ中継装置20がそのデータをデータ中継装置10から受信したときには機能する。なお、図11は、ポリサ部の設定例を示す図であるが、同図に示すように、データ中継装置20が備えるポリサ部82は、受信ポート80が受信するデータに含まれ得る各CoS値に対応するポリシングレートを設定したテーブルを記憶し、そのテーブルに基づいてポリシングを行ってスイッチ部90に転送する。
スイッチ部90は、受信ポートからデータを受信した場合に、フレームから宛先情報および優先度情報を読み出し、宛先情報に対応する論理ポート識別情報をMAC学習テーブル記憶部40が記憶するMAC学習テーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、優先度情報に対応する送信ポート識別情報をCoS分配テーブル記憶部30が記憶するCoS分配テーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、受信ポートから受信したデータを出力する。
例えば、スイッチ部90は、受信ポート80から受信したデータのフレームからMACアドレス「00−E0−00−00−12−02」およびCoS値「1」を読み出すと、MAC学習テーブル記憶部40が記憶するMAC学習テーブルから論理ポート識別情報「L1」を読み出し(図5参照)、論理ポート識別情報「L1」およびCoS値「1」に基づいてCoS分配テーブル記憶部30が記憶するCoS分配テーブルから送信ポート識別情報「P1」を読み出し(図4参照)、送信ポート識別情報「P1」に対応する送信ポート100にフレームを出力する。
送信ポート100は、優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにフレームを振り分けるとともに各送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行う。具体的には、送信ポート100や送信ポート110は、上述したスイッチ部90からデータを受け取ると、後述する優先制御部101やシェーパ部102によってデータ送出制御を行い、伝送路を実際に形成しているケーブルのコネクタと物理的に接続可能な機構を備えることでデータをデータ中継装置20に出力する。
優先制御部101は、優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにフレームを振り分ける。具体的には、優先制御部101は、上述したスイッチ部90からフレームを受け取ると、優先度情報を読み出し、上述した出力帯域設定制御部70によって登録された設定内容に基づいて複数の送信キューのいずれかにフレームを出力する。例えば、優先制御部101は、フレームからCoS値「1」を読み出した場合には、識別情報「Q1」の送信キュー100aに出力する(図6参照)。
シェーパ部102は、各送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行う。具体的には、シェーパ部102は、送信キュー100a〜100dのいずれかにフレームが格納されると、上述した出力帯域設定制御部70によって登録された設定内容に基づいて各送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行う。ここで、送信ポート110においても、同様に、シェーパ部102は、送信キュー110a〜110dのいずれかにフレームが格納されると、上述した出力帯域設定制御部70によって登録された設定内容に基づいて各送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行っている。なお、送信ポート100におけるシェーパ部102および送信ポート110におけるシェーパ部102のシェーピングレートを図8や図9に示すように設定することで8つのサービスクラスを実現する。
[実施例1に係るデータ中継装置による処理]
次に、図12や図13を用いて、実施例1におけるデータ中継装置による処理を説明する。図12は、各部が設定されるまでの処理の流れを示すフローチャートであり、図13は、フレーム送受信の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図12を用いて、各部が設定されるまでの処理の流れを説明する。コマンド受付部50は、コマンドによる設定を受け付けると(ステップS1201肯定)、その設定内容がCoS分配テーブル記憶部30に対する設定内容であるか否かを判断し(ステップS1202)、CoS分配テーブル記憶部30に対する設定内容であれば(ステップS1202肯定)、CoS分配設定制御部60に設定内容を通知する(ステップS1203)。そして、CoS分配設定制御部60は、受け取った設定内容に基づいた種々の情報をCoS分配テーブル記憶部30に登録する(ステップS1204)。
