JP2003184464A - 電動シャッタ装置 - Google Patents

電動シャッタ装置

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JP2003184464A
JP2003184464A JP2001381147A JP2001381147A JP2003184464A JP 2003184464 A JP2003184464 A JP 2003184464A JP 2001381147 A JP2001381147 A JP 2001381147A JP 2001381147 A JP2001381147 A JP 2001381147A JP 2003184464 A JP2003184464 A JP 2003184464A
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JP
Japan
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drive motor
unit
power supply
shutters
electric
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Application number
JP2001381147A
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English (en)
Inventor
Yasuo Iijima
康雄 飯島
Nobuaki Inui
総明 乾
Ikuji Yokoyama
生二 横山
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SEIHO ELECTRIC CO Ltd
Original Assignee
SEIHO ELECTRIC CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの簡単なスイッチ操作で遠隔操作に
よりシャッタの停止位置決め設定、上下動操作を行なえ
るとともに、低廉なコスト、簡易な施工性を保持し得る
電動シャッタ装置を提供する。 【解決手段】 ケースユニット12に内蔵された駆動モ
ータ14により筒ケース30を回転駆動させてシャッタ
類を巻き上げ、巻き下げさせる。駆動モータの回転位置
を回転位置検出手段(26)により検出し、ケースユニ
ットに内蔵させた駆動モータ制御手段(16)に対して
外部から回路を閉路させるだけの遠隔開閉スイッチ18
により指示信号を供給する。操作者の電気的指示によ
り、駆動モータ制御手段を介して駆動モータを駆動させ
てシャッタ類の上下動並びに停止を行なわせるととも
に、シャッタ類の巻き上げ上限UM並びに巻き下げ下限
位置LMを設定しそれぞれの上限あるいは下限位置で駆
動モータを自動停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラインドやシャ
ッタ等のシャッタ類を自動的に開閉するシャッタ類の開
閉駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に建物の窓部や雨戸部分、倉庫、車
庫の開閉部分などに遮光あるいは閉鎖保護用のブライン
ドやシャッタ等を含むシャッタ類が汎用されており、特
に近時の巻上、巻き戻し方式のシャッタ類では金属細長
片を鎧戸状に組み付けてロールに巻き付けたものや窓や
扉等の全面を遮蔽する形式のものが多く、重量化してい
る点から開閉操作労力を軽減させる要請が高く、また、
自動化もしやすいなどの点からモータを用いて自動的に
これらを開閉駆動させる方式のものが知られている。従
来のシャッタ類を電動により自動的に開閉する電動シャ
ッタ装置の第一の例として、モータ等の駆動部を内蔵さ
せた中空円筒状のケースの外周側に二重筒状にシャッタ
類を巻着させた巻上筒体を配置させてケースユニットを
構成し、駆動部により巻上筒体12を回転駆動させつつ
シャッタ類を開閉するものが公知である。この従来の電
動シャッタでは、モータの回転子に電磁ブレーキ機構が
連結接続されており、モータの回転、停止に伴ってブレ
ーキシューと圧着部材が離開状態から圧接しモータの回
転を制動して上限位置、下限位置、あるいは所要の位置
でシャッタ類を停止させるようにしている。この際、シ
ャッタ類の開閉を電動で円滑に行なわせるためにはその
停止位置を適切に設定させる必要がある。
【0003】また、従来の電動シャッタ装置の第二の例
として、図8に示すものがある。この第二従来例では、
両端の支持壁501の中間に外面にブラインド502等
を巻回させた筒ケース500を回転自在に支持させ、筒
ケース500に内蔵させた駆動モータや減速歯車(図示
省略図上右側位置)に連動させて筒ケース500を正逆
回動させることによりブラインド502等を上下動させ
る。支持壁501は、空調すべき空間の開口の天井部分
等に吊支部材などにより吊支固定されている。そして、
該筒ケース500の一端側にブラインド等の停止位置決
め機構が収容されている。この停止位置決め機構は、筒
ケース500と同期回転しリセット用凹部504を備え
た複数の歩進歯車505(505a、505b、505
c)を含む歩進歯車列と、それらの歩進歯車にそれぞれ
咬合して設定された桁上げ歯数に対応する桁送り指示を
行う桁送り歯車506と、歩進歯車列に連係しそれぞれ
の歩進歯車のリセット用凹部504の回転方向位相を強
制的に一致させるように操作させる外部リセットノブ5
08と、を含む。外部リセットノブ508を押し込んで
回転させると図8に示すようにそれぞれの歩進歯車に対
応して配置されたリセットカム509を介して凹部50
4が横並びに同位相位置にセットされる。また、510
はリセットレバーであり、r線部分を回転軸として軸支
されて一端側にそれぞれの凹部504に係脱する爪51
1と他端側にマイクロスイッチ512のストライカを叩
打する当接片513を有する。このリセットレバー51
0は、r線部分の回転軸回りを常時、爪511が同位相
で揃った横並び状態の凹部に嵌合するように図示しない
バネにより付勢されている。また、514は、筒ケース
500の一端内面に固定させた内歯515に咬合する入
力歯車であり、その中心軸が中間歯車516を介して初
段の歩進歯車505aに連結されている。図において、
上下中央部分に横方向に示された一点鎖線部分の上側は
