JP2003188805A - 無線通信装置及び無線通信装置制御用プログラム - Google Patents

無線通信装置及び無線通信装置制御用プログラム

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JP2003188805A JP2001389673A JP2001389673A JP2003188805A JP 2003188805 A JP2003188805 A JP 2003188805A JP 2001389673 A JP2001389673 A JP 2001389673A JP 2001389673 A JP2001389673 A JP 2001389673A JP 2003188805 A JP2003188805 A JP 2003188805A
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均 山門
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大輔 宮腰
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信相手を簡易に特定するのに好適であると
共に、通信が確立するまでの時間を短縮するのに好適な
無線通信装置を提供する。 【解決手段】 無線通信装置の第1の構成例1を、第1
の無線制御部1aと、第1の無線通信用アンテナ1b
と、第1の近距離無線通信部1cと、接触通信用端子1
dと、接触式通信部1eと、第1の通信方式切り替え部
1fと、第1の記憶部1gと、第1のCPU1hと、第
1のROM1iと、第1のRAM1jと、第1のバス1
kと、を備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線によってデー
タ信号の送受信を行う装置に係り、特に、通信相手を簡
易に特定し、通信開始までの時間を早めるのに好適な無
線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信では、接続したい相手の
機器IDを知らない場合、無線電波が届く範囲内にある
全ての機器に対して、機器IDなどの無線通信を行うた
めに必要なその機器の情報を送信してもらい、それらの
情報を受信して、利用者がその中から通信相手を選択し
て接続する方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、周辺に多数の通信対象機器がある場合
に、受信した多くの機器IDの中から、目的の通信相手
を選ぶ必要があり、機器の選択が煩わしい作業になると
共に、通信範囲内の機器全てから情報を受け取り、且
つ、通信相手を選択する作業を行うため通信開始までに
時間がかかるいといった問題がある。
【0004】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、通信相手を簡易に特定するのに好適であると共に、
通信が確立するまでの時間を短縮するのに好適な無線通
信装置及び無線装置制御用プログラムを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の無線通信装置は、超近
距離の無線通信を行う超近距離無線通信手段と、近距離
の無線通信を行う近距離無線通信手段と、前記超近距離
無線通信手段による無線通信と前記近距離無線通信手段
による無線通信とを切り替え可能な通信方式切り替え手
段と、を備えることを特徴としている。
【0006】このような構成であれば、超近距離無線通
信手段によって超近距離におけるデータ信号の通信を行
うことが可能であり、近距離無線通信手段によって近距
離におけるデータ信号の通信を行うことが可能であり、
更に、通信方式切り替え手段によって、超近距離通信手
段による通信か、近距離通信手段による無線通信かのい
ずれかに切り替えることが可能であるので、通信用途に
応じた通信方式の使い分けを行うことで、消費電力の低
減やデータ通信開始までの時間の短縮等に役立つ。
【0007】ここで、超近距離とは、接触位置から数セ
ンチまでの距離であり、近距離とは、超近距離の最大距
離から数メートルまでの距離であることとする。また、
請求項2記載の無線通信装置は、超近距離の無線通信を
行う超近距離無線通信手段と、中距離の無線通信を行う
中距離無線通信手段と、前記超近距離無線通信手段によ
る無線通信と前記中距離無線通信手段による無線通信と
を切り替え可能な通信方式切り替え手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0008】つまり、超近距離無線通信手段によって超
近距離におけるデータ信号の通信を行うことが可能であ
り、中距離無線通信手段によって中距離におけるデータ
信号の通信を行うことが可能であり、更に、通信方式切
り替え手段によって、超近距離通信手段による通信か、
中距離通信手段による無線通信かのいずれかに切り替え
ることが可能であるので、通信用途に応じた通信方式の
使い分けを行うことで、消費電力の低減やデータ通信開
始までの時間の短縮等に役立つ。
【0009】ここで、中距離とは、近距離の最大距離か
ら数十メートルまでの距離であることとする。また、請
求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2記載の無線
通信装置において、通信相手と前記超近距離以外の無線
通信を行うために必要な無線通信情報の通信を、前記超
近距離無線通信手段によって行うようになっていること
を特徴としている。
【0010】つまり、通信相手と前記無線通信手段によ
って無線通信を行うために必要な無線通信情報の通信
を、前記接触式通信手段によって行うようになっている
ことを特徴としている。つまり、無線通信を行うために
必要な通信相手を識別するための固有ID等を通信相手
から受信したり、逆に自装置固有の識別ID等を通信相
手に通知したりするといった、無線通信を行うために必
要な無線通信情報の通信を超近距離無線通信手段によっ
て行うようにした。従って、超近距離の通信となるの
で、装置のパスワードや識別情報を関係のない装置に伝
送するといったことを防ぐと共に、取得した無線通信情
報によって、無線通信の開始を容易に行うことが可能と
なり通信開始までの時間を短縮するのに役立つ。
【0011】また、請求項4記載の無線通信装置は、無
線通信用アンテナと、当該無線通信用アンテナを用いて
データ信号の無線通信を行う無線通信手段と、接触端子
と、当該接触端子を介して前記データ信号の通信を行う
接触式通信手段と、前記無線通信手段による無線通信と
前記接触式通信手段による通信とを切り替え可能な通信
方式切り替え手段と、を備えることを特徴としている。
【0012】このような構成であれば、無線通信手段に
よって、無線通信用アンテナを用いた無線通信を行うこ
とが可能であり、接触式通信手段によって接触端子を介
した通信を行うことが可能であり、更に、通信方式切り
替え手段によって、無線通信手段による無線通信か、接
触式通信手段による通信のいずれかを切り替えることが