また、コマンド受付部50は、その設定内容がCoS分配テーブル記憶部30に対する設定内容でなければ(ステップS1202否定)、出力帯域設定制御部70に設定内容を通知する(ステップS1205)。そして、出力帯域設定制御部70は、受け取った設定内容が優先制御部101に対する設定内容であるか否かを判断し(ステップS1206)、優先制御部101に対する設定内容であれば(ステップS1206肯定)、その設定内容に基づいた種々の情報を優先制御部101に登録し(ステップS1207)、優先制御部101に対する設定内容でなければ(ステップS1206否定)、シェーパ部102に対する設定内容であるので、その設定内容に基づいた種々の情報をシェーパ部102に登録し(ステップS1208)、処理を終了する。
次に、図13を用いて、フレーム送受信の処理の流れを説明する。受信ポート80は、フレームを受信すると(ステップS1301肯定)、CoSクラシファイ部81によってフレームをスイッチ部90に転送し、フレームを受け取ったスイッチ部90は、フレームから送信先MACアドレスおよびCoS値を読み出し(ステップS1302)、読み出した送信先MACアドレスに基づいてMAC学習テーブル記憶部40が記憶するMAC学習テーブルを検索する(ステップS1303)。
そして、スイッチ部90は、MAC学習テーブル検索の結果、送信先MACアドレスに論理ポート識別情報が対応付けられているか否かを判断し(ステップS1304)、論理ポート識別情報であれば(ステップS1304肯定)、さらに、論理ポート識別情報に基づいてCoS分配テーブル記憶部30が記憶するCoS分配テーブルを検索し、転送先の送信ポートを決定する(ステップS1305)。一方、スイッチ部90は、MAC学習テーブル検索の結果、送信先MACアドレスに対応付けられた識別情報が送信ポート識別情報であれば(ステップS1304否定)、CoS分配テーブルを検索することなく、その識別情報が付与された送信ポートを転送先の送信ポートに決定する(ステップS1306)。
そして、スイッチ部90は、CoS分配テーブルを検索し、転送先の送信ポートを決定すると(ステップS1305)、もしくは、CoS分配テーブルを検索することなく、転送先の送信ポートを決定すると(ステップS1306)、送信ポートへフレームを出力し(ステップS1307)、送信ポート内の優先制御部101は、フレームに含まれるCoS値に応じて送信キューに格納し(ステップS1308)、送信ポート内のシェーパ部102は、各送信キューのシェーピングレートに応じてフレームを送信し(ステップS1309)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる複数の送信ポートが有する送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、フレームに含まれ得るCoS値が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられたCoS分配テーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて記憶し、フレームに含まれ得るMACアドレスごとに、MACアドレスを含んだフレームの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けたMAC学習テーブルを記憶し、受信ポートからデータを受信した場合に、フレームからMACアドレスおよびCoS値を読み出し、MACアドレスに対応する論理ポート識別情報をMAC学習テーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、CoS値に対応する送信ポート識別情報をCoS分配テーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、受信ポートから受信したデータを出力するので、論理ポートが有する送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行うことによって簡易にサービスクラスを拡張することが可能となる。
また、実施例1によれば、CoS値の高低に従って送信ポート識別情報が循環的に振り分けられたCoS分配テーブルを記憶するので、正確な優先順位を保ちつつ簡易にサービスクラスを拡張することが可能となる。
実施例1では、MAC学習テーブルは、ネットワークに存在する各端末の宛先情報と、当該宛先情報を含んだフレームの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報とが対応付けられて、予め登録されているものとして説明したが、実施例2では、データが送受信される過程でMAC学習テーブルに宛先情報と論理ポート識別情報とが対応付けられて登録されていく場合を説明する。
[実施例2に係るデータ中継装置の概要および特徴]
まず、図14を用いて、実施例2に係るデータ中継装置の概要および特徴を説明する。図14は、実施例2に係るデータ中継装置の概要および特徴を説明するための図である。
図14に示すように、実施例2に係るデータ中継装置130は、送受信ポート6b1〜6bn(複数のLANとのデータの送受信を行う)と、送受信ポート7b1〜7bi(もう一つのデータ中継装置とのデータの送受信を行う)との間でデータを中継することを概要としている。なお、送受信ポート7b1〜7biは、実施例1における送信ポート7a1〜7aiと対応するが、実施例2では、データを受信する受信ポートとしても作用する(同様に、送受信ポート6b1〜6bnは、実施例1における受信ポート6a1〜6anと対応するが、データを送信する送信ポートとしても作用する)。