例えばブラインドあるいはシャッタの上限巻き上げ位置
決め用の機構であり、下側はそれらの下限巻き下げ位置
決め用機構である。この従来の第二の例では、図示しな
いモータを運転させ、ブラインド等を所定の位置まで巻
き上げてモータを停止させる。ここで、操作する者は、
梯子等に昇って上限用の外部リセットノブ508を回
し、原点位置に強制的に歩進歯車505をリセットさせ
る。これにより、ブラインド等の上限位置を歯車機構に
より記憶させたこととなる。これから例えばモータを回
転させてブラインド等を下降移動させ再び上限位置に戻
ると凹部504が同じ回転位相位置である原点位置に戻
り、このとき、リセットレバー510の各爪511がそ
れぞれ対応する凹部504内に嵌り込み、この際に、リ
セットレバー510の当接片513がマイクロスイッチ
512のストライカを叩いてスイッチONとし、モータ
を停止させる。下限についても、同様にモータを駆動さ
せてブラインド等を所定の位置まで巻き下げて、下限用
の外部リセットノブ508の操作を行ない、下限位置を
機械的に記憶させ、その記憶位置でモータ並びにブライ
ンド等を停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の第一例
の電動シャッタでは、ケースユニットの天井付近等の高
所位置から離れた地上側の柱や壁面等に制御ボックスを
設置し、該制御ボックスにシャッタ類の上限、下限位置
を記憶させる記憶回路やそれに対応するモータの正逆回
転制御回路を収容し、さらに該制御ボックスと高所配置
のケースユニット側とを伝送ケーブルで接続し、制御ボ
ックスの操作パネルの操作ダイアル等を遠隔から操作す
ることによりシャッタ類の停止位置決めを行なわせるよ
うにしている。しかしながら、この従来の電動シャッタ
では所要の高所位置へのケースユニットの取り付け作業
と別に伝送ケーブルの敷設並びに地上近くでの制御ボッ
クスの設置が必要であり、電動シャッタ本体側の取り付
け作業と、ケーブル敷設及び制御ボックス設置作業を別
途の作業として行なわねばならず、作業時間がかかると
ともに制御ボックス自体が電動シャッタ本体と別体で必
要で装置一式のコストが割高であった。また、モータの
正逆回転制御、記憶回路等を地上側の操作ボックスに収
容させているので、操作ダイヤルやボタン操作の機能が
細分されて操作手順が煩雑で操作回数が多く、特に、ブ
ラインド等の上限、下限位置等の記憶操作手順が複雑で
あった。また、制御ボックスは内部回路保護のため独立
のケースに内蔵されており、大型化しそのぶん取り付け
位置に制約を受けるものであった。さらに、地上側の制
御ボックスからシャッタ類の開閉を行なわせる場合、シ
ャッタ類の上下移動に対応したモータ側の回転位置信号
を受けて制御ボックス側は制御指示を電動シャッタ本体
側に出力するから信号伝達の確実性が要求され、この
点、従来装置では、伝送ケーブルを介在させており、外
部ノイズに晒されやすく信号伝送が不安定となって誤動
作によりシャッタの真下等を通過中の人などに対する人
身事故等を生じさせるおそれがある。さらに、停電時に
はその際のシャッタ停止位置に対応するモータの回転停
止位置を記憶しておくために、該制御ボックスにバッテ
リを内蔵させてバックアップ用の電源を常時供給させて
おく必要があり、コスト増となるとともに交換保守が必
要であった。加えて、電動シャッタが停止中でも常時、
制御回路に少量ではあるが電気エネルギーを印加させて
おく必要があり、電力コスト負担が避けられないもので
あった。
【0005】さらに、上記従来の第二の例では、歩進歯
車、桁送り歯車等を含む多数の歯車連動により機械的に
記憶を行なうものであり、部品点数が極めて多く、かつ
種々の歯車や異形形状のカムを含むので製造コストが高
く高価であった。また、何らかの理由で上限位置や下限
位置の再設定、あるいは変更を行なう場合、その都度梯
子に登り、外部リセットノブ508を操作してリセット
作業を行なわねばならず、高所作業が必要であって危険
であり、またユーザにそのような不慣れな作業を強いる
ことになって使い勝手の面で劣る問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、その一つの目的は、外部からの簡単なス
イッチ操作で遠隔操作によりシャッタの停止位置決め設
定、上下動操作を行なえるとともに、低廉なコストを保
持し得る電動シャッタ装置を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、シャッタの停止位置再設定あ
るいは変更の際にその都度高所に登って作業を行なうこ
となく、地上側で簡易にそれらの操作を行なえる電動シ
ャッタ装置を提供することである。さらに本発明の他の
目的は、消費電力を極力押えて省エネルギー及び電力コ
ストを低廉に維持し得る電動シャッタ装置を提供するこ
とである。さらに本発明の他の目的は、設定された停止
位置において高精度にシャッタ類を停止させて安全性を
確保し得る電動シャッタ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、開閉すべき空間の上端部分に支持され
外面にシャッタ類(32)を巻着させた筒ケース30を
含むケースユニット12と、ケースユニット12に内蔵
され筒ケース30を回転駆動させてシャッタ類を巻き上
げ、巻き下げさせる駆動モータ14と、駆動モータの回
転位置を検出する回転位置検出手段(26)と、ケース
ユニット12に内蔵され回転位置検出手段からの回転位
置情報を受けて駆動モータ14を電気的な制御により駆
動制御させる制御手段であって、操作者の電気的な指示
を検出して駆動モータを駆動させてシャッタ類の上下動
並びに停止を行なわせるとともに、シャッタ類の巻き上
げ上限UM並びに巻き下げ下限位置LMを設定しそれぞ
れの上限あるいは下限位置で駆動モータを自動停止させ
る駆動モータ制御手段(16)と、ケースユニット12
の外部に延長されたリード線57を介して駆動モータ制
御手段に電気的に接続され、駆動モータの上下動及び停
止指示、並びにシャッタ類の巻き上げ上限及び巻き下げ
下限位置を駆動モータ制御手段に指示する遠隔開閉スイ
ッチ18と、を含む電動シャッタ装置10から構成され
る。
【0008】また、駆動モータ制御手段(16)は、遠
隔開閉スイッチ18からの指示を検出して識別するスイ
ッチ識別部60と、回転位置検出手段(26)からの検
出信号に基づいてモータの回転位置を記憶するととも