可能であるので、通信用途に応じた通信方式の使い分け
ができ、便利である。また、請求項5に係る発明は、請
求項4記載の無線通信装置において、通信相手と前記無
線通信手段によって無線通信を行うために必要な無線通
信情報の通信を、前記接触式通信手段によって行うよう
になっていることを特徴としている。
【0013】つまり、無線通信を行うために必要な通信
相手を識別するための固有ID等を通信相手から受信し
たり、逆に自装置固有の識別ID等を通信相手に通知し
たりするといった、無線通信を行うために必要な無線通
信情報の通信を接触式通信手段によって行うようにし
た。従って、接触による1対1の通信となるので、装置
のパスワードや識別情報を関係のない装置に伝送すると
いったことを防ぐと共に、取得した無線通信情報によっ
て、無線通信の開始を容易に行うことが可能となり通信
開始までの時間を短縮するのに役立つ。
【0014】また、請求項6記載の無線通信装置は、無
線通信用アンテナと、当該無線通信用アンテナを用いて
データ信号の無線通信を行う無線通信手段と、コイル
と、当該コイルを用いて通信相手と前記データ信号の無
線通信を電磁誘導によって行う電磁式通信手段と、前記
無線通信手段による無線通信と前記電磁式通信手段によ
る無線通信とを切り替え可能な通信方式切り替え手段
と、を備えることを特徴としている。
【0015】つまり、電磁式通信手段によって、コイル
を用いた電磁誘導による無線通信を行うようにしたもの
である。この方式は少ない消費電力で通信を行うことが
可能であるため用途によって無線通信用アンテナによる
無線通信と使い分けることで、消費電力を低減すること
が可能となる。また、請求項7に係る発明は、請求項6
記載の無線通信装置において、前記通信相手と前記無線
通信手段によって無線通信を行うために必要な無線通信
情報の通信を、前記電磁式通信手段によって行うように
なっていることを特徴としている。
【0016】つまり、無線通信手段によって無線通信を
行うために必要な通信相手を識別するための固有ID等
を通信相手から受信したり、逆に自装置固有の識別ID
等を通信相手に通知したりするといった、無線通信情報
の通信を電磁式通信手段によって行うようにした。従っ
て、電磁誘導による無線通信は、極めて近距離の通信と
なるので、装置のパスワードや識別情報を関係のない別
の装置に伝送するといったことを低減すると共に、取得
した無線通信情報によって、無線通信の開始を容易に行
うことが可能となり、無線通信の開始までの時間を早め
るのに役立つ。
【0017】また、本発明に係る請求項8記載の無線通
信装置は、近距離無線通信用アンテナと、超近距離無線
通信用アンテナと、接触端子と、前記近距離無線通信用
アンテナ及び前記超近距離無線通信用アンテナのうちい
ずれか一方を利用して無線通信を行う無線通信手段と、
自装置の前記接触端子に他装置の接触端子が接触したと
きに、前記無線通信手段の利用するアンテナを前記超近
距離無線通信用アンテナに自動的に切り替えるアンテナ
切り替え手段と、を備えることを特徴としている。
【0018】このような構成であれば、無線通信手段に
よって、近距離無線通信用アンテナを利用した近距離無
線通信と、超近距離無線通信用アンテナを利用した超近
距離無線通信を行うことが可能であり、更に、自装置の
接触端子に、他装置の接触端子が接触したときには、ア
ンテナ切り替え手段によって、無線通信手段の利用する
アンテナを超近距離無線通信用アンテナに自動的に切り
替えるようになっているので、間近にある他の無線通信
装置との間で無線通信を行うときにその装置が同様な接
触端子を備えていれば、その接触端子同士を接触させる
だけで超近距離無線通信を行うことができ便利である。
【0019】また、請求項9に係る発明は、請求項8記
載の無線通信装置において、前記無線通信手段は、前記
アンテナから出力するデータ信号を増幅する信号増幅部
を備えることを特徴としている。つまり、無線通信手段
は、信号増幅部によってアンテナより出力するデータ信
号を増幅するようになっている。また、請求項10に係
る発明は、請求項9記載の無線通信装置において、前記
無線通信手段は、前記近距離無線通信用アンテナを用い
た無線通信においてのみ前記信号増幅部によって前記デ
ータ信号を増幅するようになっていることを特徴として
いる。
【0020】つまり、無線通信手段は、超近距離無線通
信用アンテナを利用した超近距離の無線通信において、
信号増幅部によるデータ信号の増幅をせずにアンテナか
ら出力するようになっているもので、無駄な電力の消費
を抑えるのに役立つ。また、請求項11に係る発明は、
請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の無線通信装
置において、通信相手と前記無線通信手段によって無線
通信を行うために必要な無線通信情報の通信を、前記近
距離無線通信用アンテナを利用した無線通信によって行
うようになっていることを特徴としている。
【0021】つまり、無線通信手段によって無線通信を
行うために必要な通信相手を識別するための固有ID等
を通信相手から受信したり、逆に自装置固有の識別ID
等を通信相手に通知したりするといった、無線通信情報
の通信を超近距離無線通信用アンテナを利用した無線通
信によって行うようにした。従って、極めて近距離の通
信となるので、装置のパスワードや識別情報を関係のな
い別の装置に伝送するといったことを低減すると共に、
取得した無線通信情報によって、近距離無線通信の開始
を容易に行うことが可能となり、セキュリティの向上及
び無線通信の開始までの時間を早めるのに役立つ。
【0022】また、本発明に係る請求項12記載の無線
通信システムは、請求項1乃至請求項11のいずれかに
記載の無線通信装置を2以上備え、通信相手と無線通信
を行うために必要な無線通信用情報の通信を、超近距離
の無線通信によって行い、当該取得した無線通信情報を
用いて前記通信相手と無線通信を行うことを特徴として
いる。つまり、請求項1乃至請求項11のいずれかに記
載の無線通信装置を利用して同装置同士で無線通信を行
うシステムであり、その作用効果は重複するので記載を
省略する。
【0023】また、本発明に係る請求項13記載の無線
通信装置制御用プログラムは、請求項1記載の無線通信
装置における無線通信処理を制御するための無線通信装
置制御用プログラムであって、前記超近距離無線通信手
段によって超近距離の無線通信処理を行う超近距離無線
通信ステップと、前記近距離無線通信手段によって近距
離の無線通信処理を行う近距離無線通信ステップと、前
記通信方式切り替え手段によって前記超近距離無線通信
ステップによる超近距離無線通信処理と前記近距離無線
通信ステップによる近距離無線通信処理との切り替え処
理を行う通信処理切り替えステップと、を備えることを
特徴としている。
【0024】また、本発明に係る請求項14記載の無線
通信装置制御用プログラムは、請求項2記載の無線通信
装置における無線通信処理を制御するための無線通信装
置制御用プログラムであって、前記超近距離無線通信手
段によって超近距離の無線通信処理を行う超近距離無線