実施例2では、データ中継装置130は、宛先情報と論理ポート識別情報とを対応付けたテーブルを簡易に作成できるようにしている点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について簡単に説明すると、データ中継装置130は、少なくとも二以上の複数の送受信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、各送受信ポートを一意に識別する送受信ポート識別情報と、当該論理ポートを一意に識別する論理ポート識別情報とを対応付けた論理ポート管理テーブルを記憶する。
例えば、図14に示すように、データ中継装置130は、送受信ポート7b1と送受信ポート7b2とを一つの論理ポート120と認識しており、それによって送受信ポート7b1の送受信ポート識別情報「P1」と、論理ポート120の論理ポート識別情報「L1」と、並びに、送受信ポート7b2の送受信ポート識別情報「P2」と、論理ポート120の論理ポート識別情報「L1」とが対応付けられた論理ポート管理テーブル180aを記憶する論理ポート管理テーブル記憶部180を備える。
このような構成のもと、データ中継装置130は、受信ポートから受信したデータから差出元情報を読み出し、宛先対論理ポートテーブルに当該差出元情報が含まれない場合には、データを受信した受信ポートを一意に識別するための送信ポート識別情報に基づいて、送信ポート対論理ポートテーブルから送信ポート識別情報に対応する論理ポート識別情報を読み出し、差出元情報を宛先情報とした上で当該読み出した論理ポート識別情報と対応付けて宛先対論理ポートテーブルに登録する。
例えば、データ中継装置130は、送受信ポート7b1で受信したフレーム8bからスイッチ部170によって差出元MACアドレス「00−E0−00−00−12−04」を読み出し、MAC学習テーブル記憶部140が記憶するMAC学習テーブル140aを検索する。そして、データ中継装置130は、MAC学習テーブル140aを検索した結果、差出元MACアドレス「00−E0−00−00−12−04」がMAC学習テーブル140aに含まれない場合には、フレーム8bを受信した送受信ポート7b1の送受信ポート識別情報「P1」に基づいて、論理ポート管理テーブル180aから論理ポート識別情報「L1」を読み出し、差出元MACアドレス「00−E0−00−00−12−04」と、論理ポート識別情報「L1」とを対応付けてMAC学習テーブル140bに登録する。
このようなことから、実施例2に係るデータ中継装置は、上記した主たる特徴の通り、宛先情報と論理ポート識別情報とを対応付けたテーブルを簡易に作成することが可能となる。
[実施例2に係るデータ中継装置の構成]
次に、図15を用いて、実施例2に係るデータ中継装置130の構成を説明する。図15は、実施例2に係るデータ中継装置130の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このデータ中継装置130は、CoS分配テーブル記憶部30と、MAC学習テーブル記憶部140と、コマンド受付部150と、CoS分配設定制御部160と、出力帯域設定制御部70と、受信ポート80と、スイッチ部170と、送信ポート100と、送信ポート110とから構成され、受信ポート80は、その内部にCoSクラシファイ部81と、ポリサ部82とを備え、送信ポート100は、その内部に優先制御部101と、4つの送信キュー100a〜100dが用意されたシェーパ部102とを備え、送信ポート110は、同様に、その内部に優先制御部101と、4つの送信キュー110a〜110dが用意されたシェーパ部102とを備え、スイッチ部170は、その内部に論理ポート管理テーブル記憶部180を備える。
また、データ中継装置130は、送信ポート100と、送信ポート110とを一つの論理ポート120として認識する。なお、データ中継装置130は、受信ポート80や送信ポート100(送信ポート110も含め)の他に複数の受信ポートや送信ポートを備えているがここでは図示せず、さらに、実施例1と同じ動作をするものについては同じ番号を付して(ただし、実施例2では、送信ポート100や送信ポート110は、受信ポートとしての機能を持ち、同様に、受信ポート80は、送信ポートとしての機能を持つ)説明を省略し、以下では、MAC学習テーブル記憶部140と、コマンド受付部150と、CoS分配設定制御部160と、スイッチ部170と、論理ポート管理テーブル記憶部180の詳細について、フローチャートで説明を行う。また、スイッチ部170は、特許請求の範囲の「登録手段」に対応し、論理ポート管理テーブル記憶部180は、同じく「送信ポート対論理ポートテーブル記憶手段」に対応する。
[実施例2に係るデータ中継装置による処理]
