JP2003186512A - 中間段階モデル作成装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
部品情報244を用いて製品モデル20を定義する。加
工法形状部品情報は、その加工により形成される加工箇
所の形状や加工属性の情報を含む。加工法形状部品情報
244に加工箇所の配置情報246を組み合わせると、
1つの加工内容を示す加工ステップ情報242となる。
加工ステップ情報242を実際の加工の順序に従って並
べた加工情報24を、その加工の対象となる粗形材モデ
ル22と組み合わせることで、最終的な製品形状や加工
の情報を含んだ製品モデル20が得られる。履歴再生処
理部12で所望段階までの加工ステップ情報242を粗
形材モデル22に適用することで、加工途中のワーク形
状や加工属性を示した中間段階モデルを生成できる。中
間段階モデルから、断面図等を作成することで、加工指
示用の図面を生成できる。
Description
ータ支援設計)を利用して、製品加工の工程を支援する
ための装置及び方法に関する。
際には、製品形状の設計(製品設計と呼ぶ)だけでな
く、その製品の生産準備のための設計が必要になる。例
えば自動車のエンジン設計では、生産準備のために、製
品の粗形材を作るための金型等の型の設計(型設計と呼
ぶ)や、切削その他の機械加工工程の設計(加工工程設
計と呼ぶ)を行う。
近年では、3次元CADシステムを利用することで、所
望の3次元製品形状を効率よく設計できるようになって
いる。また型設計では、その製品の素材となる粗形材を
作り出すための金型の形状を設計する。型設計でも3次
元CADの利用により設計作業の効率化が図られてい
る。
た製品完成形状を得るための加工手順を設計する。1つ
の加工内容は、使用する加工機や加工工具、切削条件そ
の他の加工条件により表される。製品を完成させるに
は、一般に複数段階の加工が必要であり、全体の加工工
程はそれら各段階の加工条件のシーケンスとなる。
計し、これをもとに型設計部門及び加工工程設計部門が
作業を行うという順序で設計を進めることが一般的であ
る。
のCADシステムは製品の完成形状を表現するモデルを
作成するための機能しか含んでおらず、また製品設計者
自身の加工に関する知識が十分でない場合もあるので、
製品設計者が製品設計段階で加工性(加工が可能か否か
や加工の容易さ、加工コストなど)についての十分な検
討を行うことは困難であった。このため、この後の加工
工程設計の段階で加工性に問題があることが判明し、設
計変更などにより開発の期間やコストが増大する場合が
ある。また、開発日程上の制約等で設計変更ができない
場合、生産時の目標の加工コストや加工時間が達成でき
ない場合も出てくる。
り設計に修正を加える場合も往々にしてある。ところ
が、CADシステム上のモデルは製品形状しか表現でき
ないため、加工工程設計部門では紙図面やCAM(コン
ピュータ支援製造)システムを用いて作業を行ってい
る。このため、加工工程設計部門での設計修正は該部門
の図面やCAMモデルに対して行われ、製品設計部門や
型設計部門等の図面やCADモデルとの整合性を維持す
ることが困難であった。
生産されるが、それら各工程が別々の加工部署や加工機
で行われることが一般的であり、さらには別の工場に外
注される場合もある。このため、それら各工程ごとの加
工内容を示した加工指示図面(指示書)を作成し、各加
工部署に渡すことが行われている。このような加工指示
図面は、加工工程設計部門等が個々に作成する必要があ
り、かなりの労力・時間を要していた。
ためになされたものであり、加工指示図面等、加工部署
の加工内容を示す情報を容易に作成することができる装
置を提供することを目的とする。
め、本発明に係る装置は、加工対象の粗形材の形状を表
す粗形材モデルと、加工によって形成される加工部位の
形状の情報を含む1以上の加工法形状部品と、それら各
加工法形状部品に対応する加工を前記粗形材に対して実
行する実行順序の情報と、により製品の形状を定義した
製品モデルを記憶するモデル記憶手段と、前記実行順序
における途中の順番までの加工法形状部品を順に前記粗
形材モデルに適用することで、その順番までの各加工法
形状部品に対応する加工が施された状態の製品形状を示
す中間段階モデルを作成するモデル作成手段とを備え
る。
部品は、1つの加工工具で加工される加工部位の形状の
情報を含む。
情報は、加工に用いる加工機を基準に定めた各単位工程
の順序と、それら各単位工程に属する各加工法形状部品
の当該単位工程内での順序の情報を含み、前記モデル作
成手段は、指定された前記単位工程までの各加工法形状
部品を順に前記粗形材モデルに適用することで、中間段
階モデルの一種として、その単位工程の加工結果の製品
形状を示すインプロセスモデルを作成する手段を備え
る。
状部品は当該部品が表す加工箇所の加工属性情報を含
み、前記中間段階モデルには、そのモデルが含む加工法
形状部品の加工属性情報が関連づけられている。
ル及び前記加工法形状部品は各々の形状の情報を3次元
ソリッドモデルとして含み、これらの組合せで表される
前記製品モデル及び前記中間段階モデルの形状も3次元
ソリッドモデルで表現される。
手段で作成された中間段階モデルについて、指定された
断面の断面図を作成する手段を備える。
段で作成された中間段階モデルについて、所定の投影面
に対する投影図を作成する手段を備える。
ルに対応するワークの測定結果を、該中間段階モデルの
属性情報として保持する手段を備える。
ルと、前記実行順序においてその中間段階モデルに対し
て適用される加工法形状部品を加工するための加工工具
の情報とに基づき、該加工工具についての干渉検査を行
う手段を備える。
モデルに対応する前記単位工程で用いられる各加工工具
の工具モデルを、各加工工具が適用される加工箇所に対
して配置した状態を表すモデルを生成し、このモデル
と、該単位工程で用いる治具を表す治具モデルとに基づ
き、該治具についての干渉検査を行う手段を備える。
含まれる前記加工法形状部品及び前記実行順序の情報に
基づき、前記単位工程の加工を行うNC加工機を制御す
るNC加工プログラムを生成する手段を備える。
工法形状部品が登録されたライブラリと、このライブラ
リに登録された1以上の加工法形状部品と、前記粗形材
モデルとに基づき製品モデルを作成する製品モデル作成
手段とを備え、前記製品モデル作成手段は、ユーザか
ら、前記ライブラリ中の加工法形状部品に対する選択指
示と、その選択指示に係る加工法形状部品の配置を示す
配置情報の入力とを受け付ける加工法形状部品選択手段
と、この加工法形状部品選択手段によって選択された各
加工法形状部品の適用順序の指定をユーザから受け付
け、これを前記実行順序として登録する順序入力手段と
を備える。