に、シャッタ類の巻き上げ上限及び巻き下げ下限位置を
記憶する記憶部61と、スイッチ識別部において識別さ
れた遠隔開閉スイッチからの指示に対応する動作信号を
駆動モータ側に出力させるとともに、モータ運転時にそ
れらの上限あるいは下限位置に対応する値と回転位置検
出手段により検出された信号との値が一致した場合に駆
動モータ側に停止信号を出力させる制御部(65)と、
を備えたこととしてもよい。
【0009】また、遠隔開閉スイッチ18による指示
は、多くともシャッタ類の上昇、停止、下降の3つの操
作ボタン(B1、B2、B3)による操作で行なわれる
こととしてもよい。
【0010】また、駆動モータ制御手段(16)は、遠
隔開閉スイッチ18からの操作指示の時間間隔を検出し
その不操作状態を検出する不操作検出部64を含み、設
定された時間以上の操作指示がない場合に駆動モータの
回転位置検出手段(26)に対する電源出力を断とさせ
ることとしてもよい。
【0011】また、ケースユニット12には駆動モータ
制御手段(16)に電源を供給する電源供給手段(15
0)が内蔵され、該電源供給手段は、交流電源に接続さ
れ直流電源を生成して駆動モータ制御手段(16)に直
流電源を供給する定電圧電源部101と、交流電源と定
電圧電源部との中間に介在して設けられた基準電位点R
efを含み、交流電源の電源断を基準電位点での電位変
化により検出する電位変化検出部110と、を有し、前
記駆動モータ制御手段(16)は、電位変化検出部11
0に接続され該電位変化検出部からの電源断情報を受け
た際の回転位置検出手段(26)からの駆動モータの回
転位置情報を記憶部61に出力させる電源断位置検出部
63を備えたこととしてもよい。
【0012】また、交流電源と定電圧電源部101に介
在して設けられ交流電源の電源出力停止時に残留電荷に
より定電圧電源部に電力を供給する電荷保持手段(12
0)を有することとしてもよい。
【0013】さらに、電位変化検出部110は、交流電
源と定電圧電源部101との中間に直列に設けられた第
1、第2の整流素子(111、112)と、それらの整
流素子の中間に接続され他端側がアース接続されたアー
ス接続線に介在する直列接続された2個の検出抵抗(1
13、114)と、該中間接続点mと第1の整流素子
(111)との中間に接続された第1のコンデンサ11
5と、第2の整流素子(112)と定電圧電源部101
との中間に接続された第2のコンデンサ116と、を含
み、基準電位点Refは2個の検出抵抗113、114
の中間に設定され、電荷保持手段(120)は、第2の
整流素子(112)と、第2の整流素子(112)と定
電圧電源部101との中間に接続された第2のコンデン
サ116と、を含むこととしてもよい。
【0014】また、制御部65からのモータ停止信号を
受けて駆動モータ14に対して電気制動指示信号を供給
する電気制動指示部66と、該電気制動指示部の電気制
動指示信号を受けてモータ停止時に該モータの1次側接
続を切り替える切替スイッチ部68を備えたこととして
もよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る電動シャッタ装置について説明す
る。図1ないし図4は、本発明の実施形態の電動シャッ
タ装置10を示しており、該電動シャッタ装置10は、
建物の窓部や雨戸部分、倉庫、車庫の開閉部分などに遮
光あるいは閉鎖保護用のブラインドやシャッタ等を含む
シャッタ類を開閉駆動させる装置であり、特にモータ等
の原動機により回転駆動する筒体にロール巻き状にシャ
ッタ類を巻装させて筒体の回転により上下駆動あるいは
巻上、巻き戻し駆動させてシャッタ類を自動的に駆動さ
せる巻上、巻き戻し方式の電動シャッタ装置である。
【0016】図1は、実施形態の電動シャッタ装置10
の要部断面説明図であり、図において、電動シャッタ装
置10は、ケースユニット12と、該ケースユニット1
2に内蔵された駆動モータ14と、駆動モータの回転位
置を検出する回転位置検出部と、同じくケースユニット
12に内蔵されて駆動モータ14の駆動、停止制御を行
なう駆動モータ制御部16と、駆動モータ制御部に電気
的に接続されて遠隔から該駆動モータ制御部にモータ駆
動、停止を指示させる遠隔開閉スイッチ18と、を含
む。
【0017】図において、中空円筒の内ケース20内に
例えば誘導電動機からなる駆動モータ14と、誘導電動
機のロータに固定された回転軸24の回転位置検出部2
6と、回転軸24に制動力を加えてモータ回転を停止さ
せる制動部28と、駆動モータ制御部16と、が内蔵さ
れており、該内ケース20の外周側に内ケース20の周
面から間隔を開けて二重筒状に筒ケース30を配置させ
てケースユニット12を構成している。内ケース20内
の駆動モータ14の回転駆動力により筒ケース30のみ
を回転駆動させる。例えば図3に示すように建物のシャ
ッタ類の設置部分の天井部分等に固定した適宜の金属フ
レームなどからなる吊支部材200にケースユニット1
2の両端側を支持させた状態で外側の筒ケース30のみ
を回動させ、これに巻き付けられたシャッタ32を巻
上、巻き戻し駆動させる。
【0018】図2は、図1の電動シャッタ装置10の要
部の詳細な内部構造を示した図、図3は、電動シャッタ
装置の取り付けイメージ図であり、これら図2、図3も
参照しながら説明すると、実施形態において、図1、図
3の内ケース20の左端側にはローラ状接続部材201
が嵌着されており、このローラ状接続部材の外面に固定
されたL形のブラケット202が吊支部材200の左フ
レーム200aと接続され、これによって、吊支部材2
00の左フレーム200aと内ケース20とが直結され
て内ケース20の左端側が支持されている。一方、両端
を開口させた中空筒体であって、内ケース20と略相似
形で該内ケース20より一周り大形の細長の中空筒体で
硬質合成樹脂等からなる筒ケース30が、その胴筒部分
が内ケース20の外周面と離隔して内ケース20と略同
じ長さで配置されるように内ケース20の右方側から挿
入されて一体的に組み付けられている。駆動モータ14
の回転軸24は内ケース20の右端側に延び、減速歯車
機構34を介してその出力軸36に連結されている。そ
して、該出力軸36に固定されたプーリ38が筒ケース
30の内壁に固定されている。また、該プーリからさら
に外方に離隔した位置に筒ケース30内に配置されて嵌
合固定された端壁40が設けられて筒ケース30の右端
壁と一体的に組み付けられている。そして、筒ケース3