通信ステップと、前記中距離無線通信手段によって中距
離の無線通信処理を行う中距離無線通信ステップと、前
記通信方式切り替え手段によって前記超近距離無線通信
ステップによる超近距離無線通信処理と前記中距離無線
通信ステップによる中距離無線通信処理との切り替え処
理を行う通信処理切り替えステップと、を備えることを
特徴としている。
【0025】また、請求項15に係る発明は、請求項1
3又は請求項14記載の無線通信装置制御用プログラム
において、通信相手と前記超近距離以外の無線通信を行
うために必要な無線通信情報の通信を、前記超近距離無
線通信ステップにおいて行うようになっていることを特
徴としている。また、本発明に係る請求項16記載の無
線通信装置制御用プログラムは、請求項4記載の無線通
信装置における無線通信処理を制御するための無線通信
装置制御用プログラムであって、前記無線通信手段によ
って前記無線通信用アンテナを用いて行われるデータ信
号の無線通信処理を行う無線通信ステップと、前記接触
式通信手段によって前記接触端子を介して行われる前記
データ信号の通信処理を行う接触式通信ステップと、前
記通信方式切り替え手段によって前記無線通信ステップ
による無線通信処理と前記接触式通信ステップによる通
信処理との切り替え処理を行う通信処理切り替えステッ
プと、を備えることを特徴としている。
【0026】また、請求項17に係る発明は、請求項1
6記載の無線通信装置制御用プログラムにおいて、通信
相手と前記無線通信ステップにおいて行われる無線通信
処理に必要な無線通信情報の通信処理を、前記接触式通
信ステップにおいて行うようになっていることを特徴と
している。また、本発明に係る請求項18記載の無線通
信装置制御用プログラムは、請求項6記載の無線通信装
置における無線通信処理を制御するための無線通信装置
制御用プログラムであって、前記無線通信手段によって
前記無線通信用アンテナを用いて行われるデータ信号の
無線通信処理を行う無線通信ステップと、前記電磁式通
信手段によってコイルを用いた電磁誘導によって行われ
る前記データ信号の無線通信処理を行う電磁式通信ステ
ップと、前記通信方式切り替え手段によって前記無線通
信ステップによる無線通信処理と前記電磁式通信ステッ
プによる無線通信処理との切り替え処理を行う通信処理
切り替えステップと、を備えることを特徴としている。
【0027】また、請求項19に係る発明は、請求項1
8記載の無線通信装置制御用プログラムにおいて、前記
通信相手と前記無線通信ステップにおいて行われる無線
通信処理に必要な無線通信情報の通信処理を、前記電磁
式通信ステップにおいて行うようになっていることを特
徴としている。また、本発明に係る請求項20記載の無
線通信装置制御用プログラムは、請求項6記載の無線通
信装置における無線通信処理を制御するための無線通信
装置制御用プログラムであって、前記無線通信手段によ
って前記近距離無線通信用アンテナ及び前記超近距離無
線通信用アンテナのうちいずれか一方を利用して行われ
る無線通信処理を行う無線通信ステップと、自装置の前
記接触端子に他装置の接触端子が接触したときに、前記
無線通信ステップにおいて行う無線通信処理を前記超近
距離無線通信用アンテナを利用した超近距離無線通信処
理に自動的に切り替える無線通信処理切り替えステップ
と、を備えることを特徴としている。
【0028】また、請求項21に係る発明は、請求項2
0記載の無線通信装置制御用プログラムにおいて、前記
無線通信ステップにおいては、前記信号増幅部によって
前記アンテナから出力するデータ信号の増幅を行う信号
増幅処理を行うようになっていることを特徴としてい
る。また、請求項22に係る発明は、請求項21記載の
無線通信制御用プログラムにおいて、前記無線通信ステ
ップにおいては、前記近距離無線通信用アンテナを用い
た無線通信においてのみ前記信号増幅処理を行うように
なっていることを特徴としている。
【0029】また、請求項23に係る発明は、請求項2
0乃至請求項22のいずれかに記載の無線通信装置制御
用プログラムにおいて、通信相手と前記無線通信ステッ
プにおいて行われる無線通信処理に必要な無線通信情報
の通信処理を、前記超近距離無線通信用アンテナを利用
した無線通信ステップにおいて行うようになっているこ
とを特徴としている。ここで、請求項13乃至請求項2
3記載の無線通信装置制御用プログラムは、請求項1乃
至請求項9記載の無線通信装置における無線通信処理を
制御するためのプログラムであり、その効果は重複する
ので記載を省略する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図9は、本発明に係る無
線通信装置の実施の形態を示す図である。まず、本発明
に係る無線通信装置の第1の構成例を図1に基づいて説
明する。図1は、本発明に係る無線通信装置の第1の構
成例を示すブロック図である。図1に示すように、無線
通信装置の第1の構成例1は、第1の無線制御部1a
と、第1の無線通信用アンテナ1bと、第1の近距離無
線通信部1cと、接触通信用端子1dと、接触式通信部
1eと、第1の通信方式切り替え部1fと、第1の記憶
部1gと、第1のCPU1hと、第1のROM1iと、
第1のRAM1jと、第1のバス1kと、を備えた構成
となっている。
【0031】第1の無線通信制御部1aは、無線通信処
理を制御するもので、無線によるデータ信号の送信処理
及び受信処理における伝送データの生成や、処理命令の
伝送を行う。第1の無線通信用アンテナ1bは、近距離
の無線通信を行うためのアンテナである。第1の近距離
無線通信部1cは、第1の無線通信制御部1aからの命
令に応じて、第1の無線通信用アンテナ1bから伝送用
データを近距離に対して出力する処理を行うものであ
る。
【0032】接触通信用端子1dは、他装置の同様の端
子との接触によってデータを伝送するためのものであ
る。接触式通信部1eは、接触通信用端子1dを介した
他の通信機器との間のデータ送受信処理を行うためのも
ので、接触状態の監視や、データ伝送処理等の処理を行
う。第1の通信方式切り替え部1fは、図示しない操作
部の操作によって設定された通信モードに応じて、第1
の近距離無線通信部1cによる近距離無線通信と、接触
式通信部1eによる通信と、を切り替えて一方の処理だ
けを行う制御をするためのものである。
【0033】第1の記憶部1gは、無線通信や接触通信
用端子1dを介した通信によって送受信されるデータを
記憶するためのものである。第1のCPU1hは、上記
各部の処理を制御するための第1のROM1iに記憶さ
れた制御用プログラムを実行するためのものである。第
1のROM1iは、上記した制御用プログラムを記憶し
ている他に、装置固有の識別情報等を記憶している。
【0034】第1のRAM1jは、第1のCPU1hが
上記制御用プログラムを実行する際に必要なデータを記
憶するためのものである。第1のバス1kは、上記各部
間のデータ通信を行うためのデータ通信路である。次
に、より具体的な動作を、図4に基づいて説明する。図
4は、同タイプの通信装置同士により無線通信を行って