材の形状を表す粗形材モデルと、加工によって形成され
る加工部位の形状の情報を含む加工法形状部品と、の組
合せにより表された製品モデルであって、それら各加工
法形状部品に対応する加工を前記粗形材に対して実行す
る実行順序の情報を保持した製品モデル、を作成するス
テップと、前記実行順序における途中の順番までの各加
工法形状部品を順に前記粗形材モデルに適用すること
で、その順番までの加工法形状部品に対応する加工が施
された状態の製品形状を示す中間段階モデルを作成する
ステップとを含む。
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
段階モデル作成システムの概略構成を示す機能ブロック
図である。このシステムは、製品を加工する各加工部署
に対する加工指示図面、加工指示書の作成などに利用で
きるシステムである。
形状や加工属性などを規定した電子的なデータである製
品モデル20を記憶した記憶装置と、その製品モデル2
0を用いて加工指示図面等を作成等の処理を行う中間段
階モデル作成装置10とを含んでいる。ここで、中間段
階モデルとは、最終的な完成製品(ここでの「完成」は
機械加工作業における完成の意味である)ができるまで
の一連の加工手順の途中段階における製品形状や加工属
性などを示すモデルである。加工指示図面等は、この中
間段階モデルをもとに生成される。
は、従来の一般的なCAD装置で作成される製品モデル
とは異なり、製品の形状情報だけでなく、製品形状各部
の加工内容やそれら各部の加工順序などの情報を含んで
いる。より詳細には、製品モデル20は、粗形材モデル
22と加工情報24とを含んでいる。
形材の形状を表すモデルである。粗形材モデル22に
は、粗形材の形状の他に、その粗形材の属性情報(例え
ば材質など)を含めることもできる。粗形材の形状は、
好適には3次元のソリッドモデルで表現する。
242から構成される。個々の加工ステップ情報242
は、加工法形状部品情報244と配置情報246とを含
んでいる。
部品を表す情報である。加工法形状部品は、1つの加工
機で1つの加工工具を用いて加工される加工内容の単位
(単位加工内容と呼ぶ)を表すモデルである。
こでは、3つの加工法形状部品を例示している。これら
各加工法形状部品は、各々が示す単位加工内容により形
成される加工部分の形状情報250−1〜250−3
と、その加工の内容を示す加工属性情報255−1〜2
55−3とを含んでいる。加工法形状部品の形状情報2
50は、好適には3次元のソリッドモデルで表現する。
加工属性情報255は、例えば、寸法公差、工具モデル
名称、割り当て加工機、切削条件、加工サイクルなどの
項目を含むことができる。「寸法公差」は、当該単位加
工内容の加工で要求される寸法公差であり、必要な場合
に設定される。「工具モデル名称」は、当該単位加工内
容の加工に用いられる加工工具を特定するための識別情
報である。ここで、工具モデルとは、加工工具の形状や
他の属性を示すモデルである。加工部署への加工指示だ
けならば、工具の名称でよいが、ここではシステム上に
電子データとして用意された工具モデルを利用すること
で、工具干渉検査その他の処理を行うことを想定して、
工具モデルを特定する識別情報を用いることにしている
(詳細は後述)。「割り当て加工機」は、当該単位加工
内容の加工のために割り当てられた加工機の識別情報で
ある。「切削条件」は、当該単位加工内容の加工の際の
切削条件を示す項目であり、例えば加工工具の回転数や
送り速度などが含まれる。「加工サイクル」は、当該単
位加工内容の加工を行う際の加工サイクルを示すコード
である。加工サイクルは、例えば、「穴加工開始位置ま
では工具を高速で送り、その開始位置から所定深さまで
は工具を低速で送り、その後送り速度を上げ、加工すべ
き深さまで達すると送りを止めた状態でしばらく工具を
回転させる」、「所定量だけ送っては少し戻す動作を繰
り返す(キツツキ動作)」等といった、工具の動作パタ
ーンを規定する情報(ルール)である。同じ工具で同じ
穴形状を形成する場合でも、工具の動作パターンには様
々な種類が考えられ、用いる動作パターンによって出来
映えが異なってくる。本実施形態では、これら様々な動
作パターン(すなわち、加工サイクル)にコードを与え
て予め登録しておき、用いる加工サイクルをコードによ
り指定できるようにしている。この他、加工属性情報2
55には、加工の際に用いるクーラントの指定などの加
工属性項目を含めることもできる。また、各加工法形状
部品250の寸法情報を加工属性情報255に含めるこ
ともできる。なお、各加工法形状部品250に対してこ
れら全ての加工属性項目が設定される必要はなく、各部
品250に必要な項目のみが設定される。
状部品250−1〜250−3をその順に適用すること
により、図3に示した加工部位A310が形成される。
説明した加工法形状部品の形状及び加工属性の情報その
ものであってもよいし、別途ライブラリ等に蓄積されて
いるその加工法形状部品の情報を参照するための情報
(例えば加工法形状部品の識別情報など)であってもよ
い。
工法形状部品情報244が示す加工法形状部品が製品モ
デルを定義する空間内でどのように配置されるかを示す
情報である。これは例えば、加工法形状部品が配置され
る位置及び向きで表すことができる。
表すだけだが、その配置状態を配置情報246として指
定することで、製品モデルを定義する空間内でのその加
工法形状部品の位置及び向きが決定され、これにより当
該加工法形状部品が表す単位加工内容によって形成され
る加工部分が決まる。
部品群の中から設計者が所望のものを選び、それを製品
モデルの空間上に配置することで、単位加工内容が適用
された結果を示す製品モデルを定義する。例えば、製品
モデルの形状は、粗形材モデルのソリッドモデルと、配
置情報246に従って配置される加工法形状部品のソリ
ッドモデルとの集合演算で求められる。加工法形状部品
が、単位加工内容によりワークから除去される部分の形
状を表すものとすれば、この集合演算は粗形材モデルか
ら加工法形状部品の減算処理となる。
際に製品形成に適用される個別具体的な単位加工内容を
表している。そして加工情報24は、最終的な完成製品
を形成するのに必要な1以上の単位加工内容を示す加工
ステップ情報242を、その適用順序(加工手順)に従
って並べた並び(シーケンス)となる。個々の加工ステ
ップ情報242は、当該単位加工内容によって形成され
る加工部分の形状情報を備えているので、粗形材モデル
22に対して各加工ステップ情報242を、並び順に従
って最後まで順番に適用していくことにより、最終的な
完成製品の形状を得ることができる。この製品モデル形
状算出には、従来の3次元CADのソリッドモデラが備
えている操作履歴再生機能を利用することができる。す