0の右端外面に設けた受筒42の筒穴に吊支部材200
の右フレーム200bの下端側に固定された軸203が
挿入されて該筒ケース30の右端側を回転自在に軸支し
ている。さらに、筒ケース30の左端側の内壁面にはロ
ーラ状接続部材201の外周面よりやや大きな直径孔を
有する環条部材44が固定され、該環条部材44の孔が
内ケース20の左端側のローラ状接続部材201の外面
に摺動自在に外嵌されてそれぞれのケースどうしが長手
方向に移動しないように位置決めされて組み付けられて
いる。これによって、内ケース20と筒ケース30が二
重筒状に組み付けられてケースユニット12が構成さ
れ、内ケース20内の電動機の回転駆動力によりその外
側の筒ケース30が回転して、該筒ケース30の外面に
巻装されたシャッタ32を上下動させる。なお、減速歯
車機構34は、駆動モータ14の回転速度を例えば1:
250に減速させ、筒ケース30を介して所要のスピー
ドとトルクを以てシャッタ32の巻き取り動作を行なわ
せる。
【0019】筒ケース30内に収納されるように配置さ
れた内ケース20は、例えば薄肉の鋼管その他硬質合成
樹脂等の軽量な材質により細長の中空円筒形状で構成さ
れている。内ケース20内の中央よりやや右寄り位置に
は、鉄心に巻線を施した横長中空筒状のステ−タ23a
と、ステータ23aの中空内においてステータの内壁と
外周面が微小ギャップを保った状態で配置された円筒状
のロータ23bと、を含む誘導電動機(駆動モータ1
4)が配置されている。ステータ23aは、内ケース2
0の内壁に嵌合されるように位置決め固定されている。
この実施形態において、駆動モータ14は商用電源を用
いた例えば単相誘導電動機からなり、ロータ23bはア
ルミニウム棒で両端を短絡したかご形回転子に巻線を施
して構成されている。
【0020】ロータ23bの中空部を貫通した状態で回
転軸24がロータに固定されている。この回転軸24は
ステータ23aの横長全長から両端を突出させて設けら
れており、駆動モータ14の両側に設置された支持壁4
5に取り付けられた軸受46により回転自在に軸支され
ている。回転軸の一端側(左端側)は、左側の支持壁4
5から延長されて該延長部分に回転軸24の回転位置を
検出する回転位置検出部26が設けられるとともに、さ
らに、該回転軸24の軸端部分に制動部28が配置され
ている。回転位置検出部26は、回転軸24の回転角と
その回転方向を検出する回転位置検出手段であり、この
実施形態において、回転軸24に固定されたマグネット
47と、回転軸24の回転によるマグネット47の磁極
変化に伴う磁束の変化を電圧変化として検出するホール
素子48と、検出した電圧変化を回転角変化量並びに回
転方向変化としてとりこんでデジタル量に符号化変換す
るロータリエンコーダ49と、を含む。ロータリエンコ
ーダ49は、後述する駆動モータ制御回路16に接続さ
れており、回転軸24の1回転ごとに1パルスぶんがホ
ール素子48により検出され、検出した回転角変化およ
び回転方向の情報を駆動モータ制御部16に供給する。
【0021】制動部28は、回転軸24の軸端部に中心
部を固定され金属板等に接合された円盤状のブレーキシ
ュー50と、該ブレーキシュー50から離隔した内ケー
ス20内に配置された電磁ブレーキ51と、電磁ブレー
キ51に内蔵されてその励磁コイルへの電流の入り、切
りにより回転軸24の軸方向に対して進退移動するコイ
ルスプリング52と、コイルスプリング52の先端側に
連結されコイルスプリングにより常時ブレーキシュー5
0方向に付勢されたアーマチャ53と、を含む。アーマ
チャ53は、図示しない案内用突条により軸方向移動を
自由に行なえるが、回転はできないように規制されてお
り、駆動モータ14の停止時で回転軸が停止していると
きにはブレーキシュー50に密着されてそのブレーキ力
を回転軸に加える。電磁ブレーキの通電、非通電により
コイルスプリング52が左右方向に進退移動しそれに対
応してその端部に固定させたアーマチャ53がブレーキ
シュー50と開放、密着する。駆動モータへの通電と同
時に電磁ブレーキ51にも通電され回転軸24の回転時
にはコイルスプリングの付勢力に抗してアーマチャ53
とブレーキシュー50は離開し、駆動モータへの通電停
止と同時に電磁ブレーキ51への通電も停止してコイル
スプリングの付勢力によりアーマチャ53とブレーキシ
ュー50が密着状態となり、回転軸すなわちロータ23
bの慣性回転の制動を行なう。なお、図2では、アーマ
チャ53とブレーキシュー50が密着した制動状態を示
している。
【0022】さらに、内ケース20内には誘導電動機に
接続された電動機始動用コンデンサ54が配置されて、
例えば電源プラグ55を有する電源線56から商用電源
を受けて進相電力を電動機に供給する。
【0023】図1、2に示すように、ケースユニット1
2の外部に延長されたリード線57を介して遠隔開閉ス
イッチ18が駆動モータ制御部16に接続されている。
【0024】図4は、ケースユニット12に内蔵された
電源供給・駆動モータ制御装置100を含む電動シャッ
タ装置の全体構成ブロック構成を示しており、電源供給
・駆動モータ制御装置100は、駆動モータ制御部16
と、定電圧電源部101、電位変化検出部110等を含
む電源供給部150と、を含む。駆動モータ制御部16
は、回転位置検出部26からの回転軸24の回転角及び
その回転方向の信号を受けて駆動モータ14を電気的な
制御により駆動制御させる制御手段であり、遠隔開閉ス
イッチ18からの操作者の電気的な指示を検出して駆動
モータ14を駆動させてシャッタ32の上下動並びに停
止を行なわせるとともに、シャッタ32の巻き上げ上限
並びに巻き下げ下限位置を設定しそれぞれの上限あるい
は下限位置で駆動モータ14を自動停止させる駆動モー
タ制御手段である。
【0025】図4において、例えば商用電源100Vが
入力端子102から電源供給・駆動モータ制御装置10
0に加えられ、それぞれ切替処理部としての切替スイッ
チ68を介して駆動モータ14に交流電流を供給すると
ともに、定電圧電源部101を介して駆動モータ制御部
16及び回転位置検出部26に直流電源を供給する。
【0026】実施形態において、駆動モータ制御部16
は、定電圧電源部101から直流電源を受けて動作する
IC等のマイクロプロセッサからなり、スイッチ識別部
60と、記憶部61と、計数部62と、電源断位置検出
部63と、不操作検出部64と、主制御部65と、電気