いる様子を示す図であり、(a)は、接触式通信部1e
による接触通信用端子1dを用いた無線通信の様子を示
す図であり、(b)は、第1の近距離無線通信部1cに
よる第1の無線通信用アンテナを用いた無線通信の様子
を示す図である。
【0035】まず、接触通信用端子1dを用いた通信
は、図4(a)に示すように、第1の無線通信装置40
の第1の接触通信用端子40aと第2の無線通信装置4
1の第2の接触通信用端子41aとを接触させることに
よって行われる。本実施の形態においては、この接触通
信用端子による超近距離無線通信によって、近距離無線
通信を行いたい通信相手と通信を行うために必要な通信
用情報の送受信が行われることになる。
【0036】更に、通信用情報としては、予め、第1の
ROM1iに記憶された装置固有の識別情報や、近距離
無線通信のプロトコル等の情報が送受信されるようにな
っており、接触式通信部1eによって第1のROM1i
から読み出され、伝送処理が行われる。そして、この通
信によって通信相手の通信情報を取得すると、第1の通
信方式切り替え部1fによって、接触式通信部1eによ
る超近距離無線通信方式から第1の近距離無線通信部1
cによる近距離無線通信方式へと通信方式の切り替えが
行われる。更に、通信方式が第1の近距離無線通信部1
cによる近距離無線通信方式に切り替わると、第1の近
距離無線通信部1cは、取得した通信相手の通信情報に
基づき、伝送するデータを第1の記憶部から読み出し、
変調処理等を施した後に、図4(b)に示すように、自
装置のアンテナから変調されたデータ信号を出力する近
距離無線通信処理を行う。なお、これら各部の処理は第
1のCPU1hによって第1のROM1iに記憶されれ
た制御用プログラムを実行することによって行われる。
【0037】更に、無線通信装置の第1の構成例1にお
ける制御プログラムの動作の流れを図7に基づいて説明
する。図7は、無線通信装置の第1の構成例1における
制御用プログラムの動作処理を示すフローチャートであ
る。図7に示すように、まずステップS700に移行
し、図示しない操作部によって通信方式を接触式通信部
1eによる通信用接触端子を用いた超近距離無線通信モ
ードに設定しステップS702に移行する。
【0038】ステップS702では、第1の通信方式切
り替え部1fによって、通信方式が通信用接触端子を用
いた通信方式になるように切り替え処理が行われステッ
プS704に移行する。ステップS704に移行する
と、接触式通信部1eによる通信処理が開始されステッ
プS706に移行する。ステップS706では、接触通
信用端子1dが他の通信装置の同様の接触通信用端子と
接触したか否かを判定し、接触したと判定された場合(Y
es)はステップS708に移行し、そうでない場合(No)
は、接触するまで待機する。
【0039】ステップS708に移行した場合は、接触
が確認されたので、通信情報の送受信処理を行い、更
に、通信相手からの通信用情報を取得したか否かを判定
し、通信情報を取得したと判定された場合(Yes)はステ
ップS710に移行し、そうでない場合(No)は接触して
通信用情報を取得するまで処理を続ける。ここで、本実
施の形態においては、通信用情報は、自装置のものも通
信相手に伝送し、両者が互いの通信用情報を有した状態
となってから次のステップに移行するようになってい
る。
【0040】ステップS710に移行した場合は、通信
方式が自動的に近距離無線通信モードに設定されステッ
プS712に移行する。ステップS712では、第1の
通信方式切り替え部1fによって、通信方式が第1の近
距離無線通信部1cによる近距離無線通信方式となるよ
うに切り替え処理が行われステップS714に移行す
る。ステップS714では、第1の近距離無線通信部1
cにより、第1の無線通信用アンテナを用いた近距離無
線通信が開始される。ここで、近距離無線通信は、第1
の近距離無線通信部1cが、伝送するデータを第1の記
憶部1gから読み出して、そのデータ信号を搬送波と合
成する変調処理を行い伝送用データに変換して、第1の
無線通信用アンテナ1bから出力することで行われる。
【0041】更に、本発明に係る無線通信装置の第2の
構成例を図2に基づいて説明する。図2は、本発明に係
る無線通信装置の第2の構成例を示すブロック図であ
る。図2に示すように、無線通信装置の第2の構成例2
は、第2の無線制御部2aと、第2の無線通信用アンテ
ナ2と、第2近距離無線通信部2と、無線通信用コイル
2dと、電磁式無線通信部2eと、第2の通信方式切り
替え部2fと、第2の記憶部2gと、第2のCPU2h
と、第2のROM2iと、第2のRAM2jと、第2の
バス2kと、を備えた構成となっている。
【0042】第2の無線通信制御部2aは、無線通信処
理を制御するもので、無線によるデータ信号の送信処理
及び受信処理における伝送データの生成や、処理命令の
伝送を行う。第2の無線通信用アンテナ2bは、近距離
の無線通信を行うためのアンテナである。第2の近距離
無線通信部2cは、第2の無線通信制御部2aからの命
令に応じて、第2の無線通信用アンテナ2bから伝送用
データを近距離に対して出力する処理を行うものであ
る。
【0043】無線通信用コイル2dは、同様のコイルと
の接近によって電磁誘導を引き起こしデータを無線伝送
するためのものである。電磁式無線通信部2eは、無線
通信用コイル2dによる電磁誘導を利用してデータを他
の通信機器に伝送するための処理を行うもので、電磁誘
導によってデータを送受信するための処理を行う。第2
の通信方式切り替え部2fは、図示しない操作部の操作
によって設定された通信モードに応じて、第2の近距離
無線通信部2cによる近距離無線通信と、電磁式無線通
信部2eによる超近距離無線通信と、を切り替えて一方
の処理だけを行うようにする制御をするためのものであ
る。
【0044】第2の記憶部2gは、第2の無線通信用ア
ンテナ2bを用いた近距離無線通信や無線通信用コイル
2dを用いた超近距離無線通信によって送受信されるデ
ータを記憶するためのものである。第2のCPU2h
は、上記各部の処理を制御するための第2のROM2i
に記憶された制御用プログラムを実行するためのもので
ある。第2のROM2iは、上記した制御用プログラム
を記憶している他に、装置固有の識別情報を記憶してい
る。
【0045】第2のRAM2jは、第1のCPU2hが
上記制御用プログラムを実行する際に必要なデータを記
憶するためのものである。第2のバス2kは、上記各部
間のデータ通信を行うためのデータ通信路である。次
に、より具体的な動作を、図5に基づいて説明する。図
5は、同タイプの通信装置同士による無線通信を行って
いる様子を示す図であり、(a)は、電磁式通信部2e
による無線通信用コイル2dを用いた通信の様子を示す
図であり、(b)は、第2の近距離無線通信部2cによ
る第2の無線通信用アンテナ2bを用いた無線通信の様
子を示す図である。
【0046】まず、無線通信用コイル2dを用いた通信
は、図5(a)に示すように、第3の無線通信装置50
の第1の出力部50aと第4の無線通信装置51の第2
の出力部51aとを通信可能な距離まで近づけることに