なわち、従来のCADシステムではモデル形状に対して
加えた形状操作(オペレーション)のシーケンスを操作
履歴として記憶しておき、この操作履歴に従って各形状
操作を順に加えていくことでモデル形状を算出するが、
この形状操作を加工ステップ情報242(特にその形状
情報)に置き換えたものが本実施形態のモデル形状算出
方法になる。従来のCADシステムの操作履歴再生機能
の場合、算出されるのはモデルの形状のみであるが、本
実施形態では、加工ステップ情報242の加工法形状部
品244が形状情報だけでなく加工属性情報も含んでい
るので、履歴再生機能により製品の形状が求められるだ
けでなく、求められた製品形状の各部位について、その
部位に対応する加工法形状部品の加工属性情報を参照で
きるようにすることもできる。なお、本実施形態におけ
る加工ステップ情報242の並びは、将来に行われる加
工の手順(スケジュール)を示しているので、これに
「履歴」という用語を当てるのはその用語の本来の意味
からすれば厳密な用法とは言えないが、従来のCADシ
ステムの操作履歴再生機能のアナロジーとして理解しや
すいので本明細書ではこれを用いることとする。
242の並び順は、例えば加工工程設計者が製品モデル
の内容や加工現場の設備等を勘案して決定する。この加
工工程設計を含む製品モデルの構築のための支援装置や
その処理手順については、後でその一例を説明する。
で連続して実行可能な加工ステップ群は連続した順序に
なるように設計が行われるので、加工情報24において
も、各加工ステップ情報242が、同一加工機で連続し
て処理されるもの同士1つのグループを形成する。この
グループを「工程」と呼ぶ。すなわち、加工情報24に
おいては、各加工ステップ情報242がそれら工程24
0の単位に分類されており、それら各工程240は1以
上の加工ステップ情報242の並びから構成されること
になる。加工機側から見れば、1つの工程240が、そ
の加工機で実行すべき加工処理の内容となる。
のデータ内容の一例について説明した。中間段階モデル
作成装置10は、この製品モデル20の情報をもとに、
中間段階モデルや加工指示図面(指示書)を作成する。
歴再生処理部12は、製品モデル20の加工情報24内
の一連の加工ステップ情報242を、上述の履歴再生機
能により任意の順序まで履歴再生することで、一連の加
工手順の途中までを実行したときの製品を示す中間段階
モデルを生成する。形状について言えば、粗形材モデル
22のソリッド形状に対して、各加工ステップ情報24
2のソリッド形状を順に減算していくことで、任意の段
階の中間段階モデルの形状を生成することができる。ま
た、この中間段階モデルは、完成製品を示す製品モデル
と同様、各部位に対応する加工属性を参照できるように
することができる。例えば、中間段階モデルにおいて、
各加工法形状部品が規定するソリッド形状に対して当該
加工法形状部品の定義情報をリンクしておくことによ
り、ユーザが中間段階モデルの画面表示上で加工法形状
部品の示す領域をマウス等で選択することで、その加工
法形状部品の加工属性情報を呼び出して表示させるよう
にすることもできる。
る1つの工程240の加工結果を示すモデルを、「イン
プロセスモデル」と呼ぶことにする。また本明細書で
は、個々の単位加工内容の適用結果を示すモデルを、加
工「操作」の適用結果という意味で、「オペレーション
モデル」と呼ぶことにする。この場合、インプロセスモ
デルはオペレーションモデルの一種となる。また、オペ
レーションモデルは、中間段階モデルと等価である(最
終的な完成製品を示す製品モデルも「中間」段階モデル
の一種として取り扱う)。また、最後の工程240のイ
ンプロセスモデルは、完成製品の製品モデルである。
理部12で生成した中間段階モデルから、従来の設計図
面と同等の2次元図面を生成する。
処理を、具体例に基づいて説明する。図3は、この具体
例で題材として用いる製品モデル20の構成を説明する
ための図である。この例では、製品モデル20は、3種
類の加工部位A,B,Cにより構成されている。加工部
位は、1以上の加工法形状部品の組である。例えば平面
切削加工は、所望の加工深さ近傍まで粗く削り取る「荒
取り」と、所望の加工深さまで所望の面粗度(表面粗
さ)を実現すべく精密に切削する「仕上げ」、といった
具合に複数段階に分けて加工されるのが一般的であり、
それら各段階では用いる加工工具が異なり、場合によっ
ては用いる加工機も異なる。この場合「荒取り」や「仕
上げ」が単位加工内容を示す加工法形状部品(加工ステ
ップ)であるが、これら各加工法形状部品を単独で取り
扱うよりは、1つの機能を果たす部位を示す1まとまり
の単位(「平面加工」)として取り扱えるようにした方
が、ユーザにとって概念的な把握が行いやすい。そこで
本実施形態では、例えば1つの部位を加工により形成す
るために適用すべき一連の加工法形状部品のシーケンス
を、「加工部位」として取扱可能としている。なお、後
述する製品モデルの作成手順の例示では、加工部位の概
念を用いた例を説明する。
工を表しており、A1「芯モミ」、A2「面取り+下
穴」、A3「仕上げ」の3つの単位加工内容に対応する
加工法形状部品(より厳密に言えば、配置情報246も
含む加工ステップ情報242)の並びで構成される。加
工部位Bは、ネジ穴加工を示しており、B1「芯モ
ミ」、B2「下穴」、B3「ネジたて」の3つの単位加
工内容を表す加工法形状部品の並びで構成される。そし
て、加工部位C1は、平面加工を表しており、C1「荒
取り」、C2「仕上げ」の2つの単位加工内容を表す加
工法形状部品の並びで構成される。最終的な製品モデル
20は、直方体ブロックの粗形材(図示省略)の上面
を、一部を残して水平に削り(加工部位C)、その上面
に2個の穴(加工部位A)と2個のネジ穴(加工部位
B)が形成されたものとなる。
「荒取り」C1と加工部位A及びBの「芯モミ」A1及
びB1とが同じ加工機(仮に加工機No.1と呼ぶ)で
連続して実行可能であり、残りの各単位加工内容A2,
A3,B2,C2が別の1つの加工機(加工機No.2
と呼ぶ)で連続して実行可能であるとすると、この製品
モデル20を構成するための加工情報24(図1参照)
は、例えば図4に示すようなものとなる。図4の情報
は、まず第1工程として、加工機No.1で平面荒取り
加工C1、及び各穴の芯モミ加工B1,A1をこの順に
実行し、次に第2工程として、各穴の下穴加工A2,B
2、仕上げ加工A3、平面の仕上げC2をこの順に実行
する、という加工手順(及び個々の加工ステップの内
容)を示している(なお、加工部位Bの加工法形状部品
「ネジたて」B3については、ネジ穴加工のための別の
加工機で加工するので、繁雑さを避けるために図5では
省略している)。
ル20が与えられた場合、中間段階モデル作成装置10