制動指示部66と、を含む。スイッチ識別部60は、遠
隔開閉スイッチ18からのモータの上昇駆動、下降駆動
あるいは停止等の操作者の電気的な指示を検出して識別
するスイッチ識別手段であり、リード線57を介してそ
れぞれの指示動作に対応する遠隔開閉スイッチ側のスイ
ッチ操作によりそれぞれ回路を閉路して指示を識別す
る。スイッチ識別部60により識別された操作信号は、
主制御部65に供給される。記憶部61は、回転位置検
出部26からの検出信号に基づいてモータの回転位置を
記憶するとともに、シャッタ32の巻き上げ上限及び巻
き下げ下限位置を記憶する記憶手段であり、本実施形態
において、電気的に記憶内容を消去可能なEEPROM
等の不揮発性メモりから構成されている。記憶部61
は、回転位置検出部26で検出されたモータ回転数に対
応するパルス数を計数する計数部からそのカウント情報
を受けて記憶保持する。また、この記憶部61には遠隔
開閉スイッチにより行なうシャッタ32の巻き上げ上限
位置、あるいは巻き下げ下限位置に対応する駆動モータ
14のそれぞれの回転位置を記憶させる工程を行なうテ
ィーチングモードや、該ティーチングモードと通常運転
モードとの切替手順が予めプログラムとして記憶格納さ
れており、主制御部65から必要に応じて読み出されて
それらの手順が実行される。
【0027】計数部62は、回転位置検出部26のロー
タリエンコーダ49に接続されてホール素子48を含む
センサ部を有する回転位置検出部26からの回転軸24
の回転角と回転方向の情報をパルスとして受けて累積し
カウントする計数手段であり、実施形態において、例え
ばフリップフロップ回路を含む可逆カウンタからなるカ
ウンタ回路が用いられている。計数部62により計数さ
れたモータ回転数に対応するパルス数の信号は記憶部6
1に供給され保持される。不操作検出部64は、遠隔開
閉スイッチ18からの操作指示の時間間隔を検出しその
不操作状態を検出する不操作検出手段であり、実施形態
において、例えばタイマ回路等を含み、例えば30秒以
上スイッチ識別部60からの何らの操作信号も受けなか
った場合に、運転操作が終了したものと見做してスイッ
チ67をオフとして回転位置検出部26のホール素子や
ロータリエンコーダの発光、受光素子等への電源供給を
停止させる。電源断位置検出部63は、電位変化検出部
110に接続され交流電源の電源断を基準電位点Ref
での電位変化により検出しかつその際の回転位置検出部
26からの駆動モータ14の回転位置情報を主制御部6
5の指示により記憶部61に書き込み出力させる電源断
位置検出手段であり、停電時等において交流電源の供給
が断たれたときに該電源断位置検出部63が割り込みを
かけてその時点での回転軸24の回転位置データを記憶
部61に保持させる。
【0028】主制御部65は、操作者の電気的な指示に
基づいて駆動モータを駆動させてシャッタ類の上下動並
びに停止を行なわせるとともに、シャッタ類の巻き上げ
上限並びに巻き下げ下限位置を設定しそれぞれの上限あ
るいは下限位置で駆動モータを自動停止させる駆動モー
タ制御部16全体の制御を司る制御手段であり、本実施
形態では、スイッチ識別部60において識別された遠隔
開閉スイッチ18からの指示に対応する動作信号を駆動
モータ14側に出力させるとともに、モータ運転時にそ
れらの上限あるいは下限位置に対応する値と回転位置検
出部26により検出された信号との値が一致した場合に
駆動モータ側に停止信号を出力させる主制御回路で構成
される。主制御部65は、モータ停止を行なわせるとき
には電気制動指示部66に停止信号を供給し、切替スイ
ッチ部68を介して駆動モータ14の1次側接続をモー
タ逆転方向となる電圧印加に切り替え、モータの電気制
動を実行させる。電気制動指示部66は、主制御部65
からのモータ駆動停止信号を受けて駆動モータ14の回
転方向が逆回転となる方向に入力端子102からの電源
電圧の印加方向を切替スイッチ部68に切替指示するプ
ラギング(plugging)制動指示手段であり、電磁ブレー
キ51による回転軸の制動とともにその後の回転軸の慣
性回転を電気的に制動して正確な停止位置で駆動モータ
の回転を停止させ、シャッタ32の停止位置を確定させ
る。切替スイッチ部68は、電源供給・駆動モータ制御
装置100に設けられ、主制御部65からの制御信号に
基づくモータ駆動、停止時の駆動モータ14への電源の
オン、オフスイッチ手段であり、実施形態において、例
えばサイリスタスイッチからなり、スイッチオン、オ
フ、オフ切替の3個のスイッチ端子を有し、特に、モー
タの停止時には電気制動指示部66からの電気制動指示
信号を受けて瞬時に駆動モータの1次側の印加電圧方向
を切り替える。
【0029】さらに、図4において、ケースユニット1
2に内蔵された電源供給部150の定電圧電源部101
は、交流電源に接続されて直流電源を生成して駆動モー
タ制御部16に直流電源を供給する安定化電源手段であ
り、実施形態において、例えば商用電源100Vを直接
に直流電圧に整流するスイッチングレギュレータが用い
られて駆動モータ制御部16及び回転位置検出部26に
例えばDC5Vの定電圧を供給する。また、電位変化検
出部(電位変化発生部)110は、交流電源と定電圧電
源部101との中間に介在して設けられた基準電位点R
efを含み、交流電源側の電源供給が停止した際等に該
基準電位点Refでの電位変化によりその電源断状態を
検出する電位変化発生手段であり、実施形態において、
AC交流電源入力端子102と定電圧電源部101との
中間に直列に設けられた第1、第2の2個のダイオード
111、112と、それらのダイオードの中間に接続さ
れ他端側がアース接続されたアース接続線に介在する直
列接続された2個の検出抵抗113、114と、中間接
続点mと第1のダイオード111との中間に接続された
第1のコンデンサ115と、第2のダイオード112と
定電圧電源部101との中間に接続された第2のコンデ
ンサ116と、を含む。第1、第2のコンデンサ11
5、116の他端側はそれぞれアース接続されている。
基準電位点Refは、2個の検出抵抗113、114の
中間位置において、基準電位保持用のツエナーダイオー
ド117により電位を保持されて設定され、この基準電
位点Refから駆動モータ制御部16の電源断位置検出
部63に信号線が接続されて該基準電位点での特に電源
断時の電位変化が検出される。第1のコンデンサ115
は第2のコンデンサ116よりも小さな容量に設定され