よって行われる。本実施の形態においては、この無線通
信用コイルによる電磁誘導を利用した無線通信によっ
て、対象の通信相手と近距離無線通信を行うために必要
な通信情報の送受信が行われることになる。通信情報と
しては、予め、第2のROM2iに記憶された装置固有
の識別情報や、通信のプロトコル等の情報が伝送される
ようになっており、電磁式無線通信部2eによって、第
2のROM2iから読み出された通信用情報のデータ
は、無線伝送を行うために変調処理等が行われ、無線通
信用コイル2dを介して相手先に伝送される。
【0047】そして、電磁式無線通信部2eによる超近
距離無線通信によって通信相手の通信情報を取得する
と、第2の通信方式切り替え部2fによって、電磁式無
線通信部2eによる超近距離無線通信方式から第1の近
距離無線通信部2cによる近距離無線通信方式へと通信
方式の切り替えが行われる。更に、通信方式が第2の近
距離無線通信部2cによる近距離無線通信方式に切り替
わると、第2の近距離無線通信部2cは、超近距離無線
通信によって取得した通信相手の通信情報に基づき、伝
送するデータを第2の記憶部2gから読み出し、変調処
理等を施した後に、図5(b)に示すように、自装置の
アンテナから変調されたデータ信号を出力する近距離無
線通信処理を行う。なお、これら各部の処理は第2のC
PU2hによって第2のROM2iに記憶されれた制御
用プログラムを実行することによって行われる。
【0048】更に、無線通信装置の第2の構成例2にお
ける制御プログラムの動作の流れを図8に基づいて説明
する。図8は、無線通信装置の第2の構成例2における
制御用プログラムの動作処理を示すフローチャートであ
る。図8に示すように、まずステップS800に移行
し、図示しない操作部によって通信方式を電磁式無線通
信部2eによる無線通信用コイル2dを用いた超近距離
無線通信モードに設定しステップS802に移行する。
【0049】ステップS802では、第2の通信方式切
り替え部2fによって、通信方式が無線通信用コイル2
dを用いた超近距離無線通信方式になるように切り替え
処理が行われステップS804に移行する。ステップS
804に移行すると、電磁式無線通信部2eによる超近
距離無線通信処理が開始されステップS806に移行す
る。ステップS806では、無線通信用コイル2dが他
の通信装置の同様の無線通信用コイルとの電磁誘導によ
り無線通信可能な範囲内に移動したか否かを判定し、移
動したと判定された場合(Yes)はステップS808に移
行し、そうでない場合(No)は、範囲内に移動するまで
待機する。
【0050】ステップS808に移行した場合は、範囲
内への移動が確認されたので、通信用情報の送受信処理
を行い、更に、通信相手からの通信用情報を取得したか
否かを判定し、通信情報を取得したと判定された場合(Y
es)はステップS810に移行し、そうでない場合(No)
は範囲内に移動し通信用情報を取得するまで処理を続け
る。ここで、本実施の形態においては、通信用情報は、
自装置のものも通信相手に伝送し、両者が互いの通信用
情報を有した状態となってから次のステップに移行する
ようになっている。
【0051】ステップS810に移行した場合は、通信
方式が自動的に近距離無線通信モードに設定されステッ
プS812に移行する。ステップS812では、第2の
通信方式切り替え部2fによって、通信方式が第2の近
距離無線通信部2cによる近距離無線通信方式となるよ
うに切り替え処理が行われステップS814に移行す
る。ステップS814では、第2の近距離無線通信部2
cによって、第2の無線通信用アンテナ2bを用いた近
距離無線通信が開始される。ここで、近距離無線通信
は、第2の近距離無線通信部2cが、伝送するデータを
第2の記憶部2gから読み出して、そのデータ信号を搬
送波と合成する変調処理を行い伝送用データに変換し
て、第2の無線通信用アンテナ2bから出力することで
行われる。
【0052】更に、本発明に係る無線通信装置の第3の
構成例を図3に基づいて説明する。図3は、本発明に係
る無線通信装置の第3の構成例を示すブロック図であ
る。図3に示すように、無線通信装置の第3の構成例3
は、第3の無線通信制御部3aと、無線通信部3bと、
超近距離無線通信用アンテナ3cと、近距離無線通信用
アンテナ3dと、アンテナ切り替え部3eと、信号増幅
部3fと、第3の記憶部3gと、第3のCPU3hと、
第3のROM3iと、第3のRAM3jと、第3のバス
3kと、を備えた構成となっている。
【0053】第3の無線通信制御部3aは、無線による
データの通信処理を制御するものであり、送信処理、又
は、受信処理の制御や、通信用データの生成等を行う。
無線通信部3bは、超近距離無線通信用アンテナ3c、
又は、近距離無線通信用アンテナ3dを利用して無線通
信を行うもので、第3の無線通信制御部3aからの制御
命令に基づいて処理を行う。超近距離無線通信用アンテ
ナ3cは、図示しない自装置の接触端子に他装置の接触
端子が接触したときに行われる通信相手と超近距離無線
通信を行うためのアンテナである。
【0054】近距離無線通信用アンテナ3dは、目的の
通信相手と近距離無線通信を行うためのアンテナであ
る。アンテナ切り替え部3eは、自装置の接触端子に他
装置の接触端子が接触したときに自動的にアンテナを超
近距離無線通信用アンテナ3cに切り替え、近距離の無
線通信を行うときに近距離無線通信用アンテナに自動的
に切りかえる処理を行うものである。ここでは、接触端
子の接触の有無及び通信情報の取得状況に応じてアンテ
ナを自動的に切り替えるようになっている。
【0055】信号増幅部3fは、近距離無線通信用アン
テナ3dから出力する信号を増幅するためのものであ
る。ここで、本実施の形態においては、超近距離無線通
信用アンテナ3cを利用した超近距離無線通信を行う場
合は、信号を増幅せずにアンテナから出力するようにな
っている。第3の記憶部3gは、超近距離無線通信及び
近距離無線通信によって送受信されるデータを記憶する
ためのものである。
【0056】第3のCPU3hは、上記各部の処理を制
御するための第3のROM3iに記憶された制御用プロ
グラムを実行するためのものである。第3のROM3i
は、上記した制御用プログラムを記憶している他に、装
置固有の識別情報や、パスワード等の通信用情報を記憶
している。第3のRAM3jは、第3のCPU3hが上
記制御用プログラムを実行する際に必要なデータを記憶
するためのものである。
【0057】第3のバス3kは、上記各部間のデータ通
信を行うためのデータ通信路である。次に、より具体的
な動作を、図6に基づいて説明する。図6は、接触端子
を有する同タイプの通信装置同士による無線通信を行っ
ている様子を示す図であり、(a)は、超近距離無線通
信用アンテナ3cを利用した超近距離無線通信の様子を
示す図であり、(b)は、近距離無線通信用アンテナ3
dを利用した近距離無線通信の様子を示す図である。
【0058】まず、図示しない操作部の操作によって、
無線通信モードの設定を行う。第3の無線通信制御部3
aはこのモード設定に応じて、モード情報をアンテナ切