の履歴再生処理部12は、図5に示す各中間段階のモデ
ルを生成することができる。
工程開始時点のワークは粗形材モデル22で表され、こ
れに対して第1ステップ(1−01ステップ)の平面荒
取り加工C1の加工ステップ情報を適用することで、そ
の加工C1を施した段階でのワークの状態を示すオペレ
ーションモデルが得られる。以降、この第1工程の後続
の加工ステップ情報を順に適用していき、第1工程の最
後の加工ステップ情報(芯モミ加工A1)が適用される
と、この第1工程でのワークの完成状態を示すインプロ
セスモデルが得られる(1−03ステップ)。
工程開始時点のワークは、前工程(第1工程)のインプ
ロセスモデルで表される(図示省略)。これに対して第
2工程の各加工ステップ情報(図4参照)を順に適用し
ていくことで、各ステップでのワークの状態を示すオペ
レーションモデルが得られ、第2工程最後の加工ステッ
プ情報の適用まで完了すると、第2工程でのワークの完
成状態を示すインプロセスモデルが得られる。図3〜図
5の例では、この第2工程のインプロセスモデルは、最
終的な製品を示す製品モデルと等価である。
デル20に含まれる加工情報24の加工ステップ情報2
42の並びを任意の順序まで履歴再生することで、それ
ら各順序までの単位加工内容が施されたワーク状態を示
す中間段階モデル(オペレーションモデル)を生成する
ことができる。
テップまでの中間段階モデルを作成するかの指定をユー
ザから受け付けるためのユーザインタフェース手段を設
けることも好適である。このユーザインタフェースは、
例えば、図4に示すような工程240の並び及び加工ス
テップ情報242の並びを表示し、その中から所望の工
程又は加工ステップをユーザに選択させるようなもので
よい。この場合、ユーザインタフェース表示では、各工
程240及び加工ステップ情報24の内容を示す名称や
説明などを表示すれば、ユーザの選択が容易になる。こ
れら名称や説明は、加工工程設計時などに予め登録して
おけばよい。また、全ての工程240のインプロセスモ
デルを求めるなどの一括指示を行えるようにすることも
好適である。
られた場合、図面生成処理部14は、そのモデルから所
定の2次元図面を生成する。この図面としては、例えば
断面図や投影図などがある。図面生成処理部14は、断
面図や投影図の作成条件の入力を受け付けるためのユー
ザインタフェース手段を提供する。断面図の作成条件は
例えば断面の位置であり、投影図の作成条件は例えば投
影方向である。ユーザインタフェース手段は、例えば図
6(a)に示すように、ある方向から見た中間段階モデ
ルのソリッド形状350を表示し、この表示上で断面図
用カット面360の指定を受け付ける。ソリッド形状3
50の表示やカット面360の指定入力は、従来のCA
D装置の表示や面の指定手法を利用することができる。
投影方向の指定は、例えばそのソリッド形状350の表
示上で投影方向をユーザに矢印等で指定させるなどで行
うことができる。図6(b)は、このような指定に従っ
て図面生成処理部14が出力する加工指示図面370の
一例を示す。例示した加工指示図面370は投影図と断
面図を1つずつ含んでいるが、複数の投影図及び/又は
複数の断面図を含む加工指示図面370を作成すること
もできる(ユーザは投影方向や断面を複数指定すればよ
い)。また、投影図又は断面図の一方のみの加工指示図
面を作成することもできる。中間段階モデルは、形状情
報だけでなく、その形状を構成する各部の加工属性の情
報を含んでいるので、図面生成処理部14は、これら各
部の加工属性情報を中間段階モデルの情報から求め、こ
れら加工属性情報を含んだ加工指示図面370を作成す
ることもできる。図6(b)の例でも、穴加工部位につ
いての加工属性が断面図に示されている。また、図面生
成処理部14は、中間段階モデルの情報から、各部の寸
法情報を抽出して加工指示図面370に表示することも
できる。なお、図6は、図5の第2工程の2−01ステ
ップが完了した段階のオペレーションモデルについての
例である。また、投影図の投影方向をユーザが指定する
として説明したが、1つの工程240における各工具の
加工方向を1つに限定すれば、ユーザから投影方向の指
定を受けなくても、その加工方向を投影方向とすること
で、その工程に適した投影図を生成することができる。
ムによれば、加工ステップ情報242のシーケンスによ
り製品の完成状態を定義した製品モデル20を用いるこ
とで、そのシーケンスの途中の任意の加工ステップまで
を実行したときのワークの状態を示す中間段階モデル
(オペレーションモデル)を作成することができ、更に
その中間段階モデルから加工指示図面を作成することも
できる。1つの工程240の各加工ステップについての
加工指示図面を作成し、当該工程240の担当者に提供
すれば、担当者はこれを参照して加工を行うことができ
る。加工指示図面は、加工担当者に対して紙図面で提供
することも可能であるが、中間段階モデル作成装置10
では電子データとして持っているのでこの電子データを
提供することももちろん可能である。
ルのデータを当該工程の担当者に提供することも可能で
ある。この場合、提供するデータとしては、例えば前工
程の結果を示すインプロセスモデルと、当該工程の加工
ステップ情報242のシーケンスとを、中間段階モデル
を規定するデータとして提供するなどの構成でよい。加
工担当者の用いる端末に対し、履歴再生処理部12の機
能を設けておけば、該端末で適宜各加工ステップのオペ
レーションモデルを生成し、表示することができる。ま
た、加工担当者の端末に更に図面生成処理部14の機能
を設けておけば、そのオペレーションモデルから所望の
投影図や断面図などを生成し、画面表示したり印刷出力
したりすることができる。
(加工ステップ)ごとと言った詳細な区切りごとのワー
ク状態を示す加工指示図面や中間段階モデルを自動生成
し、加工担当者に対して提供することができる。加工担
当者は、これを利用して加工作業を進めることができる
だけでなく、例えば指示通りに加工できない場合など
に、各加工ステップごとのワークを実測して中間段階モ
デルと比較するなどして、どの加工ステップに原因があ
るか等を突きとめることも可能になる。
え、製品モデル20の作成(すなわち設計)のための支
援装置なども含めた、より大規模なシステムの実施形態
を説明する。
成を示す機能ブロック図である。このシステムにおい
て、CAD装置100は、製品モデル20の作成支援
(すなわち「設計支援」)の機能と、上述の中間段階モ
デル作成機能とを備えた装置である。ここで、製品モデ
ル20は、図1の実施形態における製品モデル20と同
等のものである。加工部署端末120は、機械加工を行
う部署に設置された(あるいは加工担当者が持ってい
る)コンピュータ装置であり、CAD装置100を用い