次に、図16、図17や図18を用いて、実施例2におけるデータ中継装置による処理とともに、MAC学習テーブル記憶部140と、コマンド受付部150と、CoS分配設定制御部160と、スイッチ部170と、論理ポート管理テーブル記憶部180の詳細について説明する。図16は、各部が設定されるまでの処理の流れを示すフローチャートであり、図17は、フレーム送受信の処理の流れを示すフローチャートであり、図18は、MAC学習テーブル記憶部にMACアドレスが登録される処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図16を用いて、各部が設定されるまでの処理の流れを説明する。コマンド受付部150は、コマンドによる設定を受け付けると(ステップS1601肯定)、その設定内容がスイッチ部170に対する設定内容であるか否かを判断し(ステップS1602)、スイッチ部170に対する設定内容(例えば、「送信ポート100と送信ポート110とを一つの論理ポート100とする」という設定内容)であれば(ステップS1602肯定)、CoS分配設定制御部160にスイッチ部170に対する設定内容を通知する(ステップS1603)。そして、CoS分配設定制御部160は、スイッチ部170に対する設定内容を受け取ると、その設定内容をスイッチ部170に通知し(ステップS1604)、スイッチ部170は、受け取った設定内容に基づいた種々の情報を論理ポート管理テーブル記憶部180に登録する(ステップS1605)。なお、設定内容がスイッチ部170に対する設定内容でない場合(ステップS1602否定)には、コマンド受付部150、CoS分配設定制御部160および出力帯域設定制御部70の処理の流れについては、以下、実施例1と同じとなるので、説明を省略する。
次に、図17を用いて、フレーム送受信の処理の流れを説明する。受信ポート80は、フレームを受信すると(ステップS1701肯定)、CoSクラシファイ部81によってフレームをスイッチ部170に転送し、フレームを受け取ったスイッチ部170は、フレームから送信先MACアドレスおよびCoS値を読み出し(ステップS1702)、読み出した送信先MACアドレスに基づいてMAC学習テーブル記憶部140が記憶するMAC学習テーブルを検索する(ステップS1703)。
ここで、MAC学習テーブル記憶部140が記憶するMAC学習テーブルには、実施例1と異なり、ネットワークに存在する各端末のMACアドレスと、当該MACアドレスを含んだフレームの中継先となる論理ポート識別情報とが対応付けられて、予め登録されていないので、送信先MACアドレスが登録されていない場合の処理の流れが発生する。
すなわち、スイッチ部170は、MAC学習テーブルを検索した結果、送信先MACアドレスが登録されていない場合には(ステップS1704否定)、フレームを全送信ポートにブロードキャストする(ステップS1711)。なお、スイッチ部170がMAC学習テーブルを検索した結果、送信先MACアドレスが登録されている場合(ステップS1704肯定)には、スイッチ部170、優先制御部101およびシェーパ部102の処理の流れについては、以下、実施例1と同じとなるので、説明を省略する。
最後に、図18を用いて、MAC学習テーブル記憶部にMACアドレスが登録される処理の流れを説明する。スイッチ部170は、フレームを受け取ると(ステップS1801肯定)、フレームから差出元MACアドレスを読み出し(ステップS1802)、読み出した差出元MACアドレスでMAC学習テーブルを検索する(ステップS1803)。
そして、スイッチ部170は、MAC学習テーブルに差出元MACアドレスが登録されていない場合には(ステップS1804否定)、フレームを受信した受信ポートの受信ポート識別情報で論理ポート管理テーブルを検索し(ステップS1805)、受信ポートの受信ポート識別情報が見つかった場合には(ステップS1806肯定)、受信ポート識別情報に対応する論理ポート識別情報と、差出元MACアドレスとをMAC学習テーブルに登録し(ステップS1807)、受信ポートの受信ポート識別情報が見つからない場合には(ステップS1806否定)、受信ポート識別情報と、差出元MACアドレスとをMAC学習テーブルに登録し(ステップS1808)、処理を終了する。なお、差出元MACアドレスがMAC学習テーブルにすでに登録されている場合には(ステップS1804肯定)、処理を終了する。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、送信ポートは、データを受信する受信ポートとしても作用するものであって、少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、各送信ポートを一意に識別する送信ポート識別情報と、当該論理ポートを一意に識別する論理ポート識別情報とを対応付けた論理ポート管理テーブルを記憶し、受信ポートから受信したデータから差出元MACアドレスを読み出し、MAC学習テーブルに当該差出元MACアドレスが含まれない場合には、データを受信した受信ポートを一意に識別するための送信ポート識別情報に基づいて、論理ポート管理テーブルから送信ポート識別情報に対応する論理ポート識別情報を読み出し、差出元MACアドレスを宛先MACアドレスとした上で当該読み出した論理ポート識別情報と対応付けてMAC学習テーブルに登録するので、宛先情報と論理ポート識別情報とを対応付けたテーブルを簡易に作成することが可能となる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)〜(4)にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)クラス分け