り替え部3eに伝送する。ここで、自装置の接触端子が
他装置の接触端子と接触している場合は、アンテナ切り
替え部3eによって超近距離無線通信用アンテナ3cを
選択する処理を行う。本実施の形態において無線通信部
3bは、超近距離の無線通信であれば、信号増幅部3f
を介さずに、伝送用データ(ここでは通信用情報)の送
信処理を行うことになる。
【0059】一方、自装置の接触端子が他装置の接触端
子と接触してらず、且つ、通信情報が取得済みである場
合は、アンテナ切り替え部3eは、近距離無線通信用ア
ンテナ3dを選択し、無線通信部3bは、信号増幅部3
fにおいて送信用のデータ信号を増幅させて近距離無線
通信用アンテナ3dから伝送用データ信号を出力する。
つまり、超近距離無線通信用アンテナ3cを用いた通信
は、図6(a)に示すように、第5の無線通信装置60
の第3の接触通信用端子60aと第6の無線通信装置6
1の第4の接触通信用端子61aとを接触させることに
よって行われる。本実施の形態においては、この超近距
離無線通信によって、対象の通信相手と近距離無線通信
を行うために必要な通信用情報の送受信が行われること
になる。通信用情報としては、予め、第3のROM2i
に記憶された装置固有の識別情報や、通信許可を得るた
めのパスワード等の情報が伝送されるようになってお
り、第3の無線通信制御部3aによって、第3のROM
3iから読み出された通信用情報のデータは、無線伝送
を行うために変調処理等が行われ、無線通信部3bによ
って超近距離無線通信用アンテナ3cから出力される。
【0060】そして、通信用情報を取得し、通信相手と
近距離無線通信を行うときは、アンテナ切り替え部3e
によって近距離無線通信用アンテナ3dが選択され、図
6(b)に示すように、第5の無線通信装置60と第6
の無線通信装置61とは近距離の範囲内で互いに離れた
状態にあり、無線通信部3bにより信号増幅部3fを介
して近距離無線通信用アンテナ3dから、増幅された信
号を出力することで近距離無線通信が行われる。
【0061】更に、無線通信装置の第3の構成例3にお
ける制御プログラムの動作の流れを図10に基づいて説
明する。図9は、無線通信装置の第3の構成例3におけ
る制御用プログラムの動作処理を示すフローチャートで
ある。図9に示すように、まずステップS900に移行
し、接触端子同士の接触があったか否かを判定し、接触
があった場合(Yes)はステップS902に移行し、そう
でない場合(No)はステップS908に移行する。
【0062】ステップS902に移行した場合は、アン
テナ切り替え部3eによって、超近距離無線通信用アン
テナ3cが選択されステップS904に移行する。ステ
ップS904に移行すると、無線通信部3bによって、
超近距離無線通信用アンテナ3cを利用した超近距離無
線通信を行いステップS906に移行する。ステップS
906では、無線通信が終了したか否かを判定し、終了
したと判定された場合(Yes)は通信処理を終了し、そう
でない場合(No)はステップS900に移行する。
【0063】一方、ステップS900で、接触端子の接
触がなくステップS908に移行した場合は、通信用情
報を取得しているか否かを判定し、取得していると判定
された場合(Yes)はステップS910に移行し、そうで
ない場合(No)はステップS900に移行する。ステップ
S910に移行すると、アンテナ切り替え部3eによっ
て、無線通信部3bの利用するアンテナとして近距離無
線通信用アンテナ3dを選択してステップS912に移
行する。
【0064】ステップS912では、無線通信部3bに
よって、近距離無線通信用アンテナ3dを利用した近距
離無線通信を行いステップS906に移行する。以上、
上記実施の形態によれば、無線通信を行う際に、通信装
置固有の識別データや、パスワードの送受信を超近距離
の無線通信によって行うようにしているので、無関係な
装置にそれらの情報が受信されることを低減することが
可能となるのでセキュリティの向上に役立つ。
【0065】また、接触通信用端子1dによる超近距離
通信によって通信用情報を取得するようにした第1の構
成例1では、簡易、且つ、迅速に通信用情報を取得する
ことができるので無線通信開始までの時間を短縮するこ
とが可能である。また、無線通信用コイル2dによる超
近距離通信によって通信用情報を取得するようにした第
2の構成例2では、簡易に通信用情報を取得することが
できるので無線通信開始までの時間を短縮することが可
能である。
【0066】また、接触端子の接触の有無に応じて、通
信に使用するアンテナの種類を切り替えるようにした第
3の構成例3では、接触端子の接触があったときに超近
距離無線通信用アンテナに自動的に切り替えて通信を行
うので、簡易、且つ、迅速に通信用情報を取得すること
ができ無線通信開始までの時間を短縮することができ、
便利である。また、第3の構成例3では、超近距離無線
通信用アンテナを利用した超近距離無線通信のときは、
信号を増幅せずにアンテナから出力するようにしている
ので、消費電力の低減となる。
【0067】ここで、図1に示す、第1の無線制御部1
a及び第1の近距離無線通信部1cによる近距離無線通
信処理は、請求項1記載の近距離無線通信手段及び請求
項4記載の無線通信手段に対応し、第1の無線通信用ア
ンテナ1bは、請求項4記載の無線通信用アンテナに対
応し、接触通信用端子1dは、請求項4記載の接触端子
に対応し、接触式通信部1eは、請求項4及び請求項5
記載の接触式通信手段に対応し、第1の通信方式切り替
え部1fは、請求項1、4、5記載の通信方式切り替え
手段に対応している。
【0068】更に、図2に示す、第2の無線制御部2a
及び第2の近距離無線通信部2cによる近距離無線通信
処理は、請求項1記載の近距離無線通信手段及び請求項
6、7記載の無線通信手段に対応し、第2の無線通信用
アンテナ2bは、請求項6記載の無線通信用アンテナに
対応し、無線通信用コイル2dは、請求項6記載のコイ
ルに対応し、電磁式無線通信部2eは、請求項6及び請
求項7記載の電磁式通信手段に対応し、第2の通信方式
切り替え部2fは、請求項1、4、6記載の通信方式切
り替え手段に対応する。
【0069】更に、図3に示す、第3の無線通信制御部
3a及び無線通信部3bによる無線通信は、請求項8〜
11記載の無線送信手段に対応し、アンテナ切り替え部
3dは、請求項8記載のアンテナ切り替え手段に対応し
ている。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1乃至請求項7記載の無線通信装置によれば、無線通
信用アンテナを用いた近距離〜中距離の無線通信と、超
近距離無線通信とを通信方式切り替え手段によって任意
の方式に切り替え可能としたので、通信用途に応じた通
信方式の使い分けができ、消費電力の低減が可能であ
り、超近距離通信によって無線通信に必要な通信用情報
を取得してから無線通信を開始するようにしたので、無
関係な装置への情報送信を低減すると共に、通信開始ま
での時間短縮が可能となる。
【0071】また、請求項8乃至請求項11記載の無線
通信装置によれば、アンテナ切り替え手段によって、通