て作成された製品モデル20をもとに中間段階モデルを
作成したり、実際の加工物の測定結果を入力したりする
機能を備える。
ル群が登録されたデータベースである。加工部位モデル
は、図3の説明において示した「加工部位」をモデル化
したものであり、製品における1つの機能を果たす部位
の形状や加工内容の情報を含む。加工部位モデルは、主
要な項目として、その加工部位を形成するために適用す
る単位加工内容(加工法形状部品)のシーケンスの情報
を含んでいる。
図8に示す。
は、大まかに言って、モデル識別情報410,加工部位
製品形状420,加工法アセンブリ430の情報を含ん
でいる。図8は、図3に例示した穴加工部位A310の
モデルのデータ内容である。
デル400の識別や検索のための情報である。モデル識
別情報410としては、例えば、当該加工部位モデルが
適用されるワークのタイプを示す情報や、そのワークに
おいて加工部位が適用される適用部位を示す情報、その
加工部位の名称などの情報を用いることができる。ここ
で、ワークタイプは、例えば「直列4気筒エンジンブロ
ック」や「V型6気筒エンジンブロック」など、ワーク
の種類を示す名称などでよい。加工部位モデルの適用部
位は、例えば上面、下面、側面など、そのワークにおけ
る部位を示す名称等の情報を用いることができる。加工
部位の名称は、例えば「ネジ穴加工」、「バンク面削
り」など、その加工部位の特徴を示す名称を用いること
ができる。これら以外に加工部位モデルの検索に利用で
きるキーワードをモデル識別情報410に含めることも
好適である。
体形状を規定するワイヤーデータである。図3の穴加工
部位Aの場合、図9(a)に示すように当該穴加工部位
Aの特徴形状である断面形状をワイヤー線で表したもの
となる。この加工部位製品形状420によれば、2次元
の設計図面に慣れた設計者が、この加工部位モデルの形
状を簡単に認識できる。このような断面形状は、後述す
る加工法アセンブリ430に含まれるソリッド形状のデ
ータから導き出すこともできるが、このシステムでは高
速な参照を可能にするために予め加工部位モデルの情報
項目の一つとして登録している。
部位製品形状420に関連づけて、設計要件情報425
が登録されている。この設計要件情報425は、この加
工部位モデル400が表す加工部位に、製品設計の観点
で付与される設計要件の情報である。
(b)に表すように寸法公差426や面粗度427、幾
何公差などが含まれる。図では、幾何公差の一例として
位置度428が設定されている様子を示している。ま
た、設計要件情報425は、当該加工部位各部の寸法の
数値情報も組み込むことができる。設計要件情報425
は、図9(b)に例示した2次元図面情報としてモデル
400に組み込み、この図面情報を設計要件情報425
として適宜CAD装置100で表示するようにすればよ
い。またこの代わりに、ワイヤーデータ420の各該当
箇所に寸法公差等の各設計要件の項目を属性として対応
付け、ワイヤーデータ420の表示において各箇所をマ
ウス等でクリックすると、対応付けられた設計要件項目
が表示されるようにすることもできる。いずれにして
も、設計要件情報425は、設計者がこの加工部位モデ
ル400に設定された設計要件の内容を確認することが
できるよう、表示可能となっている。なお、設計要件情
報425の項目として図9に示した寸法公差等はあくま
で一例であり、この他にも各種設計要件項目の情報を含
むことができる。また、加工部位の全ての箇所にこれら
の設計要件項目が全て設定される必要はなく、それらの
項目は設計上必要な箇所にのみ設定される。
モデルを構成する1以上の加工法形状部品250から構
成される。図3の加工部位Aの場合、加工法アセンブリ
430には、図2に示した3つの加工法形状部品250
−1〜250−3が含まれる。これら各加工法形状部品
250−1〜250−3には、それぞれ加工属性情報2
55−1〜255−3が関連づけて登録されている。こ
れら加工法形状部品250及び加工属性情報255は、
図2を参照して説明したものと同様である。また、加工
法アセンブリ430には、各加工法形状部品250の適
用順序(加工の順序)の情報も保持されている。
が、他の種類の加工部位の加工部位モデルのデータ内容
も、それと基本的に同様でよい。
は、加工部位製品形状420として加工の結果形成され
る製品完成面(平面)と一致する平面を規定するワイヤ
ーデータを用い、加工法アセンブリ430は「荒取り」
と「仕上げ」の2つの加工法形状部品の並びから構成す
ればよい。この場合、加工部位製品形状420のワイヤ
ーデータは、製品完成面を含む無限平面の含まれる閉じ
たワイヤー線340(図3参照)を表すものとしてい
る。このワイヤーデータは、単なる2次元的な線図では
なく、加工の際の基準座標系における該ワイヤー線の3
次元的な位置の情報(例えば矩形の各頂点の座標など)
を持っている。したがって、この基準座標系において所
定の基準位置に粗形材モデルを配置すると、このワイヤ
ー線の示す平面が、その粗形材モデルに対して当該加工
部位モデルに係る平面削り加工を行った場合の、製品完
成面を表す面となる。なお、製品完成面(平面)そのも
のは様々なデータ表現が可能であるが、ここでワイヤー
データを用いたのは、一つには穴加工部位の加工部位製
品形状420のデータ表現との整合性のためであり、も
う一つには、ワイヤー線を、工具パス自動生成の際の基
準に用いることができるからである。図3の例のではワ
イヤー線は矩形であったが、ワイヤー線を実際の製品完
成面の輪郭形状に応じたものとすることで、この線に沿
って加工時の工具のパスを生成することができる。また
「荒取り」、「仕上げ」といった各加工法形状部品は、
加工部位製品形状のワイヤ線を底面形状とし、加工で削
り取る厚み(加工深さ)を高さとしたソリッド形状で表
現できる。また、平面加工部位の各加工法形状部品は、
加工部位製品形状が示す製品完成面に対するオフセット
量(該完成面からの高さ)で指定することもできる。こ
の場合、例えば「仕上げ」部品は、製品完成面からのオ
フセットが0となる。
本実施形態のCAD装置100では、粗形材モデルに対
して、これら加工部位モデルを順に配置していくことに
より、製品モデルを作成する。これが本実施形態のシス
テムにおける製品設計作業となる。CAD装置100の
製品モデル管理部110は、ユーザに対してそのような
製品設計作業の環境を提供し、ユーザの操作に応じて製
品モデルを構成する処理を行う。
デルのソリッド形状を表示画面に表示し、このモデルに
対するキーボードやポインティングデバイス等を用いた
操作をユーザから受け付ける。また、製品モデル管理部
110は、配置する加工部位モデルを選択するためのツ
ールを提供する。これは、例えば、ユーザからモデル識
別情報410(図8参照)に関する検索条件の指定を受