上記の実施例1では、論理ポートに備えられた送信キューの合計数でクラス分けを行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、合計数以内であればいくつにクラス分けを行ってもよい。例えば、それぞれ4つの送信キューを備えた2つの送信ポートを一つにまとめた論理ポートには、合計8つの送信キューが備えられるので、8以内である7つのクラス分けを行ってもよい。
(2)送信ポート識別情報
上記の実施例1では、CoS値の高低に従って送信ポート識別情報を循環的に振り分ける場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必ずしも一定の規則に従って送信ポート識別情報を振り分けるものでなくてもよい。例えば、CoS値「0」、「3」、「4」、「7」に対して送信ポート識別情報「P1」を振り分け、CoS値「1」、「2」、「5」、「6」に対して送信ポート識別情報「P2」を振り分けるようにしてもよい。なお、送信ポートでは、その振り分けに合わせるようにして、各送信キューのシェーピングレートを変更することが望ましい。
(3)システム構成等
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、コマンド受付部50、CoS分配設定制御部60および出力帯域設定制御部70を統合するなど、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、送信ポート識別情報「P1」や「P2」など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(4)データ中継プログラム
ところで、上記の実施例1では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図19を用いて、上記の実施例1に示したデータ中継装置10と同様の機能を有するデータ中継プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図19は、データ中継プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、コンピュータ190は、マウス191、キーボード192、ディスプレイ193、受信ポート194、送信ポート195、CPU196、ROM197、HDD198、RAM199をバス190aなどで接続して構成される。
ROM197には、上記の実施例1に示したデータ中継装置10と同様の機能を発揮するデータ中継プログラム、つまり、図19に示すように、コマンド受付プログラム197aと、CoS分配設定制御プログラム197bと、出力帯域設定制御プログラム197cと、CoSクラシファイプログラム197dと、ポリサプログラム197eと、スイッチプログラム197fと、優先制御プログラム197gと、シェーパプログラム197hとが予め記憶されている。なお、これらのプログラム197a〜197hについては、図3に示したデータ中継装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU196が、これらのプログラム197a〜197hをROM197から読み出して実行することで、図19に示すように、各プログラム197a〜197hは、コマンド受付プロセス196a、CoS分配設定制御プロセス196b、出力帯域設定制御プロセス196c、CoSクラシファイプロセス196d、ポリサプロセス196e、スイッチプロセス196f、優先制御プロセス196g、シェーパプロセス196hとして機能するようになる。なお、各プロセス196a〜196hは、図3に示したコマンド受付部50と、CoS分配設定制御部60と、出力帯域設定制御部70と、スイッチ部90と、CoSクラシファイ部81と、ポリサ部82と、優先制御部101と、シェーパ部102とにそれぞれ対応する。
また、HDD198には、図19に示すように、MAC学習テーブル198aと、CoS分配テーブル198bとが設けられる。なお、MAC学習テーブル198aと、CoS分配テーブル198bとは、図3に示したMAC学習テーブル記憶部40と、CoS分配テーブル記憶部30にそれぞれ対応する。
そして、CPU196は、MAC学習テーブル198aと、CoS分配テーブル198bを読み出してRAM199に格納し、RAM199に格納されたMAC学習データ199aと、CoS分配データ199bとに基づいてデータの中継を実行する。
なお、上記した各プログラム197a〜197hについては、必ずしも最初からROM197に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ190に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ190の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ190に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ190がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上のように、本発明に係るデータ中継装置、データ中継方法およびデータ中継プログラムは、宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、受信ポートから受信したデータを複数の送信ポートのいずれかに中継する場合に有用であり、特に、簡易にサービスクラスを拡張することに適する。