信方式はそのままに、接触端子の接触の有無に応じてア
ンテナの種類を超近距離無線通信用アンテナと近距離無
線通信用アンテナとのいずれかに切り替え可能としたの
で、超近距離通信によって無線通信に必要な通信用情報
を取得してから無線通信を開始するようにしたので、無
関係な装置への情報送信を低減すると共に、通信開始ま
での時間短縮が可能となり、更に、超近距離無線通信の
ときには信号を増幅せずにアンテナから出力するように
したので、消費電力の低減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信装置の第1の構成例を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係る無線通信装置の第2の構成例を示
すブロック図である。
【図3】本発明に係る無線通信装置の第3の構成例を示
すブロック図である。
【図4】同タイプの通信装置同士により無線通信を行っ
ている様子を示す図であり、(a)は、接触式通信部1
eによる接触通信用端子1dを用いた無線通信の様子を
示す図であり、(b)は、第1の近距離無線通信部1c
による第1の無線通信用アンテナを用いた無線通信の様
子を示す図である。
【図5】同タイプの通信装置同士による無線通信を行っ
ている様子を示す図であり、(a)は、電磁式通信部2
eによる無線通信用コイル2dを用いた通信の様子を示
す図であり、(b)は、第2の近距離無線通信部2cに
よる第2の無線通信用アンテナ2bを用いた無線通信の
様子を示す図である。
【図6】同タイプの通信装置同士による無線通信を行っ
ている様子を示す図であり、(a)は、超近距離無線通
信による無線通信の様子を示す図であり、(b)は、近
距離無線通信、又は、中距離無線通信による無線通信の
様子を示す図である。
【図7】無線通信装置の第1の構成例1における制御用
プログラムの動作処理を示すフローチャートである。
【図8】無線通信装置の第2の構成例2における制御用
プログラムの動作処理を示すフローチャートである。
【図9】無線通信装置の第3の構成例3における制御用
プログラムの動作処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 無線通信装置の第1の構成例 1a 第1の無線制御部 1b 第1の無線通信用アンテナ 1c 第1の近距離無線通信部 1d 接触通信用端子 1e 接触式通信部 1f 第1の通信方式切り替え部 2 無線通信装置の第2の構成例 2a 第2の無線制御部 2b 第2の無線通信用アンテナ 2c 第2の近距離無線通信部 2d 無線通信用コイル 2e 電磁式無線通信部 2f 第2の通信方式切り替え部 3 無線通信装置の第3の構成例 3a 第3の無線通信制御部 3b 無線通信部 3c 超近距離無線通信用アンテナ 3d 近距離無線通信用アンテナ 3e アンテナ切り替え部 3f 信号増幅部 50 第1の無線通信装置 50a 第1の接触通信用端子 51 第2の無線通信装置 51a 第2の接触通信用端子 60 第3の無線通信装置 60a 第1の出力部 61 第4の無線通信装置 61a 第2の出力部 70 第5の無線通信装置 71 第6の無線通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮腰 大輔 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5K012 AB03 AB05 AC06 BA04 5K067 AA15 AA43 BB21 DD17 EE02 EE25 KK03

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超近距離の無線通信を行う超近距離無線
    通信手段と、近距離の無線通信を行う近距離無線通信手
    段と、前記超近距離無線通信手段による無線通信と前記
    近距離無線通信手段による無線通信とを切り替え可能な
    通信方式切り替え手段と、を備えることを特徴とする無
    線通信装置。
  2. 【請求項2】 超近距離の無線通信を行う超近距離無線
    通信手段と、中距離の無線通信を行う中距離無線通信手
    段と、前記超近距離無線通信手段による無線通信と前記
    中距離無線通信手段による無線通信とを切り替え可能な
    通信方式切り替え手段と、を備えることを特徴とする無
    線通信装置。
  3. 【請求項3】 通信相手と前記超近距離以外の無線通信
    を行うために必要な無線通信情報の通信を、前記超近距
    離無線通信手段によって行うようになっていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 無線通信用アンテナと、当該無線通信用
    アンテナを用いてデータ信号の無線通信を行う無線通信
    手段と、 接触端子と、当該接触端子を介して前記データ信号の通
    信を行う接触式通信手段と、 前記無線通信手段による無線通信と前記接触式通信手段
    による通信とを切り替え可能な通信方式切り替え手段
    と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 通信相手と前記無線通信手段によって無
    線通信を行うために必要な無線通信情報の通信を、前記
    接触式通信手段によって行うようになっていることを特
    徴とする請求項4記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 無線通信用アンテナと、当該無線通信用
    アンテナを用いてデータ信号の無線通信を行う無線通信
    手段と、 コイルと、当該コイルを用いて通信相手と前記データ信
    号の無線通信を電磁誘導によって行う電磁式通信手段
    と、前記無線通信手段による無線通信と前記電磁式通信
    手段による無線通信とを切り替え可能な通信方式切り替
    え手段と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記通信相手と前記無線通信手段によっ
    て無線通信を行うために必要な無線通信情報の通信を、
    前記電磁式通信手段によって行うようになっていること
    を特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 近距離無線通信用アンテナと、超近距離
    無線通信用アンテナと、接触端子と、前記近距離無線通
    信用アンテナ及び前記超近距離無線通信用アンテナのう
    ちいずれか一方を利用して無線通信を行う無線通信手段
    と、自装置の前記接触端子に他装置の接触端子が接触し
    たときに、前記無線通信手段の利用するアンテナを前記
    超近距離無線通信用アンテナに自動的に切り替えるアン
    テナ切り替え手段と、を備えることを特徴とする無線通
    信装置。
  9. 【請求項9】 前記無線通信手段は、前記アンテナから
    出力するデータ信号を増幅する信号増幅部を備えること