け付け、この条件を満足する加工部位モデルを加工部位
ライブラリ40から検索するものでよい。検索結果は、
例えば、検索条件を満足する加工部位モデルのリストと
して表示される。例えば、ワークタイプとして「直列4
気筒エンジンブロック」を指定し、適用部位として「上
面」を指定すると、それらライブラリの中から、「直列
4気筒エンジンブロック」の「上面」の加工部位として
登録された加工部位モデルが抽出され、リスト表示され
る。このリスト表示では、例えば、各加工部位モデルご
とに、ワークタイプや適用部位、加工部位名称などの識
別情報を表示すると共に、加工法形状部品250のワイ
ヤーモデルを表示する。特に穴加工部位に関しては、製
品設計者は断面形状で把握していることも多いので、ワ
イヤーモデルを表示することで、設計者が所望の加工部
位モデルを特定する際の助けとなる。また、加工部位モ
デルの設計要件情報425、各加工法形状部品250や
加工属性情報255も表示することで、設計者がその加
工部位モデルが所望のものかを判断する材料を提供でき
る。設計要件情報や加工法アセンブリの情報のような詳
細な情報は、設計者の指示に応じて表示するようにして
もよい。
加工部位モデルを求めると、ユーザは、マウス等のポイ
ンティングデバイスを用いて、製品モデルの表示画面上
で、その加工部位モデルの適用位置(配置位置)を指定
する。また、必要に応じて適用方向(配置方向)を指定
することもできる。これにより、ワークに対して順に加
工を加えていくのと同様の感覚で、製品モデルを形成し
ていくことができる。
位を配置する場合の操作を示している。この例は、上面
に加工部位X(穴加工)及び加工部位Y(平面加工)
が、右側面に加工部位Z(穴加工)が既に適用されてい
る状態の製品モデル500に対し、穴の加工部位モデル
400を配置する場合の操作を示している。この場合、
ユーザは、前述の検索ツール等を用いて、加工部位ライ
ブラリ40から所望の加工部位モデル400を検索し、
この加工部位モデル400の適用位置502や適用方向
504を、製品モデル500の表示画面上で指示する。
図10の例では、同じ加工部位モデル400が2カ所に
配置されている。この指示を受けた製品モデル管理部1
10は、製品モデル500のソリッド形状と、配置され
た2つの加工部位モデル400のソリッド形状との集合
演算を行い、加工部位モデル400(加工部位V)の配
置により更新された製品モデル520の形状を求めて表
示する。
位モデルを配置していくことにより、最終的な完成製品
を示す製品モデルを作成することができる。ここで作成
される製品モデルは、例えば、粗形材モデルと、これに
対して加工部位モデルを配置する配置操作の履歴とで表
現することができる。これで製品の形状や各部の加工属
性が表現される。ただしこの段階では、各加工部位モデ
ルに含まれる各加工法形状部品の適用順序は決まってい
ないので、図1で説明した製品モデル20の状態までに
は至っていない。
工手順は、加工工程設計を担当する設計者が決定する。
CAD装置100は、この加工手順の設定処理を行う加
工手順設定処理部112を備える。加工手順設定処理部
112の基本機能は、製品モデルに含まれる各加工法形
状部品(より厳密に言えば、モデル上での配置の情報と
組み合わさった加工ステップ情報)に対して、ユーザか
らそれぞれ適用順序の入力を受ける機能である。また、
加工手順設定処理部112に、この順序入力作業を容易
にするための支援機能を持たせることも好適である。こ
の支援機能としては、例えば、それら加工法形状部品群
を、使用する加工機及び加工方向(図10の適用方向5
04)が共通するものごとにグループ化し、そのグルー
プ分類をユーザに提示する機能がある。加工機及び加工
方向が共通の加工法形状部品は、同じ加工機で、ワーク
の保持状態を変えることなく連続して加工することがで
きるので、そのようなグループは、図1等に示した工程
240(又はそれに極めて近いもの)として取り扱うこ
とができる。加工工程設計者が、このグループ分類をも
とに各工程240を定め、それら各工程240の適用順
序を定め、更に各工程240内の各加工法形状部品の適
用順序を定めることで、図1に示した加工手順の情報を
も含んだ製品モデル20が構成できる。なお、更に加工
機及び加工方向を同じくするグループを、更に使用する
加工工具を同じくする加工法形状部品ごとのサブグルー
プに分類し、これを設計者に提示することも好適であ
る。加工工具が共通する加工法形状部品は連続して加工
する方が効率的であると言えるので、設計者はそのよう
なサブグループ分類を参照することで、工程240内で
の各加工法形状部品の適用順序に関し、作業効率の良い
順序を容易に決定することができる。なお、自動・手動
にかかわらず加工部位の加工法の順序が入れ替わる状態
はNGなので、システムがこのチェックを行う。
属性や加工手順の情報を含んだ製品モデル20の作成処
理を説明した。CAD装置100は、この製品モデル2
0をもとに中間段階モデルを作成する履歴再生処理部1
14や加工指示図面等を作成する図面生成処理部116
を備える。履歴再生処理部114及び図面生成処理部1
16は、図1の構成における履歴再生処理部12及び図
面生成処理部14と同様のものでよい。
処理部114で生成した中間段階モデルを用いて、加工
工具や治具の干渉検査などを行うためのツールである。
る加工ステップまでを適用して得られる中間段階モデル
と、その加工ステップに用いる加工工具のCADモデル
(工具モデル)とを用いることで、ワークと工具とが干
渉しないかどうか検査することができる。図11に例示
するように、例えば図5に示した第2工程の2−01ス
テップについての工具干渉検査では、2−01ステップ
で用いる加工工具の工具モデル610(これは当該ステ
ップの加工法形状部品の加工属性の「工具モデル名称」
で特定できる)を加工経路に沿って動かし、このときの
工具モデル610と2−01ステップのオペレーション
モデル600との干渉の有無を検査する。この検査は、
オペレーションモデル600と工具モデル610のソリ
ッド形状同士の演算により自動的に行うことができる。
製品モデルやオペレーションモデルの形状変更が行われ
た場合、この干渉検査を再度実行する。なお、工具モデ
ル610のデータは、工具モデルライブラリ42に登録
されており、各加工法形状部品の加工属性の工具モデル
名称(図2参照)は、このライブラリ42における工具
モデルの識別名を用いる。
12に示すように、工程240(図1参照)のインプロ
セスモデル700(すなわちその工程でのワークの完成
形状)に対し、その工程で用いる全加工工具の工具モデ
ル710と、その工程で用いる治具のソリッド形状を表
す治具モデル720とをアセンブル(すなわち、ワーク