実施例1に係るデータ中継装置の概要を説明するための図である。 実施例1に係るデータ中継装置の特徴を説明するための図である。 実施例1に係るデータ中継装置の構成を示すブロック図である。 CoS分配テーブル記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 MAC学習テーブル記憶部が記憶する情報の例を示す図である。 送信ポート(P1)内優先制御部の設定例を示す図である。 送信ポート(P2)内優先制御部の設定例を示す図である。 送信ポート(P1)内シェーパ部の設定例を示す図である。 送信ポート(P2)内シェーパ部の設定例を示す図である。 フレームフォーマットの例を示す図である。 ポリサ部の設定例を示す図である。 各部が設定されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。 フレーム送受信の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係るデータ中継装置の概要を説明するための図である。 実施例2に係るデータ中継装置の構成を示すブロック図である。 各部が設定されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係るデータ中継装置によるフレーム送受信の処理の流れを示すフローチャートである。 MAC学習テーブル記憶部にMACアドレスが登録される処理の流れを示すフローチャートである。 データ中継プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来のデータ中継装置を説明するための図である。
符号の説明
10 データ中継装置
30 CoS分配テーブル記憶部
40 MAC学習テーブル記憶部
50 コマンド受付部
60 CoS分配設定制御部
70 出力帯域設定制御部
80 受信ポート
81 CoSクラシファイ部
82 ポリサ部
90 スイッチ部
100 送信ポート
101 優先制御部
102 シェーパ部
110 送信ポート

Claims (5)

  1. 宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、前記優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で前記優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、前記受信ポートから受信したデータを前記複数の送信ポートのいずれかに中継するデータ中継装置であって、
    少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる前記複数の送信ポートが有する前記送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、前記データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、前記複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて記憶する優先度対送信ポートテーブル記憶手段と、
    前記データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを記憶する宛先対論理ポートテーブル記憶手段と、
    前記受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから前記宛先情報および優先度情報を読み出し、前記宛先情報に対応する前記論理ポート識別情報を前記宛先対論理ポートテーブル記憶手段が記憶する宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、前記優先度情報に対応する前記送信ポート識別情報を前記優先度対送信ポートテーブル記憶手段が記憶する優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、前記受信ポートから受信したデータを出力する送信ポート出力手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ中継装置。
  2. 前記優先度対送信ポートテーブル記憶手段は、前記優先度情報の高低に従って前記送信ポート識別情報が循環的に振り分けられた前記優先度対送信ポートテーブルを記憶することを特徴とする請求項1に記載のデータ中継装置。
  3. 前記送信ポートは、前記データを受信する受信ポートとしても作用するものであって、