    を特徴とする請求項8記載の無線通信装置。
  10. 【請求項10】 前記無線通信手段は、前記近距離無線
    通信用アンテナを用いた無線通信においてのみ前記信号
    増幅部によって前記データ信号を増幅するようになって
    いることを特徴とする請求項9記載の無線通信装置。
  11. 【請求項11】 通信相手と前記無線通信手段によって
    無線通信を行うために必要な無線通信情報の通信を、前
    記超近距離無線通信用アンテナを利用した無線通信によ
    って行うようになっていることを特徴とする請求項8乃
    至請求項10のいずれかに記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載の無線通信装置を2以上備え、目的の通信相手と無
    線通信を行うために必要な無線通信用情報の通信を、超
    近距離の無線通信によって行い、当該取得した無線通信
    情報を用いて前記通信相手と無線通信を行うことを特徴
    とする無線通信システム。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の無線通信装置における
    無線通信処理を制御するための無線通信装置制御用プロ
    グラムであって、 前記超近距離無線通信手段によって超近距離の無線通信
    処理を行う超近距離無線通信ステップと、前記近距離無
    線通信手段によって近距離の無線通信処理を行う近距離
    無線通信ステップと、前記通信方式切り替え手段によっ
    て前記超近距離無線通信ステップによる超近距離無線通
    信処理と前記近距離無線通信ステップによる近距離無線
    通信処理との切り替え処理を行う通信処理切り替えステ
    ップと、を備えることを特徴とする無線通信装置制御用
    プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項2記載の無線通信装置における
    無線通信処理を制御するための無線通信装置制御用プロ
    グラムであって、 前記超近距離無線通信手段によって超近距離の無線通信
    処理を行う超近距離無線通信ステップと、前記中距離無
    線通信手段によって中距離の無線通信処理を行う中距離
    無線通信ステップと、前記通信方式切り替え手段によっ
    て前記超近距離無線通信ステップによる超近距離無線通
    信処理と前記中距離無線通信ステップによる中距離無線
    通信処理との切り替え処理を行う通信処理切り替えステ
    ップと、を備えることを特徴とする無線通信装置制御用
    プログラム。
  15. 【請求項15】 通信相手と前記超近距離以外の無線通
    信を行うために必要な無線通信情報の通信を、前記超近
    距離無線通信ステップにおいて行うようになっているこ
    とを特徴とする請求項13又は請求項14記載の無線通
    信装置制御用プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項4記載の無線通信装置における
    無線通信処理を制御するための無線通信装置制御用プロ
    グラムであって、 前記無線通信手段によって前記無線通信用アンテナを用
    いて行われるデータ信号の無線通信処理を行う無線通信
    ステップと、 前記接触式通信手段によって前記接触端子を介して行わ
    れる前記データ信号の通信処理を行う接触式通信ステッ
    プと、 前記通信方式切り替え手段によって前記無線通信ステッ
    プによる無線通信処理と前記接触式通信ステップによる
    通信処理との切り替え処理を行う通信処理切り替えステ
    ップと、を備えることを特徴とする無線通信装置制御用
    プログラム。
  17. 【請求項17】 通信相手と前記無線通信ステップにお
    いて行われる無線通信処理に必要な無線通信情報の通信
    処理を、前記接触式通信ステップにおいて行うようにな
    っていることを特徴とする請求項16記載の無線通信装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項6記載の無線通信装置における
    無線通信処理を制御するための無線通信装置制御用プロ
    グラムであって、 前記無線通信手段によって前記無線通信用アンテナを用
    いて行われるデータ信号の無線通信処理を行う無線通信
    ステップと、 前記電磁式通信手段によってコイルを用いた電磁誘導に
    よって行われる前記データ信号の無線通信処理を行う電
    磁式通信ステップと、前記通信方式切り替え手段によっ
    て前記無線通信ステップによる無線通信処理と前記電磁
    式通信ステップによる無線通信処理との切り替え処理を
    行う通信処理切り替えステップと、を備えることを特徴
    とする無線通信装置制御用プログラム。
  19. 【請求項19】 前記通信相手と前記無線通信ステップ
    において行われる無線通信処理に必要な無線通信情報の
    通信処理を、前記電磁式通信ステップにおいて行うよう
    になっていることを特徴とする請求項18記載の無線通
    信装置制御用プログラム。
  20. 【請求項20】 請求項6記載の無線通信装置における
    無線通信処理を制御するための無線通信装置制御用プロ
    グラムであって、 前記無線通信手段によって前記近距離無線通信用アンテ
    ナ及び前記超近距離無線通信用アンテナのうちいずれか
    一方を利用して行われる無線通信処理を行う無線通信ス
    テップと、自装置の前記接触端子に他装置の接触端子が
    接触したときに、前記無線通信ステップにおいて行う無
    線通信処理を前記超近距離無線通信用アンテナを利用し
    た超近距離無線通信処理に自動的に切り替える無線通信
    処理切り替えステップと、を備えることを特徴とする無
    線通信装置制御用プログラム。
  21. 【請求項21】 前記無線通信ステップにおいては、前
    記アンテナから出力するデータ信号の増幅を行う信号増
    幅処理を行うようになっていることを特徴とする請求項
    20記載の無線通信装置。
  22. 【請求項22】 前記無線通信ステップにおいては、前
    記近距離無線通信用アンテナを用いた無線通信において
    のみ前記信号増幅処理を行うようになっていることを特
    徴とする請求項21記載の無線通信装置制御用プログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 通信相手と前記無線通信ステップにお
    いて行われる無線通信処理に必要な無線通信情報の通信
    処理を、前記超近距離無線通信用アンテナを利用した無
    線通信ステップにおいて行うようになっていることを特
    徴とする請求項20乃至請求項22のいずれかに記載の
    無線通信装置制御用プログラム。
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