に対する各工具、治具の適用位置に合わせて配置)し、
工具モデル710と治具モデル720との干渉及び治具
モデルを製品モデルやオペレーションモデルとの干渉の
有無を検出する。製品モデルやオペレーションモデルの
形状変更が行われた場合、この干渉検査を再度実行す
る。
れた場合は、製品の設計変更や、工具・治具の設計変更
を行う等の対応をとることができる。
このCAD装置100によれば、加工属性情報を持つ加
工部位モデルを順に配置していくという操作により、形
状のみならず加工属性情報を含んだ製品モデルを作成す
ることができる。このため、加工工程設計では、個々の
加工部位の加工属性情報を決める必要がなくなる。ま
た、本実施形態では、製品の形状も加工に関する情報も
同じ製品モデル20に一元化されているので、従来のよ
うに製品設計と加工工程設計の結果を整合させる手間が
不要になる。
具が加工できる形状(加工結果の形状)は当該工具の形
状によって定まっているので、逆に言えば加工法形状部
品の形状は加工工具の工具モデルを参照して規定するこ
とができる。このように工具モデルを参照して加工法形
状部品の形状を規定した場合、加工法形状部品は必ず加
工することができる形状となり、これら加工法形状部品
のシーケンスとして定義される加工部位モデルも加工可
能な形状となる。したがって、このような加工部位モデ
ルを配置することにより規定される製品モデルは、基本
的に加工可能な形状となるので、従来のように設計され
た製品形状が加工できないという問題の発生を大幅に低
減することができる。さらには、工具・治具干渉検査部
118により、加工工具や治具の干渉検査を行うことが
できるので、CAD装置100にて加工可能性をより詳
しく検討することができる。
績等から加工性が良好な加工部位モデルを登録してお
き、これらを用いて製品を設計すれば、生成される製品
モデルは加工性の点でも良好なものとなり、製品設計の
段階で、加工の面でも良質な設計を実現することが可能
になる。
を担当する加工部署の端末120が、製品モデル20や
加工部位ライブラリ40,工具モデルライブラリ42に
アクセス可能な環境にある場合を例示している。この場
合、CAD装置100の履歴再生処理部114と同等の
履歴再生処理部124を加工部署端末120に設けてお
けば、CAD装置100を用いる設計部門から加工部署
側に中間段階モデルや加工指示図面を提供しなくても、
加工部署側が自分の端末120から自由に製品モデル2
0にアクセスし、中間段階モデルや加工指示図面を生成
することができる。この場合、設計部門から加工部署へ
は、その加工部署が担当する工程240の開始点と終了
点の加工ステップを特定するための情報だけ知らせれ
ば、その加工部署は自己の担当する工程240の任意の
中間段階モデルや加工指示図面を生成できる。そして、
設計変更により製品モデル20に変更が加えられた場合
には、中間段階モデルや加工指示図面は製品モデル20
を参照しているので、それら中間段階モデル等は製品モ
デル20の変更に連動して自動的に変更される。
部122は、当該部署で加工したワークの測定結果を入
力するための手段である。この入力部122では、加工
ステップごとの加工結果の測定結果を、そのステップに
対応するオペレーションモデルに対応付けて登録するこ
とができる。例えば図13に示すように、図5の加工手
順の2−01ステップのオペレーションモデルに対し、
測定結果620を属性情報として登録することができ
る。この場合、例えば、図1の加工ステップ情報242
の並びにおいてオペレーションモデル600を規定する
加工ステップを示す順番を、そのオペレーションモデル
600に対応するワークの測定結果620に持たせるこ
とで、登録した測定結果620をオペレーションモデル
600に対応付けることができる。なお、測定結果62
0が、個々の加工部位や加工法形状部品について求めら
れたものである場合、その測定結果620に対応する加
工部位や加工法形状部品を特定するための情報を登録す
るようにすればよい。なお、数値的な測定結果620の
他に、測定点からワイヤー線データやサーフェスデータ
を自動作成し、形状イメージを把握しやすくするために
デファオルメしたデータに補正した結果、及び加工結果
の状態や実際に加工に用いた詳細な加工条件などをオペ
レーションモデルの属性として登録することも好適であ
る。
測定結果等の情報を、これに対応するオペレーションモ
デルの属性として登録できるようにしたことで、製品モ
デル20を核として、各オペレーションモデルやそれに
対応するワークの測定結果等の情報を一元管理すること
ができる。したがって、製品モデル20の3次元ソリッ
ド形状の表示画面から、各加工ステップを実行した段階
でのワーク各部の設計及び実加工結果の加工状態を同時
に参照できるようにすることも可能である。
デル20の情報から、加工機を制御するためのNC(数
値制御)加工プログラムを自動生成することもできる。
すなわち、製品モデル20に含まれる加工ステップ情報
242は、加工に用いる加工工具の名称(工具モデル名
称)や公差、切削条件などの加工属性情報と、加工位置
・方向(配置情報246)を含んでいるので、これらか
ら当該加工ステップに対応するNC加工プログラムモジ
ュールを自動生成できる。加工機(工程240)単位で
のNC制御プログラムは、その加工機が担当する工程2
40に含まれる各加工ステップ情報242のNC加工プ
ログラムモジュールを順番に並べることで構成できる。
図14に、図5の例の第2工程における加工ステップご
とのワーク形状(オペレーションモデル)の遷移と、こ
れに対応して生成されるNC制御プログラムの一例を示
す。なお、設計変更により製品モデル20が変更された
場合、変更された製品モデル20からNC加工プログラ
ムを再生成することで、設計変更に対応したNC加工プ
ログラムを得ることができる。このように、製品モデル
20をもとにNC加工プログラムが自動生成できるの
で、CAMモデルは不要になる。
測定するための3次元測定プログラムの作成の支援にも
利用可能である。すなわち、測定対象とするワークを示
すオペレーションモデルを生成し、ユーザがこのオペレ
ーションモデルの表示画面上で測定部位を指定できるよ
うにすれば、この指定に基づき測定プログラムを生成す
ることができる。また、オペレーションモデルから得ら
れる加工精度情報(寸法公差、幾何公差等)から、測定
部位、測定内容、測定方法、測定点などを自動生成する
こともできる。
す図である。
ある。
す図である。
る。
である。
けて登録することを説明するための図である。
の図である。
部、14 図面生成処理部、20 製品モデル、22
粗形材モデル、24 加工情報、240 工程、242
加工ステップ情報、244 加工法形状部品情報、2
46 配置情報。
Claims (13)