    前記少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、各送信ポートを一意に識別する送信ポート識別情報と、当該論理ポートを一意に識別する論理ポート識別情報とを対応付けた送信ポート対論理ポートテーブルを記憶する送信ポート対論理ポートテーブル記憶手段と、
    前記受信ポートから受信した前記データから差出元情報を読み出し、前記宛先対論理ポートテーブル記憶手段が記憶する宛先対論理ポートテーブルに当該差出元情報が含まれない場合には、前記データを受信した前記受信ポートを一意に識別するための前記送信ポート識別情報に基づいて、前記送信ポート対論理ポートテーブルから前記送信ポート識別情報に対応する論理ポート識別情報を読み出し、前記差出元情報を前記宛先情報とした上で当該読み出した論理ポート識別情報と対応付けて前記宛先対論理ポートテーブル記憶手段に登録する登録手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ中継装置。
  4. 宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、前記優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で前記優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、前記受信ポートから受信したデータを前記複数の送信ポートのいずれかに中継するデータ中継方法であって、
    少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる前記複数の送信ポートが有する前記送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、前記データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、前記複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて保持する優先度対送信ポートテーブル保持工程と、
    前記データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを保持する宛先対論理ポートテーブル保持工程と、
    前記受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから前記宛先情報および優先度情報を読み出し、前記宛先情報に対応する前記論理ポート識別情報を前記宛先対論理ポートテーブル保持工程によって保持された宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、前記優先度情報に対応する前記送信ポート識別情報を前記優先度対送信ポートテーブル保持工程によって保持された優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、前記受信ポートから受信したデータを出力する送信ポート出力工程と、
    を備えたことを特徴とするデータ中継方法。
  5. 宛先を示す宛先情報およびデータ間の優先度を示す優先度情報を含んだデータを受信する受信ポートと、前記優先度情報に応じて複数の送信キューのいずれかにデータを振り分けるとともに各送信キューの間で前記優先度情報に応じたデータ送出制御を行う複数の送信ポートとの間で、前記受信ポートから受信したデータを前記複数の送信ポートのいずれかに中継する方法をコンピュータに実行させるデータ中継プログラムであって、
    少なくとも二以上の複数の送信ポートを一つにまとめてなる論理ポートについて、当該論理ポートに含まれる前記複数の送信ポートが有する前記送信キューの合計数以内でクラス分けした上で、前記データに含まれ得る優先度情報が各クラスに段階的かつ排他的に付与されるとともに、各送信ポートが有する送信キューの個数以内で、前記複数の送信ポートのうちのいずれかを一意に識別する送信ポート識別情報が各クラスにそれぞれ振り分けられた優先度対送信ポートテーブルを、当該論理ポートを一意に識別するための論理ポート識別情報に対応付けて保持する優先度対送信ポートテーブル保持手順と、
    前記データに含まれ得る宛先情報ごとに、当該宛先情報を含んだデータの中継先となる論理ポートの論理ポート識別情報を対応付けた宛先対論理ポートテーブルを保持する宛先対論理ポートテーブル保持手順と、
    前記受信ポートからデータを受信した場合に、当該データから前記宛先情報および優先度情報を読み出し、前記宛先情報に対応する前記論理ポート識別情報を前記宛先対論理ポートテーブル保持手順によって保持された宛先対論理ポートテーブルから読み出し、当該読み出した論理ポート識別情報に対応し、かつ、前記優先度情報に対応する前記送信ポート識別情報を前記優先度対送信ポートテーブル保持手順によって保持された優先度対送信ポートテーブルから読み出し、当該読み出した送信ポート識別情報に対応する送信ポートに対して、前記受信ポートから受信したデータを出力する送信ポート出力手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ中継プログラム。
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