ており、したがって、停電時では基準電位点Refにお
いて確実に電位差がを発生させる。
【0030】さらに、電位変化検出部110には、同時
に電荷保持部120が設けられており、この電荷保持部
120は、交流電源と定電圧電源部101に介在して設
けられ交流電源の電源出力時に残留電荷により定電圧電
源部101に電力を供給する補助電源供給手段である。
実施形態において、該電荷保持部120は、第2のダイ
ード112と、第2のダイオード112と定電圧電源部
101との中間に接続された第2のコンデンサ116
と、を含み、第1、第2ダイオード111、112及び
第1、第2コンデンサ115、116により基準電位点
での電位変化検出を行ないつつ、停電時において定電圧
電源部101を介して残留電荷による電源を駆動モータ
制御部16並びにエンコーダスイッチ67に対して供給
する。
【0031】また、遠隔開閉スイッチ18は、ケースユ
ニット12の外部に延長されたリード線57を介して駆
動モータ制御部16に電気的に接続され、駆動モータ1
4の上下動及び停止指示、並びにシャッタ類の巻き上げ
上限及び巻き下げ下限位置を駆動モータ制御部16に指
示する遠隔開閉スイッチ手段であり、実施形態におい
て、それぞれシャッタ32の上昇、停止、下降の指示に
対応する3個の例えば押しボタンスイッチB1、B2、
B3が設けられそれぞれシャッタの上昇信号指示、停止
信号指示、下降信号指示に対応する押しボタンスイッチ
の押下げ動作時に駆動モータ制御部16に接続された信
号線での回路を閉路するだけのスイッチである。したが
って、極めて小型、軽量に構成でき、電動シャッタ本体
側への制御信号の伝送は不要である。
【0032】次に、図5ないし図7により、本実施形態
の電動シャッタ装置の作用について説明する。図5は、
主に駆動モータ制御部16の動作を中心に電動シャッタ
装置の動作のフローを説明しており、電源が投入されて
駆動モータ制御部16全体にDC5V電源が供給され、
遠隔開閉スイッチ18からの操作者の電気的指示があ
り、回転位置検出部26のエンコーダスイッチ等がオン
状態で遠隔開閉スイッチ18の操作指示が上昇B1また
は下降B3指示の場合に主制御部65から切替スイッチ
部68へシャッタの上昇または下降方向への駆動モータ
スイッチの切替指示が入力され(S1〜S6)、駆動モ
ータ14が対応する方向に回転する。その際、回転位置
検出部26により検出される回転軸24の回転角及び回
転方向を含む回転位置データが駆動モータ制御部16の
計数部62に供給され(S7)、その累積値が時々刻々
と記憶部61のEEPROMに書き込まれて記憶保持さ
れる(S8)。主制御部65ではこれら計数部62から
の回転位置データが上限値、あるいは下限値として記憶
部に保持されたデータと比較して一致、不一致を判断し
(S9)、一致したときに電気制動指示部66に電気制
動指示信号を供給し(S10)、切替スイッチ部68を
介してモータステータの1次側接続を切り替えて電気制
動処理により駆動モータを停止させる(S11)。この
際、電磁ブレーキ51への通電も同時に停止し、電磁ブ
レーキ制動も同時に行われる。
【0033】ステップS1のスイッチ識別部60で、回
転位置検出部26へのスイッチ67がオンでかつ駆動モ
ータ14が回転中の場合には、ステップS7で回転軸の
回転位置データが計数部に供給されるとともに、モータ
が非回転の場合には、スイッチ識別部60への操作信号
指示非入力状態が30秒を越えているかどうかが判断さ
れて(S12〜S14)、30秒を越えた場合に不操作
検出部64がこれを検出して(S15)、スイッチ67
をオフとし(S16)、回転位置検出部26への電源供
給を停止して省電力状態とさせる。一方、ステップS4
でスイッチ識別部60が遠隔開閉スイッチ18からの停
止(B2)指示を判別し、押しボタンが1回又は2回押
下げされたときには、通常の停止信号としてS10に移
り、電気制動指示による処理を行なわせるとともに、押
しボタンが3回押下げられた場合にはシャッタ32の上
限あるいは下限位置設定操作であるティーチングモード
に移行させる(S17、S18)。
【0034】ティーチングモードは、例えば、電動シャ
ッタ装置10を設置してそのシャッタの上限停止位置あ
るいは下限停止位置を決めて設定する際に駆動モータ制
御部16においてその位置を記憶させておく処理であ
り、初めて電動シャッタ装置を必要箇所に設置したり、
何らかの理由で再設定を行なう際に実行される。図6に
その処理手順が示されている。ティーチングモードは、
図5のステップS17の処理の際に、遠隔開閉スイッチ
18の停止ボタンB3を3回続けて「ポン、ポン、ポ
ン」と押すことにより設定される。そして、停止ボタン
を押したまま上昇ボタンまたは下降ボタンを押し下げる
とシャッタの上昇又は下降方向にモータが回転する。図
6において、希望する上限位置UMで上昇ボタンを離せ
ば(S21〜S26)、上限位置が記憶部61に書き込
まれて記憶され(S27)、電気制動指示部66を介し
て電気制動処理を経て(S28〜S30)モータの回転
は停止する。そして、スイッチ識別部60への操作信号
指示非入力状態が30秒を越えているかどうかが判断さ
れて(S31)、停止ボタンB2スイッチが4回「ポ
ン、ポン、ポン、ポン」と押されれば(S32)、ティ
ーチングモードを解除して(S33)通常モードとな
る。また、ステップS21で停止ボタンB3を押したま
ま下降ボタンB3を押し、希望する下限位置LMで下降
ボタンを離せば(S34〜S38)、下限位置が記憶部
61に書き込まれて記憶され(S27)以下、上昇の場
合と同様の処理が行なわれる。
【0035】なお、通常運転では、上昇ボタンB1を
「ポン」と1回押せば図5においてスイッチ識別部60
がこれを識別し、駆動モータ14は回転し、上限位置U
Mで停止する(S1〜S11)。また、下降ボタンを1
回「ポン」と押せば下限位置でシャッタすなわち駆動モ
ータ14は自動的に停止する。また、上昇中又は下降中
に、途中でシャッタを停止させたいときは、停止ボタン
B2を「ポン」と1回押せば良い。なお、図示を省略し
たステップ17、あるいはステップ21の前等でも常に
スイッチ識別部60を介して不操作検出部64における
不操作状態検出が行なわれ、所定時間の不操作の際に回
転位置検出部26への電源供給を停止する。これによっ
て、例えば通常運転時、電源供給・駆動モータ制御回路
100での消費電力は0.125Wであるものが、0.