- 【請求項1】 加工対象の粗形材の形状を表す粗形材モ
デルと、加工によって形成される加工部位の形状の情報
を含む1以上の加工法形状部品と、それら各加工法形状
部品に対応する加工を前記粗形材に対して実行する実行
順序の情報と、により製品の形状を定義した製品モデル
を記憶するモデル記憶手段と、 前記実行順序における途中の順番までの加工法形状部品
を順に前記粗形材モデルに適用することで、その順番ま
での各加工法形状部品に対応する加工が施された状態の
製品形状を示す中間段階モデルを作成するモデル作成手
段と、 を備える中間段階モデル作成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の中間段階モデル作成装置
であって、 前記加工法形状部品は、1つの加工工具で加工される加
工部位の形状の情報を含むことを特徴とする中間段階モ
デル作成装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の中間段階モデル作
成装置であって、 前記実行順序の情報は、加工に用いる加工機を基準に定
めた各単位工程の順序と、それら各単位工程に属する各
加工法形状部品の当該単位工程内での順序の情報を含
み、 前記モデル作成手段は、指定された前記単位工程までの
各加工法形状部品を順に前記粗形材モデルに適用するこ
とで、中間段階モデルの一種として、その単位工程の加
工結果の製品形状を示すインプロセスモデルを作成する
手段を備える、 ことを特徴とする中間段階モデル作成装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の中間段
階モデル作成装置であって、 前記各加工法形状部品は当該部品が表す加工箇所の加工
属性情報を含み、前記中間段階モデルには、そのモデル
が含む加工法形状部品の加工属性情報が関連づけられて
いることを特徴とする中間段階モデル作成装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の中間段
階モデル作成装置であって、 前記粗形材モデル及び前記加工法形状部品は各々の形状
の情報を3次元ソリッドモデルとして含み、これらの組
合せで表される前記製品モデル及び前記中間段階モデル
の形状も3次元ソリッドモデルで表現されることを特徴
とする中間段階モデル作成装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の中間段階モデル作成装置
であって、 前記モデル作成手段で作成された中間段階モデルについ
て、指定された断面の断面図を作成する手段を備えるこ
とを特徴とする中間段階モデル作成装置。 - 【請求項7】 請求項5記載の中間段階モデル作成装置
であって、 前記モデル作成手段で作成された中間段階モデルについ
て、所定の投影面に対する投影図を作成する手段を備え
ることを特徴とする中間段階モデル作成装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の中間段
階モデル作成装置であって、 前記中間段階モデルに対応するワークの測定結果を、該
中間段階モデルの属性情報として保持する手段、 を備える中間段階モデル作成装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の中間モ
デル作成装置であって、 前記中間段階モデルと、前記実行順序においてその中間
段階モデルに対して適用される加工法形状部品を加工す
るための加工工具の情報とに基づき、該加工工具につい
ての干渉検査を行う手段、 を備えることを特徴とする中間モデル作成装置。 - 【請求項10】 請求項3記載の中間モデル作成装置で
あって、 前記インプロセスモデルに対応する前記単位工程で用い
られる各加工工具の工具モデルを、各加工工具が適用さ
れる加工箇所に対して配置した状態を表すモデルを生成
し、このモデルと、該単位工程で用いる治具を表す治具
モデルとに基づき、該治具についての干渉検査を行う手
段、 を備えることを特徴とする中間モデル作成装置。 - 【請求項11】 請求項3記載の中間モデル作成装置で
あって、 前記製品モデルに含まれる前記加工法形状部品及び前記
実行順序の情報に基づき、前記単位工程の加工を行うN
C加工機を制御するNC加工プログラムを生成する手
段、 を備えることを特徴とする中間モデル作成装置。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の中
間モデル作成装置であって、 複数種類の前記加工法形状部品が登録されたライブラリ
と、 このライブラリに登録された1以上の加工法形状部品
と、前記粗形材モデルとに基づき製品モデルを作成する
製品モデル作成手段と、 を備え、前記製品モデル作成手段は、 ユーザから、前記ライブラリ中の加工法形状部品に対す
る選択指示と、その選択指示に係る加工法形状部品の配
置を示す配置情報の入力とを受け付ける加工法形状部品
選択手段と、 この加工法形状部品選択手段によって選択された各加工
法形状部品の適用順序の指定をユーザから受け付け、こ
れを前記実行順序として登録する順序入力手段と、 を備える中間モデル作成装置。 - 【請求項13】 加工対象の粗形材の形状を表す粗形材
モデルと、加工によって形成される加工部位の形状の情
報を含む加工法形状部品と、の組合せにより表された製
品モデルであって、それら各加工法形状部品に対応する
加工を前記粗形材に対して実行する実行順序の情報を保
持した製品モデル、を作成するステップと、 前記実行順序における途中の順番までの各加工法形状部
品を順に前記粗形材モデルに適用することで、その順番
までの加工法形状部品に対応する加工が施された状態の
製品形状を示す中間段階モデルを作成するステップと、 を含む中間段階モデル作成方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001381451A JP2003186512A (ja) | 2001-12-14 | 2001-12-14 | 中間段階モデル作成装置及び方法 |
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US10/318,227 US20030114945A1 (en) | 2001-12-14 | 2002-12-13 | Apparatus and method for creating intermediate stage model |
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Publications (1)
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