025Wとなり、大幅な電力エネルギ並びに電力コスト
の節約を達成し得る。また、駆動モータが運転停止する
つどに駆動モータ制御部16においてプラギング制動処
理が行なわれてモータの回転方向を逆回転とするように
ステータの1次側接続を切り替えてモータを電気的にか
つ強制的に制動し、電磁ブレーキ制動とともに筒ケース
30を機械的に拘束して、記憶位置で正確に停止させ
る。
【0036】次に、例えば停電等が生じて交流電源供給
が断たれた場合、第1のコンデンサ115の電位が第2
のコンデンサ116のそれに比べて急速に下降し、電位
変化検出部110の基準電位点Refで著しい電位変動
が生じる。この際、電荷保持部120の第2コンデンサ
116は定電圧電源部101に残留電荷電源を供給し、
駆動モータ制御部16への駆動電源供給を維持する。こ
の間、基準電位点Refでの電位変化を電源断位置検出
部63が検出し、記憶部61へのカウンタ回路からの書
き込み動作に割り込みをかけてその停電による電源断時
の回転軸24の位置データが記憶部のEEPROMメモ
リに書き込まれ、記憶される(図7、S40〜S4
6)。停電が解除されれば、定電圧電源部101からの
マイクロプロセッサ(駆動モータ制御部16)への駆動
電源供給が再開される。
【0037】本発明の電動シャッタ装置は、上記した実
施形態にのみ限定されるものではなく特許請求の範囲に
記載した発明の本質を逸脱しない範囲において任意の改
変を加えてもよい。例えば、上記実施形態では、筒ケー
スにシャッタを巻装させた例を示すがスクリーン、ブラ
インド等でも良いことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電動シャ
ッタ装置によれば、開閉すべき空間の上端部分に支持さ
れ外面にシャッタ類を巻着させた筒ケースを含むケース
ユニットと、ケースユニットに内蔵され筒ケースを回転
駆動させてシャッタ類を巻き上げ、巻き下げさせる駆動
モータと、駆動モータの回転位置を検出する回転位置検
出手段と、ケースユニットに内蔵され回転位置検出手段
からの回転位置情報を受けて駆動モータを電気的な制御
により駆動制御させる制御手段であって、操作者の電気
的な指示を検出して駆動モータを駆動させてシャッタ類
の上下動並びに停止を行なわせるとともに、シャッタ類
の巻き上げ上限並びに巻き下げ下限位置を設定しそれぞ
れの上限あるいは下限位置で駆動モータを自動停止させ
る駆動モータ制御手段と、ケースユニットの外部に延長
されたリード線を介して駆動モータ制御手段に電気的に
接続され、駆動モータの上下動及び停止指示、並びにシ
ャッタ類の巻き上げ上限及び巻き下げ下限位置を駆動モ
ータ制御手段に指示する遠隔開閉スイッチと、を含む構
成であるから、ケースユニットに電気的に接続させた遠
隔開閉スイッチでは駆動モータの回転角や方向を検出
し、その検出信号に基づいて所要の信号処理を行なっ
て、制御信号を外部から電動シャッタ本体側に伝送する
ことなく、単に回路の開閉のスイッチングのみで良いか
ら遠隔開閉スイッチが軽量、小型であり、しかもモータ
側との信号の送受を不要としてデータ伝送時のノイズ侵
入のおそれをなくして確実にシャッタ類の上下動を行な
わせ得る。また、伝送ケーブルの敷設工事も不要であ
り、さらに、メンテンナンスが容易となる。また、遠隔
開閉スイッチ側のスイッチ操作も単純な操作で良く、誤
操作を防止しかつ操作を簡易に行なえる。
【0039】また、駆動モータ制御手段は、遠隔開閉ス
イッチからの指示を検出して識別するスイッチ識別部
と、回転位置検出手段からの検出信号に基づいてモータ
の回転位置を記憶するとともに、シャッタ類の巻き上げ
上限及び巻き下げ下限位置を記憶する記憶部と、スイッ
チ識別部において識別された遠隔開閉スイッチからの指
示に対応する動作信号を駆動モータ側に出力させるとと
もに、モータ運転時にそれらの上限あるいは下限位置に
対応する値と回転位置検出手段により検出された信号と
の値が一致した場合に駆動モータ側に停止信号を出力さ
せる制御部と、を備えた構成であるから、電動シャッタ
本体のケースユニット内に駆動モータとともに内蔵させ
てシャッタの上限、下限位置決め設定を確実に行なわせ
ることができる。
【0040】また、遠隔開閉スイッチによる指示は、多
くともシャッタ類の上昇、停止、下降の3つの操作ボタ
ンによる操作で行なわれる構成であるから、遠隔開閉ス
イッチの簡易操作性を実現し得る。
【0041】また、駆動モータ制御手段は、遠隔開閉ス
イッチからの操作指示の時間間隔を検出しその不操作状
態を検出する不操作検出部を含み、設定された時間以上
の操作指示がない場合に駆動モータの回転位置検出手段
に対する電源出力を断とさせる構成であるから、遠隔開
閉スイッチからの指示がないときにセンサやロータリエ
ンコーダ等の回転位置検出手段への電源供給を必要限度
の範囲で行なって電力コストを低減させ、かつ省エネル
ギーを実現させる。
【0042】また、ケースユニットには駆動モータ制御
手段に電源を供給する電源供給手段が内蔵され、該電源
供給手段は、交流電源に接続され直流電源を生成して駆
動モータ制御手段に直流電源を供給する定電圧電源部
と、交流電源と定電圧電源部との中間に介在して設けら
れた基準電位点を含み、交流電源の電源断を基準電位点
での電位変化により検出する電位変化検出部と、を有
し、前記駆動モータ制御手段は、電位変化検出部に接続
され該電位変化検出部からの電源断情報を受けた際の回
転位置検出手段からの駆動モータの回転位置情報を記憶
部に出力させる電源断位置検出部を備えた構成であるか
ら、停電時等においてもその際の回転軸の回転位置を記
憶し、電力供給再開時にすぐに停止位置から再開できて
電力源が断たれたときの復旧を円滑に行なえる。
【0043】また、交流電源と定電圧電源部に介在して
設けられ交流電源の電源出力停止時に残留電荷により定
電圧電源部に電力を供給する電荷保持手段を有する構成
であるから、駆動モータ制御部の記憶部をEEPROM
等の電気的に書き込み消去可能な記憶素子で構成して停
電時等に残留電荷により電源供給ができ、モータの上下
限位置決め処理及びそれによる駆動モータ制御をケース
ユニット内蔵型として具体的に実現し得る。
【0044】また、電位変化検出部は、交流電源と定電
圧電源部との中間に直列に設けられた第1、第2の整流
素子と、それらの整流素子の中間に接続され他端側がア
ース接続されたアース接続線に介在する直列接続された
2個の検出抵抗と、該中間接続点と第1の整流素子との
中間に接続された第1のコンデンサと、第2の整流素子
と定電圧電源部との中間に接続された第2のコンデンサ
と、を含み、基準電位点は2個の検出抵抗の中間に設定
され、電荷保持手段は、第2の整流素子と、第2の整流
素子と定電圧電源部との中間に接続された第2のコンデ
ンサと、を含む構成であるから、基準電位点を有する電
位変化検出部で電位変化発生を行なわせるとともに、該
電位変化検出部の内部の電荷保持部により残留電荷によ
る電源バックアップを行なわせ得る。
【0045】また、制御部からのモータ停止信号を受け
て駆動モータに対して電気制動指示信号を供給する電気
制動指示部と、該電気制動指示部の電気制動指示信号を
受けてモータ停止時に該モータの1次側接続を切り替え
る切替スイッチ部を備えた構成であるから、例えば通常
の電磁ブレーキ制動とともに、電気制動を行なって高精
度にモータ停止、すなわちシャッタ類の停止動作を行な
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電動シャッタ装置の要
部を断面したケースユニット部分の説明図である。
【図2】図1構成部分を詳細に示した拡大断面説明図で
ある。
【図3】実施形態の電動シャッタ装置の分解組付説明図
である。
【図4】実施形態の電動シャッタ装置のブロック構成図
である。
【図5】実施形態の電動シャッタ装置の動作を説明する
フローチャート図である。
【図6】実施形態の電動シャッタ装置のティーチングモ
ードの動作を説明するフローチャート図である。
【図7】実施形態の電動シャッタ装置の電源断時の電源
バックアップ構成を示すフローチャート図である。
【図8】従来の一例の電動シャッタ装置の一部省略要部
拡大説明図である。
【符号の説明】
10 電動シャッタ装置 12 ケースユニット 14 駆動モータ 16 駆動モータ制御部 18 遠隔開閉スイッチ 24 回転軸 26 回転位置検出部 30 筒ケース 32 シャッタ 60 スイッチ識別部 61 記憶部 63 電源断位置検出部 64 不操作検出部 65 主制御部 66 電気制動支持部 68 切替スイッチ部 Ref 基準電位点 101 定電圧電源部 110 電位変化検出部 111 第1のダイオード 112 第2のダイオード 113、114 検出抵抗 115 第1のコンデンサ 116 第2のコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 生二 福岡県筑紫野市大字永岡1021ー2 西邦電 機株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA01 BA04 CA01 CB10 CC08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉すべき空間の上端部分に支持され外
    面にシャッタ類を巻着させた筒ケースを含むケースユニ
    ットと、 ケースユニットに内蔵され筒ケースを回転駆動させてシ
    ャッタ類を巻き上げ、巻き下げさせる駆動モータと、 駆動モータの回転位置を検出する回転位置検出手段と、 ケースユニットに内蔵され回転位置検出手段からの回転
    位置情報を受けて駆動モータを電気的な制御により駆動
    制御させる制御手段であって、操作者の電気的な指示を
    検出して駆動モータを駆動させてシャッタ類の上下動並
    びに停止を行なわせるとともに、シャッタ類の巻き上げ
    上限並びに巻き下げ下限位置を設定しそれぞれの上限あ
    るいは下限位置で駆動モータを自動停止させる駆動モー
    タ制御手段と、 ケースユニットの外部に延長されたリード線を介して駆
    動モータ制御手段に電気的に接続され、駆動モータの上
    下動及び停止指示、並びにシャッタ類の巻き上げ上限及
    び巻き下げ下限位置を駆動モータ制御手段に指示する遠
    隔開閉スイッチと、を含む電動シャッタ装置。
  2. 【請求項2】 駆動モータ制御手段は、遠隔開閉スイッ
    チからの指示を検出して識別するスイッチ識別部と、 回転位置検出手段からの検出信号に基づいてモータの回
    転位置を記憶するとともに、シャッタ類の巻き上げ上限
    及び巻き下げ下限位置を記憶する記憶部と、 スイッチ識別部において識別された遠隔開閉スイッチか
    らの指示に対応する動作信号を駆動モータ側に出力させ
    るとともに、モータ運転時にそれらの上限あるいは下限
    位置に対応する値と回転位置検出手段により検出された
    信号との値が一致した場合に駆動モータ側に停止信号を
    出力させる制御部と、を備えた請求項1記載の電動シャ
    ッタ装置。
  3. 【請求項3】 遠隔開閉スイッチによる指示は、多くと
    もシャッタ類の上昇、停止、下降の3つの操作ボタンに
    よる操作で行なわれる請求項1または2記載の電動シャ
    ッタ装置。
  4. 【請求項4】 駆動モータ制御手段は、遠隔開閉スイッ
    チからの操作指示の時間間隔を検出しその不操作状態を
    検出する不操作検出部を含み、 設定された時間以上の操作指示がない場合に駆動モータ
    の回転位置検出手段に対する電源出力を断とさせる請求
    項1ないし3のいずれかに記載の電動シャッタ装置。
  5. 【請求項5】 ケースユニットには駆動モータ制御手段
    に電源を供給する電源供給手段が内蔵され、 該電源供給手段は、交流電源に接続され直流電源を生成
    して駆動モータ制御手段に直流電源を供給する定電圧電
    源部と、 交流電源と定電圧電源部との中間に介在して設けられた
    基準電位点を含み、交流電源の電源断を基準電位点での
    電位変化により検出する電位変化検出部と、を有し、 前記駆動モータ制御手段は、電位変化検出部に接続され
    該電位変化検出部からの電源断情報を受けた際の回転位
    置検出手段からの駆動モータの回転位置情報を記憶部に
    出力させる電源断位置検出部を備えた請求項1ないし4
    のいずれかに記載の電動シャッタ装置。
  6. 【請求項6】 交流電源と定電圧電源部に介在して設け
    られ交流電源の電源出力停止時に残留電荷により定電圧
    電源部に電力を供給する電荷保持手段を有する請求項5
    記載の電動シャッタ装置。
  7. 【請求項7】 電位変化検出部は、交流電源と定電圧電
    源部との中間に直列に設けられた第1、第2の整流素子
    と、それらの整流素子の中間に接続され他端側がアース
    接続されたアース接続線に介在する直列接続された2個
    の検出抵抗と、該中間接続点と第1の整流素子との中間
    に接続された第1のコンデンサと、第2の整流素子と定
    電圧電源部との中間に接続された第2のコンデンサと、
    を含み、基準電位点は2個の検出抵抗の中間に設定さ
    れ、 電荷保持手段は、第2の整流素子と、 第2の整流素子と定電圧電源部との中間に接続された第
    2のコンデンサと、を含む請求項6記載の電動シャッタ
    装置。
  8. 【請求項8】 制御部からのモータ停止信号を受けて駆
    動モータに対して電気制動指示信号を供給する電気制動
    指示部と、該電気制動指示部の電気制動指示信号を受け
    てモータ停止時に該モータの1次側接続を切り替える切
    替スイッチ部を備えた請求項1ないし7のいずれかに記
    載の電動シャッタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005282217A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Bunka Shutter Co Ltd 開閉装置
JP2011196045A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 電動日射遮蔽装置及び電動日射遮蔽装置の制御方法
KR101537304B1 (ko) * 2014-03-31 2015-07-16 (주)엠코피아 전기적 저항과 전력선통신을 이용한 dc/ac 모터 개폐위치 원격 감시 및 원격 제어방법 및 장치

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